JP2587338Y2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2587338Y2
JP2587338Y2 JP1990079682U JP7968290U JP2587338Y2 JP 2587338 Y2 JP2587338 Y2 JP 2587338Y2 JP 1990079682 U JP1990079682 U JP 1990079682U JP 7968290 U JP7968290 U JP 7968290U JP 2587338 Y2 JP2587338 Y2 JP 2587338Y2
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JP
Japan
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ultrasonic motor
battery
wheel
motor
stator
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JP1990079682U
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昭彦 丸山
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案の電子時計は、超音波モータを用いた時計のレ
イアウト構造に関する。
〔従来の技術〕 従来、電磁式のステップモータにおいては、特公昭62
-5306に示すように、輪列車を支持する輪列受の上部
に、電池受部材を介して、扁平型電池、すなわち、リチ
ウム電池等を載置し、さらに、前記電池の上部より、電
池支持部材によって固定する構造が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の電磁式ステップモータを変換器とする
時計においては、モータの構成部品である、コイルブロ
ック、ステータ、また、輪列においても複数の番車を使
用するため、平面的にレイアウトした場合、時計体を大
きくしてしまうデメリットを有していた。また、電池
も、同様に前記モータ及び、輪列と異なる平面位置に配
置した場合は、さらに時計サイズは増大してしまう。そ
こで、電池をムーブメント上部に載置する構造が提案さ
れたが、前記のとおり、もともとのモータ及び、輪列等
のレイアウトによって、そのムーブメントの平面サイズ
の小型化には、限界があった。
そこで、本考案の目的は、超音波モータを変換器に用
いた電子時計において、電源であるところの電池をムー
ブメント上部に載置することにより、構成部品の少ない
超音波モータのメリットを生かし、ムーブメントの小型
化を実現し、従来の問題点を解決するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電子時計は、圧電素子を添付したステータと
前記ステータの振動により回転駆動するロータとからな
る超音波モータ、前記超音波モータから時刻表示用の指
針に駆動力を伝達する輪列、前記超音波モータに電気信
号を出力するICが配置される回路基板、電源である電池
を有する電子時計において、 前記電池は前記超音波モータの回転中心と一部が平面
的に重なり、前記超音波モータの構成部品に鉛直方向に
異なる高さに載置されたことを特徴とする。
〔実施例〕
第1図は、本実施例を示す平面図である。第2図及
び、第3図は、本実施例を示す要部断面図である。
1は、時計体の基枠であるところの地板である。地板
1には、時計体中心位置に中心パイプが打ち込み固定さ
れており、その上部に、分表示用の二番車が載置されて
いる。秒表示用輪列であるところの四番かな6aから、前
記二番車への伝達輪列である三番車10は、地板1に固定
された軸受石1aと、輪列受部材であるところの第二輪列
受3に、打込み固定された軸受石3aにより、軸支持され
ている。また、時表示用輪列の筒車12は、二番車11から
日の裏車14を介して回輪駆動される。日の裏車14は、三
番車同様に、地板1及び、第二輪列受3に形成された穴
により軸支されている。
本実施例における超音波モータ体を構成するステータ
は、前記第二輪列受3の時計体中心位置に打込み固定さ
れている。ステータ7には、振動子としての圧電素子8
が接着固定されており、一定電圧を印加することによ
り、ステータへの振動が誘起できるものである。また、
ステータ7の外周部には、振動を増幅するための突起部
が複数形成されており、その上部には、ロータ板6bが載
置されている。ロータ板6bには、外周部に平面方向の突
起が4ケ所に形成されており、この部分が前記ステータ
7に形成された突起の振動により回転するものである。
ロータ板6bは、四番かな6aにアッセンブして一体化さ
れており、ロータ板が回転することにより、四番かなも
回転し、秒表示するものである。四番かな6aに形成され
た上ホゾは、輪列受2に打込み固定された軸受石2aによ
り、軸支され平面位置が決められている。また、上ホゾ
は、前記軸受石2aを貫通しており、その上部を、ねじ19
により固定された四番かな押えばね18により押圧し、ロ
ータ板の回転力にかかわるロータ板とステータの摩擦力
を得ている。
輪列受2および、第二輪列受3は、ともに、ねじピン
20、21に案内され、上部より、ねじ19により固定されて
いる。
本実施例の超音波モータは、特願平1-273083で周知の
とおり、ステータに誘起された振動の節を移動すること
により、節部に安定したロータを随時移動することによ
り波動ステップモータである。圧電素子8は、60の振動
要素に分割されており、平面的に4分割(節部)した、
対向する30の振動要素には、同一の駆動波形が印加され
ている。この駆動波形を、毎秒、6°毎移動することに
より、節部が同様に6°のステップモータとなる。
本実施例では、超音波モータを、ステップモータとし
たが、進行波等によるスイープモータとすることも可能
である。
5は、フレキシブルな材質より成り、電気信号を発生
するIC23と、時間基準発生源であるところの水晶振動子
24が実装された回路基板である。
回路基板5は、超音波モータ体の圧電素子側に位置
し、かつ、第二輪列受3の上部に載置されている。ま
た、超音波モータ部においては、ステータのフランジ部
と同心で、かつ、径大の穴を設け、この穴部にオーバハ
ングした弾性材からなるパターン5aを、前記圧電素子8
の振動要素にばね接触させ、回路導通をとるものであ
る。
電源であるところの電池15は、ムーブメントの数ヶ所
に配置されたねじ19の上部に、絶縁板16を介して載置さ
れている。また、4は、回路部の受部材であるところの
回路押え板である。回路押え板は、電池15の外周部の3
ヶ所に、電池高さに、ほぼ等しい、直角曲げ部4aを有し
ており、この曲げ部により、電池15の径方向の押圧力を
発生し、電池15の固定をするとともに、電池陽極缶側面
からプラス導通をとるものである。また、マイナス導通
は、ねじピン22周辺において、第二輪列受3に形成され
たダボにより案内された(図示せず)マイナス端子17に
より、電池15の下面陰極缶部にばね接触させることによ
り、導通をとるものである。また、マイナス端子17は、
上部に、回路基板5のマイナスパターン部と、輪列受
2、回路押え板4を介して、ねじピン22に、ねじ19で締
結することにより、回路との導通をとっている。
以上の構成により、超音波モータを変換器とする時計
の電源であるところの電池を、ムーブメント上部に載置
し、超音波モータ体、輪列部と平面的に重なりあう位置
に配置することにより、ムーブメントの小型化を実現し
うるものである。
本実施例は、3針時計で説明をしたが、2針時計にお
いても、同様の効果が得られるものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、超音波モータ時
計において、減速輪列をきわめて少なくし、その構成部
品を最小にしうる超音波モータのメリットを生かすた
め、電池をムーブメント上部に載置することにより、ム
ーブメントサイズを従来の電磁式モータ時計に比較し
て、最小にできるという大きな効果が得られるものであ
る。また、電池を上部に配置していることから、電池交
換も容易におこなうことができ、そのアフターサービス
性も格段に向上するという効果も得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の超音波モータ時計の実施例を示す平
面図。 第2図は、本考案の超音波モータ時計の超音波モータ
部、指針部を示す断面図。 第3図は、本考案の超音波モータ時計の電池部・回路部
を示す断面図。 1……地板 2……輪列受 3……第二輪列受 4……回路押え板 5……回路基板 6a……四番かな 6b……ロータ板 7……ステータ 8……圧電素子 10……三番車 11……二番車 12……筒車 14……日の裏車 15……電池 16……絶縁板 17……マイナス端子 18……四番かな押えばね 19……ねじ 23……IC 24……水晶振動子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子を添付したステータと前記ステー
    タの振動により回転駆動するロータとからなる超音波モ
    ータ、前記超音波モータから時刻表示用の指針に駆動力
    を伝達する輪列、前記超音波モータに電気信号を出力す
    るICが配置される回路基板、電源である電池を有する電
    子時計において、 前記電池は前記超音波モータの回転中心と一部が平面的
    に重なり、前記超音波モータの構成部品に鉛直方向に異
    なる高さに載置されたことを特徴とする電子時計。
JP1990079682U 1989-10-20 1990-07-26 電子時計 Expired - Lifetime JP2587338Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990079682U JP2587338Y2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 電子時計
DE69009139T DE69009139T2 (de) 1989-10-20 1990-10-18 Elektronische Uhr.
EP90311427A EP0424140B1 (en) 1989-10-20 1990-10-18 Electronic timepiece
KR1019900016595A KR910008517A (ko) 1989-10-20 1990-10-18 전자 시계
US07/602,457 US5479380A (en) 1989-10-20 1990-10-22 Ultrasonic motor for driving an analog electronic watch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990079682U JP2587338Y2 (ja) 1990-07-26 1990-07-26 電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0438591U JPH0438591U (ja) 1992-03-31
JP2587338Y2 true JP2587338Y2 (ja) 1998-12-16

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ID=31624060

Family Applications (1)

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0453596Y2 (ja) * 1987-06-18 1992-12-16
JPS6492U (ja) * 1987-06-18 1989-01-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0438591U (ja) 1992-03-31

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