JPH043686Y2 - - Google Patents

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JPH043686Y2
JPH043686Y2 JP1985146530U JP14653085U JPH043686Y2 JP H043686 Y2 JPH043686 Y2 JP H043686Y2 JP 1985146530 U JP1985146530 U JP 1985146530U JP 14653085 U JP14653085 U JP 14653085U JP H043686 Y2 JPH043686 Y2 JP H043686Y2
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JP
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mold
upper mold
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pressing
pressing member
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JP1985146530U
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JPS6256218U (ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 この考案は、プレスブレーキに分割型を締付け
る分割型締付装置に関するものである。
b 従来の技術 従来、プレスブレーキの上部テーブルに上部金
型を取付ける場合、第4図のように、上部テーブ
ルの下部に取付けた上部金型支持部材11に、上
部金型15を重ね、金型押圧部材Aと取付ボルト
Bによつて取付けるのが一般的である。
ところで、箱曲げ作業等においては、製品の曲
げ幅により、種々な幅の上部金型が要求される。
このような場合には、複数に分割された幅の狭い
上部金型15を組合せて所要の幅にしているが、
上部金型15の厚さにはばらつきがあり、限られ
た金型押圧部材Aで複数の上部金型15を一様に
締付けることは困難で、作業中に上部金型15が
落下するようなことがある。
このようなことを防止するために、前図のよう
に金型押圧部材Aと厚さの薄い上部金型15の間
に、適当な厚さのシムSを挿入して、幅の狭い複
数の上部金型15を均一に締付けるような工夫が
なされているが、ボルトBが多数あるので調整が
非常に面倒である。
そこで、上記の問題点を解決するために、流体
圧シリンダを利用して上部金型の締付固定を迅速
に行なおうとする先行例として、例えば実開昭59
−168609号、実公昭56−53939号公報等がある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前述の先行例においては、金型支持部
材に流体圧シリンダを形成する構成であるので、
従来のプレスブレーキの既存の金型支持部材に後
付け的に設けることが困難であるという問題があ
る。
d 問題点を解決するための手段 前述のごとき従来の問題点を解決するために本
考案は、プレスブレーキにおける上部テーブルの
下部に取付けた上部金型支持部材の下部に上部金
型を着脱可能に装着してなるプレスブレーキの分
割型締付装置にして、前記上部金型支持部材の前
面に固定具を介して取付けた固定部材に、前記上
部金型を前記上部金型支持部材へ押圧固定する金
型押圧部材を前後方向へ揺動自在かつ前記上部金
型を押圧する方向へ付勢して設けると共に、前記
金型押圧部材が前記上部金型を押圧する部分に弾
性部材を設け、前記付勢力に抗して前記金型押圧
部材を押圧するための流体圧シリンダを、固定具
を介して前記固定部材に取付けてなるものであ
る。
e 実施例 次に、この考案の実施例について図面に基づい
て説明する。第3図はこの考案を実施したプレス
ブレーキの正面図である。一般にプレスブレーキ
1は上部テーブル3、下部テーブル5、C形フレ
ーム7等からなり、上部テーブル3はC形フレー
ム7の上部に設けられたクランク機構9により上
下動を行なう。上部テーブル3及び下部テーブル
5には上部、下部金型支持部材11,13を介し
てそれぞれ上部金型15及び下部金型17が装着
されている。上部金型15を上部金型支持部材1
1の支持部に取付けるために、上部金型取付装置
19が設けてある。
上記上部金型締付装置19の詳細は、第1図及
び第2図に示してある。
上記上部金型支持部材11には、固定部材25
が取付孔21に貫通した取付ボトルのごとき固定
具35を介して固定してある。この固定部材25
の両側には、前方(第1図において右方、第2図
において紙面に向つて表方向)へ突出した突出部
23を備えている。上部金型15を押圧するため
の金型押圧部材29が、上記両側の突出部23の
間に形成された切欠き穴37内に遊嵌され、ヒン
ジピン27を介して前後方向へ揺動自在に設けて
ある。なお、ヒンジピン27は止めねじ39によ
つて固定部材25に固定してある。
上記金型押圧部材29が上部金型15を押圧す
る押圧面には左右方向(第1図において紙面に向
つて表裏方向、第2図において左右方向)に適宜
間隔に複数の円形穴47が設けてあり、各円形穴
47には一部分が押圧面よりも突出したウレタン
ゴム等よりなる弾性部材49が設けてある。ま
た、上記金型押圧部材29が上部金型15を押圧
する方向(第1図において反時計回り方向)へ金
型押圧部材29を付勢するために、付勢手段45
が設けてある。すなわち、付勢手段45は、金型
押圧部材29の穴に設けた付勢部材43と、この
付勢部材43を後方向へ付勢するためのコイルバ
ネ41を備えている。
上記突出部23には支持部材33が取付ボルト
のごとき固定具59を介して取付けてある。上記
金型押圧部材29を上記押圧する方向と反対方向
(第1図に反時計回り方向)へ揺動させるために、
支持部材39の上端付近にはエアシリンダ31が
設けてあり、このエアシリンダ31から後方向へ
突出自在な押圧ロツド53が金型押圧部材29の
上端付近に当接してある。なお、エアシリンダ3
1はポート57を有したシリンダ蓋55を備えて
いる。
前述の構成に基づいて本実施例の作用について
説明する。
上部金型支持部11の支持部に複数の上部金型
15を取付ける場合には、突出部23の前面、換
言すればラム3の前側に配置した流体圧シリンダ
31を適宜に操作して押圧ロツド53を後方向へ
移動させることにより、金型押圧部材29を押圧
する方向と反対方向(第1図において反時計回り
方向)へヒンジピン27を介して揺動させる。こ
のとき、金型押圧部材29は付勢手段45の付勢
力に抗している。これによつて上部金型支持部材
11の支持部と金型押圧部材29の押圧面との間
の間隙を広げることがてきる。
次に、複数の上部金型15を上部金型支持部材
11の支持部に支持させた後に、流体圧シリンダ
31を適宜に操作して押圧ロツド53を前方向へ
移動させることにより、付勢手段45の付勢力を
介して金型押圧部材29は押圧する方向(第1図
において時計回り方向)へ揺動する。これによつ
て、複数の上部金型15を上部金型支持部材11
の支持部に強固に取付けることができるものであ
る。このとき、弾性部材49が弾性変形し、厚さ
の異なる複数の上部金型15に対しても上部金型
支持部材11の支持部に強固に取付けることがで
きるものである。
また、上部金型支持部材11の支持部から複数
の上部金型15を取外す場合には、流体圧シリン
ダ31を適宜に操作して押圧ロツド53を後方向
へ移動させることにより、金型押圧部材29を押
圧方向と反対方向へ揺動させる。これによつて、
弾性部材49と複数の上部金型15の押圧状態が
解除されて、複数の上部金型15を上部金型支持
部材11の支持部から取外すことができるもので
ある。
〔考案の効果〕
以上のごとき、実施例の説明により理解される
ように、要するに本考案の要旨は実用新案登録請
求の範囲に記載のとおりであるから、その記載よ
り明らかなように、本考案においては、上部金型
15を支持する上部金型支持部材11に固定部材
25が固定具35を介して取付けてあり、この固
定部材25に揺動自在に支承された金型押圧部材
29を付勢力に抗して押圧する流体圧シリンダ3
1は、固定具51を介して固定部材25に取付け
てある。そして、金型押圧部材29が上部金型1
5を押圧する部分には弾性部材49が設けてあ
る。
したがつて本考案によれば、上部金型15が分
割型であつて、各分割型の厚さに多少の誤差があ
る場合であつても、弾性部材49が上記誤差を吸
収することとなり、分割型を確実に固定すること
ができるものである。
特に本考案によれば、金型押圧部材29を揺動
自在に支承した固定部材25を固定具35を介し
て金型支持部材11に取付け、かつ付勢力に抗し
て金型押圧部材29を押圧するための流体圧シリ
ンダ31を、固定具51を介して固定部材25に
取付けた構成であるから、金型支持部材11を大
きく改良する必要がないものであり、既存の金型
支持部材11に対しても後付け的に容易に取付け
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の実施例のそれ
ぞれ側面断面図及び正面図、第3図はこの考案を
利用したプレスブレーキの正面図、第4図は従来
の上部金型の取付装置の説明図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1……
プレスブレーキ、3……上部テーブル、5……ラ
ム、11……上部金型支持部材、15……上部金
型、19……上部金型締付装置、23……突出
部、25……固定部材、27……ヒンジピン、2
9……金型押圧部材、31……流体圧、45……
付勢手段、49……ウレタンゴム、53……押圧
ロツド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレスブレーキにおける上部テーブル3の下部
    に取付けた上部金型支持部材11の下部に上部金
    型15を着脱可能に装着してなるプレスブレーキ
    の分割型締付装置にして、前記上部金型支持部材
    11の前面に固定具35を介して取付けた固定部
    材25に、前記上部金型15を前記上部金型支持
    部材11へ押圧固定する金型押圧部材29を前後
    方向へ揺動自在かつ前記上部金型15を押圧する
    方向へ付勢して設けると共に、前記金型押圧部材
    29が前記上部金型15を押圧する部分に弾性部
    材49を設け、前記付勢力に抗して前記金型押圧
    部材29を押圧するための流体圧シリンダ31
    を、固定具51を介して前記固定部材25に取付
    けてなることを特徴とするプレスブレーキの分割
    型締付装置。
JP1985146530U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH043686Y2 (ja)

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JP1985146530U JPH043686Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP1985146530U JPH043686Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JPS6256218U JPS6256218U (ja) 1987-04-07
JPH043686Y2 true JPH043686Y2 (ja) 1992-02-05

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ID=31059080

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653935U (ja) * 1979-09-29 1981-05-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5968609U (ja) * 1982-10-25 1984-05-09 株式会社アマダ 金型クランプ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5653935U (ja) * 1979-09-29 1981-05-12

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JPS6256218U (ja) 1987-04-07

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