JPH0551601U - 携帯用丸のこ機の刃口板調整機構 - Google Patents

携帯用丸のこ機の刃口板調整機構

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JPH0551601U
JPH0551601U JP10302091U JP10302091U JPH0551601U JP H0551601 U JPH0551601 U JP H0551601U JP 10302091 U JP10302091 U JP 10302091U JP 10302091 U JP10302091 U JP 10302091U JP H0551601 U JPH0551601 U JP H0551601U
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JP
Japan
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blade
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circular saw
blade plate
plate
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JP10302091U
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JP2537068Y2 (ja
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琢磨 野中
公敬 安保
淳一 菊池
顕司 丹羽
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は携帯用丸のこ機の刃口板調整機構に
関するものであり、その目的は、刃口板の保持構造を工
夫することにより、工具を使用することなく刃口板の調
整を可能とし、携帯用丸のこ機の操作性を向上させるこ
とである。 【構成】 刃口板7を、サラネジ8と板バネ9を埋設し
たツマミ5によりベース4に挾持し、該ベース4には、
前記サラネジ8の案内となる案内溝6と、前記板バネ9
と係合する波形溝10を複数個配設した構造としてい
る。上記の構造により、刃口板7の位置調整は、板バネ
9の弾性変形を利用し、工具無しで刃口板7を移動させ
ることが可能となり、携帯用丸のこ機の操作性を向上す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は携帯用丸のこ機の刃口板調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1及び図10〜図13を参照して従来の携帯用丸のこ機の刃口板調整機構を 説明する。 図1に示すように、電動機により駆動されるのこ刃1、該のこ刃1を覆うソー カバー2、前記電動機を内蔵したハウジング3、切断時前記のこ刃1を案内する ベース4により構成される携帯用丸のこ機において、図10、図11に示すよう に、ベース4にのこ刃1が突出する刃口20が穿設されており、該刃口20の近 傍には図11の矢印の方向に摺動可能な刃口板7が埋設されている。該刃口板7 は、図12、図13に示すように、サラネジ8とナット11により前記ベース4 の底に装着されている。前記ベース4には、前記サラネジ8を案内する長い案内 溝6が穿設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
以上の構成の携帯用丸のこ機の刃口板調整機構では、刃口板7の位置を調整す る際に、サラネジ8を締めたり、緩めたりする操作が必要なため調整作業が厄介 であり、またドライバ等の工具が必要であるという問題があった。 本考案の目的は、上記した従来技術の問題をなくし、携帯用丸のこ機の刃口板 の位置調整の操作性を改善することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、刃口板の支持をネジとナットによる固定からネジとナット間に板 バネを用い、バネの弾性を利用した支持とすることにより達成される。
【0005】
【作用】 上記のように構成された携帯用丸のこ機の刃口板調整機構は、板バネで刃口板 を支持することにより板バネの弾性変形を利用して刃口板の位置調整を容易に行 うことができるようになる。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図1〜図9に示す。 電動機により駆動されるのこ刃1、該のこ刃1を覆うソーカバー2、前記電動 機を内蔵したハウジング3、切断時のこ刃1を案内するベース4、該ベース4に は、のこ刃1が突出する刃口20が穿設されており、該刃口20の近傍に、図3 の矢印の方向に移動可能に刃口板7が埋設されている構造は上記した従来技術と 同様である。
【0007】 本考案では更に、図4〜図9に示すように、刃口板7をサラネジ8とツマミ5 により板バネ9を介して挾持する構造としている。該板バネ9は図5、図6に示 すように、矢印の方向に変形して弾性力をもつ形状となっている。またベース4 には、前記サラネジ8を案内する案内溝6と、板バネ9のE部と係合し、ツマミ 5の動きを抑止する波形溝10が複数個形成されている。そして、図7に示す寸 法Wと寸法Xの関係はW<Xとしているため、ツマミ5が動く際板バネ9は変形 して弾性力を発生する関係となっている。 図6、図9に示すように、寸法Yと寸法Zの関係は、Z<Yとしているため、 板バネ9は、ツマミ5を常に上方に押し上げる方向に弾性力を発生している。こ のため、刃口板6は常にベース4下面に当接するようになる。
【0008】 以上の構成により、刃口板7の調整は、ツマミ5に力を加えることにより、板 バネ9を変形させ、任意の位置の波形溝10と板バネ9を係合させることにより 可能となる。また、刃口板7は、板バネ9の力で常にベース4下面に当接してい るため、特別にネジを締めたり、緩めたりする操作が不要となると共にドライバ 等の工具を使用することなく刃口板7の調整が可能となる。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、ベースに埋設された刃口板を板バネを用いて挾持し、板バネ の弾性変形を利用することにより、ネジを締めたり緩めたりする作業を無くすこ とが可能となるので、携帯用丸のこ機の操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 携帯用丸のこ機の一例を示す斜視図でる。
【図2】 本考案のベースの上面図である。
【図3】 本考案のベースの下面図である。
【図4】 本考案のベースを示す展開斜視図である。
【図5】 本考案の板バネの上面図である。
【図6】 図5のD−D線断面図である。
【図7】 図2のA部拡大図である。
【図8】 図4のB−B線断面図である。
【図9】 図4のC−C線断面図である。
【図10】 従来技術のベースの上面図である。
【図11】 従来技術のベースの下面図である。
【図12】 従来技術のベースを示す展開斜視図であ
る。
【図13】 図12のE−E線断面図である。
【符号の説明】
1はのこ刃、2はソーカバー、3はハウジング、4はベ
ース、5はツマミ、6は案内溝、7は刃口板、8はサラ
ネジ、9は板バネ、10は波形溝、11はナット、20
は刃口である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 丹羽 顕司 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機により駆動されるのこ刃、前記電
    動機を収納する外枠に配設されているベース、該ベース
    には前記のこ刃が突出する刃口が穿設されており、該刃
    口の近傍には前記ベースの底面に沿って移動する板状の
    刃口板を有する携帯用丸のこ機において、 前記刃口板をネジと板バネを埋没したツマミによって保
    持すると共に該ツマミに埋設した板バネを前記ベース上
    に形成した溝と係合するよう形成しことを特徴とする携
    帯用丸のこ機の刃口板調整機構。
JP10302091U 1991-12-13 1991-12-13 携帯用丸のこ機の刃口板調整機構 Expired - Lifetime JP2537068Y2 (ja)

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JPH0551601U true JPH0551601U (ja) 1993-07-09
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115794A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Makita Corp 切断機
JP2013244600A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Max Co Ltd 携帯用切断機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010115794A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Makita Corp 切断機
JP2013244600A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Max Co Ltd 携帯用切断機

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