JPH0335455Y2 - - Google Patents

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JPH0335455Y2
JPH0335455Y2 JP1986002173U JP217386U JPH0335455Y2 JP H0335455 Y2 JPH0335455 Y2 JP H0335455Y2 JP 1986002173 U JP1986002173 U JP 1986002173U JP 217386 U JP217386 U JP 217386U JP H0335455 Y2 JPH0335455 Y2 JP H0335455Y2
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JP
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rod
cam groove
cam
mounting surface
cylinder
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JP1986002173U
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上野利用分野) 本考案は金型類のクランパーに係り、取付用材
の裏面の取付面にダイ、成形金型等の金型類の取
付け及び取外しを自由に出来るようにしたクラン
パーを提供するにある。
(従来の技術) ダイ、成形金型等の大形の金型類は重量が大き
いものが多く、取付用材への取付け、取外しも重
労働に為り勝ちである。このため従来も実開昭58
−38337号公報、実公昭60−25307号公報、実開昭
56−23221号公報、実開昭55−82134号公報等に開
示するように多くのクランパーが提案されていて
流体圧制御のものもある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は日々金型類の交換を必須としている工
場で、その取外し、取付け、取付け保持を安全に
行うことができる金型類のクランパーを開発する
ことを目標とし、取付用材の下面への取付け及び
取付け保持を、圧力流体が送られていないシリン
ダに作用させた弾拡ばねにより生じさせ、取り外
しを前記弾拡ばねの弾力に勝つ圧力流体のシリン
ダへの送給により生じさせるようにしたものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の金型類のクランパーは前記に述べた目
標を具体化することを目的とするものであつて、
金型類31の取付面5を下面に持つ取付用材3に
前記取付面5とほぼ直角のカム壁材9を固定し、
該カム壁材に前記取付面5に直角なカム溝9aと
該カム溝9aの下端の斜め外方に傾斜するカム溝
9bを形成すると共に、カム壁材9の上部にシリ
ンダ12を設け、該シリンダ2のピストン18か
ら下方に突出する第1ロツド19の下端に、係止
鍔26付の揺動杆25を揺動可能にして直に連結
し、その揺動杆25の前記係止鍔26を取付面5
から下方に突出すると共に、揺動杆25に設けた
ピン28を前記カム溝9aとカム溝9bとに上下
移動自由に嵌め、前記ピストン18から上方に突
出する第2ロツド20の頭部片23の下面に、基
端を第2ロツド20のガイド管22に係合した弾
拡ばね24を掛け、前記ピン28を弾拡ばね24
の弾力で上方に移動し前記のカム溝9aに嵌めて
係止鍔26により金型類31を固定し、前記取付
面5の下面に当てる金型類31に揺動杆25を揺
動したとき脱出させる切込溝32aを設けたこと
を特徴とするものである。
本考案は前記の構成により、シリンダの動作で
金型類をアンクランプにして取外しができるよう
にし、シリンダの動作解除により金型類を自動的
にクランプすることができる。
(実施例) 添付図面は本実施例を示すもので、第1図は縦
断正面図、第2図は一部を切断した側面図、第3
図はカム壁材の正面図、第4図は本考案の配置を
示した側面図、第5図は金型類とその運搬車の側
面図である。
第4図において1はプレス機構の下型を取付け
るベースであつて、四隅から突出したガイド柱2
に、本実施例の取付用材3を相対摺動可能に嵌め
る。ベース1と取付用材3は、その一方若しくは
双方をシリンダ4(ベース1については図示せ
ず)によつて所要のプレス動作を生じさせる。
取付用材3にはその下面に金型類31の取付面
5を設け、両側から上方に支持縁6を突出する。
支持縁6の上面には上下の枠板7,8に固定し
たカム壁材9,9と支え板10,10を取付けた
ボツクス11を固定し、支持縁6と、下側の枠板
7と、第1図左側の支え板10とに側面外方から
の切込溝6a,7a,10aを設ける。
カム壁材9,9は取付面5と直角をなして立上
がるもので、第3図に示すように垂直のカム溝9
aと、そのカム溝9aの下端から外側下方に向か
う傾斜溝とからなるカム溝9bを設け、ボツクス
11の上方の枠板8には前記のカム溝9aの各上
端に合致する長溝8aを設け、この長溝8aの上
面中心部に角形又は円形の窪み8bを設ける。
前記上方の枠板8の上にはシリンダ12を据え
付ける。該シリンダ12はピストン18の上室に
圧力流体の送給口15を設け、下室に吸排気口1
6を設ける。ピストン18には下方に突出する第
1ロツド19と上方に突出する第2ロツド20と
を取付け、シリンダ12の下面板13に第1ロツ
ド19を通す中心孔の孔壁の突出部13aを前記
窪み8bに嵌め、シリンダ12の上面板14に前
記第2ロツド20を通す中心孔の孔壁の上面を窪
ませて第2ロツド20のガイド管22に設けたば
ね受板21のリング形下方突部22aを嵌める。
第2ロツド20はガイド管22から突出させ、そ
の上端にばね受け作用の頭部片23を螺合し、ば
ね受板21とばね受鍔23とに強力な弾拡ばね2
4の上下両端を掛ける。
第1ロツド19の窪み8bから突出する下端に
はカム溝9aに嵌められる軸子27によつて揺動
可能にした係止鍔26付の揺動杆25を連結し、
該杆25をカム壁材9,9の間から切込溝6a,
7a,10aに通し、係止鍔26を取付面5から
下方に突出し、その揺動杆25の周面から突出し
たピン28を軸子27の下方でカム溝9aの垂直
溝下端にカム溝9bへの移動を自由にして嵌め
る。
本考案のクランパーは、第4図に示すように取
付用材3の支持縁6上に多数個を並列させて取付
けるもので、図に現れない反対側の側面も同様で
ある。31は上型を示し、33は下型を示す。上
型31には第1図にも明らかにしたように支持縁
6の下面にほぼ合致する取付縁32に前記切込溝
6aに合致する切込溝32aを形成する。下型3
3はベース1にねじ34によつて第4図のように
固定するものである。上型31と下型33とはト
リミングプレス用とか熱成形機用とか色々にある
が、その説明を省略する。
本実施例において、シリンダ12の送給口15
からの圧力流体送給を中断すると、弾拡ばね24
の弾力により第2ロツド20、ピストン18、第
1ロツド19が引上げられ、揺動杆25も引上げ
られるため、軸子27とピン28とがカム壁材9
の垂直形のカム溝9aにより第1図実線及び第3
図二点鎖線に示すように取付面5に対して直角に
なり第1ロツド19等と並行になつて、係止鍔2
6により上型31の取付縁32を取付面5に締付
けて固定する。即ち前記の取付けを弾拡ばね24
のばね弾力のみで持続する。
シリンダ12の送給口15から、弾拡ばね24
のばね弾力に抗する圧力流体を送給すると、弾拡
ばね24が下方に収縮し、ピストン18、第2ロ
ツド20、第1ロツド19が第1図の下方に移動
し、揺動杆25のピン28を外方傾斜のカム溝9
bの下方に突き当たるまで移動するので、軸子2
7により第1ロツド19に連結された該揺動杆2
5は軸子27とピン28の各中心を結ぶ線の角度
に揺動し(第1図鎖線参照)、係止鍔26を斜め
に移動して上型31の切込溝32aから外れ、該
上型31を外す。
交換用の上型31と下型33とは、重量が大き
いので第5図の運搬車35によつて運ばれる。下
型33と上型31を揺動杆25の前記した揺動と
共にベース1上から外して空の運搬車35上に移
してから、新たな金型を運搬車35上を移動して
ベース1上に運び、取付用材3と上型とを合致さ
せてから、送給口15から圧力流体を排除する。
然るときはピストン18、第1ロツド19並びに
第2ロツド20が弾拡ばね24の弾力によつて上
昇し、揺動杆25とピンぶ28と軸子27とをカ
ム溝9aの案内作用を以て、第1図鎖線の移動角
度から、同図実線の状態に戻り、係止鍔26に作
用する弾拡ばね24の弾力により上型31を締付
ける。
前記説明は本考案の使用例の一例を示している
のみであり、どの金型類についてどう使用するか
は作業者の判断による。
(考案の作用) 本考案のクランパーは、シリンダ12に弾拡ば
ね24の弾力に打勝つ圧力を生ずる流体を送り込
むか、或いはその流体のピストン18に作用する
作動を中断して弾拡ばね24のみの弾力を作用さ
せることにより、第1ロツド19に揺動可能に連
結した係止鍔26付の揺動杆25に設けた軸子2
7とピン28及びカム溝9a,9bにより斜め角
とし、又は取付面5と直角な垂直にする二態様に
揺動し、揺動杆25が垂直になるときは、弾拡ば
ね24の弾力により金型類の締付けの作用を生じ
させて取付け、或は取付けの状態に保持し、揺動
杆25を斜め角になるときは金型の外し取り可能
にする。
(考案の効果) 本考案のクランパーは金型類31の取付面5を
下面に持つ取付用材3に前記取付面5とほぼ直角
のカム壁材9を固定し、該カム壁材に前記取付面
5に直角なカム溝9aと該カム溝9aの下端の斜
め外方に傾斜するカム溝9bを形成すると共に、
カム壁材9の上部にシリンダ12を設け、該シリ
ンダ12のピストン18から下方に突出する第1
ロツド19の下端に、係止鍔26付の揺動杆25
を揺動可能にして直角に連結し、その揺動杆25
の前記係止鍔26を取付面5から下方に突出する
と共に、揺動杆25に設けたピン28を前記カム
溝9aとカム溝9bとに上下移動自由に嵌め、前
記ピストン18から上方に突出する第2ロツド2
0の頭部片23の下面に、基端を第2ロツド20
のガイド管22に係合した弾拡ばね24を掛け、
前記ピン28を弾拡ばね24の弾力で上方に移動
し前記のカム溝9aに嵌めて係止鍔26により金
型類31を固定し、前記取付面5の下面に当てる
金型類31に揺動杆25を揺動したとき脱出させ
る切込溝32aを設けたことを特徴とする金型類
のクランパーの構成と前項に述べた作用になり、
金型類の取付け、取外しなどを弾拡ばね24の弾
力と、その弾力に抗するシリンダ12のピストン
18の移動とを以て極く有利に、しかも簡易に使
用ができる効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本実施例を示すもので、第1図は縦
断正面図、第2図は一部を切断した側面図、第3
図はカム壁材の正面図、第4図は本考案の配置を
示した側面図、第5図は金型類とその運搬車の側
面図である。 3……取付用材、5……取付面、9……カム壁
材、9a……カム溝、9b……カム溝、11……
ボツクス、12……シリンダ、15……送給口、
16……吸排気孔、18……ピストン、19……
第1ロツド、20……第2ロツド、21……ばね
受板、22……ガイド管、23……頭部片、24
……弾拡ばね、25……揺動杆、26……係止
鍔、27……軸子、28……ピン、31……金型
類(上型)、32……取付縁、32a……切込溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型類31の取付面5を下面に持つ取付用材3
    に前記取付面5とほぼ直角のカム壁材9を固定
    し、前記カム壁材9に前記取付面5に直角なカム
    溝9aと前記カム溝9aの下端の斜め外方に傾斜
    するカム溝9bを形成ると共に、前記カム壁材9
    の上部にシリンダ12を設け、前記シリンダ12
    のピストン18から下方に突出する第1ロツド1
    9の下端に、係止鍔26付の揺動杆25を揺動可
    能にして直角に連結し、前記揺動杆25の前記係
    止鍔26を前記取付面5から下方に突出すると共
    に、前記揺動杆25に設けたピン28を前記カム
    溝9aと前記カム溝9bとに上下移動自由に嵌
    め、前記ピストン18から上方に突出する第2ロ
    ツド20の頭部片23の下面に、基端を前記第2
    ロツド20のガイド管22に係合して前記ピン2
    8を上方に移動する弾拡ばね24を掛け、前記カ
    ム溝9aに嵌めて係止鍔26により前記取付面5
    の下面に当てる前記金型類31に前記揺動杆25
    を揺動したとき脱出させる切込溝32aを設けた
    ことを特徴とする金型類のクランパー。
JP1986002173U 1986-01-10 1986-01-10 Expired JPH0335455Y2 (ja)

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JPS62113827U JPS62113827U (ja) 1987-07-20
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