JPH0750858Y2 - 電動機におけるロータ位置検出素子の取付装置 - Google Patents
電動機におけるロータ位置検出素子の取付装置Info
- Publication number
- JPH0750858Y2 JPH0750858Y2 JP1989119865U JP11986589U JPH0750858Y2 JP H0750858 Y2 JPH0750858 Y2 JP H0750858Y2 JP 1989119865 U JP1989119865 U JP 1989119865U JP 11986589 U JP11986589 U JP 11986589U JP H0750858 Y2 JPH0750858 Y2 JP H0750858Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor position
- electric motor
- position detection
- position detecting
- stator coil
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電動機の回転数を制御するためのロータの位
置を検出するロータ位置検出素子を取り付ける装置に関
するものである。
置を検出するロータ位置検出素子を取り付ける装置に関
するものである。
従来の技術 ロータ位置検出素子としてホールIC等が用いられてい
る。
る。
従来は、ホールICの足部を直接プリント板に半田付けに
より固定していたが、正確な位置決めができずロータの
位置検出がしにくかった。
より固定していたが、正確な位置決めができずロータの
位置検出がしにくかった。
即ち、ロータの軸に取り付けた位置検出用マグネットと
ホールICが離れ過ぎると位置検出用マグネットの磁束が
弱くなり、ホールICが働かなくなり、近すぎると位置検
出用マクネットとホールICとが接触してしまうことにな
る。
ホールICが離れ過ぎると位置検出用マグネットの磁束が
弱くなり、ホールICが働かなくなり、近すぎると位置検
出用マクネットとホールICとが接触してしまうことにな
る。
そのため、電動機個々の特性にバラツキを生じ、さらに
は特性の悪化、回転不良の現象を引き起こす可能性があ
った。
は特性の悪化、回転不良の現象を引き起こす可能性があ
った。
考案が解決しようとする問題点 この考案は、上記した従来の欠点を解決するためになさ
れたもので、その目的は、ロータ位置検出素子を予定さ
れた位置に確実に取り付けることができるようにした取
付装置を提供することにある。
れたもので、その目的は、ロータ位置検出素子を予定さ
れた位置に確実に取り付けることができるようにした取
付装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、この考案においては、ロータ
位置検出素子の保持手段として、端子板に収納ボックス
を取り付け、ロータ位置検出素子を固定することによ
り、位置検出用マグネットとホールIC等のロータ位置検
出素子とが対向する位置に正確に取り付けられる。
位置検出素子の保持手段として、端子板に収納ボックス
を取り付け、ロータ位置検出素子を固定することによ
り、位置検出用マグネットとホールIC等のロータ位置検
出素子とが対向する位置に正確に取り付けられる。
実施例 第1図は本考案の電動機の固定子の正面図を示すもので
あり、第2図はロータ位置検出素子の取付状態を示す部
分断面図である。
あり、第2図はロータ位置検出素子の取付状態を示す部
分断面図である。
従来は電動機の固定子コイルの端部より出される口出線
と電源用リード線との接続は、ハンダ付け等により接続
し、その接続部を絶縁チューブにて保護し、温度ヒュー
ズ等の安全保護装置とともに固定コイルに糸しばり又は
結束バンド等により固定する方法であつた。
と電源用リード線との接続は、ハンダ付け等により接続
し、その接続部を絶縁チューブにて保護し、温度ヒュー
ズ等の安全保護装置とともに固定コイルに糸しばり又は
結束バンド等により固定する方法であつた。
以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は電動機の固定子構造を示すもので、1は固定子
鉄心、2は固定子鉄心1に巻装された固定子コイル、3
は絶縁材料で扇形に形成され、前記固定子コイル2の上
部を覆いうる端子板である。4は端子板3の表面に植設
された導電性のプリント板、5は電源用リード線で前記
プリント板4にハンダ付け等にて固定子コイル2の口出
線(図示せず)と電気的に接続する。
鉄心、2は固定子鉄心1に巻装された固定子コイル、3
は絶縁材料で扇形に形成され、前記固定子コイル2の上
部を覆いうる端子板である。4は端子板3の表面に植設
された導電性のプリント板、5は電源用リード線で前記
プリント板4にハンダ付け等にて固定子コイル2の口出
線(図示せず)と電気的に接続する。
また、6は安全保護装置で端子板3上のプリント板4に
て固定子コイル口出線と電源用リード線5間に電気的接
続すればよい。
て固定子コイル口出線と電源用リード線5間に電気的接
続すればよい。
また、7はロータ位置検出素子で端子板3上のプリント
板4にて電気的接続すればよい。
板4にて電気的接続すればよい。
このように、端子板3上にて電気的接続作業がすべてで
きるため作業が単純となる。
きるため作業が単純となる。
第2図は本考案のロータ位置検出素子の取付状態を示す
要部断面図です。
要部断面図です。
8はインシュレータで固定子鉄心1と固定子コイル(図
示せず)間を絶縁するとともに、固定子コイルの外周部
に複数個の突起9を設け、その突起9の先端部10を端子
板3に設けた穴11に貫通させるとともに、その先端部10
に設けた段差部12を端子板3に当てて位置決めするとと
もに、端子板3より突き出ている先端部10を溶着等にて
処理をし端子板3に固定する。
示せず)間を絶縁するとともに、固定子コイルの外周部
に複数個の突起9を設け、その突起9の先端部10を端子
板3に設けた穴11に貫通させるとともに、その先端部10
に設けた段差部12を端子板3に当てて位置決めするとと
もに、端子板3より突き出ている先端部10を溶着等にて
処理をし端子板3に固定する。
なお、端子板3の高さは固定子コイルの高さと同一かも
しくはそれ以上とする。
しくはそれ以上とする。
また、ロータ位置検出素子7は端子板3の位置検出用マ
グネット13に接近して設けた収納ボックス14に取り付け
る構造であるため位置検出用マグネット13と対向する位
置に上下左右のずれがなく正確に位置付けられる。
グネット13に接近して設けた収納ボックス14に取り付け
る構造であるため位置検出用マグネット13と対向する位
置に上下左右のずれがなく正確に位置付けられる。
端子板の形状については、扇形に限定されることなく環
状等その他の形状でもよい。
状等その他の形状でもよい。
考案の効果 上記した実施例の説明から明らかなように、この考案に
よれば次のような効果がある。
よれば次のような効果がある。
1)プリント板上にて固定子コイル口出線と安全保護装
置と電源用リード線及びロータ位置検出素子との接続が
できるので接続方法が手作業から自動化ができるため組
立の作業性が改善される。
置と電源用リード線及びロータ位置検出素子との接続が
できるので接続方法が手作業から自動化ができるため組
立の作業性が改善される。
2)ロータ位置検出素子の取付位置は、インシュレータ
の突起に固定した端子板が固定子コイルの高さと同一か
それ以上のため、固定子コイルの高さに影響されること
なく、端子板に取り付けた収納ボックスの位置が規制さ
れるため、位置検出用マグネットと対向した位置に正確
に取り付けることができる。
の突起に固定した端子板が固定子コイルの高さと同一か
それ以上のため、固定子コイルの高さに影響されること
なく、端子板に取り付けた収納ボックスの位置が規制さ
れるため、位置検出用マグネットと対向した位置に正確
に取り付けることができる。
3)電源用リード線等の電気的接続が固定子コイル上で
なく、端子板上のプリント板にてできるため電動機が小
型化する。
なく、端子板上のプリント板にてできるため電動機が小
型化する。
以上のように、従来の場合と比較して一段と優れた効果
のある電動機を提供することができる。
のある電動機を提供することができる。
第1図は、本考案の一実施例を示す正面図であり、第2
図は、本考案によるロータ位置検出素子の取付状態を示
す要部断面図である。 図に於いて 1……固定子鉄心、2……固定子コイル 3……端子板、4……プリント板 5……電源用リード線、6……安全保護装置 7……ロータ位置検出素子、8……インシュレータ 9……突起、10……先端部 11……穴、12……段差部 13……位置検出用マグネット 14……収納ボックス なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
図は、本考案によるロータ位置検出素子の取付状態を示
す要部断面図である。 図に於いて 1……固定子鉄心、2……固定子コイル 3……端子板、4……プリント板 5……電源用リード線、6……安全保護装置 7……ロータ位置検出素子、8……インシュレータ 9……突起、10……先端部 11……穴、12……段差部 13……位置検出用マグネット 14……収納ボックス なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。
Claims (1)
- 【請求項1】インシュレータ(8)の固定子コイル
(2)の外周部に複数個の突起(9)を設けて、この突
起の先端部(10)にて端子板(3)を固定し、この端子
板(3)に設けた上下左右を規制する収納ボックス(1
4)にロータ位置検出素子(7)を位置検出用マグネッ
ト(13)に対向する位置に固定できることを特徴とする
電動機におけるロータ位置検出素子の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989119865U JPH0750858Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 電動機におけるロータ位置検出素子の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989119865U JPH0750858Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 電動機におけるロータ位置検出素子の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360867U JPH0360867U (ja) | 1991-06-14 |
JPH0750858Y2 true JPH0750858Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31667961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989119865U Expired - Lifetime JPH0750858Y2 (ja) | 1989-10-14 | 1989-10-14 | 電動機におけるロータ位置検出素子の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0750858Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046212A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-12 | Nissha Printing Co Ltd | 加飾用フィルムおよびこれを用いた加飾成形品の製造方法 |
EP3062424B1 (en) | 2013-10-24 | 2020-06-24 | Mitsubishi Electric Corporation | Stator, electric motor, and air conditioner |
CN105659476B (zh) | 2013-10-24 | 2018-03-06 | 三菱电机株式会社 | 电动机、空调机及电器设备 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612947B2 (ja) * | 1984-11-14 | 1994-02-16 | 松下電器産業株式会社 | 無整流子モ−タ |
-
1989
- 1989-10-14 JP JP1989119865U patent/JPH0750858Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360867U (ja) | 1991-06-14 |
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