JPH0752378A - インクジェットプリンタにおいて擦り汚れを減ずるための次ページ印刷の適応制御 - Google Patents

インクジェットプリンタにおいて擦り汚れを減ずるための次ページ印刷の適応制御

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JPH0752378A
JPH0752378A JP6088824A JP8882494A JPH0752378A JP H0752378 A JPH0752378 A JP H0752378A JP 6088824 A JP6088824 A JP 6088824A JP 8882494 A JP8882494 A JP 8882494A JP H0752378 A JPH0752378 A JP H0752378A
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  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 次ページとの接触による擦り汚れなしに、ま
たスループットの不必要な減少なしに、高密度グラフィ
ックスイメージを印刷すること。 【構成】 次ページの印刷に際し、最初のページのイメ
ージ密度に関連した可変遅延時間にわたり、スループッ
ト向上ロジックが禁止される。可変遅延は、最初のペー
ジの最も濃密な部分である場合に、異なる印刷モードに
ついて異なる係数を用いて、密度(所定のグリッド寸法
に関しての)と位置の双方の線形関数として計算され
る。1つの好ましい実施例では、最大密度は幾つかのオ
ーバラップしたグリッドの各々におけるインク液滴をカ
ウントすることによって計算される。先行ページ上にあ
る最大密度グリッドの大きさと位置は、先行ページ上の
インクが次ページと接触した場合に擦り汚れないことを
確実にすべく、十分な遅延時間が経過するまで次ページ
のスループットを制限するために用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にインクジェットプ
リンタに関するものであり、より詳細には、印刷媒体を
擦り汚すことなしに、濃密にインク付けされた領域を有
する高品質のイメージを印刷することに関するものであ
る。
【0002】本願の基礎をなす米国特許出願と同時に出
願されたJ.R. Arbeiterらの米国特許出願第056,330号
は、やはり本出願人に譲渡されたものであり、特許的に
相互に十分に区別することは可能であるが、本発明と密
接に関連する課題を有し、また本発明の原理と密接に関
連する原理に基づいている。
【0003】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、1以上のイ
ンクジェットノズルを有するペンを印刷媒体上で掃引
し、印刷媒体上の特定のピクセル位置を通過するに際し
て、特定のノズルから正確な量の液体インクを適用する
ことによって動作する。
【0004】印刷媒体の同じ領域により多くのインクが
適用されると、印刷媒体はより湿り気のあるものとな
り、より長時間にわたって湿った状態に留まる。第1の
近似として、隣接する用紙と接触することによってイン
クが擦り汚れないようになるまでの乾燥時間は、適用さ
れるインク量の線形関数であるとする。ある種の従来技
術のインクジェットプリンタにおいては、連続的に印刷
される用紙シート間の何らかの物理的な接触の間に固定
的な遅延が導入される。この遅延は、考えられる最も濃
密なイメージを、それが擦り汚れを受けなくなる時点ま
で乾燥させるために必要な最大時間よりも大きい。しか
しながら、あるページ上に印刷されたイメージが濃密に
インク付けされた部分を含んでいない場合、及び/又は
後続するページ上にプリントヘッドによって完全に迂回
することのできる大きな印刷されない領域が現れる場合
には、これはスループットを不必要に制限してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かくして従来技術で
は、高品質のグラフィックスイメージを高いスループッ
トレートで印刷するための、満足な解決策を提供するこ
とができていない。このことは、イメージ密度を増大さ
せるため、及び/又は何らかの曲線状や斜線状のイメー
ジに対してより滑らかな境界を付与するために、追加的
なインクドットが隣接するピクセル間に選択的に適用さ
れ、インクのドット数を事実上倍増させる場合には、さ
らに悪化することになる。
【0006】従って、本発明の全体的な課題は改良され
たインクジェットプリンタを提供することにあり、それ
によって次ページとの接触による擦り汚れなしに、また
スループットのいかなる不必要な低減もなしに、高密度
グラフィックスイメージのページの印刷を可能にするこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの側面によ
れば、最初のページのイメージ密度に関連する可変遅延
にわたって、次ページの印刷の間、スループット向上ロ
ジックは禁止される。本発明の特定の側面によれば、こ
の可変遅延は、最初のページの最も濃密な部分である場
合に、異なる印刷モードについて異なる係数を用いて、
密度(所定のグリッド寸法に関しての)と位置の双方の
線形関数として計算される。
【0008】
【実施例】図1は、本発明が具現化されたインクジェッ
トプリンタ100の概略図である。プリンタ100は、入力ト
レイ102から供給される用紙101又はその他の印刷媒体の
シート上に印刷を行う。この印刷媒体は、プリンタ100
の複数のインクジェットノズル103によって印刷され
る。印刷媒体は、印刷後に出力トレイ104に出力され、
スタックされる。
【0009】図2の側面図は、プリンタ100内で1枚の
用紙が移動する経路を示す。1枚の用紙はトレイ102か
ら取り出されると、前方の用紙ガイド105の下側部分に
おいて、フィーダ機構(図示せず)によって用紙経路内
に押し込まれる。ガイド105によって規定される用紙経
路の内部を通過するのに先立ち、用紙はプレヒータ(図
示せず)から発生される熱によって予備加熱される。
【0010】この用紙経路は、ピンチホイール106と、
モータ(図示せず)により回転される主駆動ローラ107
の間の界面へと用紙を方向付ける。主駆動ローラ107と
ピンチホイール106は一緒に動作して、ヒータ108によっ
て加熱されるプラテン109を越えて用紙を前進させる。
インクの幅帯状の区画、即ちスワス(典型的には96ノズ
ル分の高さ、即ち約8mm)が、加熱されたプラテン上に
横たわる用紙に対して適用され、用紙によって吸収され
た溶媒の蒸発はヒータによって加速される。
【0011】インクジェットノズル103は、例えばモー
タとベルトからなる機構によって支持シャフトに沿って
駆動される、キャリッジによって搬送される。支持シャ
フトに沿う各行程は、慣例的に掃引と呼ばれている。
【0012】インクジェットノズル103は、付勢される
と用紙上にインク液滴を適用する。典型的には、インク
ジェットノズルは掃引方向と直交する方向においてキャ
リッジ上に搭載され、1回の掃引でドット列が印刷され
るようになっている。用紙の水平部分を横切ってインク
ジェットノズルにより作成されるドット列は、場合によ
ってスワスと呼ばれる。1スワスの印刷は、必要とされ
る印刷モードに応じて、同じ水平部分を横切るインクジ
ェットノズルの1回以上のパスによって行われる。望ま
しくない「縞状化(banding)」を減少させるために、
既知の印刷モードの幾つかでは、僅かに単一スワスの一
部分に相当する分だけ、用紙をキャリッジに対して垂直
方向に前進させる。「にじみ(bleeding)」を減少させ
るためには、マルチパス印刷モードが使用され、連続的
なパスにおいて適用されるドットが垂直及び水平方向に
インタリーブされる。更に、シングルパス及びマルチパ
ス印刷モードの双方において「解像度向上技術」を用い
ることができ、その場合にはインクの追加的なドットが
隣接するピクセル間に選択的に適用されて、イメージ密
度の増大及び/又は曲線状又は斜線状のイメージに対す
るより滑らかな境界の付与が図られる。
【0013】スワスが完全に印刷されたならば、用紙に
対して引っ張り力を生ずるように協動するスターホイー
ル110及び出力ローラ111の助けによって、用紙は前進さ
れ出力トレイ104に排出される。スターホイールが用い
られるのは、その尖ったエッジにより、印刷表面におい
て擦り汚れなしに用紙を引っ張ることができるようにす
るためである。
【0014】図3は、プリンタ100の主要ハードウェア
構成部品及び関連するソフトウェアを示すロジック図で
ある。ハードウェア構成部品はコントローラ120を含
み、これはプリンタ100の主要動作を制御するよう動作
する。例えばコントローラは、ピンチホイール106、主
駆動ローラ107、スターホイール110及び出力ローラ111
を含めて、シート給送/スタック機構121を制御し、印
刷処理に際して用紙の給送及び位置決めを行う。コント
ローラ120はまた、キャリッジ駆動機構122をも制御し、
用紙を横切ってキャリッジを移動させる。さらにコント
ローラ120は、インクジェットノズル123の制御をも行
い、適切な時点においてノズルを付勢して、用紙の適切
なピクセル位置にインクが適用され得るようにしてい
る。
【0015】コントローラ120は、メモリ125からアクセ
スした命令及びデータを実行することによって制御機能
を果たす。例えば、印刷されるべきデータは、ソフトウ
ェアドライバの制御の下に、プリンタのコントローラ12
0によって受け取られる。受け取られたデータは、メモ
リ125にあるデータ領域126内の「プロットファイル」に
記憶される。
【0016】命令は、異なる手順のものへと論理的に分
類することができる。これらの手順に含まれている異な
るドライバルーチン127としては、主駆動ローラを駆動
するモータを制御するルーチン、出力ローラ/スターホ
イールを駆動するモータを制御するルーチン、キャリッ
ジを駆動するモータを制御するルーチン、及びインクジ
ェットノズルの付勢を制御するルーチンなどがある。
【0017】1以上のタイマ124がコントローラ120に対
して利用可能とされる。タイマは単に、メモリ内の所定
位置に記憶されている開始クロック値であることができ
る。経過時間値を得るためには、記憶されている開始値
が、リアルタイムクロック(図示せず)からの瞬時クロ
ック値から減算される。
【0018】メモリ125にはまた、スループット手順129
も記憶されている。このスループット手順は、プリンタ
100のスループットを制御するよう動作する。スループ
ットとは、第1の持続時間T1と第2の持続時間T2の和と
して考えることができ、ここでT1は、最初のスワスが用
紙シート上に印刷される直前の時点と最後のスワスが印
刷された直後の時点との間の時間の長さであり、T2は1
枚のシートの最終位置と次のシートの初期位置との間の
時間の長さである。T2はプリンタのシート給送遅延を表
すが、これは典型的には駆動機構によってのみ制約され
るものであって定数である。しかしながらT1は、イメー
ジの複雑さと密度、及び所望とされる印刷品質に関連す
る種々のファクタによっても制約されており、これらは
次いで、選択された印刷モードの逐次的な処理ステップ
の各々についてどの程度の時間が必要とされるかを決定
する。スループット手順129は水平及び垂直方向のロジ
ックシークを用いて、隣接するスワス間のブランクライ
ン(垂直方向のロジックシーク)及び1スワスのいずれ
かの端部(又は可能ならばその内側)におけるブランク
部分を識別し、全体として如何なる不要なキャリッジ移
動をも回避すると共に、キャリッジが改行されねばなら
ない非印刷領域上では最大のスルーレートでキャリッジ
を改行させる。
【0019】メモリ125はまた、現在のスワスで印刷す
べきインクドットの最大密度を決定するデンシトメータ
手順128と、このデンシトメータ手順128からの結果に応
じて動作し、現在の用紙シートが出力される場合に先行
する用紙シートのインクが擦り汚れないことを確実にす
る次ページ擦り汚れ防止手順130をも記憶している。
【0020】典型的には、用紙シートは特定のドット位
置(ピクセル)にインクを適用することによって印刷さ
れる。ドットは単色(例えば黒色)又は多色で印刷する
ことができる。多色イメージを印刷するためには、本出
願人に対して譲渡された米国特許第4,855,752号に開示
されているように、キャリッジは印刷媒体を横切って1
回以上の掃引を行わねばならず、また同じドット位置
(ピクセル)に異なる原色の2滴以上のインクを適用し
なければならない。
【0021】プリンタ100は幾つかの異なる印刷モード
を有している。異なるモードの各々は、タイプ又は品質
の異なるイメージを生成させるために用いられる。例え
ば、1つ以上の「高品質」モードを指定することが可能
であり、これによれば印刷ドットの密度が増大して、印
刷イメージの品質が向上される。幾つかのプリンタにお
いて、「高品質」印刷モードは、ページの実質的に同じ
水平部分を横切って、プリンタ100が多重パスを行うこ
とを必要とする。
【0022】例えば高品質スリーパスモードにおいて
は、プリンタ100は単一のスワスを印刷するために、ペ
ージを横切って3回の掃引を行う。3回の掃引の各々に
おいて、プリンタは3つの連続するドット毎に1つを印
刷して、隣接するドットが印刷される前に1つのドット
の乾燥のためにより多くの時間を許容し、それにより2
つの隣接するドットのインクが合わさって望ましくない
形状や色を生成する可能性を防止している。このような
スリーパス印刷モードはまた、スワスを高さを低減した
3つのバンドに分割することにより、縞状化を低減する
ためにも用いられる。これら3つの高さ低減バンドはオ
ーバラップする連続的な印刷サイクルで印刷され、各々
のサイクルは関連する高さ低減バンドを横切る3回のパ
スをもたらす。
【0023】既知の態様により、印刷されるイメージ
は、どのピクセルがインクドットで覆われどのピクセル
が覆われないかを指定した「プロットファイル」によっ
て規定される。カラーイメージについては、インクの色
もプロットファイルで指定されている。
【0024】図8は、イメージの印刷に際してプリンタ
によって実行される一般的なステップを示すフローチャ
ートである。
【0025】1ページを印刷するためには、始めにプロ
ットファイルがプリンタ100に送られる(ステップ20
1)。プロットファイルは、プリンタ100により受け取ら
れるに際してコントローラ120により走査される。コン
トローラ120はプロットファイルを走査してそれを1以
上の印刷スワスに分割し、同時にページ全体に対する密
度プロファイルを生成する(ステップ202)。
【0026】より詳細に言うと、コントローラ120はプ
ロットファイルを走査する場合に、それを各々が所定の
形状及び大きさを有する複数のグリッドへと分割し、グ
リッドの各々はx座標及びy座標によって識別される。
各々のグリッドについて、コントローラ120は、各々の
タイプのインクによって印刷され必要のあるドットの数
を決定する。
【0027】1つの方法によれば、キャリッジの1回の
掃引において印刷されるスワスの各々は複数の列へと細
分され、各列は複数の非オーバラップグリッドへと細分
される。ページ上の各ドットは、1つのグリッドだけに
属することができる。次いで各グリッドの密度が、グリ
ッド内のピクセルからの代表的なランダムに選択された
サンプルにある、印刷されるピクセルの数をカウントす
ることによって決定される。それから最大列密度が、各
列にある個別のグリッド密度から得られ、また最大掃引
密度が、掃引における個別の列密度から得られる。
【0028】代表的なサンプルだけを用いるこのような
非オーバラップ走査は迅速なものではあるが、不正確な
結果を生ずることがある。これを例示するために、プリ
ンタによって印刷されるイメージが図4に示す如き形状
160を有し、また走査が正方形グリッド161, 162...169
によって実行されるものと仮定する。グリッドに関する
イメージ160の位置に応じて、異なる密度プロファイル
が生じうる。例えば、イメージ160がたまたま図4で示
されるような中央のグリッド165にある場合には、その
密度プロファイルはグリッド165における高密度D1を示
す。これに対して、同じイメージ160'がたまたま図5に
おいて示されるように、グリッド161', 162', 164'及び
165'の交差点にある場合には、イメージ160'の最高密度
は、図4で示される如き走査から得られた密度D1の約1
/4となる。
【0029】更にまた、局部的な密度プロファイルの正
確さは、グリッドの大きさの関数でもある。例えば150
×150ドットのサイズの非オーバラップグリッドで作成
される密度プロファイルは、300×300ドットのサイズの
非オーバラップグリッドで作成される密度プロファイル
よりも、僅かに300×300ドットのサイズを有する濃密な
イメージをより正確に反映する。しかしながら、グリッ
ドサイズが非常に小さくて単一のグリッドが100%の密
度を有することができ、しかも溶媒が隣接する未印刷領
域へと迅速に拡散できる場合には、このように小さなグ
リッド寸法は、印刷品質に対して悪影響を及ぼす程度に
十分濃密なイメージの蓋然性に関して、有用な測定量を
もたらさない。
【0030】しかしながら、ドット密度のより正確な測
定は、より大きなグリッドを垂直及び/又は水平にオー
バラップさせることにより得られ、これによってより大
きなグリッド寸法及びより小さなグリッド寸法の双方の
利点を得ることができる。図6は、3つの例示的なグリ
ッドG(1, 1), G(1, 2)及びG(1, 3)に関して、
水平オーバラップをどのように行うかを示している。図
示の如く、グリッドG(1, 2)の左半分はグリッドG
(1, 1)の右半分にオーバラップしている。これに対し
て、グリッドG(1, 2)の右半分はグリッドG(1, 3)
の左半分にオーバラップしている。
【0031】図7には、垂直及び水平オーバラップの双
方をどのように組み合わせるかが示されている。第1列
のグリッドG(1, x)は図6のグリッドG(1, 1),
G(1, 2)及びG(1, 3)を含み、第2列のグリッドG
(2, x)は第1列G(1, x)にオーバラップしてい
る。例えば、第2列のグリッドG(2, 1)の上側5/6
は第1列のグリッドG(1, 1)の下側5/6にオーバラ
ップしており、グリッドG(2, 2)の上側5/6はグリ
ッドG(1, 2)の下側5/6にオーバラップしている。
【0032】図9は、密度プロファイルを発生させるた
めに必要な基本的なステップを例示するフローチャート
である。これらのステップはデンシトメータ手順によ
り、それがコントローラ120によって実行される場合に
行われる。
【0033】ステップ301において、印刷されるイメー
ジのグリッドが走査される。グリッドを走査するに際し
て、グリッドの各ドット位置が調べられる(ステップ30
2)。グリッド内では、黒色ドットで印刷されるドット
位置の数、及びカラードットで印刷されるドット位置の
数がカウントされる(ステップ303)。黒色ドットとカ
ラードットについては別々のカウントが行われるが、そ
の理由は、それらが一般に異なる配合及び濃度を有する
インクによって生成されるためである。全てのグリッド
は同じ寸法を有しているため、カウントはグリッドの密
度を直接的に表すように用いることができる。全てのド
ット位置が調べられた後、カウント及びグリッドの座標
がメモリ125に記憶される(ステップ304)。次いでコン
トローラ120はプロットファイルを調べ、現在のグリッ
ドがページの最後のグリッドか否かを決定する(ステッ
プ305)。現在のグリッドが最後のグリッドでない場合
には、次のグリッドについて処理が繰り返される(ステ
ップ306)。他の場合にはこの手順は終了される。
【0034】実際には、各グリッドについて密度の履歴
を保持するのではなしに、グリッドの1つ以上の列につ
いての最大密度のみが記憶され、その場合には個別のグ
リッド寸法が減少されるのが好ましい。グリッド1列が
走査されるに際して、その列において最大の密度を有す
るグリッドが、その密度値と共に位置決めされる。これ
はGRID-ROW-MAXなる変数と、ステップ303と305の間で実
行される、図10に示す追加ステップをもたらすことによ
って達成される。ステップ307においては、ステップ303
から得られたカウントが、GRID-ROW-MAXに記憶された値
と比較される。現在のグリッドのカウントがGRID-ROW-M
AXよりも大きい場合には、その値がGRID-ROW-MAXに記憶
される(ステップ308)。そうでない場合には、ステッ
プ308は迂回される。GRID-ROW-MAXは、図9に示した手
順の開始時点で初期化される(それを「0」にセットす
ることにより)ことが理解されよう。1つ以上のグリッ
ド列をカバーする領域について最大密度を決定すること
が必要である場合には、関連する各グリッド列について
先に記憶されたGRID-ROW-MAXの最大値を決定する同様な
手順を用いて、これを行うことができる。或いはまた、
GRID-ROW-MAXを各列の始まりにおいて再初期化せずに、
その領域の始まりにおいて1度だけ再初期化し、その領
域にある全ての列が処理されるまで使用する。同様に、
個別の列を処理するために用いられるものよりも大きな
グリッド寸法に基づいて局部的な密度を決定することが
望ましい場合には、隣接する列の最大密度位置がイメー
ジの隣接位置に関連すると仮定することによってこれを
近似することができ、従って隣接列の最大密度を平均化
することによって近似できる。いずれにせよ、このよう
な仮定によれば、実際の密度と同様な、計算された最大
密度がもたらされる。
【0035】ここで図8に戻ると、プロットファイルが
走査され、所要の密度情報がグリッド又は列の位置の関
数として記憶された後に、ページの印刷が行われる(ス
テップ204)。実際には、1度に1スワスしか印刷され
ないことから、走査動作(ステップ202)と同時に印刷
動作(ステップ204)を実行することが好適であり、こ
の場合には1スワスの全ピクセルが走査されたならばそ
のスワスは印刷可能となる。これによりスループットが
増大され、またプロットファイルを記憶するために必要
なバッファの大きさが縮小される。
【0036】図11は、一連のページ中のページNを印刷
するために、コントローラ120によって実行される手順
を示すフローチャートである。
【0037】この手順のステップ401において、コント
ローラ120はページNの印刷のために、プリンタ100を初
期化する。この初期化には、適切なドライバルーチンを
実行させて、ページの頂隅部に関して既知の位置にイン
クジェットノズルを位置決めさせることが含まれる。初
期化が完了すると、コントローラ120はページの最初の
スワスの印刷を行わせる(ステップ402)。
【0038】各々のスワスが印刷されるか、或いはスル
ープット向上ロジックによって全部又は一部がスキップ
される前に、コントローラ120はページタイマをチェッ
クして、最後のページであるページN-1の印刷から経過
した時間が、ページNが出力される場合に先のページN-
1を擦り汚す全ての可能性を回避するのに必要なスルー
プット向上遅延を越えたかどうかを見る(ステップ40
3)。この遅延は、ページN-1の最大密度に基づいてい
る。
【0039】最初の近似として、イメージのある特定部
分の局部密度と、その部分のインクが十分に乾燥して別
のシートと接触する時点で擦り汚れないようになるまで
に必要な乾燥時間との間に線形的な関係があるとする。
従って、最初のシートの特定部分と、次に続くシートの
いずれかの部分との接触を、 Tdry=Kdry・Den という時間だけ遅延させることが必要である。ここでTd
ryは必要な全乾燥時間、Kdryは経験的に導出される定
数、Denは選択部分の密度である。
【0040】印刷された場合に即座にタイマを始動する
のに用いられる、最初のページのスワスの各々につい
て、個別にTdryを計算することができるが、最初のペー
ジ全体について単一の最大密度だけを決定し、またその
最大密度を用いてそのページについて最悪の場合のTdry
を計算することにより、必要とされる計算は簡略化され
る。等しいインク密度については、印刷される最後の部
分が最も湿っているから、1つのタイマのみを用い、ま
たページ全体が印刷されるまでそのタイマを始動させな
いことにより、さらに簡略的に実施を行うことができ
る。
【0041】図1に示された好適な実施例においては、
次ページの印刷に際してその先端(典型的にはページ頂
部)が用紙前進機構(スターホイール110及び出力ロー
ラ111)によりプラテン109から離され、それまで
印刷された用紙がスタックされている出力トレイ104内
へと推進され、スタックの一番上にある最後に印刷され
た用紙は印刷面を上側にしている、という事実も考慮さ
れねばならない。かくして、現在印刷されているページ
の先端は、重力の影響下、出力トレイ104の方向に下方
へと自由に曲がることができ、頂部から約9.5インチ
(約240mm)の所定の距離において、先行する用紙の印
刷領域と最初に接触する。次の用紙の先端は次いで、現
在のページが印刷され、一方が他方の上側になるように
して2枚のシートが多少なりとも整列されるまで、先の
用紙の上部を滑動する。従って、最初のページ上の濃密
にインク付けされた部分の垂直方向の位置により、それ
がいつ次のページによって最初に接触されるかが決定さ
れる。
【0042】また、垂直及び水平ロジックシークのよう
なスループット向上技術が用いられない場合には、ペー
ジNがトレイ104に出力される時点と、ページN+1がペー
ジNと接触する時点との間には、固定した遅延があるこ
とが理解されよう。実際的事項としては、この固定遅延
を用いてインク乾燥時間の如き処理変数を特定し、少な
くとも幾つかの濃密にインク付けされた領域を有するグ
ラフィックスのページ全体に対する最小スループットレ
ートを確保することが有利である。
【0043】従って、必要とされる遅延の計算は、どの
程度の遅延が必要かを決定するのではなしに、通常密度
よりも濃いインク付け部分を有するページの直後に比較
的大きな印刷領域を有するページが続く、ある種の退行
条件の下では、そのようなスループット向上を禁ずれば
十分であることを認識することによって、さらに簡略化
することができる。
【0044】例示的な実施例では、これらの考慮は次の
等式に反映される。
【0045】Osec≦Inhibit=K1+K2*(Den)+K3*
(Loc)≦InhibitMax ここでInhibitは、いかなるスループット向上も禁じら
れる経過時間、K1は経験的なオフセット定数、K2は経験
的な密度係数、K3は経験的な位置係数、及びInhibitMax
は所定の最大値である。
【0046】例示的な実施例において、InhibitMaxは48
秒、(Den)の範囲は0から1(1は濃い黒)、(Loc)
の範囲は線形に1(ページ頂部)から4(頂部から240m
m)である。高品質スリーパスモードを除く全てのモー
ドについて、K1, K2及びK3はゼロである(即ちスループ
ット向上を禁ずる必要がない)。高品質スリーパスモー
ド(ピクセル毎に2滴のインクで大きな黒色イメージを
印刷する)の場合には、K1は-15、K2は48、K3は1であ
る。
【0047】かくして、例示的な実施例においては、高
品質スリーパスモードにおけるスループット向上は、先
行ページの頂部における100%濃密の正方形については
最大34秒、そのページの底部における同じ正方形につい
ては33秒、また頂部から 240mmのより臨界的な位置にお
ける同じ正方形については37秒にわたって抑止される。
最も濃密な正方形の密度が僅かに50%である場合には、
対応するスループット向上遅延は11秒、10秒及び13秒で
あり、25%の密度については0秒、0秒及び1秒であ
る。
【0048】ステップ404a及び404bにおいては、コント
ローラは次のスワスを印刷する手順を実行する。
【0049】ページN-1の印刷からの経過時間が、ペー
ジNが出力された時点でページN-1の擦り汚れを防止す
るために必要な遅延を越えていない場合には、スループ
ット低減手順(ステップ405)が実行される。これに対
して、経過時間が必要な遅延を越えている場合には、ス
ループット低減手順は実行されない。
【0050】図11に戻ると、ステップ406においては、
コントローラ120により、ページNの最後のスワスが処
理されたかどうかがチェックされる。そうでない場合に
は、ステップ403からステップ406が繰り返される。
【0051】ページNの最後のスワスが既に印刷されて
いる場合には、経過時間クロックが再始動される(ステ
ップ407)。この経過時間クロックが再始動されるの
は、ページN+1が印刷される場合にそれを使用可能とす
るためである。
【0052】図12は、コントローラ120がスワスの印刷
を実行する手順を示すフローチャートである。
【0053】次のスワスを印刷又はスキップするのに先
立って、コントローラ120は最初に、先行するスワスの
上部境界及び下部境界を決定する(ステップ411)。上
部境界はスワスの最高列のピクセルのy座標として規定
でき、また下部境界はスワスの最低列のピクセルのy座
標として規定できる。
【0054】ステップ412においては、コントローラ120
は、y座標が先行するスワスの上部境界及び下部境界の
値内にある全てのグリッドについて、密度プロファイル
(或いはGRID-ROW-MAXだけが記憶されている場合には、
全ての列についての密度プロファイル)を走査し、それ
らのグリッド(又は列)に関連する最大密度を探索し
て、その密度をメモリ125に記憶する(ステップ413)。
プロットファイルの走査と個々のスワスの印刷を同時的
に行うことを容易にするために、それぞれの位置をメモ
リ125に予約して、各スワスの最大密度値を記憶させる
ことができる。コントローラ120はまた、先行するスワ
スの最大密度がページの最高密度であるかどうかもチェ
ックする(ステップ414)。そうである場合には、次い
でページの最高密度が掃引最大密度で更新される(ステ
ップ415)。先行するページを擦り汚すことなしにいつ
の時点で現在のページを出力できるかを決定するため
に、ページの最高密度の値は図11に示されている手順の
ステップ403で用いられる。
【0055】コントローラ120は次いで、近づいてくる
掃引によって擦り汚されないように、先行するスワスの
乾燥のために遅延が必要かどうかを決定する。
【0056】先行するスワスの擦り汚れを防止するため
の遅延は、幾つかの方法によって決定することができ
る。
【0057】このような方法の1つは、用紙の前進、或
いは先に印刷されたスワスの任意の部分上でキャリッジ
が移動されるのに先立って、先行スワスが加熱されたプ
ラテン109上に留まらねばならない最小の時間遅延を見
出すために、スワスの最大密度に基づいてテーブルルッ
クアップを実行し、それによって擦り汚れの如何なる可
能性をも防止することである。要求される計算の速度を
向上させ簡略化するために、異なる用紙寸法及び印刷モ
ードについて、好ましくは個別のテーブルが維持され
る。テーブルルックアップは好適には、デンシトメータ
手順で決定されたスワスの最大密度だけを用いて実行さ
れ、また好適には、最大密度が単一のグリッドよりも大
きな領域にわたる平均密度を表すという最悪の場合の条
件が仮定される。コントローラ120は、スワスについて
必要な最小時間を決定するためにテーブルルックアップ
を実行する。
【0058】テーブルの値は経験的に得ることができ
る。以下の表には、経験的な値の幾つかのセットがリス
トされている。
【0059】
【表1】
【0060】遅延を決定するための別の方法であって、
そのより高い正確さのために好適ではあるが計算的には
より複雑なものが、図14のフローチャートに示されてい
る。ステップ431において、コントローラ120で決定され
る遅延ファクタ(Sp)は、スワスの最大密度に基づく現
在の印刷モードの(マルチパスモードの場合には各パス
について)公称の前進遅延を調節するために用いられ
る。この遅延により溶媒の十分な蒸発が許容され、次の
スワスの印刷に際しての、先に印刷されたスワスの擦り
去りが防止される。スワス密度は、デンシトメータ手順
により得られた、単色ドットの密度値(Bden)と、マル
チカラードットの密度値(Cden)を含むことができる。
【0061】一般的に、遅延ファクタ(Sp)は次式、 Sp=f(Mode, Bden, Cden) により決定され、式中f(Mode, Bden, Cden)は、スワ
ス上の黒色ドットの密度(Bden)及びカラードットの密
度(Cden)のモード依存性の関数である。
【0062】好適な実施例においては、遅延ファクタSp
は次式、 100%≧Sc−[K1*Bden+K2*Cden]≧Smin により決定され、式中Sc, K1, K2は経験的に確立される
係数であり、ScとSminのみが印刷モードに依存する。K1
及びK2についての例示的な値は、それぞれ 2.5及び0.75
である。Sc及びSminについての例示的な値は、以下の表
に示されている。
【0063】
【表2】
【0064】この式の適用を例示するために、あるペー
ジがノーマルモード(即ちScの値は300)で印刷されて
おり、その最も濃密なグリッドは、80%のピクセルが黒
色ドットで印刷されているとする。上式によれば、好適
な遅延ファクタSpは次の通りである。
【0065】300−2.5*80=300−200=100% かくして、ノーマルモード及びパフォーマンスモードに
おいては、80%以下の最大黒色密度はスループットの何
等の低減も生じない。同様に、90%の黒色密度は、75%
という最小遅延ファクタだけ公称前進遅延を減ずること
により、スループットの最大の低減を生ずる。80%と90
%の間の密度値に対しては、前進遅延はその公称値の10
0%と75%の間で線形的に変化する。
【0066】高品質1パスモードに対しては、68%より
も大きい黒色密度について最大遅速(30%)が用いられ
るが、これは40%の密度における100%まで線形に増大
する。高品質3パスモードに対しては、対応する数値は
74.8%の密度(50%の遅速)及び54.8%の密度(遅速な
し)である。
【0067】コントローラ120は次いで、この遅延ファ
クタSpを用いて、スワスについて特定された印刷モード
でスワスを印刷するために必要とされる前進遅延(tp)
を決定する(ステップ432)。好適な実施例において
は、時間tpは、遅延ファクタSpによって公称前進時間tn
を除算することにより決定される。公称前進時間tnは印
刷モードに依存し、ルックアップテーブルに記憶するこ
とができる。例示的な実施例では、これは高品質3パス
モードについては0.527秒であり、他の全てのモードに
ついては0.512秒である。
【0068】上述の除算の結果は、次いでスワスの遅延
タイマをセットするために用いられる。必要とされる前
進遅延時間が経過した後(ステップ433)、コントロー
ラ120は適切なドライバを起動して、次の掃引に備えて
印刷媒体を前進させる(ステップ416)。遅延が経過し
たならば、コントローラ120は適切なドライバを起動し
て、インクジェットに掃引を行わせる(ステップ41
7)。掃引がなされた後で、コントローラ120は、今行わ
れた掃引がページの最後の掃引であるかどうかを見るた
めにチェックを行う(ステップ406)。その掃引がペー
ジの最後の掃引でなければ、ステップ411からステップ4
18までが繰り返される。
【0069】以上を要するに、好適な実施例において
は、ノズルプレート又はプリンタ機構の他の部品との接
触により、印刷されたばかりのスワスが擦り汚れること
を防止するための可変的な遅延は、そのスワスの密度プ
ロファイルの関数である。また次ページとの接触による
先行ページの擦り汚れを防止するための可変的な遅延
は、先行ページの密度プロファイルの関数である。これ
らの関連する概念により、擦り汚れを生じることなく、
またスループット及び印刷品質を犠牲にすることなし
に、濃密にインク付けされたイメージを印刷することが
可能とされる。
【0070】以上に記載した実施例は、単に本発明の原
理を説明するために提示されているものであり、当業者
であれば、本発明の範囲及び思想から逸脱することなし
に、これらの原理を用いて他の実施形態を容易に案出で
きることが理解されよう。
【0071】以下においては種々の構成要件からなる本
発明の実施態様を例示的に示す。 1.液体インクがシート状の印刷媒体に対して連続的な
水平スワスで適用されるシートフィード式のインクジェ
ットプリンタであって、複数の垂直に配置されたプリン
トノズルを有するプリントヘッドと、前記プリントヘッ
ドを通過させてシートを垂直に前進させるためのシート
フィーダ手段と、シートの垂直方向に配置されたそれぞ
れの部分において、連続的な前記水平スワスを横切って
前記プリントヘッドを水平にスルーさせるためのキャリ
ッジ手段と、前記プリントヘッドが前記キャリッジ手段
によってスルーされるに際し、前記ノズルの中から選択
されたものを通じて前記インクのドットを前記シートに
対して選択的に適用することにより、前記シート上にイ
メージを印刷するための印刷手段と、(a)第1の水平ス
ワスが印刷されるのに先立つシートの頂部に隣接するプ
リントヘッドの初期の位置決めと、最後の水平スワスが
印刷された後のシートの底部における印刷ヘッドの最終
的な位置決めとの間の第1の経過時間と、(b)1つのシ
ートの最終的な位置決めと次のシートの初期の位置決め
との間の第2の経過時間に等しいシートフィード遅延と
の和によって決定される、実際のスループットレートを
変動させるためのスループット向上手段と、ドットのそ
れぞれの位置に応じて、前記1つのシートの濃密に印刷
された領域の位置を求めるためのデンシトメータ手段
と、印刷後に連続的な前記シートを積み重ねるためのス
タック手段と、及びデンシトメータ手段に応じて、先行
するシートの濃密に印刷された領域のインクが次のシー
トとの接触によって擦り汚れない点まで乾燥するよりも
前に、スループット手段が実際のスループットレート
を、次のシートがスタック手段において先行するシート
の前記濃密に印刷された領域と接触する可能性のある値
未満に維持するようにさせる擦り汚れ防止手段とからな
るプリンタ。
【0072】2.前記デンシトメータ手段が前記印刷手
段に応答する、上記1のプリンタ。
【0073】3.前記印刷手段が、所定のグリッドの何
れのピクセルが前記インクのドットを受け入れるかを決
定し、前記デンシトメータ手段が前記グリッドの各々に
おける前記ドットの数をカウントする、上記2のプリン
タ。
【0074】4.前記所定のグリッドが、前記水平スワ
スの各々におけるピクセルの単一列にあるものよりも実
質的に少ないピクセルの行及び列を有する、上記3のプ
リンタ。
【0075】5.前記デンシトメータ手段が前記所定の
グリッドのオーバラップを用い、少なくとも2の水平オ
ーバラップファクタと少なくとも4の垂直オーバラップ
ファクタを備える、上記3のプリンタ。
【0076】6.前記スループット向上手段が、前記水
平スワスの各々の印刷されない領域を探索する、上記1
のプリンタ。
【0077】7.前記スループット向上手段が、印刷さ
れた領域と印刷されない領域の双方を有する水平スワス
を探索し、より高いスルーレートでもって前記印刷され
ない領域の少なくとも1つをプリントヘッドにより水平
に横断させる、上記6のプリンタ。
【0078】8.前記スループット向上手段が、印刷さ
れない領域だけを有する水平スワスを探索し、連続する
こうした印刷されない領域を越えてプリントヘッドを連
続的に前進させる、上記6のプリンタ。
【0079】9.前記スループット向上手段が、前記水
平スワスの数及び/又は寸法を減少させる、上記6のプ
リンタ。
【0080】10.前記擦り汚れ防止手段が、印刷されな
い領域をより高いスルーレートで横断するか、或いは印
刷されない領域を完全にスキップするためにヘッド手段
がスループット向上手段により可能化されるまでに必要
な遅延を決定する、上記6のプリンタ。
【0081】11.複数の垂直に配置されたプリントノズ
ルを有するプリントヘッドと、前記プリントヘッドを通
過させてシートを垂直に前進させるためのシートフィー
ダ手段と、シートの垂直方向に配置されたそれぞれの部
分において、連続的な前記水平スワスを横切って前記プ
リントヘッドを水平にスルーさせるためのキャリッジ手
段と、前記プリントヘッドが前記キャリッジ手段によっ
てスルーされるに際し、前記ノズルの中から選択された
ものを通じて前記インクのドットを前記シートに対して
選択的に適用することにより、前記シート上にイメージ
を印刷するための印刷手段と、前記印刷手段に応答し前
記1つのシートの濃密に印刷された領域の位置を求める
ためのデンシトメータ手段と、及び印刷後に連続的な前
記シートを積み重ねるためのスタック手段とを含み、液
体インクがシート状の印刷媒体に対して連続的な水平ス
ワスで適用されるシートフィード式のインクジェットプ
リンタにおける改良であって、前記水平スワスの数及び
/又は寸法を減少させ、それにより(a)第1の水平スワ
スが印刷されるのに先立つシートの頂部に隣接するプリ
ントヘッドの初期の位置決めと、最後の水平スワスが印
刷された後のシートの底部における印刷ヘッドの最終的
な位置決めとの間の第1の経過時間と、(b)1つのシー
トの最終的な位置決めと次のシートの初期の位置決めと
の間の第2の経過時間に等しいシートフィード遅延との
和によって決定される、可変のスループットレートを確
立するためのスループット向上手段と、及びデンシトメ
ータ手段に応答し、印刷されない領域をより高いスルー
レートで横断するか、或いは印刷されない領域を完全に
スキップするためにヘッド手段がスループット向上手段
により可能化されるまでに必要な遅延を決定して、それ
により先行するシートの濃密に印刷された領域のインク
が次のシートとの接触によって擦り汚れない点まで乾燥
するよりも前に、前記可変のスループットレートを、次
のシートがスタック手段において先行するシートの前記
濃密に印刷された領域と接触する可能性のある値未満に
維持するようにさせる擦り汚れ防止手段とからなる改
良。
【0082】12.前記印刷手段が、所定のグリッドの何
れのピクセルが前記インクのドットを受け入れるかを決
定し、前記デンシトメータ手段が前記グリッドの各々に
おける前記ドットの数をカウントする、上記11の改良。
【0083】13.前記スループット向上手段が、前記水
平スワスの各々の印刷されない領域を探索する、上記11
の改良。
【0084】14.前記スループット向上手段が、印刷さ
れた領域と印刷されない領域の双方を有する水平スワス
を探索し、より高いスルーレートでもって前記印刷され
ない領域の少なくとも1つをプリントヘッドにより水平
に横断させる、上記11の改良。
【0085】15.前記スループット向上手段が、印刷さ
れない領域だけを有する水平スワスを探索し、連続する
こうした印刷されない領域を越えて印刷媒体を連続的に
前進させる、上記11の改良。
【0086】16.液体インクがシートの各々に対して連
続的な水平スワスで適用されるシートフィード式のプリ
ンタにおいて、第2のシートと接触することによる第1
のシート上のイメージの擦り汚れを減少させるための方
法であって、少なくとも1つの濃密に印刷された領域を
有する前記第1のシートの1つ以上の水平スワスを位置
決めするステップと、前記第2のシートにより接触され
た場合の擦り汚れを回避するために、前記濃密に印刷さ
れた領域に適用された全てのインクが十分に乾燥するの
に要求される、前記スワスに対する前記インクの適用に
続いてのそれぞれの遅延時間間隔を、前記第1のシート
上の少なくとも1つの前記水平スワスについて計算する
ステップであって、前記遅延ファクタが前記濃密に印刷
された領域の少なくとも密度の関数であるステップと、
印刷されていない領域だけを有する前記第2のシートの
印刷されていない水平スワスを探索するステップと、及
び前記遅延時間間隔が経過した後においてのみ、プリン
タから第2のシートを前記第1のシートの前記濃密に印
刷された領域と接触して出力させるステップとからなる
方法。
【0087】17.前記遅延ファクタが前記濃密に印刷さ
れた領域の位置の関数でもある、上記16の方法。
【0088】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、改良された
インクジェットプリンタが提供され、最初のページ上に
印刷された濃密な領域が次ページとの接触により擦り汚
れることはなく、またスループットのいかなる不必要な
低減もなしに、高密度グラフィックスイメージの印刷が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数のインクジェットノズルと、入力トレイ
と、出力トレイとを有する、本発明を具体化したインク
ジェットプリンタの斜視図である。
【図2】図1のインクジェットプリンタ内の用紙経路を
示す概略図である。
【図3】インクジェットプリンタの主要なハードウェア
構成部品及び関連するソフトウェアのブロック図であ
る。
【図4】イメージが非オーバラップ法によって走査され
る方法を示す図である。
【図5】イメージの位置が変化した場合に同じイメージ
が同じ非オーバラップ法によって走査されたときに、図
4の方法とどのような差が生ずるかを示す図である。
【図6】イメージの位置的な変化に起因する差を減ずる
ために水平方向に走査をオーバラップさせる方法を示す
図である。
【図7】イメージの位置的な変化に起因する差を減ずる
ために垂直方向に走査をオーバラップさせる方法を示す
図である。
【図8】イメージを印刷する際にプリンタによって実行
される一般的なステップを示すフローチャートである。
【図9】印刷されるべきイメージの密度プロファイルを
発生させるためにプリンタによって実行されるステップ
を示すフローチャートである。
【図10】グリッドの各列中の最大密度のグリッドを見
い出すためにプリンタによって実行される追加的なステ
ップを示すフローチャートである。
【図11】1ページを印刷するためにプリンタにおいて
実行される手順を示すフローチャートである。
【図12】スワスを印刷するためにプリンタにおいて実
行される手順を示すフローチャートである。
【図13】先行するページの擦り汚れを防止するために
スループットを減少させるための、プリンタにおいて実
行されるステップを示すフローチャートである。
【図14】先行するスワスの擦り汚れを防止するために
必要な遅延を決定するために、プリンタによって実行さ
れるステップを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 インクジェットプリンタ 101 用紙 102 入力トレイ 103 インクジェットノズル 104 出力トレイ 105 用紙ガイド 106 ピンチホイール 107 主駆動ローラ 108 ヒータ 109 プラテン 110 スターホイール 111 出力ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体インクがシート状の印刷媒体に対し
    て連続的な水平スワスで適用されるシートフィード式の
    インクジェットプリンタであって、 複数の垂直に配置されたプリントノズルを有するプリン
    トヘッドと、 前記プリントヘッドを通過させてシートを垂直に前進さ
    せるためのシートフィーダ手段と、 シートの垂直方向に配置されたそれぞれの部分におい
    て、連続的な前記水平スワスを横切って前記プリントヘ
    ッドを水平にスルーさせるためのキャリッジ手段と、 前記プリントヘッドが前記キャリッジ手段によってスル
    ーされるに際し、前記ノズルの中から選択されたものを
    通じて前記インクのドットを前記シートに対して選択的
    に適用することにより、前記シート上にイメージを印刷
    するための印刷手段と、 (a)第1の水平スワスが印刷されるのに先立つシートの
    頂部に隣接するプリントヘッドの初期の位置決めと、最
    後の水平スワスが印刷された後のシートの底部における
    印刷ヘッドの最終的な位置決めとの間の第1の経過時間
    と、(b)1つのシートの最終的な位置決めと次のシート
    の初期の位置決めとの間の第2の経過時間に等しいシー
    トフィード遅延との和によって決定される、実際のスル
    ープットレートを変動させるためのスループット向上手
    段と、 ドットのそれぞれの位置に応じて、前記1つのシートの
    濃密に印刷された領域の位置を求めるためのデンシトメ
    ータ手段と、 印刷後に連続的な前記シートを積み重ねるためのスタッ
    ク手段と、及びデンシトメータ手段に応じて、先行する
    シートの濃密に印刷された領域のインクが次のシートと
    の接触によって擦り汚れない点まで乾燥するよりも前
    に、スループット手段が実際のスループットレートを、
    次のシートがスタック手段において先行するシートの前
    記濃密に印刷された領域と接触する可能性のある値未満
    に維持するようにさせる擦り汚れ防止手段とからなるプ
    リンタ。
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