JP2002370202A - 丸 鋸 - Google Patents

丸 鋸

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JP2002370202A
JP2002370202A JP2001180755A JP2001180755A JP2002370202A JP 2002370202 A JP2002370202 A JP 2002370202A JP 2001180755 A JP2001180755 A JP 2001180755A JP 2001180755 A JP2001180755 A JP 2001180755A JP 2002370202 A JP2002370202 A JP 2002370202A
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JP
Japan
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base
circular saw
saw blade
fixed cover
guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001180755A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kakimoto
和宏 柿本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 丸鋸で床板等を切断する際に壁にベースによ
る摺動痕が付かないようにする。 【解決手段】 丸鋸のベース(8)の前後方向に沿った
側縁(8a)に複数個のガイドローラ(12a,12
b)を設ける。丸鋸で床板等を切断する際にガイドロー
ラ(12a,12b)が壁に当たって案内するので、壁
に摺動痕が付かない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、丸鋸に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、丸鋸は、モータ(図
示せず)を内蔵したモータケース1、モータにより駆動
される鋸刃2、モータケース1に取り付けられた、鋸刃
2の上部を覆う固定カバー3、固定カバー3の下部に連
結されたベース4等を具備する。
【0003】また、特願2000−236085が開示
する丸鋸は、そのベースの側縁上に板又は複数個の突起
を有し、板をベースの長手方向に対し傾斜させるか又は
一部の突起の突出量を加減することで鋸刃とベースの側
縁との平行度を修正するようになっている。
【0004】このような丸鋸で例えば家屋のリフォーム
の際に床板等を切断する場合は、ベースを床板に当てベ
ースの側縁を壁板に当てながら丸鋸をその前方向にスラ
イドさせる。これにより、床板は壁板の直下で切断され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の丸鋸
で床板等を切断すると、丸鋸のベースにおける丸鋸の前
後方向に沿った板状の側縁や突起が壁面を擦り、壁面に
摺動痕を残す場合がある。
【0006】本発明はこのような問題点を解決すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、ベース(8)の前後方向に
沿った側縁(8a)に複数個のガイドローラ(12a,
12b)が設けられた丸鋸を採用する。
【0008】また、請求項2に係る発明は、ガイドロー
ラ(12a,12b)がベース(8)に対して位置調節
可能に取り付けられた請求項1に記載の丸鋸を採用す
る。
【0009】また、請求項3に係る発明は、ベース
(8)の前後方向に沿った側縁(8a)に滑り部材(2
3)が貼着された丸鋸を採用する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0011】<実施の形態1>図1及び図2に示すよう
に、この丸鋸は、モータ(図示せず)を内蔵したモータ
ケース5と、モータにより駆動される鋸刃6と、モータ
ケース5に取り付けられた、鋸刃6の上部を覆う固定カ
バー7と、固定カバー7の下部に連結されたベース8
と、被削材であるワーク(図示せず)の非加工時に固定
カバー7外へと回動してベース8下に突出する鋸刃6の
下部を覆いワークの加工時に固定カバー7内へと回動し
て鋸刃6の下部を露出させる移動カバー9とを具備す
る。
【0012】モータケース5内には、図示しないが左右
方向に電動機が横置きされ、その駆動軸10がモータケ
ース5の左端から突出し、この駆動軸10の左端に円盤
状の鋸刃6が固定される。モータケース5の上部には、
この丸鋸を手で保持するためのハンドル11が固定され
ている。
【0013】モータケース5の左端には固定カバー7が
モータケース5に取り付けられている。固定カバー7は
鋸刃6の略上半分を常時覆うようになっており、鋸刃6
の外周に沿って湾曲する溝を有している。
【0014】ベース8はワークの表面に当てられる長方
形の板であり、モータケース5及び固定カバー7の直下
に配置される。ベース8には丸鋸の前後方向に伸びる溝
(図示せず)が形成され、鋸刃6の下部がこの溝をベー
ス8下へと貫通している。
【0015】また、図1及び図2に示すように、このベ
ース8における丸鋸の前後方向に沿った反モータケース
側の側縁8aには、二つのガイドローラ12a,12b
が前後に配置されている。各ガイドローラ12a,12
bは金属、硬質ゴム等の材料で形成され、図3に示すよ
うに、ベース8上に垂直に固定された軸13,13に夫
々回転自在に取り付けられている。各軸13,13はガ
イドローラ12a,12bを回転自在に保持する軸部1
3aの先に雄ネジ13bを有し、この雄ネジ13bがベ
ース8に垂直に穿設された保持孔14にベース8の上側
から挿入され、ベース8の下側からベース8の肉厚内に
埋設されるナット15に螺合することにより、ベース8
に固定される。
【0016】ガイドローラ12aは平行度調整手段によ
り位置変更が可能である。すなわち、図4に示すよう
に、一方のガイドローラ12aの軸13を保持するため
の保持孔14は丸鋸の前後方向に対して傾斜しており、
この軸13を保持孔14に沿ってスライドさせることで
二点鎖線で示すようにベース8の側縁8aからのローラ
12aの突出量を加減することができる。このローラ1
2aの位置調節により、図2に示すように、前後のロー
ラ12a,12b間の共通接線で示される丸鋸のガイド
ラインGと鋸刃6との平行度を微調整することが可能に
なる。保持孔14等の平行度調整手段は他方のガイドロ
ーラ12b側に設けることも可能であり、また双方のガ
イドローラ12a,12bに対して設けることも可能で
ある。
【0017】上記ベース8は固定カバー7の下端に切込
深さ調節装置及び角度調節装置を介して連結される。
【0018】切込深さ調節装置は、鋸刃6のベース8下
への突出量を加減するためのものであり、丸鋸の前部に
おいてベース8を固定カバー7に連結する、駆動軸10
に平行に配置されたピン状の第一の支軸16と、丸鋸の
後部においてベース8を固定カバー7に連結する案内板
17とを備える。第一の支軸16はベース8の前部から
起立するブラケット18の上端に配置される。また、案
内板17はベース8の後部から起立し、固定カバー7の
溝内に入り込んでいる。案内板17は固定カバー7の内
側の溝に沿って鋸刃6及び移動カバー9に当たらないよ
うに湾曲している。案内板17にはその長さ方向にスリ
ット(図示せず)が形成され、固定カバー7の内側から
挿入される固定ネジ(図示せず)がこのスリットを貫通
し、貫通した箇所においてノブナット19と螺合してい
る。ノブナット19を緩めて案内板17を固定カバー7
に沿ってスライドさせ、再びノブナット19を締めるこ
とにより、鋸刃6のベース8下からの突出量を加減し、
ワークに対する切込深さを調整することができる。
【0019】角度調節装置は、鋸刃6のベース8に対す
る角度を調整するためのものであり、上記ブラケット1
8及び案内板17をベース8に連結する、駆動軸10に
直角な方向に配置された第二の支軸(図示せず)と、ベ
ース8を固定カバー7に締め付けるノブ付きの締付けネ
ジ20とを具備する。締付けネジ20はベース8上に立
設された固定板21の長孔(図示せず)を貫通しブラケ
ット18側に形成された雌ネジ(図示せず)に螺合する
ことでベース8を固定カバー7に固定するようになって
いる。長孔は第二の支軸を中心に湾曲しており、長孔に
沿って締付けネジ20をスライドさせ再び締付けネジ2
0を締め付けることによりベース8を固定カバー7に対
し所望の角度に固定し、鋸刃6をベース8に対し所望の
角度にセットすることができる。
【0020】移動カバー9は鋸刃6の略下半分を覆うよ
うになっており、鋸刃6の外周に沿って湾曲する溝を有
している。移動カバー9は、駆動軸10又は駆動軸10
を取り巻くように固定カバー7に形成されるボス(図示
せず)に回動可能に支持される。移動カバー9は、ワー
クの非加工時にはバネ等の付勢手段(図示せず)により
図1に示すように固定カバー7外へと回動して鋸刃6の
下半分を覆い、ワークの加工時には固定カバー7内へと
回動して鋸刃6を露出させるようになっている。また、
移動カバー9にはレバー状のツマミ22が取り付けられ
ており、このツマミ22を持って移動カバー9を固定カ
バー7内へと引っ込めるようにすることもできる。
【0021】次に、上記構成の丸鋸の作用について説明
する。
【0022】切込深さ調節装置及び角度調節装置を操作
して、鋸刃6のベース8下への突出量を調整し、また鋸
刃6のベース8に対する角度を調整する。
【0023】また、平行度調整手段によりガイドローラ
12aの位置を微調整し、ガイドラインGと鋸刃6との
平行度を調整する。
【0024】ワークをその端から切断する場合は、丸鋸
を図1に示すような姿勢で保持してベース8をワークの
上面に当て、鋸刃6をワークの端に当てて丸鋸を前方へ
押し進める。すると、移動カバー9の前端9aがワーク
の端に押される結果、移動カバー9は自動的に固定カバ
ー7内へと後退し鋸刃6を露出させる。以後、鋸刃6に
よるワークの切断作業が続行される。
【0025】また、ワークが例えばリフォームする家屋
の床板等であり、この床板等を壁に沿って切断する場合
は、ベース8の底面を床板上に当てると共にベース8の
側縁8aから突出するガイドローラ12a,12bを壁
面に当てて丸鋸を前進させる。これにより、床板は壁に
沿って適正に切断され、また、ガイドローラ12a,1
2bは壁上を滑らかに転がるので壁面に摺動痕等の傷を
発生させない。
【0026】<実施の形態2>図5に示すように、この
実施の形態2に係る丸鋸のベース8の前後方向に沿った
反モータケース側の側縁8aには、滑り部材23が貼着
されている。滑り部材23は、ポリプロピレン、ナイロ
ン、フッ素樹脂等の材料で形成される。この滑り部材2
3が塗料としてベース8の側縁8aに塗布され、或いは
テープ状に形成された上でベース8の側縁8aに粘着剤
等により貼着される。
【0027】この丸鋸によって床板等を切断する場合に
おいても、ベース8は壁上を滑らかに滑るので壁面に摺
動痕等の傷を発生させない。
【0028】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ベースの
前後方向に沿った側縁に複数個のガイドローラが設けら
れた丸鋸であり、床板等を切断する際にガイドローラが
壁面上を円滑に転がるので、壁面がベースによって擦ら
れず、従って、切断作業が円滑に行われ、壁面に摺動痕
を発生しない。
【0029】請求項2に係る発明によれば、ガイドロー
ラがベースに対して位置調節可能に取り付けられた請求
項1に記載の丸鋸であるから、一又は二以上のガイドロ
ーラをベースに対して位置調整することにより、ガイド
ローラにより規制されるガイドラインを鋸刃に対し精度
良く平行にすることができる。
【0030】請求項3に係る発明によれば、ベースの前
後方向に沿った側縁に滑り部材が貼着された丸鋸である
から、簡素な構造により壁に摺動痕を残すことなく切削
作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る丸鋸の正面図である。
【図2】図1に示した丸鋸の平面図である。
【図3】図1に示した丸鋸の要部の拡大断面図である。
【図4】図2に示した丸鋸の要部の拡大平面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る丸鋸の平面図で
ある。
【図6】従来の丸鋸の平面図である。
【符号の説明】
8…ベース 8a…側縁 12a,12b…ガイドローラ 23…滑り部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースの前後方向に沿った側縁に複数個
    のガイドローラが設けられたことを特徴とする丸鋸。
  2. 【請求項2】 ガイドローラがベースに対して位置調節
    可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載
    の丸鋸。
  3. 【請求項3】 ベースの前後方向に沿った側縁に滑り部
    材が貼着されたことを特徴とする丸鋸。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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