JPS5999B2 - 液体現像剤 - Google Patents
液体現像剤Info
- Publication number
- JPS5999B2 JPS5999B2 JP51042957A JP4295776A JPS5999B2 JP S5999 B2 JPS5999 B2 JP S5999B2 JP 51042957 A JP51042957 A JP 51042957A JP 4295776 A JP4295776 A JP 4295776A JP S5999 B2 JPS5999 B2 JP S5999B2
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- Japan
- Prior art keywords
- resin
- developer
- liquid
- magnetic
- liquid developer
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Liquid Developers In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、磁性体と二種類の樹脂と組み合わせてなる粉
体を絶縁性液体中に分散させてなる液体現像剤に関する
。
体を絶縁性液体中に分散させてなる液体現像剤に関する
。
従来、キャリア液体中に着色樹脂あるいは顔料、染料、
或いは磁性粉末を分散させる場合、望ましい制御された
荷電極性を得ることは困難である。
或いは磁性粉末を分散させる場合、望ましい制御された
荷電極性を得ることは困難である。
これは液体中に含有する酸素及び不純物又は気中から侵
入する酸素及び不純物等によつて、磁性体平面が酸化又
は還元されて、液体と磁性粉末との境界に形成される電
気的二重層が影響を受けるためである。更にまた液中の
磁性粉体は撹拌分散を中止した後、直ちに沈降するし、
又磁性粉末をマグネットに直接接触させるとジユズつな
ぎとなり、その先端まで磁力が強く影響し、個々の粉末
の分離が悪くなり、静電荷力によつても、マグネットか
ら離れ難くなり現像スピードが低下する。
入する酸素及び不純物等によつて、磁性体平面が酸化又
は還元されて、液体と磁性粉末との境界に形成される電
気的二重層が影響を受けるためである。更にまた液中の
磁性粉体は撹拌分散を中止した後、直ちに沈降するし、
又磁性粉末をマグネットに直接接触させるとジユズつな
ぎとなり、その先端まで磁力が強く影響し、個々の粉末
の分離が悪くなり、静電荷力によつても、マグネットか
ら離れ難くなり現像スピードが低下する。
更に磁性粉体体のみの可視画像は定着性が全くないため
に別途に定着工程を要するために現像方式及び現像装置
内自体が複雑化する。このため磁性粉体を、例えばシリ
コン樹脂、フェノール樹脂、ビニール樹脂等で被覆した
粒子を絶縁性液体中に分散せしめた液体現像剤を使用す
る現像方法が特公昭４９−４６２６３号に提案されてい
る。
に別途に定着工程を要するために現像方式及び現像装置
内自体が複雑化する。このため磁性粉体を、例えばシリ
コン樹脂、フェノール樹脂、ビニール樹脂等で被覆した
粒子を絶縁性液体中に分散せしめた液体現像剤を使用す
る現像方法が特公昭４９−４６２６３号に提案されてい
る。
しかしこのような現像剤は浸漬現像法として使用される
ものであるため、静電潜像支持体に担体液が必要以上に
多量に付着するため、地汚れが多くなり乾燥の負担がか
かる欠点があつた。
ものであるため、静電潜像支持体に担体液が必要以上に
多量に付着するため、地汚れが多くなり乾燥の負担がか
かる欠点があつた。
本発明は前記の如き欠点を除去した現像剤を提供するも
のである。
のである。
即ち本発明は磁性体と溶解度係数８．５以上の樹脂とを
含む粒子に溶解度係数８．５以下の自己定着用樹脂を主
体とする被覆層を形成した粒体を絶縁性液体中に分散さ
せてなる液体現像剤であり、これにより余分な現像剤の
付着を少なくして、乾燥の負担を軽減でき、地汚れを防
止することができる。本発明における粒体の中芯となる
磁性粉体は磁気的に吸収しうるものであり、かつかなり
の時間は静電荷を保持していないように少なくとも充分
な導電性を有していなければならない。
含む粒子に溶解度係数８．５以下の自己定着用樹脂を主
体とする被覆層を形成した粒体を絶縁性液体中に分散さ
せてなる液体現像剤であり、これにより余分な現像剤の
付着を少なくして、乾燥の負担を軽減でき、地汚れを防
止することができる。本発明における粒体の中芯となる
磁性粉体は磁気的に吸収しうるものであり、かつかなり
の時間は静電荷を保持していないように少なくとも充分
な導電性を有していなければならない。
実際上すべての磁気粉末はこの条件を満足するのに充分
な導電性を有しているので、種々の粉末にされた磁性金
属、金属合金、ならびに金属酸化物、γ−フエライト等
が使用される。このような磁性体に必要に応じて顔料を
混合し、これと通常の乾式現像剤に使用される溶解度係
数８．５以上の樹脂類、例えばスチレン樹脂、Ｃ８以下
のアクリル又はメタクリル樹脂、スチレン〜ブタジエン
樹脂（スチレン／ブタジエン≧８／２）、マレイン酸樹
脂、ブチラール樹脂、フエノール樹脂、ポリエチレン（
分子量５０００以上）を磁性体に対し０．１〜１０倍量
、望ましくは０．５〜２倍量混線分砕分級して、１０μ
以下、望ましくは１〜５μの微粒子とする。
な導電性を有しているので、種々の粉末にされた磁性金
属、金属合金、ならびに金属酸化物、γ−フエライト等
が使用される。このような磁性体に必要に応じて顔料を
混合し、これと通常の乾式現像剤に使用される溶解度係
数８．５以上の樹脂類、例えばスチレン樹脂、Ｃ８以下
のアクリル又はメタクリル樹脂、スチレン〜ブタジエン
樹脂（スチレン／ブタジエン≧８／２）、マレイン酸樹
脂、ブチラール樹脂、フエノール樹脂、ポリエチレン（
分子量５０００以上）を磁性体に対し０．１〜１０倍量
、望ましくは０．５〜２倍量混線分砕分級して、１０μ
以下、望ましくは１〜５μの微粒子とする。
この微粒子は磁性粉体に溶解度係数８．５以上の樹脂類
が被覆された粒体となる。次にこのような構造の粒体に
、通常の液体現像剤に使用される溶解度係数８．５以下
の自己定着用樹脂、例えばスチレン〜ブタジエン樹脂（
スチレン／ブタジエン〈８／２）、Ｃ４以上のアクリル
又はメタクリル樹脂、低分子量ポリエチレン（分子量１
０００〜３０００）等を磁性体に対し０．５〜１０倍量
、望ましくは１〜５倍量加え、必要に応じて極性剤、分
散剤などの通常の添加剤を加えて、例えばポールミル、
その他の通常の液体現像剤の製造手段により混線分散分
級し粒径１〜１０μ、望ましくは２〜３μの粒体とする
。
が被覆された粒体となる。次にこのような構造の粒体に
、通常の液体現像剤に使用される溶解度係数８．５以下
の自己定着用樹脂、例えばスチレン〜ブタジエン樹脂（
スチレン／ブタジエン〈８／２）、Ｃ４以上のアクリル
又はメタクリル樹脂、低分子量ポリエチレン（分子量１
０００〜３０００）等を磁性体に対し０．５〜１０倍量
、望ましくは１〜５倍量加え、必要に応じて極性剤、分
散剤などの通常の添加剤を加えて、例えばポールミル、
その他の通常の液体現像剤の製造手段により混線分散分
級し粒径１〜１０μ、望ましくは２〜３μの粒体とする
。
この粒体は磁性体を中芯とし、溶解度係数８．５以上の
樹脂の被覆層に、更に溶解度係数８．５以下の自己定着
用樹脂と必要に応じて他の添加剤を含む層との二重被覆
層となる。本発明の液体現像剤は、上記の二重に被覆さ
れた磁性粉体を絶縁性液体中に分散させてなるものであ
る。
樹脂の被覆層に、更に溶解度係数８．５以下の自己定着
用樹脂と必要に応じて他の添加剤を含む層との二重被覆
層となる。本発明の液体現像剤は、上記の二重に被覆さ
れた磁性粉体を絶縁性液体中に分散させてなるものであ
る。
絶縁性液体は、高絶縁性、低誘電率のもので、パラフイ
ン系又はイソパラフイン系炭化水素、ハロゲン化炭化水
素等の石油系炭化水素溶媒が使用される。
ン系又はイソパラフイン系炭化水素、ハロゲン化炭化水
素等の石油系炭化水素溶媒が使用される。
上述のような液体現像剤を例えばマグネツトを内蔵する
スリーブの回転により吸上げ、スリーブローラと異なる
速度で回転するスクイズローラ等でスリーブ表面に付着
する量を調整し、こｋに静電潜像保持体を移送して、現
像液と接触させる。
スリーブの回転により吸上げ、スリーブローラと異なる
速度で回転するスクイズローラ等でスリーブ表面に付着
する量を調整し、こｋに静電潜像保持体を移送して、現
像液と接触させる。
この場合、現像液中の磁性体含有粒子（トナー）はスリ
ーブ内のマグネツトに引かれてスリーブに対し大部分内
面に存在し、一方担体液はスリーブに対し、外面に存在
する。従つて保持体の潜像は予め担体液又は希釈な現像
液と接触した後、濃厚な現像液と接触し顕像化される。
そして得られた画像は付着した担体液の自然蒸発により
顕像化される。このように本発明の液体現像剤は、＝工
程でプリエツト効果と現像処理を行う現像方法に使用す
ることができるため、余分な現像液の付着することによ
り乾燥の負担を軽減し、地汚れの少ないコントラストの
高い画像を供給することができ、又定着工程をも必要と
しない。
ーブ内のマグネツトに引かれてスリーブに対し大部分内
面に存在し、一方担体液はスリーブに対し、外面に存在
する。従つて保持体の潜像は予め担体液又は希釈な現像
液と接触した後、濃厚な現像液と接触し顕像化される。
そして得られた画像は付着した担体液の自然蒸発により
顕像化される。このように本発明の液体現像剤は、＝工
程でプリエツト効果と現像処理を行う現像方法に使用す
ることができるため、余分な現像液の付着することによ
り乾燥の負担を軽減し、地汚れの少ないコントラストの
高い画像を供給することができ、又定着工程をも必要と
しない。
実施例 １
γ−フエライト１００部（重量、以下同様）及びスチレ
ン樹脂１００部を三本ロールミルで混練し粉砕、分級し
て１〜１０μの粒度の粉体を分取し、以下の如く処理し
て自己定着性の磁性体を含む液体現像剤を得た。
ン樹脂１００部を三本ロールミルで混練し粉砕、分級し
て１〜１０μの粒度の粉体を分取し、以下の如く処理し
て自己定着性の磁性体を含む液体現像剤を得た。
をポールミル中で２４時間分散して濃縮トナーとし、そ
の２０７を１１のアイソパ一Ｈに分散させて平均粒径３
．５μの本発明の現像剤を得た。
の２０７を１１のアイソパ一Ｈに分散させて平均粒径３
．５μの本発明の現像剤を得た。
次にこの現像剤を、表面磁力７００ガウスの８極マグネ
ツトを有するマグネツトを内蔵したスリーブ表面に約５
００μの液膜となるように保持し、その液面にリコ一製
ＢＳ−２２０機で静電潜像を形成したＺｎＯ感光紙から
なる静電潜像保持体を、紙送り速度８０ｍＴｎ／秒で接
触させたところ、画像濃度０．９３、地肌濃度０．１０
のコントラストのよい画像を得た。実施例 ２ γ−フエライト８０部、カーボンブラツク２０部、スチ
レン樹脂２０部メチルメタクリレート３０部を三本ロー
ルで混練し粉砕、分級して１〜５μの粒度の粉体を分取
し、以下の如く処理して自己定着性の磁性体を含む液体
現像剤を得た。
ツトを有するマグネツトを内蔵したスリーブ表面に約５
００μの液膜となるように保持し、その液面にリコ一製
ＢＳ−２２０機で静電潜像を形成したＺｎＯ感光紙から
なる静電潜像保持体を、紙送り速度８０ｍＴｎ／秒で接
触させたところ、画像濃度０．９３、地肌濃度０．１０
のコントラストのよい画像を得た。実施例 ２ γ−フエライト８０部、カーボンブラツク２０部、スチ
レン樹脂２０部メチルメタクリレート３０部を三本ロー
ルで混練し粉砕、分級して１〜５μの粒度の粉体を分取
し、以下の如く処理して自己定着性の磁性体を含む液体
現像剤を得た。
をポールミル中で４８時間分散して濃縮トナーとし、そ
の２０７と１００７とをそれぞれ１ｅのアイソパ一Ｈに
分散させて平均粒径２．４μの４極性のトナーを得た。
これらの現像剤を実施例１と同様にして現像したところ
、濃度２０７／ｅの現像剤の場合、画像濃度０．８３、
地肌濃度０．１２のコントラストのよい画像が得られた
。
の２０７と１００７とをそれぞれ１ｅのアイソパ一Ｈに
分散させて平均粒径２．４μの４極性のトナーを得た。
これらの現像剤を実施例１と同様にして現像したところ
、濃度２０７／ｅの現像剤の場合、画像濃度０．８３、
地肌濃度０．１２のコントラストのよい画像が得られた
。
Claims (1)
- １ 磁性体と溶解度係数８．５以上の樹脂とを含む粒子
に溶解度係数８．５以上の自己定着用樹脂を主体とする
被覆層を形成した粒体を絶縁性溶液体中に分散させてな
ることを特徴とする液体現像剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51042957A JPS5999B2 (ja) | 1976-04-15 | 1976-04-15 | 液体現像剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51042957A JPS5999B2 (ja) | 1976-04-15 | 1976-04-15 | 液体現像剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52126231A JPS52126231A (en) | 1977-10-22 |
| JPS5999B2 true JPS5999B2 (ja) | 1984-01-05 |
Family
ID=12650496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51042957A Expired JPS5999B2 (ja) | 1976-04-15 | 1976-04-15 | 液体現像剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5999B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0752311B2 (ja) * | 1985-05-13 | 1995-06-05 | 株式会社リコー | 静電写真用液体現像剤 |
| JPH07181749A (ja) * | 1993-12-22 | 1995-07-21 | Ricoh Co Ltd | 液体現像剤 |
-
1976
- 1976-04-15 JP JP51042957A patent/JPS5999B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52126231A (en) | 1977-10-22 |
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