JPH0217769Y2 - - Google Patents

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JPH0217769Y2
JPH0217769Y2 JP1984087683U JP8768384U JPH0217769Y2 JP H0217769 Y2 JPH0217769 Y2 JP H0217769Y2 JP 1984087683 U JP1984087683 U JP 1984087683U JP 8768384 U JP8768384 U JP 8768384U JP H0217769 Y2 JPH0217769 Y2 JP H0217769Y2
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JP1984087683U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、版胴に印版を装着するために、印
版に版曲げ用切り欠きを形成する装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
第8図に示すように、版胴Dへの印版aの装着
は、印版aの前縁部(くわえはし)a1及び後縁部
(くわえじり)a2を内側に折曲し、その折曲部を、
版胴Dの巻締め軸d及び係止溝eに係止して行
う。
この装着時、印版aが紙をベースとしたものの
場合、前記縁部a1,a2を折曲すると、折りぐせが
ついて復帰しないため、前記係止溝e等への係止
を円滑に行い得るが、プラスチツクスをベースと
したものの場合には、プラスチツクスの特性に基
づくスプリングバツクにより前記折曲縁部が復帰
し、希望の角度にくわえさせたりすることができ
ない等、前記係止作用に支障がある。
このため、従来から、前記縁部a1,a2の折曲線
(第8図、符号c参照)に沿つて予め切溝(切り
欠き)を形成し、この切り欠きを介して折曲する
ようにしている。
この切り欠きの従来の形成手段は、テーブル上
に印版aを載置して固定し、前記折曲線に沿うガ
イドに倣つて刃を移動させて行つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来の手段は、固定のテー
ブルで印版aの一面を支持し、その状態で、印版
aに刃を喰い込ませて移動させるため、刃の圧接
部に強力な圧接力が作用し、刃の移動とともに印
版aが伸びて圧接部が逃げ、刃によつて切り込ま
れずにむしりとられる現象が生じる。この現象
は、切り込み線の幅及び深さに不均一を生じさ
せ、前記折曲作用を円滑にできなくするととも
に、折曲作用が全長に亘つて均一に行われず、版
胴Dへの装着に不都合を生じさせる。
刃を鋭利なものとすれば、むしりとり現象もな
くなるが、切れ味が少しでも低下すれば、むしり
とり現象が生じる。このため、常に、刃を切れ味
のよい鋭利なものとしておかなければならず、煩
わしい。
この考案は、以上の点に留意し、切れ味がある
程度低下しても、むしりとり現象が生じないよう
にすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案にあつて
は、印版を上下面で挾み、その挾み面の一方を刃
面とし、上下挾み面を移動しながら、刃でもつて
切り込みを入れるようにすれば、むしりとり現象
がなくなることを着目し、印版を載置するテーブ
ルにその印版を固定する治具を設け、前記テーブ
ルの側縁端面を直線状に形成して基準面とし、こ
の基準面の側縁に本体がコ字状の溝加工具をその
側縁に沿つて移動可能に取付け、この溝加工具を
取付けた際、前記本体の下板前縁端面が前記基準
面に摺接しているとともに上板上面がテーブル上
面に印版を介して摺接しており、前記上板に上下
に貫通する穴を形成するとともに、この穴に、押
え具を上下方向に移動かつ固定可能に嵌め込み、
前記下板には、印版を介して前記押え具に対向す
る刃を設けて成る構成としたのである。
〔作用〕
このように構成されるこの考案に係る切り欠き
装置は、印版を、テーブルに載置するとともに、
くわえはし又はくわえじりを溝加工具の上下板間
に挿入し、版面のレジスターマーク等に基づき、
くわえはし又はくわえじりの折曲線を基準面に平
行かつ刃に対応させて、固定具により固定する。
溝加工具は、印版の固定後にテーブルに取付けて
もよい。このとき、押え具は穴内に収めて、印版
の縁部(くわえはし又はくわえじり)が上下板間
に円滑に入るようにする。
つぎに、押え具を下降させ印版を介在して刃に
圧接し、この状態で、上板を印版を介在してテー
ブルに圧接しながら、溝加工具を下板前縁端面を
介し基準面に沿つて移動させると、刃と押え具で
印版を挾みながら共に移動して、刃により切り込
みを形成する。このとき、印版のその挾み部位の
近傍が上板によりテーブルに押えられて伸び等が
生じにくく、切り欠き作用が円滑に行われる。
〔実施例〕
図において、Aはフイルムをベースとした印版
aを載置するテーブルである。
上記のテーブルAは、第9図の場合一枚の板状
体1により形成したが、第10図のごとく印版a
の咬(くわ)えはし、咬え尻の部分の受けプレー
トA1,A2と、その間に配置した中間バーA3とで
構成してもよい。
テーブルAには印版aを固定する固定具Bが設
けられている。この固定具Bは、図示の場合レバ
ーの操作によりテーブルA上に印版aの咬えは
し、咬え尻近傍の内側を加圧するトグル機構式ク
ランプを用いたが、その他のものであつてもよ
い。
2は、テーブルAの両側縁端面を直線状に形成
した基準面であり、印版aの咬え尻の曲げ線(折
曲線)が平行とされる。この基準面2は、テーブ
ルA上に設けたレール等によつて形成してもよ
い。
Cは溝加工具で、この溝加工具Cの本体3は、
基準面2に前縁端面を当接させる下板7と、テー
ブルA上の印版aに一側縁部(前縁部)下面を重
ねる上板8と、下板7及び上板8の他側同志を固
定するボルト9とで構成され、下板7の上面一側
から他側方向に段部10を設けて上下板8,7間
に印版aが挿入される空隙4を形成してコ字状と
なつている。
上記上板8には上下に貫通する穴5を設けると
共に、この穴5に途中に鍔11を有して押圧具と
なる軸材12を上方から嵌入し、また鍔11と上
板8との間に上記軸材12を上方に押し戻す板バ
ネ13を介在している。
上記鍔11の上面にその周方向に突出量が徐々
に大きくなる上面テーパ状の突起14を設け、上
板8には鍔11の一部を被う倒立L形のレール材
15を設け、第5図の状態から、撮み16の操作
により軸材12と共に鍔11を回動させてレール
材15の頂壁下面に突起14をその低所側から嵌
入させると、第6図に示すように、突起14を介
して板バネ13が圧縮されながら軸材12(鍔1
1)が降下する。その降下量はレール材15に対
する突起14の接触位置の変更により調整し、こ
の調整位置は、板バネ13の付勢力により突起1
4がレール15に圧接されていることによつて固
定される。
上記下板7には前記軸材12に対向する刃6を
設ける。この刃6はねじ17により下板7に固定
される。
なお、通常、印版aの咬えはし、咬え尻の幅
は、版胴Dによつて定まり、一定であるため、版
胴Dに応じたその幅がテーブルAにマークされて
おり、そのマークと印版aの咬えはし又は咬え尻
のレジスターマークを対応させ、かつ印版aを、
その版面のレジスターマークでもつてテーブルA
の所定位置(天地左右が正しい位置)にセツトす
れば、折曲線が基準面2に平行かつ刃6に対応す
る。
実施例は、以上のように構成されており、つぎ
にその作用について説明する。
まず、印版aを、その版面のレジスターマーク
等及び前記テーブル上のマークによりテーブルA
上に正しくセツトし、固定具Bでもつて固定す
る。このとき、印版a上にペーパーを重ねておく
と、版面を保護することができる。
つぎに、穴5内に軸材12を収めた溝加工具C
を、第1図乃至第4図に示すように、上下板8,
7間に印版aの咬みはし又は咬え尻を挿入してテ
ーブルAに取付け、その下板7前縁端面を基準面
2に当接する。さらに、撮み16により、軸材1
2を下降させ印版a(咬みはし、咬え尻)を介在
して刃6に圧接し、この状態で、上板8を印版a
を介在してテーブルAに圧接しながら、溝加工具
Cを、下板7前縁端面を介し基準面2に沿つて移
動させると、刃6と軸材12で印版aを挾みなが
ら共に移動して、刃6により切り欠きa′を形成す
る。
このようにして、咬えはし、咬え尻に切り欠き
a′を入れた印版aは、従来と同様にして、第8図
に示すように版胴Dに装着する。
〔効果〕
この考案は、以上のように構成し、印版を上下
面で挾み、その挾み面の一方を刃面として、上下
挾み面を移動しながら刃でもつて切り込みを入れ
るようにしたので、印版表面のむしりとり現象が
生じにくい。このため、この考案によれば、刃を
常に鋭利なものとする必要もなく、切り欠き線
(折曲線)が全長に亘つて均一幅、均一深さのも
のを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る装置の一実施例の平面
図、第2図は同上の一部切欠拡大正面図、第3図
は同平面図、第4図は刃の部分の縦断拡大正面
図、第5図及び第6図は作用説明用の縦断正面
図、第7図は印版の側面図、第8図は版胴に印版
をセツトした側面図、第9図は同実施例の斜視
図、第10図は他の実施例の斜視図である。 A……テーブル、a……印版、a1……くわえは
し、a2……くわえ尻、a′,c……切り欠き線(折
曲線、切溝)、B……固定具、C……溝加工具、
1……板状体、2……基準面、3……本体、4…
…空隙、5……穴、6……刃、7……下板、8…
…上板、9……ボルト、10……段部、11……
鍔、12……押え具(軸材)、13……板バネ、
14……突起、15……レール材、16……撮
み、17……調整ネジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印版aを載置するテーブルAにその印版aを固
    定する治具Bを設け、前記テーブルAの側縁端面
    を直線状に形成して基準面2とし、この基準面2
    の側縁に本体3がコ字状の溝加工具Cをその側縁
    に沿つて移動可能に取付け、この溝加工具Cを取
    付けた際、前記本体3の下板7前縁端面が前記基
    準面2に摺接しているとともに上板8上面がテー
    ブルA上面に印版aを介して摺接しており、前記
    上板8に上下に貫通する穴5を形成するととも
    に、この穴5に、押え具を上下方向に移動かつ固
    定可能に嵌め込み、前記下板7には、印版aを介
    して前記押え具に対向する刃6を設けて成る印版
    の版曲げ用切り欠き装置。
JP8768384U 1984-06-12 1984-06-12 印版の版曲げ用切り欠き装置 Granted JPS615519U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8768384U JPS615519U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 印版の版曲げ用切り欠き装置

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JP8768384U JPS615519U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 印版の版曲げ用切り欠き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS615519U JPS615519U (ja) 1986-01-14
JPH0217769Y2 true JPH0217769Y2 (ja) 1990-05-18

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ID=30640130

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JP8768384U Granted JPS615519U (ja) 1984-06-12 1984-06-12 印版の版曲げ用切り欠き装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS615519U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814708B1 (ja) * 1969-05-13 1973-05-09
JPS5233222A (en) * 1975-09-08 1977-03-14 Nissan Motor Co Ltd Movable step construction for vehicle

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814708U (ja) * 1971-07-02 1973-02-19

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4814708B1 (ja) * 1969-05-13 1973-05-09
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JPS615519U (ja) 1986-01-14

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