JPH0749832A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH0749832A
JPH0749832A JP5196485A JP19648593A JPH0749832A JP H0749832 A JPH0749832 A JP H0749832A JP 5196485 A JP5196485 A JP 5196485A JP 19648593 A JP19648593 A JP 19648593A JP H0749832 A JPH0749832 A JP H0749832A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定の方向切り換え制御信号を使用すること
なく、双方向インタフェースにおける方向切り換えを可
能とする。 【構成】 本実施例の双方向インタフェースにおいて
は、通常は受信用データバス15−1〜15−8を介し
て信号を入力する受信モードになっており、送信したい
ときには、送信用データバス25−1〜25−8を介し
て信号を出力すると、その送信信号そのものによって本
インターフェース5は送信モードに切り換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機、プリンタ、O
A機器等の情報処理装置に関し、詳しくは送受信処理が
可能な双方向インタフェースを備えた情報処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、計算機、プリンタ、OA機器
等の情報処理装置において、例えばホストコンピュータ
からのデータ受信及びホストコンピュータへのデータ送
信を実行するために双方向インタフェースを備えたもの
が知られている。そして、この従来の情報処理装置にお
いては、双方向へのデータ通信を行うために、双方向イ
ンタフェースへ特定の方向切り換え制御信号を送ること
によって切り換えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の情報処理装置は、特定の方向切り換え制御信号
によって方向切り換えを行っているので、その方向切り
換え制御信号を送るための信号ライン及びCPUにおい
て方向切り換えのための制御処理が必要となって来る。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とを目的とし、特定の方向切り換え制御信号を使用する
ことなく、双方向インタフェースにおける方向切り換え
を可能とした情報処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明は課題を解決するための手段として次の構成
を取った。即ち、送受信処理が可能な双方向インタフェ
ースを備えた情報処理装置であって、上記双方向インタ
フェースが、送信用バスライン及び受信用バスライン
と、それら両バスラインに接続され、送信用バスライン
若しくは受信用バスラインの信号によって送受信の方向
を自動的に切り換え可能な切換手段と、を備えたことを
特徴とする情報処理装置の構成がそれである。
【0006】
【作用】上記構成を有する本発明の情報処理装置によれ
ば、双方向インタフェースにおける送信用バスライン及
び受信用バスラインに接続された切換手段が、送信用バ
スライン若しくは受信用バスラインの信号によって送受
信の方向を自動的に切り換える。例えば、送信用バスラ
インの信号によって切り換えるものを例に取って説明す
ると、通常は受信用バスラインを介して信号を入力する
受信モードになっており、送信したいときには送信用バ
スラインを介して信号を出力すると、その送信信号その
ものによって切換手段が本インターフェースを送信モー
ドに切り換える。もちろん受信用バスラインの信号によ
って切り換えるようにしてもよく、その場合、通常は送
信用バスラインを介して信号を出力する送信モードにな
っており、受信したいときには受信用バスラインを介し
て信号が入力されると、その受信信号そのものによって
切換手段がインターフェースを受信モードに切り換え
る。
【0007】このように特定の方向切り換え制御信号を
使用することなく、ハード構成のみで双方向インタフェ
ースにおける方向切り換えが可能となる。従って、方向
切換制御信号による方向切り換えを待って送信あるいは
受信を行うのに比べ、送信あるいは受信する対象の信号
そのものによって方向切り換えが可能なのでレスポンス
の向上が期待できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は本発明の情報処理装置をプリンタに適用した
場合の双方向インタフェースの一実施例を示す回路図、
図2はそのプリンタ1の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0009】プリンタ1は外部のホストコンピュータ3
と接続されており、双方向インタフェース5を介してデ
ータ通信を行う。双方向インタフェース5においては、
ホスト通信用データバス7を通じてホストコンピュータ
3からのデータを受信したりホストコンピュータ3へデ
ータを送信したりする。双方向インタフェース5はプリ
ンタ内部データバス9を介してプリンタ1のCPU、R
OM、RAM等と接続されている。なお、これらは本発
明の主要部ではないので、図示を省略する。
【0010】次に、本実施例の双方向インタフェース5
の回路構成を図1を参照して説明する。図1に示すよう
に、本双方向インタフェース5は、抵抗器11−1〜1
1−8、受信用バッファ13−1〜13−8、受信用デ
ータバス15−1〜15−8、受信用データレジスタ1
7、送信用スリーステートバッファ23−1〜23−
8、送信用データバス25−1〜25−8、送信用デー
タレジスタ27、等により構成されている。本双方向イ
ンタフェース5はパラレルインターフェースであり、受
信用データレジスタ17と送信用データレジスタ27以
外は8組ずつ備えている。
【0011】その接続状態を説明すると、ホスト通信用
データバス7−1〜7−8が抵抗器11−1〜11−8
によりプルアップされ、受信用バッファ13−1〜13
−8の入力及び送信用スリーステートバッファ23−1
〜23−8の出力側に接続されている。受信側は、受信
用バッファ13−1〜13−8からのバッファ出力が受
信用データバス15−1〜15−8、受信用データレジ
スタ17を介してプリンタ内部データバス9−1〜9−
8に接続されている。一方、送信側は、送信用スリース
テートバッファ23−1〜23−8の入力側はGNDに
接続され、送信用スリーステートバッファ23−1〜2
3−8のイネーブル端子24−1〜24−8には、プリ
ンタ内部データバス9−1〜9−8、送信用データレジ
スタ27を介した送信用データバス25−2〜25−8
が接続されている。
【0012】次に本実施例のプリンタ1における双方向
インタフェース5の作動について説明する。ホストコン
ピュータ3からホスト通信用データバス7−1〜7−8
を介して入力される受信データは、そのまま受信用バッ
ファ13−1〜13−8を通して、Highレベル(以
下単にHと記す)なら「H」、Lowレベル(以下単に
Lと記す)なら「L」として出力され、受信用データバ
ス15−1〜15−8より受信用データレジスタ17に
格納される。
【0013】一方、送信用データレジスタ27に格納さ
れる送信データは、送信時に出力されて、送信用データ
バス25−1〜25−8より送信用スリーステートバッ
ファ23−1〜23−8のイネーブル端子24−1〜2
4−8に入力される。ここで、送信用スリーステートバ
ッファ23−1〜23−8の入力はGNDに接続され
「L」に固定されているため、送信用データバス25−
1〜25−8を介してイネーブル端子24−1〜24−
8に入力する送信データが「L」であった場合、送信用
スリーステートバッファ23−1〜23−8からは、そ
の送信用スリーステートバッファ23−1〜23−8へ
の入力値が出力され、出力は「L」となる。
【0014】また、イネーブル端子24−1〜24−8
に入力する送信データが「H」であった場合は入力側
(GND)と切り離されて、送信用スリーステートバッ
ファ23−1〜23−8からの出力はハイインピーダン
ス状態となる。しかし、さらに出力側において抵抗器1
1−1〜11−8でプルアップしてあるので、ホスト通
信用データバス7−1〜7−8を介したホストコンピュ
ータ3への出力は「H」となる。
【0015】このように、本実施例においては、通常は
受信用データバス15−1〜15−8を介して信号を入
力する受信モードになっており、送信したいときには送
信用データバス25−1〜25−8を介して信号を出力
すると、その送信信号そのものによって本インターフェ
ース5は送信モードに切り換わる。
【0016】従来のような特定の方向切り換え制御信号
を使用することなく、ハード構成のみで双方向インタフ
ェース5における方向切り換えを自動的に行える、従っ
て、方向切換制御信号による方向切り換えを待って送信
あるいは受信を行うのに比べ、送信あるいは受信する対
象の信号そのものによって方向切り換えが可能なのでレ
スポンスの向上が期待できる。
【0017】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実
施しえることは勿論である。例えば、上記実施例では送
信信号によって切り換えるようにしたが、もちろん受信
用バスラインの信号によって切り換えるようにしてもよ
い。
【0018】上記実施例では送信信号そのもので方向切
換を行なうものを示したが、プリンタ1のCPUからリ
ード信号を出力することで方向を切り換える例を示す。
その場合の回路構成を図3に示す。この場合の双方向イ
ンタフェースは、図1の場合と同様の、受信用バッファ
113−1〜113−8、受信用データバス115−1
〜115−8、受信用データレジスタ117、送信用ス
リーステートバッファ123−1〜123−8、送信用
データバス125−1〜125−8、送信用データレジ
スタ127を備えているが、抵抗器11−1〜11−8
は設けられていない。そして、図1の構成では送信用ス
リーステートバッファ23−1〜23−8の入力はGN
Dに接続されていたが、この図3のものでは、送信用ス
リーステートバッファ123−1〜123−8の入力
は、送信用データレジスタ127に接続されている。
【0019】また、送信用スリーステートバッファ12
3−1〜123−8の各イネーブル端子124−1〜1
24−8には、プリンタ内部のCPU(図示せず)から
出力されたリード信号が、インバータ150を介してそ
れぞれ入力している。本実施例の場合の作動について説
明する。CPUリード信号が入力しないときには、送信
用スリーステートバッファ123−1〜123−8の各
イネーブル端子124−1〜124−8への制御入力
(つまりCPUリード信号のインバート信号)は「H」
となり、送信用データレジスタ127に格納される送信
データは、送信時には、送信用データバス125−1〜
125−8より自由に出力される。
【0020】一方、受信したいときには、CPUがリー
ド信号を出力すると、送信用スリーステートバッファ1
23−1〜123−8の各イネーブル端子124−1〜
124−8への制御入力は、リード信号のインバート信
号である「L」となり、入力側となる送信用データレジ
スタ127とは切り離されることとなる。従って、ホス
ト通信用データバス107−1〜107−8を介して入
力される受信データは、そのまま受信用バッファ113
−1〜113−8を通して、受信用データバス115−
1〜115−8より受信用データレジスタ117に格納
される。
【0021】この実施例の場合は、信号ラインが別に必
要となってくるが、従来は方向切り換え制御信号(イネ
ーブル信号)を送って送信側に切り換えたり、受信側に
切り換えたりして、切り換えられたことを確認した後に
リード信号等を出して受信等を行っていたものが、本実
施例では、CPUがリード信号を出したときにすぐ待ち
時間なしでデータをリードすることができる。従って、
従来の方向切換制御信号による方向切り換えを待って送
信あるいは受信を行うのに比べると、レスポンスの向上
が期待できる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報処理装
置は、特定の方向切り換え制御信号を使用することな
く、ハード構成のみで双方向インタフェースにおける方
向切り換えが可能となる。従って、方向切換制御信号に
よる方向切り換えを待って送信あるいは受信を行うのに
比べ、送信あるいは受信する対象の信号そのものによっ
て方向切り換えが可能なのでレスポンスの向上が期待で
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報処理装置をプリンタに適用した
場合の双方向インタフェースの一実施例を示す回路図で
ある。
【図2】 プリンタの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 プリンタのCPUからリード信号を出力する
ことで方向を切り換える場合の回路図である。
【符号の説明】
1…プリンタ、 3…ホストコンピュータ、 5…双方
向インタフェース、7,7−1〜7−8,107−1〜
107−8…ホスト通信用データバス、9,9−1〜9
−8,109−1〜109−8…プリンタ内部データバ
ス、11−1〜11−8…抵抗器、13−1〜13−
8,113−1〜113−8…受信用バッファ、15−
1〜15−8,115−1〜115−8…受信用データ
バス、17,117…受信用データレジスタ 23−1〜23−8,123−1〜123−8…送信用
スリーステートバッファ、24−1〜24−8,124
−1〜124−8イネーブル端子、25−1〜25−
8,125−1〜125−8…送信用データバス、2
7,127…送信用データレジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信処理が可能な双方向インタフェー
    スを備えた情報処理装置であって、 上記双方向インタフェースが、 送信用バスライン及び受信用バスラインと、 それら両バスラインに接続され、送信用バスライン若し
    くは受信用バスラインの信号によって送受信の方向を自
    動的に切り換え可能な切換手段と、 を備えたことを特徴とする情報処理装置。
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