JPH0752585A

JPH0752585A - グリーティングカード

Info

Publication number: JPH0752585A
Application number: JP21902193A
Authority: JP
Inventors: Midori Morita; みどり森田
Original assignee: Konica Minolta Inc
Current assignee: Konica Minolta Inc
Priority date: 1993-08-11
Filing date: 1993-08-11
Publication date: 1995-02-28

Abstract

(57)【要約】【目的】印画紙を用いることで安価で品質が一定水準
であり、しかも種々の画像入りのオリジナルなグリーテ
ィングカードを提供する。【構成】グリーティングカード１は、印画紙３、又は
印画紙３と普通紙７を一体化させることによって記録体
２が作成され、この記録体２は少なくとも画像５及び文
字４を有すると共に、この画像５及び文字４を有する面
を内側にして折り畳み可能である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、結婚式、受賞式、記
念式等の招待状、さらには出産や引っ越し等の各種挨拶
状、各種催しもの等の案内状として用いられるグリーテ
ィングカードに関する。

【０００２】

【従来の技術】現在用いられているグリーティングカー
ドは、例えばはがき大の大きさの普通紙に挨拶文や差出
人の住所・氏名等の文字を印刷したものがある。このよ
うに、グリーティングカードは挨拶文や差出人の住所・
氏名等の文字のみで構成されていることが多く、普通紙
にはオリジナルな画像を取り込みにくく、画一的な印象
を与えている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】例えば、オリジナルな
文章や画像を取り込んだものを個人が作成するには手書
きか、個別に注文する印刷、または簡易な孔版印刷とい
う手段に依らざるをえない。ところで、手書きでは大量
生産や品質安定化は困難であり、作成に大変な手間がか
かる。また、個別印刷では文字のみであるため、単調で
あり、オリジナル品作成時の最も大きな目的のひとつで
ある差出人の個性が伝わりにくい。

【０００４】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、印画紙を用いることで安価で品質が一定水準であ
り、しかも種々の画像入りのオリジナルなグリーティン
グカードを提供することを目的としている。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載のグリーティングカードは、印画紙、
又は印画紙と普通紙を一体化させることによって記録体
が作成され、この記録体は少なくとも画像及び文字を有
すると共に、この画像及び文字を有する面を内側にして
折り畳み可能であることを特徴としている。

【０００６】また、請求項２記載のグリーティングカー
ドは、印画紙、又は印画紙と普通紙を一体化させること
によって記録体が作成され、この記録体は少なくとも画
像及び文字を有すると共に、この画像及び文字を有する
面を内側にして折り畳み可能であり、さらに前記記録体
を折り畳み可能な台紙と一体化させ、この台紙により記
録体を内側にして折り畳むように構成したことを特徴と
している。

【０００７】

【作用】この請求項１記載の発明では、グリーティング
カードの記録体が印画紙、又は印画紙と普通紙を一体化
させることによって作成され、この記録体は少なくとも
画像及び文字を有しており、この画像及び文字を有する
面を内側にして折り畳み可能である。このように、記録
体に印画紙を用いることで、オリジナルな文章や画像を
取り込むことができ、安価で品質が一定水準であり、し
かも種々の画像入りのオリジナルなグリーティングカー
ドを得ることができる。

【０００８】また、請求項２記載の発明では、グリーテ
ィングカードの記録体が折り畳み可能な台紙と一体化さ
れており、台紙により記録体を内側にして折り畳むこと
ができる。また、台紙で記録体を装飾したり、さらに記
録体を保護して記録体が汚れたり、傷がつくことが防止
される。

【０００９】

【実施例】以下、この発明のグリーティングカードの実
施例を図面に基づいて詳細に説明するが、この発明はこ
れら実施例にのみ限定されないことはいうまでもない。
図１及び図２はグリーティングカードの第１実施例を示
し、図１はグリーティングカードの斜視図、図２は図１
のII-II線に沿う断面図である。

【００１０】このグリーティングカード１は、記録体２
が印画紙３によって作成され、この記録体２の印画紙３
は、挨拶文や差出人の住所・氏名等の文字４、差出人の
写真等の画像５、イラスト６等を有している。このグリ
ーティングカード１は、記録体２が文字４、画像５、イ
ラスト６等を有する面を内側にして上下方向に２つ折り
に折り畳み可能である。このように、グリーティングカ
ード１は、記録体２に印画紙３を用いることで、オリジ
ナルな文章や画像、さらにはイラストを取り込むことが
でき、しかも安価で品質が一定水準であり、しかも差出
人の写真等の画像５、イラスト６等の種々の画像入りの
オリジナルなものを簡単に得ることができる。

【００１１】図３及び図４はグリーティングカードの第
２実施例を示し、図３はグリーティングカードの斜視
図、図４は図３のIV-IV線に沿う断面図である。このグ
リーティングカード１は、記録体２が印画紙３と普通紙
７を全面貼り合わせて一体化させることによって作成さ
れる。また、記録体２は普通紙７の上に印画紙３を一部
貼り合わせて一体化させることによって作成してもよ
い。このグリーティングカード１は記録体２の印画紙３
が挨拶文や差出人の住所・氏名等の文字４、差出人の写
真等の画像５、イラスト６等を有しており、記録体２の
文字４、画像５、イラスト６等を有する面を内側にして
上下方向に２つ折りに折り畳み可能である。

【００１２】図５及び図６はグリーティングカードの第
３実施例を示し、図５はグリーティングカードの斜視
図、図６は図５のVI-VI線に沿う断面図である。このグ
リーティングカード１は、記録体２が写真等の画像５に
対応する部分７ａをくりぬいた普通紙７に印画紙３を裏
から全面または一部張り合わせて一体化させることによ
って作成され、この第３実施例は印画紙３を一部貼り合
わせたものを示す。この記録体２は印画紙３に画像５を
有し、普通紙７に文字４、イラスト６等を有している。
このグリーティングカード１は記録体２の文字４、画像
５、イラスト６等を有する面を内側にして左右方向に２
つ折りに折り畳み可能である。

【００１３】図７及び図８はグリーティングカードの第
４実施例を示し、図７はグリーティングカードの斜視
図、図８は図７のVIII-VIII線に沿う断面図である。こ
のグリーティングカード１は、記録体２が普通紙７の上
に所定形状の印画紙３を全面または一部張り合わせて一
体化させることによって作成され、この第４実施例は印
画紙３を一部貼り合わせたものを示す。この記録体２は
印画紙３に画像５を有し、普通紙７に文字４、イラスト
６等を有している。このグリーティングカード１は記録
体２の文字４、画像５、イラスト６等を有する面を内側
にして左右方向に２つ折りに折り畳み可能である。

【００１４】図９及び図１０はグリーティングカードの
第５実施例を示し、図９はグリーティングカードの斜視
図、図１０は図９のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。この
グリーティングカード１は、第１実施例に示すように印
画紙３で構成される記録体２を折り畳み可能な単数の台
紙８と重ね合わせて、この記録体２を紐またはリボン等
の保持部材９により台紙８と一体化させ、この台紙８に
より記録体２を内側にして折り畳むように構成してい
る。この台紙８は、折り畳んで外側となる部分に、文
字、イラスト等を設けてもよい。このように、グリーテ
ィングカード１の記録体２は折り畳み可能な台紙８と一
体化されており、台紙８により記録体２を内側にして折
り畳むことができる。そして、この台紙８で記録体２を
装飾したり、さらに記録体２を保護して記録体２が汚れ
たり、傷がつくことを防止する機能も果たす。

【００１５】図１１及び図１２はグリーティングカード
の第６実施例を示し、図１１はグリーティングカードの
斜視図、図１２は図１１のXII-XII線に沿う断面図であ
る。このグリーティングカード１は、第１実施例に示す
ように印画紙３で構成される記録体２を折り畳み可能な
複数の台紙８，１０と重ね合わせて、この記録体２を紐
またはリボン等の保持部材９により台紙８，１０と一体
化させ、この台紙８，１０により記録体２を内側にして
折り畳むように構成している。この台紙８は、折り畳ん
で外側となる部分に、文字、イラスト等を設けてもよ
い。また、内側の台紙１０は例えば和紙などの薄紙で作
成されてもよく、また色彩を付けて記録体２を装飾する
ようにしてもよい。

【００１６】図１３及び図１４はグリーティングカード
の第７実施例を示し、図１３はグリーティングカードの
斜視図、図１４は図１３のXIV-XIV線に沿う断面図であ
る。このグリーティングカード１は、第１実施例に示す
ように印画紙３で構成される記録体２を折り畳み可能な
複数の台紙８と重ね合わせて全面または一部の貼り合わ
せにより一体化させ、この台紙８により記録体２を内側
にして折り畳むように構成している。

【００１７】このように、グリーティングカード１の挨
拶文等の文字４、画像５及びイラスト６等のある記録体
２は、全面印画紙３でも印画紙３と普通紙７の組み合わ
せでもよい。また、印画紙３と普通紙７の組み合わせの
場合には、普通紙７の上に印画紙３を貼る、印画紙３の
上に窓のある普通紙７を貼る等のものでもよい。

【００１８】また、グリーティングカード１は、挨拶文
等の文字４、画像５及びイラスト６等のある記録体２
と、単数の台紙８または複数の台紙８，１０との一体化
の手段には、一部または全部を貼り合わせてもよいし、
紐またはリボンなどで一体化してもよい。また、記録体
２と、単数の台紙８または複数の台紙８，１０とは、単
に重ね合わせてもよいし、台紙の両端などを内側の折り
込む等してもよい。貼り合わせの手段としては、接着
剤、両面テープなどがあげられる。

【００１９】さらに、記録体２の文字４の大きさ及び書
体、さらには縦書き、横書き、位置等共に、自由に変更
でき、文字４の大きさは例えば８〜１２ポイントが適当
である。また、画像５、イラスト６の位置及び大きさも
共に自由に変更できる。

【００２０】このようにして、グリーティングカード１
は記録体２に印画紙３を用いることで、オリジナルな文
章や画像を取り込むことができ、安価で品質が一定水準
であり、しかも種々の画像入りのオリジナルなものとな
る。

【００２１】図１５乃至図２２はグリーティングカード
の大きさ及び折り畳みの態様を示している。図１５のグ
リーティングカードの記録体２は上下方向に２つ折りに
折り畳み可能であり、はがきサイズの２倍程度の大きさ
になっている。図１６のグリーティングカード１の記録
体２は上下方向に３つ折りに折り畳み可能であり、はが
きサイズの３倍程度の大きさになっている。図１７のグ
リーティングカード１の記録体２は左右方向に２つ折り
に折り畳み可能であり、はがきサイズの２倍程度の大き
さになっている。図１８のグリーティングカード１の記
録体２は左右方向に３つ折りに折り畳み可能であり、は
がきサイズの３倍程度の大きさになっている。図１９の
グリーティングカード１の記録体２は左右方向に２つ折
りに折り畳み可能であり、はがきサイズの２倍程度の大
きさになっている。図２０のグリーティングカード１の
記録体２は左右方向に３つ折りに折り畳み可能であり、
はがきサイズの３倍程度の大きさになっている。図２１
のグリーティングカード１の記録体２は左右方向に２つ
折りに折り畳み可能であり、はがきサイズの２．５倍程
度の大きさになっている。図２２のグリーティングカー
ド１の記録体２は上下方向に２つ折りに折り畳み可能で
あり、はがきサイズの２．５倍程度の大きさになってい
る。

【００２２】このように、グリーティングカード１の記
録体２は、挨拶文等のある面の大きさがはがきサイズの
２倍程度またはそれ以上であり、情報量の多い画像入り
オリジナルグリーティングカード１を簡便な方法で消費
者が入手できる。そして、台紙８，１０の大きさには特
に制限がないが、記録体２と同じまたはやや大きいもの
が記録体２を保護する点で好ましい。

【００２３】図２３はグリーティングカードの記録体と
して用いられる印画紙の層構成を示す断面図である。こ
のグリーティングカードの記録体２として用いられる印
画紙３は、乳剤層２０、下引き２１、支持体２２及び帯
電防止書込層２３から構成され、支持体２２は白色ＰＥ
層２４、原紙２５、透明ＰＥ層２６から構成されてい
る。この印画紙３の支持体２２は、厚さが１３６±１０
μｍ、重さ１３６±６ｇ／ｍ²、剛度は縦２．０〜４．
５ｇ・ｃｍ、横１．０〜３．０ｇ・ｃｍのものが用いら
れ、より好ましくは厚さが１３６±６μｍ、重さ１３６
±６ｇ／ｍ²、剛度は縦２．５〜４．０ｇ・ｃｍ、横
１．５〜２．５ｇ・ｃｍのものが用いられ、通常の印画
紙より薄い為、印画紙３を容易に折り畳むことができ、
しかも折り畳んでもしわになり難く、見た目にも美し
く、画像を傷付けることがない等の利点がある。

【００２４】また、印画紙の支持体としては、どのよう
な材質を用いてもよく、白色顔料含有ポリエチレン被覆
紙、バライタ紙、塩化ビニルシート、白色顔料を含有し
たポリプロピレン、ポリエチレンテレタレート支持体等
を用いることができる。中でも白色顔料を含有するポリ
オレフィン樹脂層を表面に有する支持体が好ましい。

【００２５】支持体に用いられる白色顔料としては、無
機及び／又は有機の白色顔料を用いることができ、好ま
しくは無機の白色顔料が用いられる。例えば硫酸バリウ
ム等のアルカリ土類金属の硫酸塩、炭酸カルシウム等の
アルカリ土類金属の炭酸塩、微粉珪酸、合成珪酸塩等の
シリカ類、珪酸カルシウム、アルミナ、アルミナ水和
物、酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、クレイ等が挙げら
れるが、好ましくは硫酸バリウム、酸化チタンである。
白色顔料は水酸化アルミニウムやアルコール、界面活性
剤等で表面処理されていてもよい。

【００２６】支持体の表面の耐水性樹脂樹層中に含有さ
れる白色顔料の量は、耐水性樹脂層中での含有量として
１０重量％以上であることが好ましく、更には１３重量
％以上であることが好ましく、１５重量％以上がより好
ましい。紙支持体の耐水性樹脂層中の白色顔料の分散度
は、特開平２−２８６４０号公報に記載の方法で測定す
ることができる。この方法で測定した時に、白色顔料の
分散度が前記公報に記載の変動係数として０．２０以下
であることが好ましく、０．１５以下であることがより
好ましく、０．１０以下であることが更に好ましい。紙
支持体の表面はより平滑であることが好ましく、中心平
均粗さ（ＳＲａ）が１．０μｍ以下であることが好まし
い。中心線平均粗さＲａの算出法はＪＩＳＢ０６０
１［１９８２年］に記載の式により算出する。

【００２７】支持体に用いられる原紙は一般的に用いら
れる材料から選ばれる。すなわち、硫酸法晒針葉樹パル
プ（ＮＢＫＰ）、硫醗法晒広葉樹パルプ（ＬＢＫＰ）、
亜硫酸法晒針葉樹パルプ（ＮＢＳＰ）、亜硫酸法晒広葉
樹パルプ（ＬＢＳＰ）等の天然パルプを１種又は２種以
上組み合わせて使用してもよい。組み合わせ使用する場
合の望ましいパルプの配合率は、広葉樹パルプ／針葉樹
パルプの比が９５／５〜６０／４０である。

【００２８】原紙に以下に示す各種添加剤を添加し、耐
水性等の紙力を増強させるのがよい。例えばサイズ剤と
しては、アルキルケテンダイマー脂肪酸塩、ロジン、マ
レイン化ロジン、アルケニル琥珀酸塩、アルキル琥珀酸
塩及び多糖類等が用いられるが、好ましくはアルキルケ
テンダイマー脂肪酸塩が好ましく用いられる。これらは
パルプ当たり０．２〜２％用いるのが好ましい。乾燥紙
力増強剤としては、カチオン化澱粉、カチオン化ポリア
クリルアミド、アニオン化ポリアクリルアミド、カルボ
キシ変性ポリビニルアルコール等が用いられるが、好ま
しくはカチオン化澱粉、アニオン化ポリアクリルアミド
である。また、湿潤紙力増強剤としては、メラミン樹
脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂等が用いられ
るが、好ましくはエポキシ化ポリアミド樹脂である。ま
た、―般的に、パルプ表面に水溶性高分子添加剤を含有
する液で表面をタブサイズ又はサイズプレスされる。こ
の水溶性高分子としては、カチオン化澱粉、ポリビニル
アルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリルアミ
ド、ゼラチン等が用いられるが、好ましくはカチオン化
澱粉及びポリビニルアルコールである。

【００２９】カブリ防止剤としては、特開昭５５−ｌ０
３５４９号公報に記載の水溶性沃素化合物、同５６−４
３６３７号公報に記載のマグネシウム、カルシウムある
いは亜鉛の弱酸塩又は酸化物、特開昭５６−９７３４３
号公報に記載の分子量１５０以下の尿素化合物、特開平
５−１９４０５号公報に記載のマグネシウム化合物等が
用いられる。これらの化合物の内、好ましくは水酸化マ
グネシウム、酸化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化
亜鉛であり、パルプに対し０．ｌ〜ｌ０重量％用いられ
る。また、無機電解質として、食塩、芒硝などが用いら
れるの好ましくは食塩である。吸湿性物質としてグルセ
リン、ポリエチレングリコールなどが、ｐＨ調整剤とし
て硫酸、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム等が用いら
れ、その他、染料（青色染料、群青が好ましい）、蛍光
増白剤、帯電防止剤、消泡剤等の添加剤が組み合わせて
用いられる。パルプは適度に砕かれた後、必要に応じて
前記添加剤を含有させたパルプスラリーとなり、長網抄
紙機等の抄紙機により抄紙して乾燥及びスーパーカレン
ダー処理される。この乾燥の前又は後で表面サイズ処理
が行われる。

【００３０】支持体は、前記のようにして得た原紙の両
面にポリオレフィン樹脂を被覆したものが好ましい。こ
のポリオレフィン樹脂としては、例えばポリエチレン、
ポリプロピレン等のα−オレフィンの単独重合体及びこ
れら各重合体の混合物であり、特に好ましいポリオレフ
ィンは、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン又は
それらの混合物である。これらのポリオレフィンの分子
量が特は制限はないが、一般的には２万〜２０万の範囲
にあるポリオレフィンが用いられる。ポリオレフィン樹
脂被覆層の厚さについても特に制限はなく、通常は約１
５〜５０μｍの厚さである。支持体が紙支持体である場
合、種々の形態の支持体を使用することができるが、例
えば支持体の厚さが８０〜１８０μｍの薄手原紙、実開
平２−１１９６４８号公報等に記載の剥離接着型及び厚
手原紙も用いることができる。また、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート等の支持体を用いた場合、
透明、半透明、不透明の各タイプに白色顔料塗布量の調
整等により製造することもできる。また、支持体の酸素
透過率は２．０ｃｃ／ｍ²・ｈｒ・ａｔｍ以下であるこ
とが好ましい。

【００３１】

【発明の効果】前記したように、請求項１記載の発明
は、グリーティングカードの記録体が印画紙、又は印画
紙と普通紙を一体化させることによって作成され、この
記録体は少なくとも画像及び文字を有し、この画像及び
文字を有する面を内側にして折り畳み可能であり、記録
体に印画紙を用いることで、オリジナルな文章や画像を
取り込むことができ、安価で品質が一定水準であり、し
かも種々の画像入りのオリジナルなグリーティングカー
ドを得ることができる。

【００３２】また、請求項２記載の発明は、グリーティ
ングカードの記録体が折り畳み可能な台紙と一体化さ
れ、台紙により記録体を内側にして折り畳むことがで
き、しかも台紙で記録体を装飾したり、さらに記録体を
保護して記録体が汚れたり、傷がつくことを防止でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】第１実施例を示すグリーティングカードの斜視
図である。

【図２】図１のII-II線に沿う断面図である。

【図３】第２実施例を示すグリーティングカードの斜視
図である。

【図４】図３のIV-IV線に沿う断面図である。

【図５】第３実施例を示すグリーティングカードの斜視
図である。

【図６】図５のVI-VI線に沿う断面図である。

【図７】第４実施例を示すグリーティングカードの斜視
図である。

【図８】図７のVIII-VIII線に沿う断面図である。

【図９】第５実施例を示すグリーティングカードの斜視
図である。

【図１０】図９のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。

【図１１】第６実施例を示すグリーティングカードの斜
視図である。

【図１２】図１１のXII-XII線に沿う断面図である。

【図１３】第７実施例を示すグリーティングカードの斜
視図である。

【図１４】図１３のXIV-XIV線に沿う断面図である。

【図１５】上下方向に２つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの２倍程度の大きさのグリーティングカードを示
す図である。

【図１６】上下方向に３つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの３倍程度の大きさのグリーティングカードを示
す図である。

【図１７】左右方向に２つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの２倍程度の大きさのグリーティングカードを示
す図である。

【図１８】左右方向に３つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの３倍程度の大きさのグリーティングカードを示
す図である。

【図１９】左右方向に２つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの２倍程度の大きさのグリーティングカードを示
す図である。

【図２０】左右方向に３つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの３倍程度の大きさのグリーティングカードを示
す図である。

【図２１】左右方向に２つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの２．５倍程度の大きさのグリーティングカード
を示す図である。

【図２２】上下方向に２つ折りに折り畳み可能ではがき
サイズの２．５倍程度の大きさのグリーティングカード
を示す図である。

【図２３】グリーティングカードの記録体として用いら
れる印画紙の層構成を示す断面図である。

【符号の説明】

１グリーティングカード２記録体３印画紙４文字５画像７普通紙

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】印画紙、又は印画紙と普通紙を一体化さ
せることによって記録体が作成され、この記録体は少な
くとも画像及び文字を有すると共に、この画像及び文字
を有する面を内側にして折り畳み可能であることを特徴
とするグリーティングカード。
【請求項２】印画紙、又は印画紙と普通紙を一体化さ
せることによって記録体が作成され、この記録体は少な
くとも画像及び文字を有すると共に、この画像及び文字
を有する面を内側にして折り畳み可能であり、さらに前
記記録体を折り畳み可能な台紙と一体化させ、この台紙
により記録体を内側にして折り畳むように構成したこと
を特徴とするグリーティングカード。