JP3350763B2 - 電動工具のテンプレットガイド取付装置 - Google Patents

電動工具のテンプレットガイド取付装置

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JP3350763B2
JP3350763B2 JP07116793A JP7116793A JP3350763B2 JP 3350763 B2 JP3350763 B2 JP 3350763B2 JP 07116793 A JP07116793 A JP 07116793A JP 7116793 A JP7116793 A JP 7116793A JP 3350763 B2 JP3350763 B2 JP 3350763B2
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延雄 袴田
武彦 杉浦
康智 新間
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Makita Corp
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Makita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、刃体をテンプレット
に倣って案内するテンプレットガイドを備えた電動工具
に係り、詳しくは、テンプレットガイドを工具本体のベ
ースに対し着脱自在に取り付けるためのテンプレットガ
イド取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電動工具として、例えば、図3
に示すようなルータが知られている。ルータの工具本体
1はモータハウジング2、ハンドル3、及びベース4か
ら構成されている。モータハウジング2にはモータ(図
示略)が内蔵されるとともに、モータにより回転される
刃体としてのビット5が下向きに装着されている。ベー
ス4にはビット5が貫通する貫通孔6が形成され、貫通
孔6にはテンプレットガイド7が装着されている。加工
に際しては、テンプレット8が被削材9の上に載置さ
れ、ベース4がテンプレット8上で摺動され、ビット5
がテンプレットガイド7によりテンプレット8の周縁に
沿って案内され、被削材9がビット5によりテンプレッ
ト8の形状に倣って切削される。
【0003】テンプレットガイド7にはビット5をテン
プレット8の周縁から所定距離Lだけ離れたルートに沿
って案内するための筒状案内部7aが設けられている。
加工条件により前記距離Lが変更した場合には、テンプ
レットガイド7が異なる径の筒状案内部7aを備えた別
のものに交換される。このテンプレットガイド7の交換
を可能にするために、従来のルータにおいては、テンプ
レットガイド7がベース4に対し複数のネジ10によっ
て取り付けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の取付
構造によると、テンプレットガイド7の着脱に際してド
ライバー等の工具を使用する必要があるため、交換作業
が面倒になるという問題点があった。そこで、この発明
の課題は、テンプレットガイドをベースに対しワンタッ
チ操作で簡単に着脱できる装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明のテンプレットガイド取付装置は、工具本
体のベースに刃体が貫通する貫通孔を形成し、刃体をテ
ンプレットに倣って案内するテンプレットガイドを貫通
に取り付けた電動工具において、貫通孔にテンプレッ
トガイドを支持する凸部を設け、ベースにスライダを2
位置間で摺動自在に支持し、スライダには一方の位置で
テンプレットガイドを凸部との間に挟着し、他方の位置
でテンプレットガイドをベースから解放する挟着部を設
け、ベースとスライダとの間にはスライダを一方の位置
に向けて付勢する付勢部材を介装して構成される。
【0006】また、前記ベースには挟着部に当接してス
ライダを一方の位置に停止する停止部材が設けられ、こ
の停止部材と挟着部との当接部分にはテンプレットガイ
ドをベースに圧接するテーパ面が形成される。
【0007】
【作用】この発明の取付装置によれば、スライダが付勢
部材の付勢力で一方の位置に配置されると、テンプレッ
トガイドがスライダの挟着部とベースとの間に挟着され
る。また、スライダが付勢部材の付勢力に抗して他方の
位置へ摺動されると、挟着部がテンプレットガイドから
離間され、テンプレットガイドがベースから解放され
る。従って、スライダを摺動するだけのワンタッチ操作
でテンプレットガイドをベースに対して簡単に着脱でき
る。
【0008】また、この発明の取付装置によれば、ベー
スの停止部材とスライダの挟着部とにテーパ面が形成さ
れるので、その楔作用により、取付時にテンプレットガ
イドをベースに対しガタのない状態で強固に保持できる
とともに、取外時にはスライダを一方の位置から他方の
位置へ軽い力でスムーズに操作できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明をルータに具体化した一実施
例を図1及び図2に基づいて説明する。ルータの全体的
な構成は従来と同様であって(図3参照)、工具本体1
の下部にベース4が設けられ、その中央部にはビット5
が貫通する貫通孔6が形成されている。貫通孔6にはビ
ット5をテンプレット8に倣って案内するテンプレット
ガイド7が装着され、その下面には筒状案内部7aが突
設されている。
【0010】貫通孔6の内壁面にはテンプレットガイド
7の外周縁に係合する一対の凸部12が180゜離れた
位置に形成され、これによってテンプレットガイド7が
ビット5と直交する状態でベース4に支持されている。
ベース4の下面にはネジ13によって底板14が取着さ
れ、その中央部にはテンプレットガイド7を挿入するた
めの挿入孔15が貫通孔6と同じ大きさで形成されてい
る。
【0011】底板14とベース4との間には、略Y字形
の板材からなるスライダ16が図1に示す実線位置(以
下、作用位置と呼ぶ)と二点鎖線位置(以下、非作用位
置と呼ぶ)との間で摺動自在に支持されている。スライ
ダ16の内端には一対の挟着部17がテンプレットガイ
ド7の直径に相当する間隔をおいて設けられ、また、ス
ライダ16の外端には操作部18が上方へ折曲形成され
ている。そして、挟着部17は、スライダ16の作用位
置でテンプレットガイド7をベース4の凸部12に挟着
するとともに、スライダ16の非作用位置ではテンプレ
ットガイド7をベース4から解放するようになってい
る。
【0012】挟着部17の近傍においてスライダ16に
は一対の突片19が折り曲げられ、各突片19とベース
4との間には付勢部材としてのコイルスプリング20が
介装されている。そして、これら一対のコイルスプリン
グ20の付勢力によってスライダ16が作用位置つまり
内側へ付勢されている。
【0013】凸部12と対応する位置においてベース4
には、挟着部17に当接してスライダ16を作用位置に
停止する停止部材としての一対のボルト21が螺着され
ている。ボルト21と挟着部17との当接部分、つま
り、ボルト21の頭部及び挟着部17の先端部にはそれ
ぞれテーパ面22,23が形成されている。そして、各
テーパ面22,23の係合によってテンプレットガイド
7がベース4の凸部12に圧接されるようになってい
る。なお、ベース4にはスライダ16を非作用位置に停
止するための段部24が設けられている。
【0014】上記のように構成されたルータにおいて、
ベース4にテンプレットガイド7を取り付ける場合に
は、まず、操作部18に指を掛けてスライダ16をコイ
ルスプリング20のバネ力に抗し非作用位置に摺動し、
テンプレットガイド7を挿入孔15を介し貫通孔6に挿
入して凸部12に支持する。次いで、操作部18から指
を離すと、スライダ16がコイルスプリング20のバネ
力により内側へ摺動し、挟着部17がボルト21に当接
して、スライダ16が作用位置に停止する。このとき、
テンプレットガイド7は挟着部17と凸部12との間に
挟着されるとともに、テーパ面22,23の楔作用で凸
部12に圧接されて、ベース4に対しガタのない状態で
強固に保持される。
【0015】テンプレットガイド7の交換に際してこれ
をベース4から取り外す場合には、スライダ16を作用
位置から非作用位置へ摺動し、挟着部17をテンプレッ
トガイド7から離間させたのち、テンプレットガイド7
を貫通孔6から取り出す。このとき、テーパ面22,2
3の作用によって挟着部17がボルト21から容易に解
離されるため、スライダ16を軽い力でスムーズに摺動
操作できる。従って、本実施例の取付装置によれば、ス
ライダ16を摺動するだけのワンタッチ操作でテンプレ
ットガイド7をベース4に対して簡単に着脱することが
できる。
【0016】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えば、スライダの形状及び摺動方向を
適宜に変更したり、付勢部材として板バネや巻バネを用
いたり、停止部材をベースに一体的に設けたりするな
ど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに
構成を適宜に変更して具体化することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1の発明
によれば、2位置間で摺動自在なスライダに挟着部を設
けたので、スライダを摺動するだけのワンタッチ操作で
テンプレットガイドをベースに対して簡単に着脱できる
という優れた効果を奏する。
【0018】請求項2の発明によれば、停止部材と挟着
部とにテーパ面を形成したので、取付時にテンプレット
ガイドをベースにガタのない状態で強固に保持できると
ともに、取外時にはスライダを軽い力でスムーズに操作
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すテンプレットガイド取
付装置の下面図である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】従来のテンプレットガイド取付装置を示すルー
タの一部破断正面図である。
【符号の説明】
1・・工具本体、4・・ベース、5・・ビット、7・・
テンプレットガイド、8・・テンプレット、16・・ス
ライダ、17・・挟着部、20・・コイルスプリング、
21・・ボルト、22,23・・テーパ面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−45104(JP,U) 実開 昭59−94805(JP,U) 実開 平2−78302(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27C 1/00 - 9/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具本体のベースに刃体が貫通する貫通
    孔を形成し、刃体をテンプレットに倣って案内するテン
    プレットガイドを貫通孔に取り付けた電動工具におい
    て、前記貫通孔にテンプレットガイドを支持する凸部を
    設け、ベースにスライダを2位置間で摺動自在に支持
    し、前記スライダには一方の位置でテンプレットガイド
    凸部との間に挟着し、他方の位置でテンプレットガイ
    ドをベースから解放する挟着部を設け、ベースとスライ
    ダとの間にはスライダを一方の位置に向けて付勢する付
    勢部材を介装してなることを特徴とするテンプレットガ
    イド取付装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースは挟着部に当接してスライダ
    を一方の位置に停止する停止部材を備え、前記停止部材
    と挟着部との当接部分にテンプレットガイドをベースに
    圧接するテーパ面を形成したことを特徴とする請求項1
    の電動工具のテンプレットガイド取付装置。
JP07116793A 1993-03-05 1993-03-05 電動工具のテンプレットガイド取付装置 Expired - Lifetime JP3350763B2 (ja)

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JPH06254807A JPH06254807A (ja) 1994-09-13
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