JPH07504378A - 特に自動車用の管状型材を備えたシール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に　の　えたシール 本発明は、特に自動車用の管状型材シール装置に関する。

より詳しくは本発明は、自動車の骨組み又は車体にドア、エンジン、トランク又 はボンネット等の可動部分と協働するのに適する管状型材を取り付ける取付部を 備えたシール装置に関する。このようなシール装置は、長年に亘って知られてい るものであって、例えばフランス特許公開第２５７００８号明細書、フランス特 許公開第４９２９３９号明細書、フランス特許公開６２４１９１号明細書、又は フランス特許公開第６４２８０９号明細書等に於いて多数の例により公知となっ ている。特に最後の文献は、シール装置によって達゛成されねばならない条件、 すなわち自動車の車体の開口部の全周又はその一部にシール装置が装着されたと き、その支持体の形状に適合すると同時に、外観の良さ、取付状態の適切さ等、 種々の機能上の要求を同時に満たすための条件について説明している。装置が局 所的に変形する場合は特に、皺、波、人口的なうねり等が形成される可能性があ り、このような機能上の要求は常に満たされるとは限らない。

しかし、フランス特許公開６４２８０９号明細書でも指摘されているように、こ うした欠陥は気密性に影響を与え、また装置と協働するドア等の閉じ易さに影響 を及ぼし得るが、特に管状型材にベルベット等の織物製上張りが設けられる場合 には実施上の問題が生じる。なぜならこのような上張りは特別な品質の外観を与 える目的で特に使用されるものであるから、高級車に取り付けられたときに不揃 いの外観を呈することは受け入れ難いからである。

引用した文献に記載されているものを含め、こうした欠陥を低減するために既に 提案されている解決法は、管状型材の露出部分を切断したり、該部分の一部を緻 密な（Ｃｏｍｐａｃｔ）エラストマーからなる盛り部材に置き替えることを提案 するだけで、完全に十分なものとは言えない。従って本発明の目的は全体として 、公知の装置上の欠点を低減するシール装置を提供することにある。

本発明の他の目的は、曲率半径の小さい部分を含む輪郭を有する車体部材におい ても容易に装着できる装置を提供することにある。

本発明に従えば、支持体、特に自動車の骨組み又は車体にシール装置を取り付け る取付部材と、ドア、ボンネット、トランクのカバー等、自動車の可動部分と気 密状態で協働するのに適する管状型材とを有するシール装置に於いては、前記管 状型材は所定の曲折部位域に於いて前記取付部材と分離していることを特徴とす る。

本発明の他の特徴に従えば、前記所定の帯域は、装置が前記支持体の湾曲部分に 適合し、前記取付部材により該支持体に取り付けられるように設計されている帯 域である。

さらに本発明に従えば、前記所定の帯域は、前記管状型材と、曲折部位に於いて 切断された取付部材を相互接続するブリッジストリップとから構成される。

本発明の他の特徴に従えば、前記管状型材は少なくともその外側面がベルベット 等の裏打ちにより被覆されている。

添付する図面を参照して以下例として述べる説明により本発明は十分理解できる であろう。

図１は本発明に係るシール装置の斜視図である：図２は図１の９−〇平面で切断 し拡大した断面図である：及び、 図３は図１の８−８線平面で切断し同じく拡大した断面図である。

図１に於ける本発明に係るシール装置１０は、自動車の骨組み又は車体の板金に 、管状型材１２と共に取り付けられる■字形垂直断面の部材又はクランプ１１を 備えている。（フランジ１３．１３′及びウェブ１４を備えたエラストマー又は プラストマー材料からなるマトリクス１６に埋設された強化部材１５を従来と同 様の態様で具備する）取付部材１１の内面には、装置を板金１０に取り付けるリ ップ１７．１８及び１９が設けられており、該リップはマトリクス１６を形成す る材料と同じ又は異なる材料から同じく公知の態様で構成されている。アッセン ブリーは全体として、クランプを構成する材料を強化部材１５上に押出し又は共 押出しすることによって製造される。この製造工程で同様にして管状型材１２を 得る。該管状型材は好適には多孔質（ｃｅｌｌｕｌａｉｒｅ）材料からなり、両 端部から、またフランジ１３及び対向面２３の中間地点から実質的に突出する２ ０．２１及び２２等のブリッジストリップに沿ってクランプ１１に接続されてい る。

説明され例示される実施例に於いて、装置の外面には、ベルベットタイプ等の織 物製コーティングが施されており、該コーティングは管状型材１２の外面２４上 を延び、フランジ１３及び１３′を相互接続するウェブ１４上を延びてコーティ ング２６を形成し、さらにはフランジ１３′の外面上に延びておりコーティング ２７を構成している。

このような装置が図１に示される態様で、即ち少なくとも湾曲部３０を一つ具備 するように成形される場合には、管状型材１２をクランプ１１に接続する為のブ リッジストリップ２０〜２２の使用で十分な湾曲を達成できない。従ってこのよ うな湾曲を達成するため本発明は、図３の３１及び３２で示すようにブリ・ソジ ストリップ２０及び２２を部分的に切断して（即ち曲折部位で切断を行い）管状 型材１２とクランプ１１とを分離することにより、管状型材１２の切断の行われ る前記帯域で管状型材１２をクランプ１１に対し“浮いた”状態にすることを提 案する。

管状型材１２とクランプ１１との連結部を曲折部位に於いてだけ切断することよ り、製品の外観を損ねることなく、また管状型材１２が分離して該部材及びクラ ンプの長さ全体に亘ってクランプ１１に対し“浮いた”状態となるときには不可 避的なうねりを発生させることなく、ベルベット等の織物製裏打ちを管状型材１ ２の全長、及びクランプ１６の一部に、接着剤を用いて貼り付けることができる 。

このように本発明に係る装置は、アッセンブリーを簡単にし、また高級車のベル ベットコーティングされたシールガスケットの外観を満足のい（ものにする。

なぜならこのようなガスケットは、贅沢なイメージを演出し繊細な仕上げを可能 にするがらである。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．自動車の骨組み又は車体のような支持体（Ｔ）にシール装置を取り付ける取 付部材（１１）と、ドア、ボンネット、トランクのカバー等、自動車の可動部分 とシール状態で協働するのに適する管状型材（１２）とを有するシール装置であ って、前記管状型材（１２）は予め決められた曲折部位（３１、３２）に於いて 前記取付部材（１１）と分離されていることを特徴とするシール装置。
2. ２．予め決められた前記部位（３１、３２）は、装置が前記取付部材（１１）に より取り付けられるように設計されている前記支持体の湾曲部分（３０）に正確 に沿う帯域であることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. ３．予め決められた前記部位（３０、３１）は、前記管状型材（１２）と、該部 位（３０、３１）に於いて切断された取付部材（１１）の相互接続用ブリッジス トリップ（２０、２２）とから構成されることを特徴とする請求項１又は２に記 載の装置。
4. ４．前記管状型材（１２）は少なくともその外面（２５）がベルベット等（２４ ）により被覆されていることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の装 置。