JP4164122B2 - 画像形成装置においてプリント帯領域を綴じ合わせる方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、音響インクプリンタ(acoustic ink printer)などの画像形成装置における、プリント帯領域(swath)を綴じ合わせる方法及び装置に関する。より詳細には、本発明は、インク噴出プリントヘッドの隣り合う帯領域間での不正確な用紙搬送及びインク滴の方向ミスにより生じる視認できるアーチファクトを低減するために装置において実施される方法に関する。この方法では、帯領域間に「パズルカット」あるいは「ファスナー」端部が形成される。これに関し、画像は帯領域に分割され、その端部をディザリングすることにより、予想される用紙送りの正確さ及びノイズや異なるプリントヘッドでのプリント帯領域幅の違いなど他のプリンティング特性に応じてカットの深さを変える。
【0002】
本発明は、特に音響インクプリンティングの適用におけるアーチファクトの低減技術に関し、特にこの技術に関連して説明するが、他の分野及び適用においても効果がある。例えば、インクジェットプリンティングまたはインク吐出装置または噴出装置のアレイを使用しページを横断して帯領域を画素ベースでプリントする他のタイプのプリンティングに本発明を使用してもよい。
【0003】
【従来の技術】
その背景技術として、本発明の効果により対処される問題を十分に認識するために、音響インクプリンティングのインク吐出装置の基本的動作を理解することが好ましい。これに関し、図1には、音響インクプリンティングのインク噴射装置10の一例が示されている。図には単一のインク噴射装置が示されているが、音響インクプリントヘッドは通常、アレイ形状に配置された多数の噴射装置で構成されている。一般的な音響インクプリントヘッドは、例えば、プリント媒体にインク滴を吐出する1024の吐出装置を含む。吐出されたインク滴により画像の画素を形成するが、1つの画素にはインク滴をまったく含まないこともあれば、1つまたは多数のインク滴を含むこともできる。加えて、1つのプリンタには一般に多数のプリントヘッドが使用される。さらに、インク以外の材料をプリントヘッドにより吐出してもよい。
【0004】
図示されるように、噴射装置10は、電極14が形成されたガラス層12を含む。好ましくは酸化亜鉛で形成される圧電層16がこの電極層14に設けられ、電極18が圧電層16に設けられている。電極層14及び電極18は、線20及び22により示される表面配線(surface wiring)パタンにより無線周波数(RF)電源24に接続される。RF電源24の生成する電力が電極14及び18に送られる。電極層14に対向する側には、同心的なフレネルレンズまたはそれ以外の適当なレンズなどであるレンズ26が形成されている。このレンズ26から間隔を隔て、開口部またはオリフィス30が形成された液体レベル制御プレート(オリフィスプレートとも呼ぶ)28が設けられている。流体すなわちインク32は、オリフィスプレート28とガラス層12との間に保有されている。オリフィス30はレンズ26と位置合わせされ、インク滴34のインク表面すなわちメニスカス36からの噴射を助ける。オリフィス30によりインク表面36はもちろん露出されている。
【0005】
レンズ26、電極層14、圧電層16、及び電極18は、フォトリソグラフィック技術によりガラス層12に形成されている。つづいて、ガラス層12から間隔を隔ててオリフィスプレート28が配置される。インク32は、インク供給源から、オリフィスプレート28とガラス層12との間の空間に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、音響インクプリンティングのアプリケーションでは、図1に示される音響インク噴射装置が各プリントヘッドにアレイ状に並んでいる。ここで、ほとんどの場合、使用されるプリントヘッドはフルページ幅アレイプリントヘッドではないので、プリンティングは各ページを横切って複数のプリント帯領域(print swaths)を形成することにより行わなければならない。この結果、この帯領域間に視認できるアーチファクトが現れる可能性がある。すなわち、1つの帯領域が別の帯領域と重複する場合、暗いアーチファクトが画像に現れる。一方、帯領域どうしが十分に近接して配置されず、プリントされたインクの広がりによりこの帯領域の境界部分に実質的に均一の層を形成できない場合には、インクの下層に位置するプリント媒体の色が透けて見える可能性がある。プリント媒体が白い場合には、帯領域間に白線が現れることになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
したがって、上記の問題及び他の問題を解決するため、本発明は画像形成装置においてプリント帯領域を綴じ合わせる新しくかつ改良された方法及び装置を提案する。
本発明に係る方法は、ページを横切ってインクを帯領域状にプリントするインク噴出装置のアレイを含むプリントヘッドを備える画像形成装置によって生成された画像を処理する方法であって、列及び行に配置された画素を含む複数色の画像を取得するステップと、前記各色の画像中に綴じ合わせ領域を生成するステップと、を含み、前記綴じ合わせ領域は、1)所定数の列により決定し、2)プリント帯領域の重複領域に対応し、3)前記重複領域において第1のプリント帯領域から第2のプリント帯領域への移行を含み、この移行は画像の画素の選択された行ごとに異なる画素位置で発生し、前記移行が発生する画素位置のパターンは、各色で共通の所定の単位パターンが周期的に繰り返されるパターンであり、前記パターンの位相は、色毎に異なる、ことを特徴とする。
本発明の一態様では、前記移行は、画像の綴じ合わせに沿って連続するN行(N:整数)は繰り返し同じ画素位置において発生する。
また、本発明の一態様では、前記移行は、画像の連続する行の各対ごとに異なる画素位置で発生する。
本発明に係る方法は、複数色の画像を取得するステップと、前記複数色の画像に基づき複数色のビットマップを生成するステップと、前記複数色のビットマップに基づき前記複数色の画像の帯領域部分を選択するステップと、前記各色の帯領域部分の端部を、ディザリング端部のパターンが色毎に異なるようにディザリングするステップと、ディザリング端部を有する複数色の帯領域部分についてのプリントデータを記憶するステップと、前記プリントデータに基づき前記複数色の画像をプリントするステップと、を含み、前記ディザリング端部のパターンは、各色で共通の所定の単位パターンが周期的に繰り返されるパターンであり、前記パターンの位相は、色毎に異なる。
本発明に係る装置は、画像を帯領域部分状に形成するために有用な装置であって、複数色の入力画像に基づき複数色のビットマップを生成するビットマップ生成部と、前記複数色のビットマップに基づき前記複数色の画像の帯領域部分を決定する帯領域部分決定モジュールと、前記各色の帯領域部分の端部を、ディザリング端部のパターンが色毎に異なるようにディザリングするディザリングモジュールと、を含む画像処理部と、ディザリング端部を有する複数色の帯領域部分に基づきプリントヘッドを制御するプリント制御モジュールと、を備え、前記ディザリング端部のパターンは、各色で共通の所定の単位パターンが周期的に繰り返されるパターンであり、前記パターンの位相は、色毎に異なる。
本発明の一態様では、プリントされた行のプリント開始点を変えてディザリングを実現するために前記ディザリングモジュールによるアクセスが可能な連続する乱数を記憶したルックアップテーブルをさらに備える。
また、本発明の一態様では、前記乱数は、プリントされた各行が各帯領域で同じ乱数にアクセスするように、繰り返し使用される。
なお、段落「0008」から段落「0011」までは、出願当初の[特許請求の範囲]に対応する記載である。
【0008】
本発明は、画像形成装置においてプリント帯領域を綴じ合わせる方法及び装置を提供する。
【0009】
本発明による方法は、その一態様において、列及び行に配置された画素を含む画像を取得するステップと、この画像内に綴じ合わせ領域(stich region)を形成するステップとを含む。綴じ合わせ領域は、1)所定数の列すなわち画素により決定され、2)プリント帯領域の重複領域に対応し、3)重複領域において、第1のプリント帯領域から第2のプリント帯領域への移行を含む。前記移行は、画像の選択された画素行ごとに異なる画素位置で発生する。
【0010】
別の態様によれば、本発明の方法は、画像を取得するステップと、前記画像に基づきビットマップを生成するステップと、ビットマップに基づき画像の帯領域部分を選択するステップと、帯領域部分の端部をディザリングする(dither)ステップと、ディザリング端部を有する帯領域部分についてのプリントデータを記憶するステップと、プリントデータに基づき画像をプリントするステップとを含む。
【0011】
別の態様によれば、本発明の装置は、入力画像に基づきビットマップを生成するビットマップ生成部と、ビットマップに基づき画像の帯領域部分を決定する帯領域部分決定モジュールと帯領域部分の端部をディザリングするディザリングモジュールとを含む画像処理部と、ディザリング端部を有する帯領域部分に基づきプリントヘッドを制御するプリント制御モジュールとを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明を説明するが、これらの図面は本発明の好ましい実施形態の例示のみを目的とし、本発明を限定するものではない。図2は、本発明を組み込んだシステム100の部分図である。図2には例として特定の形状が示されているが、音響インクプリンタは様々な形状にすることができる。これに関し、例えば構成要素の相対位置を変え、特定の所望する形状に適合させてもよい。このような変更をしても、本発明の特性は適切に適用できる。
【0013】
図2において、インク搬送及び制御装置110が、1枚の用紙Pとの相対的な関係で示されている。この用紙Pに、音響インクプリンタ100(その全体は示されていない)のプリントヘッド112がインク滴を噴射する。インク搬送及び制御装置110は、プリント処理において有用なハードウェアまたはソフトウェア制御構造、ならびにプリントヘッドに物理的にインクを供給する適当な機構及び材料(例えば、インク供給源)を収容している。このシステムの基本制御構造及び処理モジュールが図7に示されている。さらに、プリント媒体支持構造114が示されている。なお、このような構造にも、プリント中の用紙の適切な送りを可能にする適当な機構(図示せず)が含まれる。
【0014】
図示される位置においては、プリントヘッド112は「停留している(docked)」。しかしながら、動作中は、プリントヘッドはページPを横切ってTの方向に移動し、インク帯領域をプリントする。インク帯領域がプリントされると、別の帯領域がプリントできるように用紙Pは矢印Aで示される方向に所定量だけ進む。
【0015】
なお、繰り返すが、図示されるのは本発明を適用できる音響インクプリンタの例示的な1実施形態にすぎず、もちろん、音響インクプリントヘッドの移動が必要でなく、プリントヘッドがページ全体に渡って配置される構造も考えられる。さらに、プリントヘッドが移動する場合でも移動しない場合でも、用紙を進めるのではなく、プリントヘッドを用紙の送り方向に進める実施形態でもよい。これらの実施形態のいずれにおいても、あるいは他の実施形態においても、本発明には本発明の開示から当業者に明らかである適当な修正を施すことができる。
【0016】
上述のように、帯領域のプリントでは、例えばプリントヘッドが正確に位置合わせされていないなど、そのプリント方法における不正確さのために、画像中に視認できるアーチファクトが生成されることがしばしばある。さらに、用紙の送り(またはプリントヘッドの送り)も正確に行えない場合がある。
【0017】
したがって、図3に示されるように、本発明では、プリント帯領域間に「パズルカット」または「ファスナー」が形成されるように各プリント帯領域にディザリングした(ディザのかかった)(dithering)端部を形成する。このようなディザリング処理により、単一線で形成された端部を、重複領域全体に分散する広範囲に分離した多数の画素に拡散し、アーチファクトを人間の視覚システムにより検出しにくくする。図3に示すように、第1の帯領域300は、第2の帯領域306のディザリング端部304に対応するディザリング端部302を有する。ここで、実際には、帯領域300と306はプリント媒体上で重なり、両領域間に重複領域を形成する。図3においては、これらの領域は単にパズルカット構成を例示する目的で分離して示されている。符号305で示されるような突起部または歯はそれぞれ異なる長さを有し、帯領域間にパズルカットすなわち綴じ合わせ部すなわちファスナーを形成する。
【0018】
さらに、このようなパズルカットは各色ごとに行われるのが好ましいことも明らかである。すなわち、画像の特定色の画素に対するパズルカットは必ずしも画像の他の色に対するカットを複製するわけではない。これにより視覚的効果が高まる。
【0019】
したがって、本発明による方法は、一般に、列と行に並んだ画素を有する画像を取得するステップと、この画像中に綴じ合わせまたは重複領域を生成するステップとを含む。綴じ合わせ領域は、所定数の列すなわち画素により決定し、プリント帯領域の重複領域に対応し、重複領域において第1のプリント帯領域から第2のプリント帯領域への移行を含む。各行における移行は、連続する行のペアごとに異なる画素位置で発生し、これによりパズルカット効果を生成する。このように、好ましくは、1対の行は、そのペアの各行では同じ画素位置における移行を含むが、隣り合う行のペアどうしの移行はそれぞれ異なる画素位置で発生する。
【0020】
あるいは、各行のペアではなく、任意の選択された行(例えば、選択された連続行)ごとに、各行における移行を異なる画素位置で発生させてもよい。したがって、各行は隣り合う行に対して異なる画素位置で移行してもよい。実際には、視覚的な結果において差が起こるが、この目的のために任意の数の行をまとめることもできる。この場合、連続するN行(Nは整数)に対しては、画像の綴じあわせに沿って移行が同じ画素位置で繰り返し起こる。行のペアの使用は、所望のプリント品質を提供するものとして好ましい。
【0021】
視覚的な品質を高めるための上記の行のグループ分けは、動きの反復性(motion repeatability)が走査方向においてどの程度許容不可能かの関数であることが判明した。本発明の効果は、線アーチファクトをより高い空間的周波数(higher spatial frequency)に押出すことにより、劣等な用紙搬送を補償することである。すなわち、本発明の使用により、重複領域全体で各色に対する整合しない線を、離散した点アーチファクトに拡散する。好ましくは、このような拡散はできるだけ多く行いたい。よって、パズルすなわち「歯」の長さを各行で変えることが最適である。しかしながら、競合する視覚的なアーチファクトがあるので、これが常に当てはまるわけではない。特に、走査方向における移動システムの反復性が1画素内に保持されない場合、パズルはページの下方向に非同期し互いにかみ合わない。この場合の視認アーチファクトはかなり大きく、おそらくは、隠そうとされる劣等の重複アーチファクト程度に受け入れ難いものである。これを防ぐため、パズルの歯の長さを変化させる頻度を減らすことにより図3に示されるパズルをより太くて短い指のような形状にすることが可能であると判明した。特に、パズルのインデントの同じ行が連続して2行あれば、走査方向のアーチファクトは低減し、用紙搬送アーチファクトに及ぼす影響も最低限のみになる。走査方向の反復性が極めて劣っている場合、同一の歯の長さを有する連続する行の数をさらに3以上に増やしてもよい。
【0022】
図4には、本発明にかかるより特定の方法が示されている。図示されるように、まず画像を取得する(ステップ402)。次に、その画像のビットマップを生成する(ステップ404)。ここで、ビットマップの生成には、当業界では周知の4色ビットマップを実施するための情報の生成を含む。ビットマップの各画素は、画素を十分に描画するためにプリントヘッドから吐出される各色のインク滴数に関する情報を記憶する。4色ビットマップが好ましいが、カラープリンティングが望ましい場合、任意の多色ビットマップでもよい。さらに、ビットマップ生成処理のあいだ、画像はプリンティングに対して適切にスケールされ、エラー分散アルゴリズムなどの適当な描画アルゴリズムが実行される。あるいは、ビットマップ生成処理のあいだ別々のカラー画像平面を考慮し、各カラー平面が効果的にそれ自体のビットマップを有してもよいが、単一の4色ビットマップを生成するのが好ましい。
【0023】
続いて、画像の帯領域部分を選択する(ステップ406)。帯領域部分はさまざまなサイズにすることができるが、一般に、この帯領域のプリントに使用するプリントヘッドの所望の部分を反映しなければならない。好ましくは、帯領域の幅を反映するデータをシステムに記憶(プログラム)して、適当なデータ読出し技術によりこれにアクセスする。次に、帯領域の内端部(すなわち、画像の端部上にない端部)を本発明にしたがってディザリングする(ステップ408)。重複領域の幅及び同じまたはほぼ同じパズルインデントを有する連続行の数は、用紙の搬送及び処理動き特性(process motion characteristics)に基づき予め定められている。
【0024】
ディザリングは、好ましくは画像の各個別の色に対して行う。利用されたデータには、プリントヘッドによりプリントされる各行の開始点ならびにその行に対するプリントの実行の長さを示すデータが含まれる。すなわち、ディザリングに使用されるデータは、帯領域のその行に対してプリンティングをどこから開始すべきか、そしてプリンティングをどこまで続けるべきかを示している。このため、好ましくは、開始点データは、高周波数成分のみを含み、少なくとも数ミリメートルの距離に渡って繰り返されることのないパターンが結果的に生成されるような、適当なランダム特性を有する乱数または擬似乱数により表される。これらの数は0から7により生成されてシステム内に記憶され、一方、実行の長さデータは好ましくは固定した数である。好ましい実施形態においては、256のランダムな開始点の連続がルックアップテーブルなどに記憶されている。この好ましい実施形態では、各行の開始点に同一の乱数が使用されている限り、連続する帯領域はその行において適切に一致し、画像は適当な画像領域内で第1の帯領域から第2の帯領域に適切に移行する。
【0025】
次に、ディザリングした帯領域部分に対するデータを保存する(ステップ410)。その後、適当な時において、この帯領域データをプリントヘッド制御モジュールに転送する(ステップ412)。この時点で、プリントした画像にさらなる帯領域を含めるかどうかを判断する(ステップ414)。さらなる帯領域を含める場合、ステップ406からステップ414を繰り返す。さらなる帯領域を含めない場合、プリンティング工程を完了し(ステップ416)、この方法を終了する(ステップ418)。
【0026】
図5には、画像500の一部が示されている。説明を簡単にするため、図5の例は単一色でシングルパスのプリンティングのみを示しているが、本発明は多色プリンティングにも適用でき、実際には多色プリンティングに適用するのが好ましい。これらの状況において、本発明の適用では、各色平面は好ましくは図3に示されるように(カラーではないが)個別に扱われる。好ましい多色プリンティングの実施形態では、各色で重複領域のパタンに対し異なる相を有する。以下に詳細に記載するように、本発明はさらにマルチパスプリンティングにも適用できる。
【0027】
図示されるように、帯領域502は帯領域幅510を有し、この帯領域幅に、第1の重複または綴じ合わせ領域504及び第2の重複または綴じ合わせ領域506、ならびに基本領域508が含まれている。好ましくは、各重複領域の幅はは8画素である。基本領域508は任意の幅でよいが、各重複領域間に十分な隔たりが維持され、最終的に生成された画像において重複領域が視覚的に検出しにくくなるように16画素以上が好ましい。
【0028】
図示されるように、重複領域504及び506において、黒塗りの丸は帯領域502においてプリントされる画素、すなわち活性画素を表し、白丸は帯領域502においてプリントされない画素を表している。これに関し、帯領域502の行1では、1画素が重複領域504において黒く塗られ、7画素が重複領域506において黒く塗られている。なお、重複領域504における白丸の画素は、帯領域502のプリンティングに先立ちプリントされた帯領域のプリント中にプリントされ、重複領域506の白丸画素は帯領域502に続いてプリントされる帯領域部分のプリント中にプリントされる。端部のディザリングは画素の2行ごとに起こるのが好ましい。これは、上述のように視覚的な美観のために決定されているが、この方法での任意の行数への変更も本発明の範囲である。本発明は、プリントヘッドの対向する端部を綴じ合わせるものとして説明するが、異なるプリントヘッドからの出力を全く同一の方法で綴じ合わせることもできる。このような状況は、プリントヘッドが重複領域に整合する全幅プリンタにおいて生じる可能性がある。プリントヘッドが静止して用紙を移動させてもよいし、あるいはプリントヘッドを走査して、さらなるプリントヘッドを単にプリント速度増加のために使用してもよい。
【0029】
同様に、重複領域504の行3及び行4には2つの活性画素が示され、重複領域506の行3及び行4には6つの活性画素が示されている。繰り返すが、これらの各重複領域における白丸画素は、当該帯領域部分に隣接する帯領域のプリント中にプリントされる。最後に、重複領域504の行5及び行6には7つの活性画素が含まれ、重複領域506の同行には1活性画素のみが示されている。
【0030】
当業者には理解されるべきであるが、重複領域504及び506に示されるパタンの作成のために生成される数は、前後の帯領域のプリンティング処理に対しても繰り返し使用され、その結果、画像は帯領域部分間で適切に「ファスナーを閉じた」状態になる。すなわち、ある行においては、すべてのプリント実行に対して同じ乱数が開始点として使用される。好ましくは、上述のように、各行の開始位置に対して生成された乱数を表す保存データは、0から7の数字である。よって、例えば、行1の開始位置は7、行3の開始位置は6、行5の開始位置は1となる。各行に対するプリント実行は一定なので、プリント実行をどこで終了するかを示すデータを記憶する必要はない。例示されたプリント実行511からわかるように、プリント実行は、好ましくは第1の重複領域にて開始し、基本領域に及び、さらに次の重複領域にて終了する。ここで、「プリント実行」とは、任意の特定滴周期におけるプリント可能な噴出装置の幅である。
【0031】
さらには、別の例として、乱数または擬似乱数を「その場で(on the fly)」生成することもできる。しかしながら、このような実施形態では、記憶された値の反復や予測が不可能であるという状況に適合すべく、システムに対する適当な修正が必然的に伴う。同様に、実行の長さを変化させ、対応する開始及び終了点を指定または決定することもできる。この場合も、これらの特性に適合させるために適当な修正が必要である。これに関し、このようないずれの修正の場合も、プリント帯領域を許容可能なプリント品質で重複領域において整合させる必要性を考慮しなければならない。
【0032】
図6には、プリント画像600の一部が、画像の先端部における本発明の適用を例示するために示されている。図示されるように、本発明の処理ステップは、図示される帯領域幅602を用いて実行される。ここで重要なのは、帯領域幅は、重複領域の幅604(例えば8画素)に対応する量だけ画像の先端部を超えて延び、その領域においてもパズルカット効果が見られることである。プリントヘッドのプリント処理構造に送られたデータの処理においては、このように画像を超えて延びる重複領域の範囲にある活性画素はいずれも単純にゼロに設定されることにより、その画素位置を効果的に不活性化し、インクが意図しない位置に噴出するのを防ぐ。
【0033】
別の例として、データ保存能力が制約されていない場合に好ましくは、より大きな画像をプリントできるように、端部を越えて延びる重複領域にも単純にデータを供給することができる。この場合、拡大された部分の端部は、ギザギザでなくまっすぐなのが好ましい。したがって、適当な修正が必要となり、このような修正により、データの記憶容量が大きくなることが多い。
【0034】
もちろん、同様の処理を画像の最終帯領域の後端部においても実行し、画像の対向端部にも同様に望ましい調整をし、端部が不適切にディザリングされた場合に発生するジグザグ形状を解消することも可能である。これを実現するには、プリントされた最終帯領域の、画像の端部を越えて延びる画素をいずれも不活性化することが好ましい。好ましくは、画像の後端部が重複領域にあるか、最終帯領域の基本領域内にあるかによって、適当な適応を実施する。
【0035】
図7には、本発明を組み込んだプリント制御システム700が示されている。システム700は、音響インクプリンタの内部、例えば図2に示されるプリンタのモジュール110内に適当に配置してもよい。図7に示すように、システム700は、適当な供給源から入力画像を受け取るビットマップ生成部702を含む。ビットマップ生成部702において、上述のようにかつ当業者は理解可能な方法によりビットマップが生成される。
【0036】
ビットマップ生成部702は画像処理部704に接続されている。画像処理部704は、帯領域決定モジュール706と、ディザリングモジュール708と、ルックアップテーブル710と帯領域部分情報記憶モジュール712とを含む。なお、これらの要素は、当業者にはわかるように、上記の方法において利用される。例えば、帯領域決定モジュール706は、本発明により処理される画像の帯領域についての情報を決定して維持する。例として、帯領域の幅を示すデータは、好ましくはこのモジュールに保存される。
【0037】
ディザリングモジュール708は、好ましくは画像の帯領域部分の端部に適当な処理を実行し、パズルカット効果を生成する。これに関し、ディザリングモジュールは、好ましくは、ルックアップテーブル710から乱数または擬似乱数(すなわち各行の開始点)にアクセスする。また、ディザリングモジュール708は、任意の所与の行をプリントするための実行長さを表すデータを保存する(またはこれにアクセスする)。好ましい実施形態においては、このデータは、所与のプリンティング処理のすべての行について一定であり、図5に示すように、重複領域と基本領域のそれぞれの幅の関数である。もちろん、この好ましい実施形態に変更を施す場合には、ディザリングモジュールは他の機能を含んでもよい。例えば、ディザリングモジュールは、記憶された乱数(例えば、開始点)を生成してもよいし、その場で乱数を生成してもよい。さらに、ディザリングモジュールは、所望されれば、開始点及び終了点及び実行長さを計算する機能を有してもよいし、その場合に多色画像においてプリントされる各色に異なる方法を使用してもよい。ただし、同様であるが許容できるパズルカットを生成する、ランダムに生成されていない番号の連続が記載できる場合もあるので、乱数は必ずしも必要ではない。
【0038】
ルックアップテーブル710は、好ましくは従来の形式で、好ましい実施形態におけるプリント実行の開始点として使用される256の乱数を記憶する。このテーブルの数字は、順次かつ周期的に使用される。すなわち、最終エントリが使用された後、ポインタは最初のエントリにリセットされる。好ましくは、記憶された各乱数は一対の行に対応する。この結果、記憶された乱数は、繰り返される前に、512のプリント行に対応する。ただし、ルックアップテーブルの形式及び使用法は、これを組み込んだシステムの厳密な本質しだいで変化することを理解すべきである。
【0039】
多色プリントの適用では、テーブル710の異なる点にアクセスし、各色で位相のずれたディザリングを形成することができる。例えば、4色画像に対する256のエントリを有するテーブルの場合、第1の色はエントリナンバー1に開始点を有し、第2の色はエントリ65に開始点を有し、第3の色はエントリ129に開始点を有し、第4の色はエントリ194に開始点を有することができる。各色が同じ速度でテーブルを循環するので、これらの色はページを通じて異なる位置においてテーブルにアクセスし続ける。
【0040】
なお、図示される画像処理部の構成は例示のみを目的とし、種々の形状を有することが可能である。
【0041】
画像処理部704は、適当なモジュール714にも接続されている。モジュール714は、プリントヘッドの噴出装置を選択的に活性化させるか噴射させるかその両方の実行のためのプリントヘッド制御を実行する。プリントヘッド制御技術は、好ましくは、音響インクプリンティングとインクジェット分野の少なくともいずれかにおいて一般に用いられるものである。プリント制御には、好ましくは、任意のプリンティングパスに対してプリントヘッドの特定部分が活性化されるか否かについての決定が含まれる。
【0042】
本発明は、画像の一部をプリントするために任意数のプリンティングパスを含む種々のプリンティング処理に適合させることができる。例えば、最も単純な形態として、1パスモードで動作することにより、画像の一部すなわち帯領域をある領域全体にプリントヘッドの1パスによりプリントするシステムに適用できる。プリントヘッドをさらに進めてプリント媒体の全く別の領域にプリントすることにより、本発明の実施が必要な重複領域が不要になる。したがって、再び図5を参照すると、帯領域幅510はプリントヘッドの活性部分の全体的な長さに対応し、送り512は、その全体の長さよりも1重複領域(例えば、8画素)の幅だけ小さい長さに対応する。なお、プリントヘッドの活性部分は、例えば選択された噴射装置が使用できない状況では、プリントヘッドアレイの全体幅の1部でもよい。
【0043】
しかしながら、本発明は好ましくは画像の帯領域をプリントするためにプリントヘッドの複数パスを使用するシステムに適用される。これに関し、4パスシステムが多くの状況において好ましいが、2パスシステムも同様に適当であり、ここではその簡便性のために後者について説明する。2パスシステムにおいては、図8に示されるように、帯領域幅810はプリントヘッドの長さに対応し、送り812はその半分の長さより1重複領域の幅だけ小さい長さに対応する。このようなシステムにおいては、プリンティングが開始すると、最初のパスでプリントヘッドの第1の半分により最初のインク滴が噴射される。次に、プリントヘッドが前進し、プリントヘッドの第1の半分は帯領域の第2の半分のプリントを開始し、プリントヘッドの第2の半分が引き続き帯領域の第1の半分をプリントする。このような繰り返しが続き、最終的にはプリント帯領域の各部分がプリントヘッドの2パスを受ける。ここで、この方法でプリントを実現するために、好ましくは帯領域情報を維持して、プリントヘッドが適当なパスのあいだ特定の帯領域において適切にプリントを行うようにする。これに関し、各パスにおいて噴射すべき滴についての情報をシステムに維持することも効果的である。
【0044】
図8からさらにわかるように、画像800の重複すなわち綴じ合わせ領域802及び804は現在の帯領域において綴じ合わされ、重複すなわち綴じ合わせ領域806は前または次の帯領域において綴じ合わされる。これらの原理は4パスプリンティングシステムに対しても実施かつ適用できるが、これについて当業者であれば理解できるであろう。
【0045】
これまでに説明した実施形態は、画素ベースの帯領域端部のディザリングに関する。しかしながら、音響インクプリンティングは、画素ごとの複数ドットプリンティングを可能にする本質を有している。したがって、本発明によるディザリングは画素ベースではなく、ドットベースで実行してもよい。第1の滴に対して決定したディザリングとは異なるディザリングを、1画素内の第2の滴に対して定め、これによりディザリングを形成した領域をさらにランダムにすることができる。本発明の他の特性についても、実質的に上述のように適用できる。しかしながら、許容可能な画像品質を得るために、結果的に生じるモアレアーチファクトを低減する措置を行うこともできる。
【0046】
本発明は、本願明細書より明らかな適当なハードウェアまたはソフトウェア技術のいずれかあるいは両方を使用して実行が可能である。もちろん、好ましい実施形態の特定要素は、ハードウェアとソフトウェアのいずれかにおいてより簡単に実施できるが、本発明はそれに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 音響インクプリンティング噴射装置を示す図である。
【図2】 音響インクプリンタを示す図である。
【図3】 本発明によるパズルカットを有するプリント帯領域の端部を示す図である。
【図4】 本発明の方法を示すフローチャートである。
【図5】 本発明による画像の一部分を示す図である。
【図6】 本発明による画像の一部分を示す図である。
【図7】 本発明によるシステムのブロック図である。
【図8】 本発明による画像の一部分を示す図である。
【符号の説明】
700 プリント制御システム、702 ビットマップ生成部、704 画像処理部、706 帯領域部分決定モジュール、708 ディザリングモジュール、710 ルックアップテーブル、712 記憶部、714 プリント制御部。
Claims (7)
- ページを横切ってインクを帯領域状にプリントするインク噴出装置のアレイを含むプリントヘッドを備える画像形成装置によって生成された画像を処理する方法であって、
列及び行に配置された画素を含む複数色の画像を取得するステップと、
前記各色の画像中に綴じ合わせ領域を生成するステップと、を含み、
前記綴じ合わせ領域は、1)所定数の列により決定し、2)プリント帯領域の重複領域に対応し、3)前記重複領域において第1のプリント帯領域から第2のプリント帯領域への移行を含み、この移行は画像の画素の選択された行ごとに異なる画素位置で発生し、
前記移行が発生する画素位置のパターンは、各色で共通の所定の単位パターンが周期的に繰り返されるパターンであり、前記パターンの位相は、色毎に異なる、
ことを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、前記移行は、画像の綴じ合わせに沿って連続するN行(N:整数)は繰り返し同じ画素位置において発生することを特徴とする方法。
- 請求項1に記載の方法において、前記移行は、画像の連続する行の各対ごとに異なる画素位置で発生することを特徴とする方法。
- 複数色の画像を取得するステップと、
前記複数色の画像に基づき複数色のビットマップを生成するステップと、
前記複数色のビットマップに基づき前記複数色の画像の帯領域部分を選択するステップと、
前記各色の帯領域部分の端部を、ディザリング端部のパターンが色毎に異なるようにディザリングするステップと、
ディザリング端部を有する複数色の帯領域部分についてのプリントデータを記憶するステップと、
前記プリントデータに基づき前記複数色の画像をプリントするステップと、
を含み、
前記ディザリング端部のパターンは、各色で共通の所定の単位パターンが周期的に繰り返されるパターンであり、前記パターンの位相は、色毎に異なる、
方法。 - 画像を帯領域部分状に形成するために有用な装置であって、
複数色の入力画像に基づき複数色のビットマップを生成するビットマップ生成部と、
前記複数色のビットマップに基づき前記複数色の画像の帯領域部分を決定する帯領域部分決定モジュールと、前記各色の帯領域部分の端部を、ディザリング端部のパターンが色毎に異なるようにディザリングするディザリングモジュールと、を含む画像処理部と、
ディザリング端部を有する複数色の帯領域部分に基づきプリントヘッドを制御するプリント制御モジュールと、
を備え、
前記ディザリング端部のパターンは、各色で共通の所定の単位パターンが周期的に繰り返されるパターンであり、前記パターンの位相は、色毎に異なる、
装置。 - 請求項5に記載の装置であって、プリントされた行のプリント開始点を変えてディザリングを実現するために前記ディザリングモジュールによるアクセスが可能な連続する乱数を記憶したルックアップテーブルをさらに備えることを特徴とする装置。
- 請求項6に記載の装置において、前記乱数は、プリントされた各行が各帯領域で同じ乱数にアクセスするように、繰り返し使用されることを特徴とする装置。
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