JPH0752311B2 - 静電写真用液体現像剤 - Google Patents
静電写真用液体現像剤Info
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- JPH0752311B2 JPH0752311B2 JP60100882A JP10088285A JPH0752311B2 JP H0752311 B2 JPH0752311 B2 JP H0752311B2 JP 60100882 A JP60100882 A JP 60100882A JP 10088285 A JP10088285 A JP 10088285A JP H0752311 B2 JPH0752311 B2 JP H0752311B2
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- toner
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- G03G9/08—Developers with toner particles
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- G03G9/13—Developers with toner particles in liquid developer mixtures characterised by polymer components
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は静電写真用液体現像剤に関するものであり、印
刷インキ、塗料にも応用できるものである。
刷インキ、塗料にも応用できるものである。
従来技術 静電写真湿式現像剤は高沸点の脂肪族炭化水素を分散媒
に使用している。従来の静電写真用液体現像剤は湿式現
像複写機においてコピー直後はトナー層やペーパー上に
この脂肪族炭化水素溶媒が存在するため定着性が悪く指
でこすると画像部が消える欠点があった。
に使用している。従来の静電写真用液体現像剤は湿式現
像複写機においてコピー直後はトナー層やペーパー上に
この脂肪族炭化水素溶媒が存在するため定着性が悪く指
でこすると画像部が消える欠点があった。
この現像はコピー後時間がたてば画像部にある脂肪族炭
化水素が転写紙に拡散したり空気中に蒸発するためコピ
ー像が定着する。
化水素が転写紙に拡散したり空気中に蒸発するためコピ
ー像が定着する。
目的 本発明は静電写真用液体現像剤においてコピー直後の定
着性を改良することを目的とするものである。
着性を改良することを目的とするものである。
構成 本発明者は前記目的を達成するため鋭意研究した結果、
脂肪族炭化水素溶媒を用いた静電写真用液体現像剤にお
いてトナー又はトナーの分散媒の拡散速度が1mm/分以上
であることを特徴とする静電写真用液体現像剤を提供す
ることによって前記目的が達成できることを見出した。
脂肪族炭化水素溶媒を用いた静電写真用液体現像剤にお
いてトナー又はトナーの分散媒の拡散速度が1mm/分以上
であることを特徴とする静電写真用液体現像剤を提供す
ることによって前記目的が達成できることを見出した。
本発明の静電写真用液体現像剤は樹脂、着色剤及び脂肪
族炭化水素溶液から構成される。
族炭化水素溶液から構成される。
樹脂及び着色剤は着色剤/樹脂=1/0.3〜10の量比で使
用され、脂肪族炭化水素溶剤は適宜、適量使用される。
用され、脂肪族炭化水素溶剤は適宜、適量使用される。
樹脂は脂肪族炭化水素溶媒中に分散する樹脂であり、着
色剤はポリエチレン・酢酸ビニール共重合体樹脂とフミ
ン酸、フミン酸塩またはフミン酸誘導体とを少なくとも
含有し、フラッシング加工された着色剤である。
色剤はポリエチレン・酢酸ビニール共重合体樹脂とフミ
ン酸、フミン酸塩またはフミン酸誘導体とを少なくとも
含有し、フラッシング加工された着色剤である。
脂肪族炭化水素溶媒はイリドデカン、n−ヘキサンなど
であり、市販品としてシェル石油のシェルゾルー71、エ
クソン社のアイソパーG,H,L,E,Kなどがあげられる。
であり、市販品としてシェル石油のシェルゾルー71、エ
クソン社のアイソパーG,H,L,E,Kなどがあげられる。
本発明のトナーは静電複写機で画像形成する際、感光体
上のトナー層が転写紙に転写された時、転写紙上のトナ
ー層から分散媒である脂肪族炭化水素溶媒がすみやかに
拡散し、例えば、ペーパー中や、大気中へ蒸発し、一次
定着性を改良する。トナーの分散媒体の拡散速度を求め
るには固形分10重量%以上のトナーをメスシリンダで0.
3gとり、東洋紙株式会社のNo.2紙上に高さ10mmのと
ころから落とす。直径約5mmのトナー層が形成され、そ
のまわりに分散媒が拡散する。本発明ではこの溶媒の拡
散速度Rは1mm/分以上である。
上のトナー層が転写紙に転写された時、転写紙上のトナ
ー層から分散媒である脂肪族炭化水素溶媒がすみやかに
拡散し、例えば、ペーパー中や、大気中へ蒸発し、一次
定着性を改良する。トナーの分散媒体の拡散速度を求め
るには固形分10重量%以上のトナーをメスシリンダで0.
3gとり、東洋紙株式会社のNo.2紙上に高さ10mmのと
ころから落とす。直径約5mmのトナー層が形成され、そ
のまわりに分散媒が拡散する。本発明ではこの溶媒の拡
散速度Rは1mm/分以上である。
1mm/分以下だと十分な一次定着性が得られない。拡散速
度が速い程、一次定着性もよい事が判明した。
度が速い程、一次定着性もよい事が判明した。
本発明で使用される着色剤の構成及び製造方法について
は特開昭59-102253号に詳細に開示されている。
は特開昭59-102253号に詳細に開示されている。
本発明では着色剤にフミン酸、フミン酸塩又はフミン酸
の誘導体とポエイエチレン・酢ビ共重合体とが少なくと
も含有されていることを特徴とする着色剤を用いる。
の誘導体とポエイエチレン・酢ビ共重合体とが少なくと
も含有されていることを特徴とする着色剤を用いる。
着色剤粒子中の顔料とフミン酸と樹脂との量比は好まし
くは顔料/フミン酸/樹脂=1/0.001〜1/0.5〜9であ
る。
くは顔料/フミン酸/樹脂=1/0.001〜1/0.5〜9であ
る。
着色剤に使用される無機顔料の例には、カーボンブラッ
クとしてファーネスブラック、アセチレンブラック、チ
ャンネルブラック、市販品としてプリンテックスG、プ
リンテックスV、スペシャルブラック15、スペシャルブ
ラック4、スペシャルブラック4−B(デグサ社製)、
三菱#44、#30、MA-11、MA-100(三菱カーボン)、ラ
ーベン30、ラーベン40、コンダクテックスSC,(コロン
ビアカーボン)、リーガル400、660、800、ブラックパ
ールL(キャボット社製)などが挙げられる。また酸化
亜鉛、酸化チタン、酸化ケイ素などの無機白色顔料があ
る。
クとしてファーネスブラック、アセチレンブラック、チ
ャンネルブラック、市販品としてプリンテックスG、プ
リンテックスV、スペシャルブラック15、スペシャルブ
ラック4、スペシャルブラック4−B(デグサ社製)、
三菱#44、#30、MA-11、MA-100(三菱カーボン)、ラ
ーベン30、ラーベン40、コンダクテックスSC,(コロン
ビアカーボン)、リーガル400、660、800、ブラックパ
ールL(キャボット社製)などが挙げられる。また酸化
亜鉛、酸化チタン、酸化ケイ素などの無機白色顔料があ
る。
有機顔料としてはフタロシアニンブルー、フタロシアニ
ングリーン、ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレ
ーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコックブルーレ
ーキ、ナフトールグリーンB、パーマネンドレッド4R、
ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、チオインジゴレ
ットなどがあげられる。
ングリーン、ローダミンレーキ、マラカイトグリーンレ
ーキ、メチルバイオレットレーキ、ピーコックブルーレ
ーキ、ナフトールグリーンB、パーマネンドレッド4R、
ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、チオインジゴレ
ットなどがあげられる。
本発明では有機顔料単独、無機顔料単独で用いてもよい
し、混合系で用いてもよい。
し、混合系で用いてもよい。
顔料を被覆する樹脂としてはエチレン・酢ビ共重合体を
少なくとも含有することが望ましく、その他ポリオレフ
ィン、アクリル樹脂、ロジン変性樹脂、スチレンブタジ
エン樹脂、天然樹脂、その他樹脂類を混合使用すること
も出来る。
少なくとも含有することが望ましく、その他ポリオレフ
ィン、アクリル樹脂、ロジン変性樹脂、スチレンブタジ
エン樹脂、天然樹脂、その他樹脂類を混合使用すること
も出来る。
エチレン−酢ビ共重合樹脂としては、三井・デュポンポ
リケミカル株式会社で市販されている銘柄をあげること
が出来る。
リケミカル株式会社で市販されている銘柄をあげること
が出来る。
東洋ソーダ株式会社 パラフィンワックス、ポリオレフィンの例 着色剤の製造例を下記に示す。
顔料が樹脂で被覆された着色剤の製造は、フラッシング
法によって得られる。勿論他の分散方法でもかまわな
い。顔料分散工程中にフミン酸、フミン酸塩又はフミン
酸の誘導体を使用する。
法によって得られる。勿論他の分散方法でもかまわな
い。顔料分散工程中にフミン酸、フミン酸塩又はフミン
酸の誘導体を使用する。
着色剤製造例−1 ガロンイーダに水200g、フミン酸アンモニウム塩20gを
よく溶解した中にカーボン、三菱#44、250gを入れ、ニ
ーダー中でよく混合分散した。次にエバフレックス45X
(三井・ヂュポンポリケミカル社製)750gを入れ、100
℃に加温、混合し、水を分離した。
よく溶解した中にカーボン、三菱#44、250gを入れ、ニ
ーダー中でよく混合分散した。次にエバフレックス45X
(三井・ヂュポンポリケミカル社製)750gを入れ、100
℃に加温、混合し、水を分離した。
更に120℃で4時間混練後、真空乾燥し、冷却、粉砕
し、着色剤を得た。
し、着色剤を得た。
着色剤製造例−2 ガロンニーダに水200g、フミン酸ナトリウム塩10gを溶
解した中にカーボン、モーガルA250g(コロンビアカー
ボン社製)を入れ、ニーダー中でよく混合分散した。次
にサンワックス151P300gとエバフレックス210を300g入
れ、150℃に加温、混練した。更に120℃で2時間混練
後、真空乾燥し、冷却、粉砕し、着色剤を製造した。
解した中にカーボン、モーガルA250g(コロンビアカー
ボン社製)を入れ、ニーダー中でよく混合分散した。次
にサンワックス151P300gとエバフレックス210を300g入
れ、150℃に加温、混練した。更に120℃で2時間混練
後、真空乾燥し、冷却、粉砕し、着色剤を製造した。
前記着色剤製造例−1の手順に従って以下例3〜10の着
色剤を下記の様に製造した。
色剤を下記の様に製造した。
次に本発明で使用される樹脂の構成及び製造方法を下記
に示す。
に示す。
本発明で使用される樹脂は、一般式、 〔但し、Rは水素またはメチル基、Aは−COOCnH2n+1ま
たは−COOCnH2n+1(nは6〜20の整数)〕で表わされる
モノマーIとアリル基を有するモノマーを少くとも含有
したモノマーIIとから重合された重合体を含有する。重
合溶媒には脂肪族炭化水素を用いる。
たは−COOCnH2n+1(nは6〜20の整数)〕で表わされる
モノマーIとアリル基を有するモノマーを少くとも含有
したモノマーIIとから重合された重合体を含有する。重
合溶媒には脂肪族炭化水素を用いる。
前記モノマーIの具体例としては、ラウリルメタクリレ
ート、ラウリルアクリレート、ステアリルメタクリレー
ト、ステアリルアクリレート、2−エチルヘキシルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ドデシ
ルマタクリレート、ドデシルアクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルメタク
リレート、オクチルアクリレート、セチルメタクリレー
ト、セチルアクリレート、ビニルラウレート、ビニルス
テアレート等が挙げられる。
ート、ラウリルアクリレート、ステアリルメタクリレー
ト、ステアリルアクリレート、2−エチルヘキシルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ドデシ
ルマタクリレート、ドデシルアクリレート、ヘキシルメ
タクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルメタク
リレート、オクチルアクリレート、セチルメタクリレー
ト、セチルアクリレート、ビニルラウレート、ビニルス
テアレート等が挙げられる。
前記アリル基を有するモノマーIIの具体例としては、ア
リルメタクリレート、アリルアクリレート、アリルプロ
ピルメタクリレート、アリルプロピルアクリレート、ア
リルブチルメタクリレート、アリルブチルアクリレー
ト、アリルペンチルメタクリレート、アリルペンチルア
クリレート、アリルヘキシルメタクリレート、アリルヘ
キシルアクリレート等がある。
リルメタクリレート、アリルアクリレート、アリルプロ
ピルメタクリレート、アリルプロピルアクリレート、ア
リルブチルメタクリレート、アリルブチルアクリレー
ト、アリルペンチルメタクリレート、アリルペンチルア
クリレート、アリルヘキシルメタクリレート、アリルヘ
キシルアクリレート等がある。
次に樹脂の製造例を下記に示す。
樹脂製造例−1 2lの四ッ口フラスコにイソドデカン1000gをとり90℃に
加温した。ステアリルメタクリレート300gとアリルメタ
クリレート20g、過酸化ベンゾイル3gを1時間にわたっ
て滴下した。滴下後90℃で6時間重合後、酢酸ビニルモ
ノマー100gとアゾビスイソブチロニトリル4gを1時間に
わたって滴下した。滴下後90℃で6時間重合し、重合率
93.8%、粘度380cpsの樹脂を合成した。
加温した。ステアリルメタクリレート300gとアリルメタ
クリレート20g、過酸化ベンゾイル3gを1時間にわたっ
て滴下した。滴下後90℃で6時間重合後、酢酸ビニルモ
ノマー100gとアゾビスイソブチロニトリル4gを1時間に
わたって滴下した。滴下後90℃で6時間重合し、重合率
93.8%、粘度380cpsの樹脂を合成した。
樹脂製造例−2 2lの四ッ口フラスコにアイソパーH1000gをとり85℃に加
温した。ラウリルメタクリレート300g、グリシジルメタ
クリレート20g、メタクリル酸3g、アリルメタクリレー
ト10g、過酸化ベンゾイル2gを1.5時間で滴下重合した。
モノマー滴下後90℃で5時間重合後、ピリジン0.2gを加
えた。更に90℃で2時間攪拌後、メチルメタクリレート
80g、アゾビスイソブチロニトリル4gを1時間で滴下、
滴下終了後更に90℃で3時間重合した。
温した。ラウリルメタクリレート300g、グリシジルメタ
クリレート20g、メタクリル酸3g、アリルメタクリレー
ト10g、過酸化ベンゾイル2gを1.5時間で滴下重合した。
モノマー滴下後90℃で5時間重合後、ピリジン0.2gを加
えた。更に90℃で2時間攪拌後、メチルメタクリレート
80g、アゾビスイソブチロニトリル4gを1時間で滴下、
滴下終了後更に90℃で3時間重合した。
重合率95.0%、粘度530cpsの樹脂を合成した。
樹脂製造例−3 2lの四ッ口フラスコにイソドデカン1000gをとり90℃に
加温した。ラウリルメタクリレート300gとアリルプロピ
ルメタクリレート20g、イタコン酸2g、過酸化ベンゾイ
ル3gを1時間にわたって滴下した。滴下後90℃で6時間
重合後、酢酸ビニルモノマー100gとアゾビスイソブチロ
ニトリル4gを1時間にわたって滴下した。滴下後90℃で
6時間重合し、重合率93.0%、粘度130cpsの樹脂を合成
した。
加温した。ラウリルメタクリレート300gとアリルプロピ
ルメタクリレート20g、イタコン酸2g、過酸化ベンゾイ
ル3gを1時間にわたって滴下した。滴下後90℃で6時間
重合後、酢酸ビニルモノマー100gとアゾビスイソブチロ
ニトリル4gを1時間にわたって滴下した。滴下後90℃で
6時間重合し、重合率93.0%、粘度130cpsの樹脂を合成
した。
樹脂製造例−4 2lの四ッ口フラスコにイソドデカン1000gをとり90℃に
加温した。ステアリルアクリレート300gとアリルブチル
アクリレート10g、フマール酸4g、過酸化ベンゾイル3g
を1時間にわたって滴下した。滴下後90℃で6時間重合
後、n−ブチルメタクリレートモノマー100gとアゾビス
イソブチロニトリル4gを1時間にわたって滴下した。滴
下後85℃で6時間重合し、重合率96.4%、粘度890cpsの
樹脂を合成した。
加温した。ステアリルアクリレート300gとアリルブチル
アクリレート10g、フマール酸4g、過酸化ベンゾイル3g
を1時間にわたって滴下した。滴下後90℃で6時間重合
後、n−ブチルメタクリレートモノマー100gとアゾビス
イソブチロニトリル4gを1時間にわたって滴下した。滴
下後85℃で6時間重合し、重合率96.4%、粘度890cpsの
樹脂を合成した。
樹脂製造例−5 2lの四ッ口フラスコにアイソパーG1000gをとり90℃に加
温した。2−エチルヘキシルアクリレート300gとアリル
ヘキシルメタクリレート30g、ジエチルアミノエチルメ
タクリレート2g、過酸化ベンゾイル3gを1時間にわたっ
て滴下した。滴下後90℃で6時間重合後、メチルメタク
リレートモノマー100gとアゾビスイソブチロニトリル4g
を1時間にわたって滴下した。滴下後85℃で6時間重合
し、重合率92.8%、粘度260cpsの樹脂を合成した。
温した。2−エチルヘキシルアクリレート300gとアリル
ヘキシルメタクリレート30g、ジエチルアミノエチルメ
タクリレート2g、過酸化ベンゾイル3gを1時間にわたっ
て滴下した。滴下後90℃で6時間重合後、メチルメタク
リレートモノマー100gとアゾビスイソブチロニトリル4g
を1時間にわたって滴下した。滴下後85℃で6時間重合
し、重合率92.8%、粘度260cpsの樹脂を合成した。
樹脂製造例−6 2lの四ッ口フラスコにアイソパーG1000gをとり、90℃に
加温した。デシルアクリレート300gとアリルヘプチルメ
タクリレート10g、グリシジルメタクリレート3g、過酸
化ベンゾイル3gを1時間にわたって滴下した。滴下後90
℃で6時間重合後、ビニルトルエンモノマー200gとアゾ
ビスイソブチロニトリル4gを1時間にわたって滴下し
た。滴下後85℃で6時間重合し、重合率97.7%、粘度48
0cpsの樹脂を合成した。
加温した。デシルアクリレート300gとアリルヘプチルメ
タクリレート10g、グリシジルメタクリレート3g、過酸
化ベンゾイル3gを1時間にわたって滴下した。滴下後90
℃で6時間重合後、ビニルトルエンモノマー200gとアゾ
ビスイソブチロニトリル4gを1時間にわたって滴下し
た。滴下後85℃で6時間重合し、重合率97.7%、粘度48
0cpsの樹脂を合成した。
次にトナーの製造方法を下記に示す。
分散はボールミル、アトライター、振動ミル方法などに
より行う。
より行う。
適当な着色剤と樹脂との混合量比は着色剤/樹脂=1/0.
3〜10であり、適量の脂肪族炭化水素分散媒で固形分を
調整する。分散時間は10〜20時間が適当であり、濃縮ト
ナーがつくられる。
3〜10であり、適量の脂肪族炭化水素分散媒で固形分を
調整する。分散時間は10〜20時間が適当であり、濃縮ト
ナーがつくられる。
現像液は濃縮トナーを更に脂肪族炭化水素溶媒に分散
し、複写機にセットしコピーする。着色剤の軟化点が低
い場合は、感光体上のトナー層がやわらかいため、転写
時に画像つぶれを起し、シャープネスや解像力が劣化す
る場合がある。
し、複写機にセットしコピーする。着色剤の軟化点が低
い場合は、感光体上のトナー層がやわらかいため、転写
時に画像つぶれを起し、シャープネスや解像力が劣化す
る場合がある。
そのような場合には、平均粒径約1〜20μmの大粒子を
トナー中に少量分散し、改良することが出来る。この目
的は高分子物質例えば塩化ビニル樹脂、スチレン樹脂、
アクリル樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性樹脂、石油
樹脂、ブタジエン樹脂、ポリオレフィン等の微粉末、懸
濁重合などによる微粒子樹脂などが好適である。
トナー中に少量分散し、改良することが出来る。この目
的は高分子物質例えば塩化ビニル樹脂、スチレン樹脂、
アクリル樹脂、フェノール樹脂、ロジン変性樹脂、石油
樹脂、ブタジエン樹脂、ポリオレフィン等の微粉末、懸
濁重合などによる微粒子樹脂などが好適である。
その他、ガラスバルーン、シラスバルーン、活性炭粒
子、乾式複写機用トナーなどが使用出来る。
子、乾式複写機用トナーなどが使用出来る。
次に実施例を示し、詳細に説明する。
実施例 1 アトライターに以下の処方のトナー材料を仕込み、40℃
で10時間分散し、濃縮トナーを作成した。
で10時間分散し、濃縮トナーを作成した。
着色剤 製造例−1 300g 樹脂 製造例−2 600g 分散後イソドデカンを加えて固形分を10%とした。
分散媒の拡散速度は2.5mm/分であった。
実施例 2 ボールミルに以下の処方のトナー材料を仕込み、30℃で
20時間分散し、濃縮トナーを作成した。
20時間分散し、濃縮トナーを作成した。
着色剤 製造例−1 400g 樹脂 製造例−3 600g 分散後アソイパーHを加えて固形分を18%とした。
分散媒の拡散速度は2.3mm/分であった。
実施例 3 ボールミルに以下の処方のトナー材料を仕込み、40℃で
15時間分散し、濃縮トナーを作成した。
15時間分散し、濃縮トナーを作成した。
着色剤 製造例−3 400g 樹脂 製造例−4 600g 樹脂粉末 BR-102 (三菱レイヨン(株)アクリル樹
脂)を粉砕して平均粒径10μmとした樹脂粒子10g分散
後アソイパーGを加えて固形分を20%とした。
脂)を粉砕して平均粒径10μmとした樹脂粒子10g分散
後アソイパーGを加えて固形分を20%とした。
分散媒の拡散速度は3.5mm/分であった。
実施例 4 アトライターに以下の処方のトナー材料を仕込み、40℃
で10時間分散し、濃縮トナーを作成した。
で10時間分散し、濃縮トナーを作成した。
着色剤 製造例−4 500g 樹脂 製造例−5 500g 分散後アイソパーHを加えて固形分を50%とした。
分散媒の拡散速度は2.6mm/分であった。
実施例 5 三本ロールミルに 着色剤 製造例−7 1000g 樹脂 製造例−6 1000g 混練し、4時間後にイソドデカン500gで希釈した。
分散媒の拡散速度は1.2mm/分であった。
このトナー100gを3lのイソドデカンに希釈し、湿式電子
写真複写機NASHUA4600でコピーしたところ、定着性がす
ぐれていた。
写真複写機NASHUA4600でコピーしたところ、定着性がす
ぐれていた。
実施例 6 ボールミルに 着色剤 製造例−8 500g 樹脂 製造例−5 1000g BR-89 三菱アクリル樹脂 50g アイソパーH 1500g 分散媒の拡散速度は1.8mm/分であった。
このトナー200gを3lのアイソパーHで希釈し、NASHUA46
00でコピーしたところ、定着性が良好であった。
00でコピーしたところ、定着性が良好であった。
効果 前述の様に本発明の静電写真用液体現像剤は分散媒の拡
散速度が高いため、複写直後の定着性が改良される。
散速度が高いため、複写直後の定着性が改良される。
Claims (1)
- 【請求項1】顔料に少なくともエチレン・酢酸ビニル共
重合体を含む樹脂で被覆された着色剤と樹脂よりなるト
ナーが脂肪族炭化水素溶媒に分散され、トナーが分散さ
れた分散液の該溶媒の拡散速度が、固形分10重量%以上
のトナーを含む分散液0.3gを東洋濾紙(株)No.2の濾紙
上に10mmの高さから滴下し、形成された直径5mmのトナ
ー層の周囲に脂肪族炭化水素溶媒が拡散する速度が1mm/
分以上である、ことを特徴とする静電写真用液体現像
剤。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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