JP3323603B2 - インクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録方法

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JP3323603B2
JP3323603B2 JP25849993A JP25849993A JP3323603B2 JP 3323603 B2 JP3323603 B2 JP 3323603B2 JP 25849993 A JP25849993 A JP 25849993A JP 25849993 A JP25849993 A JP 25849993A JP 3323603 B2 JP3323603 B2 JP 3323603B2
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  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録方法
に関するもので、特に往復印字時のドットズレに起因す
る弊害を無くすためのインクジェット記録方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】複写装置や、ワードプロセッサ、コンピ
ュータ等の情報処理機器、さらには通信機器の普及に伴
い、それらの機器の画像形成(記録)装置の一つとし
て、インクジェット方式による記録ヘッドを用いてデジ
タル画像記録を行うものが急速に普及している。このよ
うな記録装置においては、記録速度の向上のため、複数
の記録素子を集積配列してなる記録ヘッド(以下この項
においてマルチヘッドという)として、インク吐出口お
よび液路を複数集積したものを用い、さらにカラー対応
として複数個の上記マルチヘッドを備えたものが一般的
である。
【0003】しかし、モノクロプリンタとして、キャラ
クタのみ印字するものと異なり、カラーイメージ画像を
印字するに当たっては、発色性、階調性、一様性など様
々な要素が必要となる。特に一様性に関しては、マルチ
ヘッド製作工程差に生じるわずかなノズル単位のばらつ
きが、印字したときに、各ノズルのインクの吐出量や吐
出方向の向きに影響を及ぼし、最終的には印字画像の濃
度ムラとして画像品位を劣化させる原因となる。
【0004】その具体例を図12、図13を用いて説明
する。図12(a)において、91はマルチヘッドであ
り、これは図13のものと同様であるが、今は簡単のた
め8個のマルチノズル92によって構成されているもの
とする。93はマルチノズル92によって吐出されたイ
ンクドロップレットであり、通常はこの図のように揃っ
た吐出量で、揃った方向にインクが吐出されるのが理想
である。もし、この様な吐出が行われれば、図12
(b)に示したように紙面上に揃った大きさのドットが
着弾され、全体的にも濃度ムラの無い一様な画像が得ら
れるのである(図12(c))。
【0005】しかし、実際には先にも述べたようにノズ
ル1つ1つにはそれぞれバラツキがあり、そのまま上記
と同じように印字を行ってしまうと、図13(a)に示
したように、それぞれのノズルより吐出されるインクド
ロップの大きさ及び向きにバラツキが生じ、紙面上に於
いては図13(b)に示すように着弾される。この図に
よれば、ヘッド主走査方向に対し、周期的にエリアファ
クター100%を満たせない白紙の部分が存在したり、
また逆に必要以上にドットが重なり合ったり、あるいは
この図中央に見られる様な白筋が発生したりしている。
この様な状態で着弾されたドットの集まりはノズル並び
方向に対し、図13(c)に示した濃度分布となり、結
果的には、通常人間の目でみた限りで、これらの現象が
濃度ムラとして感知される。
【0006】そこでこの濃度ムラ対策として次のような
方法が提案されている。図14及び図15によりその方
法を説明する。この方法によると図12及び図13で示
した印字領域を完成させるのにマルチヘッド91を3回
走査しているが、その半分の4画素単位の領域は2パス
で完成している。この場合マルチヘッドの8ノズルは、
上4ノズルと、下4ノズルのグループに分けられ、1ノ
ズルが1回の走査で印字するドットは、規定の画像デー
タを、ある所定の画像データ配列に従い、約半分に間引
いたものである。そして2回目の走査時に残りの半分の
画像データへドットを埋め込み、4画素単位領域の印字
を完成させる。以上の様な記録法を以下分割記録法と称
す。この様な分割記録法を行えば、図13で用いた記録
ヘッドと等しいものを使用しても、各ノズル固有の印字
画像への影響が半減されるので、印字された画像は図1
4(b)の様になり、図13(b)に見るような黒筋や
白筋が余り目立たなくなる。従って濃度ムラも図14
(c)に示す様に図13の場合と比べ、かなり緩和され
る。
【0007】この様な記録を行う際、1走査目と2走査
目では、画像データをある決まった配列に従い互いに埋
め合わせる形で分割するが、以前はこの画像データ配列
(間引きパターン)とは図15に示すように、縦横1画
素毎に、丁度千鳥格子になるようなものを用いるのが最
も一般的であった。従って単位印字領域(ここでは4画
素単位)に於いては千鳥格子を印字する1走査目と、逆
千鳥格子を印字する2走査目によって印字が完成される
ものである。図15の図15(a),(b),(c)は
それぞれこの千鳥、逆千鳥パターンを用いたときに一定
領域の記録がどのように完成されて行くかを図14と同
様、8ノズルを持ったマルチヘッドを用いて説明したも
のである。まず1走査目では、下4ノズルを用いて千鳥
パターン○の記録を行う(図15(a))。次に2走査
目には紙送りを4画素(ヘッド長の1/2)だけ行い、
逆千鳥パターン○の記録を行う(図15(b))。更に
3走査目には再び4画素(ヘッド長の1/2)だけの紙
送りを行い、再び千鳥パターンの記録を行う(図15
(c))。この様にして順次4画素単位の紙送りと、千
鳥、逆千鳥パターンの記録を交互に行うことにより、4
画素単位の記録領域を1走査毎に完成させていく。以上
説明したように、同じ領域内に異なる2種類のノズルに
より印字が完成されていくことにより、濃度ムラの無い
高画質な画像を得ることが可能である。
【0008】また、この図では同一領域内を2回の走査
で記録完成させる構成で説明してきたが、分割記録法の
効果は分割数を多くすればするほど現れるものである。
上記で説明した記録装置に於いても、1回の走査で記録
する画素を更に半分にし、紙送り走査の幅を2画素(ヘ
ッド長の1/4)にすれば、同じ走査方向には4種類の
ノズルによって画像が完成されるので、更に滑らかで良
好な画像を得ることが可能となる。
【0009】しかし、この様な分割記録では分割数を増
やせば増やすほど1紙面上を印字するタイムコストが大
きくかかり、スループットを下げざるを得ないという弊
害があった。この様な時、印字を更に短い時間で行うた
めに、キャリッジの往復印字走査という方法が考えられ
る。これによれば、従来1走査の記録が行われた後に、
何の記録を行うことも無しにホームポジションに戻って
いたキャリッジ走査が全て省かれるので、事実上一紙面
の記録時間をほぼ半減させることができる。実際モノカ
ラーの印字方法として上記往復印字を行っているものも
少なくない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図16(a)は、ヘッ
ドが往路或いは復路方向に一定速度Vで移動しながら、
平滑な紙面に対しインクドロップを一定速度vで吐出し
ている状態を示している。紙面が図のように平滑である
場合、紙面とヘッドフェース面との距離dは一定に保た
れ、紙面上には下図のように往路で印字したドットと復
路で印字したドットが等しい位置に着弾されるよう往復
印字の吐出タイミングを予め設定してある。しかし、紙
面自体が何らかの原因で図16(b)の様に実際の位置
より浮き上がっていた場合、ヘッドフェース面と紙面と
の距離はd′に縮まり、ヘッドが吐出してからインクド
ロップが紙面に到着するまでの時間が往路復路ともに実
際の設定と異なり短縮されるために、印字ドットは下図
のようにそれぞれが目的の位置よりズレた異なった位置
に着弾されてしまう。
【0011】この様な状態で間引きマスクを用い、10
0%デューティー画像を両方向印字した場合の弊害を以
下に述べる。図2は4回の記録走査で画像を完成させる
分割記録法において、各記録走査の画素配列の例と、そ
の時のドットの印字状態を示している。各記録走査で印
字される画素配列は第1記録走査から第4記録走査まで
互いに補完の関係にある画素配列を有しているが、この
時第1記録走査の画素配列及び第3記録走査の画素配列
はヘッドの往路走査で印字され、第2記録走査と第4記
録走査はヘッドの復路走査で印字されている。図では、
往路・復路の記録画素数が同一になるようになってい
る。この様な状態で図16に示したようなドットズレで
起きると、図2右部に示すように、往路印字時のドット
と復路印字時のドットが交互にズレて、左右・上下間に
隙間が発生してガタツキが目立っている。この様な状態
の画像はドットの配置が不均一になるため濃度ムラとな
ったり文字や罫線部の直線性が乱れる。
【0012】以上説明してきた様に、高画質化及び高速
化を実現する為に、分割記録と両方向印字を同時に実現
するには、ここで説明した両方向印字時のドット位置ズ
レによる画像弊害が起きてしまっていた。
【0013】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、両方向印字時のドット位置ズ
レによる画質劣化を低減させ、高画質化及び高速化を実
現することが可能なインクジェット記録方法を提供する
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために、本発明によるインクジェット記録方法は、
複数のインク吐出素子が配列された記録ヘッドを記録材
に対し往復移動させ、当該往復移動の間に前記記録ヘッ
ドにより記録を行う記録走査を記録材上の同一領域に対
し複数回行うことにより前記領域の記録を完成させるイ
ンクジェット記録方法において、前記記録走査を前記記
録ヘッドの前記往復移動の往路及び復路の両方において
行い、前記複数回の記録走査で互いに補完の関係にある
画素配列の間引き画像を順次記録することにより前記領
域の画像を完成させるとともに、前記複数回の記録走査
のうち前記往復移動の往路の1回の記録走査において記
録する前記間引き画像と復路の1回の記録走査において
記録する前記間引き画像それぞれの、前記領域の画像に
対する間引き率を異ならせることにより、前記往復移動
の前記往路又は復路の一方における記録走査で記録され
る画素数の和と他方における記録走査で記録される画素
数の和とを異ならせて記録を行うことを特徴とする。
【0015】これにより、記録ヘッドの往復移動の往路
又は復路の一方における主走査で他方における主走査よ
りも多い画素数の印字を行う。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。図9は本発明が適用可能なインクジェット記
録装置の概略構成を示す斜視図である。この図におい
て、701はインクカートリッジである。これらは、4
色のカラーインク、ブラック(Bk)、シアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)がそれぞれ詰め込まれ
たインクタンクと、各色に対応したマルチヘッド702
より構成されている。このマルチヘッド上に配列するマ
ルチノズルの様子をz方向から示したものが図10であ
り、801はマルチヘッド702上に配列するマルチノ
ズルである。尚本図ではマルチノズル801がY軸に沿
って平行に配列されているが、例えば図のXY平面上多
少の傾きを持っていても良い。この場合には、ヘッドが
進行方向Xに進んで行くのに対し、各ノズルはそれぞれ
タイミングをずらしながら印字を行っていくことにな
る。
【0017】再び図9に戻る。703は紙送りローラで
704の補助ローラとともに印字紙707を抑えながら
図の矢印の方向に回転し、印字紙707をy方向に随時
送っていく。また705は給紙ローラーであり印字紙の
給紙を行うとともに、703、704と同様、印字紙7
07を抑える役割も果たす。706は4つのインクカー
トリッジを支持し、印字とともにこれらを移動させるキ
ャリッジである。キャリッジ706は印字を行っていな
いとき、あるいはマルチヘッドの回復作業などを行うと
きには図の点線で示した位置のホームポジション(h)
に待機するようになっている。
【0018】尚、本実施例においては、各インクジェッ
トカートリッジの記録ヘッドは、熱エネルギーを用いて
インクに状態変化を生起させることにより、インク滴を
吐出するものである。
【0019】ここで、キャリッジ706に搭載された4
個のインクジェットカートリッジは、キャリッジの往動
時に、ブラックインク、シアンインク、マゼンタイン
ク、イエローインクの順にインクを重ね合わせるように
配列されている。従って、キャリッジの復動時には、往
動時の逆の順番でインクが重ね合わせられる。又、カラ
ーの中間色はC、M、Yの各色のインクドットを適当に
重ね合わせることにより実現できる。すなわち、赤はM
とY、青はCとM、緑はCとYを重ね合わせることによ
り実現できる。
【0020】一般に、黒はC、M、Yの3色を重ね合わ
せることにより実現できるが、この時の黒の発色が悪い
こと、精度良く重ねることが困難なため有彩色の縁どり
が生じること及び単位時間当たりのインクの打ち込み密
度が高くなりすぎること等のために黒だけは別に打ち出
すようにしている。
【0021】図11は、図9に示すインクジェット記録
装置の制御部を示すブロック図である。図中1201は
CPU、ROM、RAM等を中心に構成された制御部で
あり、ROMに格納されたプログラムに従って装置各部
の制御を行う。1202は制御部1201からの信号に
基づいてキャリッジ706x方向に移動(主走査)させ
るためのキャリッジモータ1205を駆動するドライ
バ、1203は制御部1201からの信号に基づいて給
紙ローラ705及び紙送りローラ703を駆動し記録材
をy方向に搬送(副走査)するための搬送モータ120
6を駆動するドライバ、1204は制御部1201から
の印字データに基づいて各色マルチヘッド1207〜1
210(図9の702に相当)を駆動するドライバ、1
211は各種キーの入力及び各種表示を行う操作表示
部、1212は制御部1201に対し印字データを供給
するためのホスト装置である。
【0022】印字開始前、図の位置(ホームポジショ
ン)にあるキャリッジ706は、印字開始命令がくる
と、x方向に移動しながら、マルチヘッド702上のn
個のマルチノズル801により、紙面上に幅Dだけの印
字を行う。紙面端部までデータの印字が終了するとキャ
リッジは元のホームポジションに戻り、再びx方向への
印字を行う。あるいは、往復印字モードであれば、−x
方向に移動しながら印字を行ってしまう。この最初の印
字が終了してから2回目の印字が始まる前までに、紙送
りローラ703が矢印方向への回転することにより記録
領域の幅に応じてy方向への紙送りを行う。この様にし
てキャリッジ1走査ごとに印字と紙送りを行う繰り返し
により、一紙面上のデータ印字が完成する。
【0023】上記の如きインクジェット記録装置により
行われる記録方法の具体例について更に説明する。
【0024】(第1実施例)以下に、第1実施例を説明
する。図1は図2と比較することによって本実施例を表
した図である。この図に於いても図2と同様に両方向印
字でドット位置ズレが往復間で1/4画素分起こった状
態を示している。しかし、完成されたドット着弾状態
は、本実施例の方が図2に対し隙間やドットズレによる
ガタつきが少なくなっていることが判る。
【0025】本実施例(図1)と図2の違いは同一方向
印字時の記録画素配列の和と他方向印字時の記録画素配
列の和に現れている。図2では往路と復路の各画素配列
の和が等しくなっているのに対し、本実施例(図1)で
は往路の和と復路の和が異なる画素数になっている。
【0026】両方向印字時のズレは、記録走査方向の異
なるドットが多ければその分ズレが目立ち易くなる。
(画像デューティーが非常に高ければインクが滲んでズ
レが判らなくなる場合もある)そこで、本実施例では往
・復の2方向で記録される画素数を同一数ではなく、ど
ちらか一方向の記録画素数を他方向の記録画素数よりも
多くすることで上記問題を解決している。
【0027】図1では各々補完関係にある3回の走査記
録(3パス印字)によって画像を形成している。図3に
は本実施例のBk、C、M、Y4色分の各記録走査時の
印字マスクを示す。本実施例では3回の走査により画像
は完成され、かつC、M、Y間の印字マスクは非同期で
あり同一走査時にC、M、Yは重なって記録されない構
成である。次に図3のCマスクを用いて図1の記録動作
について説明する。本図で示される記録ヘッドは縦方向
に54個のノズルを有し3パス印字を行うため、1回の
記録紙搬送量は上記ノズル数にして全体の1/3である
18個のノズルに対応した幅となっている。この記録ヘ
ッドを用いて3パス印字を行うと図1右部に有るように
画像が完成される同部には記録した走査番号を記してあ
る。即ち「第1+第2+第3」は第1パスから第3パス
の3つのパスで記録されたことを示してある。この様に
記録走査数が奇数のため1方向に記録される画素配列の
和と他方向に記録される画素配列の和が2対1になり、
どちらか1方向の記録画素がて多くなり走査方向に同一
に着弾されるドットが全体に対して比率が増加するため
両方向印字ズレの影響が少なくなる。
【0028】次に混色印字の場合を図4に示す。記録ヘ
ッド・記録走査数・印字マスク等は図1と同じであり、
Cyan、YellowによるGreenのベタ画像の
記録の例である。各記録走査回数をパス回数として表
示、グレーで塗られた長方形は記録ヘッドを示す。記録
ヘッドは走査方向に4色のヘッドが配設されてある。往
走査時はBk、C、M、Y、復走査時はY、M、C、B
kの順番に記録を行う。また図4右部は各記録紙搬送時
(横線で区切っている)毎の着弾順序を記録色+走査番
号で示してある。1例として、「C1Y2」は1パス目
にCを記録し、2パス目にその上にYを着弾したことを
示す。打ち込み順から「CnYm」ではCyan気味の
Gにまた「YnCm」では逆にYellow気味のGに
なる。本例のように奇数パス印字の場合でも色毎にマス
クを非同期にすることにより全ての記録紙搬送周期毎
(各記録領域毎)の色味がCY:YC=2:1になり色
味差による色ムラは発生しない。よって本実施例を用い
て混色印字でも単色と同様の効果が得られる。
【0029】さて、以上は画像が100%の場合を述べ
てきたが画像デューティーが低い場合を考えてみる。通
常ディザ法のような2値化法では、8×8のような正方
形のマトリックスの中に、各デューティーに対応した画
素配列が決められている。このマトリックスとは、その
内部で面積階調を実現するためのもので、等しいデュー
ティー値が入力されれば、常に等しい画素配置を出力す
るようになっている。従って一様なパターンを記録する
時の様に、全てのマトリックスに等しいデューティー値
が入力されて来た場合には、記録画像上縦横に配列した
全ての8×8のマトリックスが、等しい画素配列のドッ
トを記録し、一様な画像を形成する。たとえば25%デ
ューティーの画像では1例として図5(a)に示すよう
な規則的なドット配置になる。このパターンを本実施例
で記録すると図5(b)のような着弾状態になる。同一
方向に着弾されるドットが多いため特に著しいテクスチ
ャーやガタツキが表れることなく画像が形成される。
【0030】それに対し、従来例の4パス両方向印字を
行うと図6に示す様に横方向の近傍ドットに対して近づ
くドットおよび離れるドットが発生してしまう。このよ
うな着弾状態では濃度高の部分と記録紙面色の部分が交
互に表れる縦線の集まりのような周期的なテクスチャー
が発生し好ましくない。この様に低デューティーでの階
調表現においても本実施例は両方向印字時着弾ズレに対
して非常に効果的であることがわかる。
【0031】(第2実施例)本発明の他の実施例として
図7には記録紙搬送方向にY、M、C、Bkの4色ヘッ
ドを縦並びにした例を示してある。1例としてC、M、
Y部は24ノズル、Bk部は64ノズル、各色間隔(白
色部)は8ノズルである記録ヘッドを示した(図7内の
一つの長方形は縦方向に8ノズル有している)。本記録
ヘッドを用いる場合3パス往復印字で各印字パス間の記
録紙搬送量は8ノズル分である(CMYヘッド幅の1/
3)。同図ではCyan画像が各印字パスによって完成
されている様子を示している。右部に各記録紙搬送時に
形成されるドットがどの印字パスで行われたかを示して
ある。例えば「123」は1、2、3パスで画像が形成
されたことを示す。本実施例の場合、縦並び方式のため
印字紙上の各領域に対して色順次記録であり、常にB
k、C、M、Yの順番に画像が形成されていく。このた
め第1実施例のような同一印字パス内のマスクを各色毎
に重ならないように非同期巡回させる必要がなく、その
分色別にマスクを保有する必要がなくなり記録装置上の
メモリが省略できる。
【0032】以上説明したように、往路方向、復路方向
の記録画素数の和を同一にせず異ならせることにより両
方向印字時に起きる隙間を目立たなくすることを実現し
ている。
【0033】(第3実施例)本実施例は前述図7の縦並
び記録ヘッドを用いた色順次記録方式において前述の3
パス印字より記録速度の速い2パスの両方向印字で画像
記録を行うものである。この場合の両方向印字ズレの影
響を受けにくいマスクについて述べる。
【0034】往復走査時のドット配分を偶数走査回数に
おいても各走査方向で異ならせる。即ち1パス目の記録
走査時に全画素数の2/3印字するマスクとし残りの2
パス目に残りの1/3画素を印字する。図8にマスクと
各記録走査時の形成画像を示す。色順次記録方法は記録
される色の順番が常に一定であるため印字マスクの画素
数を各走査間で均等に配列しなくてもインク打ち込み順
が変化しない。よって上記のようなマスク配列が可能と
なった。この方式により第1実施例と同様の両方向印字
ズレの影響を受けにくいドット配置が実現でき、かつ3
パス印字より画像形成時間が短縮できるため記録速度の
速い記録が実現した。
【0035】尚、上記実施例において3パス印字を主に
述べたが往復走査のドット配分を各方向で異ならせれ
ば、2パス以上の走査回数であれば本実施例の効果は発
揮できる。また説明に用いた印字マスクも別のドット配
列を用いても構わない。
【0036】尚、本実施例では、特にインクジェット記
録方式の中でも、熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を
形成し、記録を行うインクジェット方式の記録装置を例
にとり説明したが、その代表的な構成や原理について
は、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第
4740796号明細書に開示されている基本的な原理
を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオン
デマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能
であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(イ
ンク)が保持されているシートや液路に対応して配置さ
れている電気熱交換体に、記録情報に対応して核沸騰を
越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信
号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギ
ーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じ
させて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性の優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0037】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。尚、
上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の、米国特許第
4313124号明細書に記載されている条件を採用す
ると、更に優れた記録を行うことができる。
【0038】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱交換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する、米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成としても良い。
【0039】加えて、複数の電気熱交換体に対して、共
通するスリットを電気熱交換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても良い。
【0040】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や、装置本体からのインクの供
給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、
あるいは、記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設
けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合
にも、本発明は有効である。
【0041】また、記録ヘッドに対しての回復手段、予
備的な補助手段等を付加することは、本発明の効果を一
層安定できるので好ましいものである。これらを具体的
に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、
クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱交換
体あるいは、これとは別に加熱素子あるいは、これらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0042】以上説明した本実施例においては、インク
を液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化す
るインクであって、室温で軟化するもの、もしくは液体
であるもの、あるいは上述のインクジェット方式ではイ
ンク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を
行って、インクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度
制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時
にインクが液状をなすものであれば良い。
【0043】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、または、イ
ンクの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインク
を用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信
号に応じた付与によってインクが液化し、液状インクと
して吐出するものや、記録媒体に到達する時点では、既
に固化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって
初めて液化する性質のインクとしても良い。このような
場合、インクは特開昭54−56847号公報、あるい
は、特開昭60−71260号公報に記載されているよ
うな、多孔質シート凹部または、貫通孔に液状又は、固
形物として保持された状態で、電気熱交換体に対して対
抗するような形態としても良い。本発明においては、上
述した各インクに対しても最も有効なものは、上述した
膜沸騰方式を実行するものである。
【0044】更に加えて、本発明に係る記録装置の形態
としては、上述のようなワードプロセッサやコンピュー
タ等の情報処理機器の画像出力端末として、一体又は別
体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写
装置、更には、送受信機能を有するファクシミリ装置の
形態を採るものであっても良い。
【0045】又、熱エネルギーを利用したインクジェッ
ト方式に限らず、ピエゾ素子等を利用したインクジェッ
ト方式にも本発明は適用可能である。
【0046】
【発明の効果】以上の様に本発明によれば、複数のイン
ク吐出素子が配列された記録ヘッドを記録材に対し往復
移動させ、当該往復移動の間に前記記録ヘッドにより記
録を行う記録走査を記録材上の同一領域に対し複数回行
うことにより前記領域の記録を完成させるインクジェッ
ト記録方法において、前記記録走査を前記記録ヘッドの
前記往復移動の往路及び復路の両方において行い、前記
複数回の記録走査で互いに補完の関係にある画素配列の
間引き画像を順次記録することにより前記領域の画像を
完成させるとともに、前記複数回の記録走査のうち前記
往復移動の往路の1回の記録走査において記録する前記
間引き画像と復路の1回の記録走査において記録する前
記間引き画像それぞれの、前記領域の画像に対する間引
き率を異ならせることにより、前記往復移動の前記往路
又は復路の一方における記録走査で記録される画素数の
和と他方における記録走査で記録される画素数の和とを
異ならせて記録を行うようにしたので、紙面の浮き沈み
や数々の駆動ムラ、吐出速度の変化によってどうしても
引き起こる両方向ドット位置ズレの弊害を目立たなくさ
せ、一様で滑らかな高画質を得ることができる様にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の3パス印字における各パ
スの画素配列を説明する図である。
【図2】従来の4パス両方向印字における画素配列を説
明する図である。
【図3】第1実施例の印字マスクを示す図である。
【図4】第1実施例の混色画像形成状態を説明する図で
ある。
【図5】第1実施例の低デューティー画像記録時の画素
配列を説明する図である。
【図6】従来の4パス両方向印字における低デューティ
ー画像記録時の画素配列を説明する図である。
【図7】本発明の第2実施例における印字動作を説明す
る図である。
【図8】本発明の第3実施例における印字マスクと記録
画像を説明する図である。
【図9】本発明が適用可能なインクジェット記録装置の
概略構成を示す図である。
【図10】マルチヘッドを示す図である。
【図11】図9に示すインクジェット記録装置の制御部
を示すブロック図である。
【図12】インクジェットプリンタの理想的な印字状態
を示す図である。
【図13】濃度ムラのあるインクジェットプリンタの印
字状態を表す図である。
【図14】分割印字を表す図である。
【図15】分割印字を表す図である。
【図16】ドットズレの説明図である。
【符号の説明】
701 インクカートリッジ 702 マルチヘッド 703 紙送りローラ 704 補助ローラ 705 給紙ローラ 706 キャリッジ 801 マルチノズル 1201 制御部 1205 キャリッジモータ 1206 搬送モータ 1207〜1210 マルチヘッド 1212 ホスト装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B41J 19/18 B41J 3/10 101J 101G (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/05 B41J 2/01 B41J 2/07 B41J 2/21 B41J 2/51 B41J 19/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のインク吐出素子が配列された記録
    ヘッドを記録材に対し往復移動させ、当該往復移動の間
    に前記記録ヘッドにより記録を行う記録走査を記録材上
    の同一領域に対し複数回行うことにより前記領域の記録
    を完成させるインクジェット記録方法において、 前記記録走査を前記記録ヘッドの前記往復移動の往路及
    び復路の両方において行い、前記複数回の記録走査で互
    いに補完の関係にある画素配列の間引き画像を順次記録
    することにより前記領域の画像を完成させるとともに、 前記複数回の記録走査のうち前記往復移動の往路の1回
    の記録走査において記録する前記間引き画像と復路の1
    回の記録走査において記録する前記間引き画像それぞれ
    の、前記領域の画像に対する間引き率を異ならせること
    により、前記往復移動の前記往路又は復路の一方におけ
    る記録走査で記録される画素数の和他方における記録
    走査で記録される画素数の和と異ならせて記録を行う
    ことを特徴とするインクジェット記録方法。
  2. 【請求項2】 前記領域の画像を完成させるための前記
    複数回の記録走査の回数が偶数回であることを特徴とす
    る請求項1に記載のインクジェット記録方法。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは熱エネルギーを用いて
    インクに状態変化を生起させる事により吐出口よりイン
    ク滴を吐出することを特徴とする請求項1または2に記
    載のインクジェット記録方法。
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