JPH0746075Y2 - 超音波モータ及び振動モータ付電子機器 - Google Patents

超音波モータ及び振動モータ付電子機器

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JPH0746075Y2
JPH0746075Y2 JP10567089U JP10567089U JPH0746075Y2 JP H0746075 Y2 JPH0746075 Y2 JP H0746075Y2 JP 10567089 U JP10567089 U JP 10567089U JP 10567089 U JP10567089 U JP 10567089U JP H0746075 Y2 JPH0746075 Y2 JP H0746075Y2
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JP
Japan
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piezoelectric element
vibrating body
flexible printed
circuit board
printed circuit
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JP10567089U
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Inventor
瑛一 松浦
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、超音波モータ及び振動モータ付電子機器の圧
電素子と回路ブロックの電気的導通構造に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、超音波モータ及び振動モータ付電子機器の圧
電素子と回路ブロックの電気的導通をフレキシブルプリ
ント基板により行うもので、フレキシブルプリント基板
の中間部の配線パターンの形成してない部分を振動体支
持体に固定して、フレキシブルプリント基板が圧電素子
に接触しない構造とし、振動体の振動の減衰を防止し、
回路ブロックの組立性を向上させた。
〔従来の技術〕
近年圧電素子の伸縮を利用して進行波を発生させ、この
進行波によりロータを回転させる超音波モータが各分野
で開発実用化されつつある。一方腕時計におけるアラー
ム機能は実用性の高い機能であるが、従来のように警告
音を発生するものは周囲の他人に迷惑になる等の理由か
ら、音の出ないアラーム時計の実現が望まれている。こ
れを実現する為、上記超音波モータのロータの外周部に
重心位置を回転中心からずらすようにおもりを設け、こ
のロータを回転することにより重心の移動による振動で
時刻を報知する振動アラームが考えられる。
第3図に一例を示すと、振動体8は圧電素子3を接着
し、反対側にはくし歯8aが形成されている。ロータ9は
振動体8との接触部に摺動材9aを接着し、外周部には一
体で半円状の凸部9bを形成し重心を支持ピン7なる回転
中心から偏心して設け、ロータ9が回転すると偏心した
重心が移動し、ムーブメント10を含む時計全体が振動
し、この振動を携帯者に感知させる。
第3図に示す超音波モータは、振動体8を振動体支持体
1に固定した支持ピン7に固定し、ロータ9は支持ピン
7に挟みねじ11により、スプリング12,スプリング受座1
3を介して、回転可能に軸支されて構成される。この超
音波モータは、ねじ2によりムーブメント10にねじ締め
取りつけられる。そして、振動体8の一方の面に接着し
た圧電素子3と、超音波モータの圧電素子3に駆動信号
を供給する回路ブロック6との電気的導通手段として
は、2本のリード線14を使用するのが一般的である。こ
の例ではリード線14の一方が、圧電素子3の内周近傍に
半田付接続14aされ、外方の他端は、回路ブロック6に
半田付接続6aされている。
〔考案が解決しようとする課題〕
超音波モータと回路ブロックとはリード線14を介して結
合されているために、組立分解時に、一体的取り扱いを
必要とすることから、その作業性が悪く、またリード線
14が、たるみなどにより不必要に圧電素子3と接触し、
圧電素子3を含む振動体8の振動を減衰させるという課
題があった。本考案の目的は、上記課題を解決するため
に、リード線14に替えて、フレキシブルプリント基板を
使用するものであり、圧電素子と回路基板との直接接続
を避け、またフレキシブルプリント基板が圧電素子と接
触しない構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本考案はフレキシブルプリ
ント基板の中間部の配線パターンの形成してない部分を
振動体支持体に固定し、フレキシブルプリント基板の圧
電素子との接触を防止する。また、フレキシブルプリン
ト基板の外端部を回路ブロックと接触する構造として、
圧電素子と回路ブロックとの電気的導通を取れるよう構
成した。また圧電素子への半田接続位置は、振動体8の
くし歯8aでの振動に悪影響を及ぼさないようにするため
に、圧電素子の内周近傍4aで行うようにしたものであ
る。
〔作用〕
上記のような構成では、フレキシフルプリント基板は、
超音波モータに一体化されているところから、超音波モ
ータと回路ブロックとは、別個独立に組立分解ができ、
また、フレキシブルプリント基板の配線パターンの形成
してない部分を振動体支持体に固定し、フレキシブルプ
リント基板の圧電素子への接触が防止でき、振動体の振
動の減衰も回避できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の振動モータ付電子機器の実施例を示
す断面図である。第2図は、本考案の超音波モータの実
施例を示す平面図である。第1図において、支持ピン7
は、振動体支持体1に固定した固定する。振動体8を支
持ピン7に固定する。圧電素子3は、振動体8の一方の
面に接着する。ロータ9は、挟みねじ11によりスプリン
グ12及びスプリング受座13を介して支持ピン7に回転可
能に組み込む。振動体支持体1は、ねじ2によりムーブ
メント10に固定する。ロータの外周部には、ロータの回
転中心と異なる位置に重心を有するおもりを設ける。
圧電素子3に回路ブロックより所定の動作信号を入力す
ると、振動体の変形によりロータ9は回転する。ロータ
9の回転によりおもりも回転するのでムーブメント10を
ふくむ電子機器の全体が振動する。
第1図及び第2図において、フレキシブルプリント基板
は配線パターンを有し、フレキシブルプリント基板の内
端部は、圧電素子3の内周近傍で半田付け(4a)し、フ
レキシブルプリント基板の中間部4cの非パターン面は、
接着剤導入穴1aからの接着剤5により振動体支持体1に
接着し、フレキシブルプリント基板の外端部4bは回路ブ
ロック6に形成されるパターンに対応するパターンを有
して両者をその位置で重ね、ねじ2等の締結手段により
締めつけ固定し電気的導通を取っている。この外端部の
位置を確実にするために第2図に示すように、外端部4b
と中間部4cとの間4dにて、振動体支持体1に接着しても
よい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように圧電素子と回路ブロック
の電気的導通を取るために、フレキシブルプリント基板
を使用し、フレキシブルプリント基板の中間部を振動体
支持体に接着したことにより、圧電素子の振動を減衰さ
せることなく、また回路ブロックと圧電素子とを直接接
続することなく、両者を別個独立に組立分解ができるよ
うにし、その作業性が大幅に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の振動モータ付電子機器の実施例を示
す断面図である。第2図は、本考案の超音波モータの実
施例を示す平面図である。第3図はリード線により接続
構造を示す一例を示す断面図である。 1…振動体支持体 2…ねじ 3…圧電素子 4…フレキシブルプリント基板 5…接着剤 6…回路ブロック 8…振動体 9…ロータ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の面に圧電素子を固定した振動体と、 前記振動体の他方の面に所定の圧力で接触するロータ
    と、前記振動体を支持する振動体支持体と、前記圧電素
    子に駆動信号を供給する回路ブロックとを有し、前記圧
    電素子と前記回路ブロックとの間に配線パターンを形成
    したフレキシブルプリント基板を設け、前記フレキシブ
    ル基板の内端部を前記圧電素子の内周近傍に接続し、前
    記フレキシブルプリント基板の外端部を前記回路ブロッ
    クに接続し、前記フレキシブルプリント基板の中間部の
    配線パターンの形成してない部分を前記振動体支持体に
    固定し、前記フレキシブルプリント基板の配線パターン
    により前記圧電素子と前記回路ブロックとを導通したこ
    とを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】一方の面に圧電素子を固定した振動体と、 前記振動体の他方の面に所定の圧力で接触するロータ
    と、前記振動体を支持する振動体支持体と、前記圧電素
    子に駆動信号を供給する回路ブロックとを有し、前記圧
    電素子と前記回路ブロックとの間に配線パターンを形成
    したフレキシブルプリント基板を設け、前記フレキシブ
    ル基板の内端部を前記圧電素子の内周近傍に接続し、前
    記フレキシブルプリント基板の外端部を前記回路ブロッ
    クに接続し、前記フレキシブルプリント基板の中間部は
    前記圧電素子と接触しない位置に配置し、前記フレキシ
    ブルプリント基板の配線パターンにより前記圧電素子と
    前記回路ブロックとを導通したことを特徴とする超音波
    モータ。
  3. 【請求項3】一方の面に圧電素子を固定した振動体と、 前記振動体の他方の面に所定の圧力で接触するロータ
    と、前記振動体を支持する振動体支持体と、前記ロータ
    の回転中心とは偏心した位置に重心を持ち前記ロータに
    固定したおもりと、所定の動作信号に基づいて前記圧電
    素子に駆動信号を供給する回路ブロックとを有し、前記
    圧電素子と前記回路ブロックとの間に配線パターンを形
    成したフレキシブルプリント基板を設け、前記フレキシ
    ブルプリント基板の内端部を前記圧電素子の内周近傍に
    接続し、前記フレキシブルプリント基板の外端部を前記
    回路ブロックに接続し、前記フレキシブルプリント基板
    の中間部の配線パターンの形成してない部分を前記振動
    体支持体に固定し、前記フレキシブルプリント基板の配
    線パターンにより前記圧電素子と前記回路ブロックとを
    導通したことを特徴とする振動モータ付電子機器。
JP10567089U 1989-09-08 1989-09-08 超音波モータ及び振動モータ付電子機器 Expired - Lifetime JPH0746075Y2 (ja)

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JP10567089U JPH0746075Y2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 超音波モータ及び振動モータ付電子機器

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JPH0345094U JPH0345094U (ja) 1991-04-25
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