JPH0748919Y2 - キャブオーバ型トラックのフロントリッドのロック装置 - Google Patents

キャブオーバ型トラックのフロントリッドのロック装置

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JPH0748919Y2
JPH0748919Y2 JP11129989U JP11129989U JPH0748919Y2 JP H0748919 Y2 JPH0748919 Y2 JP H0748919Y2 JP 11129989 U JP11129989 U JP 11129989U JP 11129989 U JP11129989 U JP 11129989U JP H0748919 Y2 JPH0748919 Y2 JP H0748919Y2
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JP
Japan
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lock
front lid
mail
female
bracket
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JP11129989U
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JPH0350173U (ja
Inventor
哲郎 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キャブオーバ型トラックに於けるフロントリ
ッドのロック装置に関する。
〔従来の技術〕
第5図に示すようにキャブオーバ型トラック1のフロン
トリッド3には、走行中の開放を防止するためにダブテ
ール型ロック等のロック装置5が装着されている(実開
昭60−108657号公報等参照)。
上記ダブテール型ロック装置5は、第6図及び第7図に
示すようにフロントリッド3に取り付くロックメール7
と、ブラケットを介して車体側に取り付くロックフィメ
ール9とで構成されており、フロントリッド3を閉じて
ロックメール7のスタッドボルト11の先端頭部13をロッ
クフィメール9に穿設された嵌入孔15に嵌入すると、ピ
ン17に回動支持されたロックレバー19がスタッドボルト
11の先端頭部13に係合して、フロントリッド3がロック
されるようになっている。
尚、第6図中、符号21はロックメール7の取付板23とス
タッドボルト11に設けられたバネ受板25との間に介在さ
れたスプリング、27は所謂バカ孔として形成された取付
孔、又、第7図に於て、符号29はロックレバー19の一端
側に取り付けられたコイルバネで、当該コイルバネ29で
付勢されてロックレバー19の一部が上記嵌入孔15にかか
るように配置されている。又、符号31はボルト孔で、当
該ボルト孔31を介してロックフィメール9がブラケット
に取り付くようになっている 而して、従来、上記ロックメール7とロックフィメール
9の組付けは、先ず、ロックメール7をフロントリッド
3に仮付けすると共にブラケットを介してロックフィメ
ール9を車体に固定しておく。次いで、フロントリッド
3を閉めてスタッドボルト11の先端頭部13をロックフィ
メール9の嵌入孔15に係合すれば、フロントリッド3に
仮止めしていたロックメール7の位置決めがなされるの
で、フロントリッド3を再度開けてロックメール7を本
付けすることにより、ロックメール7をフロントリッド
3に固定する方法が採られていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、上述の如くロックメール7とロックフィメー
ル9を係合させてロックメール7の位置決めをした後、
再びフロントリッド3を開けてロックメール7を本付け
する方法にあっては、フロントリッド3を開ける間にロ
ックメール7がズレてしまう虞があり、又、作業性が悪
いといった欠点もあった。
尚、本出願人は、フロントリッドとフェンダとの面差調
整を簡単に行えるようにしたロック装置を実願昭63−38
030号で開示しているが、斯かる先願を以ってしても何
等上記不具合を解消し得るものではなかった。
本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ロックメ
ールとロックフィメールの組付性の向上を図ったキャブ
オーバ型トラックに於けるフロントリッドのロック装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる目的を達成するため、本考案は、キャブパネルに
開閉自在なフロントリッドに取り付くロックメール又は
ロックフィメールと、当該ロックメール又はロックフィ
メールに対応して車体側にブラケットを介して取り付く
ロックフィメール又はロックメールとからなるキャブオ
ーバ型トラックのフロントリッドのロック装置に於て、
上記フロントリッドを閉めたロックフィメールとロック
メールの係合時に、フロントリッドに設けた開孔から上
記ブラケットが覗くように当該ブラケットを配置すると
共に、開孔から覗く当該ブラケットの部位に、ブラケッ
トに取り付くロックフィメール又はロックメールの固定
手段を設けたものである。
〔作用〕 本考案によれば、フロントリッドにロックメール又はロ
ックフィメールを本付けしておき、又、ブラケットにロ
ックフィメール又はロックメールを仮付けしておいてフ
ロントリッドを閉めロックメールとロックフィメールを
係合させれば、ブラケット側のロックフィメール又はロ
ックフィメールが所定の位置に位置決めされる。
そして、フロントリッドを閉じた状態のままで、当該フ
ロントリッドの開孔から覗くブラケット側のロックフィ
メール又はロックメールの固定手段を本締めすれば、ロ
ックフィメール又はロックメールが所定の位置に組付け
られることとなる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。尚、上記従来例と同一のものは同一符号を以って表
示する。
第1図に於て、符号33はフロントリッド3に設けた複数
の開孔で、当該各開孔33には夫々目隠し用のグリル(図
示せず)が装着されるようになっている。そして、フロ
ントリッド3の裏面側には、第2図に示すようにロック
メール9が、上記各開孔33の中の一つの開孔33aを挟ん
でフロントリッド3に一体成形されたボス35を介してナ
ット締めされており、当該ロックメール9の取付板23が
上記開孔33aから覗いた構造となっている。そして、本
実施例に於けるロックメール7の取付板23に形成した取
付孔37は、バカ孔として形成された第6図の取付孔27と
異なり上記ボス35に埋設されたボルト39が挿通し得る略
同一径に設定されており、ロックメール7の組付けの際
に仮止めしておく従来例と異なり、当初からこのロック
メール7はフロントリッド3に固定されるようになって
いる。
又、第1図中、符号41はロックフィメール9を車体43に
取り付けるブラケットで、当該ブラケット41は第1図に
示すように上記開孔33aから覗く位置に配置され、そし
て、第3図に示すように上記ブラケット41には、ロック
フィメール9のボルト孔31に対応してバカ孔に成形され
た位置決め孔45が形成されており、第1図及び第2図の
如くフロントリッド3を閉めてロックメール7のスタッ
ドボルト11をロックフィメール9の嵌入孔15に嵌入した
時、上記各位置決め孔45がロックメール7を挟んで開孔
33aから覗くようになっている。
本実施例はこのように構成されているから、ロックメー
ル7とロックフィメール9の組付けは、先ず、第2図の
如くフロントリッド3にロックメール7をナット締めし
ておき、又、第3図に示すようにブラケット41の位置決
め孔45とロックフィメール9のボルト孔31を一致させ
て、ボルト47でロックフィメール9をブラケット41に仮
止めしておけばよい。
次いで、第2図の如くフロントリッド3を閉めてロック
メール7とロックフィメール9を係合させれば、ブラケ
ット41に仮止めされていたロックフィメール9が所定の
位置に位置決めされる。そして、第1図に示すようにフ
ロントリッド3を閉じた状態で、当該フロントリッド3
の開孔33aから上記ボルト47が覗くので、第4図に示す
ように開孔33aにドライバー49を差し込んでボルト47を
締めつけ、ロックフィメール9をブラケット41に本締め
すればよい。而して、ロックメール7とロックフィメー
ル9の組付けが終了した後、各開孔33,33aに夫々グリル
を装着しておけばよい。
このように、本実施例によれば、ロックメール7とロッ
クフィメール9の組付けの際に、フロントリッド3を閉
じた状態で開孔33aからドライバー49を差し込むことに
よりロックフィメール9を本締めすることができるの
で、従来の如くロックメール7等の本締めのために態々
フロントリッド3を再度開ける必要がなくなり、因っ
て、作業性が飛躍的に向上すると共に、フロントリッド
3を開けることにより折角位置決めしたロックメール7
がズレてしまうといった従来の如き不具合が解消される
こととなった。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案は、キャブパネルに開閉自在
なフロントリッドに取り付くロックメール又はロックフ
ィメールと、当該ロックメール又はロックフィメールに
対応して車体側にブラケットを介して取り付くロックフ
ィメール又はロックメールとからなるキャブオーバ型ト
ラックのフロントリッドのロック装置に於て、上記フロ
ントリッドを閉めたロックフィメールとロックメールの
係合時に、フロントリッドに設けた開孔から上記ブラケ
ットが覗くように当該ブラケットを配置すると共に、開
孔から覗く当該ブラケットの部位に、ブラケットに取り
付くロックフィメール又はロックメールの固定手段を設
けたものであるから、フロントリッドにロックメール又
はロックフィメールを本付けしておき、又、ブラケット
にロックフィメール又はロックメールを仮付けしておい
てフロントリッドを閉めロックメールとロックフィメー
ルを係合させれば、ブラケット側のロックフィメール又
はロックフィメールが所定の位置に位置決めされること
となる。
そして、フロントリッドを閉じた状態のままで、当該フ
ロントリッドの開孔から覗くブラケット側のロックフィ
メール又はロックメールの固定手段を本締めすれば、ロ
ックフィメール又はロックメールが所定の位置に組付け
られることとなる。
従って、本考案によれば、ロックメールとロックフィメ
ールの組付けの際に、従来の如くフロントリッドを開け
てロックメールやロックフィメールを本締めする必要が
ないため、これらの部材がズレてしまう虞がなくなり、
然も、フロントリッドを開ける煩わしさが解消されたの
で組付作業性が飛躍的に向上することとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るロック装置の正面図、
第2図は第1図のII−II線断面図、第3図はブラケット
の正面図、第4図は第2図のIV−IV線断面図、第5図は
フロントリッドのロック装置を備えたキャブの斜視図、
第6図は従来のロックメールの断面図、第7図は従来の
ロックフィメールの平面図である。 3……フロントリッド 7……ロックメール 9……ロックフィメール 33a……開孔 41……ブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャブパネルに開閉自在なフロントリッド
    に取り付くロックメール又はロックフィメールと、当該
    ロックメール又はロックフィメールに対応して車体側に
    ブラケットを介して取り付くロックフィメール又はロッ
    クメールとからなるキャブオーバ型トラックのフロント
    リッドのロック装置に於て、上記フロントリッドを閉め
    たロックフィメールとロックメールの係合時に、フロン
    トリッドに設けた開孔から上記ブラケットが覗くように
    当該ブラケットを配置すると共に、開孔から覗く当該ブ
    ラケットの部位に、ブラケットに取り付くロックフィメ
    ール又はロックメールの固定手段を設けたことを特徴と
    するキャブオーバ型トラックのフロントリッドのロック
    装置。
JP11129989U 1989-09-22 1989-09-22 キャブオーバ型トラックのフロントリッドのロック装置 Expired - Lifetime JPH0748919Y2 (ja)

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JP11129989U JPH0748919Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 キャブオーバ型トラックのフロントリッドのロック装置

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JPH0350173U JPH0350173U (ja) 1991-05-16
JPH0748919Y2 true JPH0748919Y2 (ja) 1995-11-08

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JP11129989U Expired - Lifetime JPH0748919Y2 (ja) 1989-09-22 1989-09-22 キャブオーバ型トラックのフロントリッドのロック装置

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Families Citing this family (3)

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KR20020080949A (ko) * 2001-04-18 2002-10-26 현대자동차주식회사 트럭용 정비 패널의 개선된 잠금장치와 충격 흡수장치
KR20030026042A (ko) * 2001-09-24 2003-03-31 현대자동차주식회사 프론트리드의 록킹장치
KR100986097B1 (ko) * 2004-11-23 2010-10-07 현대자동차주식회사 차량의 프론트리드 개폐장치

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