JPH11180152A - ウエザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法および端末型成形部 - Google Patents

ウエザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法および端末型成形部

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Publication number
JPH11180152A
JPH11180152A JP9367369A JP36736997A JPH11180152A JP H11180152 A JPH11180152 A JP H11180152A JP 9367369 A JP9367369 A JP 9367369A JP 36736997 A JP36736997 A JP 36736997A JP H11180152 A JPH11180152 A JP H11180152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
core
terminal
weather strip
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP9367369A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Fujimura
佳男 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の端末型成形部における中芯取出し方法
では、スリットを形成する必要があるので、工数が増え
て生産性が低下し、外観の見栄えが低下し、さらにシー
ル性が低下するので、これを解決する。 【課題を解決するための手段】 ウエザーストリップ端
末型成形部21の中空シール部22の末端部に中芯30
を取出すための開口部23を形成すると共に、末端部に
開口部23を閉鎖する蓋片24をヒンジ片25を介して
一体型成形し、端末型成形部21の型成形完了後で開口
部23を蓋片24で閉鎖する前に、中芯30を開口部2
3から取出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、観音開きバック
ドア等に取付けられるウエザーストリップの端末型成形
部の中芯取出し方法および端末型成形部に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】 図1乃至図8を参考にして説明する。
図中に二等辺三角形の頂角から下した中線の一方を塗潰
した記号を使用しているが、これは塗潰し側が型成形部
を表わし、非塗潰し側が押出成形部を表わしている。従
来、先閉めバックドア11に取付けられるウエザースト
リップ20の端末型成形部21の成形方法においては、
中空シール部22の中空部を形成するために中芯30を
金型内に挿入した状態で未加硫ゴムを金型内に圧入して
型成形部を成形すると共に押出成形部の端部に結合す
る。そして、型成形完了後における中芯30の取出し
は、型成形部およびそれに結合される押出成形部端部の
筒壁に形成したスリット40から取出すこととしてい
る。29は芯金である。
【0003】しかし、この従来の中芯取り出し方法で
は、次のような問題が発生する。(a)スリット40を
型成形部のみならず押出成形部にも形成する必要がある
ので、それだけ工数が必要で生産性が低下する。(b)
スリット40が外観から目視されるので外観の見栄えが
低下する。(c)図8に示すように、ドア閉時にその圧
力でスリット40を有する中空シール部の部分が容易に
屈曲するので中空シール部22の弾性反発力が弱まりシ
ール性が低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、従来の端末型成形部における中芯取出し方法で
は、スリット40を形成する必要があるので、工数が増
えて生産性が低下し、外観の見栄えが低下し、さらにシ
ール性が低下することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 図1・図2および図9
乃至図14を参考にして説明する。第1の発明に係わる
ドア又はボデーのフランジ部11aに取付けられるウエ
ザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法は、ウエ
ザーストリップ端末型成形部21の中空シール部22の
末端部に中芯30を取出すための開口部23を形成する
と共に、末端部に開口部23を閉鎖する蓋片24をヒン
ジ片25を介して一体型成形し、端末型成形部21の型
成形完了後で開口部23を蓋片24で閉鎖する前に、中
芯30を開口部23から取出してなるものである。
【0006】第2の発明に係わるドア又はボデーのフラ
ンジ部11aに取付けられるウエザーストリップ端末型
成形部は、ウエザーストリップ端末型成形部21の中空
シール部22の末端部に中芯30を取出すための開口部
23を形成すると共に、中芯30を開口部23から取出
した後に開口部23を閉鎖する蓋片24を、末端部にヒ
ンジ片25を介して一体型成形してなるものである。
【0007】第3の発明に係わる端末型成形部21は、
第2の発明において、蓋片24に溝26を形成し中空シ
ール部22を撓み易くしてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】 まず、第1の発明のドア又はボ
デーのフランジ部11aに取付けられるウエザーストリ
ップ端末型成形部21の中芯取り出し方法の実施形態に
ついて説明する。図9乃至図13に示すように、中空シ
ール部22の末端部に中芯30を取出すための開口部2
3を形成すると共に、その末端部に開口部23を閉鎖す
る蓋片24をヒンジ片25を介して一体型成形した蓋片
24付き芯金29埋入端末型成形部21を金型内で型成
形した後、図13(ロ)に示すように、その開口部23
から中芯30を引張り出すようにして取出すものであ
る。なお、中芯30取出し後、図14に示すように、開
口部23を蓋片24で閉鎖する。
【0009】次に、第2の発明の蓋片付き端末型成形部
の実施形態について説明する。この蓋片付き端末型成形
部は、図1に示すような車両の先閉めバックドア11の
下端部に取付けられるものであり、先閉めバックドア1
1のフランジに取付けられる芯金29埋入U字状ウエル
ト部28と後閉めバックドア12に圧接してシール性を
発揮する中空シール部22とから構成される。そして、
その中空シール部22の末端部に中芯30を取出すため
の開口部23を形成すると共に、その末端部に肉細のヒ
ンジ片25を介して蓋片24を一体的に型成形してい
る。この蓋片24は、中芯30を開口部23から取出し
た後に、開口部23内に侵入あるいは開口部23を外側
から覆って閉鎖するものである。なお、閉鎖を確実なも
のとするために蓋片24を開口部23(末端部)に接着
剤で接着して固定する。
【0010】第3の発明に係わる蓋片付き端末型成形部
は、第2の発明における蓋片24に溝26を形成し中空
シール部22を撓み易くしている。本実施形態におい
て、この溝26は蓋片24の内面中央に水平方向に連続
的に形成されている。しかし、この溝26は本実施形態
に限定されるものではなく、中空シール部22の撓み変
形を阻害しない形態であれば良い。
【0011】また、本実施例では、観音開きの先閉めバ
ックドアに適用した例のみを示したが、観音開きの先閉
めサイドドアにも適用可能であるし、各種ドア開口部周
縁のボデー側にも適用可能である。
【0012】作用について説明する。第1の発明のウエ
ザーストリップ端末型成形部21の中芯30取り出し方
法においては、中芯30を末端部に形成した開口部23
から取出すこととしているので、(a)型成形部のみな
らず押出成形部にもスリット40を形成する必要がな
く、よって工数が減少して生産性が向上し、(b)スリ
ット40が外観視されることがないので外観の見栄えが
向上し、(c)ドア閉時にスリット40が容易に湾曲す
るといったことがないのでシール性が向上する。
【0013】第2の発明の蓋片付き端末型成形部は、上
記と同様の作用を発揮すると共に、開口部23をその蓋
片24で閉鎖することとしているので、中空シール部2
2の開口部23から侵入し得る高圧洗車等による水や埃
の侵入を未然に防止することができる。なお、蓋片24
で開口部23を閉鎖し接着剤等で固定するので、水や埃
の侵入を、より未然に防ぐことができる。
【0014】第3の発明の蓋片24付き端末型成形部2
1は、蓋片24に溝26を形成しているので、後閉めド
ア12閉時における中空シール部22の撓み変形を阻害
することなく容易に達成させることができ、中空シール
部22のシール性が優れたものとなる。
【0015】
【発明の効果】 第1の発明は、中芯30を末端部に形
成した開口部23から取出すこととしているので、工数
が減少して生産性が向上し、外観の見栄えが向上し、さ
らにシール性が向上する。第2の発明は、第1の発明に
記載の発明の効果の他に、高圧洗車等による水や埃の侵
入を未然に防止することができる。第3の記載の発明
は、中空シール部22のシール性を優れたものとするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るウエザーストリップ端末型成形
部が取付けられる観音開きバックドアを備えた自動車の
斜視図である。
【図2】 バックドアを閉じた状態における一部の水平
切断平面図である。
【図3】 従来の端末型成形部を示すもので、(イ)は
正面図、(ロ)は切断端面図である。
【図4】 図3と同じ従来の端末型成形部を示すもの
で、(イ)は側面図、(ロ)は切断端面図である。
【図5】 図3と同じ従来の端末型成形部の底面図であ
る。
【図6】 図4におけるA−A断面図である。
【図7】 図3におけるB−B断面図である。
【図8】 図3に示す従来の端末型成形部に後閉めドア
閉時の荷重が負荷した状態を示す断面図である。
【図9】 本発明に係るウエザーストリップ端末型成形
部の一実施形態において、蓋片を開いた状態を示す斜視
図である。
【図10】 図9に示す本発明の蓋片を示す側面図であ
る。
【図11】 図9に示す本発明端末型成形部の一実施形
態で、(イ)は正面図、(ロ)は切断端面図である。
【図12】 図9に示す本発明端末型成形部の一実施形
態で、(イ)は側面図、(ロ)は切断端面図である。
【図13】 図9に示す本発明端末型成形部の一実施形
態において蓋片を開いた状態を示すもので、(イ)は底
面図、(ロ)は側面図である。
【図14】 図9に示す本発明端末型成形部の一実施形
態において蓋片を閉じた状態を示すもので、(イ)は底
面図、(ロ)は側面図である。
【符号の説明】
10 ボディ 11 先閉めバックドア 11a フランジ部 12 後閉めバックドア 20 ウエザーストリップ 21 端末型成形部 22 中空シール部 23 開口部 24 蓋片 25 ヒンジ片 26 溝 28 ウエルト部 29 芯金 30 中芯 40 スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア又はボデーのフランジ部に取付けら
    れるウエザーストリップ端末型成形部(21)の中空シ
    ール部(22)の末端部に中芯(30)を取出すための
    開口部(23)を形成すると共に、末端部に開口部(2
    3)を閉鎖する蓋片(24)をヒンジ片(25)を介し
    て一体型成形し、端末型成形部(21)の型成形完了後
    で開口部(23)を蓋片(24)で閉鎖する前に、中芯
    (30)を開口部(23)から取出してなるウエザース
    トリップ端末型成形部の中芯取出し方法。
  2. 【請求項2】 ドア又はボデーのフランジ部に取付けら
    れる端末型成形部(21)の中空シール部(22)の末
    端部に中芯(30)を取出すための開口部(23)を形
    成すると共に、中芯(30)を開口部(23)から取出
    した後に開口部(23)を閉鎖する蓋片(24)を、末
    端部にヒンジ片(25)を介して一体型成形してなるウ
    エザーストリップ端末型成形部。
  3. 【請求項3】 蓋片(24)に溝(26)を形成し中空
    シール部(22)を撓み易くしてなる請求項2に記載の
    ウエザーストリップ端末型成形部。
JP9367369A 1997-12-24 1997-12-24 ウエザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法および端末型成形部 Pending JPH11180152A (ja)

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JP9367369A JPH11180152A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 ウエザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法および端末型成形部

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JP9367369A JPH11180152A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 ウエザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法および端末型成形部

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JPH11180152A true JPH11180152A (ja) 1999-07-06

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JP9367369A Pending JPH11180152A (ja) 1997-12-24 1997-12-24 ウエザーストリップ端末型成形部の中芯取出し方法および端末型成形部

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JP (1) JPH11180152A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182161A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nishikawa Rubber Co Ltd センサープロテクター
JP2013036858A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Asmo Co Ltd 異物検知装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007182161A (ja) * 2006-01-10 2007-07-19 Nishikawa Rubber Co Ltd センサープロテクター
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