JPH10324162A - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents

自動車用ウエザーストリップ

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JPH10324162A
JPH10324162A JP9152801A JP15280197A JPH10324162A JP H10324162 A JPH10324162 A JP H10324162A JP 9152801 A JP9152801 A JP 9152801A JP 15280197 A JP15280197 A JP 15280197A JP H10324162 A JPH10324162 A JP H10324162A
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JP
Japan
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lip
weather strip
automobile
tip
interior material
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JP9152801A
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JP3455870B2 (ja
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Norio Takeuchi
紀雄 竹内
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外観や組み付け性等が損なわれないようにし
た自動車用ウエザーストリップを提供することを目的と
する。 【構成】 バックドアDの開口周縁部KのフランジFに
取付けられ、閉止時のドアDに当接する中空シール部3
を備えた自動車用ウエザーストリップ1において、フラ
ンジFに挟着する断面略U字状のウエルト部2の車内側
側壁2bに突設され、内装材Nの端部に先端のカール状
部7で当接するところのカバーリップ5が、付け根部6
a側の肉厚が先端6b側より略2倍以上厚い断面略三角
形状のリップ本体6を形成すると共に、該リップ本体6
の先端6b側に薄肉のカール状部7を形成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックドアの開口周縁部
のフランジに取付けられる自動車用ウエザーストリップ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に示す自動車のバックドア
Dの開口周縁部Kに形成されたフランジFに沿い、閉止
時の上記ドアDに当接する中空状シール部8を備えたウ
エザーストリップ9aが取付けられている。この従来の
ウエザーストリップ9a、9b、9cは図4〜図6に示
す如くフランジFに断面略U字状のウエルト部10で挟
着され、該ウエルト部10の車外側側壁11に、車外側
からの雨水等の浸入を防止するシールリップ12を突設
すると共に、車内側側壁13に車室側に設けた内装材N
の端部に当接してカバーするカバーリップ14〜16を
突設している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、図4に示すカバ
ーリップ14は短めのリップのため、内装材Nの取付け
位置バラツキが大きいと隙間Sを生じて内装材Nの端部
が露出して外観を悪くする不具合があった。また、図5
(a)、(b)に示すカバーリップ15はカール状を形
成しているが、内装材Nの組み付け方向によって、カバ
ーリップ15の撓み具合が種々異なるため外から見える
範囲が図5(a)ではR1、図5(b)ではR2の如く
全周で見たときの見え方が一定せず波打ったように見え
てやはり外観を悪くする。更に、図6に示すカバーリッ
プ16は中空状を形成し、内装材Nのバラツキに対して
は十分撓み代を有して対応できるが反力が大きくなり過
ぎるため、組み付け難くかったり内装材Nが変形し易い
などの不具合があった。そこで、本発明はかかる従来の
課題に鑑みて、外観や組み付け性等が損なわれないよう
にした自動車用ウエザーストリップを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図1〜図3に示すように、バック
ドアDの開口周縁部SのフランジFに取付けられ、閉止
時のドアDに当接する中空状シール部3を備えた自動車
用ウエザーストリップ1において、フランジFに挟着す
る断面略U字状のウエルト部2の車内側側壁2bに突設
され、内装材Nの端部に先端のカール状部7で当接する
ところのカバーリップ5が、付け根部6a側の肉厚が先
端6b側より略2倍以上厚い断面略三角形状のリップ本
体6を形成すると共に、該リップ本体6の先端6b側に
薄肉のカール部7を形成したことを特徴とする自動車用
ウエザーストリップである。また、カバーリップ5の先
端6b側のカール部7がU字状に形成されて成ることを
特徴とする自動車用ウエザーストリップである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図1は図3のa−a矢視断面即ち車のバック
ドアDのルーフ部の断面図であり、1は自動車用ウエザ
ーストリップで、図3に示すバックドアDの開口周縁部
Kに形成されたフランジFに保持爪を介して挟着すると
ころのソリッド材の断面略U字状で芯金を埋設したウエ
ルト部2と、閉止時にドアDに当接するところのスポン
ジ材の中空状シール部3とを形成している。また、上記
ウエルト部2の車外側側壁2aにシールリップ4が、車
体のアウターパネルPに当接する如く突設され、車内側
側壁2bにはカバーリップ5が、車内側に設けた内装材
Nに当接する如く突設されている。
【0006】即ち、上記カバーリップ5はウエルト部2
と同じソリッド材より成り、付け根部6a側の肉厚が先
端6b側より略2倍以上厚い好ましくは略2〜3倍厚い
断面略三角形状のリップ本体6を形成すると共に、該リ
ップ本体6の先端6bに薄肉で内側に断面略U字状に巻
き込まれた形態のカール部7を形成している。なお、上
記カバーリップ5は表面又は裏面にスポンジ材の層を設
けてもよい。従って、上記ウエザーストリップ1は図1
(ルーフ部分)に示す如く先ずフランジFにウエルト部
2を挟着して取付けられ、次いで車室側に内装材Nが矢
印方向に噛み込むように進入して組み付けられる。その
時、上記カバーリップ5のリップ本体6は付け根に行く
ほど太く断面略三角形状を形成しているので、内装材N
が上記の如く噛み込むように進入してきても、付け根部
6aは剛性が大きく殆ど変位しないで、先端6bのカー
ル部7がしなるように撓んで内装材Nの端部がカバーさ
れる如く容易に組み付けられる。一般に、バックドアD
ではルーフ部分とその他の部分では内装材N端部の取付
け進入方向が大きく異なるため、従来はリップの噛み込
みや、カール状リップの波打ち現象を発生したが、上記
カバーリップ5によればこのような不具合を生じず外観
を損なわれない。
【0007】図2(a)は図3のb−b矢視断面即ち車
のバックドアDのロアー部分の断面図であり、ウエザー
ストリップ1はフランジFにウエルト部2を挟着して取
付けられ、ウエルト部2の車内側側壁2bにはリップ本
体6及びその先端にカール部7を設けたカバーリップ5
が突設されている。そして、車室側に内装材Nが矢印方
向に噛み込むように進入して組み付けられると、前記図
1(ルーフ部分)に示す場合と同様、図2(b)に拡大
して示す如くカール部7がしなるように撓んで内装材N
の端部をカバーする如く容易に組み付けられて従来のよ
うに外観を損なわない。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車用ウ
エザーストリップは、フランジに挟着する断面略U字状
のウエルト部の車内側側壁に突設されたカバーリップ
が、付け根に行くほど太い断面略三角形状をしたリップ
本体と、その先端側に薄肉のカール部を形成しているた
め、車室側に内装材が噛み込むように進入して組み付け
られる時、上記リップ本体が殆ど変位せずにカール部が
容易に撓んで内装材の端部をカバーする如く組み付けら
れるため、従来のように外観が損なわれたり組み付けが
困難となる等の不具合を生じないという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ウエザーストリップの断面図
で、図3のa−a矢視断面を示すバックドアDのルーフ
部分の断面図である。
【図2】(a)は同上ウエザーストリップの断面図で、
図3のb−b矢視断面を示すバックドアDのロアー部分
の断面図である。(b)は同上の要部の拡大断面図であ
る。
【図3】自動車の斜視図である。
【図4】従来の自動車用ウエザーストリップの断面図
で、図3のa−a矢視断面を示すバックドアDのルーフ
部分の断面図である。
【図5】(a)は従来の他の例のウエザーストリップの
断面図である。(b)は同上ウエザーストリップのカバ
ーリップの他の組み付け状態を示す断面図である。
【図6】従来のその他の例のウエザーストリップの断面
図である。
【符号の説明】
1 自動車用ウエザーストリップ 3 中空シール部 2 ウエルト部 2b 車内側側壁 5 カバーリップ 6 リップ本体 6a 付け根部 6b 先端 7 カール部 D ドア F フランジ K 開口周縁部 N 内装材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックドアの開口周縁部のフランジに取
    付けられ、閉止時のドアに当接する中空状シール部を備
    えた自動車用ウエザーストリップにおいて、フランジに
    挟着する断面略U字状のウエルト部の車内側側壁に突設
    されて、先端のカール状部で内装材の端部に当接すると
    ころのカバーリップが、付け根部側の肉厚が先端側より
    略2倍以上厚い断面略三角形状のリップ本体を形成する
    と共に、該リップ本体の先端側に薄肉のカール部を形成
    したことを特徴とする自動車用ウエザーストリップ。
  2. 【請求項2】 カバーリップの先端側のカール部がU字
    状に形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の自
    動車用ウエザーストリップ。
JP15280197A 1997-05-26 1997-05-26 自動車用ウエザーストリップ Expired - Fee Related JP3455870B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102029881A (zh) * 2009-09-29 2011-04-27 丰田合成株式会社 密封条
JP6145540B1 (ja) * 2016-06-09 2017-06-14 西川ゴム工業株式会社 自動車のシール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102029881A (zh) * 2009-09-29 2011-04-27 丰田合成株式会社 密封条
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