JPH0750155Y2 - ガイド付シート材切断装置 - Google Patents

ガイド付シート材切断装置

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JPH0750155Y2
JPH0750155Y2 JP6151590U JP6151590U JPH0750155Y2 JP H0750155 Y2 JPH0750155 Y2 JP H0750155Y2 JP 6151590 U JP6151590 U JP 6151590U JP 6151590 U JP6151590 U JP 6151590U JP H0750155 Y2 JPH0750155 Y2 JP H0750155Y2
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JP
Japan
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guide
blade
sheet material
fixed blade
material cutting
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JP6151590U
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JPH0419795U (ja
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登 石倉
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Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複写機、ファクシミリ、プリンタなどの装置に
おいて、記録紙、フィルムなどのシート材を任意の長さ
に切断するシート材切断装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のシート材切断装置はそれぞれ両端を支持
された回転刃等の可動刃と、バネ等の弾性部材により自
身の刃先線を前記可動刃の刃先線に圧接するごとく、加
圧力を付加された固定刃からなるものが一般的である。
そして、該固定刃の側面には、第1図に例示する薄板製
逆L字形形材等でなるシート材用のガイド(以下シート
ガイドと記す)が、その垂直辺の長手方向の両端部をビ
スで固着されることが多い。しかし、このままではシー
トガイドと固定刃の熱膨張率が異なることによる相互の
伸縮量の差等によって固定刃に反りが生じ、切断不具合
を誘発する恐れがあるため、シートガイドはその各所に
切欠きを設けて故意に剛性を低下させ、シートガイドの
伸縮を固定刃に伝えないようにする方法(例えば実公昭
64-3670号の第1図または第3図に示されたもの)、ま
たは一方端の固定は、第2図Aに段付ビス、Bにブッシ
ュ付きビスを示すような段付ビス等により、シートガイ
ドに締付力を及ぼさない取付法を用いるもの等が用いら
れていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前記従来の前段の方法は、シートガイドの形
状が複雑となるため製造コストが高く、また剛性が低い
ことからシートガイドが比較的容易に塑性変形してしま
う等の欠点があった。また、後段の方法は、薄板の厚み
に応じた段部首下寸法を有する特製の段付ビス等を要
し、かつ振動、騒音を発生し易い欠点があった。
本考案は、シートガイドの固定刃への固着方法を改良す
ることにより、従来の欠点を回避したガイド付シート材
切断装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、可動刃および該可動刃の刃先線に対し自身の
刃先線を圧接するごとく、弾性部材による加圧力を付加
された固定刃からなり、該固定刃に被切断シート材用の
ガイド部材を取付けたガイド付シート材切断装置におい
て、前記取付けは前記固定刃の長手方向に隔てた少なく
とも2個所で行なわれ、その1個所は頭付き締付固定手
段によるものであり、他の個所は前記弾性部材による加
圧力が前記ガイド部材を介して加えられ、かつ前記固定
刃の長手方向に移動可能とされているものであることを
特徴とするガイド付シート材切断装置である。
〔作用〕
本考案において、頭付き締付手段とは、ビス、ビス・ナ
ット、リベット等軸部およびこれに続く頭部からなり、
この頭部の軸部側の端面、斜面等で被固着材に締付け力
を与える固着手段を意味するものである。
本考案によれば、シートガイドの一端、つまり固定刃の
長手方向に隔てた2個所のうちの1個所は、上記頭付き
締付手段で確実に固着され、他端は、固定刃を可動刃に
圧接するためのバネ等弾性部材による加圧力を加えられ
てシートガイドと固定刃が圧接されるから、振動、騒音
の発生が防止されるとともに、固定刃の長手方向に移動
可能に支持されて、シートガイドと固定刃の温度変化に
伴う伸縮量の差は相互の滑りによって吸収されるため、
温度変化等による固定刃の反りは発生しない。
このため、シートガイドの剛性を故意に低下させるため
の切き欠き等は一切不要であり、ペーパーガイドは簡
素、安価で且つ強固な形状とすることができる。また、
上記のように振動、騒音の発生も防止される。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面によって説明する。第1図は
本考案のシートガイド付シート材切断装置の一実施例を
示す斜視図である。
第1図において、固定刃1はその両端を軸2を介して側
板3に回転自在に支持され、一端に設けられたバネ4に
よって可動刃5と刃先線相互が圧接されるごとく加圧さ
れている。
逆L字形に成形された薄板製のシートガイド6は、その
上部の水平辺の上面で図示しない被切断シートの垂れ下
りを防止するごとくガイドする。なお、ロールペーパー
状で供給される被切断シートは、カールを有し、その先
端が固定刃1とシートガイド6の境界部に引っ掛かり易
いため、これを防止することを目的としてガイド6の案
内面(上面)は、固定刃の上面より高く位置して取り付
けられている。
該シートガイドの一方端部は、頭付締付け固着手段であ
るビス9により固定刃1に締付固着され、他方端のバネ
4が設けられている方の一端は、該シートガイド6に設
けた長穴7に、固定刃1に立設して設けられたピン8が
貫通することにより固定刃1の長手方向に移動可能に支
持され、かつバネ4による加圧力がシートガイド6を介
して固定刃1に付加されるごとく取り付けられている。
これにより、温度変化によりシートガイド6および固定
刃1が長手方向に伸縮しても、相互の伸縮量の差は相互
の圧接面の滑りによって吸収されるため、固定刃1に反
りは発生しない。このため、シートガイド6は剛性を故
意に低下させるための切き欠き等は一切設けられず、簡
素な形状であり、且つ十分な剛性を有するものである。
また、シートガイド6と固定刃1はほぼ全長に亘って圧
接されているので、互いに、自由に振動することがなく
騒音発生はない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、最近、軽量化のため益々小断面2次モ
ーメント化されつつある固定刃においても、安価、強固
で、振動、騒音の発生のないガイド付シート材切断装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のガイド付シート材切断装置の一実施
例を示す図、第2図はシートガイドに締付力を及ぼさな
い取付法の例を示す図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動刃および該可動刃の刃先線に対し自身
    の刃先線を圧接するごとく、弾性部材による加圧力を付
    加された固定刃からなり、該固定刃に被切断シート材用
    のガイド部材を取付けたガイド付シート材切断装置にお
    いて、前記取付けは前記固定刃の長手方向に隔てた少な
    くとも2個所で行なわれ、その1個所は頭付き締付固定
    手段によるものであり、他の個所は前記弾性部材による
    加圧力が前記ガイド部材を介して加えられ、かつ前記固
    定刃の長手方向に移動可能とされているものであること
    を特徴とするガイド付シート材切断装置。
JP6151590U 1990-06-11 1990-06-11 ガイド付シート材切断装置 Expired - Lifetime JPH0750155Y2 (ja)

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JP6151590U JPH0750155Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 ガイド付シート材切断装置

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JP6151590U JPH0750155Y2 (ja) 1990-06-11 1990-06-11 ガイド付シート材切断装置

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Publication Number Publication Date
JPH0419795U JPH0419795U (ja) 1992-02-19
JPH0750155Y2 true JPH0750155Y2 (ja) 1995-11-15

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ID=31589831

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