JP2022509650A - 流体ディスペンサ - Google Patents

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Abstract

流体を収容する可撓性容器と、可撓性容器を格納する剛性外側容器と、可撓性容器から流体を吸引するための吐出部材と、任意選択で、相互接続部品とを備える流体ディスペンサが提供される。キットおよびその方法もまた提供される。
【選択図】なし

Description

本発明は、流体ディスペンサ、システム、キット、およびそれらの方法に関する。
流体は多くの場合、例えばプラスチックボトルのようなボトルに詰められ、保存され、吐出される。しかしながら、かかるボトルには、いくつかの欠点がある。発送の際には大量の梱包が必要で、保存の際にはボトルがかさばって可撓性がないため、大きなスペースが必要となる。ボトルの設計および/またはボトルから流体を吸引するための吐出手段の構造上、大量の流体に届かず、時には10~20%、あるいは50%もの量が、廃棄物として捨てられてしまう。また、使用後の空のボトルは、ボトルの性質上かさばって可撓性がないため、消費者のゴミ箱やリサイクルボックス、埋め立て地やリサイクルセンターなどで大きなスペースを消費することになる。少なくともこれらの制約のために、改善された流体ディスペンサが必要とされる。
特に、従来のプラスチックボトルに比べて、より汎用性の高い液体ディスペンサを提供することが求められている。また、流体の大部分が吸い出され得る液体ディスペンサを提供することが必要である。また、外側容器など、使い捨てでない部分が再利用可能であり、それにより、廃棄物全体を減らすことができる液体ディスペンサを提供することが必要である。また、再利用可能な流体容器を備える液体ディスペンサを提供し、それにより、廃棄物全体を削減することが必要である。また、特に従来のボトルと比較して、減量梱包材料製の使い捨て液体容器を備える液体ディスペンサを提供する必要があり、それにより、必要な保存スペースを制限する。また、カスタマイズ、ブランディング、または広告のためのプラットフォームを提供する液体ディスペンサを提供する必要があり、それにより、様々な流体の吐出を可能にする。
流体を収容するように適合されている可撓性容器と、可撓性容器を格納するように適合されている剛性外側容器と、可撓性容器から流体を吸引するための吐出部材とを備える流体ディスペンサが開示されている。可撓性容器と、剛性外側容器と、吐出部材とは、直接的または間接的のいずれかで、ともに取り付けられ、流体ディスペンサの構成要素を形成する。各構成要素は、1つ以上のエレメントを備える。流体ディスペンサはまた、さらなる構成要素、例えば、相互接続部品を備え得る。想定される状況および用途に応じて、流体ディスペンサの構成要素の全部または一部は、ともに組み立てられ得る。例えば、すぐに使用できる流体ディスペンサは、通常、可撓性容器と、剛性外側容器と、吐出部材とを備え、可撓性容器は流体で充填されており、または、充填されることになる流体ディスペンサは、空の可撓性容器と、剛性外側容器と、吐出部材とを備え得る。
可撓性容器は、従来のボトルよりもはるかに少ないスペースで、かつより少ない材料の使用で事足りるため、ぎっしりと詰め込みが可能で、梱包材料および保存スペースも少なくて済む。可撓性容器の設計は、より多くの流体、場合によっては流体の99%まで吸引することを可能にするので、廃棄物を削減することとなる。また、使用後の可撓性容器は、再充填して再利用されるので、廃棄物全体を削減することができる。代替的に、可撓性容器は使い捨てであってもよく、このような使い捨て可撓性容器は、従来のボトルに比べて材料の使用量が少なく、占有するリサイクルセンターのスペースをもはるかに少ない。流体ディスペンサの剛性外側容器は再利用可能であり、カスタマイズ、ブランディング、および広告のためのプラットフォームを提供する。吐出部材は、使い捨てであっても、再利用可能であってもよい。
流体ディスペンサ
第1の態様では、流体ディスペンサが提供され、開口部と開口部の周りに配置されている頸部とを備える、流体を収容するように適合されている可撓性容器と、可撓性容器を剛性外側容器内に挿入するための設置開口部と、可撓性容器の頸部と、直接的または間接的のいずれかで、取り外し可能に係合するための供給開口部とを備える、可撓性容器を格納するように適合されている剛性外側容器と、可撓性容器の頸部に取り付けるための接続部品を備える、可撓性容器内の開口部を通して流体を吸引するための吐出部材とを備え、可撓性容器が、可撓性容器の頸部を、剛性外側容器の供給開口部と直接的または間接的のいずれかで、係合させることによって、剛性外側容器内に固定される。流体ディスペンサは、流体を備え得る。「直接」とは、第1の要素が、中間の第3の要素を介さずに第2の要素と係合される/第2の要素に取り付けられる/第2の要素に固定されることを意味する。「間接的に」とは、第1の要素が、中間の第3の要素を介して第2の要素と係合される/第2の要素に取り付けられる/第2の要素に固定されることを意味する。
いくつかの実施形態では、剛性外側容器が、2つの連結可能な部分を備え、1つの連結可能な部分が、剛性外側容器の設置開口部へのアクセスを可能にする位置に移動可能である。2つの連結可能な部分は、本体およびカバーを備え得る。2つの連結可能な部分は、本体およびカバーを備え得、本体は、設置開口部を備え、カバーは、供給開口部を備える。代替的に、2つの連結可能な部分は、本体およびカバーを備え得、本体は、設置開口部および供給開口部の両方を備える。
いくつかの実施形態では、カバーは、本体に取り外し可能に連結される。カバーは、ヒンジによって本体に連結され得る。
いくつかの実施形態では、剛性外側容器は、少なくとも1つの透明または半透明部分を備える。
いくつかの実施形態では、流体ディスペンサは、吐出部材の接続部品と可撓性容器の頸部とを可逆的または不可逆的のいずれかで、相互接続するための相互接続部品をさらに備える。
いくつかの実施形態では、可撓性容器の頸部は、剛性外側容器の供給開口部に直接係合される。代替の実施形態では、可撓性容器の頸部は、例えば、吐出部材の接続部品を介して、または相互接続部品を介して、剛性外側容器の供給開口部に間接的に係合される。
いくつかの実施形態では、吐出部材の接続部品は、可撓性容器の頸部に直接取り付けられる。代替の実施形態では、吐出部材の接続部品は、例えば相互接続部品を介して可撓性容器の頸部に間接的に取り付けられる。
いくつかの実施形態では、流体ディスペンサが、吐出部材の接続部品と可撓性容器の頸部とを相互接続するための、かつ、任意選択で、剛性外側容器の供給開口部と可撓性容器の頸部とを相互接続するための、相互接続部品をさらに備える。
いくつかの実施形態では、供給開口部は、可撓性容器の頸部を直接的または間接的のいずれかで、係合するためのロック手段を備え、ロック手段は、可撓性容器の頸部の水平運動、垂直運動、および/または回転運動のうちの少なくとも1つを制限する。いくつかの実施形態では、供給開口部は、可撓性容器の頸部を直接係合するためのロック手段を備える。他の実施形態では、供給開口部は、吐出部材の接続部品を直接係合するためのロック手段を備える。代替的な実施形態では、供給開口部は、相互接続部品を直接係合するためのロック手段を備える。
いくつかの実施形態では、可撓性容器の頸部は、少なくとも1つの環状リングを備え、環状リングが供給開口部と直接かつ取り外し可能に係合し、それによって可撓性容器を剛性外側容器内に固定する。代替の実施形態では、吐出部材の接続部品は、少なくとも1つの環状リングを備え、環状リングが供給開口部と直接かつ取り外し可能に係合し、それによって吐出部材を剛性外側容器に直接固定し、かつ可撓性容器を剛性外側容器内に間接的に固定する。代替的な実施形態では、相互接続部品は、少なくとも1つの環状リングを備え、環状リングが供給開口部と直接かつ取り外し可能に係合し、それによって相互接続部品を剛性外側容器に直接固定し、かつ吐出部材を剛性外側容器内に間接的に固定し、かつ可撓性容器を剛性外側容器内に間接的に固定する。
いくつかの実施形態では、可撓性容器の頸部は、外ネジ山を備え、吐出部材の接続部品は、内ネジ山を備え、外ネジ山は、内ネジ山を係合するのに適切である。代替的な実施形態では、可撓性容器の頸部は、外ネジ山を備え、吐出部材の相互接続部品は、内ネジ山を備え、外ネジ山は、内ネジ山を係合するのに適切である。
いくつかの実施形態では、吐出部材の接続部品は、クランプ手段によって可撓性容器の頸部に取り付けられる。代替的な実施形態では、相互接続部品は、クランプ手段によって可撓性容器の頸部に取り付けられる。
いくつかの実施形態では、相互接続部品は、外ネジ山を備え、吐出部材の接続部品は、内ネジ山を備え、外ネジ山は、内ネジ山を係合するのに適切である。
いくつかの実施形態では、吐出部材の接続部品は、クランプ手段によって相互接続部品に取り付けられている。
いくつかの実施形態では、吐出部材は、ポンプ手段および搬送チューブをさらに備え、吐出部材の接続部品が可撓性容器の頸部に直接的または間接的のいずれかで、取り付けられるとき、搬送チューブが可撓性容器内に配置される。
流体ディスペンサは、テーブルなどの平らな水平面に立つように設計されている。載置面に立ったときに、流体ディスペンサの主軸は、載置面と直交しており、かつ流体ディスペンサの載置ベース(底面または空間とも呼ばれる)から、流体ディスペンサの頂部にある吐出ヘッドまで延びている。用語「底部(bottom)」、「頂部(top)」、「下向き(downwards)」、および「上向き(upwards)」は、流体ディスペンサの立ち位置に従って定義される。
流体ディスペンサおよびその構成要素の寸法および形状、ならびに選択される構成要素のタイプは、吐出される流体に合わせて選択される。
可撓性容器
流体ディスペンサは、可撓性容器を備える。可撓性容器は、剛性外側容器内で取り外し可能に固定される。可撓性容器は、取り外し可能かつ直接、剛性外側容器内に固定され得る。代替的に、可撓性容器は、例えば、吐出部材の接続部品を介して、または相互接続部品を介して、剛性外側容器内に取り外し可能かつ間接的に固定され得る。
可撓性容器は、バッグ、パウチ、または任意の他の適切な可撓性容器であり得る。
可撓性容器は、流体を収容するように適合されている。
可撓性容器は、開口部を備える。開口部は、流体を送達するように適合されている。開口部は、覆われていても、密封されていてもよい。
可撓性容器は、頸部を備える。頸部は開口部の周りに配置されている。
可撓性容器はまた、容器部分を備え得る。容器部分は可撓性である。容器部分は、流体を収容するように適合されている拡張可能な内側容積を備える。例えば、拡張可能な内側容積は、0.1~0.5l、代替的に0.5~1.5l、代替的に1.5~2.5l、代替的に2.5~3.5l、代替的に3.5~4.5l、代替的に4.5~5l等の0.1~5リットルであり得る。
容器部分および頸部は、一体型構造(すなわち、1つの構成要素)であり得る。代替的に、容器部分および頸部は、別個の構成要素であってもよく、好ましくは互いに恒久的に固定され得る。
可撓性容器は、薄く破れにくい材料から作製され得る。薄く破れにくい材料は、プラスチック、箔、または積層材料からなるグループから選択され得る。プラスチックは、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、またはそれらの混合物から選択され得る。箔は、アルミであり得る。積層材料は、アルミニウムおよびプラスチックの積層体であり得る。
可撓性容器は、不透明材料、透明材料、半透明(semi-transparent)材料、半透明(translucent)材料、またはそれらの組み合わせから作製され得る。可撓性容器は、第1の材料と第2の材料との組み合わせから作製され得る。第1の材料は不透明材料、半透明(semi-transparent)材料、または半透明(translucent)材料であり得る一方、第2の材料は透明材料であり得る。第2の材料である透明材料が窓を形成し得、消費者は可撓性容器内に収容される流体の量を容易に見ることができる。
存在する場合、容器部分は、上述の材料のいずれかから作製され得る。
可撓性容器は、使い捨て可撓性容器であってもよく、再利用可能可撓性容器であってもよい。再利用可能な可撓性容器は、必要に応じて流体で再充填され得る。
頸部
可撓性容器は、頸部を備える。頸部は、剛性外側容器の供給開口部に取り外し可能に係合する。頸部は、剛性外側容器の供給開口部に取り外し可能かつ直接取り付けられ得る。代替的に、頸部は、例えば、吐出部材の接続を介して、または相互接続部品を介して、剛性外側容器の供給開口部に取り外し可能かつ間接的に取り付けられ得る。
頸部の外側表面は、断面が円形状であっても、角形形状であってもよい。頸部の内側表面は、円形状であっても、角形形状であってもよい。角形形状は、三角形形状、正方形形状、五角形形状、六角形形状、または任意の他の適切な形状から選択され得る。頸部の内側表面の形状は、外側表面の形状に対応し得る。
頸部は、長手方向に円筒形または任意の他の適切な管状形状であり得る。
頸部は、容器部分と同じ材料から、または代替的に異なる材料から作製され得る。異なる材料から作製される場合、頸部は、容器部分よりも可撓性が低くても(より剛性が高くても)よい。
頸部は、少なくとも1つの環状リング、好ましくは1つまたは2つの環状リングを備え得る。
頸部は、吐出部材の接続部品に可逆的または恒久的のいずれかで、固定され得る。
吐出部材の頸部および接続部品は、可撓性容器と吐出部材との可逆接続を可能にする対応する手段を備え得る。対応する手段は、対応するネジ山、可逆クランプ手段、または任意の代替の適切な手段から選択され得る。頸部の外側表面は、吐出部材の接続部品の内側表面上に備えられた内ネジ山と係合するように設計された外ネジ山を備え得る。
吐出部材の頸部および接続部品は、可撓性容器と吐出部材との不可逆接続を可能にする対応する手段を備え得る。対応する手段は、不可逆的なクランプ手段であり得る。
頸部は、吐出部材の接続部品と可逆的に係合するように設計されたau上側部分と、容器部分に取り付けられた下側部分との2つの部分を備え得る。上側部分および下側部分は、異なる形状を有し得る。上側部分は、長手方向に円筒形であり得る。上記で定義された任意の適切な断面形状を有し得る。下側部分は、容器部分の形状および寸法に対応する形状および寸法を有し得る。代替的に、または累積的に、下側部分は、剛性外側容器の形状および寸法に対応する形状および寸法を有し得る。
可撓性容器の開口部
使用前に、可撓性容器の開口部は、カバー、蓋、キャップ、またはそれらの組み合わせで覆われても、密封されてもよい。可撓性容器の開口部は、同時に、または代替的に、カバー/蓋およびキャップによって覆われても、密封されてもよい。
カバーは、箔タイプのカバーであり得る。
キャップは、取り外し可能なキャップであり得る。キャップは、頸部の外ネジ山と係合する内ネジ山を備え得る。代替的に、キャップおよび頸部は、対応する可逆的クランプ手段を備え得る。
剛性外側容器
流体ディスペンサは、剛性外側容器を備える。
剛性外側容器は、可撓性容器を格納するように適合されている。可撓性容器が流体で完全に充填されたときに、可撓性容器が剛性外側容器に収まるような剛性外側容器の寸法および形状が選択される。
剛性外側容器は、可撓性容器を剛性外側容器内に挿入するための少なくとも1つの設置開口部を備える。
剛性外側容器は、可撓性容器の頸部と直接的または間接的のいずれかで、取り外し可能に係合するための供給開口部を備える。
剛性外側容器は、一体型構造(1つの部分)であってもよく、または互いに連結され得る少なくとも2つの部分を備え得る。
剛性外側容器、またはそれを形成する部品は、プラスチック、金属、木材、竹、またはそれらの組み合わせから選択される材料で作製され得る。プラスチックは、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリロニトリルブタジエンスチレン、またはそれらの混合物から選択され得る。金属は、アルミニウム、ステンレス鋼、またはこれらの混合物から選択され得る。
剛性外側容器、またはそれを形成する部品は、不透明材料、透明材料、半透明(semi-transparent)材料、半透明(translucent)材料、またはそれらの組み合わせから作製され得る。剛性外側容器は、第1の材料と第2の材料との組み合わせから作製され得る。第1の材料は不透明材料、半透明(semi-transparent)材料、または半透明(translucent)材料であり得る一方、第2の材料は透明材料であり得る。第2の材料である透明材料は、窓を形成し得る。剛性外側容器の透明材料の窓は、可撓性容器の透明材料の窓に対して置かれ得るので、可撓性容器内に収容される流体が容易に見えるようになる。
剛性外側容器は、可撓性容器が見ることができる孔を備え得る。そのような実施形態では、使用時にユーザが読めるように、指示書または任意の適切な言及やイラストが可撓性容器に印刷され得る。
剛性外側容器は、任意の適切な断面幾何形状を有し得る。剛性外側容器は、断面的に円形状であるか、楕円形状であるか、または角形形状であり得る。角形形状は、三角形形状、正方形形状、五角形形状、六角形形状、または任意の他の適切な形状から選択され得る。剛性外側容器は、任意の適切で複雑な幾何形状を有し得る。
一実施形態では、剛性外側容器は、直方体形状、特に長方体形状または立方体形状を有する。このようなタイプの容器は、6つの異なる面、すなわち、頂面、底面、および4つの側面を備える。これらの面は、長方形または正方形であり得る。これらの面は、例えば、0.1~5リットルの拡張可能な内側容積を有する可撓性容器に合うような任意の適切な長さおよび/または幅を有し得る。頂面は通常、供給開口部を備える。底面は通常、水平な平面上に載置される。設置開口部と供給開口部との両方を備え、平坦な表面に立つことができる限り、異なる構成も可能である。
剛性外側容器は、頂面を含む最大5つの面を備え得、開いたままの空間(「存在しない第6の面」)が、恒久的な設置開口部を形成する。剛性外容器のこれらの面は、外側表面および内側表面を備え得る。これらの面は、実質的に平坦であってもよいし、曲がっていてもよく、代替的に一方の面のみにまたは両方の面にのいずれかに模様を備え得る。剛性外側容器は、4つの側面および頂面を備え得るが、底面はなく、それによって底部設置開口部を形成する。代替的に、剛性外側容器は、頂面、底面、および3つの側面を備え得るが、4つ目の側面は含まれず、それによって側面設置口が形成され得る。代替的に、剛性外側容器は、頂面、底面、および2つの対向する側面を備え得る。代替的に、剛性外側容器は、頂面、底面、および2つの連続する側面を備え得る。代替的に、剛性外側容器は、頂面、底面、および1つの側面を備え得る。少なくとも1つの側面が欠けている実施形態では、側面はまた、使用時に可撓性容器が通して見えるようになる孔を形成(-)し、可撓性容器に印刷された任意の適切な言及やイラストを、使用時にユーザが読めるようにする。設置開口部は、その周囲の面の縁部によって画定され得、それによってフレームを形成する。
剛性外側容器は、少なくとも2つの部品、好ましくは2つの部品を備え得、1つの連結可能な部品(カバー)は、主要部(本体)上に解放可能に取り付けられ、剛性外側容器の設置開口部へのアクセスを可能にする位置に移動可能である。主要部は、設置開口部を備える本体を形成し得、連結可能な部分は、設置開口部を覆って本体上に確実に嵌合するように適合されているカバーを形成し得る。設置開口部および対応するカバーは、本体の頂部に位置してもよく、カバーは、供給開口部を含み得る。代替的に、設置開口部および対応するカバーは、本体の側部に位置してもよく、本体は、供給開口部を含み得る。代替的に、設置開口部および対応するカバーは、本体の底部に位置してもよく、本体は、供給開口部を含み得る。剛性外側容器が立方体形状を有する場合、カバーは6つの面のうちの1つの面を形成し得、残りの面は流体ディスペンサの本体を形成する。流体ディスペンサの設計に応じて、連結可能な部分(カバー)は、頂面、複数の側面のうちの1つまたは底面を形成し得る。
カバーは、本体の設置開口部を画定するフレームよりもわずかに大きくなり得る。カバーは、その外縁部に沿って本体の内側(本体に取り付けられたとき)に向かって延在するリムを備え得、カバーを本体上に置くと、リムが本体の外側に接触することで、本体の所定の位置にカバーを保持する。代替的に、カバーは、本体の設置開口部を画定するフレームと実質的に同じサイズであり得る。カバーは、その外縁部と平行に延在し、(取り付けられた際に)本体の内側に向かって突出し、外縁部から一定の距離だけ内側に位置するリムを備え得る。カバーを本体上に置くと、リムが本体の内側と接触することで、本体の所定の位置にカバーを保持する。代替的に、カバーは、設置開口部を形成するフレームよりもわずかに小さくなり得る。本体は、接地開口部の縁部と平行に延在するリムを備え得、このリムは接地開口部の縁部から一定の距離だけ内側に位置され得、カバーを本体上に置くと、オーバーの内側面がリム上に載置されることで、本体の所定の位置にカバーを保持する。
取り外し可能なカバーは、本体から分離され得る。代替的に、カバーは、本体上で所定の位置にロックまたは固定され得る。特に、カバーは、スライドロック、ツイストロック、またはバヨネット式のマウントによって固定され得る。代替的に、カバーは、本体に取り付けられ得る。特に、カバーは、ヒンジによって本体に取り付けられ得る。また、本体および/またはカバーは、カバーを閉じた位置で維持するために、ラッチまたはロック手段を備え得る。
供給開口部
剛性外側容器の供給開口部は、凹部であり得る。可撓性容器の頸部は、任意選択で、吐出部材が頸部に取り付けられる前または後のいずれかで、吐出部材の接続部品(存在する場合)または相互接続部品(存在する場合)とともに凹部に摺動され得る。凹部の寸法および形状は、可撓性容器の頸部および/または環状リングの寸法および形状、または接続部品の寸法および形状、または相互接続部品の頸部の寸法および形状に適合する。
液体ディスペンサの適切な動作のために、一方の側の可撓性部材の頸部、吐出部材の接続部品または相互接続部品と、他方の側の凹部との間に確実な嵌合を形成することが好ましい。
供給開口部は、可撓性容器の頸部を直接的または間接的のいずれかで、係合するためのロック手段を備え得る。ロック手段は、可撓性容器の頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品の水平運動、垂直運動、および/または回転運動を制限するように適合されている。凹部の幅は、頸部、吐出部材の接続部品または相互接続部品の直径よりもわずかに小さくなり得る。その場合、頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品は、凹部内に固定される際にわずかに変形するのに十分な可撓性を有し得る。代替的に、凹部の幅は、頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品の直径と実質的に同じであるか、またはそれよりも大きくなり得る。このような場合、本明細書で定義される環状リングは、頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品上に配置され得る。環状リングの直径は、凹部の幅よりも大きくなり得る。可撓性容器はまた、凹部の幅よりも大きい直径を有する接続部品を備える吐出部材とともに使用され得る。
凹部は、異なる形状を有し得る。凹部は、開放または閉鎖され得る。凹部の端部の形状は、丸頸部、丸接続部品、丸相互接続部品、および/または環状リングを受容するように適合されている半円形であり得る。凹部の端部の形状は、角形頸部、角形接続部品、相互接続部品、および/または環状リングを受容するように適合されている角形であり得る。凹部の角形状、または少なくともその端部部分は、三角形形状、正方形形状、五角形形状、六角形形状、および任意の他の適切な形状から選択され得る。
凹部は、頸部、吐出部材の接続部品、相互接続部品、または可撓性容器の角形リングの対応するノッチまたは溝と、可逆的に嵌合するように設計された突起または歯を備え得る。
凹部は、任意選択で、吐出部材と一体化した可撓性容器と、剛性外側容器との間の接続を容易にし、特に可逆的な嵌合を可能にする手段を備え得る。頸部、吐出部材の接続部品、相互接続部品、または環状リングは、対応する手段を備え得る。凹部は、突起、歯、ノッチ、溝、または任意の適切な接続手段で構成するグループから選択された接続手段を備え得る。環状リング、頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品は、それぞれ、ノッチ、溝、突起、歯、または任意の適切な対応する接続手段から選択される対応する手段を備え得る。代替的に、または累積的に、凹部の縁部は、少なくとも1つのシールで裏打ちされ得る。シールは、ゴム、シリコーン、または任意の他の適切なシールから選択され得る。
凹部は、設置開口部に最も近い縁部でより広くなり、凹部の端部に向かって先細りし得る。代替的に、凹部は、直線部分がやや広い円形部分で終端する「ロリポップ」形状を有し得る。代替的に、凹部は、孔であり得る。
吐出部材
流体ディスペンサは、吐出部材を備える。吐出部材は、搬送チューブ、接続部品、および可動ヘッドを備え得る。
吐出部材は、可撓性容器の開口部を通して流体を吸引するように適合されている。
吐出部材は、任意の従来の吐出部材であり得る。適切な吐出部材は、ローションポンプ式装置またはスプレーポンプ式装置を含むポンプ式装置であり得る。吐出部材は、次いで、ポンプ手段をさらに備え得る。吐出部材は、吐出される流体のタイプに応じて選択され得る。スプレーポンプ式装置は、低粘度流体とともに使用され得る。ローションポンプ式装置は、高粘度流体とともに使用され得る。ポンプ式装置は、搬送チューブ、接続部品、および可動ヘッドを備え得る。
吐出部材は、可撓性容器の頸部に取り付けるための接続部品を備える。吐出部材の接続部品は、可撓性容器の頸部に直接取り付けられ得る。代替的に、吐出部材の接続部品は、本明細書で定義される相互接続部品を介して、可撓性容器の頸部に間接的に取り付けられ得る。接続手段、または相互接続部品と頸部とを取り付けるために、任意の従来の手段が使用され得る。適切な従来の手段は、ネジ山、バヨネット式、またはクリッピングから選択され得る。接続部品または相互接続部品は、環状カラーであり得る。環状カラーは、頸部の対応する外ネジ山と係合するように設計された内ネジ山を備え得る。
接続部品は、任意選択で相互接続部品を介して可撓性容器の頸部に可逆的に取り付けられ得る。このような場合、可撓性容器は、使用後に除去され得、吐出部材は再使用され得る。代替的に、接続部品は、任意選択で、相互接続部品を介して可撓性容器の頸部に不可逆的に取り付けられ得る。このような場合、可撓性容器および吐出部材は、両方とも使用後に廃棄される。
接続部品は、任意の適切な形状および寸法を有し得る。いくつかの実施形態では、接続部品は、可動ヘッドを剛性外側容器の上へ、一定の距離で突出させるための細長い形状を有し得る。細長い接続部品はまた、ポンプを覆うのに適切であり得る。
可動ヘッドは、半径方向に突出した排出口を有し得、作動時に流体がそこから吐出される。
搬送チューブは、可撓性または剛性であり得る。搬送チューブは、直線状であっても、角度がついていても、曲線状であってもよい。いくつかの実施形態では、搬送チューブは、可撓性容器の底部に到達するか、またはその付近に到達するのに十分な長さである。これにより、可撓性容器からの大部分、さらには、ほぼすべてを吐出することが可能となる。代替的な実施形態では、搬送チューブは、可撓性容器の長さよりも短い長さ、例えば、約3分の2の長さである。
相互接続部品
流体ディスペンサは、相互接続部品をさらに備え得る。相互接続部品は、少なくとも2つの構成要素を相互接続する(取り付ける/係合する/固定する)ために使用され得、特に、可撓性容器の頸部と吐出部材の接続部品とを相互接続するために使用され得、また、任意選択で、可撓性容器の頸部と剛性外側容器の供給開口部とを相互接続するために使用され得る。
相互接続部品は、吐出部材を剛性外側容器の上へ一定の距離で突出させるための細長い形状を有し得る。
相互接続部品は、可撓性容器の頸部に可逆的に取り付けられ得る。代替的に、相互接続部品は、可撓性容器の頸部に恒久的に取り付けられ得る。
相互接続部品は、吐出部材の接続部品に可逆的に取り付けられ得る。代替的に、相互接続部品は、吐出部材の接続部品に恒久的に取り付けられ得る。
相互接続部品は、剛性外側容器の供給開口部と可逆的に係合され得る。
環状リング
可撓性容器の頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品は、少なくとも1つの環状リングを備え得る。
一実施形態において、環状リングは、可撓性容器と剛性外側容器との間の接続を容易にするように適合されている。このような場合、可撓性容器は、環状リングを介して剛性外側容器に直接接続される。代替の実施形態では、環状リングは、吐出部材の接続部品と剛性外側容器との間の接続を容易にするように適合されている。代替の実施形態では、環状リングは、相互接続部品と剛性外側容器との間の接続を容易にするように適合されている。
環状リングの形状は、少なくとも部分的に、剛性外側容器の供給開口部に対応する形状に可逆的に嵌合する。可撓性容器、吐出部材、または相互接続部品の環状リングの少なくとも一部と、剛性外側容器の供給開口部との可逆的な嵌合は、可撓性容器、吐出部材、または相互接続部品の供給開口部内の頸部の水平、垂直、および/または回転運動を制限する。
環状リングの外側表面は、断面が円形状であっても、角形形状であってもよい。角形形状は、三角形形状、正方形形状、五角形形状、六角形形状、または任意の他の適切な形状から選択され得る。
可撓性容器、吐出部材、または相互接続部品の環状リングの少なくとも一部と、剛性外側容器の供給開口部との可逆的な嵌合は、異なる方法で達成され得る。
可撓性容器の頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品は、1つの環状リングを備え得る。環状リングは、環状リングの底部と容器部分の頂部との間に一定の高さを有する隙間を形成するために頸部に位置決めされ得る。隙間の高さは、供給開口部の縁部を形成する剛性外側容器の部分の厚さに概ね等しいか、またはほぼ等しくてもよい。代替的に、隙間の高さは、供給開口部の縁部を形成する剛性外側容器の部分の厚さよりも低くてもよく、それによって環状リングおよび/または容器部分の頂部を構成する材料にはある程度の可撓性が必要となる。代替的に、隙間の高さは、供給開口部の縁部を形成する材料の厚さよりも高くてもよい。
可撓性容器の頸部、吐出部材の接続部品、または相互接続部品は、2つの環状リングを備え得る。第1の環状リング(底部環状リング)は容器部分の頂部から近位に位置し得、第2の環状リング(頂部環状リング)は、容器部分の頂部から遠位に位置し得る。環状リングは、頸部、接続部品、または相互接続部品上に位置決めされ、頂部環状リングと底部環状リングとの間に一定の高さを有する隙間を形成する。隙間の高さは、供給開口部の周囲の剛性外側容器の部分の厚さに概ね等しいか、またはほぼ等しくてもよい。
環状リングおよび剛性外側容器の供給開口部は、一方の側の可撓性容器、吐出部材、または相互接続部品と、他方の側の剛性外側容器との間の接続を容易にして、特に可逆的な嵌合を可能にするための、対応する手段を備え得る。対応する手段は、ノッチおよび対応する突起、溝および対応する歯、または任意の他の適切な対応する手段から選択され得る。環状リングは、ノッチおよび供給開口部に対応する突起を備え得る。代替的に、環状リングは、突起および供給開口部に対応するノッチを備え得る。代替的に、環状リングは、溝および供給開口部に対応する歯を備え得る。代替的に、環状リングは、歯および供給開口部に対応する溝を備え得る。
流体吐出システム
第2の態様では、本発明は、流体吐出システムに関する。流体吐出システムは、本明細書で定義される流体ディスペンサと、流体とを備える。流体は可撓性容器内に収容され、吐出部材を介して吐出される。
流体
流体は、任意の適切な流体であり得る。流体は、パーソナルケア製品(または組成物)、ホームケア製品、または任意の他の適切な製品から選択され得る。特に、流体は、毛髪用製品、クレンジング製品、スキンケア製品、フレグランス製品からなるグループから選択され得る。毛髪用製品は、シャンプー、コンディショナー、ヘアマスク、着色/染色/脱色製品からなるグループから選択され得る。クレンジング製品は、石鹸、洗顔スクラブ、または手指消毒剤からなるグループから選択され得る。スキンケア製品は、保湿製品、ハンド/フェイス/ボディローション、または日焼け止め製品からなるグループから選択され得る。流体は、適切な粘度を有し得る。用途に応じて、流体は、約1~約500,000mPa.sの粘度を有し得る。
流体ディスペンサは、製造時に流体が充填され、すぐに使用できるシステムとしてユーザに提供され得る。代替的に、流体ディスペンサは、製造時には充填されず(空の可撓性容器)、これから充填される流体ディスペンサとしてユーザに提供され得る。このような場合、ユーザが、すぐに使用できるシステムを得るために、可撓性容器を適切な流体で満たす。
キット
第3の態様では、本発明は、本明細書で定義されるように、流体ディスペンサから流体を吐出するためのキットに関し、このキットは、使用前にともに組み立てられる、剛性外側容器、少なくとも1つの可撓性容器、少なくとも1つの吐出部材、および任意選択で、少なくとも1つの相互接続部品を備える。
キットはまた、流体を備え得る。流体は、少なくとも1つの可撓性容器内に既に収容され得る。キットは、1つだけの予め充填された可撓性容器、または少なくとも2つの予め充填された可撓性容器のセットを備え得る。
代替的に、流体を保存するための別個の容器内に、流体は提供され得る。したがって、キットは、流体で充填される少なくとも1つの空の可撓性容器を備え得る。別個の容器は、可撓性容器(容器部分)の拡張可能な内側容積の最大容積の数倍を備える再充填容器であり得る。使用時、可撓性容器がほぼ空になった時点で、流体の容積は、別個の容器から可撓性容器に注がれ得る。
キットはまた、取扱説明書のセットを備え得る。取扱説明書のセットは、ユーザが流体ディスペンサの異なる構成要素を組み立てる際に、かつ/または可撓性容器を流体で充填/再充填の際に役立ち得る。
方法
流体ディスペンサは、任意の適切な様式で組み立てられ得る。
第4の態様では、本発明による流体ディスペンサを組み立てる方法が開示され、以下の工程、
―開口部と、開口部の周りに配置されている頸部とを備える可撓性容器を提供することと、
―設置開口部および供給開口部を備える剛性外側容器を提供する工程と、
―接続部品を備える吐出部材を提供する工程と、
―任意選択で、相互接続部品を提供する工程と、
―相互接続部品と直接的または間接的に、吐出部材の接続部品を可撓性容器の頸部に取り付ける工程と、
―可撓性容器を、設置開口部を介して剛性外側容器内に挿入する工程と、
―吐出部材の接続部品または任意選択の相互接続部品と直接的または間接的のいずれかで、剛性外側容器の供給開口部を可撓性容器の頸部と取り外し可能に係合させ、それによって可撓性容器を剛性外側容器内に取り外し可能に固定する工程と、を含む。
吐出部材を可撓性容器に取り付ける工程は、可撓性容器を剛性外側容器内に挿入する工程および可撓性容器を剛性外側容器内に固定する工程の前に行われ得る。代替的に、吐出部材を可撓性容器に取り付ける工程は、可撓性容器を剛性外側容器内に挿入する工程および可撓性容器を剛性外側容器内に固定する工程の後に行われ得る。
可撓性容器は、空の可撓性容器または予め充填された可撓性容器として提供され得る。可撓性容器が空の容器として提供されるとき、本方法は、可撓性容器に流体を充填する追加の工程を含み得る。充填工程は、吐出部材を可撓性容器に取り付ける工程の前に行われ得る。充填工程は、剛性外側容器内に可撓性容器を固定する前または後に行われ得る。
吐出部材の搬送チューブは、開口部を通して可撓性容器の頸部に挿入され得る。次いで、吐出部材の接続部品は、相互接続部品を介して、可撓性容器の頸部に直接的または間接的のいずれかで取り付けられ得る。次いで、可撓性容器は、可撓性容器の頸部、または吐出部材の接続部品、または相互接続部品と、剛性外側容器の供給開口部とを係合することによって、剛性外側容器の設置開口部に挿入される。代替的に、可撓性容器の頸部、または吐出部材の接続部品、または相互接続部品に吐出部材を取り付ける前に、可撓性容器の頸部を剛性外側容器の供給開口部と係合することによって、可撓性部材を剛性外側容器の設置開口部に挿入することができる。次いで、吐出部材は、頸部に取り付けられ得る。
可撓性容器が剛性外側容器および吐出部材内に取り付けられると、吐出部材を作動させて可撓性容器から流体を吐出し得る。吐出部材の可動ヘッドを押し下げることにより、搬送チューブを通して流体を吸い上げ、排出口を通して排出が可能となる。
本発明の実施形態を、以下の図を参照して説明する。
本発明の一実施形態による、可撓性容器、剛性外側容器、および吐出部材を備える流体ディスペンサの図である。 本発明の一実施形態による、ともに組み立てられた図1Aの流体ディスペンサの構成要素の図である。 本発明の一実施形態による可撓性容器の図である。 本発明の一実施形態による頸部および環状リングの図である。 本発明の一実施形態による、正方形の外側表面を有する環状リングの上面図である。 本発明の実施形態によるネジ山を有する頸部の図である。 本発明の一実施形態による、上側部分3aおよび下側部分3bを備える頸部の図である。 本発明の一実施形態による、一体型構造の剛性外側容器の図である。 本発明の一実施形態による、本体および取り外し可能なカバーを含む剛性外側容器の図である。 本発明の一実施形態による、本体およびヒンジによって本体に取り付けられるカバーを含む剛性外側容器の図である。 本発明の一実施形態による一体型構造の剛性外側容器の図である。 本発明の一実施形態による、先細りする凹部の形態の供給開口部の上面図である。 本発明の一実施形態による、「ロリポップ」凹部の形態の供給開口部の上面図である。 本発明の一実施形態による、孔の形態の供給開口部の上面図である。 本発明の実施形態によるポンプ式吐出部材の図である。 本発明の実施形態によるポンプ式吐出部材の図である。 本発明の一実施形態によるポンプ式吐出部材および相互接続部品の図である。 本発明の一実施形態によるポンプ式吐出部材および相互接続部品の図である。
図1Aおよび1Bを参照すると、本発明による流体ディスペンサは、可撓性容器1であって、開口部2と開口部2の周りに配置されている頸部3とを備える、流体(図示せず)を収容する可撓性容器1と、剛性外側容器4であって、可撓性容器1を剛性外側容器4内に挿入するための設置開口部5と、可撓性容器1の頸部3と取り外し可能に係合するための供給開口部6とを備える、可撓性容器1を格納するように適合されている剛性外側容器4と、吐出部材7であって、可撓性容器1の頸部3に取り付けるための接続部品8を備える、可撓性容器1内の開口部2を通して流体を吸引するための吐出部材7とを備えており、可撓性容器1は、可撓性容器1の頸部3を、剛性外側容器4の供給開口部6と直接係合させることによって、剛性外側容器4内に固定される。代替の実施形態では、可撓性容器は、吐出部材の接続部品を介して、または相互接続部品を介して、可撓性容器の頸部を、剛性外側容器の供給開口部に間接的に係合させることによって、剛性外側容器内に固定され得る。
吐出される流体は、剛性外側容器4内に挿入され得るバッグまたはパウチなどの可撓性容器1内に収容される。好ましくは、可撓性容器1は、例えば、プラスチック(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート)、ポリアミド、箔(例えば、アルミニウム)、または積層材料(例えば、アルミニウムおよびプラスチックの積層体)等の薄くて破れにくい材料から作製される。可撓性容器1は、不透明材料、透明材料、半透明(semi-transparent)材料、半透明(translucent)材料、またはそれらの組み合わせから作製され得る。例えば、可撓性容器1は、ユーザが可撓性容器1内に残存する流体の量を判断することを可能にする透明部分を有する不透明または半透明(semi-transparent)の材料から作製され得る。このような容器を利用する利点は、プラスチックボトルなどの剛性容器と比較して、保存スペースを最小限に抑え、廃棄物の重量および容量を減少できることである。いくつかの実施形態では、可撓性容器1は、その内容物が空になった後に廃棄されるように設計される。他の実施形態では、可撓性容器1は、例えば、それが空になるたびに再充填されることで、再利用されるように設計されている。いくつかの実施形態では、可撓性容器1は、使用後にリサイクルすることができる。
図2を参照すると、可撓性容器1は、容器部分9と、流体を送達するための開口部2と、開口部2の周囲に配置された頸部3とを有する。頸部3は、可撓性容器1の容器部分9と同じ材料または異なる材料から作製され得る。吐出部材7への取り付けを容易にするため、かつ/または可撓性容器1と剛性外側容器4との間の接続のために十分な支持を提供するために、頸部3は、可撓性容器1の容器部分9よりも可撓性が低く、剛性が高いものとすることができるが、好ましくは、頸部3は依然としてある程度の可撓性を保つ。
図3を参照すると、いくつかの実施形態では、可撓性容器1の頸部3は、可撓性容器1と剛性外側容器4との間の接続を容易にするための環状リング10を備える。環状リング10は、環状リング10の底部と容器部分9の頂部との間にある一定の高さ12を有する隙間11を形成するために頸部3上に位置決めされる。隙間11の高さ12は、可撓性容器1が外側剛性容器4内で取り外し可能に固定されることを可能にするために、供給開口部6を囲む剛性外側容器4を構成する材料の厚さに概ね等しいか、またはほぼ等しい。いくつかの実施形態では、隙間11の高さ12は、供給開口部6を囲む剛性外側容器4を構成する材料の厚さよりも薄い。この実施形態は、頸部3が供給開口部6内に嵌合するために、環状リング10を構成する材料および/または容器部分9の頂部の頂部は一定の可撓性を必要とする。他の実施形態では、隙間11の高さ12は、供給開口部6を囲む剛性外側容器4を構成する材料の厚さよりも厚い。
いくつかの実施形態では、可撓性容器1の頸部3は、可撓性容器1と剛性外側容器4との間の接続を容易にするために、1つ以上の環状リング、例えば2つの環状リングを備える。環状リングは、頂部環状リングと底部環状リングとの間に一定の高さを有する隙間を形成するように頸部3に位置決めされる。この隙間の高さは、可撓性容器1が外側剛性容器4内で取り外し可能に固定されることを可能にするために、供給開口部6を囲む外側剛性容器4を構成する材料の厚さに概ね等しいか、またはほぼ等しい。
いくつかの実施形態では、環状リング10の外側表面は円形状である。他の実施形態では、環状リング10の外側表面は、剛性外側容器4の供給開口部6の類似の角形形状と可逆的に嵌合するように設計された角形形状(すなわち、三角形、正方形、五角形、六角形など)であるので、供給開口部6内の可撓性容器1の頸部3の水平運動、垂直運動、および/または回転運動を制限し得る。図4では、正方形の外側表面を有する環状リング10の実施形態の上面図が示されている。
いくつかの実施形態では、角形リング10は、剛性外側容器4の供給開口部6に存在する対応する突起または歯と可逆的に嵌合するように設計されたノッチまたは溝を含むので、供給開口部6内の可撓性容器1の頸部3の水平運動、垂直運動、および/または回転運動を制限する。他の実施形態では、角形リング10は、剛性外側容器4の供給開口部6に存在する対応するノッチまたは溝と可逆的に嵌合するように設計された突起または歯を含むので、供給開口部6内の可撓性容器1の頸部3の回転運動および/または水平運動を制限する。
図5Aを参照すると、いくつかの実施形態では、可撓性容器1の頸部3は、吐出部材7の接続部品8の内ネジ山(図示せず)と係合するように設計された外ネジ山13を備える。いくつかの実施形態では、頸部3は、ネジ山と環状リングの両方を収容する。
図5Bを参照すると、いくつかの実施形態では、可撓性容器1の頸部3は、(例えば、吐出部材7の接続部品8の内ネジ山と係合するように設計された外ネジ山によって)吐出部材7の接続部品8と係合するように設計された上側部分3aと、容器部分9に取り付けられた下側部分3bとを備える。いくつかの実施形態では、頸部3の上側部分3aおよび下側部分3bは、異なる形状である。非限定的な例が図5Bに示され、上側部分3aは円筒形であり(例えば、吐出部材7の円筒形接続部品8と係合するため)、下側部分3bは容器部分9の寸法に一致させるために細長い形状となっている。いくつかの実施形態では、頸部3の下側部分3bは、例えば、可撓性容器1が外側剛性容器4内で取り外し可能に固定されることを可能にする突起または溝によって、可撓性容器1と剛性外側容器4との間の接続を容易にするようにさらに設計される。これらの実施形態では、頸部3の上側部分3aおよび下側部分3bは、可撓性容器1の容器部分9よりも可撓性が低く、かつ剛性が高いものとすることができる。
いくつかの実施形態では、流体の鮮度を維持するため(例えば、酸化を防止するため)、または汚染もしくは勝手な開封を防止するために、可撓性容器1の開口部2は、使用前に取り外すことができる箔タイプのカバーまたは蓋で覆われるか、または密封される。いくつかの実施形態では、可撓性容器1の開口部2は、取り外し可能なキャップ、例えば、頸部3の外ネジ山13と係合する内ネジ山を含んでいるキャップで覆われる。いくつかの実施形態では、可撓性容器1の開口部2は、箔タイプのカバーまたは蓋、および取り外し可能なキャップで覆われるか、または密封される。
剛性外側容器4は、可撓性容器1を格納し、それを所定の位置に保持して、ユーザが流体を吸引することを可能にするように適合されている。剛性外側容器4は、可撓性容器1に支持体を提供することができ、使用中に吐出ユニット7の力に耐えることができる任意の材料、例えば、プラスチック(例えば、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリロニトリルブタジエンスチレン)金属(例えば、アルミニウム、ステンレス鋼)、木材、または竹から作製することができる。剛性外側容器4は、不透明、透明、半透明(semi-transparent)、半透明(translucent)である材料、またはそれらの組み合わせから作製され得る。例えば、剛性外側容器4は、ユーザが可撓性容器1内に残存する流体の量を判断することを可能にする透明部分を有する不透明または半透明(semi-transparent)の材料から作製され得る。
剛性外側容器4は、例えば、長方形、立方体、円筒形、楕円円筒形などの任意の幾何学的形状であり得る。剛性外側容器4の寸法は、流体で完全に満たされた状態の可撓性容器1を収容するのに十分な大きさである。
図6を参照すると、剛性外側容器4は、剛性外側容器4内に可撓性容器1を挿入するための設置開口部5と、可撓性容器1の頸部3と取り外し可能に係合するための供給開口部6とを備える。図6に示される実施形態では、剛性外側容器4は、一体型構造であり、設置開口部5は、頂部14aと、底部14bと、側部14cと、側部14dとの間の開放空間によって画定され、かつ前部14eと対向する。他の実施形態では、前部14eは無くてもよく、剛性外側容器4は、頂部14aと、底部14bと、側部14cと、側部14dを含む。さらに他の実施形態では、側部14cおよび14dは無くてもよく、剛性外側容器4は、頂部14aと、底部14bと、前部14eとを含む。これらの実施形態のいずれにおいても、可撓性容器1は、設置開口部5を通して剛性外側容器4に挿入され得、可撓性容器1の頸部3は、本明細書にさらに記載されるように、剛性外側容器4の供給開口部6と係合する。
別の実施形態では、剛性外側容器4は、2つの連結可能な部分を含み、1つの連結可能な部分は、剛性外側容器の設置開口部5へのアクセスを可能にする位置に移動可能である。図7を参照すると、いくつかの実施形態では、2つの連結可能な部分は、本体15と、設置開口部5を覆って本体15に確実に嵌合するカバー16とを備える。図7に図示される実施形態では、設置開口部5および対応するカバー16は、本体15の頂部に位置し、カバー16は、供給開口部6を含む。他の実施形態では、図8に示すように、設置開口部5および対応するカバー16は、本体15の側部に位置し、本体15は、供給開口部6を含む。
いくつかの実施形態では、カバー16は、本体15の頂部よりもわずかに大きく、カバー16は、その外縁部に沿って下方向に延在するリムを含み、カバー16が本体15上に置かれたときに、リムが本体15の外側に接触することで、カバー16を本体15上の所定の位置に保持するようになっている。他の実施形態では、カバー16は、本体15の頂部と同じサイズで、カバー16は、その外縁部と平行に延在し、かつ、外縁部から一定の距離だけ内側に位置するリムを含み、カバー16が本体15上に置かれたときに、リムが本体15の内側に接触することで、カバー16を本体15上の所定の位置に保持するようになっている。さらに別の実施形態では、カバー16は、本体15の頂部よりもわずかに小さく、本体15は、設置開口部5の上縁部に平行に延在し、かつ、設置開口部5の上縁部から一定の距離だけ内側に位置するリムを含み、カバー16が本体15上に置かれたときに、カバー16の底面をリム上に載置するようにして、カバー16を本体15上の所定の位置に保持するようになっている。
いくつかの実施形態では、カバー16は取り外し可能であり、図7に示される実施形態などの本体15とは別個である。いくつかの実施形態では、取り外し可能なカバー16は、例えば、スライドロック、ツイストロックまたはバヨネット式のマウントによって、本体15の所定の位置にロックまたは固定され得る。
図8に例示される実施形態のようないくつかの実施形態では、カバー16は、例えば、ヒンジ17によって本体15に取り付けられる。そのような実施形態は、カバー16を閉じた位置で維持するために、本体15および/またはカバー16上にラッチまたはロック手段を含み得る。
いくつかの実施形態では、供給開口部6は、図8に図示されているように、剛性外側容器4内の凹部18である。そのような実施形態では、可撓性容器1の頸部3は、吐出部材7が頸部3に取り付けられる前または後のいずれかで凹部18内に摺動される。
流体ディスペンサの適切な動作のために、可撓性部材1の頸部3と凹部18との間に確実な嵌合を形成することが重要である。代替の実施形態では、吐出部材の接続部品または相互接続部品は、凹部と確実な嵌合を形成し得る。このような確実な嵌合を提供するために、いくつかの実施形態では、供給開口部6は、可撓性容器1の頸部3を係合するためのロック手段を備え、ロック手段は、可撓性容器1の頸部3の水平方向、垂直方向、および/または回転運動を制限する。いくつかの実施形態では、凹部18の幅は、頸部3が凹部18内に固定される際にわずかに変形するのに十分な可撓性を有することを条件として、頸部3の直径よりもわずかに小さくてもよい。代替的に、いくつかの実施形態では、凹部18の幅は、頸部3の直径と同じであるか、またはそれより大きくてもよい。そのような実施形態は、頸部3に配置された環状リング10を含む可撓性容器1(環状リングの直径が凹部18の幅よりも大きい)、または凹部18の幅よりも大きい直径を有する接続部品8を含む吐出部材7とともに利用され得る。
図10Aに示されるように、ロック手段の別の実施形態は、設置開口部19に最も近い縁部でより広く、凹部20の端部に向かって先細りになっている凹部18を含む。他の実施形態では、凹部18は、直線部分がやや広い円形部分で終端する「ロリポップ」形状を有する(例えば、図10Bを参照)。
ロック手段の他の実施形態では、凹部18の形状は、可撓性容器1の頸部3および/または環状リング10の形状を受容するように設計される。例えば、凹部18の端部の形状は、丸型頸部3および/または環状リング10を受容するために半円形であってもよく(例えば、図1A、図1B、図6~図8、図10Aおよび図10Bを参照)、または角形形状(例えば、三角形、正方形、五角形、六角形など)の頸部3および/または環状リング10を受容するための角形であり得る。いくつかの実施形態では、凹部18は、可撓性容器の頸部3または角形リング10に存在するノッチまたは溝と可逆的に嵌合するように設計された突起または歯を含み、他の実施形態では、凹部18は、可撓性容器の頸部3または角形リング10に存在する突起または歯と可逆的に嵌合するように設計されたノッチまたは溝を含む。別の実施形態では、1つ以上のシールが(例えば、ゴム、シリコーンなど)、凹部18の縁部を裏打ちして、頸部3にしっかりと可逆的に接触することができる。これらの実施形態の各々は、可撓性容器1を所定の位置に保持するだけでなく、頸部3および可撓性容器1の水平運動、垂直運動、および/または回転運動を減少させる役割を果たすことができるので、流体ディスペンサの性能が向上する。
他の実施形態では、図10Cに示されているように、供給開口部6は、孔21である。そのような実施形態では、可撓性容器1の頸部3が孔21を通して挿入され、次いで、吐出部材7が、頸部3に取り付けられる。いくつかの実施形態では、孔21は、可撓性容器1の頸部3を係合するためのロック手段を含み、ロック手段は、可撓性容器1の頸部3の水平方向、垂直方向、および/または回転運動を制限する。いくつかの実施形態では、ロック手段は、可撓性容器1の頸部3または角形リング10に存在するノッチまたは溝と可逆的に嵌合するように設計された突起または歯を含み、他の実施形態では、孔21は、可撓性容器1の頸部3または角形リング10に存在する突起または歯と可逆的に嵌合するように設計されたノッチまたは溝を含む。別の実施形態では、1つ以上のシールが(例えば、ゴム、シリコーンなど)、孔21の縁部を裏打ちして、頸部3にしっかりと可逆的に接触することができる。これらの実施形態の各々は、可撓性容器1を所定の位置に保持するだけでなく、頸部3および可撓性容器1の水平運動、垂直運動、および/または回転運動を減少させる役割を果たすことができるので、流体ディスペンサの性能が向上する。
可撓性容器1内の開口部2を通して流体を吸引するための吐出部材7は、ローションポンプ式またはスプレーポンプ式装置を含む任意の従来のポンプであり得る。吐出部材7のタイプは、吐出される流体のタイプ(例えば、低粘度流体用のスプレータイプ、高粘度流体用のローションスプレータイプ)と一致させる必要がある。図11は、搬送チューブ22と、可撓性容器1の頸部3に取り付けるための接続部品8と、半径方向に突出する排出口24を有する可動ヘッド23とを含む、ポンプ式流体吐出部材7の例を示す。図12は、搬送チューブ22と、可撓性容器1の頸部3に取り付けるための細長い接続部品8と、半径方向に突出する排出口24を有する可動ヘッド23とを含む、ポンプ式流体吐出部材7の例を示す。図13は、可撓性容器1の頸部3に取り付けるための、ポンプ式流体吐出部材7と相互接続部品25との例を示し、ポンプ式流体吐出部材7は、搬送チューブ22と、相互接続部品25に取り付けるための接続部品8と、半径方向に突出する排出口24とを有する可動ヘッド23を含む。図14は、可撓性容器1の頸部3と剛性外側容器4の供給開口部の両方に取り付けるための、ポンプ式流体吐出部材7と相互接続部品25との例を示し、ポンプ式流体吐出部材7は、搬送チューブ22と、相互接続部品25に取り付けるための接続部品8と、半径方向に突出する排出口24とを有する可動ヘッド23を含む。
接続部品8は、ネジ山、バヨネット式、クリッピングなどの任意の従来の手段によって頸部3に取り付けることができる。いくつかの実施形態では、接続部品8は、可撓性容器1の頸部3に可逆的に取り付けられ、その結果、可撓性容器1が使用後に取り外され、吐出部材7が再利用され得る。いくつかの実施形態では、接続部品8は、可撓性容器1の頸部3の外ネジ山(13)と係合するように設計された内ネジ山を有する環状カラーである(例えば、図5を参照のこと)。いくつかの実施形態では、接続部品8は、可撓性容器1の頸部3に不可逆的に取り付けられ、可撓性容器1および吐出部材7の両方が使用後に廃棄されるようになっている。
搬送チューブ22は、可撓性または剛性であり得る。いくつかの実施形態では、搬送チューブ22は直線状であり、他の実施形態では、搬送チューブ22は角度が付けられたり、または曲線状であったりしている。搬送チューブ22は、可撓性容器1の底部に到達するか、またはその付近に到達するのに十分な長さであり、流体の大部分を可撓性容器1から吐出させることができる。
流体ディスペンサを使用するために、吐出部材7の搬送チューブ22は、可撓性容器1の頸部3内に挿入され、開口部2を通して挿入される。吐出部材7は、接続部品8を介して(例えば、ねじ込んだりまたは挟んだりすることによって)可撓性容器1の頸部3に取り付けられる。次いで、可撓性容器1の頸部3を剛性外側容器4の供給開口部6に係合させることによって(例えば、頸部3を凹部18内に摺動させることによって)、可撓性容器1が、剛性外側容器4の設置開口部5内に挿入される。可撓性容器1が剛性外側容器4内に固定されると、次いで吐出部材7は、可撓性容器1から流体を吐出するように作動(例えば、吐出部材7の可動ヘッド23を押し下げることにより、搬送チューブ22を通して流体を吸引し、排出口24を通して流体を排出する)され得る。
代替的に、可撓性容器1の頸部3に吐出部材7を取り付ける前に、可撓性容器1の頸部3を剛性外側容器4の供給開口部6に係合させることによって(例えば、頸部3を凹部18内に摺動させることによって、または頸部3を孔21に挿入することによって)、可撓性容器1が、剛性外側容器4の設置開口部5内に挿入され得る。可撓性容器1をそのように配置することで、吐出部材7を頸部3に取り付け、流体を吐出することができる。
本発明による流体ディスペンサを使用して、任意の流体を吐出することができる。適切な非限定的な例としては、毛髪用製品(例えば、シャンプー、コンディショナー、ヘアマスク、染色など)、クレンジング製品(例えば、石鹸、フェイシャルスクラブ、手指消毒剤など)、スキンケア製品(例えば、保湿剤、ハンド/フェイス/ボディローション、日焼け止め)、およびフレグランスが挙げられる。流体ディスペンサの構成要素のサイズ、流体ディスペンサの構成要素を構成する材料、および吐出部材7のタイプ(例えば、ローションポンプ式、スプレーポンプ式など)は、吐出される特定の流体に適応するように変更することができる。
本明細書に記載されたものに加えて、本発明の変形ならびに修正、およびそのさらなる実施形態が、本文書の全内容から当業者には明らかとなるであろう。本明細書の主題は、その様々な実施形態およびその等価物において、本発明の実施に適合され得る情報、例示および手引きを含んでいる。添付の特許請求の範囲は、そのようなすべての変形、修正、実施形態、および等価物を包含することが意図される。

Claims (16)

  1. 流体ディスペンサであって、前記流体ディスペンサは、
    流体を収容するように適合されている可撓性容器(1)であって、開口部(2)と、前記開口部(2)の周りに配置されている頸部(3)と、を備える、可撓性容器(1)と、
    前記可撓性容器(1)を格納するように適合されている剛性外側容器(4)であって、前記可撓性容器(1)を前記剛性外側容器(4)内に挿入するための設置開口部(5)と、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)と取り外し可能に係合するための供給開口部(6)と、を備える、剛性外側容器(4)と、
    前記可撓性容器(1)内の前記開口部(2)を通して前記流体を吸引するための吐出部材(7)であって、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)に取り付けるための接続部品(8)を備える、吐出部材(7)と、を備え、
    前記可撓性容器(1)が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)を前記剛性外側容器(4)の前記供給開口部(6)と係合させることによって、前記剛性外側容器(4)内に固定される、流体ディスペンサ。
  2. 前記剛性外側容器(4)が、2つの連結可能な部分を備え、1つの連結可能な部分が、前記剛性外側容器(4)の前記設置開口部(5)へのアクセスを可能にする位置に移動可能である、請求項1に記載の流体ディスペンサ。
  3. 前記2つの連結可能な部分が、本体(15)およびカバー(16)を備え、前記本体が前記設置開口部(5)を備え、前記カバーが前記供給開口部(6)を備える、請求項2に記載の流体ディスペンサ。
  4. 前記2つの連結可能な部分が、本体およびカバーを備え、前記本体が前記設置開口部(5)および前記供給開口部(6)を備える、請求項2に記載の流体ディスペンサ。
  5. 前記カバー(16)が、前記本体(15)に取り外し可能に連結されている、請求項3または4に記載の流体ディスペンサ。
  6. 前記カバー(16)が、ヒンジ(17)によって前記本体(15)に連結されている、請求項3または4に記載の流体ディスペンサ。
  7. 前記剛性外側容器(4)が、少なくとも1つの透明または半透明部分を備える、請求項1~6のいずれか一項に記載の流体ディスペンサ。
  8. 前記供給開口部(6)が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)と取り外し可能かつ直接係合され、または代替的に、前記供給開口部(6)が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)と取り外し可能かつ間接的に係合される、請求項1~7のいずれか一項に記載の流体ディスペンサ。
  9. 前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)に直接取り付けられているか、または代替的に、前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)に間接的に取り付けられている、請求項1~8のいずれか一項に記載の流体ディスペンサ。
  10. 前記流体ディスペンサが、前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)と前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)とを相互接続するための相互接続部品をさらに備え、及び、任意選択で、前記剛性外側容器(4)の前記供給開口部(6)と前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)とを相互接続するための相互接続部品をさらに備える、請求項9に記載の流体ディスペンサ。
  11. 前記供給開口部(6)が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)、または前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)、または前記相互接続部品と係合するためのロック手段を備え、前記ロック手段が、前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)、または前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)、または前記相互接続部品の水平運動、垂直運動、および回転運動のうち少なくとも1つを制限する、請求項1~10のいずれか一項に記載の流体ディスペンサ。
  12. 前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)、または前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)、または前記相互接続部品が、少なくとも1つの環状リング(10)を備え、前記少なくとも1つの環状リング(10)が、前記供給開口部(6)と取り外し可能に係合し、それによって前記可撓性容器(1)、または前記吐出部材(7)、または前記相互接続部品を前記剛性外側容器(4)内に固定する、請求項1~11のいずれか一項に記載の流体ディスペンサ。
  13. 前記吐出部材(7)が、ポンプ手段と、搬送チューブ(22)とをさらに備え、前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)が前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)に取り付けられたときに、前記搬送チューブ(22)が、前記可撓性容器(1)内に配置される、請求項1~12項のいずれか一項に記載の流体ディスペンサ。
  14. 請求項1~13のいずれか一項に記載の前記流体ディスペンサを備えた流体吐出システムであって、流体が、前記流体ディスペンサの前記可撓性容器(1)に収容され、前記吐出部材(7)を介して吐出される、流体吐出システム。
  15. 請求項1~13のいずれか一項に記載の流体ディスペンサから流体を吐出するためのキットであって、使用前にともに組み立てられる、剛性外側容器(4)と、少なくとも1つの可撓性容器(1)と、少なくとも1つの吐出部材(7)と、任意選択で、少なくとも1つの相互接続部品と、を備える、キット。
  16. 請求項1~12のいずれか一項に記載の流体ディスペンサを組み立てるための方法であって、
    開口部(2)と、前記開口部(2)の周りに配置されている頸部(3)とを備える可撓性容器(1)を提供する工程と、
    設置開口部(5)および供給開口部(6)を備える剛性外側容器(4)を提供する工程と、
    接続部品(8)を備える吐出部材(7)を提供する工程と、
    任意選択で、相互接続部品を提供する工程と、
    前記相互接続部品と直接的または間接的に、前記吐出部材(7)の前記接続部品(8)を前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)に取り付ける工程と、
    前記可撓性容器(1)を、前記設置開口部(5)を介して前記剛性外側容器(4)内に挿入する工程と、
    前記吐出部材の前記接続部品または前記任意選択の相互接続部品と直接的または間接的のいずれかで、前記剛性外側容器(4)の前記供給開口部(6)を前記可撓性容器(1)の前記頸部(3)と取り外し可能に係合させ、それによって前記可撓性容器(1)を前記剛性外側容器(4)内に取り外し可能に固定する工程と、を含む、方法。

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