JPH07502239A - 一体成形された大きな取り付け部分を持つ交換自在の内容器を備えたパッケージ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一体成形された大きな取り付は部分を持つ交換自在の内容器を備えたパッケージ 発明の背景 １、発明の分野 本発明は、可撓性流体製品収容袋を含む内容器を組み込んだ小分はパッケージに 関し、更に詳細には、内容器が交換自在のパッケージに関する。

２、従来の技術 内容器を含む幾つかの種類の小分は）くツケージが周知である。このようなパッ ケージは、一般的には、ノクッグインボトルパッケージと呼ばれる。ノくッグイ ンボトルノ（ッケージには、種々の小分は機構が組み込まれ、このようなパッケ ージには、１９８９年６月２７日にヴアン・コーネイに賦与された米国特許第４ ，８４２，１６５号に開示されているような絞り出しポンプｌくツケージ、及び １９９１年４月２日にストウーデイに賦与された米国特許第５，００４，１２３ 号に開示されているようなトリガー式噴霧器パッケージが含まれる。

更に、幾つかの従来技術のバッグインボトルレノクツケージには、空になった内 容器を新たな一杯になった内容器と交換できるようにすることによって外）（ツ ケージを再使用できるという利点があることが知られている。かくして、大部分 のパッケージが再使用可能になり、これによって、製造者がパッケージに要する 費用が下がり、環境に対する影響が小さくなる。例えば、１９９１年４月２日に ストゥーディに賦与された米国特許第５，００４゜１２３号には、トリが一式噴 霧器又は指押し式ポンプを用いるバッグインボトルパッケージとともに使用する ための交換自在の内容器が開示されている。しかしながら、開示の内容器は、互 いに密封をなして取り付けなければならない多数の別体の別個の構成要素でつく られている。

詳細には、可撓袋の本体（管状可撓性材料でできた）を剛性取り付は部分に取り 付は部分の湾曲した局面全体に亘って気密にシールしなければならない。

１９５２年８月２６日にハリソンに賦与された米国特許第２，６０８，３２０号 には、交換自在の内容器を有する別のバッグインボトルパッケージが開示されて いる。

このパッケージは、絞り出しポンプとして作動する。ストウーディの特許と同様 に、ハリソンの特許の内容器は多数の別体の別個の構成要素でできている。詳細 には、下袋部分は、肉厚で剛性の土製部分に袋の湾曲した局面全体に亘って気密 にシールされている。

これらの及び同様の内容器の一つの欠点は、個々の部品の連結部を、特に、湾曲 した表面間をシールする必要があるということである。このような連結部は、溶 接、クランプ止め、糊付け、等がなされているにせよく一般的には、一体の一部 品成形構造を持つ同様の容器の強度及び／又は気密的一体性を備えておらず、多 くの場合、困難で費用のかかる組み立てを必要とする。例えば、湾曲面をヒート シールする一幌は、一般的には、多数の重ねシール工程を必要とする。これは、 湾曲面にシール圧力を均等に加えるのが困難であるためである。

上文中で論じた内容器の別の欠点は、特に、空になった内容器を取り外す場合に 、消費者がこれらを容易に取り扱うことができないということである。ストウー ディ又はハリソンの内容器は、これをひとたび外ボトルに着座させると、フラン ジは把持表面にほとんど全く現れず、内容器を外ボトルから取り外すことができ ない。

発明の概要 本発明の一つの特徴によれば、大きな口部を持つ外ボトルで使用するための交換 自在の内容器が提供される。

内容器は、流体製品を収容するようになった単一の一体の部品である可撓袋を含 む。この単一の一体の部品である可撓袋は、容易に潰れる程度の小さい厚さを持 つ薄壁部分を有する。更に、この単一の一体の部品である可撓袋は、可撓袋の内 部と流体連通する流体通路が貫通した比較的肉厚の取り付は部分を有する。この 取り付は部分は、更に、全体寸法が可撓袋の薄壁部分の全体寸法よりも大きいフ ランジを有する。このフランジの周囲は、外ボトルの大きな口部に取り付けられ るようになっている。

更に、この内容器は、可撓袋内の流体製品のほぼ全てを小分けできるようにする ための手段を有する。

本発明の別の特徴によれば、外ボトルで使用するための交換自在の内容器が提供 される。内容器は、流体製品を収容するようになった単一の一体の部品である可 撓袋を含む。この単一の一体の部品である可撓袋は、容易に潰れる程度の小さい 厚さを持つ薄壁部分を有する。更に、この単一の一体の部品である可撓袋は、可 撓袋の内部と流体連通する流体通路が貫通した比較的肉厚の取り付は部分を有す る。この取り付は部分は、フランジ、及び内容器を把持してこれをボトルから取 り出すための手段を構成するフランジの上方に延びる把持部分を有する。この内 容器は、更に、可撓袋内の流体のほぼ全てを小分けできるようにするための手段 を有する。

図面の簡単な説明 本明細書は、発明を特定的に指摘し且つ明瞭に特許請求する請求の範囲で終わる けれども、本発明は、同じ要素に同じ参照番号が附しである添付図面を参照して 以下の好ましい実施例の説明を読むことによって更によく理解されるものと考え られる。

第１図は、本発明の内容器の好ましい実施例の平面図であり、 第２図は、第１図の内容器の、第１図の２−２線に沿った断面図であり、 第３図は、ボトル部分及びねじ山を備えたフランジを含む絞り出しボトルの分解 図であり、 第４図は、第３図の絞り出しボトルの、第３図の４−４線に沿った分解断面図で あり、 第５図は、策２図の内容器及び第３図の絞り出しボトルを使用した組み立て済み の絞り出しポンプパッケージの第４図と同様の断面図であり、 第６図は、本発明の第２の好ましい内容器の平面図であり、 第７図は、第６図の内容器の、第６図の７−７線に沿った断面図であり、 第８図は、第７図の内容器を使用したトリガー式噴霧器パッケージの第５図と同 様の断面図であり、第９図は、本発明の別の好ましい内容器の第７図と同様の断 面図であり、 第１０図は、第９図の内容器を使用した指押し式ポンプパッケージの第８図と同 様の断面図であり、第１１図は、商業的プレス吹込成形機内の改良金型開閉機構 の平面図であり、 第１２図は、第１１図の改良金型機構の、策１１図の１２−１２線に沿った断面 図である。

実施例 全体に参照番号２０を附した本発明の特に好ましい内容器を第１図及び第２図に 示す。本発明の内容器２０は、基本的には、薄壁可撓袋部分２４及び比較的肉厚 の剛性取り付は部分２６を含む可撓袋２２を有する。更に、本発明の内容器２０ の重要な特徴は、内容器２０の流体収容構成要素が単一の一体の部品であるとい うことである（即ち、可撓袋２２が可撓袋２２の剛性取り付は部分２６及び薄壁 部分２４を含む）。従って、ピンホール漏れや応力亀裂に対処する液密シールを 必要としない。この形態により、構造的一体性が大きく向上するという利点及び 製造が容易であるという利点含む大きな利点が得られる。好ましくは、こうした 一体の一部品可撓袋２２は、以下に説明するプレス吹込成形装置及び方法を使用 して形成される。

第１図及び第２図の内容器２０の可撓袋２２の薄壁部分２４は、水平断面が円形 の可撓袋２２の全本体を含む。

本発明の可撓性内袋２２の薄壁部分２４は、流体がこの袋から小分けされたとき に容易に潰れる程薄い。更に、薄壁部分２４の厚さは、流体を溜め込む皺ができ ない程厚い。好ましくは、この厚さは、約０．０７６ｍｍ乃至約０．３８１ｍｍ （約０．００３インチ乃至約０．０１５インチ）であり、更に好ましくは、約０ ．１２７１１ｍ乃至約０．１７８ｍｌ１１（約０．００５インチ乃至約０．００ フインチ）である。

この薄壁部分２４は、可撓袋２２の上端に剛性取り付は部分２６が配置された単 一の一体の部品である。取り付は部分２６は、可撓袋２２の内部と連通した流体 通路３２を取り囲む円筒形壁部分３０を有する。円筒形壁部分３０の上端は、フ レア形状をなした上端部分３４になっている。フレア状上端部分３４は、以下に 説明するように、シールを行うための上向きの平らな環状面を構成する。

更に、フレア状上端部分３４を含む円筒形壁部分３０は内容器２０を把持するた めの手段を構成する。そのため、特に、絞り出しポンプパッケージ８０（第５図 参照）の残りの部分からの取り出し中に内容器２０を容易に取り扱うことができ る二取り付は部分２６を握り易くするため、円筒壁３０（フレア状上部分３４を 含む）の高さは、内容器２０を容易に把持するための手段を構成するのに十分大 きくなければならない。好ましくは、この高さは約１．２７ｃｍ（０，５インチ ）程度である。更に、この形態は可撓袋２２を製造作業中及び充填作業中に取り 扱うのに使用できる。

可撓袋２２内の製品のほぼ全てが小分けされるように、本発明の可撓袋２２の薄 壁部分２４が内容器２０の他の部分と協働するのが非常に好ましい。かくして、 内容器２０は、可撓袋２２内のほぼ全ての流体を小分けできるようにするだめの 手段を有するのが非常に好ましい。

この例示の内容器２ｏでは、多孔浸漬チューブ３６がこの手段を構成する。多孔 浸漬チューブ３６は、充填前又は充填後のいずれかで流体通路３２内に緩く配置 されている。充填前に浸漬チューブ３６を配置する場合には、好ましくは、充填 ノズルを浸漬チューブ３６の僅かに内側に挿入する。浸漬チューブ３６の長さは 、可撓袋２２の底と接触したときにその上端が流体通路３２内に残るような長さ である。浸漬チューブ３６は、通路３２内に緩く挿入されるため、可撓袋２２に 容易に組み込むことができる。

浸漬チューブ３６は、製品を可撓袋２２から小分けする際に可撓袋２２の薄壁部 分２４が早期に潰れることがないように作用し、これによって、はぼ全ての製品 を内容器２０から小分けできるようにするための手段を提供する。流体は、可撓 袋２２の薄壁部分２４が潰れるとき、絞られて塞がれることなしに可撓袋２２の 全ての部分から浸漬チューブ３６を介して流体通路３２に到達できる。

浸漬チューブ３６の孔３８は、浸漬チューブの長さに沿って流体流入点を構成す る。これは、流体の流れに対する浸漬チューブ３６の抵抗を減少させる。これは 、全ての流体が浸漬チューブ３６の下端に入らなくてもよく且つ浸漬チューブの 全長に亘って流れなくてもよいためである。

引き剥がし可能なフィルム製開封タブ４０が、充填済みの内容器２０の流体通路 ３２を最初にシールするための手段を構成する。この手段４０は、輸送中及び取 り扱い中に流体及び浸漬チューブ３６が内容器２０から出ないようにする。引き 剥が叫可能なフィルム製開封タブ４０は、フレア部分３４の上向きの平らな環状 面４１に好ましくは粘着剤で取り外し自在にシールされており、流体通路３２を カバーしている。シールは、好ましくは、　・内容器２０を輸送中及び取り扱い 中にシールされた状態に維持するのに十分強いが、引き剥がし可能なフィルム製 開封タブ４０のシールされていない把持部分を把持することによって引き剥がし タブ４０を容易に取り外すことができる程度に十分弱い。変形例の形態（図示せ ず）では、フィルム４０をフレア部分３４の上向きの平らな環状面に永久的にシ ールし、以下に論じるように、使用するためにこれを破るのがよい。

大きな平らな円形フランジ４２が円筒形壁部分３０から横方向外方に延びている 。本発明の内容器２０の大きなフランジ４２の全体寸法は、好ましくは、可撓袋 ２−２の薄壁部分２４の全体寸法よりも大きい。換言すると、大きなフランジ４ ２は、以下に論じるように、内容器２０をパッケージの残りの部分に固定するの にフランジ４２を使用できるように、可撓袋２２の側部を越えて少なくとも部分 的に横方向に延びている。更に、フランジ４２は、例えば充填中及び輸送中に内 容器２０を支持するのに使用してもよい。

この実施例の大きな円形のフランジ４２には、通気孔４４が配置されている。通 気孔４４は、フランジ４２の下側から打ち抜きによって又はドリル穿孔によって 形成できる。好ましくは、通気孔４４は、通気孔４４の周囲に突出部が残らない ように打ち抜かれる。好ましくは、フランジ４２と同じ系統の材料でできた薄い フィルム４６の部片が通気孔４４の下側に配置され、フランジ４２の下側に断続 的に取付けられている。通気孔４４及び薄いフィルム４６は、通気孔４４／薄い フィルム４６からなる通気弁として作動する。フィルム４６は、不時の小分けを もたらす可撓袋２２の加圧を生じずに気圧の変化を許容するため、好ましくは、 微孔質材料でできている。

更に、この実施例の大きなフランジ４２の周囲には、０−リング５０を受入れる ようになった凹所をなした溝４８が設けられている。第５図を参照すると、Ｏ− リング５０は、内容器２０を絞り出しボトル５４に配置したとき、ボトル５４の 口部５８の直ぐ内側に嵌まる。〇−リング５００弾性は、ボトルの開口部６２を 以下に論じるように実質的に気密にシールするのに役立つ。

第１図及び第２図に示す外観を持つ例示の内容器２０は、低密度ポリエチレンで つくられているのがよく、１７７、　４ｍｌ　（６，２５１１，０！、）の容量 を有する。

約１５．２ｃｍ（５インチ）の長さ及び４ｃＩ１１（１，６インチ）の直径が所 望の容積を構成する。可撓袋２２の薄壁部分２４の壁厚は、プロセスパラメータ のため肉厚であるのがよい上端及び底端を除き、約０．１５２０１１０（ＣＩＯ ０６インチ）であるのがよい。剛性取り付は部分２６は、直径が４．３４ｃｍ（ １，７１インチ）モ厚さが０．４８ｃｍ（０，１９インチ）のフランジ４２を有 するのがよい。通気孔４４は、０．１５２ｃｍ（０，０６インチ）の直径を有す るのがよく、薄いフィルム材料は、厚さが０．０２５ｍｍ（０，００１インチ） の１．２７ｃｍ平方（０，５インチ平方）の低密度ポリエチレンでできているの がよい。薄いフィルム材料は、通気孔４４上に中心を有する約０．９７ｃｍ（約 ０．３８インチ）の円上の四箇所乃至六箇所でスポットシールされているのがよ い。スポットシールは、先の尖ったハンダごてで一度に一つづつ作られるか或い は超音波ホーン及びアンビルで同時につくられるのがよい。円筒壁３０は、１． ２７ｃｍ（０，５インチ）の長さを持ち且つ１．２７ＣＩ１１（０，５径は１． ９１ｃｍ（０，７５インチ）である。流体通路３２の直径は、０．６４ｃｍ（０ ，２５インチ）であるのがよく、上端では０．９７ｃｍ（０，３８インチ）であ る。

第３図及び第４図を参照すると、第１図及び第２図の上述の内容器を、全体に参 照番号５２を附した外絞り出しボトルの特に好ましい実施例で有利に使用できる 。外絞り出しボトル５２は、円筒形ボトル部分５４及びねじ山を備えた蓋５６を 含む。例示の円筒形ボトル部分５４は、水平断面が円形の口部５８を含む。この 円形形状は、絞り出しポンプパッケージ８０等（第５図参照）で、フランジ４２ を絞り出しボトル５２に実質的に気密にシールしなければならない場合に好まし いねじ山６０を使用できるため、有利である。

口部５８は開口部６２を取り囲んでおり、この開口部は、最大可能な内容器２０ をボトル部分５４に挿入できるように、好ましくは、最大可能な内径を有する。

この実施例のボトル部分５４の内径は、口部５８の内径よりも僅かに大きく、そ のため、内容器２０の挿入時に干渉が全（起こらない。更に、絞り出しボトル部 分５４の残りの部分はどのような水平断面形状を持っていてもよいが、楕円形や 円形が好ましい。この形体は、絞り出しボトル部分５４と内容器２０との間の空 気空間の量を最小にする。

ねじ山を備えた蓋５６は、開放した通気孔６４、中央に配置された小分はオリフ ィス６６、内方に垂下した環状壁６８、製品弁７０、製品弁ハウジング７２、雌 ねじ７４、及びぎざぎざの付いた又は盛り上がった外把持パターン７６を含む。

内方に垂下した環状壁６８の内側には製品弁７０（この場合、延長フランジ７１ を備えたダックビル弁である）が配置され、この製品弁７０は、ハウジング７２ をその中にプレス嵌めすることによって所定位置に保持される。ダックビル製品 弁７０は、流体が内側から外側へだけ通過するように垂下壁６８にスナップ嵌め されている。例示のダックビル製品弁７０の代替物には、ボール式逆止弁、及び １９８９年６月２７日にヴアン・コーネイに賦与された米国特許第４．８４２゜ １６５号に開示されているのと同様のサックバック弁が含まれる。

排出オリフィス６６が、製品弁７０から約ｌ　ｍｍ離して配置されてい、る。排 出オリフィス６６の大きさは、好ましくは、絞り出しポンプの絞り出し毎に排出 されるようになった一回分の量に従って定められている。代表的には、−回分の 量が小さければオリフィス６６の大きさも小さくなる。用途によっては、多数の オリフィス６６を使用してもよい。

第５図を参照すると、内容器２０をボトル部分５４に挿入し、全体に参照番号８ ０を附した絞り出しポンプパッケージを構成する。大きなフランジ４２は、ボト ル部分５４のボトル口部５８に載止する。次いで、ねじ山を備えた蓋５６を取り 付ける。盛り上がった把持パターン７６（第３図参照）は、ねじ山６０と７４と を協働させることによって蓋５６を絞り出しボトル部分５４に固定するのを助け る。これらの協働するねじ山６０及び７４は、フランジ４２の周囲を平行な表面 ７７と７８との間にクランプする楔の作用をなす。０−リング５０は、フランジ ４２が絞り出しボトル５２によってクランプされたとき、口部５８の直ぐ内側に 嵌合する。０−リング５０の弾性は、ボトル５２及び内容器２０を実質的に気密 にシールするのを助ける。

０−リング５０を使用せずに実質的に気密のシールを高めるための別の変形例（ 図示せず）では、フランジ４２の周囲に上側から下側へ内方に延びるテーバを付 け、このテーバと適合するテーバを絞り出しボトル部分５４の口部５８の内側に 形成する。図示してないけれども、このような互いに適合したテーバを持つシー ル面は、例えば実験室用のガラス器具で一般的である。蓋をフランジの上側にク ランプすると、テーバは、フランジと口部との間の接触力を増幅する楔を構成す る。

蓋５６を締め付けると、大きなフランジ４２が口部５８に対してシールされるば かりでなく、内方に垂下した環状壁６８が内容器２０の円筒壁３０にシールされ る。

蓋５６を締め付けると、垂下した環状壁６８の下面５５が、製品弁７０の環状フ ランジ７１を円筒壁３０の上面４１に押付け、これによって、フランジ４２を下 方に僅かに変形させる。この弾性変形により、大きなフランジ４２は、表面４１ 及び５５が製品弁７０のフランジ７１に及ぼす圧力を維持するばねとして作用し 、これによって、垂下した環状壁６８と円筒壁３０とを実質的に気密に圧縮シー ルする。これらの部品（６８及び３０＞を互いにシールすることによって、内容 器２０と周囲とを蓋５６の小分はオリフィス６６を通して流体連通する。別の変 形例（図示せず）では、表面４１及び５５が互いに直接接触してこのシールを形 成スル。

変形例の形体（図示せず）では、流体通路の内周と垂下した環状壁の外周との干 渉によってシールが形成されるように垂下した環状壁が流体通路に滑り込むよう に、流体通路３２を拡大でき、垂下した環状壁６８を延長できる。更に、垂下し た環状壁を流体通路に挿入するときに、流体通路をシールするのに使用された永 久的にシールされたフィルムが破られるようになっているのがよい。

絞り出しポンプパッケージ８０を作動させるため、絞り出しボトル部分５４の弾 性変形可能な側壁に絞り出し力を及ぼす。この絞り出し力によって通気孔４４／ 通気弁４６からなる通気弁を閉鎖し、可撓袋２２と絞り出しボトル部分５４との 間の空気を圧縮する。これによって、可撓袋２２の周囲の空気圧を高め、可撓袋 を流体製品に対して潰す。次いで、流体製品は、緩く挿入された浸漬チューブ３ ６の周りからこのチューブを通して強制的に流され、流体製品弁７０を通り、絞 り出しポンプパッケージ８０から排出オリフィス６６を通って流出する。

絞り出し力を解放すると、絞り出しボトル部分５４の弾性変形可能な側壁がその 元の形状に向かって戻る。この戻りにより、ボトル部分５４の内部に小さな負圧 が生じる。製品弁７０が閉じ、空気が排出通路３２を介して可撓袋２２に入らな いようにする。かくして、周囲空気が、蓋５６の開放した通気孔６４を通って、 次いで、大きなフランジ４２に配置された通気孔４４７通気弁４６からなる通気 弁を通って可撓袋２２と絞り出しボトル部分５４との間の空間に引き込まれる。

小さな負圧により、フィルム４６は孔４４から持ち上げられて離れ、外部の空気 を入れるように作用する。１９９１年６月２７日にヴアン、コーネイに賦与され た米国特許第４，８４２゜１６５号に同様の弁が開示されている。ゴム製のダッ クビル弁、全弁、及びボール式逆止弁を含む他の種類の通気弁を通気孔４４／通 気弁４６からなる通気弁に代えてもよい。更に、通気弁は、必ずしもフランジ４ ２に配置されていなくてもよく、例えば、別の変形例（図せず）では、通気弁が ボトル部分５４に配置されているのがよい。

内容器２０がひとたび空になると、空になった内容器２０を一杯に充填されてい る交換内容器２ｏと交換できる。内容器２０のボトル５２に対する両シール（即 ちフランジ４２のボトル口部５８に対するシール及び円筒壁３０の垂下壁６８に 対するシール）は、蓋５６をボトル部分５４から捩じって外すだけで、内容器２ ０の交換のために簡単に壊すことができる。蓋５６をひとたび外すと、剛性取り 付は部分２６の円筒壁３０が、内容器２０を取り外しのために把持できるように する手段を構成する。フレア状端部３４を籠えた円筒壁３０は、内容器２０を取 り外すのに大きな力を使用できるように親指と人指し指との間で容易に把持でき るハンドルを構成する。

第６図及び第７図を参照すると、全体に参照番号１２０を附した本発明の内容器 の第２の好ましい実施例が示しである。内容器１２０の上部から説明すると、こ の実施例の剛性取り付は部分１２６は、上述の実施例とほぼ同じである。しかし ながら、大きな円形フランジ１４２には通気孔４４７通気弁４６からなる通気弁 が設けられておらず、０−リング５０を受入れるための凹所をなした溝４８も設 けられていない。好ましい内容器１２０は、以下に論じるように、流体吸引装置 （例えば、指押し式噴霧器又はトリガー式噴霧器又は機械式ポンプ）とともに使 用されるため、こうした要素は不要なのである。

上述の実施例と同様に、剛性取り付は部分１２６及び可撓袋１２２は単一の一体 の部品である。しかしながら、可撓袋１２２の薄壁部分１２４は、比較的肉厚の 袋部分１２３によって、剛性取り付は部分１２６から離間されている。比較的肉 厚の袋部分１２３は、可撓袋１２２の本体の上半部に対応する。更に、この比較 的肉厚の上半部１２３には一連の波形即ち押縁１２５が設けられ、これらの波形 が可撓袋１２２の上半部１２３を補剛する。

従って、可撓袋１２２の上半部１２３は、大きな壁厚が提供する弾性及び波形１ ２５の補則効果のため比較的潰れ難い。好ましくは、上半部１２３の厚さは約０ ．６３５ｍｍ（０，０２５インチ）乃至１．０１６１１１ｍ（０，０４０インチ ）である。好ましくは、波形の半径は約１．５２４■（０，０６０インチ）乃至 約３．０４８のｌ１１（約０．１２０インチ）であり、互いに約３．１７５ｍｍ （０，１２５インチ）離間されている。

比較的肉厚の上半部１２３とは対照的に、この可撓袋１２２の薄壁部分１２４（ 可撓袋１２２の本体の下半部１２４である）は、非常に潰れ易い。この薄壁部分 １２４は、壁厚が可撓袋１２２の上半部１２３よりもかなり薄い。可撓袋１２２ の上半部１２３は、可撓袋の下半部１２４と形状及び大きさがほぼ同じである（ 波形１２５を除く）。従って、可撓袋１２２が（以下に論じるように）それ自体 の上に完全に裏返ったとき、これらの間には流体がほとんど全く残らない（波形 １２５に残る残留物を除く）。可撓袋１２２の上半部１２３から下半部１２４へ の移行部がかなりはっきりしている場合、裏返りが容易に行われる。従って、こ のように移行部がはっきりしているのが好ましい。

この可撓袋１２２は、内容器１２０から流体を小分けしたとき、可撓袋１２２の 比較的薄い下半部１２４が、可撓袋１２２のリブを備えた肉厚の上部分１２３の 内側に裏返るように設計されている。従って、可撓袋１２２の上半部１２３は、 空になるまで、上半部１２３が実質的にその元の形状を維持（少なくとも小分は 作業間に）するような厚さ及び形状を有する。更に、可撓袋１２２の下半部１２ ４は十分に薄＜、製品の小分は時に上半部１２３の内側に裏返る。かくして、こ の形体（即ち、薄い下半部１２４及び肉厚でリブを備えた上手部１２３）は、内 部の製品のほぼ全てを小分けできるようにするための手段を構成する。従って、 前の実施例においてこの機能を果たした浸漬チューブ３６は不要である。裏返り プロセスの更に完全な議論は、１９８９年６月２７日にヴアン・コーネイに賦与 された米国特許第４．８４２゜１６５号に開示されている。同特許について触れ たことにより、その特許に開示されている内容は本明細書中に組み入れたものと する。

第３図及び第４図に示す外観を持つ例示の内容器１２０は、低密度ポリエチレン でつくられているのがよく、１７７．４ｍ１（６，２５１１，ｏｚ、）の容量を 有する。

約１５．２ｃｍ（６インチ）の長さ及び４ｃＩ１１（１，６インチ）の直径が所 望の容積を構成する。可撓袋１２２の薄壁部分１２４の壁厚は、プロセスパラメ ータのため肉厚であるのがよい上端及び底端を除き、約０．０５１ｍｍ（０，０ ０２インチ）乃至約０．１０２ｍｍ（０，００４インチ）であるのがよい。可撓 袋１２２の上向厚部分１２３の壁厚は、約０．７６ｍｍ（０，０３０インチ）で あるのがよい。波形１２５の半径は、約０．２２ｃｍ（０，０９インチ）である のがよい。剛性取り付は部分１２６は、直径が４．３４ｃｍ（１，７１インチ） で厚さが０．２２ｃｍ（０，０９インチ）のフランジ１４２を有するのがよい。

円筒壁１３０は、１．２７ｃｍ（０，５インチ）の長さを持ち且つ１．２７ｃｍ （０，５インチ）の外径を持つのがよく、フレア部分１３４での直径は１．９１ ｃの（０，７５インチ）である。流体通路１３２の直径は、０．６４ｃｍ（０， ２５インチ）であるのがよく、上端では０．９７ｃｍ（０，３８インチ）である 。

第８図を参照すると、この第２の内容器１２０は、有利には、全体に参照番号１ ８０を附したトリガー式噴霧器パッケージで使用される。このトリガー式噴霧器 パッケージ１８０は、第６図及び第７図に示す内容器１２０、及びアダプタハウ ジング１５６及び商業的に入手できるトリガー式噴霧器１８２を含むボトル１５ ２を含む。トリガー式噴霧器１８２は、以下の構成要素（図示せず）を含む。即 ち、弁、トリガー機構、霧発生器、及びリザーバボトルに実質的に気密に連結す るためのねじ山を備えた蓋を含む。この実施例で使用される例示のトリガー式噴 霧器１８２は、ミズーリ州セントピータ−のコンチネンタルスブレイヤー社が製 造している１７５Ｎ型（非プレス式）である。無換気型指押し式ポンプ又は機械 式ポンプのような別の流体吸引装置を使用してもよい。

トリガー式噴霧器１８２は、アダプタハウジング１５６を介してボトル１５．２ に実質的に気密に取り付けられる。アダプタハウジング１５６は、雄ねじを備え た比較的小さな口部１７３を上端に有し、比較的大きな雌ねじ部分１７４を下端 に有する単なる円筒形ハウジングである。アダプタ１５６の雄ねじを備えた比較 的小さな口部１７３は、トリガー式噴霧器１８２のねじ山１８４と協働する。比 較的大きな雌ねじ部分１７４は、ボトル部分１５４に設けられたねじ山１６０と 協働する。

ボトル部分１５４は、第４図のボトル部分５４と非常に類似している。ボトル部 分は、内容器１２０を自由に通過させるのに十分大きい開口部１６２を持つ、ね じ山を備えた口部１５８を有する。しかしながら、ボトル部分１５４は、開放し た通気孔１５７をボトル部分１５４の下部に有し、アダプタ１５６には通気開口 部６４は設けられていない。

第８図について説明を続けると、内容器１２０をボトル１５２内に配置した後、 アダプタ１５６をボトル部分１５４に締め付ける。アダプタ１５６を締め付ける と、上述のように、フランジ１４２の周囲がボトル部分１５４の口部表面１７６ とアダプタ１５６の下向きの表面１７８との間にクランプされる。この実施例で は、この箇所に気密シールは必要とされないけれども、この形体はこのようなシ ールを構成するのにも使用できる。更に、上述のように、雄ねじを備えた口部１ ７３が大きなフランジ１４２のばね作用を使用する場合、円筒壁１３０の上向き の表面１４１とアダプタ１５６の下向きの表面１５５との間に実質的に気密のシ ールが形成される。

トリガー式噴霧器１８２を作動させると、可撓袋１２２に吸引力が加わり、流体 を可撓袋１２２から流体通路１３２及び排出開口部１６６を通して持ち上げ、ト リガー式噴霧器１８２を通して噴霧して出す。最初は（直立配向では）、噴霧さ れる流体は、内容器１２２内部の空気がなくなり且つトリガー式噴霧器１８２が 呼び水されるまでは空気である。ひとたび呼び水されると、流体を任意の配向で 噴霧できる。流体の小分は時に可撓袋１２２の下半部１２４が潰れ始め、最終的 には上半部１２３の内側に裏返る。可撓袋１２２が潰れて裏返るに従って、開放 した通気孔１５７を通して空気が内容器１２２とボトル１５４との間の空間に進 入する。ボトル１５４には収容機能はなく、単に、トリガー式噴霧器１８２のハ ウジングとして、内容器１２２の保護体として、及び内容器１２２をアダプタ１ ５６に対して実質的に気密にシールするための手段として役立つに過ぎない。

第９図を参照すると、全体に参照番号２２０を附した第３の変形例の内容器が示 しである。この内容器２２０は、第７図の内容器１２０と実質的に同じものであ る。

しかしながら、この内容器２２０の可撓袋２２２の上半部２２３には波形１２５ がなく、僅かに肉厚になっており、これによって弾性が大きくなっている。内容 器同様に適用できる。

図９に示す外観を持つ例示の内容器２２０は、低密度ポリエチレンでつ（られて いるのがよ＜、１７７．４ｍ１（６，２５１１，０！、）の容量を有する。約１ ５．２ｃｍ（６インチ）の長さ及び４ｃｍ（１，６インチ）の直径が所望の容積 を構成する。可撓袋２２２の薄壁部分２２４の壁厚は、プロセスパラメータのた め肉厚であるのがよい上端及び底端を除き、約０．０５１ｍｍ（０，００２イン チ）乃至約０．１０２ｍｍ（０，００４インチ）であるのがよい。可撓袋２２２ の上向厚部分２２３の壁厚は、約０．１０ｃｍ（０，０４０インチ）であるのが よい。剛性取り付は部分２２６は、直径が４．３４ｃｍ（１，７１インチ）で厚 さが０．２２ｃｍ（０，０９インチ）のフランジ２４２を有するのがよい。円筒 壁２３０は、１．２７ｃｍ（０，５インチ）の長さを持ち且つ１．２７ｃｍ（０ ，５インチ）の外径を持つのがよく、フレア部分２３４での直径は１．９１ｃｍ （０，７５インチ）である。

流体通路２３２の直径は、０．６４ｃｏ（０，２５インチ）であるのがよ（、上 端では０．９７ｃｍ（０，３８インチ）である。

第１０図を参照すると、この内容器２２０は、有利には、図示の機械式ポンプパ ッケージ２８０で使用される。

図示のボトル２５２は、トリガー式噴霧器１８２の代わりに機械式ポンプ２８２ が使用されているということを除き、第８図に示すボトルと実質的に同じである 。一つの例示の機械式ポンプは、ニューヨーク州つォッチャンのカルマー社から ５Ｄ−４００Ｔ型として購入できる。

ホットメルト接着剤を使用して通気部を塞ぐのがよい。

この内容器２２０の可撓袋２２２は、上文中に説明したように裏返るように設計 されている。事実、第７図及び第８図に関するパッケージ及びその作動について の上文中の記載は、（トリガー式噴霧器１８２の代わりに機械式ポンプ２８２が 使用されることを除き）このパッケージ２８０にも適用できる。

本発明の内容器は、好ましくはプレス吹込成形プロセスによって単一の一体の部 品として形成される。プレス吹込成形は、２０年以上前に開発されたあまり知ら れていない商業的吹込成形プロセスである。第１工程は、中空チューブを金型内 に押出すことによって剛性取り付は部分を射出成形する工程を含む。金型がひと たび一杯になった後、中空チューブを押出し続けながら金型を押出機から遠ざか るように移動させる。この際、中空チューブは剛性取り付は部分に連結されたま まである。金型を遠ざかるように移動するとき、チューブをこれと同時に延伸す る。次いで、金型をチューブの周りに閉じ、下部を切断し、次いでチューブを吹 込成形する。

プロセスのパラメータを制御することによって種々の結果を得ることができる。

例えば、全体に亘って比較的薄い可撓袋（即ち、第２図に示す可撓袋２２）が形 成されるように押出速度及び延伸速度を制御することができる。同様に、ダイ隙 間（即ち押出されるチューブの厚さ）及び延伸速度を突然変化させることによっ て、上側が厚く下側が薄い可撓袋（第７図の可撓袋１２２及び第９図の可撓袋２ ２２のような）を構成することができる。吹込成形で対応する金型要素を提供す ることによって、第７図の可撓袋１２２の波形１２５を加えることができる。

簡単のため、以下のプレス吹込成形についての議論は、本発明の例示の内容器と して第２図の内容器２０を使用する（しかしながら、これは、本発明の任意の内 容器を示そうとするものである）。

プレス吹込成形機は、例えば、ドイツのオスバーガーーツルビネンフアプリタ社 から商業的に入手できる。しかしながら、商業的なプレス吹込成形機は、射出成 形金型の開口部に許容された移動範囲が限定されている。従って、幅の変化の小 さい取り付は部分２６しか成形できない。従って、大きなフランジ４２を持つ取 り付は部分は成形できない。例えば、オスバーガー−ツルビネンフアブリフ社が 製造しているＤＵＯ−３０型プレス吹込成形機は、射出成形金型半部を開閉する ためのコレット様機構を有し、これは、必要な移動範囲を提供できない。

これは、幅の変化（フランジ４２の半径から円筒壁３０の半径を引いた値）が約 ０．３１８ｍｍ（０，１２５インチ）の取り付は部分２６を射出成形できるに過 ぎない。

第１１図及び第１２図を参照すると、Ｄｕｏ−３０プレス吹込成形機は、コレッ ト機構を全体に参照番号４０１を附したラックアンドピニオン機構に代えること によって変更しである。ラックアンドピニオン機構４０１により金型の横方向移 動範囲を更に大きくすることができ、そのため、本発明の内容器２０に大きなフ ランジ４２を成形できる。ラックアンドピニオン機構４０１は、上ラックユニッ ト４０２及び空気シリンダ４０４で駆動される下ラックユニット４０３を含む。

ラックユニット４０２及び４０３は、射出成形金型半部４０５ａ及び４０５ｂに 金型コアピン４０６の軸線に垂直に取り付けられている。（これらの射出成形金 型半部４０５ａ及び４０５ｂもまた吹込成形金型の上半部の小さな部分を含む。

）ラックアンドピニオン機構４０１は、上ラックユニット４０２及び下ラックユ ニット４０３の夫々を保持するための向き合ったスロットからなる上の組４０８ 及び下の組４０９が設けられたスロットを備えたフレーム４０７を有する。

上ラックユニット４０２は、向き合ったスロット４０８からなる上側の対を摺動 し、下ラックユニット４０３は、向き合ったスロット４０９からなる下側の対を 摺動する。下ラックユニット４ｏ３は射出成形金型半部４０５ａに取り付けられ ており、上ラックユニット４０２は射出成形金型半部４０５ｂに取り付けられて いる。射出成形金型半部４０５ａ及び４０５ｂは、コアピン４０６のいずれかの 側にある開放状態で示しである。

射出成形金型半部４０５ａは、スロットを備えたフレーム４０７の閉鎖端を貫通 した空気シリンダのロッド４１３に連結されている。空気シリンダ４１４はフレ ーム４０７に取り付けられており、シリンダ制御回路（図示せず）からポート４ １５及び４１６への空気の供給（図示せず）によって賦勢したとき、シリンダロ ッド４１３を直線状に移動する。固定位置シャフト４１７は、スロットを備えた フレーム４０７の両側部間をフレーム４０７に取り付けられたベアリング又はブ ツシュ（図示せず）から延びている。上ラックユニット４０２と下ラックユニッ ト４０３との間に配置され且つこれらのラックユニットと係合した一対のピニオ ン歯車４１８がシャフト４１７にピン止めされている。

図１２の矢印は、射出成形金型半部４０５ａ及び４０５ｂを閉じる方向を示す。

空気シリンダのロッド４１３は、右側の金型半部４０５ａを左に向かって移動す る。この移動は、ラックアンドピニオン機構４０１を介して左側の金型半部４０ ５ｂに伝えられ、左側の金型半部４０５ｂを右に向かって移動する。下側のラッ ク４０３は、ピニオン歯車４１８及びシャフト４１７を時計廻り方向に回転させ る。下ラックユニット４０３と係合したピニオン歯車４１８は、上ラックユニッ ト４０２を右に移動する。これによって、射出成形金型半部４０５ａ及び４０５ ｂが駆動され、閉じられる。逆方向に移動することによって金型半部４０５ａ及 び４０５ｂを開く。この機構４０１は、本発明の内容器２０で使用される取り付 は部分２６のような大径のフランジを有する物品を取り扱うために射出成形金型 半部４０５ａ及び４０５ｂをコアピン４０６に垂直に開閉する一つの手段である 。

本発明の特定の実質的にを図示し且つ説明したが・本発明の教示から逸脱するこ となく内容器に変更を加えることができる。従って、本発明は、添付の請求の範 囲の範鴫の全ての実施例を含む。

Ｆｉｇ、　３　Ｆｉｇ、　４ Ｆｉｇ、１１ Ｆｉｇ、１２ ＋＋＋＋−１ｌｌｌ−−−−−ＨＰＣＴ／ＬＩＳ　９２／１０６４０フロントベ ージの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＥ、ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＰＴ、ＳＥ） 、０Ａ（ＢＦ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、　ＣＩ、　ＣＭ、　ＧＡ、　ＧＮ、　ＭＬ、 　ＭＲ，ＳＮ、　ＴＤ。

ＴＧ）、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　Ｃ３，ＦＩ。

ＨＵ、Ｊ　Ｐ、　ＫＰ、、　ＫＲ，ＬＫ、　ＭＧ、　ＭＮ、　ｂｉ’ｖＶ、　Ｎ Ｏ，ＮＺ、ＰＬ、ＲＯ，ＲＵ、ＳＤ、ＵＡ（７２）発明者　サッターフィールド 、リチャード　ダレンアメリ力合衆国オハイオ州、ベセル、ニール、ロード、１ ２６９１

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．大きな囗部を有する外ボトルで使用するための交換自在の内容器において、 （ａ）流体製品を収容するようになった単一の一体の部品である可撓袋であって 、 ・容易に漬れる程度の小さい厚さを持つ薄壁部分、及び ・全体寸法が前記可撓袋の前記薄壁部分の寸法よりも大きく且つ周囲が外ボトル の大きな口部に取り付けられるようになったフランジを有する、前記可撓袋の内 部と流体連通した流体通路が貫通した比較的肉厚の取り付け部分を有する、可撓 袋と、 （ｂ）前記可撓袋内の流体製品のほぼ全てを小分けできるようにするための手段 と、を有する交換自在の内容器。
2. ２．大きな口部を有する外ボトルで使用するための交換自在の内容器において、 （ａ）流体製品を収容するようになった単一の一体の部品である可撓袋であって 、 ・容易に漬れる程度の小さい厚さを持つ薄壁部分、及び ・フランジ、及び前記内容器を把持してこれをボトルから取り出すための手段を 構成する前記フランジの上方に延びる把持部分を有する、前記可撓袋の内部と流 体連通した流体通路が貫通した比較的肉厚の取り付け部分を有する、可撓袋と、 （ｂ）前記可撓袋内の流体製品のほぼ全てを小分けできるようにするための手段 と、を有する交換自在の内容器。
3. ３．前記取り付け部分は、前記フランジの上方に延びる把持部分を有する、請求 項１に記載の交換自在の内容器。
4. ４．前記把持部分は、流体通路を取り囲む円筒形ネック部分である、請求項２又 は３に記載の交換自在の内容器。
5. ５．前記可撓袋内の製品のほぼ全てを小分けできるようにするための前記手段は 、前記袋を外側からの圧力に露呈したとき、前記袋が絞られて前記袋の前記底部 からの流体の流れが塞がれることが実質的にないようにする多孔浸漬チューブで ある、請求項１乃至４のうちのいずれか一項に記載の交換自在の内容器。
6. ６．製品のほぼ全てを小分けできるようにするための前記手段は、内容器の下半 部に対応する薄壁部分と、可撓袋の比較的肉厚の上半部との組み合わせであり、 前記手段は、下半部が可撓袋の上半部の内側に裏返るように上半部をその元の形 状に維持する、請求項１乃至５のうちのいずれか一項に記載の交換自在の内容器 。
7. ７．可撓袋の上半部には波形が設けられている、請求項６に記載の交換自在の内 容器。
8. ８．製品のほぼ全てを小分けできるようにするための前記手段は、内容器の下半 部に対応する薄壁部分と、外部から絞り力を加えて半径方向に変形させた後、可 撓袋の上半部が実質的にその元の形状に戻るように弾性変形自在である可撓袋の 上半部との組み合わせである、請求項１乃至７のうちのいずれか一項に記載の交 換自在の内容器。
9. ９．前記ボトルは、小分けオリフィスを備えた蓋を有し、前記フランジは、前記 ボトル上に配置して前記蓋を締め付けたとき、流体通路と小分けオリフィスとの 間に実質的に液密の連通を構成する圧縮シールが形成されるようにばねとして作 用するようになっている、請求項１乃至８のうちのいずれか一項に記載の交換自 在の内容器。
10. １０．前記取り付け部分の流体通路をシールするため前記中空剛性取り付け部分 に取り付けられた引き剥がし可能な開封タブを更に有し、該引き剥がし可能な開 封タブは、前記取り付け部分から手で取り外すことができる、請求項１乃至９の うちのいずれか一項に記載の交換自在の内容器。