JPH07509733A - 代謝可能な油を含む油中水型のワクチン用液体エマルジョン - Google Patents

代謝可能な油を含む油中水型のワクチン用液体エマルジョン

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JPH07509733A JP6519660A JP51966094A JPH07509733A JP H07509733 A JPH07509733 A JP H07509733A JP 6519660 A JP6519660 A JP 6519660A JP 51966094 A JP51966094 A JP 51966094A JP H07509733 A JPH07509733 A JP H07509733A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 代謝可能な油を含む油中水型のワクチン用液体エマルジョン本発明は活性成分、 例えばウィルス、細菌、寄生生物またはこれらの断片、毒素、多糖類、さらには 組み換え蛋白、担体分子と結合したペプチド等の抗原性低分子によって誘導され る免疫応答を刺激するだめの完全に代謝可能な注射用の油中水型エマルジョンに 関するものである。
ワクチン接種は免疫防御系を刺激して、感染源に対抗して予防的に戦う手段であ る。実際のワクチンは病原を弱毒化した生きた微生物、殺した微生物、さらには これらの微生物から精製した断j1を抗原として利用する。多くの場合、不活化 ワクチンまたは→ノ゛ブユニットワクチンは免疫応答を大きくするためのアジュ バント物質を含んでいる。アジュバントの役目は体液または細胞での免疫応答レ ベルを大きくし、応答期間を長くすることにある。従って、アジュバントを用い ることによって注射の回数およびワクチンに含まれる抗原量を減らすことができ 、ワクチンの接種コストを低く維持することができる。アジュバント物質は免疫 応答でめられている上記効果とともに局所的または全身的な毒性、例えば注射点 の炎症性水腫、膿瘍、線維症、苦痛、発熱、感受性亢進状態の刺激等を誘導する ことがある。
従って、アジュバントは効果がなければならないとともに、毒性の面で許容可能 なものでなければならない。
多くの免疫アジュバント物質の中では、ヒトの医療にのみ使用されるアルミニウ ム誘導体(水酸化物、リン酸塩)のゲル、獣医学の分野で使用される錯体ヘテロ シトであるサポニン、最も活性の強い賦形剤の一つ(!:考えられるエマルジョ ン類を挙げることができる。特に、鉱油中にマイコバクテリウムとモノオレイン 酸ジアンヒドロマンニトールとして定義される界面活性剤としてのアルラセル△ (Arlacel 八、登録商標)とを含むエマルションカ完全フロインドアジ ュバント(adjuvant de Freundcomρ1cOとして実験動 物の免疫化で広く使用されている。しかし、殺したマイコバクテリウムを使用す ると2つの大きな欠点ずなわら、注射箇所での局部反応が極めて大きくなり、動 物がツベルクリンに感作されるという欠点があるため、このアジュバントは獣医 学では使用されていない。不完全フロインドアジュバント(adjuvant  dcFreund incompleL)とよばれるマイコハクゾリウム、を含 まない同じアジュバントは許容でき、研究室で高度免疫能/l′1の製造に広く 使用されている。しかし、フロイントγンユハントで1凋製したエマルジョンは 極めて粘性が高く、安定性に欠けるため、商業的な普及が遅れている。マイコバ クテリウムのア/ユハント作用に応答する物質の探索の結果、ペプチドクリカン (M D P )および糖脂質(TMD)が特徴付けられ、それら(またはその 誘導体)をエマルジョン中でマイコハクゾリウムの代わりに用いてエマルション の毒性を小さくするようになった[WOODWARD L、F、、 1990. 5urface Chemistry andClassification  or vaccine adjuvants and vehicles ([ 1acterialVacc1nes)、 281〜306 頁、八fan R ,Li5s、New York] 。
ワクチンでのエマルションの使用は長い開気ままなままであった。特に、人間で の不完全フロイント型アジュバントを用いたインフルエンサワクチンと、「アジ ュバント65」とよばれる公知の落花生油、アルラセルΔ(Arlacel A 、商標登録)及びスデアリン酸アルミニウムを含むエマルションとは、長い実験 の後に、最終的にヒトの医療からその処方が禁止されることになった。
油中水型エマルジョンワクチンの商業的規模の開発はCe5siとNardcl liの研究(Dcvclop、Biol、5tandard、、1973年、2 5号、:)25〜328頁)を待たなければならなかった。このワクチンは雌鶏 を産卵期間中パラミクソウィルス(paramyxov 1rus)によるニュ ーキャッスル(Newcast Ie)病から守るためのものである。
従来のワクチンでは飼育中にウィルスを投与した時に弱い免疫によって産卵が低 下するため、投与できなかった。この種のワクチンは少なくともヨーロッパでは 鳥類飼育の分野で多くの鳥の病気(例えば鳥の伝染性気管支炎、グンボロ(Gu mboro)病)に対して急速に発展した。また、吐乳類の細菌性疾患(反岡類 のプルセラ症、ヒツジ類の腸性毒血症、大腸菌炎)またはウィルス性疾患(ブタ のアフタ熱、ブタのインフルエンザ、アウジエスキー(八u jeszky)病 )の予防用に特に水中油型のエマルジョンをベースとしたワクチンが市販されて いる。しかし、これらのワクチンが非油型のワクチンよりも極めて高い免疫活性 を示す場合には、ワクチン注射位置に局部的な反応を引き起こすことがある。こ れまではこの反応は鉱油の存在によるものと考えられ、反応の強さは使用した処 方(油中水型または水中油型)または抗原の種類に依存した。実際、鉱油は人体 では代謝できないようであり、一部分は注射位置の近くに残ってしまう。従って 、鉱油の代わりに代謝可能な油を使用することが望まれていた。
代謝可能な油とはスクアレン、スクアラン及びブリスタン等の自然に存在する天 然炭化水素、トリグリセリドに属する植物油、半合成トリグリセリド、例えばト リオレインや中程度の長さの834 (C8/C10)を有するトリグリセリド 、脂肪酸エステル、特にメレイン酸オレイル、ジオレイン酸プロピレングリコー ル、カプリン酸/カプリル酸とプロピレングリコールのジエステル等を意味する 。
ここで問題になるのはエマルジョンは注射可能でなければならず、十分な流動性 がなければならないということである。従って、25℃での粘度が既にかなり高 い(50〜70 mPa、s)の植物油よりむしろトリグリセリドと、中程度の 長さの鎖を有するその他のエステルが有利になる。
しかし、最大の問題点はこれらの油、特に植物油を使用して安定した油中水型エ マルジョンを得ることにある。食品工業ではモノグリセリドが広く使用されてい るが、そのエマルジョンは一般に濃厚である(これは安定性には好都合である) 。
代謝可能な油をベースとした油中水型エマルジョン処方は既に公知である。落花 生とびレシチン油(BRUGII M、達、Am、 J、Vet。
Rcs、、1983年、第44号、72〜75頁)、ジグリセリドと変性リン脂 質に富む油(欧州特許第0.417.562号)、炭化水素および界面活性剤と 組み合わせたトリグリセリドまたは脂肪酸エステル(フランス国特許第2.64 9.013号)等がある。これらの処方のエマルジョンはどれも本発明とは相違 している。
国際特許出願W O91100107号には、代謝可能な油と代謝不可能な油( 2〜95%)との混合物と、マンニトール、グルコースまたはサッカロース等の 糖またはグリセロールに20℃で液体脂肪酸を縮合させて得られる乳化界面活性 剤とからエマルジョンを調製する方法が記載されている。この界面活性剤だけで は代謝可能な油のみをベースにしたエマルジョンを調節することはできない。
欧州特許出願第0.174.377号では、化粧品、外用薬および従来型医薬の 分野、例えばインシュリンの製造でポIJ IJシルイン酸ポリグリセロールを 乳化剤として使用して、耐熱、耐凍結および耐貯蔵性に優れた水−油一水のダブ ルエマルジョンを製造している。この特許が解決しようとする技術上の課題は殺 菌または類似の最終処理の際にエマルジョンの変性を防止することにあり、これ は本発明のエマルジョンアジュバントとは共通点がない。
本発明者は、驚くべきことに、リシルイン酸ポリグリセロール(ricinol eaLc da polyglyccril)またはポリリシルレイン酸ポリク リセロール(polyricinoleate de polyglycer山 を単独またはモノグリセリド、水素化されたまたはされていないポリオキシエチ レン化ヒマン油あるいはソルビタンエステルと組み合わせて使用することによっ て、極めて安定した液体の油中水型エマルジョンが得られるということ、油とし て植物油でもよいトリグリセリドまたは中程度の長さの鎖を有するいわゆるトリ グリセリド(シカプリル酸/シカプリン酸グリセロール)、プロピレンクリコー ルのエステル(ジオレート、シカブリレート/シカプレート)またはオレイルま たはデシルオレート型のエステルを使用できるということを発見した。この油中 水型エマルションはアジュバント能力を有する。この処方は天然の炭化水素、例 えば、スクアレンやスクアランにも応用できる。
本発明者はさらに、水素化されたまたはされていないポリオキシエチレン化ヒマ シ油に属するある種の界面活性剤をある種の油、特にある種のオレイン酸エステ ル(特にオレイン系のアルコールまたはプロピレングリコール)と−緒に用いる ことによって、極めて安定した4℃で流体であるアジュバント能を有する油中水 型エマルションが得られるということを発見した。
本発明において高い安定性とは、エマルジョンを含む製品すなわらワクチンの貯 蔵可能期間に対応する期間、好ましくは数か月、長い場合には1年以上の間、マ クロ的に(例えば肉眼で見て)均質であるような安定性を意味する。
本発明によって、優れた耐久性を有し、しかも、低温、特に4℃で流体である極 めて安定し且つ強いアジュバント能を有する代謝可能な油をベースとしたエマル ジョンが作れるようになった。
本発明は、代謝可能な油のみを用いた耐久性に優れた注射可能な油中水型エマル ジョンを初めて提供するものである。本発明の目的は注射で投与する際にめられ る流動性と、免疫アジュバント特性とを有する安定したエマルジョンを得ること にある。本発明のエマルジョンは乳化剤または乳化界面活性剤を用いた油相から なる形式の公知のエマルジョンではなく、油相の油が代謝可能な油であるか、代 謝可能な油と乳化剤あるいは乳化剤混合物との混合物であり、この代謝可能な油 によって粘度が比較的小さく(25℃で400 mPa、s以下)、好ましくは 4℃で流体である安定したエマルジョンが得られる点に特徴がある。
乳化剤または乳化界面活性剤はりシルイン酸エステルおよび/またはポリクリセ ロールエステルをベースとするのが好まし5)。以下で説明するように、本発明 の界面活性剤はポリグリセU−ルエステルであると同時にリシルイン酸エステル である。特にリシルイン酸およびポリリシルイン酸のポリグリセロールである。
本発明は、これらの界面活性剤によって代謝可能な油のみを使用することができ 、そしてこれらの界面活性剤は従来の界面活性剤の存在下でも有利且つ好ましく 使用できるという発見に基づいている。
代謝可能な油相は天然の炭化水素、例えばスクアラン(ヘキサメチル−2,6, 10,15,19,23−テトラコサン)、スクアレン(ヘキサメチル−2,6 ,10,15,19,23−テトラコサヘキサン−2,6,10,14,18, 22) 、ブリスタン(テトラメチル−2,6,10,14−ペンタデカン)で 構成することができる。
代謝可能な油相は植物油、さらに好ましくはトリアジルグリセr1−ル類、特に ヒマワリ油、大豆油、コーン油、アーモンド油で構成するのが好ましい。
代謝可能な油は天然脂肪酸とアルコールとのエステルで構成するのがさらに好ま しい。
アルコールは下記の!11独または混合物でよい:1) ペンタエリトリトール 等のポリオール、特にグリセロールおよび/またはプロピレングリコール(また はプロパンジオール−1,2) 2)イソプロパツール等の直鎖を有する脂肪族モノアルコールおよびエタノール 、ブタノール、オクタノ−ルー1、デカノール−1等の第1アルコール、特にオ レインアルコール(またはオクタデセン−9−オル−1)3)2−エチル−へキ サノール−1等の分岐鎖を有する脂肪族モノアルコールと、いわゆるイソセチル アルコール。
大部分の脂肪酸はC6〜C24の天然脂肪酸、さらに好ましくはオレイン酸およ び/またはリノール酸、カプリン酸および/またはカプリル酸であるのが好まし い。
大部分の脂肪酸は琥珀酸またはアジピン酸等のシアジッドまたは分岐脂肪酸、特 にイソステアリン酸にすることができる。
各種エステルの中では特にオレイン酸オレイル、プロピレングリコールジエステ ル、特にジオレイン酸プロピレングリコールまたはシカプリン酸またはシカプリ ル酸プロピレングリコールが好ましい。
好ましい第1の実施例では、乳化界面活性剤の全部または一部がポリグリセロー ルニスデルであり、その最終比率は0.4〜20%p/v、好ましくは1〜10 %p/v、特に好ましくは3〜5%ρ/Vである。
ポリグリセロールエステルの全部または一部はポリグリセロールき、オレイン酸 、スデアリン酸、リシルイン酸等の天然脂肪酸またはイソステアリン酸等の分岐 脂肪酸とのエステルに勺る、二とができる。1 ポリグリセロールエステルの全部または一部をリシルレイン酸ポリクリセロール (ヒドロキシ−12−オクタデセン−9−オエート)にすることができる。
例えば、ポリグリセロールエステルの全部または一部をボリリンルイン酸ポリグ リセロールにする。
ポリグリセロールは2〜12個のグリセロール残基、さらに好ましくは2〜5個 の残基を有するのが好ましい。
ポリグリセロールエステルは他の界面活性剤、特にオレイン酸ソルビタン、水素 化されたまたはされていないポリオキシエチレン化リジン(下記の本発明のヒマ シ油を参照)および/または天然界面活性剤と組み合わせて用いることができる 。特にポリグリセロールエステルを少量の他の界面活性剤、特に本発明のヒマシ 油と1%p/v以下、特に、約0.4〜1%p/vで組み合わせることができる 。
天然界面活性剤は例えばレシチンまたはグリセリド(モノ及びジ)、特に不飽和 脂肪酸(大部分はオレイン及び/またはリノール)と、中程度の長さの鎖を有す る脂肪酸(カプリン及び/またはカプリル)グリセリドである。
別の好ましい実施例では、乳化界面活性剤の全部または一部が水素化されたまた はされていないポリオキシエチレン化ヒマン油で構成される。このポリオキシエ チレン化ヒマシ油の+1idll−的比率は0.5〜25%p/V%好ましくは 2〜10%、さらに好ましくは4〜8%であるのが好ましい。
水素化されたまたはされていないポリオキシエチレン化ヒマシ油のエトキシル化 程度は1モル当たり酸化エチレン18モル以下であるのが好ましい。
水素化されたまたはされていないポリオキシエチレン化ヒマン油は複数師組み合 わせるが、化学的に異なる他の界面活性剤特にソルビタン誘導体、ポリオキシエ チレン化されたアルコールまたは脂肪酸、グリセリド、レシチンと組み合わせる ことができる。既に説明したように、ヒマシ油を本発明のポリグリセロールエス テルおよび一般的には第1の実施例で記載した全ての界面活性剤き組み合わせる ことができる。
エマルジョンの水相は、エマルジョンを容易に注射できるような粘度となる比率 、好ましくは5〜50%、さらに好ましくは12〜25%v/vにするのが好ま しい。
エマルジョンは免疫変性物質(modu 1atr 1ces)を含むことがで きる。
本発明はさらに、本発明のエマルジョンから得られるワクチンに関するものであ る。本発明のワクチンの特徴は、本発明のエマルジョンの水相がウィルス、細菌 または寄生生物の抗原全体またはこれらの抗原の断片あるいは遺伝子組み換えで 得られた蛋白を単独または組み合わせて含む点にある。
本発明はさらに、本発明のエマルジョンの水相が異質の蛋白質、変性蛋白質また は担体分子と結合したハプテンを含むことを特徴キする免疫薬に関するものであ る。
本発明はさらに、各成分を十分に存在させ、乳化させることからなる上記エマル ジョン、ワクチンおよび免疫薬の製造方法に関するものである。
本発明はさらに、本発明のポリグリセロールエステルおよびリンルーイン酸エス テルを大部分が代謝可能な油で、残りが代謝不可能な油からなる油相を有するア ジュバント活性を有する安定した粘度が比較的低い油中水型エマルジョンの製造 で使用することにある。
以下、本発明の処方例とその特性とを例として示す。下記の実施例で使用した相 の割合と界面活性剤の濃度はより広範囲で変更できることは当業者には明らかで ある。また、当業者は通常の方法で本発明に従来の界面活性剤と本発明の界面活 性剤とを組み合わせて調製し、試みることができる。
実施例1 この実施例は界面活性剤としてポリリシルイン酸ポリグリセロールの有効性を示 すものである。
ポリリシルイン酸ポリグリセロール(ラアディアムルス、(Radiamols ) 2253、メレオフィナ(Oleorina)) 5%p/vを含むAレイ ン酸メレイル(セチオール((:etiol)、ヘンケル(hnkel))80 0 ml中で、200 rniの等張緩衝液をタービン式乳化機(シルヴアーソ ン(S i 1verson) )によって乳化する。
得られたエマルジョンは極めて安定しており(4℃でも周囲温度でも1年後に油 水分離は見られず、水相の痕跡はない)、流体である(4℃で170 mPa、 s、25℃で60 mPa、s)。
オレイン酸オレイルの代わりにアーモンド油を使用した場合も4℃でも周囲温度 でも安定したがなり流動性(5℃では360mI’a、s、25℃では140  mPa、s)の油中水型エマルジョンが得られる。
大豆油でも、中程度の長さの釦を有するトリグリセリド(C8〜Cl0)及びプ ロピレングリコールジエステル(オレイン酸またはカプリン酸/カプリル酸)で も安定したエマルジョンが?1)られる。
実施例2 この実施例はりシルイン酸ポリグリセロール−3と、オレイン酸ソルビタンとを 含むアルラセル(Arlaccl) 1689 (I CI >の界面活性特性 を示すだめのものである。
抗原を含む等張緩衝液からなる水相35−をタービン付き乳化機(シルヴアーソ ン(Silverson))を用いて、油中の5%(p/v)のアルラセル<A r1acel) 1689 (I CI )溶液で形成された油相140献中で 乳化する。油はオレイン酸オレイル、アーモンド油、ヒマワリ油または中程度の 長さの鎖を有するトリグリセリドにした。
これら異なる油で調製した4つのエマルジョンは全て安定しており、4℃で流体 である。
実施例3 この実施例は界面活性剤として水素化されたポリオキシエチレン化ヒマシ油を使 用して安定した油中水型エマルジョンを調製するものである。
水素化されたポリオキシエチレン化ヒマシ油(70E)(ドヒュムルス(Dch ymuls) HRE 7 、 ヘンケル(llenkel)) 5%p/vを 含む800m lのオレイン酸オレイル(セチオール(Ceti。
1)、ヘンケル(llcnkcl))中で200−の等張緩衝液をタービン付き 乳化機(シルヴアーソン(S i 1verson) )を使用して乳化する。
i5)られたエマルジョンは、4℃で安定した(1年以上後でも破壊がない)流 体である(25℃で60m Pa、s)。
オレイン酸オレイルの代わりにジオレイン酸プロピレングリコール(ラブイア( Radia) ?204. オレフィナ(Olefina) )を使用しても同 じ結果が得られる。例えば、ジオレイン酸プロピレンクリコールの場合には、1 モルにつき酸化エチレン残基を5個(エト力(Etocas) 5 、クロダ( Croda) )から9個(アー/Dノン(Acconon) CA−9、カリ ジャン(Kar ishamns) )含むポリオキ/エチレン化ヒマシ油を使 用することができる。
しかし、両方の界面活性剤を存在させずにトリグリセリド(植物油またはトリカ ブリレート/トリカプレート)を使用して同じ条件で調製したエマルジョンは安 定しない。また、ある種のポリオキシエチレン化ヒマシ油だけでは安定した油中 水型エマルジョンは得られない。本発明の通り、従来または本発明による他の界 面活性剤と一緒に用いるのが好ましい。
実施例4 この実施例はエマルジョンの安定性に対するポリリシルイン酸ポリグリセロール の濃度の影響を明らかにするだめのものである。
エマルションは1〜8%p/vのポリリシルレイン酸ポリグリ特表千7−509 733 (6) 七tノールを含む油相(メレイン酸オレイル)80%V/Vを使用して調製する 。4℃で3か月後、油相に3〜8%p/vの界面活性剤を含むエマルジョンは安 定している。
オレイン酸オレイルの代わりにアーモンド油を使用しても同じ結果が得られる。
実施例5 この実施例はポリリシルイン酸ポリグリセロールとモノグリセリドとの組み合わ せの可能性を示すものである。
アーモンド油中にポリリシルイン酸ポリグリセロール(ラアディアムルス(Ra diamuls) 2253、オレオフィナ(Oleof 1na))を5%p /vを含む相と、アーモンド油中にモノオレイン酸グリセry −)’v (ラ フディアサ−7(Radiasurr) 7150、オレオフィナ(Oleof ina))を5%p/vを含む相の2つの油相を、割合を変えて混合する。次に 、40献の水相をタービン付き乳化機(シルヴアーソン(S i I vers on) )を使用して上記2つの異なる油相160d中で各々乳化する。モノオ レイン酸グリセロールを含むエマルジョンは不均質になり、数日で分離するが、 ラアディアムルス(Rad i amu Is) 2253を最終的に少なくと も1.6%含むエマルジョンは4℃でも周囲温度でも安定している。2つの界面 活性剤を最終的に2%含む処方の25℃での粘度は130 mPa、sである。
実施例に の実施例はポリオキシエチレン化ヒマシ油とポリリシルレイン酸ポリクリセロー ルとの組み合わの可能性を示すものである。
条件は実施例5と同じであるが、ここでは油を大豆油に代え、2つの油相の一方 はモノオレイン酸グリセロールではなり、70Eまでポリオキシエチレン化した 水素化ヒマシ油(デヒュムルス(Dchymulus) l−I RE 7 、  ヘンケル(llenkc l) )にした。ラアディアムルス(Radiam uls) 2253を最終的に少なくとも1.6%含むエマルジョンは4℃でも 周囲温度でも安定している。ラアディアムルス(Radiamuls) 225 3を最終的に1.6%含むエマルジョンの粘度は25℃で120 mPa、 s である。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、SE )、 AU、 BR,CA、JP、 KR,NZ、 US

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.乳化剤または乳化界面活性剤と用いた油相を含む、ヒトおよび動物でワクチ ンまたは医薬、特に免疫有効成分ベクターとして使用可能な耐久性かつ安定性に 優れ、免疫アジュバント活性を有する注射可能な油中水型エマルジョンにおいて 、油相中の油が代謝可能な油あるいは代謝可能な油と乳化剤または乳化剤混合物 との混合物であり、この代謝可能な油によって安定で且つ粘度が比較的低い(2 5℃で400mPa.s.以下)エマルジョンが得られることを特徴とするエマ ルジョン。
  2. 2.乳化剤または乳化界面活性剤がリシノレイン酸エステルおよび/またはポリ グリセロールエステルをベースとしたものである請求項1に記載のエマルジョン 。
  3. 3.乳化剤または乳化界面活性剤の全部または一部がポリグリセロールエステル であり、その最終比率が0.4〜20%p/v、好ましくは1〜10%p/v、 特に好ましくは3〜5%p/vである請求項2に記載のエマルジョン。
  4. 4.ポリグリセロールエステルの全部または一部がポリグリセロールエステルお よびオレイン酸、ステアリン酸、リシノレイン酸のような天然脂肪酸またはイソ ステアリン酸のような分岐した脂肪酸のエステルである請求項3に記載にエマル ジョン。
  5. 5.ポリグリセロールエステルの全部または一部がリシノレイン酸またはポリリ シノレイン酸のポリグリセロールである請求項3に記載のエマルジョン。
  6. 6.ポリグリセロールが2〜12個のグリセロール残基、好ましくは2〜5個の 残基を有する請求項2〜5のいずれか一項に記載のエマルジョン。
  7. 7.ポリグリセロールエステルと他の界面活性剤、特にオレイン酸ソルビタン、 水素化されたまたはされていないポリオキシエチレン化リシンおよび/または天 然の界面活性剤とを組み合せた請求項2〜6のいずれか一項に記載のエマルジョ ン。
  8. 8.天然の界面活性剤がレシチンまたはグリセリド(モノおよびジ)、特に不飽 和脂肪酸(大部分はオレインおよび/またはリノール)および中程度の長さの鎖 を有する脂肪酸(カプリン酸および/またはカプリル酸)のグリセリドである請 求項7に記載のエマルジョン。
  9. 9.乳化界面活性剤の全部または一部が水素化されたまたはされていないポリオ キシエチレン化ヒマシ油である請求項2に記載のエマルジヨン。
  10. 10.ヒマシ油の最終比率が0.5〜25%p/v、好ましくは2〜10%、さ らに好ましくは4〜8%である請求項9に記載のエマルジヨン。
  11. 11.水素化されたまたはされていないポリオキシエチレン化ヒマシ油のエトキ シル化度が1モル当たり酸化エチレン18モル以下である請求項9または10に 記載のエマルジョン。
  12. 12.水素化されたまたはされていないポリオキシエチレン化ヒマシ油が複数組 み合わされるか、および/または化学的に異なる他の界面活性剤、符にソルビタ ン誘導体、ポリオキシエチレン化アルコールまたは脂肪酸、グリセリド、レシチ ンと組み合わされる請求項9〜11のいずれか一項に記載のエマルジョン。
  13. 13.代謝可能な油相が天然炭化水素で構成される請求項1〜12のいずれか一 項に記載のエマルジョン。
  14. 14.代謝可能な油相がトリアシルグリセロール系の植物油である請求項1〜1 2のいずれ一項に記載のエマルジョン。
  15. 15.代謝可能な油相が脂肪酸エステルとアルコールとによって構成される請求 項1〜12のいずれか一項に記載のエマルジョン。
  16. 16.エステルのアルコールが下記を単独または混合したものである請求項15 に記載のエマルジョン:1)ペンタエリトリトール、グリセロール、プロピレン グリコールのようなポリオール、 2)イソプロパノールのような直鎖を有する脂肪族モノアルコールおよびエタノ ール、ブタノール、オクタノールー1、デカノールー1、オレインアルコールの ような一級アルコール、 3)2−エチル−1−ヘキサノールのような分岐鎖を有する脂肪族モノアルコー ルおよびイソセチルアルコール。
  17. 17.エステル中の主たる脂肪酸がC6〜C24の天然の脂肪酸、好ましくはオ レインおよび/またはリノール酸、カプリン酸および/またはカプリル酸である 請求項15または16に記載のエマルジョン。
  18. 18.エステル中の主たる脂肪酸が琥珀酸またはアジピン酸のようなジアシッド または分岐鎖を有する脂肪酸、特にイソステアリン酸である請求項15または1 6に記載のエマルジョン。
  19. 19.エマルジョンの水相が、エマルジョンを容易に注射できるような粘度にす ることができる比率、好ましくは5〜50%、さらに好ましくは12〜25%v /vである請求項1〜18のいずれか一項に記載のエマルジョン。
  20. 20.エマルジョンが免疫変性物質を含む請求項1〜19のいずれか一項に記載 のエマルジョン。
  21. 21.エマルジョンの水相が、ウィルス、細菌、寄生生物を起源とする抗原全体 またはこれらの抗原の断片あるいは遺伝子組み換えで得られた蛋白質を単独また は組み合わせて含むことを特徴とする請求項1〜20のいずれか一項に記載のエ マルジョンを用いたワクチン。
  22. 22.水相が異質蛋白、変性蛋白または担体分子と結合したハプテンを含む請求 項1〜20のいずれか一項に記載のエマルジョンを含む免疫剤。
  23. 23.大部分が代謝可能な油で、残りが代謝不可能な油からなる油相を有するア ジュバント活性を有し、安定した粘度が比較的低い油中水型エマルジョンを作る ためのポリグリセロールエステルおよびリシノレイン酸エステルの使用。
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