JPH10224320A - Ofdm復調装置 - Google Patents

Ofdm復調装置

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JPH10224320A
JPH10224320A JP9033113A JP3311397A JPH10224320A JP H10224320 A JPH10224320 A JP H10224320A JP 9033113 A JP9033113 A JP 9033113A JP 3311397 A JP3311397 A JP 3311397A JP H10224320 A JPH10224320 A JP H10224320A
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JP
Japan
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ofdm
phase
signal
frequency
signals
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JP9033113A
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Takaaki Saeki
隆昭 佐伯
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 符号化されたディジタル映像信号等を限られ
た周波数帯域で伝送する方式に関し、OFDM変調方式
で受信するOFDM信号復調装置に関するもので、デー
タ復調に必要な基準キャリア再生の性能改善を目的とす
る。 【解決手段】 サンプル同期用サブキャリア信号を含む
データ信号を、正負のナイキスト周波数キャリアに、I
成分を最大変調レベル、Q成分を0レベルとなるように
割り当てて変調するOFDM(直交周波数分割多重)変
調方式によって送信し、送信された信号を受信して復調
するOFDM復調装置において、前記サンプル同期再生
用のサブキャリア信号の同相(I)、直交(Q)のベー
スバンド復調信号から夫々の振幅差情報を取り出す検出
手段(28〜31)と、前記検出手段で取り出された振
幅差情報から、上記OFDM信号の復調回路で使用され
る電圧制御発振器35の周波数・位相を連続的に制御す
る制御手段32,33を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OFDM変調方式で受
信するOFDM信号復調装置に関し、データ復調に必要
な基準キャリア再生の性能改善を目的としたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】OFDMは、1チャンネル帯域内に多数
(256〜1024程度)のサブキャリアを立て映像信
号や音声信号を効率よく伝送することが可能なディジタ
ル変復調システムである。図6にそのOFDM変調方式
の周波数スペクトルを示す。各サブキャリアは、QAM
(直交振幅変調)され、各々のスペクトルのピーク値
は、他のサブキャリアのスペクトルの零点と一致(直
交)する。
【0003】一般的なOFDMサブキャリアの周波数ス
ペクトルは、狭い等間隔の周波数で配置され並んでい
る。このようなOFDM波形は時間軸でみた場合、ほと
んど白色雑音の波形となり、かかる白色雑音の波形のた
めに復調側で、高精度な基準キャリア再生を困難にして
いた。
【0004】図2と共に従来のOFDM受信装置につい
て、説明する。OFDMのキャリア復調に関しては、従
来の受信装置では、図2に示すように、OFDM受信信
号を直交検波して、同相(I)成分と直交(Q)成分の
信号を取り出す乗算器20、21に供給する。その信号
をディジタル信号に変換するA/D変換器22、23
と、そのディジタル信号を復調するFFT演算器24に
供給する。FFT演算器24の出力は位相差検出器25
に供給して、その演算結果から求められたディジタル信
号の位相ズレを補正するために、不要な高周波成分を除
去するループフィルタ26と、ループフィルタ26のデ
ータをD/A変換器27によりアナログ信号に変換す
る。D/A変換器27の出力は、電圧制御発振器(VC
O)35を介して、乗算器20、21に供給される。
【0005】この方式は、受信FFTの演算結果を利用
し、本来あるべきデータ位置と受信データとの位相差を
検出し、このデータを基に、受信側の直交復調器のキャ
リア周波数・位相をVCXOでコントロールし、システ
ム全体の位相同期を行なうものである。(特開平7−9
5174号)。この方式によると、送信側の変調器で
は、パイロット信号等の特別な基準キャリアの挿入は必
要なくなる。
【0006】また、図3に示すように他のOFDM受信
装置では、無変調のパイロットキャリアを含む形で送信
し、受信機でそのパイロットキャリアの位相を検出する
ことで、OFDMサブキャリア全体を位相同期させる方
法もとられていた。
【0007】以下、まずOFDMを用いた送信、受信装
置について簡単に説明する。図4はOFDMを用いた送
受信装置の一般例を示す図である。図4において、入力
データ列は入力回路1により、並列変換され、夫々の低
速シンボル列が夫々のサブキャリアに乗せられる情報と
なる。その後、伝送時系列に変換するためにIFFT
(逆フーリエ変換)回路2によりIFFT(逆フーリエ
変換)され、マルチパス対策のためのガードインターバ
ル回路3でガードインターバルを付加され、次にD/A
変換,LPF4を通り、ベースバンド時系列となる。そ
の後、直交変調器5、周波数変換回路7を介して、伝送
路に送信される。
【0008】受信系では受信部9で受信された信号は、
周波数変換回路10、中間周波増幅回路11、キャリア
検出器12、直交復調器13、中間周波数発振器14、
A/D変換器15、ガードインターバル処理器16、F
FT(フーリエ変換)QAM復号器17、及び出力回路
18を介して、送信系の逆のプロセスを経て信号が再生
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、無変調のパイ
ロットキャリアを用いると、そのパイロットキャリア
が、何らかの妨害を受けると位相同期が得られなくなる
という欠点がある。そのようなことから、FFTの演算
結果から位相同期ループを構成する方法は、キャリア全
体で位相同期データを得られるため、パイロットキャリ
ア方式の欠点を補う優れたやり方である。しかし、位相
同期を行なう前に必要となる周波数同期が困難になる可
能性があったり、位相同期に必要なデータがFFTの演
算サイクル(シンボル周期)毎にしか得られないという
新たな欠点が生じる。これは、受信状況が刻々と変化す
る移動受信に対しては特に大きな問題となる。よって、
パイロットキャリアを用いないで、FFT演算方式の欠
点を解消した基準キャリア再生が必要となっている。
【0010】本発明は、こうした問題点を解決するもの
であり、サンプルクロック同期用の復調信号を利用し
て、パイロットキャリアを用いないで、FFTの演算結
果から位相同期を行なう方式の基準キャリア再生性能の
改善が可能なOFDM送受信装置を提供することを目的
としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、サンプル同期用サブキャリア信号を含む
データ信号をOFDM(直交周波数分割多重)変調方式
によって送信し、送信された信号を受信して復調するO
FDM復調装置において、前記サンプル同期再生用のサ
ブキャリア信号の同相(I)、直交(Q)のベースバン
ド復調信号から夫々の振幅差情報を取り出す検出手段
と、前記検出手段で取り出された振幅差情報から、OF
DM信号の復調回路で使用される電圧制御発振器の周波
数・位相を連続的に制御する制御手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0012】また、本発明は、前記検出手段によって選
択された振幅差情報を用いて、前記のOFDM信号の受
信状態に応じて、前記の受信FFTデータを利用して前
記電圧制御発振器の周波数・位相を制御する制御手段か
ら前記の連続的に制御する制御手段に適時切り替える選
択手段とを備えたものである。
【0013】作 用 選択手段により、基準キャリアの周波数・位相の情報の
概略値が連続して得られる。このため、受信初期に行な
う周波数同期や、見通し外受信や移動受信、他チャンネ
ルからの妨害等の受信状況の悪化時に、必要に応じて、
通常の基準キャリア再生方法(FFTの演算結果方式)
から切り替えて使用することにより、常に安定した基準
キャリア再生を維持することが出来る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のOFDM復調回路の一実
施例を以下に図面と共に説明する。まず、図4のOFD
M変復調回路を中心として本実施例の動作概要について
述べる。本発明の一実施例のシステムの基本的な仕様は
以下の通りである。 (1)中心キャリア周波数 10.7MHz (2)伝送帯域幅 100KHz (3)変調方式 256QAM (4)使用キャリア数 257波 (5)FFTサイズ 512点 (6)シンボル周期 2.6mS
【0015】入力回路1は、伝送すべきディジタル情報
データを受取り、必要に応じて誤り訂正符号を付加す
る。4ビットの信号レベルは、2の4乗、即ち、16の
レベル信号として表現出来る。図4では、情報を伝達す
べきキャリアに対して振幅方向に16レベル、角度方向
に16レベルを定義する。この様にして、16×16の
256の値を振幅と角度情報の組み合わせで伝送する方
式を256QAMと呼ぶ。
【0016】図5に本発明の一実施例におけるキャリア
の配置を示す。ここでのキャリアの名称は、中間周波数
に立てられるキャリアを第0キャリア(センターキャリ
ア)と呼び、OFDM変調スペクトラム上で、第0キャ
リアの右側のキャリアを順番に第1キャリア、第2キャ
リア、・・・第128キャリアと呼ぶ。そして、第0キ
ャリアの左側のキャリアを順番に第m1キャリア、第m
2キャリア、・・・第m128キャリアと呼ぶ。
【0017】この257波のキャリアの内、248波を
用いて情報を伝送する。残りの9波の内、2波を基準サ
ンプルクロック再生キャリアとしてOFDM復調の基準
キャリアとして用い、他の7波は受信データキャリブレ
ーション用、その他の補助信号の伝送のために用いる。
ここでいう基準サンプルクロックとは、復調された信号
をA/D変換するための基本クロックを示している。
【0018】248波の夫々のキャリアは各1バイトの
情報により256QAM変調される。IFFT(逆フー
リエ変換)回路2は248波のキャリアに対し、256
QAM変調を行ない、各出力を同相(I)、直交(Q)
成分として出力する。これらの出力信号は、ガードイン
ターバル付加器3を通り、D/A変換LPF4によりア
ナログ信号に変換され、D/A変換LPF4により必要
な帯域の成分のみ通過させられる。
【0019】アナログ値のI成分、Q成分信号は、直交
変調器5に導かれ、OFDM変調信号が出力される。最
後にOFDM変調信号は、伝送すべき周波数帯に周波数
変換回路7により変換され、リニア増幅器8を介して送
信アンテナに給電され、送信される。
【0020】受信側では、受信部9と周波数変換器10
により中間周波数の信号に戻され、キャリア検出器12
により、位相同期が行なわれ、直交復調器13により、
リアル、イマジナリーのベースバンド信号に復調され
る。
【0021】復調されたリアル、イマジナリの信号は、
A/D変換器15を通り、ディジタル信号に変換され、
ガイドインターバル処理器16、FFT(QAM復号
器)17、出力回路を経て、復号出力が得られる。
【0022】ここで本発明に関係するサンプルクロック
再生について説明する。受信側で受信データを正しくA
/D変換するには、送信側でのD/A変換時のタイミン
グクロックに同期したクロックを受信側で再生すること
が必要になる。
【0023】サンプルクロックの再生方法は、通常、特
定のキャリアをサンプルクロック同期用キャリアとして
割り当てる方法をとる。これは、サンプルクロック周波
数と整数比の関係にある連続キャリアを設定し、この信
号を受信側で抽出し、PLL(フェーズロックドルー
プ)回路でクロック再生することで得られる。
【0024】本実施例では、サンプルクロックは、信号
抽出処理がし易いように、第±128キャリア(帯域内
の最も端のキャリア)の復調信号を用いて行なう。第±
128キャリアは、無変調の基準キャリアで、このキャ
リアは、同期検波した時に、I成分のレベルが最大値、
Q成分の信号レベルが0になるように変調されている。
【0025】サンプルクロック再生回路は、第±128
キャリアのI成分をBPF(バンドパスフィルタ)で抽
出し、PLL回路に入力することにより、必要とされる
サンプルクロックが再生される。
【0026】次に、図1と共に、本発明のOFDM復調
回路の基準キャリア再生の一実施例について以下に説明
する。この発明における要部となる基準キャリア再生回
路は、乗算器20、21、A/D変換器22、23、F
FT演算器24、位相差検出器25、ループフィルタ
(第1のループフィルタ)26、D/A変換器27、B
PF28、29、ピークレベル検出器30、31、差動
増幅器32、ループフィルタ(第2のループフィルタ)
33、選択器34、及び電圧制御発振器VCO(35)
で構成されるループである。
【0027】入力されたOFDM信号は、乗算器20、
21により、基準キャリア周波数で直交復調される。基
準キャリア周波数を発生するのは、電圧制御発振器VC
O(35)である。直交復調の結果、周波数・位相同期
した夫々の信号は、A/D変換器22、23によってデ
ィジタル信号に変換され、複素シンボル信号としてFF
T演算器24に入力される。
【0028】FFT演算器24は、入力したOFDMシ
ンボルを、OFDMシンボル期間の間にFFT処理する
能力を有している。FFT演算器24の出力は、複素シ
ンボルのデータであり、次にキャリブレーションデータ
を位相差検出器25に供給する。
【0029】また、FFT演算器24は、OFDM信号
の受信状態に対応した選択信号を選択器34に供給す
る。位相差検出器25は、FFT演算器24出力の複素
シンボルデータを複素平面上に展開し、入力キャリブレ
ーションデータの位相角と、それが正しく位相同期して
いる場合の位相角を比較し、その差を出力する。
【0030】位相差検出器25の動作は、入力されたシ
ンボル配置が通信路上で受けた妨害により、角度θだけ
変位した場合、このシンボル位置に最も近いシンボル位
置とがなす角度を検出して出力する。具体的な構成例と
して、図7に示すような、ROM(25A)が考えられ
る。位相差出力(位相差データ)は、次の第1のループ
フィルタ26に供給される。
【0031】第1のループフィルタ26は、要求性能に
より、様々な構成が考えられる。図8に示すように、入
力データにある係数αを乗算して、D/A変換器(2
7)に出力する簡易な回路構成のものがある。場合によ
っては、DSPを用いたディジタルフィルタ形式のもの
でもよい。
【0032】第1のループフィルタ26の出力は、D/
A変換器27に入力され、アナログ信号に変換される。
【0033】乗算器20、21のI、Q成分出力は、夫
々、第±128キャリア成分のみ抽出するための急峻な
BPF28、29に供給される。BPF28、29の出
力は夫々ピークレベル検出器30、31に入力され、夫
々の入力レベルが検出され、その検出出力は次の差動増
幅器32に供給されて、差動増幅器32でI、Q信号の
レベル差が求められる。
【0034】第2のループフィルタ33は、差動増幅器
32の出力が供給されて、例えば図9に示すようなアク
ティブタイプに供給されて、不要なノイズが取り除かれ
る。ループフィルタ33の出力は、I、Q信号成分のレ
ベル差が常に最大となるように電圧制御発振器VCO
(35)を制御する連続信号となる。
【0035】選択器34は、受信状況により、例えばF
FT演算器24からの選択信号により、D/A変換器
(27)の出力(FFT演算出力)と第2のループフィ
ルタ33の出力とを切り換えて、電圧制御発振器VCO
(35)の周波数・位相を制御している。電圧制御発振
器VCO(35)の制御出力は乗算器20、21に夫々
供給されて、周波数・位相ズレが除去された復調出力信
号をA/D変換器22、23に供給するようにする。
【0036】選択器34は電源投入時、受信初期時また
は状態変化直後は、前記振幅差情報により、OFDM信
号の復調回路で使用される電圧制御発振器の周波数・位
相を連続的に制御する制御手段32、33の出力の方が
選択されるようにした。選択器34による選択は、安定
信号受信時は、受信FFTデータを利用して前記電圧制
御発振器の周波数・位相を制御する制御手段26、27
の出力の方が選択されるようにした。選択器により選択
出来るようにしたので、受信状態がどんな場合でも、初
期位相引き込みや、妨害に対してより強く安定した位相
同期を得ることが出来る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のOFDM復
調装置によれば、FFT演算結果を利用した基準キャリ
ア再生を行なう時に、サンプルクロックキャリアの復調
出力を利用し、周波数・位相情報が連続して得られるた
め、初期位相引き込みや、妨害に対して強く安定した位
相同期を得ることが出来る。
【0038】また、本発明のOFDM復調装置によれ
ば、OFDM信号の受信状態に応じて、受信FFTデー
タを利用して前記電圧制御発振器の周波数・位相を制御
する方式と、連続的に制御する制御方式とを適時切り替
えられるので、受信状態がどんな場合でも、初期位相引
き込みや、妨害に対してより強く安定した位相同期を得
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のOFDM復調装置の一実施例の基準キ
ャリア再生を示すブロック図である。
【図2】従来のOFDM基準キャリア再生装置のブロッ
ク図である。
【図3】従来の位相同期のために用いられたOFDM変
調波のパワースペクトラムを示す図である。
【図4】一般的なOFDM変復調装置のブロック図であ
る。
【図5】本実施例におけるキャリアの配置図である。
【図6】OFDM変調パワースペクトルの一例である。
【図7】本発明の位相差検出器の一実施例である。
【図8】簡易ループフィルタの一実施例である。
【図9】アクティブフィルタの一実施例である。
【符号の説明】 1 入力回路 2 IFFT(逆フーリエ変換)回路 3 ガードインターバル付加器 4 D/A変換器 5 直交変調器 6 中間周波数発生器 7 周波数変換回路 8 送信部 9 受信部 10 周波数変換回路 11 中間周波増幅回路 12 キャリア検出器 13 直交復調器 14 中間周波数発振器 15 A/D変換器 16 ガードインターバル処理器 17 FFT(フーリエ変換)QAM復号器 18 出力回路 19 加算器 20,21 乗算器 22,23 A/D変換器 24 FFT演算器 25 位相差検出器 25A ROM 26 第1のループフィルタ 27 D/A変換器 28,29 BPF(バンドパスフィルタ) 30,31 ピーク検出器(ピークレベル検出器) 32 差動増幅器 33 第2のループフィルタ 34 選択器 35 電圧制御発振器(VCO) P パイロットキャリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプル同期用サブキャリア信号を含むデ
    ータ信号を、正負のナイキスト周波数キャリアに、I成
    分を最大変調レベル、Q成分を0レベルとなるように割
    り当てて変調するOFDM(直交周波数分割多重)変調
    方式によって送信された信号を受信して復調するOFD
    M復調装置において、 前記サンプル同期再生用のサブキャリア信号の同相
    (I)、直交(Q)のベースバンド復調信号から夫々の
    振幅差情報を取り出す検出手段と、 前記検出手段で取り出された振幅差情報から、OFDM
    信号の復調回路で使用される電圧制御発振器の周波数・
    位相を連続的に制御する第1の制御手段とを備えたこと
    を特徴とするOFDM復調装置。
  2. 【請求項2】サンプル同期用サブキャリア信号を含むデ
    ータ信号を、正負のナイキスト周波数キャリアに、I成
    分を最大変調レベル、Q成分を0レベルとなるように割
    り当てて変調するOFDM(直交周波数分割多重)変調
    方式によって送信し、送信された信号を受信して復調す
    るOFDM復調装置において、 前記サンプル同期再生用のサブキャリア信号の同相
    (I)、直交(Q)のベースバンド復調信号から夫々の
    振幅差情報を取り出す検出手段と、 前記検出手段で取り出された振幅差情報から、OFDM
    信号の復調回路で使用される電圧制御発振器の周波数・
    位相を連続的に制御する第1の制御手段と、 受信FFT演算器データを利用して前記電圧制御発振器
    の周波数・位相を制御する第2の制御手段と、 OFDM信号の受信状態に応じて、前記第2の制御手段
    から前記第1の制御手段に適時切り換える選択手段とを
    備えたことを特徴とするOFDM復調装置。
  3. 【請求項3】前記請求項2に記載のOFDM復調装置に
    おいて、 前記選択手段は、電源投入時または受信初期時または状
    態変化直後は、前記振幅差情報により、OFDM信号の
    復調回路で使用される電圧制御発振器の周波数・位相を
    連続的に制御する第1の制御手段の出力が選択されるよ
    うにしたことを特徴とするOFDM復調装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0998085A1 (en) * 1998-10-30 2000-05-03 Fujitsu Ten Limited Frequency correction in an OFDM (orthogonal frequency division multiplex) receiver
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CN114189417A (zh) * 2021-12-07 2022-03-15 北京零壹空间电子有限公司 载波频率同步方法、装置、计算机设备和存储介质

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