JP4216632B2 - 自動車用ウェザーストリップ - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部に、樹脂製の芯材が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図６に示すように、自動車用ウェザーストリップ１の取付基部２に芯材５が埋設され、取付基部２が取付けられるフランジ（図示省略）に対する保持用リップ４とともに保持強度を向上させている。
芯材５としては、金属製のもの（例えば特許文献１）と樹脂製のもの（図６）があり、取付基部２に形状に沿って、埋設されている。なお、取付基部２の一側壁２ａには中空シール部３が一体成形されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開昭５７−７４１４０号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記芯材５のうち、樹脂製のものは、取付基部２への埋設時にあるいは埋設後に取付基部２に接すると、取付基部２を構成するゴム材又は樹脂材に接着してしまう。
樹脂製芯材５が取付基部２に接着してしまうと、伸縮性がなくなるため自動車用ウェザーストリップ１の柔軟性が劣化し、その結果、フランジに対する組付けが困難になったり、湾曲等フランジの形状変化に円滑に追従することができないという問題が発生する。
そこで、本発明の目的とするところは、取付基部に対する樹脂製芯材の接着を防止して組付け作業性を向上させるともに、フランジの形状変化に対する追従性を高めた自動車用ウェザーストリップを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の請求項１に記載の発明は、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部（１２）に、樹脂製の芯材（２０）が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップであって、前記芯材（２０）外周の一部を、剥離剤（２５）で被覆してなり、前記取付基部（１２）は、断面略Ｕ字状でその一側壁（１２ａ）には中空シール部（１３）が一体成形されるとともに、前記断面略Ｕ字状の開放部を外方側に、底部（１２ｃ）を内方側にして湾曲する部位を有し、かつ前記芯材（２０）も取付基部（１２）の形状に沿った、両側部（２０ａ，２０ｂ）とその間を連結する連結部（２０ｃ）とからなる断面略Ｕ字状であり、しかも、前記取付基部（１２）の湾曲部位に位置する前記芯材（２０）の連結部（２０ｃ）の前記内方側には、前記剥離剤（２５）を設けないようにしたことを特徴とする。
【０００６】
また請求項２に記載の発明は、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部（１２）に、樹脂製の芯材（２０）が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップ（１０）であって、前記取付基部（１２）と前記芯材（２０）の間に、剥離剤（２５）を介在させてなり、前記取付基部（１２）は、断面略Ｕ字状でその一側壁（１２ａ）には中空シール部（１３）が一体成形されるとともに、前記断面略Ｕ字状の開放部を外方側に、底部（１２ｃ）を内方側にして湾曲する部位を有し、かつ前記芯材（２０）も取付基部（１２）の形状に沿った、両側部（２０ａ，２０ｂ）とその間を連結する連結部（２０ｃ）とからなる断面略Ｕ字状であり、しかも、前記取付基部（１２）の湾曲部位に位置する前記芯材（２０）の連結部（２０ｃ）の前記内方側には、前記剥離剤（２５）を設けないようにしたことを特徴とする。
【０００９】
なお、括弧内の記号は図面および後述する発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【００１０】
本発明の自動車用ウェザーストリップによれば、芯材外周の一部がシリコン又はフッ素などの剥離剤で被覆されているなど、芯材と取付基部の間には、シリコンやフッ素などの剥離剤が介在しているので、樹脂製の芯材とゴム材又は樹脂材からなる取付基部とが接着したり、固着することが防止される。
よって、樹脂製からなる芯材の伸縮性が損なわれることはなく、柔軟性に富んだ自動車用ウェザーストリップが得られる。
【００１１】
また特に、中空シール部が一側壁に一体成形された断面略Ｕ字状の取付基部の開放部を外方側に、底部を内方側にして湾曲して使用し、取付基部と同様に断面略Ｕ字状の芯材の連結部の前記内方側には、シリコン又はフッ素などの剥離剤を設けないようにしたので、その部位は取付基部に対して芯材が接着し、その部位に一体成形された中空シール部のコーナー部の部位にしわが寄ることが防止される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップについて説明する。
本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップ１０は、図１に示すように、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部１２に中空シール部１３が一体成形されてなるものであり、取付基部１２には樹脂製の芯材２０が埋設されている。そして、樹脂製芯材２０の外周の全部は剥離剤の一例であるシリコン２５によって被覆されている。なお、取付基部１２は、例えばＥＰＤＭやＴＰＯからなる材質のものが好ましいが、特にこれらに限定されるものではない。
【００１３】
取付基部１２は、両側壁１２ａ，１２ｂと底部１２ｃからなる断面略Ｕ字状でその一側壁１２ａに中空シール部１３が一体成形されている。また、取付基部１２の内側には開口部から挿入されるフランジ（図示省略）に弾接して保持強度を高める複数の保持用リップ１４が設けられている。
また、取付基部１２に埋設される、シリコン２５で被覆された芯材２０は、取付基部１２の形状に沿うように、両側部２０ａ，２０ｂとその間を連結する連結部２０ｃとからなる断面略Ｕ字状である。
【００１４】
なお、自動車用ウェザーストリップ１０は図１に示すようなドアに取付けられるものだけでなく、例えば、図２に示すように、中空シール部１３が取付基部１２の底部１２ｃに一体成形されたようなトランクに取付けられるものや、あるいはバックドアに取付けられるような構成のものでも適用可能である。
また、図１に示すように、シリコン２５で被覆された芯材２０の全部が取付基部１２に埋設されていなくとも、例えば、図３に示すように、芯材２０の一部（連結部２０ｃの開口部内側）が露出するものであってもよい。
【００１５】
また、本実施形態において芯材２０を被覆する剥離剤としてシリコン２５にかえて、あるいはシリコン２５とともにフッ素を使用することもできる。また、その他の剥離剤を使用することもできる。
また、本実施形態では予めシリコン２５で被覆された芯材２０を取付基部１２に押出成形時に一体的に埋設するものであるが、シリコン２５やフッ素などの剥離剤は、取付基部１２と芯材２０の間に介在すれば接着を防止しうるので、芯材２０側ではなく、芯材２０が埋設される取付基部１２にシリコン２５やフッ素などの剥離剤を予め塗布するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では芯材２０を取付基部１２の形状に沿った断面略Ｕ字状にしたが、取付基部の形状にかえて、芯材の形状をかえることもできるので、特に断面略Ｕ字状に限定されるものではない。
【００１６】
このような自動車用ウェザーストリップ１０によれば、芯材２０と取付基部１２の間には、シリコン２５やフッ素などの剥離剤が介在しているので、樹脂製の芯材２０とゴム材又は樹脂材からなる取付基部１２とが接着したり、固着することが防止される。
よって、樹脂製からなる芯材２０の伸縮性が損なわれることはなく、柔軟性に富んだ自動車用ウェザーストリップ１０が得られる。
【００１７】
本実施形態では、芯材２０の外周全部をシリコン２５又はフッ素などの剥離剤で被覆するようにしたが、図４に示すように、芯材２０の一部だけを被覆するようにしてもよい。すなわち、図４の場合は、芯材２０の両側部２０ａ，２０ｂと連結部２０ｃの開口部側だけを被覆し、連結部２０ｃの開口部とは逆側には敢えて被覆しないようにして取付基部１２との接着効果を高めたものである。
このように一部加工を施した自動車用ウェザーストリップ１０は、例えば、図５に示すように、ドアのコーナー部に、取付基部１２の断面略Ｕ字状の開放部を外方側にし、底部１２ｃを内方側にして湾曲させるようにして使用した場合に、取付基部１２の一側壁１２ａに一体成形された中空シール部１３のコーナー部の部位Ｐにしわが寄ることを防止することができる。
【００１８】
【発明の効果】
本発明の自動車用ウェザーストリップによれば、芯材外周の一部がシリコン又はフッ素などの剥離剤で被覆されているなど、芯材と取付基部の間には、シリコンやフッ素などの剥離剤が介在しているので、樹脂製の芯材とゴム材又は樹脂材からなる取付基部とが接着したり、固着することが防止される。
よって、樹脂製からなる芯材の伸縮性が損なわれることはなく、柔軟性に富んだ自動車用ウェザーストリップが得られる。
これにより、取付基部に対する樹脂製芯材の接着を防止して組付け作業性が向上する。また、フランジの形状変化に対する追従性を高めることができる。
【００１９】
また特に、中空シール部が一側壁に一体成形された断面略Ｕ字状の取付基部の開放部を外方側に、底部を内方側にして湾曲して使用し、取付基部と同様に断面略Ｕ字状の芯材の連結部の前記内方側には、シリコン又はフッ素などの剥離剤を設けないようにしたので、その部位は取付基部に対して芯材が接着し、その部位に一体成形された中空シール部のコーナー部の部位にしわが寄ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図２】本発明の実施形態に係る他の自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図３】本発明の実施形態に係る他の自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図４】本発明の実施形態に係る他の自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図５】図４に示す自動車用ウェザーストリップの要部を示す斜視図である。
【図６】従来例に係る自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【符号の説明】
１ 自動車用ウェザーストリップ
２ 取付基部
２ａ，２ｂ 側壁
２ｃ 底部
３ 中空シール部
４ 保持用リップ
５ 芯材
１０ 自動車用ウェザーストリップ
１２ 取付基部
１２ａ 側壁（一側壁）
１２ｂ 側壁
１２ｃ 底部
１３ 中空シール部
１４ 保持用リップ
２０ 芯材
２０ａ，２０ｂ 両側部
２０ｃ 連結部
２５ シリコン
Ｐ 中空シール部のコーナー部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部に、樹脂製の芯材が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図６に示すように、自動車用ウェザーストリップ１の取付基部２に芯材５が埋設され、取付基部２が取付けられるフランジ（図示省略）に対する保持用リップ４とともに保持強度を向上させている。
芯材５としては、金属製のもの（例えば特許文献１）と樹脂製のもの（図６）があり、取付基部２に形状に沿って、埋設されている。なお、取付基部２の一側壁２ａには中空シール部３が一体成形されている。
【０００３】
【特許文献１】
特開昭５７−７４１４０号公報
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記芯材５のうち、樹脂製のものは、取付基部２への埋設時にあるいは埋設後に取付基部２に接すると、取付基部２を構成するゴム材又は樹脂材に接着してしまう。
樹脂製芯材５が取付基部２に接着してしまうと、伸縮性がなくなるため自動車用ウェザーストリップ１の柔軟性が劣化し、その結果、フランジに対する組付けが困難になったり、湾曲等フランジの形状変化に円滑に追従することができないという問題が発生する。
そこで、本発明の目的とするところは、取付基部に対する樹脂製芯材の接着を防止して組付け作業性を向上させるともに、フランジの形状変化に対する追従性を高めた自動車用ウェザーストリップを提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の請求項１に記載の発明は、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部（１２）に、樹脂製の芯材（２０）が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップであって、前記芯材（２０）外周の一部を、剥離剤（２５）で被覆してなり、前記取付基部（１２）は、断面略Ｕ字状でその一側壁（１２ａ）には中空シール部（１３）が一体成形されるとともに、前記断面略Ｕ字状の開放部を外方側に、底部（１２ｃ）を内方側にして湾曲する部位を有し、かつ前記芯材（２０）も取付基部（１２）の形状に沿った、両側部（２０ａ，２０ｂ）とその間を連結する連結部（２０ｃ）とからなる断面略Ｕ字状であり、しかも、前記取付基部（１２）の湾曲部位に位置する前記芯材（２０）の連結部（２０ｃ）の前記内方側には、前記剥離剤（２５）を設けないようにしたことを特徴とする。
【０００６】
また請求項２に記載の発明は、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部（１２）に、樹脂製の芯材（２０）が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップ（１０）であって、前記取付基部（１２）と前記芯材（２０）の間に、剥離剤（２５）を介在させてなり、前記取付基部（１２）は、断面略Ｕ字状でその一側壁（１２ａ）には中空シール部（１３）が一体成形されるとともに、前記断面略Ｕ字状の開放部を外方側に、底部（１２ｃ）を内方側にして湾曲する部位を有し、かつ前記芯材（２０）も取付基部（１２）の形状に沿った、両側部（２０ａ，２０ｂ）とその間を連結する連結部（２０ｃ）とからなる断面略Ｕ字状であり、しかも、前記取付基部（１２）の湾曲部位に位置する前記芯材（２０）の連結部（２０ｃ）の前記内方側には、前記剥離剤（２５）を設けないようにしたことを特徴とする。
【０００９】
なお、括弧内の記号は図面および後述する発明の実施の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
【００１０】
本発明の自動車用ウェザーストリップによれば、芯材外周の一部がシリコン又はフッ素などの剥離剤で被覆されているなど、芯材と取付基部の間には、シリコンやフッ素などの剥離剤が介在しているので、樹脂製の芯材とゴム材又は樹脂材からなる取付基部とが接着したり、固着することが防止される。
よって、樹脂製からなる芯材の伸縮性が損なわれることはなく、柔軟性に富んだ自動車用ウェザーストリップが得られる。
【００１１】
また特に、中空シール部が一側壁に一体成形された断面略Ｕ字状の取付基部の開放部を外方側に、底部を内方側にして湾曲して使用し、取付基部と同様に断面略Ｕ字状の芯材の連結部の前記内方側には、シリコン又はフッ素などの剥離剤を設けないようにしたので、その部位は取付基部に対して芯材が接着し、その部位に一体成形された中空シール部のコーナー部の部位にしわが寄ることが防止される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
図面を参照して本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップについて説明する。
本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップ１０は、図１に示すように、ゴム材又は樹脂材からなる取付基部１２に中空シール部１３が一体成形されてなるものであり、取付基部１２には樹脂製の芯材２０が埋設されている。そして、樹脂製芯材２０の外周の全部は剥離剤の一例であるシリコン２５によって被覆されている。なお、取付基部１２は、例えばＥＰＤＭやＴＰＯからなる材質のものが好ましいが、特にこれらに限定されるものではない。
【００１３】
取付基部１２は、両側壁１２ａ，１２ｂと底部１２ｃからなる断面略Ｕ字状でその一側壁１２ａに中空シール部１３が一体成形されている。また、取付基部１２の内側には開口部から挿入されるフランジ（図示省略）に弾接して保持強度を高める複数の保持用リップ１４が設けられている。
また、取付基部１２に埋設される、シリコン２５で被覆された芯材２０は、取付基部１２の形状に沿うように、両側部２０ａ，２０ｂとその間を連結する連結部２０ｃとからなる断面略Ｕ字状である。
【００１４】
なお、自動車用ウェザーストリップ１０は図１に示すようなドアに取付けられるものだけでなく、例えば、図２に示すように、中空シール部１３が取付基部１２の底部１２ｃに一体成形されたようなトランクに取付けられるものや、あるいはバックドアに取付けられるような構成のものでも適用可能である。
また、図１に示すように、シリコン２５で被覆された芯材２０の全部が取付基部１２に埋設されていなくとも、例えば、図３に示すように、芯材２０の一部（連結部２０ｃの開口部内側）が露出するものであってもよい。
【００１５】
また、本実施形態において芯材２０を被覆する剥離剤としてシリコン２５にかえて、あるいはシリコン２５とともにフッ素を使用することもできる。また、その他の剥離剤を使用することもできる。
また、本実施形態では予めシリコン２５で被覆された芯材２０を取付基部１２に押出成形時に一体的に埋設するものであるが、シリコン２５やフッ素などの剥離剤は、取付基部１２と芯材２０の間に介在すれば接着を防止しうるので、芯材２０側ではなく、芯材２０が埋設される取付基部１２にシリコン２５やフッ素などの剥離剤を予め塗布するようにしてもよい。
さらに、本実施形態では芯材２０を取付基部１２の形状に沿った断面略Ｕ字状にしたが、取付基部の形状にかえて、芯材の形状をかえることもできるので、特に断面略Ｕ字状に限定されるものではない。
【００１６】
このような自動車用ウェザーストリップ１０によれば、芯材２０と取付基部１２の間には、シリコン２５やフッ素などの剥離剤が介在しているので、樹脂製の芯材２０とゴム材又は樹脂材からなる取付基部１２とが接着したり、固着することが防止される。
よって、樹脂製からなる芯材２０の伸縮性が損なわれることはなく、柔軟性に富んだ自動車用ウェザーストリップ１０が得られる。
【００１７】
本実施形態では、芯材２０の外周全部をシリコン２５又はフッ素などの剥離剤で被覆するようにしたが、図４に示すように、芯材２０の一部だけを被覆するようにしてもよい。すなわち、図４の場合は、芯材２０の両側部２０ａ，２０ｂと連結部２０ｃの開口部側だけを被覆し、連結部２０ｃの開口部とは逆側には敢えて被覆しないようにして取付基部１２との接着効果を高めたものである。
このように一部加工を施した自動車用ウェザーストリップ１０は、例えば、図５に示すように、ドアのコーナー部に、取付基部１２の断面略Ｕ字状の開放部を外方側にし、底部１２ｃを内方側にして湾曲させるようにして使用した場合に、取付基部１２の一側壁１２ａに一体成形された中空シール部１３のコーナー部の部位Ｐにしわが寄ることを防止することができる。
【００１８】
【発明の効果】
本発明の自動車用ウェザーストリップによれば、芯材外周の一部がシリコン又はフッ素などの剥離剤で被覆されているなど、芯材と取付基部の間には、シリコンやフッ素などの剥離剤が介在しているので、樹脂製の芯材とゴム材又は樹脂材からなる取付基部とが接着したり、固着することが防止される。
よって、樹脂製からなる芯材の伸縮性が損なわれることはなく、柔軟性に富んだ自動車用ウェザーストリップが得られる。
これにより、取付基部に対する樹脂製芯材の接着を防止して組付け作業性が向上する。また、フランジの形状変化に対する追従性を高めることができる。
【００１９】
また特に、中空シール部が一側壁に一体成形された断面略Ｕ字状の取付基部の開放部を外方側に、底部を内方側にして湾曲して使用し、取付基部と同様に断面略Ｕ字状の芯材の連結部の前記内方側には、シリコン又はフッ素などの剥離剤を設けないようにしたので、その部位は取付基部に対して芯材が接着し、その部位に一体成形された中空シール部のコーナー部の部位にしわが寄ることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図２】本発明の実施形態に係る他の自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図３】本発明の実施形態に係る他の自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図４】本発明の実施形態に係る他の自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【図５】図４に示す自動車用ウェザーストリップの要部を示す斜視図である。
【図６】従来例に係る自動車用ウェザーストリップの断面図である。
【符号の説明】
１ 自動車用ウェザーストリップ
２ 取付基部
２ａ，２ｂ 側壁
２ｃ 底部
３ 中空シール部
４ 保持用リップ
５ 芯材
１０ 自動車用ウェザーストリップ
１２ 取付基部
１２ａ 側壁（一側壁）
１２ｂ 側壁
１２ｃ 底部
１３ 中空シール部
１４ 保持用リップ
２０ 芯材
２０ａ，２０ｂ 両側部
２０ｃ 連結部
２５ シリコン
Ｐ 中空シール部のコーナー部
Claims (2)
- ゴム材又は樹脂材からなる取付基部に、樹脂製の芯材が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップであって、
前記芯材外周の一部を、剥離剤で被覆してなり、
前記取付基部は、断面略Ｕ字状でその一側壁には中空シール部が一体成形されるとともに、前記断面略Ｕ字状の開放部を外方側に、底部を内方側にして湾曲する部位を有し、
かつ前記芯材も取付基部の形状に沿った、両側部とその間を連結する連結部とからなる断面略Ｕ字状であり、
しかも、前記取付基部の湾曲部位に位置する前記芯材の連結部の前記内方側には、前記剥離剤を設けないようにしたことを特徴とする自動車用ウェザーストリップ。 - ゴム材又は樹脂材からなる取付基部に、樹脂製の芯材が埋設されてなる自動車用ウェザーストリップであって、
前記取付基部と前記芯材の間に、剥離剤を介在させてなり、
前記取付基部は、断面略Ｕ字状でその一側壁には中空シール部が一体成形されるとともに、前記断面略Ｕ字状の開放部を外方側に、底部を内方側にして湾曲する部位を有し、
かつ前記芯材も取付基部の形状に沿った、両側部とその間を連結する連結部とからなる断面略Ｕ字状であり、
しかも、前記取付基部の湾曲部位に位置する前記芯材の連結部の前記内方側には、前記剥離剤を設けないようにしたことを特徴とする自動車用ウェザーストリップ。
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| Publication Number | Publication Date |
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2003
- 2003-04-16 JP JP2003112014A patent/JP4216632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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