JP3455870B2 - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents

自動車用ウエザーストリップ

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JP3455870B2
JP3455870B2 JP15280197A JP15280197A JP3455870B2 JP 3455870 B2 JP3455870 B2 JP 3455870B2 JP 15280197 A JP15280197 A JP 15280197A JP 15280197 A JP15280197 A JP 15280197A JP 3455870 B2 JP3455870 B2 JP 3455870B2
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紀雄 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明はバックドアの開口周縁
部のフランジに取付けられる自動車用ウエザーストリッ
プに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 図3乃至図6に示す自動車のバックド
アDの開口周縁部Kに形成されたフランジFに沿い、閉
止時の上記ドアDに当接する中空状シール部8を備えた
ウエザーストリップ9a〜9cが取付けられている。こ
の従来のウエザニストリップ9a,9b,9cは図4〜
図6に示す如くフランジFに断面略U字状のウエルト部
10で挟着され、該ウエルト部10の車外側側壁11
に、車外側からの雨水等の浸入を防止するシールリップ
12を突設すると共に、車内側側壁13に車内側23に
設けた内装材Nの端部に当接してカバーするカバーリッ
プ14〜16を突設している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 即ち、図4に示すカ
バーリップ14は短めのリップのため、内装材Nの取付
け位置バラツキが大きいと隙間Sを生じて内装材Nの端
部が露出して外観を悪くする不具合があった。 【0004】また、図5(a),(b)に示すカバーリ
ップ15はカール状を形成しているが、内装材Nの組み
付け方向によって、カバーリップ15の撓み具合が種々
異なるため外から見える範囲が図5(a)ではR1、図
5(b)ではR2の如く全周で見たときの見え方が一定
せず波打ったように見えてやはり外観を悪くする。 【0005】更に、図6に示すカバーリップ16は中空
状を形成し、内装材Nのバラツキに対しては十分撓み代
を有して対応できるが反力が大きくなり過ぎるため、組
み付け難かったり内装材Nが変形し易いなどの不具合が
あった。 【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、外観や組み付け性等が損なわれないようにした自動
車用ウエザーストリップを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】 かかる目的を達成すた
めに本発明の構成は、図1〜図3に示すように、バック
ドアD用の車体開口周縁部KのフランジFに取付けら
れ,閉止時のドアDに当接する中空状シール部3を備え
た自動車用ウエザーストリップ1であり、フランジFに
挟着する断面略U字状のウエルト部2の車内側側壁2b
に突設され,先端6bのカール部7で内装材Nの端部に
当接するところのカバーリップ5が、付け根部6a側の
肉厚が先端6b側より略2倍以上厚い断面略三角形状の
リップ本体6を形成すると共に,該リップ本体6の先端
6b側に薄肉の断面略U字状で内側に巻き込まれた形態
のカール部7を形成し、車内側23の内装材Nが噛み込
むように進入して組み立てられるとき,リップ本体6は
殆ど変形せずにカール部7がしなるように容易に撓んで
内装材Nの端部をカバーし、外観や組付け性等が損なわ
れないようにしたことを特徴とする自動車用ウエザース
トリップである。 【0008】 【実施例】 以下、本発明の実施例を図1〜図3に基づ
いて詳細に説明する。図1は図3のa−a矢視断面即ち
車のバックドアDのルーフ部の断面図であり、1は自動
車用ウエザーストリップで、図3に示すバックドアD用
の車体開口周縁部Kに形成されたフランジFに保持爪を
介して挟着するところのソリッド材の断面略U字状で芯
金を埋設したウエルト部2と、閉止時にドアDに当接す
るところのスポンジ材の中空状シール部3とを形成して
いる。また、上記ウエルト部2の車外側21の車外側側
壁2aにシールリップ4が、車体のアウターパネルPに
当接する如く突設され、車内側側壁2bにはカバーリッ
プ5が、車内側23に設けた内装材Nに当接する如く突
設されている。 【0009】即ち、上記カバーリップ5はウエルト部2
と同じソリッド材より成り、付け根部6a側の肉厚が先
端6b側より略2倍以上厚い…好ましくは略2〜3倍厚
い…断面略三角形状のリップ本体6を形成すると共に、
該リップ本体6の先端6bに薄肉の断面略U字状で内側
に巻き込まれた形態のカール部7を形成している。な
お、上記カバーリップ5は表面又は裏面にスポンジ材の
層を設けてもよい。 【0010】従って、上記ウエザーストリップ1は図1
(ルーフ部分)に示す如く先ずフランジFにウエルト部
2を挟着して取付けられ、次いで車内側23に内装材N
が矢印方向に噛み込むように進入して組み付けられる。
その時、上記カバーリップ5のリップ本体6は付け根に
行くほど太く断面略三角形状を形成しているので、内装
材Nが上記の如く噛み込むように進入してきても、付け
根部6aは剛性が大きく殆ど変位しないで、先端6bの
カール部7がしなるように撓んで内装材Nの端部がカバ
ーされる如く容易に組み付けられる。一般に、バックド
アDではルーフ部分とその他の部分では内装材N端部の
取付け進入方向が大きく異なるため、従来はリップの噛
み込みや、カール状リップの波打ち現象を発生したが、
上記カバーリップ5によればこのような不具合を生じず
外観を損なわれない。 【0011】図2(a)は図3のb−b矢視断面即ち車
のバックドアDのロアー部分の断面図であり、ウエザー
ストリップ1はフランジFにウエルト部2を挟着して取
付けられ、ウエルト部2の車内側側壁2bにはリップ本
体6及びその先端にカール部7を設けたカバーリップ5
が突設されている。そして、車内側23に内装材Nが矢
印方向に噛み込むように進入して組み付けられると、前
記図1(ルーフ部分)に示す場合と同様、図2(b)に
拡大して示す如くカール部7がしなるように撓んで内装
材Nの端部をカバーする如く容易に組み付けられて従来
のように外観を損なわない。 【0012】 【発明の効果】 以上説明したように本発明の自動車用
ウエザーストリップ1は、フランジFに挟着する断面略
U字状のウエルト部2の車内側側壁2bに突設されたカ
バーリップ5が、付け根部6aに行くほど太い断面略三
角形状をしたリップ本体6と、その先端6b側に薄肉の
カール部7を形成しているため、車内側23に内装材N
が噛み込むように進入して組み付けられるとき、上記リ
ップ本体6が殆ど変位せずにカール部7が容易に携んで
内装材Nの端部をカバーする如く組み付けられるため、
従来のように外観が損なわれたり組み付けが困難となる
等の不具合を生じないという特長がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の自動車用ウエザーストリップの断面
図で、図3のa−a矢視断面を示すバックドアのルーフ
部分の断面図である。 【図2】 (a)は同上ウエザーストリップの断面図
で、図3のb−b矢視断面を示すバックドアのロアー部
分の断面図である。(b)は同上の要部の拡大断面図で
ある。 【図3】 自動車の斜視図である。 【図4】 従来の自動車用ウエザーストリップの断面図
で、図3のa−a矢視断面を示すバックドアのルーフ部
分の断面図である。 【図5】 (a)は従来の他の例のウエザーストリップ
の断面図である。(b)は同上ウエザーストリップのカ
バーリップの他の組み付け状態を示す断面図である。 【図6】 従来のその他の例のウエザーストリップの断
面図である。 【符号の説明】 1 自動車用ウエザーストリップ 2 ウエルト部 2a 車外側側壁 2b 車内側側壁 3 中空シール部4 シールリップ 5 カバーリップ 6 リップ本体 6a 付け根部 6b 先端 7 カール部 8 中空状シール部 9a〜9c ウエザーストリップ 10 ウエルト部 11 車外側側壁 12 シールリップ 13 車内側側壁 14 カバーリップ 15 カバーリップ 16 カバーリップ 21 車外側 23 車内側 D ドア F フランジ K 開口周縁部 N 内装材 P アウターパネルS 隙間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−238328(JP,A) 実開 平6−69013(JP,U) 実開 平5−26661(JP,U) 実開 平3−32542(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 バックドア(D)用の車体開口周縁部
    (K)のフランジ(F)に取付けられ,閉止時のドアに
    当接する中空状シール部(3)を備えた自動車用ウエザ
    ーストリップであり、フランジに挟着する断面略U字状
    のウエルト部(2)の車内側側壁に突設されて,先端
    (6b)のカール部(7)で内装材(N)の端部に当接
    するところのカバーリップ(5)が、付け根部(6a)
    側の肉厚が先端側より略2倍以上厚い断面略三角形状の
    リップ本体(6)を形成すると共に,該リップ本体の先
    端側に薄肉の断面略U字状で内側に巻き込まれた形態の
    カール部(7)を形成し、車内側の内装材が噛み込むよ
    うに進入して組み付けられるとき,リップ本体は殆ど変
    形せずにカール部がしなるように容易に撓んで、内装材
    の端部をカバーし、外観や組付け性等が損なわれないよ
    うにしたことを特徴とする自動車用ウエザーストリッ
    プ。
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