JPH0752379Y2 - 内燃機関点火用配電器 - Google Patents

内燃機関点火用配電器

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JPH0752379Y2
JPH0752379Y2 JP1989029152U JP2915289U JPH0752379Y2 JP H0752379 Y2 JPH0752379 Y2 JP H0752379Y2 JP 1989029152 U JP1989029152 U JP 1989029152U JP 2915289 U JP2915289 U JP 2915289U JP H0752379 Y2 JPH0752379 Y2 JP H0752379Y2
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JP
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housing
internal combustion
combustion engine
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distributor
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治之 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は内燃機関点火用配電器に関するものである。
〔従来の技術〕 第3図及び第4図は例えば「改定版自動車用電装品の構
造」(全国自動車整備専門学校協会編、昭和63年3月30
日、改定第1刷、(株)山海堂発行)に示された従来の
内燃機関点火用配電器の要部を示す断面図である。ハウ
ジング(1)には、内燃機関(図示省略)の回転に同期
して回転するシャフト(2)が挿通され、軸受(3)を
介して上記ハウジング(1)に回動自在に支承されてい
る。ハウジング(1)にはバキュームコントローラ
(4)が付設されており、このバキュームコントローラ
(4)はハウジング(1)内に回動自在に支承されたブ
レーカプレート(5)を回動する。上記シャフト(2)
によって駆動されるガバナウエイト(6)は、上記シャ
フト(2)と同軸に回転するタイミングロータ(7)お
よび配電ロータ(8)のシャフト(2)に対する相対角
度をシャフト(2)の回転速度に応じて変化させる。ブ
レーカプレート(5)にはタイミングロータ(7)と対
向する位置にマグネット(91)及びピックアップコイル
(92)からなる電気装置(9)が設けられている。ピッ
クアップコイル(92)の出力信号は、一端部が端子部
(93)に電気的に接続された可撓性導体(11)からな
り、他端部がコネクタ部(12)からなる導出手段(10)
によってハウジング(1)の外部に取り出される。
上記構成において、内燃機関の回転によりシャフト
(1)が回転すると、磁性材料からなるタイミングロー
タ(7)も回転する。このタイミングロータ(7)の外
周面は回転方向に所定の凹凸状に形成されており、その
凸部が磁束ガイド(94)の先端部と対向したときに磁束
ガイド(94)を通る磁束が最も大きくなり、凹部が対向
したときには磁束ガイド(94)を通る磁束は最も小さく
なる。従って磁束ガイド(94)に巻回されたピックアッ
プコイル(92)には、磁束ガイド(94)を通る磁束に応
じた電圧が発生する。この発生電圧は導出手段(10)に
よりハウジング(1)の外部に取り出され、図示を省略
しているイグナイタなどの外部回路により点火コイルの
一次電流を制御する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように構成された従来の内燃機関点火用配電器
は、導出手段(10)として可撓性導体(11)を用いてい
たので、ハウジング(1)内で、位置が定まりにくく、
このため他部品との干渉によるき裂、断線などを生じる
ことがあり、また部品点数が多く、組立作業時にリード
線の張り回しに手間がかかるなどの問題点があった。
この考案は上記のような課題を解消するためになされた
もので、組立が簡単であり、しかもき裂や断線の事故が
ほとんどない信頼性の高い内燃機関点火用配電器を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る内燃機関点火用配電器は、導出手段とし
て、一端部、中間部およびハウジングに対する貫通部に
配設されたコネクト部を形成した他端部に至るまでモー
ルド成型により一体的に形成したものを用いるように構
成したものである。
〔作用〕
本考案における導出手段は、コネクタ部をハウジングに
対する貫通部に形成すると共にコネクタ部より電気装置
の端子部に至る部分をモールド成型により一体的に形成
したことにより、全体がリジッドであり、組立を簡単化
すると共に他部品との干渉をなくす。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第1
図は配電キャップを外した状態を示す平面図、第2図は
第1図に示す実施例の要部のみを概略的に示す側面断面
図である。この実施例ではハウジング(1)内にマグネ
ット(図示省略)、ピックアップコイル(92A)等を有
する磁気式の回転角度検出装置からなる第1の電気装置
(9A)の他、イグナイタからなる第2の電気装置(9
B)、及びイグニションコイルからなる第3の電気装置
(9C)を内蔵している。ピックアップコイル(92A)の
出力端子(93A)はイグナイタ(9B)の入力端子(95B)
に電気的に接続されている。そして、導出手段(10)は
一端部がイグナイタ(9B)の端子部(93B)に対する接
続部(13B)を形成し、他の一端部がイグニションコイ
ル(9C)の端子部(93C)に対する接続部(13C)を形成
し、他端部はハウジング(1)の貫通部(1a)に係止さ
れたコネクタ(12)を形成し、これら一端部と他端部の
間はモールド成型により形成されたモールド被覆(14)
によって一体的に形成されている。尚上記貫通部(1a)
はハウジング(1)と配電キャップ(20)との嵌合部に
設けた凹部からなっており、組立時に導出手段(10)を
第2図の上方から下方向へはめ込むだけで、コネクタ部
(12)の貫通部(1a)への嵌合、イグニションコイル
(9C)の端子部(93C)に対する接続部(13C)の嵌合、
及びイグナイタ(9B)の端子部(93B)に対する接続部
(13B)の位置決めができる。この後、接続部(13B)は
ビス等の固定手段によって端子部(93B)に固定され
る。又、イグニションコイル(9C)の端子部(93C)と
接続部(13C)とはばねアクションによる嵌合によって
接続されている。さらに導出手段(10)の内部では導体
が適宜接続または分岐されていることは言うまでもな
い。その他の符号は上記従来装置と同様であるから説明
を省略する。
上記構成の説明から明らかなように、この考案の実施例
においては組立時に、接続部(13C)と端子部(93C)と
を嵌合させながら導出手段(10)を貫通部(1a)にはめ
込むのみで、端子部(93B)と接続部(13B)との位置は
言わば自動的に合致させることができ、後は接続部(13
B)と端子部(93B)とをビス等の固定手段で固定すれば
取付、接続が完了する。従って組立が容易であり、組立
の自動化もできるという利点がある。また、コネクタ部
(12)と端子部(93B)及び(93C)との間を結線する導
体はモールド被覆(14)によりリジッドに構成されてい
るため振動等に強く、他部品と干渉することもないた
め、き裂、断線といった事故を防ぐことができ、信頼性
の高い配電器を提供することができる。
なお、上記実施例ではハウジング(1)内に回転検出装
置、イグナイタ、及びイグニションコイルからなる3つ
の電気装置(9A)(9B)(9C)を収容したものについて
説明したがこれに限定されるものではなく、電気装置を
任意の1つ以上収容したものであれば上記実施例と同様
の効果を期待することができる。従って、上記導出手段
(10)は必ずしも2つの接続部(13B)(13C)を有する
ものである必要はなく、接続部が1つ又は3つ以上のも
のであってもよい。また、貫通部(1a)はハウジング
(1)に設けた凹部によって形成したが、凹部はハウジ
ング(1)と配電キャップ(20)の双方に設けてもよ
い。さらに回転角度検出装置の種類、進角装置の種類、
バキュームコントローラの有無などはこの考案とは直接
関係がなく、所望により適宜変更し得るものであること
は言うまでもない。要するに、上記実施例はこの考案の
理解を容易にするために示した一例に過ぎず、この考案
の精神の範囲内で他の種々の変形や変更が可能であるこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、導出手段として、一端
部、中間部およびハウジングに対する貫通部に配設され
たコネクト部を形成した他端部に至るまでモールド成型
により一体的に形成したものを用いるように構成したこ
とにより、リード線の引き回し作業が不要で他部品との
干渉がなく、き裂や断線事故がなく、しかも製造が容易
で信頼性の高い配電器が得られるという効果がある。ま
た、導出手段の一端部および中間部でそれぞれ電気的に
接続される電気装置は既設の電気装置であり、導出手段
に合わせて電気装置を製造する必要性もないという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による内燃機関点火用配電器
の配電キャップを取り外した状態を示す平面図、第2図
は前記実施例の要部を示す側面断面図、第3図は従来装
置の要部を示す平面図、第4図は第3図の側面断面図で
ある。 図において、(1)はハウジング、(1a)は貫通部、
(2)は配電ロータである。(9A)、(9B)、及び(9
C)はそれぞれ第1、第2、及び第3の電気装置、(93
B)(93C)は端子部、(10)は導出手段、(12)はコネ
クタ部、(13B)(13C)は接続部、(14)はモールド被
覆である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関の回転に同期して回転するシャフトを
    包囲すると共に、それぞれ端子部を有する、一方および
    他方の電気装置を収納したハウジングと、一端部および
    中間部でそれぞれ前記電気装置の前記端子部に電気的に
    接続され他端部が前記ハウジングの外部に導出させる導
    出手段とを備え、前記導出手段は、前記他端部が前記ハ
    ウジングに対する貫通部に配設されたコネクト部を形成
    し、かつ前記一端部、前記中間部および前記他端部に至
    るまでモールド成型により一体的に形成されたものであ
    ることを特徴とする内燃機関点火用配電器。
JP1989029152U 1989-03-16 1989-03-16 内燃機関点火用配電器 Expired - Lifetime JPH0752379Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989029152U JPH0752379Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 内燃機関点火用配電器
KR2019900002987U KR950000094Y1 (ko) 1989-03-16 1990-03-15 내연기관점화용 배전기
US07/493,668 US5024185A (en) 1989-03-16 1990-03-15 Ignition distributor of internal combustion engine
DE4008539A DE4008539C2 (de) 1989-03-16 1990-03-16 Zündverteiler für eine Brennkraftmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989029152U JPH0752379Y2 (ja) 1989-03-16 1989-03-16 内燃機関点火用配電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02119975U JPH02119975U (ja) 1990-09-27
JPH0752379Y2 true JPH0752379Y2 (ja) 1995-11-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188875U (ja) * 1984-11-22 1985-12-14 三菱電機株式会社 点火用配電器
JPH0663498B2 (ja) * 1988-09-19 1994-08-22 株式会社日立製作所 内燃機関用配電器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02119975U (ja) 1990-09-27

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