JPH0746218A - ディジタル復調装置 - Google Patents

ディジタル復調装置

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JPH0746218A
JPH0746218A JP5186097A JP18609793A JPH0746218A JP H0746218 A JPH0746218 A JP H0746218A JP 5186097 A JP5186097 A JP 5186097A JP 18609793 A JP18609793 A JP 18609793A JP H0746218 A JPH0746218 A JP H0746218A
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signal
circuit
orthogonal frequency
clock
carrier
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Yasunari Ikeda
康成 池田
Toshihisa Momoshiro
俊久 百代
Yasu Ito
鎮 伊藤
Yoshikazu Miyato
良和 宮戸
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定な直交周波数多重信号の復調を行うこと
が可能なディジタル復調装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 クロック再生回路1610は、コスタス演算
回路1620とその他の部分から構成される。レジスタ
1611、1612は、直交周波数多重信号をDFTし
た後の信号I’および信号Q’の内、シンボルごとに所
定の1波の特定搬送波信号に対応する信号のみをラッチ
する。3乗回路1621、1622は、それぞれ入力さ
れた信号を3乗する。乗算回路1623、1624は、
それぞれ信号I’と信号Q’の3乗結果、および、Q’
信号とI’信号を乗算し、減算回路1625は、入力さ
れる2信号に基づいて位相差を検出する。この位相差は
ディジタル/アナログ変換回路1613およびローパス
フィルター1614によりクロック信号発生回路162
を制御する制御電圧信号に変換され、クロック信号発生
回路162に入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直交周波数多重信号を復
調するディジタル復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル形式の信号を伝送する場合、単
一周波数の搬送波信号をディジタル信号に基づいて位相
変調および振幅変調する方法が一般的に用いられてい
る。このような変調方式としては、位相のみを変化させ
る位相変調(PSK)が、また、位相と振幅の両方を変
化させる直交変調(QAM)がよく用いられる。上述の
各変調方式のように、従来は単一周波数の搬送波信号を
伝送帯域におさまる程度の占有帯域幅を有するように変
調していた。一方、最近では新たな変調方式として、直
交周波数多重方式(OFDM)と呼ばれる変調方式が提
案されている。
【0003】この直交周波数多重方式は、伝送帯域内に
複数の直交する搬送波信号を発生させ、伝送帯域を分割
し、それぞれの搬送波信号をディジタル信号により位相
変調(PSK)や直交変調(QAM)する変調方式であ
る。複数の搬送波信号により伝送帯域を分割するので1
つの搬送波信号当たりの帯域は狭くなるので、1つの搬
送波信号当たりの変調速度は遅くなる。しかし伝送帯域
が同一である場合、複数の搬送波信号をそれぞれ変調し
た結果得られる総合的な伝送速度は従来の変調と変わら
ない。この方式では多数の搬送波信号が並列に伝送され
るので、シンボル当たりの速度は遅くなるため、いわゆ
るマルチパス妨害の存在する伝送路では、シンボルの時
間長に対する相対的なマルチパス妨害波の遅延時間を小
さくすることが可能である。従って、この方式はマルチ
パス妨害の影響を受けにくく、この特徴により地上波に
よるデジタル信号の伝送に対して特に注目されている。
【0004】ここで、直交多重周波数多重方式の信号処
理には離散的フーリエ変換および離散的逆フーリエ変換
を高速に行う必要がある。しかし、最近の半導体技術の
進歩により、従来困難であったハードウェア的な処理に
よる離散的フ−リエ変換や離散的逆フ−リエ変換を実行
可能な半導体素子が供給されるようなってきており、従
って、このような素子を用いて簡単に直交周波数多重方
式の変調を行う、あるいは、この変調方式により変調さ
れた信号を復調することができる。このような半導体技
術の進歩もこの直交周波数多重方式が注目されている理
由の一つである。
【0005】以下、一般的な直交周波数多重方式につい
て説明する。直交周波数多重方式の特徴は、伝送チャン
ネル(伝送帯域)を分割した所定の帯域幅ごとに直交す
る搬送波信号を発生し、変調後の信号がそれぞれの帯域
幅に納まる程度の低いデータ速度のディジタル信号で各
搬送波信号のそれぞれをディジタル信号で変調するので
はなく、全ての搬送波信号の変調を離散的逆フ−リエ変
換(IDFT)により一括して行う点にある。
【0006】以下、図6を参照して直交周波数多重方式
の動作を説明する。図6は、直交周波数多重方式の各搬
送信号による情報伝達を説明する図である。図6におい
て、#k(kは整数)に示す信号は、それぞれ時間区間
(シンボル区間)Ts において、周期Ts /kの搬送波
信号波形を示し、(a),(b)はそれぞれ伝送すべき
情報の値1,0の場合の搬送波信号波形を示す。
【0007】所定のある時間区間Ts をシンボル時間と
する。図6の#1〜#nには、それぞれ周期Ts 〜周期
s /nの搬送波信号#1〜#nの集合が示してある。
このような搬送波信号#1〜#nが順番に並んでいると
して、これらの各搬送波信号の振幅及び位相を伝送すべ
き情報で規定すると、シンボルの波形を伝送すべき情報
(ディジタル信号)で規定することができる。例えば図
6(a)に示す各搬送波信号波形と、(b)に示す搬送
波信号波形を定義する。受信機が図6(a)に示す波形
の信号を論理値1に対応付け、図6(b)に示す波形の
信号を論理値0に対応付けることにより、各搬送波信号
ごとに情報(ディジタル信号)を伝送することができ
る。
【0008】図6に示した例においては、各搬送波信号
を2つの位相状態で規定したいわゆるBPSKで変調
し、各搬送波信号ごとに1ビットの情報を伝送している
が、各搬送波信号ごとにより多くの位相および振幅を定
義し、多値化して伝送することも可能である。すなわ
ち、各搬送波信号の振幅及び位相を規定することによっ
てその波形を得る。この波形を得るための処理動作はい
わゆる逆フ−リエ変換となる。従って、直交周波数多重
方式においては、離散的逆フ−リエ変換回路を用いて直
交周波数多重信号を得ることができる。また、以上のよ
うにして得られた直交周波数多重信号の復調は、離散的
フーリエ変換回路を用いて行うことができる。
【0009】以下、図7を参照して直交周波数多重変調
を行う変調装置の構成を説明する。図7は、従来の直交
周波数多重変調装置80の構成を示す図である。直交周
波数多重変調装置80は、シリアル/パラレル変換回路
803、804、離散的逆フ−リエ変換回路(IDF
T)805、パラレル/シリアル変換回路(P/S)8
06、806、バッファメモリ(BM)808、80
9、D/A変換回路(D/A)810、811、ロ−パ
スフィルタ(LPF)812、813、乗算回路81
4、815、局部発振器816、90゜移相回路(H)
817、加算回路818、バンドパスフィルタ(BP
F)819、RFコンバ−タ820、および、送信アン
テナ821から構成される。また、Iチャネル信号80
1およびQチャネル信号802は、それぞれ伝送される
べき直交周波数多重変調されるべきディジタル信号であ
り、送信信号822は、直交周波数多重変調装置80に
よる処理により生成され、送信アンテナ821から送出
される電波信号である。
【0010】以下、直交周波数多重変調装置80の動作
を説明する。シリアル/パラレル変換回路803、80
4に入力されるIチャネル信号とQチャネル信号はパラ
レル形式の信号に変換され、離散的逆フ−リエ変換回路
805により離散的逆フーリエ変換(IDFT)され
る。ここで、Iチャンネル信号およびQチャネル信号に
は、図9に示して後述する同期シンボルが挿入されてい
る。離散的逆フ−リエ変換回路805により変換された
Iチャネル信号およびQチャネル信号は、パラレル/シ
リアル変換回路806、807によりシリアル形式の信
号に変換され、さらにバッファメモリ808、809に
よりガードインターバルが付加される。ガードインター
バルが付加された信号は、ディジタル/アナログ変換回
路810、811によりアナログ形式の信号に変換さ
れ、さらにロ−パスフィルタ812、813により帯域
制限される。
【0011】ロ−パスフィルタ812、813により帯
域制限された信号は、乗算回路814、815により、
それぞれ局部発振器816で生成された搬送波信号、お
よび、搬送波信号が90°移相回路817により90°
移相された信号と乗算され、さらに加算回路818によ
り加算されて合成される。加算回路818により合成さ
れた信号は、さらにバンドパスフィルタ819により所
定の帯域に制限され、RFコンバ−タ820により所定
の伝送周波数に変換されて送信アンテナ821より直交
多重周波数多重方式信号として送出される。
【0012】以下、図8を参照して、直交周波数多重方
式により変調された信号を受信、復調する従来の直交周
波数多重復調装置85の構成を説明する。図8は、従来
の直交周波数多重復調装置85の構成を示す図である。
直交周波数多重復調装置85は、受信アンテナ851
は、チュ−ナ(Tu)852、乗算回路853、85
4、局部発振器855、90゜移相回路856、ロ−パ
スフィルタ857、858、A/D変換回路861、8
62、シリアル/パラレル変換回路859、860、離
散的フ−リエ変換回路(DFT)863、パラレル/シ
リアル変換回路864、865、バッファメモリ86
6、867、搬送波信号再生回路868、および、クロ
ック再生回路(BTR)869から構成される。また、
図8において、受信信号850は、直交周波数多重信号
であり、Iチャネル信号(I)およびQチャネル信号
(Q)は、直交周波数多重復調装置85が直交周波数多
重復調装置850を復調した結果として得られるディジ
タル形式の信号である。
【0013】ところで、受信側で受信した直交周波数多
重信号を正しく復調するには、搬送波信号およびシンボ
ルクロックを正しく再生するとともに、DFT処理に使
用するDFT時間窓も正しく再生する必要がある。従
来、受信側でDFT時間窓を正しく再生可能とするため
に、送信側で直交周波数多重信号のフレ−ムの先頭に無
信号の同期信号シンボルを設けて送信し、受信側ではこ
の同期信号シンボルを検出してPLL回路の同期をと
り、シンボルクロックを再生し、また、DFT時間窓の
同期をとるための参照信号として使用していた。
【0014】以下、図9を参照して従来の直交周波数多
重信号のフレーム構成、および、クロック再生回路86
9の構成と動作を説明する。図9は、従来の直交周波数
多重信号のフレーム構成を例示する図である。図9に示
すように、直交周波数多重信号のフレーム構成におい
て、同期シンボルは第1シンボルに前置される。図10
は、図8に示したクロック再生回路869の構成を示す
図である。図10において、同期シンボル検出回路88
0は、直交周波数多重復調装置85のローパスフィルタ
ー875、876の出力信号から図9に示す同期シンボ
ルを検出する。同期シンボル検出回路880は、2乗回
路881、882、振幅比較回路883、884、参照
値回路885、AND回路886、および、パルスキャ
ンセル回路887から構成される。PLL回路890
は、同期シンボル検出回路880から出力される同期シ
ンボル検出信号に基づいてクロック信号(CK)および
DFT時間窓信号を生成する。PLL回路890は、位
相比較器891、ロ−パスフィルタ892、電圧制御発
振回路893、M分周回路894、および、N分周回路
895から構成される。
【0015】図8に示した直交周波数多重復調装置85
のローパスフィルタ857、858の出力信号は、それ
ぞれ同期シンボル検出回路880の2乗回路881、8
82に入力される。2乗回路881、882においてロ
ーパスフィルタ857、859の出力信号の振幅電圧の
2乗値が算出され、振幅比較器883、884に入力さ
れる。振幅比較器883、884において、それぞれの
2乗値は参照値回路885から出力される参照値と比較
され、2乗値が参照値よりも低い場合に論理値1が出力
される。つまり、同期シンボルの期間ではローパスフィ
ルタ857、858の出力信号は無信号(0V)となる
ので、振幅比較器883、884の両方から論理値1が
出力される。振幅比較器883、884の出力信号はA
ND回路886で論理積がとられ、パルスキャンセル回
路887に入力される。従って、同期シンボルが同期シ
ンボル検出回路880に入力される場合にのみAND回
路886の出力信号が論理値1となる。しかし、図9に
示した第1シンボルから第(N−1)シンボルまでのデ
−タ期間においてもAND回路886の出力値が瞬間的
に論理値1となる場合があり得る。パルスキャンセル回
路887は、同期シンボルの期間以外でAND回路88
6の出力信号が瞬間的に論理値1となって発生するパル
スを排除して正確に同期シンボルのみを検出し、同期シ
ンボル検出信号としてPLL回路890に入力する。パ
ルスキャンセル回路887は、例えばロ−パスフィルタ
と波形整形回路を組み合わせた回路等により構成され
る。
【0016】PLL回路890においては、同期シンボ
ル検出回路880から入力される同期シンボル検出信号
は、位相比較回路891に入力され、N分周回路895
から出力される信号と位相が比較される。位相比較回路
(φ)891から出力される移相誤差はローパスフィル
タ(LPF)892でフィルタリングされ、電圧制御発
振回路(VCO)893を制御する。電圧制御発振回路
893は、ローパスフィルタ892の出力信号電圧に対
応する周波数のクロック信号CKを生成する。このクロ
ック信号CKはM分周回路894により1/Mの周波数
に分周され、DFT時間窓信号として離散的フ−リエ変
換回路863に入力され、さらにN分周回路895によ
り1/Nの周波数に分周されて位相比較回路891に入
力される。ここでN分周回路895の分周比Nは、図9
に示した直交周波数多重信号のフレーム内の同期シンボ
ルを含めたシンボル数Nと一致し、このフレーム構成が
変更された場合にはそれに応じて変更される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マルチパス妨
害が存在する伝送路では同期シンボル期間中にも信号が
漏れ込んでくる、あるいは、雑音のある伝送路ではその
雑音が同期シンボル期間にも混入するという理由により
同期シンボル期間を正確に検出することが困難であると
いう問題がある。また情報の伝送の観点から看た場合、
上述の同期シンボルの挿入により伝送効率が悪くなると
いう問題があり、この観点からは同期シンボルの数を極
力少なくしたという要求がある。一方、クロックの再生
を行うPLL回路、および、受信信号について復調を行
う離散的フ−リエ変換回路の安定動作という観点から
は、同期シンボル数を減らすことは、同期信号を少なく
することは参照信号が少なくなるので好ましくはないと
いう問題がある。
【0018】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、直交周波数多重信号の受信およ
び復調において、同期シンボルが挿入されない直交周波
数多重信号からのクロック再生を可能とすることによ
り、伝送効率の向上、および、クロック再生と受信信号
の復調の安定動作という相反する事項を同時に満たすデ
ィジタル復調装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のディジタル復調装置は、直交周波数多重信号
を復調する装置であって、復調手段、および、クロック
再生手段を有し、前記復調手段は、該直交周波数多重信
号を受信し、復調して復調信号とし、前記クロック制御
手段は、当該クロック再生手段が再生し、該直交周波数
多重信号の復調処理に使用されるクロック信号、およ
び、前記復調信号の内、直交周波数多重信号に含まれる
所定の搬送波信号に対応する復調信号の信号成分の位相
差に基づいてクロック信号の周波数を制御する。また好
適には、前記復調手段は、前記直交周波数変調信号を基
底帯域信号に変換するための再生搬送波信号を再生する
搬送波信号再生手段をさらに有し、該搬送波信号再生手
段は、前記復調信号の内、前記クロック信号の再生に使
用される信号成分に対応する搬送波信号以外の所定の搬
送波信号に対応する復調信号の信号成分、および、該再
生搬送波信号との位相差に基づいて該搬送波信号の周波
数を制御する。また好適には、前記位相差の検出は、コ
スタス演算により行われることを特徴とする。また好適
には、前記クロック信号および再生搬送波の再生に使用
される復調信号の信号成分は、それぞれ該直交周波数多
重信号の異なる搬送波信号に対応するものであることを
特徴とする。本発明のディジタル復調方法は、直交周波
数多重信号の所定の搬送波信号に対応する該直交周波数
多重信号の復調信号に基づいて、該直交周波数多重信号
の復調処理に使用されるクロック信号を再生する。
【0020】
【作用】直交周波数多重信号からデータを復調する離散
的フ−リエ変換の変換結果の内、直交周波数多重信号を
基底帯域信号に変換するために使用される搬送波信号を
生成する局部発振器の制御に用いる離散的フ−リエ変換
結果と、クロック信号を生成するクロック生成回路の制
御に用いる離散的フーリエ変換結果を別々にしてシンボ
ルごとにコスタス演算を行って局部発振回路とクロック
生成回路との制御を行う。いいかえると、フーリエ変換
結果の内の搬送波信号生成用の変換結果を用いて再生搬
送波信号と直交周波数多重信号の搬送波信号との位相差
を検出し、この位相差に基づいて局部発振再生回路を制
御して搬送波信号の生成を行い、クロック信号生成用の
変換結果を用いてクロック信号と直交周波数多重信号の
搬送波信号との位相差を検出し、この位相差に基づいて
クロック生成回路を制御して搬送波信号の生成を行う。
つまり、受信した直交周波数多重信号に基づいて、搬送
波信号の再生と同様な方法によりクロック信号を再生す
る。
【0021】
【実施例】実施例の説明に先立ち、直交周波数多重(O
FDM)信号を数式を用いて説明する。直交周波数多重
信号は、一般の64QAM等の多値変調が単一の搬送波
信号を振幅変調および位相変調して所定の帯域内で情報
の伝送を行うのに対し、複数の搬送波信号をそれぞれ、
単一の搬送波信号を使用した変調方式に比べて低い情報
速度(ビットレート)で変調して所定の帯域内で情報の
伝送を行う変調方式である。直交周波数多重信号の搬送
波信号数がNであって、各搬送波信号についてQAM変
調した場合、直交周波数多重信号のm番目のシンボルf
m (t)は、次式で表される。
【0022】
【数1】
【0023】式1において、Δφmnは、後述するガード
インターバルによるシンボルの位相回転を補正する項で
あり、次式で表される。
【0024】
【数2】
【0025】式1、および、式2より、直交周波数多重
信号は次式で定式化される。
【0026】
【数3】
【0027】以下、直交周波数多重信号の電力スペクト
ラムを定式化する。式1で表された第m番目のシンボル
の時間幅T’の第m番目のシンボルfm (t)のフーリ
エ積分は次式のように表される。
【0028】
【数4】
【0029】式4より、この区間におけるエネルギース
ペクトラムは、次式で表される通りとなる。
【0030】
【数5】
【0031】式5第2項において、
【0032】
【数6】
【0033】は、第m番目と第k番目の搬送波信号の変
調波の相関関数であり、情報に相関がないことを仮定す
ると、式6は0となる。従って、式3は次式のように変
形される。
【0034】
【数7】
【0035】受信側においては、受信した直交多重周波
数多重信号をフーリエ変換して復調を行う。この際、時
間窓により直交周波数多重信号を切り出してからフーリ
エ変換を行う。この時間窓のタイミングと復調出力との
関係を説明する。以下説明の簡略化のために、上記各式
においてm=0である場合について説明する。従って、
式1は次式のようになる。
【0036】
【数8】
【0037】まず、ガードインターバルがない(T=
T’)場合を説明する。時間窓がτo だけずれた場合、
積分期間〔−T/2,T/2〕には、m=0,−1の2
つのシンボルが存在する。このフーリエ積分Fo
(ω)は次式で表される。
【0038】
【数9】
【0039】ここで、式9の第2項は時間窓がずれたた
めに隣接のシンボルから漏れた妨害成分である。
【0040】式9から2N点の離散的フーリエ変換(D
FT)に対する係数Fok’を求めると次式のようにな
る。
【0041】
【数10】
【0042】式9の〔 〕内の第1項は信号成分、第2
項は他の搬送波信号からの漏洩信号成分、第3項は隣接
シンボルからの漏洩信号成分を表す。また係数は、全体
の振幅および位相の変化を表す。
【0043】以上より、k番目の搬送波信号における信
号電力Sk に対する漏洩信号成分による妨害電力Ik
比は、次式で表される。
【0044】
【数11】
【0045】以下、ガードインターバルがある場合を説
明する。まず、時間窓のずれτo が小さく、積分期間が
同一シンボル内(τo ≦Tg /2)である場合のフーリ
エ積分Fo ”(ω)は次式で表される。
【0046】
【数12】
【0047】式12から、L点DFTに対する係数
ok”を求めて次式を得る。
【0048】
【数13】
【0049】式13には信号成分しか存在しない。従っ
て、式13より信号移相は搬送波信号によって回転して
いることがわかる。
【0050】次に、時間窓のずれτo が大きく、積分区
間が隣接シンボルにかかる場合を説明する。この場合、
ガードインターバルがない場合のモデルと同様となるの
で、フーリエ積分、DFT、および、信号電力対妨害電
力比Sk /Ik はそれぞれ式9〜式11と同一となる。
【0051】次にガードインターバルとして無信号を割
り当てた場合について説明する。時間窓のずれτo に比
べてガードインターバルとしての無信号期間が充分長い
場合、そのフーリエ積分Fo "'(ω)は次式のように表
される。
【0052】
【数14】
【0053】式14は、式8の第1項のみとなる。この
理由は、時間窓のずれτo が無信号期間の積分となるた
めに0となり、ガードインターバルがない場合に生じる
隣接シンボルからの信号成分の漏洩がなくなるためであ
る。
【0054】式14から、2N点の離散的フーリエ変換
を行った場合の係数Fok"'を求めると次式のようにな
る。
【0055】
【数15】
【0056】式15の〔 〕内の第1項は信号成分であ
り、第2項は他の搬送波信号からの漏洩信号成分を表し
ている。信号電力対妨害電力比Sk /Ik は、次式の通
りとなる。
【0057】
【数16】
【0058】以下、マルチパス妨害等により発生するゴ
ーストの影響を説明する。ゴーストgo (t)として、
次式で表される主信号がτo だけ遅延し、そのレベルが
αo 、その位相がθo だけ回転した信号を仮定する。
【0059】
【数17】
【0060】式17において、exp(jθo )を仮定
したのは、I軸およびQ軸の漏洩、すなわち直交ゴース
トをも考慮したためである。また、主信号Fokは次式で
表される。
【0061】
【数18】
【0062】ガードインターバルとして無信号を割り当
てた場合、ゴースト成分のDFT係数Gokは式15を参
照して次式で表される。
【0063】
【数19】
【0064】従って、主信号にゴーストが加わった受信
信号のDFT係数Hokは次式で表される。
【0065】
【数20】
【0066】式20において、第1項は信号成分であ
り、第2項は他の搬送波信号からの漏洩信号成分であ
る。従って、この場合の信号電力対妨害電力比Sk /I
k は次式の通りとなる。
【0067】
【数21】
【0068】式21より、信号電力対妨害電力比Sk
k は次式の通りとなる。
【0069】
【数22】
【0070】
【数23】
【0071】式20〜式23は、時間窓が主信号に一致
していると仮定して計算したものであり、時間窓がずれ
ている場合はさらに信号電力対妨害電力比Sk /Ik
悪化する。
【0072】以下本発明の第1の実施例を説明する。以
下、直交周波数多重復調装置11の構成を説明する。本
発明の直交周波数多重変調装置11は、例えば直交周波
数多重信号として伝送されたディジタル映像信号を復調
するために使用される装置である。図8に示した直交周
波数多重復調装置85と本発明の直交周波数多重復調装
置11の構成上異なる点は、クロック生成回路161の
入力信号として、離散的フ−リエ変換器121の変換出
力をパラレル/シリアル変換回路122、123により
シリアル形式の信号に変換した信号を用いていることで
ある。
【0073】図1は、本発明の直交周波数多重復調装置
11の構成を示す図である。図1において、受信アンテ
ナ101は、電波形式の信号として送られてくる直交周
波数多重信号を捕捉してチューナ102に入力する。こ
こで、直交周波数多重復調装置11が受信する直交多重
周波数多重方式信号は、例えば図6に示した直交周波数
多重変調装置80において、入力されるIチャネル信号
およびQチャネル信号に同期シンボルが挿入されずに生
成され、同期シンボルを有さず、その部分に伝送すべき
データが乗せられたものである。チューナ102は、受
信アンテナ101で捕捉された直交周波数多重信号を中
間周波数帯の信号に変換する。乗算回路111、112
は、それぞれチューナ102から入力された中間周波数
帯域の受信信号と、局部発振器(LO)113の出力信
号、および、局部発振器113の出力信号を90゜移相
回路116により90°移相した信号とを乗算してロー
パスフィルター(LFP)115、116に入力する。
ローパスフィルター115、116は、それぞれ乗算回
路111、112の出力信号の内、所定の高域遮断周波
数以下の成分を通過させ、不要な周波数成分を取り除
き、アナログ/ディジタル変換回路(A/D)117、
118、および、クロック再生回路127に入力する。
【0074】アナログ/ディジタル変換回路117、1
18は、それぞれローパスフィルター115、116か
ら入力されるアナログ形式の信号をディジタル形式の信
号に変換する。シリアル/パラレル変換回路(S/P)
119、120は、それぞれアナログ/ディジタル変換
回路117、118から入力される直列(シリアル)形
式のディジタル信号を並列(パラレル)形式の信号に変
換してDFT回路121に入力する。DFT回路121
は、シリアル/パラレル変換回路119、120から入
力されるディジタル信号を時間領域から周波数領域に変
換(離散的フ−リエ変換(DFT))してパラレル/シ
リアル変換回路(P/S)122、123に入力する。
DFT演算は次式で表される。
【0075】
【数24】
【0076】パラレル/シリアル変換回路122、12
3は、DFT回路121から入力されたパラレル形式の
ディジタル信号をシリアル形式の信号に変換し、バッフ
ァメモリ(B/M)124、125、および、搬送波信
号再生回路126に入力する。
【0077】バッファメモリ124、125は、パラレ
ル/シリアル変換回路122、123から入力される信
号についてガードインターバルの除去等の処理を行い、
信号Io および信号Qo として出力する。搬送波信号再
生回路(CR)126は、例えばコスタスループ回路等
により構成され、パラレル/シリアル変換回路122、
123の出力信号に基づいて局部発振器113を制御し
て所定の周波数の局部周波数信号を発生させる。局部発
振器113は、例えば電圧制御発信回路(VCO)であ
り、搬送波信号再生回路126の制御により所定の周波
数の局部信号を発生する。90°位相回路114は、局
部発振器113の出力信号の位相を90°移相させ、位
置制御部112に入力する。クロック信号発生回路16
2は、例えば電圧制御発振回路であり、クロック信号生
成回路161から入力される制御電圧信号に対応した周
波数のクロック信号(CK)を生成する。クロック信号
生成回路161は、ローパスフィルター115、116
から入力される信号に基づいて、クロック信号発生回路
162を制御する制御電圧信号を生成するとともに、D
FT時間窓信号を生成する。
【0078】図2は、クロック信号生成回路161の構
成を示す図である。図2に示すようにクロック信号生成
回路161は、クロック再生回路1610と時間窓信号
生成回路128から構成される。クロック再生回路16
10は、パラレル/シリアル変換回路122、123か
ら入力される信号I’および信号Q’に基づいてクロッ
ク信号発生回路162を制御する制御電圧信号を生成
し、時間窓信号生成回路128は、パラレル/シリアル
変換回路122、123から入力される信号I’、信号
Q’、および、クロック信号CKに基づいて時間窓信号
を生成する。
【0079】以下、図3を参照して図2に示したクロッ
ク再生回路1610の構成を説明する。図3は、図2に
示したクロック再生回路1610の構成を示す図であ
る。クロック再生回路1610は、コスタス演算回路1
620とその他の部分から構成され、コスタス演算回路
1620は、3乗回路1621、1622、乗算回路1
623、1624、および、減算回路1625から構成
される。
【0080】クロック再生回路1610には、離散的フ
−リエ変換回路121により変換され、パラレル/シリ
アル変換回路122、123によりシリアル形式の信号
に変換された直交周波数多重信号の各搬送波信号の基底
帯域信号、信号I’および信号Q’が順次入力される。
レジスタ1611、1612は、パラレル/シリアル変
換回路122、123より入力された信号I’および信
号Q’の内、シンボルごとに所定の1波の特定搬送波信
号に対応する信号のみをラッチして、3乗回路162
1、1622、および、乗算回路1623、1624に
入力する。
【0081】3乗回路1621、1622は、それぞれ
入力された信号I’および信号Q’を3乗して乗算回路
1623、1624に入力する。乗算回路1623、1
624は、それぞれ3乗回路1621、1622から入
力される信号I’と信号Q’の3乗結果、および、Q’
信号とI’信号を乗算する。減算回路1625は、乗算
回路1623から入力される乗算結果を乗算回路162
4から入力される乗算結果を減算し、位相差を検出して
ディジタル/アナログ変換回路1613に入力する。
【0082】ディジタル/アナログ変換回路1613
は、上述のようにコスタス演算回路1620において算
出された信号I’および信号Q’の位相差をアナログ形
式の信号に変換してローパスフィルター1614に入力
する。ローパスフィルター1614は、ディジタル/ア
ナログ変換回路1613によりアナログ形式の信号に変
換された位相差信号を帯域制限し、クロック信号発生回
路162を制御する制御電圧信号を生成してクロック信
号発生回路162に入力する。なお、図3に示したコス
タス演算回路1620の構成は、直交周波数変調信号の
搬送波信号の変調方式によって構成が変わる。従って、
コスタス演算回路1620は図3に示した構成に必ずし
も拘束されない。また、クロック再生回路1610は図
3に示すように、信号I’および信号Q’の内、レジス
タ1611、1612を用いて特定の搬送波信号に対応
する信号を取り込むように構成したが、レジスタ161
1、1612を設ける代わりにディジタル/アナログ変
換回路1613で特定搬送波信号に対応する位相差のみ
をD/A変換するためにディジタル/アナログ変換回路
1613の直前にレジスタを設けたり、あるいは、ディ
ジタル/アナログ変換回路1613の変換タイミングを
制御して所定の目的を達成するように構成してもよい。
【0083】以下、直交周波数多重復調装置11による
クロック信号CKの生成の原理を説明する。再生搬送波
信号は、搬送波信号再生回路126により正確に再生さ
れる。ここで、クロック信号生成回路161により生成
され、復調されたシンボルの処理に使用されるクロック
信号CK(再生クロック信号)の周波数が、送信側にお
けるクロック信号の周波数と異なっている場合が生じ得
る。
【0084】このように送信側のクロック信号と異なっ
た周波数のクロック信号CKを用いて受信した直交周波
数多重信号を処理した場合、受信した所定の直交周波数
多重信号の搬送波信号に着目すると等価的にその搬送波
信号の周波数が送信側の周波数と異なって見えてしま
う。例えば、このクロック信号CKの周波数が送信側の
クロック信号の周波数信号よりも高い場合、クロック信
号CKに基づいて得られる離散的フ−リエ変換回路12
1のDFTの時間窓は、送信側において直交周波数多重
信号の生成の際の離散的逆フーリエ変換(IDFT)の
時間窓よりも短くなることになる。よって直交周波数多
重復調装置11側からは、該所定の搬送波信号はDFT
時間窓の時間幅が短くなった分だけ周波数が低くなった
ように見え、DFTの変換結果も、送信側におけるID
FT入力と異なったものとなる。
【0085】すなわち、直交周波数多重復調装置11に
おいてこのようなクロック信号CKに基づいてなされた
DFTの変換結果は、正規の周波数からずれた再生搬送
波信号により変換された基底帯域信号を変換したものと
同様なものとなる。直交周波数多重信号の復調結果から
搬送波信号を再生する方法としていくつかの方法が既に
提案されている。上述したように直交周波数多重信号に
おいて、そのクロック信号CKの周波数ずれは、直交周
波数多重信号を基底帯域信号に変換する際の再生搬送信
号の周波数ずれと等価であることから、本発明では従来
の搬送波再生のための手法をクロック再生手段に用いる
ことを原理としている。
【0086】さらに、マルチパス妨害を考慮した場合、
基本的には主信号に遅延したマルチパス信号が加算され
たと考えることができる。遅延したマルチパス信号は、
周波数の低い信号成分についてはわずかの位相差しか与
えないが、周波数の高い成分には大きな位相差を与え
る。すなわち、マルチパス信号は、直交周波数多重信号
の各周波数成分に対してそれぞれ異なった影響を与え
る。よって、クロック信号CKの再生のために、再生し
たクロック信号CKと各再生搬送波の位相差を検出した
場合、各搬送波信号ごとに異なった位相差が検出される
ことになる。しかし、所定の基底帯域信号に対応する搬
送波信号を正しく再生可能ならば、その他の搬送波信号
の周波数も正しく再生していることになるので、クロッ
ク再生のための位相差の検出は受信した直交周波数多重
信号の複数の搬送波信号の内の1波について行えばよ
い。直交周波数多重信号の1の搬送波信号と再生した搬
送波信号との位相差に基づいてクロック信号発生回路1
62を制御することによってクロック信号CKを再生で
きる。
【0087】以下、直交周波数多重復調装置11の動作
を説明する。受信信号は受信アンテナ101で補足さ
れ、チュ−ナ102に入力される。チュ−ナ102では
受信信号を周波数変換して中間周波数帯の信号として復
調回路109の乗算回路111、112に入力する。乗
算回路111、112には、それぞれ局部発振器113
の出力信号、および、局部発振器113の出力信号が9
0゜移相回路114により90°移相された信号が入力
されており、これらの信号とチュ−ナ102の出力信号
とを乗算し、チュ−ナ102から出力される中間周波数
帯の信号を基底帯域信号に変換する。これらの基底帯域
信号は、ローパスフィルタ115、116により、それ
ぞれ不要の高調波成分が除去され、A/D変換回路11
7、118に入力される。
【0088】不要な高調波成分が除去された基底帯域信
号は、それぞれA/D変換回路117、118によりデ
ィジタル形式の信号に変換され、さらにそれぞれシリア
ル/パラレル変換回路119、120により並列(パラ
レル)形式の信号に変換され、DFT回路121に入力
される。ディジタル形式の信号に変換されたこれらの信
号は、DFT回路121においてクロック再生回路16
1から出力されるDFT時間窓に基づいて切り取られ、
離散的フーリエ変換(DFT)され、さらにパラレル/
シリアル変換回路122、123によりシリアル形式の
信号に変換され、バッファメモリ124、125に入力
される。
【0089】シリアル形式の信号に変換されたこれらの
信号は、バッファメモリ124、125により、変調時
に付加されたガ−ドインタバルの除去等の処理を受け、
ディジタル形式の信号Io および信号Qo として補正回
路140に入力される。局部発振器113は、パラレル
/シリアル変換回路122、123によるDFT処理後
の信号に基づいて、搬送波再生回路126の、例えばコ
スタスル−プによる制御を受けて搬送波信号を再生す
る。一方クロック信号生成回路161は、パラレル/シ
リアル変換回路122、123によるDFT処理後の信
号に基づいてクロック信号発生回路162を制御してク
ロック信号CKを生成させ、併せて時間窓信号を生成す
る。
【0090】以下、本発明の第2の実施例を説明する。
図4は、第2の実施例における本発明の直交周波数多重
復調装置12の構成を示す図である。図4に示した直交
周波数多重復調装置12の各部分の内、図1に示した直
交周波数多重復調装置11と同一符号を付した各部分は
同一である。第1の実施例における直交周波数多重復調
装置11と直交周波数多重復調装置12の異なる点は、
直交周波数多重復調装置11における搬送波信号再生回
路126の代わりに、直交周波数多重復調装置12にお
いては位相誤差演算回路163(PH)を設け、クロッ
ク信号生成回路161と搬送波信号再生回路126の回
路の共通化を図った点である。
【0091】以下、図5を参照して位相誤差演算回路1
63の構成および動作を説明する。図5は、位相誤差演
算回路163の構成を示す図である。図5においては、
図示の簡略化のために時間窓信号の発生に関する部分は
省略して示してある。図5において、位相誤差演算回路
163は、コスタス演算回路1631とその他の部分か
ら構成され、コスタス演算回路1631は、3乗回路1
632、1633、乗算回路1634、1625、およ
び、減算回路1636から構成される。
【0092】位相誤差演算回路163には、離散的フ−
リエ変換回路121により変換され、パラレル/シリア
ル変換回路122、123によりシリアル形式の信号に
変換された直交周波数多重信号の各搬送波信号の基底帯
域信号、信号I’および信号Q’が順次入力される。3
乗回路1632、1633は、それぞれ入力された信号
I’および信号Q’を3乗して乗算回路1634、16
35に入力する。乗算回路1634、1635は、それ
ぞれ3乗回路1632、1633から入力される信号
I’と信号Q’の3乗結果、および、Q’信号とI’信
号を乗算する。減算回路1636は、乗算回路1634
から入力される乗算結果を乗算回路1635から入力さ
れる乗算結果を減算し、位相差を検出してレジスタ16
41、1642に入力する。
【0093】レジスタ1641、1642は、減算回路
1636から入力される各搬送波信号に対応する位相差
の内、それぞれ異なる搬送波信号に対応する位相差をラ
ッチする。例えは、受信した直交周波数多重信号にnの
搬送波信号が含まれている場合において、レジスタ16
41はk番目の搬送波信号に対応する位相差をラッチ
し、レジスタ1642はm番目の搬送波信号に対応する
位相差をラッチしてディジタル/アナログ変換回路16
43、1644に入力する。ここで、n、k、mは整数
であり、0≦k,m≦n、ただしk≠mである。
【0094】ディジタル/アナログ変換回路1643、
1644は、レジスタ1641、1642にラッチされ
たk番目およびm番目の搬送波信号に対応する位相差を
アナログ形式の信号に変換してローパスフィルタ164
5、1646に入力する。ローパスフィルタ1645、
1646は、それぞれレジスタ1641、1642から
入力される位相差をアナログ形式の信号に変換してロー
パスフィルタ1645、1646に入力する。
【0095】ローパスフィルタ1645、1646は、
それぞれディジタル/アナログ変換回路1643、16
44から入力されるアナログ形式の信号を帯域制限し
て、クロック信号発生回路162および局部発振器11
3を制御する制御信号電圧を生成してクロック信号発生
回路162および局部発振器113に入力する。上述の
ように、位相誤差演算回路163は、パラレル/シリア
ル変換回路122、123から入力される信号に基づい
てクロック信号発生回路162および局部発振器113
に対する制御電圧信号を生成する。クロック信号発生回
路162も、図3に示したクロック信号生成回路161
と同様な変形が可能である。位相誤差演算回路163を
上述の構成とすることにより、コスタス演算回路163
1を搬送波信号の再生とクロック信号の再生に共用する
ことができ、回路規模の削減を図ることができる。
【0096】以上の各実施例においては、位相誤差検出
回路としてコスタス演算回路を取り上げて説明したが、
このコスタス演算回路に限るものではない。また、コス
タス演算回路における演算は例示であり、送信側の変調
方式に合わせて変形されるべきものである。以上述べた
他本発明のディジタル復調装置は、例えば各実施例にお
いて変形例として示したように種々の構成をとることが
できる。
【0097】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のディジタル
復調装置によれば、クロック発振回路の制御を直交周波
数多重信号の1シンボルごとに行うことができるので安
定性の優れたクロック再生回路を構成できる。また、同
期シンボルを有さない直交周波数多重信号を受信してク
ロック信号を再生可能なので、直交周波数多重信号の伝
送効率の向上が可能であり、しかも正確なクロック信号
を再生可能である。また、位相誤差検出回路を搬送波再
生回路とクロック再生回路で共用化することができるの
で、回路規模の小型化を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における本発明の直交周波数多重
復調装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示したクロック信号生成回路の構成を示
す図である。
【図3】図2に示したクロック再生回路の構成を示す図
である。
【図4】第2の実施例における本発明の直交周波数多重
復調装置の構成を示す図である。
【図5】図4に示した位相誤差演算回路の構成を示す図
である。
【図6】直交周波数多重方式の各搬送信号による情報伝
達を説明する図である。
【図7】従来の直交周波数多重変調装置の構成を示す図
である。
【図8】従来の直交周波数多重復調装置の構成を示す図
である。
【図9】従来の直交周波数多重信号のフレーム構成を例
示する図である。
【図10】図8に示したクロック再生回路の構成を示す
図である。
【符号の説明】
11,12・・・直交周波数多重復調装置、101・・
・受信アンテナ、102・・・チューナ、111,11
2・・・乗算回路、113・・・局部発振器、114・
・・90°移相回路、115,116・・・ローパスフ
ィルター、117,118・・・位相制御部、119,
120・・・シリアル/パラレル変換回路、121・・
・離散的フ−リエ変換回路、122,123・・・パラ
レル/シリアル変換回路、124,125・・・バッフ
ァメモリ、126・・・搬送波信号再生回路、161・
・・クロック信号生成回路、1610・・・クロック再
生回路、1620,1631・・・コスタス演算回路、
1611,1612,1641,1642・・・レジス
タ、1621,1622,1632,1633・・・3
乗回路、1623,1624,1634,1635・・
・乗算回路、1625,1636・・・減算回路、16
13,1643,1644・・・ディジタル/アナログ
変換回路、1614,1645,1646・・・ローパ
スフィルター、128・・・時間窓信号生成回路、16
2・・・クロック信号発生回路、163・・・位相誤差
演算回路、
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/227 9297−5K H04L 27/22 B (72)発明者 宮戸 良和 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交周波数多重信号を復調する装置であっ
    て、復調手段、および、クロック再生手段を有し、 前記復調手段は、該直交周波数多重信号を受信し、復調
    して復調信号とし、 前記クロック制御手段は、当該クロック再生手段が再生
    し、該直交周波数多重信号の復調処理に使用されるクロ
    ック信号、および、前記復調信号の内、直交周波数多重
    信号に含まれる所定の搬送波信号に対応する復調信号の
    信号成分の位相差に基づいてクロック信号の周波数を制
    御するディジタル復調装置。
  2. 【請求項2】前記復調手段は、前記直交周波数変調信号
    を基底帯域信号に変換するための再生搬送波信号を再生
    する搬送波信号再生手段をさらに有し、 該搬送波信号再生手段は、前記復調信号の内、前記クロ
    ック信号の再生に使用される信号成分に対応する搬送波
    信号以外の所定の搬送波信号に対応する復調信号の信号
    成分、および、該再生搬送波信号との位相差に基づいて
    該搬送波信号の周波数を制御する請求項1に記載のディ
    ジタル復調装置。
  3. 【請求項3】前記位相差の検出は、コスタス演算により
    行われることを特徴とする請求項1または2に記載のデ
    ィジタル復調装置。
  4. 【請求項4】前記クロック信号および再生搬送波の再生
    に使用される復調信号の信号成分は、それぞれ該直交周
    波数多重信号の異なる搬送波信号に対応するものである
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のディジタル
    復調装置。
  5. 【請求項5】直交周波数多重信号の所定の搬送波信号に
    対応する該直交周波数多重信号の復調信号に基づいて、
    該直交周波数多重信号の復調処理に使用されるクロック
    信号を再生するディジタル復調方法。
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