JP2001060935A - 直交周波数分割多重変復調装置及びその方法 - Google Patents

直交周波数分割多重変復調装置及びその方法

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JP2001060935A
JP2001060935A JP11236631A JP23663199A JP2001060935A JP 2001060935 A JP2001060935 A JP 2001060935A JP 11236631 A JP11236631 A JP 11236631A JP 23663199 A JP23663199 A JP 23663199A JP 2001060935 A JP2001060935 A JP 2001060935A
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signal
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carrier
frequency division
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Takaaki Saeki
隆昭 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交マルチキャリア信号変復調装置に係り、
特に復調器における基準キャリア・サンプリングクロッ
ク再生の同期特性の改善とAGC回路の引込み特性の改
善に関する。 【解決手段】 直交周波数分割多重変調装置において、
ブロック化された送信データを構成する情報デ−タに基
準パイロット信号を付加して、帯域の中心周波数から対
称な所定の位置に2つの基準パイロット信号を配置する
基準パイロット信号付加手段10Aと、前記基準パイロ
ット信号付加手段10Aの出力を、キヤリアの位相と振
幅に対応する1個の複素数デ−タに変換し、周波数軸上
の各キヤリアに割り当てるアドレッシング手段10B
と、前記アドレッシング手段の出力が供給されるIFF
T手段11と、前記IFFT手段の出力が供給されるガ
ードインターバル付加手段12と、前記付加手段の出力
をD/A変換する手段13と、前記D/Aする手段の出
力と基準キャリア発生手段の出力とが供給されて、OF
DM変調信号を出力する乗算手段15とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直交直交周波数分
割多重(マルチキャリア信号)変復調装置に係り、特に
復調器における基準キャリア・サンプリングクロック再
生の同期特性の改善とAGC(自動利得制御)回路の引
き込み特性の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、1つの基準キャリアに位相や振
幅情報を乗せ、これを必要とするデータ速度で変化させ
ることより入力ディジタル信号を変調していた。一方、
最近では直交周波数を使用した、直交マルチキャリア伝
送方式と呼ばれる変調方式が多数提案されている。この
直交マルチキャリア伝送方式は、伝送帯域内に複数の直
交するキャリア信号を発生させて伝送帯域を分割し、そ
れぞれのキャリア信号を位相変調(PSK)または、直
交変調(QAM)する伝送方式である。マルチキャリア
無線伝送方式の変調方式として、OFDM(直交周波数
分割多重方式)がある。
【0003】このOFDM方式を直交マルチキャリア無
線伝送方式の代表例として、この概要について説明す
る。OFDM方式は、互いに直交する多数(数百から数
千)のキャリアをディジタル直交変調し、加算して送信
する変調方式である。このような直交マルチキャリア無
線伝送方式は、多数の直交したキャリアが並列伝送され
るため、シンボル当たりの速度が遅くなる。このこと
は、マルチパス環境下での伝送路で、シンボル時間長に
対する相対的なマルチパス妨害波の遅延時間を小さくす
ることが可能なことを意味し、さらにガードバンドの付
加により、マルチパス妨害の影響を受けにくい優れた伝
送方式である。
【0004】図5に送信側でOFDM変調信号を発生す
る送信装置の基本ブロック構成を示す。図5に示される
送信装置は、IFFT回路51、ガードインターバル付
加器52、D/A変換器53、基準キャリア発生器54
及び乗算器55より構成されている。
【0005】図5において、送信機に入力された変調デ
ータは、伝送時系列に変換するために、IFFT(逆フ
ーリエ変換)回路51でIFFTされ、マルチパス対策
のためのガードインターバルをガードインターバル付加
器52で付加される。つぎに、ガードインターバル付加
器52の出力信号は、サンプリングクロックにより、D
/A変換回路53でD/A変換されベースバンド時系列
になる。更に、基準キャリア発振回路54で発生される
基準キャリア信号によって、直交変調器55で直交変調
され、OFDM変調送信信号が生成される。
【0006】受信系では、送信系の逆のプロセスを経
て、受信信号が再生される。図6にOFDM変調信号を
復調する従来の受信装置の基本ブロック構成を示す。図
6に示される受信装置は、AGC回路61、基準キャリ
ア発生器62、乗算器63、A/D変換回路64、ガー
ドインターバル処理器65、及びFFT回路66より構
成されている。図6において、受信されたOFDM変調
信号は、AGC回路61で受信状態に応じて利得を変化
させ、常に一定の受信レベルとなるように制御される。
一定レベルとなったOFDM変調信号は、基準キャリア
再生回路62で発生される基準再生信号によって、乗算
器(直交復調器)63で直交復調される。ベースバンド
時系列に復調されたOFDM信号は、再生サンプリング
クロックによりA/D変換回路64で変換され、ガード
インターバル処理器65で処理され、FFT(フリーエ
変換)回路66で復調データとして復号される。
【0007】しかしながら、上記構成によるOFDM復
調装置には、基準キャリア再生回路62で得られる基準
発振信号がOFDM変調装置側の基準キャリア発振回路
で得られる変調周波数とずれていたり、A/D変換を行
うサンプリングクロックの周波数が、送信器のD/A変
換時のサンプリングクロックに対して周波数がずれてい
ると、FFT変換器66で得られる復調データにサブキ
ャリア間の相互干渉が発生するという問題がある。
【0008】そのため、従来は、基準発振信号の周波数
及びサンプリングクロック周波数の同期を行うために、
OFDM信号にヌル(0)シンボルやチャープ信号を定
期的に挿入し、それを検出して伝送する方法が考えられ
ている。この方法は、隣接サブキャリアの干渉を受けな
いという利点があるが、この信号を頻繁に伝送するとそ
れだけ伝送効率の低下を招く。しかし、ヌルシンボルな
どの基準信号の伝送頻度を低くしてしまうと、今度は目
標となる同期性能が得られないという矛盾を生じてしま
う。
【0009】このため、ヌルシンボルや基準シンボルを
用いずにOFDMのデータ変調信号から、基準キャリア
信号や、サンプリングクロックの同期をおこなう方法が
提案されている。(特開平7−143096号)
【0010】この方法は、FFTを行い、得られた演算
データ列からコンステレーション分析を複数のシンボル
に渡って行い、2つ以上の異なる周波数のサブキャリア
データから得られるコンステレーションの位相回転量を
算出し、直交復調用の基準キャリア発振信号の周波数誤
差とサンプリングクロックの周波数誤差を求め、直交復
調用及びA/D変換用の同期クロックを生成する方法で
ある。
【0011】また、それとは別に、OFDM受信機のA
GC回路は、通常、直交復調後にOFDMデータを包絡
線検波し、次に低域ろ波(LPF)した出力信号をAG
C制御信号として用いていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】通常、無線通信装置
は、常に伝送路の変動の影響を受けているため、多値Q
AM変調を用いたOFDM送信機では、振幅・位相基準
パイロットキャリアを用い、受信FFTの演算結果か
ら、サブキャリア全てのキャリブレーションを行い、伝
送路変動を検出・補正している。
【0013】しかし、基準パイロットキャリアを全く用
いず、受信情報データのFFT演算結果のみを用いた基
準キャリア再生方式は、基準キャリア信号とサンプリン
グクロック信号の周波数のずれた状態からコンステレー
ション分析・演算を行なわなければならない。言い換え
ると、伝送路変動に伴う位相回転と受信再生基準キャリ
アの位相回転が混ざって区別出来ない状態でのコンステ
レーションデータ分析・演算になってしまい、特に64
QAM、256QAMという高多値変調方式の場合、正
しい再生基準キャリア位相変動量の検出が困難になる。
【0014】よって、正確な復調データが得られないた
め、基準キャリア信号とサンプリングクロック信号の周
波数誤差を求めることが困難であった。さらに、複数の
シンボルに渡りコンステレーションを演算する必要があ
るため、通常の変調方式よりもシンボル期間が長いOF
DM変調方式では、同期確定まで長い時間を要すること
になり、移動受信のような用途には適していない。
【0015】また、OFDM復調データを直接包絡線検
波し、AGC制御信号として用いる方式は、ピーク値と
平均値の差が大きいOFDM変調波に正しく追従出来な
いため、AGC回路の非直線性及びA/D変換器の量子
化歪みにより受信データのビット誤り率(BER)の劣
化が発生するなどの問題が生じた。
【0016】本発明は、上記の問題を解決するもので、
FFTの演算結果を用いずに、2本の基準パイロット信
号から、送信機に周波数同期し、連続した基準キャリア
信号とサンプリングクロックが再生されると同時にAG
C制御信号も得られるようにすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の課題を解
決するために、請求項1の発明は、直交マルチキャリア
変調伝送方式を使用して情報を伝送する直交周波数分割
多重変調装置において、ブロック化された送信データを
構成する情報デ−タに基準パイロット信号を付加して、
帯域の中心周波数から対称な所定の位置に2つの基準パ
イロット信号を配置する基準パイロットデータ付加手段
10Aと、前記基準パイロットデータ付加手段の出力
を、キヤリアの位相と振幅に対応する1個の複素数デ−
タに変換し、周波数軸上の各キヤリアに割り当てるアド
レッシング手段10Bと、前記アドレッシング手段の出
力が供給される逆高速フーリエ変換(IFFT)手段1
1と、前記IFFT手段の出力が供給されるガードイン
ターバル付加手段12と、サンプリングクロック信号が
供給され、前記ガードインターバル付加手段の出力をD
/A変換するD/A変換手段13と、前記D/A変換手
段の出力と基準キャリア発生手段14の出力とが供給さ
れて、直交周波数分割多重変調信号を出力する乗算手段
15とを備えたことを特徴とする直交周波数分割多重変
調装置を提供し、請求項2の発明は、請求項1に記載さ
れた直交周波数分割多重変調装置から送信された直交マ
ルチキャリア変調信号を受信し、基準再生キャリアを用
いた直交検波によって直交マルチキャリア復調信号を得
る直交検波手段22,23を有する直交周波数分割多重
復調装置において、前記直交検波手段22,23によっ
て、復調された同相信号成分、直交信号成分から、基準
パイロット信号を抽出する手段28,29と、前記抽出
された同相、直交の基準パイロット信号の差信号を出力
する手段30と、前記抽出された同相、直交の基準パイ
ロット信号とその差信号を包絡線検波する手段32,3
3,31と、前記包絡線検波された同相、直交の基準パ
イロット信号とその差信号によって送信機の基準キャリ
アと受信機の再生基準キャリアの周波数ずれを検出する
手段35と、その検出結果に応じて前記再生基準キャリ
アを制御する手段25とを備えたことを特徴とする直交
周波数分割多重復調装置を提供し、請求項3の発明は、
請求項1に記載された直交周波数分割多重変調装置から
送信された直交マルチキャリア変調信号を受信する直交
検波手段22,23と、前記直交検波手段22,23の
出力が供給されるA/D変換器26,27とを有する直
交周波数分割多重復調装置において、前記直交検波手段
22によって、復調された同相信号成分から、基準パイ
ロット信号を抽出する手段28と、前記抽出された同相
の基準パイロット信号の周波数・位相を検出し、その結
果から、前記A/D変換器へサンプリングクロックを出
力する手段34とを備えたことを特徴とする直交周波数
分割多重復調装置を提供し、請求項4の発明は、請求項
1に記載された直交周波数分割多重変調装置から送信さ
れた直交マルチキャリア変調信号を受信し、受信レベル
を可変な増幅率で増幅する可変利得増幅手段21と、基
準再生キャリアを用いた直交検波によって直交マルチキ
ャリア復調信号を得る直交検波手段22,23とを有す
る直交周波数分割多重復調装置において、前記直交検波
手段によって、復調された同相信号成分、直交信号成分
から、基準パイロット信号を抽出する手段28,29
と、前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号を
それぞれ包絡線検波する手段32,33と、前記包絡線
検波された同相、直交信号を加算する手段35と、前記
加算された同相、直交信号と受信機内部の任意のリファ
レンスとレベル比較し、誤差信号を発生する手段35
と、前記誤差信号を用いて、受信レベルが常に一定にな
るように前記可変利得増幅手段21の利得を制御する手
段35とを備えたことを特徴とする直交周波数分割多重
復調装置を提供し、請求項5の発明は、直交マルチキャ
リア変調伝送方式を使用して情報を伝送する直交周波数
分割多重変調方法において、ブロック化された送信デー
タを構成する情報デ−タに基準パイロット信号を付加し
て、帯域の中心周波数から対称な所定の位置に2つの基
準パイロット信号を配置する基準パイロットデータ付加
ステップ10Aと、前記基準パイロットデータ付加ステ
ップの出力を、キヤリアの位相と振幅に対応する1個の
複素数デ−タに変換し、周波数軸上の各キヤリアに割り
当てるアドレッシングステップ10Bと、前記アドレッ
シングステップの出力が供給される逆高速フーリエ変換
(IFFT)ステップ11と、前記IFFTステップの
出力が供給されるガードインターバル付加ステップ12
と、サンプリングクロック信号が供給され、前記ガード
インターバル付加ステップの出力をD/A変換するD/
A変換ステップ13と、前記D/A変換ステップの出力
と基準キャリア発生ステップ14の出力とが供給され
て、直交周波数分割多重変調信号を出力する乗算ステッ
プ15とを備えたことを特徴とする直交周波数分割多重
変調方法を提供し、請求項6の発明は、請求項5に記載
された直交周波数分割多重変調方法により送信された直
交マルチキャリア変調信号を受信し、基準再生キャリア
を用いた直交検波によって直交マルチキャリア復調信号
を得る直交検波ステップ22,23を有する直交周波数
分割多重復調方法において、前記直交検波ステップ2
2,23によって、復調された同相信号成分、直交信号
成分から、基準パイロット信号を抽出するステップ2
8,29と、前記抽出された同相、直交の基準パイロッ
ト信号の差信号を出力するステップ30と、前記抽出さ
れた同相、直交の基準パイロット信号とその差信号を包
絡線検波するステップ32,33,31と、前記包絡線
検波された同相、直交の基準パイロット信号とその差信
号によって送信機の基準キャリアと受信機の再生基準キ
ャリアの周波数ずれを検出するステップ35と、その検
出結果に応じて前記再生基準キャリアを制御するステッ
プ25とを備えたことを特徴とする直交周波数分割多重
復調方法を提供し、請求項7の発明は、請求項5に記載
された直交周波数分割多重変調方法により送信された直
交マルチキャリア変調信号を受信する直交検波ステップ
22,23と、前記直交検波ステップ22,23の出力
が供給されるA/Dステップ26,27とを有する直交
周波数分割多重復調方法において、前記直交検波ステッ
プ22によって、復調された同相信号成分から、基準パ
イロット信号を抽出するステップ28と、前記抽出され
た同相の基準パイロット信号の周波数・位相を検出し、
その結果から、前記A/D変換ステップへサンプリング
クロックを出力するステップ34とを備えたことを特徴
とする直交周波数分割多重復調方法を提供し、請求項8
の発明は、請求項5に記載された直交周波数分割多重変
調方法により送信された直交マルチキャリア変調信号を
受信し、受信レベルを増幅率を可変にして増幅する可変
利得増幅ステップ21と、基準再生キャリアを用いた直
交検波によって直交マルチキャリア復調信号を得る直交
検波ステップ22,23とを有する直交周波数分割多重
復調方法において、前記直交検波ステップによって、復
調された同相信号成分、直交信号成分から、基準パイロ
ット信号を抽出するステップ28,29と、前記抽出さ
れた同相、直交の基準パイロット信号をそれぞれ包絡線
検波するステップ32,33と、前記包絡線検波された
同相、直交信号を加算するステップと、前記加算された
同相、直交信号と受信機内部の任意のリファレンスとレ
ベル比較し、誤差信号を発生するステップ35と、前記
誤差信号を用いて、受信レベルが常に一定になるように
前記可変利得増幅ステップ21の利得を制御するステッ
プ35とを備えたことを特徴とする直交周波数分割多重
復調方法を提供するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の直交マルチキャリア変調
装置及びその方法の一実施例について、図と共に以下に
説明する。図1に送信側でOFDM変調信号を発生する
送信装置の基本ブロック構成を示す。図1に示される送
信装置は、基準パイロットデータ付加回路10A、アド
レッシング回路10B、逆高速フーリエ変換(IFF
T)回路11、ガードインターバル付加器12、D/A
変換回路13、基準キャリア発生器14及び乗算器15
より構成されている。
【0019】図1において、送信機に入力された変調デ
ータは基準パイロットデータ(信号)と共に基準パイロ
ットデータ付加回路10Aに供給される。ここで、ブロ
ック化された送信データを構成する情報デ−タに基準パ
イロットデ−タを新たに付加して、帯域の中心周波数か
ら対称な任意の位置に2つの基準パイロット信号を配置
してつぎのアドレッシング回路10Bに供給する。OF
DM変調データとは別に、2本の基準パイロットデータ
を占有帯域の中心搬送波から対称な位置に信号点配置を
互いに同相(I)軸或いは直交(Q)軸に対し対称の位
置に配置されるようにアドレッシング回路10Bでアド
レッシングを行う。アドレッシング回路10Bでは、ブ
ロック化された送信デ−タをキヤリアの位相と振幅に対
応する1個の複素数デ−タに変換し、周波数軸上の各キ
ヤリアに割り当てる。
【0020】アドレッシング回路10Bの出力信号は、
伝送時系列に変換するために、IFFT(逆フーリエ変
換)回路11でIFFTされ、マルチパス対策のための
ガードインターバルをガードインターバル付加器12で
付加され、つぎにサンプリングクロックにより、D/A
変換回路13でD/A変換されベースバンド時系列にさ
れる。
【0021】更に、基準キャリア発振回路14で発生さ
れる基準キャリア信号によって、直交変調器15で直交
変調され、OFDM変調送信信号が生成される。よっ
て、占有帯域の中心搬送波から対称な位置に信号点配置
を互いに同相(I)軸或いは直交(Q)軸に対し対称の
位置に配置された2本の基準パイロット信号を含むマル
チキャリア変調信号が出力される。
【0022】本発明の直交周波数分割多重復調装置の一
実施例について、図と共に以下に説明する。図2は本発
明の直交周波数分割多重復調装置及びその方法の一実施
例を示すブロック図である。図2に示される本発明の直
交周波数分割多重復調装置の一実施例は、AGC回路2
1、乗算器22,23、90度移相器24、再生基準キ
ャリア発生器25、A/D変換回路26,27、BPF
28,29、減算器30、検波回路31,32,33、P
LL回路34、及び周波数ずれ・AGC制御回路35よ
り構成される。
【0023】受信されたマルチキャリア変調信号は、A
GC回路21で直交復調に必要な受信レベルまで増幅さ
れる。増幅された変調信号は、乗算器22,23に入力
され、再生基準キャリアで直交復調され、直交(Q)と
同相(I)のベースバンド信号が得られる。得られた
I、Qのベースバンド信号は、帯域通過フィルタ(BP
F)28,29で基準パイロットキャリアのみが抽出さ
れる。また、I、Qのベースバンド信号は、その後は従
来例で示したものと同様であり、ガードインターバル処
理器(図示せず)で処理され、FFT(フリーエ変換)
回路(図示せず)により復調データとして復号され、O
FDM復調データが出力される。
【0024】抽出されたI、Q信号と(I−Q)の差信
号出力の信号を検波し、3つの検波信号を得る。得られ
た3つの検波信号を周波数ずれ・AGC制御回路35に
入力し、それから発生する2つの制御出力を再生基準キ
ャリア発生器25の周波数可変入力端子とAGC回路2
1の利得制御入力端子におのおの入力し、再生基準キャ
リアの周波数が送信機の基準キャリア周波数と一致する
ように制御し、またAGC回路21の利得が常に定めら
れた一定値となるように制御する。
【0025】つぎに、周波数ずれ・AGC制御回路35
の基本動作について以下に説明する。図3に、図2に示
すBPF28,29により抽出された基準パイロットキ
ャリアのB点における同相(I)、C点における直交
(Q)、A点における差分(I−Q)復調ベースバンド
信号のそれぞれの波形例を示す。この図からわかるよう
に送信機で、占有帯域の中心搬送波から対称な位置
(±)に配置した2本の基準パイロット信号を含む直交
マルチキャリア変調信号で、その2本の基準パイロット
信号の信号点配置を、図4に示したように+周波数側
を、同相(I)軸成分を零、直交(Q)軸成分を+a
に、他方の−周波数側を、I軸成分零、Q軸成分−aの
位置にそれぞれ信号点を配置する。
【0026】そのため、送信機の基準キャリアクロック
と受信機の再生基準キャリアクロックの周波数・位相が
一致しているときは、Aグループの0°時の波形を示し
て、2aの振幅を有するI信号、0の振幅を有するQ信
号、2aの振幅を有する(I−Q)信号の復調波形が得
られる。
【0027】そして、その状態から再生基準キャリアの
周波数・位相がずれて、コンステレーションの軸が反時
計方向に回転をすると、回転量45°の時Bグループに
示すI、Q、(I−Q)の復調信号が、90°の時Cグ
ループに示すI、Q、(I−Q)の復調信号がそれぞれ
得られる。
【0028】逆に、コンステレーション(信号点配置)
の軸が時計方向に回転した場合は、Dグループの状態
(AグループとDグループは同じ状態)から、Eグルー
プ、Fグループに示す復調波形がそれぞれ得られる。
【0029】Aグループ〜Fグループにそれぞれ示した
復調波形から、つぎのことがわかる。 (a)送信機の基準キャリアクロックと受信機の再生基
準キャリアクロックの周波数・位相が一致しているとき
は、Iデータが最大値2a、Qデータが0を示す。 (b)コンステレーション軸が、90°まで反時計方向
に回転するときは、(I−Q)信号は常に一定の最大値
2aの振幅を有する波形である。 (c)コンステレーション軸が、90°まで時計方向に
回転するときは、(I−Q)信号は、回転角度に応じ
て、2a〜0〜−2aと振幅が変化した波形が発生す
る。
【0030】つまり、前記(a)のIの振幅値が最大2
aかつQの振幅値が最小0の時が、送信基準キャリアに
対する再生基準キャリアの周波数ずれが0の条件であ
り、伝送路変動などによりコンステレーション軸が回転
した場合は、前記(b)〜(c)の(I−Q)信号によ
り、その回転方向が判定出来ることがわかる。
【0031】よって、BPF28によって抽出された基
準パイロットキャリアのI成分の包絡線検波された振幅
値と、同様にQの振幅値と(I−Q)の振幅値とが求ま
れば、送信機の基準キャリアクロックに受信機の再生基
準キャリアクロックの周波数を一致させることが可能と
なる。
【0032】ただし、この方式では、送信機の基準キャ
リアクロックと受信機の再生基準キャリアクロックの位
相差が、0°と180°の区別が出来ない。しかし、既
に述べたように、多値QAM変調を用いたOFDM送信
機では、同期目的とは別に、振幅・位相基準パイロット
キャリアを用いて、受信FFTの演算結果から、サブキ
ャリア全てのキャリブレーションを行い、伝送路変動を
補正している。そのため、前記基準キャリアクロックの
位相差は、キャリブレーション動作で補正されるため、
周波数が一致していれば問題はない。
【0033】また、送信機のIFFTと受信機のFFT
の演算開始タイミングを示すシンボルタイミングクロッ
クが別途得られている場合は、図3のI、Q、(I−
Q)復調波形のそれぞれの位相状態が検出出来るため、
図2のA点、B点、C点の復調出力をA/D変換して信
号処理を行うことにより、再生基準キャリアと、サンプ
リングクロックの周波数・位相同期が行える。
【0034】AGC制御信号は、I信号検波出力(B'
点)とQ信号検波出力(C'点)の加算値を利用する。
この加算値は、コンステレーション軸の変動に影響され
ないので、この加算値とリファレンスレベルとを、周波
数ずれ・AGC制御回路35で比較し、その誤差出力を
AGC制御信号としてAGC回路21を制御することに
より、伝送路特性変動による受信レベル変化を補正する
ことが出来る。
【0035】つぎに、BPF28で基準パイロットキャ
リアのみを抽出したI信号は、送信機のD/A変換器の
サンプリング周波数に同期した信号であるので、その信
号をPLL回路34に入力することで、受信機のA/D
変換器26,27に必要な周波数同期のとれたサンプリ
ングクロックを、PLL回路34から発生することが出
来る。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、F
FT演算結果を用いずにこれとは独立して、2本の基準
パイロット信号から送信機に周波数同期し、連続した基
準キャリア信号とサンプリングクロックが再生されると
同時にAGC制御信号も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直交周波数分割多重変調装置の一実施
例を示したブロック構成図である。
【図2】本発明の直交周波数分割多重復調装置の一実施
例を示した図である。
【図3】本発明の直交周波数分割多重復調装置の一実施
例の図2に示すBPF28,29により抽出された基準
パイロットキャリアのB点における同相(I)、C点に
おける直交(Q)、A点における差分(I−Q)復調ベ
ースバンド信号の波形例を示した図である。
【図4】2本の基準パイロット信号の信号点配置を、+
周波数側を、同相(I)軸成分を零、直交(Q)軸成分
を+aに、他方の−周波数側を、I軸成分零、Q軸成分
−aの位置にそれぞれ信号点を配置した図である。
【図5】OFDM変調信号を発生する従来の直交周波数
分割多重変調装置の基本ブロック構成を示した図であ
る。
【図6】OFDM変調信号を復調する従来の直交周波数
分割多重復調装置の基本ブロック構成を示した図であ
る。
【符号の説明】
10A 基準パイロットデータ(信号)付加回路 10B アドレッシング回路 11 逆高速フーリエ変換(IFFT)回路 12 ガードインターバル付加器 13 D/A変換回路 14 基準キャリア発生器 15,22,23 乗算器 21 AGC回路 24 90度移相器 25 再生基準キャリア発生器 26,27 A/D変換回路 28,29 BPF 30 減算器 31,32,33 検波回路 34 PLL回路 35 周波数ずれ・AGC制御回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直交マルチキャリア変調伝送方式を使用し
    て情報を伝送する直交周波数分割多重変調装置におい
    て、 ブロック化された送信データを構成する情報デ−タに基
    準パイロット信号を付加して、帯域の中心周波数から対
    称な所定の位置に2つの基準パイロット信号を配置する
    基準パイロットデータ付加手段と、 前記基準パイロットデータ付加手段の出力を、キヤリア
    の位相と振幅に対応する1個の複素数デ−タに変換し、
    周波数軸上の各キヤリアに割り当てるアドレッシング手
    段と、 前記アドレッシング手段の出力が供給される逆高速フー
    リエ変換(IFFT)手段と、 前記IFFT手段の出力が供給されるガードインターバ
    ル付加手段と、 サンプリングクロック信号が供給され、前記ガードイン
    ターバル付加手段の出力をD/A変換するD/A変換手
    段と、 前記D/A変換手段の出力と基準キャリア発生手段の出
    力とが供給されて、直交周波数分割多重変調信号を出力
    する乗算手段とを備えたことを特徴とする直交周波数分
    割多重変調装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載された直交周波数分割多重
    変調装置から送信された直交マルチキャリア変調信号を
    受信し、基準再生キャリアを用いた直交検波によって直
    交マルチキャリア復調信号を得る直交検波手段を有する
    直交周波数分割多重復調装置において、 前記直交検波手段によって、復調された同相信号成分、
    直交信号成分から、基準パイロット信号を抽出する手段
    と、 前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号の差信
    号を出力する手段と、 前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号とその
    差信号を包絡線検波する手段と、 前記包絡線検波された同相、直交の基準パイロット信号
    とその差信号によって送信機の基準キャリアと受信機の
    再生基準キャリアの周波数ずれを検出する手段と、 その検出結果に応じて前記再生基準キャリアを制御する
    手段とを備えたことを特徴とする直交周波数分割多重復
    調装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載された直交周波数分割多重
    変調装置から送信された直交マルチキャリア変調信号を
    受信する直交検波手段と、前記直交検波手段の出力が供
    給されるA/D変換器とを有する直交周波数分割多重復
    調装置において、 前記直交検波手段によって、復調された同相信号成分か
    ら、基準パイロット信号を抽出する手段と、 前記抽出された同相の基準パイロット信号の周波数・位
    相を検出し、その結果から、前記A/D変換器へサンプ
    リングクロックを出力する手段とを備えたことを特徴と
    する直交周波数分割多重復調装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載された直交周波数分割多重
    変調装置から送信された直交マルチキャリア変調信号を
    受信し、受信レベルを増幅率を可変にして増幅する可変
    利得増幅手段と、基準再生キャリアを用いた直交検波に
    よって直交マルチキャリア復調信号を得る直交検波手段
    とを有する直交周波数分割多重復調装置において、 前記直交検波手段によって、復調された同相信号成分、
    直交信号成分から、基準パイロット信号を抽出する手段
    と、 前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号をそれ
    ぞれ包絡線検波する手段と、 前記包絡線検波された同相、直交信号を加算する手段
    と、 前記加算された同相、直交信号と受信機内部の任意のリ
    ファレンスとレベル比較し、誤差信号を発生する手段
    と、 前記誤差信号を用いて、受信レベルが常に一定になるよ
    うに前記可変利得増幅手段の利得を制御する手段とを備
    えたことを特徴とする直交周波数分割多重復調装置。
  5. 【請求項5】直交マルチキャリア変調伝送方式を使用し
    て情報を伝送する直交周波数分割多重変調方法におい
    て、 ブロック化された送信データを構成する情報デ−タに基
    準パイロット信号を付加して、帯域の中心周波数から対
    称な所定の位置に2つの基準パイロット信号を配置する
    基準パイロットデータ付加ステップと、 前記基準パイロットデータ付加ステップの出力を、キヤ
    リアの位相と振幅に対応する1個の複素数デ−タに変換
    し、周波数軸上の各キヤリアに割り当てるアドレッシン
    グステップと、 前記アドレッシングステップの出力が供給される逆高速
    フーリエ変換(IFFT)ステップと、 前記IFFTステップの出力が供給されるガードインタ
    ーバル付加ステップと、 サンプリングクロック信号が供給され、前記ガードイン
    ターバル付加ステップの出力をD/A変換するD/A変
    換ステップと、 前記D/A変換ステップの出力と基準キャリア発生ステ
    ップの出力とが供給されて、直交周波数分割多重変調信
    号を出力する乗算ステップとを備えたことを特徴とする
    直交周波数分割多重変調方法。
  6. 【請求項6】請求項5に記載された直交周波数分割多重
    変調方法により送信された直交マルチキャリア変調信号
    を受信し、基準再生キャリアを用いた直交検波によって
    直交マルチキャリア復調信号を得る直交検波ステップを
    有する直交周波数分割多重復調方法において、 前記直交検波ステップによって、復調された同相信号成
    分、直交信号成分から、基準パイロット信号を抽出する
    ステップと、 前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号の差信
    号を出力するステップと、 前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号とその
    差信号を包絡線検波するステップと、 前記包絡線検波された同相、直交の基準パイロット信号
    とその差信号によって送信機の基準キャリアと受信機の
    再生基準キャリアの周波数ずれを検出するステップと、 その検出結果に応じて前記再生基準キャリアを制御する
    ステップとを備えたことを特徴とする直交周波数分割多
    重復調方法。
  7. 【請求項7】請求項5に記載された直交周波数分割多重
    変調方法により送信された直交マルチキャリア変調信号
    を受信する直交検波ステップと、前記直交検波ステップ
    の出力が供給されるA/Dステップとを有する直交周波
    数分割多重復調方法において、 前記直交検波ステップによって、復調された同相信号成
    分から、基準パイロット信号を抽出するステップと、 前記抽出された同相の基準パイロット信号の周波数・位
    相を検出し、その結果から、前記A/D変換ステップへ
    サンプリングクロックを出力するステップとを備えたこ
    とを特徴とする直交周波数分割多重復調方法。
  8. 【請求項8】請求項5に記載された直交周波数分割多重
    変調方法により送信された直交マルチキャリア変調信号
    を受信し、受信レベルを増幅率を可変にして増幅する可
    変利得増幅ステップと、基準再生キャリアを用いた直交
    検波によって直交マルチキャリア復調信号を得る直交検
    波ステップとを有する直交周波数分割多重復調方法にお
    いて、 前記直交検波ステップによって、復調された同相信号成
    分、直交信号成分から、基準パイロット信号を抽出する
    ステップと、 前記抽出された同相、直交の基準パイロット信号をそれ
    ぞれ包絡線検波するステップと、 前記包絡線検波された同相、直交信号を加算するステッ
    プと、 前記加算された同相、直交信号と受信機内部の
    任意のリファレンスとレベル比較し、誤差信号を発生す
    るステップと、 前記誤差信号を用いて、受信レベルが
    常に一定になるように前記可変利得増幅ステップの利得
    を制御するステップとを備えたことを特徴とする直交周
    波数分割多重復調方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002300135A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Fujitsu General Ltd Ofdm復調回路における自動利得制御回路
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CN100544337C (zh) * 2001-09-14 2009-09-23 英芬能技术公司 多载波调制的数据传输方法

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