JP2586103Y2 - 切削刃保持具付穿孔機 - Google Patents
切削刃保持具付穿孔機Info
- Publication number
- JP2586103Y2 JP2586103Y2 JP4891193U JP4891193U JP2586103Y2 JP 2586103 Y2 JP2586103 Y2 JP 2586103Y2 JP 4891193 U JP4891193 U JP 4891193U JP 4891193 U JP4891193 U JP 4891193U JP 2586103 Y2 JP2586103 Y2 JP 2586103Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- drilling machine
- holding
- blade holder
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、基台と切削刃との相対
的な移動により紙束に穿孔する穿孔機に関するものであ
り、特に切削刃を交換する際、その切削刃を保持する保
持具に関するものである。
的な移動により紙束に穿孔する穿孔機に関するものであ
り、特に切削刃を交換する際、その切削刃を保持する保
持具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、回転レバーを押圧することに
より固定された切削刃が下降し、紙束に穿孔する穿孔機
が知られている。しかし、使用を重ねる毎に切削刃の切
れ味が悪くなり、遂には穿孔することができなくなり、
買い替えなければならざるを得ない場合があった。
より固定された切削刃が下降し、紙束に穿孔する穿孔機
が知られている。しかし、使用を重ねる毎に切削刃の切
れ味が悪くなり、遂には穿孔することができなくなり、
買い替えなければならざるを得ない場合があった。
【０００３】そこで図８に示すように、切削刃を螺子Ｂ
などで着脱自在に取り付け、切削刃のみを買い替えれば
よい穿孔機が考案された。
などで着脱自在に取り付け、切削刃のみを買い替えれば
よい穿孔機が考案された。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
に於ては、穿孔刃１０２の長さが紙束を載置する基台１
０１から穿孔刃１０２の最上昇位置までの距離（空間）
Ａと略同等か、あるいは多少短く設定はされているもの
ゝ、切削刃を外すことは容易にできても取り付けること
は非常に困難なものであった。つまり、物によっては空
間Ａに指すらも入れることができず、ペンチやピンセッ
トなどで切削刃１０２を保持し、その切削刃１０２を取
り付け孔１０３に嵌挿しなければならなかった。又、ペ
ンチなどで切削刃１０２を保持しながら螺子を締め付け
ることは非常に難しい作業であった。又、空間Ａに指な
どを挿入することができても、空間Ａが少ないため自由
度が少なく、やはり上記のようなペンチやピンセットを
使用するか、あるいは、指で時間をかけて切削刃１０２
を取り付け孔１０３に嵌挿しなければならなかった。な
お、切削刃１０２の取り付け孔１０３への嵌挿部を短く
設定しても良いが、穿孔する際振れなどが生じやすく安
定性に欠けるものである。
に於ては、穿孔刃１０２の長さが紙束を載置する基台１
０１から穿孔刃１０２の最上昇位置までの距離（空間）
Ａと略同等か、あるいは多少短く設定はされているもの
ゝ、切削刃を外すことは容易にできても取り付けること
は非常に困難なものであった。つまり、物によっては空
間Ａに指すらも入れることができず、ペンチやピンセッ
トなどで切削刃１０２を保持し、その切削刃１０２を取
り付け孔１０３に嵌挿しなければならなかった。又、ペ
ンチなどで切削刃１０２を保持しながら螺子を締め付け
ることは非常に難しい作業であった。又、空間Ａに指な
どを挿入することができても、空間Ａが少ないため自由
度が少なく、やはり上記のようなペンチやピンセットを
使用するか、あるいは、指で時間をかけて切削刃１０２
を取り付け孔１０３に嵌挿しなければならなかった。な
お、切削刃１０２の取り付け孔１０３への嵌挿部を短く
設定しても良いが、穿孔する際振れなどが生じやすく安
定性に欠けるものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決することを目的とし、基台後面上方に立設固定した穿
孔ユニットの前部下方より切削刃を取り付け孔に着脱自
在に取り付けるようにした穿孔機に於て、巾合わせガイ
ドに切削刃の中間部を載置保持する保持孔を形成したこ
とをその要旨とするものである。
決することを目的とし、基台後面上方に立設固定した穿
孔ユニットの前部下方より切削刃を取り付け孔に着脱自
在に取り付けるようにした穿孔機に於て、巾合わせガイ
ドに切削刃の中間部を載置保持する保持孔を形成したこ
とをその要旨とするものである。
【０００６】
【実施例】基台１の上面後方には螺子Ｂなどにより着脱
自在に取り付けられた切削刃２を有する穿孔ユニット３
が立設固定されている。その穿孔ユニット３には切削刃
２を上下動させる回転レバー４が回転軸５を中心に回転
自在に取り付けられている。なお、切削刃２は取り付け
孔６に嵌挿される嵌挿部２ａと切削部２ｂとより構成さ
れている（図２参照）。又、前記基台１の上面には紙束
を載置するスライドベース７が前後動摺動自在に取り付
けられている。そして、そのスライドベース７の後端に
は紙束がばらけないように上方から付勢する押圧板バネ
８が固定されている。その押圧板バネ８の中心には紙束
の中心位置が見やすいように長穴９が形成されている。
自在に取り付けられた切削刃２を有する穿孔ユニット３
が立設固定されている。その穿孔ユニット３には切削刃
２を上下動させる回転レバー４が回転軸５を中心に回転
自在に取り付けられている。なお、切削刃２は取り付け
孔６に嵌挿される嵌挿部２ａと切削部２ｂとより構成さ
れている（図２参照）。又、前記基台１の上面には紙束
を載置するスライドベース７が前後動摺動自在に取り付
けられている。そして、そのスライドベース７の後端に
は紙束がばらけないように上方から付勢する押圧板バネ
８が固定されている。その押圧板バネ８の中心には紙束
の中心位置が見やすいように長穴９が形成されている。
【０００７】更に、前記基台１の略中間部には穿孔する
紙束の巾に合わせて左右方向に開閉可能な巾合わせガイ
ド１０，１１が取り付けられている。その巾合わせガイ
ド１０，１１には日本工業規格のＢ５版やＡ４版などの
巾に合わせて多数の係止孔１２が形成されており、一
方、前記基台１にはその係止孔１２と係合する係止突起
が形成されている。
紙束の巾に合わせて左右方向に開閉可能な巾合わせガイ
ド１０，１１が取り付けられている。その巾合わせガイ
ド１０，１１には日本工業規格のＢ５版やＡ４版などの
巾に合わせて多数の係止孔１２が形成されており、一
方、前記基台１にはその係止孔１２と係合する係止突起
が形成されている。
【０００８】又、前記巾合わせガイド１０，１１の少く
とも一方の巾合わせガイドの端部近傍には切削刃２を保
持する保持孔１３が形成されている。そして、その保持
孔１３の直径は本実施例の図３に於ては、切削刃２の切
削部２ｂの直径より若干大きく嵌挿部２ａより小さく形
成されている。つまり、巾合わせガイド１０は紙束の巾
合わせと切削刃の保持とを兼用している。
とも一方の巾合わせガイドの端部近傍には切削刃２を保
持する保持孔１３が形成されている。そして、その保持
孔１３の直径は本実施例の図３に於ては、切削刃２の切
削部２ｂの直径より若干大きく嵌挿部２ａより小さく形
成されている。つまり、巾合わせガイド１０は紙束の巾
合わせと切削刃の保持とを兼用している。
【０００９】次に使用方法について述べる。先ず、既に
穿孔機に寄り付けられ切れ味が悪くなった切削刃の切削
部２ｂに保持具である巾合わせガイド１０の保持孔１３
を挿入する。次いで、螺子Ｂを緩め切削刃を外す。次
に、新しい切削刃２を保持孔１３に装着し、取り付け孔
６に導き嵌挿部２ａを嵌挿させる。最後に、その切削刃
（嵌挿部２ａ）を螺子Ｂにより締め付け固定する。
穿孔機に寄り付けられ切れ味が悪くなった切削刃の切削
部２ｂに保持具である巾合わせガイド１０の保持孔１３
を挿入する。次いで、螺子Ｂを緩め切削刃を外す。次
に、新しい切削刃２を保持孔１３に装着し、取り付け孔
６に導き嵌挿部２ａを嵌挿させる。最後に、その切削刃
（嵌挿部２ａ）を螺子Ｂにより締め付け固定する。
【００１０】なお、前記保持孔１３は図５、図６に示す
ように一部を切り欠いても良く（切欠部１３ａ）、この
ような構成をとることにより切削刃を取り付け後、簡単
に切削刃より保持部材である巾合わせガイドを離脱させ
ることができる。又、切欠部１３ａを形成することによ
り、中間部に段部２ｃを有するストレート状の切削刃
（図７参照）にも対応することができる。又、本実施例
に於ては巾合わせガイドを切削刃の保持具としたが、押
圧板バネ８などを着脱自在に取り付け、その押圧板バネ
８に保持孔を形成し切削刃の保持具としても良い。
ように一部を切り欠いても良く（切欠部１３ａ）、この
ような構成をとることにより切削刃を取り付け後、簡単
に切削刃より保持部材である巾合わせガイドを離脱させ
ることができる。又、切欠部１３ａを形成することによ
り、中間部に段部２ｃを有するストレート状の切削刃
（図７参照）にも対応することができる。又、本実施例
に於ては巾合わせガイドを切削刃の保持具としたが、押
圧板バネ８などを着脱自在に取り付け、その押圧板バネ
８に保持孔を形成し切削刃の保持具としても良い。
【００１１】
【考案の効果】本考案は、基台後面上方に立設固定した
穿孔ユニットの前部下方より切削刃を取り付け孔に着脱
自在に取り付けるようにした穿孔機に於て、巾合わせガ
イドに切削刃の中間部を載置保持する保持孔を形成した
ので、特別な道具を別個に必要とせず、時間をかけずに
簡単に切削刃の交換を行うことができる。
穿孔ユニットの前部下方より切削刃を取り付け孔に着脱
自在に取り付けるようにした穿孔機に於て、巾合わせガ
イドに切削刃の中間部を載置保持する保持孔を形成した
ので、特別な道具を別個に必要とせず、時間をかけずに
簡単に切削刃の交換を行うことができる。
【図１】本考案の一実施例外観斜視図である。
【図２】図１の切削刃正面図である。
【図３】図１の巾合わせガイド平面図である。
【図４】図３の正面図である。
【図５】巾合わせガイドの他の実施例平面図である。
【図６】巾合わせガイドの更に他の実施例平面図であ
る。
る。
【図７】切削刃の他の実施例正面図である。
【図８】従来装置の正面図である。
１ 基台 ２ 切削刃 ３ 穿孔ユニット ４ 回転レバー ６ 取り付け孔 ７ スライドベース ８ 押圧板バネ １０ 巾合わせガイド １１ 巾合わせガイド １２ 係止孔 １３ 保持孔
Claims (1)
- 【請求項１】 基台後面上方に立設固定した穿孔ユニッ
トの前部下方より切削刃を取り付け孔に着脱自在に取り
付けるようにした穿孔機に於て、巾合わせガイドに切削
刃の中間部を載置保持する保持孔を形成したことを特徴
とする切削刃保持具付穿孔機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4891193U JP2586103Y2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 切削刃保持具付穿孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4891193U JP2586103Y2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 切削刃保持具付穿孔機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715300U JPH0715300U (ja) | 1995-03-14 |
| JP2586103Y2 true JP2586103Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12816445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4891193U Expired - Lifetime JP2586103Y2 (ja) | 1993-08-17 | 1993-08-17 | 切削刃保持具付穿孔機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2586103Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5253751B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2013-07-31 | プラス株式会社 | 穿孔パンチ |
-
1993
- 1993-08-17 JP JP4891193U patent/JP2586103Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0715300U (ja) | 1995-03-14 |
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