JPH09118010A - プリント方法 - Google Patents

プリント方法

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JPH09118010A
JPH09118010A JP8216812A JP21681296A JPH09118010A JP H09118010 A JPH09118010 A JP H09118010A JP 8216812 A JP8216812 A JP 8216812A JP 21681296 A JP21681296 A JP 21681296A JP H09118010 A JPH09118010 A JP H09118010A
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JP
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interlaced
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JP8216812A
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English (en)
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Joern B Eriksen
ジョエルン・ビー・エリクセン
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Tektronix Inc
Original Assignee
Tektronix Inc
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
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    • G06K15/102Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by matrix printers using ink jet print heads
    • G06K15/105Multipass or interlaced printing
    • GPHYSICS
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    • G06K15/105Multipass or interlaced printing
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント・ヘッドのノズルの正規化を行うこ
となく、高いインターレース比でインターレースにより
プリントを行うことにより、プリントした画像の品質を
改善する。 【解決手段】 複数のノズル46の各列44の間隔がN
ピクセル分であるプリント・ヘッドを用いてインターレ
ース方式で画像をプリントする際に、先ず、これらノズ
ルにより複数組の走査線をプリントする。そのとき、ノ
ズル間隔Nに2を加算した値に対する整数の除数をイン
ターレース比として、単一のプリント・バンド内で複数
組の走査線を互いにインターレースさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラスタ・プリンタ
によるプリント方法、特に、多数のノズルから転写面又
はプリント媒体にプリント走査線(プリントした走査
線)を形成するインク滴をインターレースして、プリン
ト品質を改善すると共にプリント・アーティファクトを
最小とし、隣接するインターレース画像(インターレー
スした画像)を結合して大きなインターレース画像、即
ち複合インターレース画像を形成するプリント方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】インク・ジェット・プリンタの分野で
は、プリント媒体上にインク滴を配置する(プリントす
る)ことに関連した問題の解決を記述した文献が豊富で
ある。特に、カラー・インク・ジェット・プリンタで
は、望ましくないプリント・アーティファクトを生じる
ことなく、プリント分解能及びカラー忠実度要件を満足
させるために、インク滴を注意深く配置することが必要
である。
【0003】インク滴の配置に関連した問題は、非常に
多くのプリント・ヘッド変数、例えば、所望のプリント
速度、プリント・ヘッド配列構造、転写プリントに対す
る直接プリント、水性インクに対する相変化(フェーズ
・チェンジ)インク、必要なプリント分解能、用いるプ
リント後処理、そして使用するプリント媒体の形式など
により大幅に異なる。
【0004】インク・ジェット・プリンタが関連して用
いる種々のノズル配列構造、インク形式、プリント媒体
支持、及び媒体移動機構に基づいて、多くの従来のプリ
ント・インターレース方法及びプリント・ヘッド・ノズ
ル配列パターンが知られている。
【0005】ライン(線)インターレースでは、プリン
ト・ヘッドの連続的なスキャン(走査)期間中に、特定
カラーのドットの隣接した走査線をプリントする必要が
ある。例えば、第1走査期間中に、走査線1、3、5・
・・をプリントし、次の走査期間中に、走査線2、4、
6・・・をプリントする。
【0006】プリント・ヘッド上のノズル間の変差によ
り、プリント・アーティファクトがも生じる。均一なシ
ェーディング及び完全な塗りつぶし(solid fill)を形
成するために、即ち、完全に埋めるために、複数のノズ
ルは、類似し且つ整合した動作を行わなければならな
い。インク滴の量、ノズルの噴射目標及びタイミングの
違いにより、画像品質が低下する。
【0007】このプリント・ヘッドの整合性は、「正規
化」という処理により改善できる。これは、正規化期間
中に、プリント・ヘッドにおける各ノズルの性能を測定
する。また、調整可能なドライバ(駆動器)回路を各ノ
ズルに関連させる。そして、正規化処理の一部として、
個別のドライバ回路のパラメータを変更して、各ノズル
の性能を許容可能範囲内にしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、プリント・ヘッドのノズルの正規化を行わうこ
となく、高いインターレース比でプリントを行うことに
より、画像の品質を改善するプリント方法の提供にあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、概略的
には、プリントした画像内のバンド(帯)が少なくとも
3個の異なるノズルからの出力を含むようにインターレ
ース画像(インターレースした画像)をプリントする。
これら出力の視覚による平均化により、異なるノズル間
の性能における不均衡を効果的になくせる。
【0010】インターレース比が4:1及び6:1にお
いては、プリント・ヘッドの正規化が必要なくなり、各
ノズルに対して付随した独立且つ個別のドライバ(駆
動)電圧も不要となる。
【0011】本発明による好適なプリンタでは、ドラム
・ドライバがドラム軸の周囲でドラムを回転させ、Y
軸、即ち、走査の動きを生じさせる。ドラムの1回転
は、単一走査に等しい。キャリッジ・サーボは、回転動
作によりX軸に沿うドラムの長手方向に沿って、プリン
ト・ヘッドを移動させる。プリント・ヘッドがインター
レース方式でドラム上にインク滴の走査線を作り、イン
ク滴の隣接した走査線間が所望間隔になって、プリンタ
・アーティファクトを伴うことなく、均一なカラー・シ
ェーディングと、2次カラーの完全な塗りつぶし領域と
ができるように、ドラムの回転及びキャリッジの相対速
度を制御する。
【0012】本発明の好適な方法によれば、インターレ
ース比は、2で除算可能であり、隣接した走査線を対に
でき、プリンタ・アーティファクトを減少できる。
【0013】本発明の別の特徴によれば、インターレー
ス方法は、固形インク又は相変化インクのプリントによ
り画像形成するのに特に有用である。
【0014】本発明の利点は、プリント画像をインター
レースする方法により、製造過程においてプリント・ヘ
ッドを正規化する必要がなくなるので、製造過程の時間
及びコストを節約できることである。
【0015】本発明の他の利点は、バンディング(画像
の縁のかすれ)などの望ましくないプリント・アーティ
ファクトを伴うことなく、均一なシェーディング及び完
全な塗りつぶし領域を形成できることである。
【0016】本発明による上述及びその他の概念、特徴
及び利点は、インターレース方式でインク滴の走査線を
形成してプリント品質を改善する装置を用いた方法から
得られる。
【0017】本発明のこれら概念、特徴及び利点は、添
付図を参照した以下の詳細説明から明らかになろう。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明により構成した具
体的なプリンタ20を示している。プリンタ20は、デ
ータ源(データ・ソース)22から走査(スキャン)デ
ータを受ける。このデータは、プリント媒体の所定画像
領域上での各ピクセル位置にプリントすべきカラー
(色)を定義する。
【0019】プリンタ20内のプリンタ・ドライバ24
は、データ源からのデータを受け、これに応答してプリ
ント・エンジン26の動作を制御する。この制御には、
フォーマット化されたデータをプリント・ヘッド28に
供給することや、図2に示すように、キャリッジ・サー
ボ32が制御するキャリッジ30による動きがある。モ
ータ34は、軸の周りで転写ドラム36を回転させる。
プリンタ・ドライバ24からの制御データを受けるモー
タ制御器40がモータ34を制御する。
【0020】プリント・ヘッド28は、転写ドラム36
上に画像をプリントする。プリント媒体(図示せず)で
あるシート用の画像を転写ドラム36上に完全にプリン
トした後、このシートを転写ドラム36に接触させて、
この転写ドラムに置いた(デポジットした)画像をシー
トに転写する。
【0021】転写ドラム36の画像受け部分は、プリン
ト・ヘッド28上のノズル配列よりも幅広でもよい。
【0022】図3は、プリント・ヘッド28の面42の
一部を示し、この面42には、インク・ジェット・ノズ
ル46が平行な列44に配置されている。各列44に
は、黒(K)、シアン(C)、黄色(Y)及びマゼンタ
(M)のインク・ジェット・ノズル46が含まれる。列
44は、プリント・ヘッド28及び転写ドラム36間で
相対的な走査動作に合うように配置されており、単一走
査の期間中に、単一の列44からのインク滴が互いに重
なるようになっている。
【0023】図3に示すように、隣接した列44間のノ
ズル相互の間隔Nは、本発明に関連しない条件に基づい
て選択してもよい。これら条件には、ノズル及び支持構
体の最小サイズ、所望のプリント分解能、プリント速度
及びコストがある。後述の如く、あるノズル相互間の間
隔Nは、インターレースの可能なオプション範囲(選択
範囲)を広げるので、好ましい。
【0024】ノズル相互間の間隔Nは、走査の数、即
ち、画像を完全にプリントするのに必要な転写ドラム3
6の回転を表す。ノズル相互間の間隔がNであるプリン
ト・ヘッド28には、N回の走査が必要であり、走査の
間にN−1回の個別のステップを行う。
【0025】実際には、転写ドラム36が回転している
間、キャリッジ・サーボ32は、プリント・ヘッド28
を一定の回転速度で移動させる。1インチ当たり300
走査線(1cm当たり118走査線)で、6:1のイン
ターレースの場合、その完全な長さ方向にわたって画像
が0.02インチ(78.7μm)だけ傾く(スキュ
ー)。小さなインターレース比で、高い分解能により、
画像の傾きが減る。
【0026】隣接した走査線の配置が一様にわずかにオ
フセットしているので、即ち、隣接した走査線が不整合
なので、キャリッジ・サーボ32は、正確にプリント・
ヘッド28を位置決めしなければならない。
【0027】図4は、ノズル相互間の間隔Nが10走査
線で、インターレース比が3:1であるプリント・ヘッ
ド28により、本発明を実施する方法を示す。符号(円
及び多角形)の行50は、プリント・ヘッド28がプリ
ントした隣接する走査線を表す。同じ形状及び方向の総
ての符号は、図3のノズル46の同じ列44がプリント
した走査線を表す。各シンボル内の数字は、走査線がプ
リントされるときの走査番号を表す。
【0028】したがって、転写ドラム36の連続回転に
おいて、ノズルの同じ列が走査線52〜61をプリント
する。同様に、ノズルの他の列が走査線62〜71をプ
リントする。さらに、走査線62と同時に、走査線52
をプリントする。走査線62〜71をプリントするノズ
ルの列は、走査線52〜61をプリントするノズルの列
に隣接する。よって、走査線52及び走査線62間の距
離は、図4に示すように、ノズル相互間の距離、即ち、
間隔Nに等しい。
【0029】このインターレース・パターンの別の表示
も、走査間のプリント・ヘッド28のステップ・シーケ
ンスの数字を示す。図4における3:1のインターレー
スの場合、ステップ・パターンは、3、3、3、3、
3、3、3、3、3である。
【0030】図4では、3:1のインターレース画像に
おけるバンド75は、3つの異なるノズル46からの走
査線により構成されている。このバンド75の幅は、ノ
ズル相互間の間隔Nに等しい。画像の任意の小さな領域
を作るのに必要なノズルの数を増やすと、ノズルからの
インク滴量の変動に対する感度(影響)が小さくなっ
て、プリント・アーティファクトが減る。
【0031】図5は、ノズル相互間の間隔Nが同じく1
0走査線であるが、インターレース比が4:1の別のプ
リント・ヘッド28により、本発明を実施する方法を示
す。
【0032】このインターレース・パターンに対するス
テップ・パターンは、4、4、4、4、5、4、4、
4、4である。よって、中間ステップ(左から2つ目の
Nの範囲)を除いて総てのステップは同じである。な
お、この中間ステップは他のステップよりも広い。転写
ドラム36の1回転につき1回、プリント・ヘッド28
が転写ドラム36上にプリントを行わないときに、走査
線の上述の余分な配置、即ち、移動を行わなければなら
ない。
【0033】4:1のインターレース比により、インタ
ーレース画像の各バンドを4つの異なるノズルの出力か
ら構成する。この増加したインターレース比は、ノズル
間のインク滴量の変動に対する感度(影響)を更に低下
させる。
【0034】さらに、4:1のインターレース比は、そ
のステップに対して偶数なので、走査線を対にすること
により、画像品質を更に改善できる。すなわち、複数の
走査の最初の半分により、配置(デポジット)すべき総
ての他の走査が決まる。中間ステップを1だけ、4から
5に増加させるので、プリント・ヘッド28は、残りの
走査線をプリントできる。整数の走査線数とはわずかに
異なる値に中間ステップを調整することにより、続いて
プリントした総ての走査線は、これらに隣接した走査線
の両方から等距離にはないが、むしろ近くに移動する
か、それらに隣接した走査線の1つと「対」をなす。こ
の対にすることにより、プリント・アーティファクトを
大幅に減らせる。
【0035】図6は、走査線を対にする際の簡略化した
図を示す。走査線90は、プリントすべき走査線の第1
組を表す。走査線92は、プリントすべきインターレー
ス走査線の第2組を表す。対にした走査線(1つの走査
線と、それに続く第2走査線との間の距離は、2ピクセ
ル幅である)又は走査線の第2組の間における0.8〜
0.5ピクセル幅の距離をオフセットすることを実験的
に定め、ピクセルの整数位置からの付加的な0.2〜
0.5ピクセル幅が好ましい。このピクセル整数位置
は、走査線と続く第2走査線を分離する2ピクセル幅の
間の中間の位置である。
【0036】インターレース画像の走査線プリントは、
本願出願人に譲渡され1995年1月30日に出願した
米国特許「プリント媒体上へのインク滴を対にする」に
詳細に記載されている。
【0037】図4及び図5の例では、ノズル相互間の間
隔Nが10である。この間隔は、インターレース・パタ
ーンを容易に図形描画できるように、意図的に小さく選
択してある。プリント・ヘッド28のサイズの制限によ
り、代表的なノズル相互間の間隔が大幅に大きくなる。
【0038】プリント・ヘッド28の典型的な実現方法
では、ノズル相互間の間隔Nが28で、1インチ当たり
300ドットの分解能でプリントすることである。4:
1のインターレースにより、4、4、4、4、4、4、
6、4、4、4、4、4、4、5、4、4、4、4、
4、4、6、4、4、4、4、4、4のステップ・パタ
ーンを実現できる。
【0039】ノズル相互間の間隔Nが28の同じプリン
ト・ヘッド28で、6、6、6、6、6、6、6、6、
6、6、6、6、6、7、6、6、6、6、6、6、
6、6、6、6、6、6、6ステップ・パターンを用い
ると、6:1のインターレースを実現できる。
【0040】ノズル相互間の間隔Nが27の異なるプリ
ント・ヘッド28で、4、4、4、4、4、4、4、
4、4、4、5、4、4、4、4、4、4、4、4、
4、4のステップ・パターンを用いると、6:1のイン
ターレースを実現できる。
【0041】n1 がN+2の整数の除数のときに、イン
ターレース比n1 の好適な値を選択できる。なお、N
は、ノズル相互間の間隔である。よって、Nが28なら
ば、N+2は30であり、n1 は2、3、5、6、1
0、15の内の任意の1つでよい。Nが22ならば、N
+2は24であり、n1 は2、3、4、6、8、12の
内の任意の1つでよい。これら可能なインターレース値
には、各ステップ・パターンにおいて1だけ増加すべき
中央ステップが必要である。上述したN=10で4:1
のインターレース例と共に、N=28で6:1のインタ
ーレースと、N=22で4:1のインターレースが、好
適な値n1 の総ての例である。それ程望ましくはない
が、許容できる可能なインターレース比n2 の値を選択
できる。なお、n2 は、N+4の整数の除数である。よ
って、Nが28ならば、N+4が32で、n2 が4又は
8の一方である。Nが22ならば、N+4が26で、n
2 は13のみである。比の値n2 は、比の値n1 よりも
小さいことが望ましく、n2 よりも2大きいステップ・
パターンにおいて、値n2 には少なくとも1ステップが
必要である。上述のN=28で4:1のインターレース
例は、インターレース比n2 の例である。
【0042】さらに別の可能なインターレース比n3 も
あり、n3 はN+1である。かかる高いインターレース
比は、大きなノズル相互間の間隔Nに対してプリント・
ヘッド28の比較的大きな動きを必要とする。
【0043】上述の2:1のインターレース比を増加す
ることは、隣接したノズルのインク滴量の不均一性によ
るプリント・アーティファクトを減らすという効果があ
る。画像の一部を作成することに関連するノズルの数を
増やすことは、任意のノズルに対する感度を低下させ
る。しかし、インターレース比が大きくなりすぎると、
空間帯域周波数が非常に小さくなって、画像品質を目立
つほど低下させる。1インチ当たり300ドット(1c
m当たり118ドット)の分解能において、適切なイン
ターレース比は、4:1又は6:1となる。
【0044】インターレース比nが2より大きい場合
に、インターレース画像のエッジをプリントする際に注
意をしなければならない。図7は、ノズル相互間の距離
Nが10で、インターレース比nが4:1の場合のイン
ターレース画像のエッジを示す。
【0045】行(A)は、プリント・ヘッド28のノズ
ル46の総ての列44を用いたプリント結果である。各
円は、画像の走査線を表し、これら円に含まれる数字
は、走査線を形成するインク滴をプリントする列44の
番号である。プリント・ヘッド28は、プリント期間中
にX軸方向に傾いている。図示の如く、インターレース
画像をプリントするノズル46の最も左の列44が
「1」を含む走査線をプリントする。第1走査期間中に
は走査線100、101、102及び103がプリント
を行い、第2走査期間中は走査線104、105、10
6及び107がプリントを行い、以下同様である。イン
ターレース画像の大部分は、行(A)に示す走査線の右
に延びる。
【0046】その結果のインターレース画像は、走査線
112まで、ギャップ110を有し、完全には埋まらな
い(塗りつぶされない)。プリントの開始において、ギ
ャップ110を含むプリント領域を、本明細書における
説明のために「ヘッド」120と名付ける。プリントし
た画像において、ヘッド120内のギャップ110は、
通常許容できないと思われる。これらギャップを避ける
ために、インターレース画像の最も左のエッジを走査線
112に割り当て、走査線112の左の走査線をプリン
トしない。
【0047】プリント・ヘッド28の他端において、同
様な状況が生じ、その結果、図7に示すように「テー
ル」130となる。行(B)は、テール130を示し、
インターレース画像の大部分が左に延びる。テール13
0においてギャップ132を避けるために、インターレ
ース画像の最も右のエッジは、走査線134を越さな
い。
【0048】図8は、完全に埋まった領域142を示す
X軸に沿ったインターレース画像140の簡略化した図
である。ヘッド144及びテール146は、傾斜として
簡単に表す。プリント・ヘッド28の出力を走査線14
8及び150の間に制限することにより、このギャップ
を避けることができる。
【0049】再び図7を参照する。ヘッド120のギャ
ップ110がテール130のプリントされた走査線と完
全に一致することが判る。「組合わさった」インターレ
ース画像(複合インターレース画像)は、ヘッド120
及びテール130の夫々を重ね合わせることにより、2
つの「コンポーネント」インターレース画像からインタ
リーブ、即ち、「縫い合わせ(stitch)」されたものと
なる。
【0050】図9は、2つのコンポーネント・インター
レース画像を一緒に縫い合わせて、幅広い組合せのイン
ターレース画像を簡略的に表す。本発明により、テール
162を有する第1コンポーネント・インターレース画
像をプリントし、プリント・ヘッド28をテール162
の初め163に移動し、そのヘッド166が縫い合わさ
るように第2コンポーネント・インターレース画像をプ
リントして、プリント・ヘッド28よりも大幅に広い組
合せインターレース画像のプリントを達成できる。この
結果により組合わさった画像である複合インターレース
画像を、第1コンポーネント画像160内の第1走査線
168及び第2コンポーネント画像164内の第2走査
線170の間に割り当てることができる。この組合わさ
った画像は、第1走査線168及び第2走査線170の
間で利用できる完全な幅である必要がない。
【0051】第2コンポーネント・インターレース画像
164のヘッド166をプリントするノズルの列は、プ
リント・ヘッド28の端部に隣接する必要がないことが
理解できよう。所望の組合せインターレース画像の幅
は、プリント・ヘッド28がプリント可能な単一のコン
ポーネント・インターレース画像の最大幅の2倍よりも
小さい場合、組み合わせた画像のエッジのプリントに適
応させるために、プリント・ヘッド28をコンポーネン
ト画像のプリントの間で十分に移動させることのみが必
要である。第2コンポーネント・インターレース画像1
64をプリントする際に、ノズル46の総ての列44を
使用することはない。所望ならば、これらヘッド及びテ
ールを画像の中心にて重ね合うように、第1及び第2コ
ンポーネント画像の両方の幅を減少させる。
【0052】さらに、組み合わせたインターレース画像
が、2つよりも多くのコンポーネント・インターレース
画像により構成できることも理解できよう。
【0053】上述の説明で用いた用語及び表現は、単に
説明のためだけであり本発明を限定するものではない。
また、これら用語及び表現は、図示し説明したものと均
等なものを除こうとするものでもない。本発明の要旨
は、特許請求の範囲により定義され、限定されるもので
ある。
【0054】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、プリント
・ヘッドのノズルの正規化を行わず、単に、高いインタ
ーレース比でプリントを行うことにより、画像の品質を
改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成したプリンタを示す概略的ブ
ロック図である。
【図2】図1のプリンタの具体的なプリント・ヘッド及
び関連した転写ドラムの斜視図である。
【図3】図2のプリント・ヘッドの一部の拡大図であ
る。
【図4】図1のプリンタによるプリント方法を示す図で
あり、ノズル間の間隔が10走査線で、インターレース
比が3:1の場合において、転写ドラムの連続回転期間
中にノズルの隣接した列における同じ列内の1個以上の
ノズルの衝撃(プリント)位置を示す。
【図5】図1のプリンタによるプリント方法を示す図で
あり、ノズル間の間隔が10走査線で、インターレース
比が4:1の場合において、転写ドラムの連続回転期間
中にノズルの隣接した列における同じ列内の1個以上の
ノズルの衝撃(プリント)位置を示す。
【図6】走査線の対を示す図である。
【図7】ノズル間の間隔が10走査線で、インターレー
ス比が4:1の場合における2つのインターレース画像
を一緒に縫い合わせる、即ち、インタリーブさせる説明
図である。
【図8】インターレース画像の簡略化した図であり、ヘ
ッド及びテールを示す。
【図9】2つのコンポーネント・インターレース画像を
一緒に縫い合わせる、即ち、インタリーブして、組合わ
さったインターレース画像を示す簡略化した図である。
【符号の説明】
20 プリンタ 22 データ源 24 プリンタ・ドライバ 26 プリント・エンジン 28 プリント・ヘッド 30 キャリッジ 32 キャリッジ・サーボ 34 ドラム・モータ 36 転写ドラム 40 モータ制御器 42 面 44 列 46 インク・ジェット・ノズル 75 バンド 90、92 走査線 120、144、166 ヘッド 130、146、162 テール 140、160、162 画像

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接した各対がNピクセル幅の所定ノズ
    ル間隔である複数のノズルを有するプリント・ヘッドを
    用いてインターレース画像をプリントする方法であっ
    て、 複数組の走査線をプリントし、 上記複数組の走査線は、ノズル間隔N+2の整数除数で
    ある整数比n1 を用いて、単一のプリント・バンド内で
    互いにインターレースしていることを特徴とするプリン
    ト方法。
  2. 【請求項2】 第3組の走査線を更にプリントし、該第
    3組の走査線は、単一バンド内で上記複数組の走査線と
    インターレースしていることを特徴とする請求項1の方
    法。
  3. 【請求項3】 第4組の走査線を更にプリントし、該第
    4組の走査線は、単一バンド内で上記3つの組の走査線
    とインターレースしていることを特徴とする請求項1の
    方法。
  4. 【請求項4】 Nピクセル幅だけ離間した複数のプリン
    ト・ノズルを有するプリント・ヘッドと、該プリント・
    ヘッドに対して相対移動するプリント媒体とを有するイ
    ンク・ジェット・プリンタにおいて、上記プリント媒体
    上にインターレース画像をプリントする方法であって、 (a)上記複数のプリント・ノズルを用いて1組の走査
    線をプリントし、 (b)上記プリント媒体に対してnピクセル幅(nは2
    より大きい)の距離だけ上記プリント・ヘッドを移動さ
    せ、 (c)上記複数のプリント・ノズルを用いて別の1組の
    走査線をプリントし、 (d)上記インターレース画像が完成するまで上記ステ
    ップ(b)及び(c)を繰り返すことを特徴とするプリ
    ント方法。
  5. 【請求項5】 上記nは、N+2の整数の除数であるこ
    とを特徴とする請求項4の方法。
  6. 【請求項6】 上記nは、N+4の整数の除数であるこ
    とを特徴とする請求項4の方法。
  7. 【請求項7】 上記nは、N+1であることを特徴とす
    る請求項4の方法。
  8. 【請求項8】 上記nは、偶数であることを特徴とする
    請求項4の方法。
  9. 【請求項9】 上記インターレース画像内の隣接した走
    査線の対を0.8〜0.5ピクセル幅の範囲内の間隔で
    プリントすることを特徴とする請求項8の方法。
  10. 【請求項10】 上記インターレース画像の2分の1を
    プリントした後に、0.2〜0.5ピクセルの付加的な
    距離だけ上記プリント・ヘッドを移動させるステップを
    更に有することを特徴とする請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 上記ステップ(b)及び(c)が同時
    に生じることを特徴とする請求項4の方法。
JP8216812A 1995-08-01 1996-07-30 プリント方法 Pending JPH09118010A (ja)

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