JPH0745036Y2 - 録音機能付電子時計 - Google Patents

録音機能付電子時計

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JPH0745036Y2
JPH0745036Y2 JP1987120511U JP12051187U JPH0745036Y2 JP H0745036 Y2 JPH0745036 Y2 JP H0745036Y2 JP 1987120511 U JP1987120511 U JP 1987120511U JP 12051187 U JP12051187 U JP 12051187U JP H0745036 Y2 JPH0745036 Y2 JP H0745036Y2
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JP
Japan
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voice
time
data
circuit
gate
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JPS6427691U (ja
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一記 喜多
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は録音機能付電子時計に関する。
[従来技術] 従来、プリセットしたアラーム時刻になると、警報とし
て予め内部メモリに録音しておいた音声(例えば、スケ
ジュールや約束などのメッセージを示す音声データ)を
再生して放音するようにした電子時計が実用化されてい
る。
[従来技術とその問題点] ところで、従来のこの種の録音機能付電子時計の場合、
内部メモリにアラーム時刻(時刻、日付、曜日等)を設
定する操作と、そのアラーム時刻に対するメッセージの
設定操作とは別々に行なわねばならず、その設定操作が
大変面倒であった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、アラーム時刻の設定とそのアラー
ム時刻に対するメッセージの設定の各操作が極めて簡単
に行えるようにした録音機能付電子時計を提供しようと
するものである。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、時刻の音声
を含む音声が入力されると、その時刻の音声を含む音声
データを音声データ記憶手段に記憶すると共に、音声デ
ータのうち時刻の音声データを認識して、アラーム時刻
データとしてアラーム時刻記憶手段に記憶して、現在時
刻データがアラーム時刻記憶手段に記憶されたアラーム
時刻データと一致した際に、音声データ記憶手段に記憶
されている時刻の音声を含む音声データを再生して音声
出力するようにしたことを要点とするものである。
[実施例] 以下、第1図を参照して本考案の一実施例を説明する。
構成 図において、直列接続される発振回路1、分周回路2、
時刻計時回路3、月日計時回路4は電子時計の通常の時
計回路であり、而して発振回路1は基準周波数信号を発
振して分周回路2に与え、例えば周期1秒の信号に分周
させて時刻計時回路3に送り計時させる。時刻計時回路
3は時、分、秒の時刻データを得、また時刻計時回路3
からの周期1日の信号は月日計時回路4に送られて計時
され、年月日の日付データが得られる。そして上記時刻
データ、日付データは表示データ選択回路10に送られ、
更に表示駆動回路11を介して表示部12に送られ、表示さ
れる。この場合、表示部12は例えば液晶表示装置から成
り、また現在時刻/設定時刻を表示する表示部12a、現
在月日/設定月日を表示する表示部12b、上記設定時
刻、設定月日に対応する時刻の音声を含む音声データが
記憶されている後述するRAM17の該音声データの先頭ア
ドレスの表示部12cを有している。茲で、上記設定時
刻、設定月日とは、後述するように、音声入力された時
刻、月日が音声認識回路29により認識され、RAM34に設
定された時刻、月日のデータを意味している。
上記分周回路2はまた、発振回路1からの基準周波数信
号を分周して所定周波数のクロックφ、φ、φ
発生し、第1図中の回路に供給するほか、時計制御回路
9、表示駆動回路11を駆動する他のクロックも発生す
る。尚、上記時計制御回路9はこの電子時計の全動作を
制御するプログラム、演算回路等を有し、各回路に対し
各種制御信号を出力する周知の回路である。
操作スイッチ群5の各スイッチ、また録音スイッチ6、
再生スイッチ7は共に電子時計のケースの所定個所に夫
々設けられており、また各スイッチからの入力信号はス
イッチ入力回路8に入力する。この場合、操作スイッチ
群5の各スイッチからの入力信号はスイッチ入力回路8
を介し時計制御回路9に入力して処理され、時刻計時回
路3、月日計時回路4に対する時刻修正を行わせたり、
また表示部12に表示させるデータの切換えを表示データ
選択回路10に対し行わせたりする。
また録音スイッチ6は、マイクロホン13、増巾回路14、
ローパス・フィルタ15、A/D変換回路16から成る音声の
録音回路に対するスイッチであり、その入力信号はスイ
ッチ入力回路8を介しD型のフリップフロップ39のD入
力端子に与えられる。尚、この場合、A/D変換回路16か
ら出力するディジタル信号の音声データはRAM17、判別
回路28a、音声認識回路29に与えられる。
更に再生スイッチ7は、RAM17に書込まれた時刻の音声
を含む音声データをD/A変換回路18、ローパス・フィル
タ19、トランスファゲート21b、増巾回路22、スピーカ2
3から成る音声の再生回路により再生させるスイッチで
あり、その入力信号はスイッチ入力回路8を介しD型の
フリップフロップ40のD入力端子に与えられる。尚、上
記フリップフロップ39、40は共に、クロックφにより
駆動される。
更にまた、操作スイッチ群5、録音スイッチ6、再生ス
イッチ7の何れのスイッチが操作されたときにも、スイ
ッチ入力回路8から“1"レベルの信号ANY KEYが出力
し、オアゲート41を介しSR型フリップフロップ36、37の
R入力端子に与えられてそれらをリセットするようにな
っている。
音声認識回路29はA/D変換回路16からのディジタル信号
の音声データ中の時分、月日を認識する回路であり、ま
た認識した時分データ、月日データを識別データ・レジ
スタ32にセットする。そして識別データ・レジスタ32に
セットされた時分データはトランスファゲート33aを介
しRAM34の時分エリアに設定時刻として書込まれ、また
識別データ・レジスタ32にセットされた月日データはト
ランスファゲート33bを介しRAM34の月日エリアに設定月
日として設定時刻に対応して書込まれる。
一方、A/D変換回路16から出力される時刻の音声を含む
音声データがRAM17に書込まれるようになっているが、
上記RAM34に書込まれた時分、月日に対応する時刻の音
声を含む音声データの先頭アドレスがRAM34の音声アド
レスエリアに、先頭アドレス・メモリ27から読出されて
トランスファゲート33cを介し書込まれる。
この場合、上記音声認識回路29は時計制御回路9により
制御されてA/D変換回路16からの音声データ中の時分、
月日のデータの認識動作を、該音声データと、認識用標
準パターン・メモリ30に記憶されている時分、月日の認
識用標準パターンデータとの比較処理によって実行す
る。尚、認識用標準パターン・メモリ30は音声認識回路
29により駆動されるアドレス制御回路31によりアドレス
制御される。
またトランスファゲート33a、33bは夫々音声認識回路29
からの制御信号により開閉制御され、更にトランスファ
ゲート33cはこれら制御信号をオアゲート42を介した信
号により開閉制御される。
上記RAM34に設定された時分、月日に対する時刻の音声
を含む音声データは、RAM17に書込まれる。茲で、RAM17
のアドレス制御回路等を説明すると、上記フリップフロ
ップ39のセット出力信号がアンドゲート43の一端及びオ
アゲート44に入力する。アンドゲート43の他端にはオア
ゲート45の出力がインバータ46を介し入力し、而してア
ンドゲート43の出力信号はインバータ47を介しRAM17の
リード/ライト制御端子R/(“1"のとき読出し、“0"
のとき書込み)に与えられているほか、アンドゲート48
の一端に、またトランスファゲート26aに制御信号とし
て夫々与えられている。
アンドゲート48の他端にはクロックφが与えられ、ア
ンドゲート48から出力するクロックφはアドレス・カ
ウンタ24の+1入力端子に与えられてカウントされる。
このアドレス・カウンタ24は、時刻の音声を含む音声デ
ータのRAM17への録音(書込み)時のアドレスデータを
出力し、そのアドレスデータはトランスファゲート26a
を介しRAM17のADDR入力端子に与えられる。またこのと
き、オアゲート44の出力信号がアンドゲート49にゲート
制御信号として与えられており、而してアンドゲート49
の他端にはクロックφが与えられ、このクロックφ
はアンドゲート49から出力してRAM17のCS入力端子にチ
ップセレクト信号として与えられる。
アドレス・カウンタ24のアドレスデータはまたトランス
ファゲート26cを介し上記先頭アドレス・メモリ27にセ
ットされる。このトランスファゲート26cは、A/D変換回
路16からの音声データの無音状態を判別する判別回路28
aの判別信号を受けるワンショト回路50からの1発信号
によって開閉制御される。そのため、先頭アドレス・メ
モリ27には、RAM17に前回書込まれた時刻の音声を含む
音声データの書込み終了時のアドレスデータがセットさ
れることになり、而してこの先頭アドレス・メモリ27に
セットされたアドレスデータは、次の時刻の音声を含む
音声データがRAM17に書込まれるときに、RAM34の音声ア
ドレスのエリアに、音声認識回路29によってそのとき認
識された時分、月日の設定時刻、設定月日に対応する時
刻の音声を含む音声データの先頭アドレスとして設定さ
れることになる。
フリップフロップ40のセット出力信号はオアゲート45に
入力するほか、ワンショット回路51に入力し、1発信号
とされてアドレスカウンタ25に駆動信号として供給され
る。上記オアゲート45にはまた、後述するように、RAM3
4内の設定時刻、設定日付が時刻計時回路3、月日計時
回路4の計時データと一致したとき、即ち、アラーム時
刻のときに“1"信号を出力するアンドゲート53の出力信
号が入力しており、而してオアゲート45の出力信号は上
記オアゲート44に入力するほか、トランスファゲート21
bにゲート制御信号として供給され、またインバータ46
を介しアンドゲート43に入力し、更にアンドゲート56の
一端に入力し、またトランスファゲート26bにゲート制
御信号として供給される。またアンドゲート53の出力信
号はワンショット回路52に入力して1発信号とされ、ア
ドレスカウンタ25に駆動信号として供給される。そして
アンドゲート56の他端にはクロックφが入力してお
り、またこのクロックφは更にアドレスカウンタ25の
+1入力端子に供給されてカウントされる。そしてアド
レスカウンタ25にはRAM34の音声アドレスのエリアから
読出されたアドレスデータ(アラーム時刻の時刻の音声
を含む音声データに対する先頭アドレス)がワンショッ
ト回路51またはワンショット回路52からの1発信号によ
ってラッチされ、次いでそのアドレスデータはアンドゲ
ート56からのクロックφの出力ごとにカウントアップ
され、RAM17をアドレスすることになる。即ち、RAM17は
このアドレスデータによって対応する時刻の音声を含む
音声データが読出され、D/A変換回路18、ローパス・フ
ィルタ19、トランスファゲート21b、増巾回路22を介し
スピーカ23から放音されることになる。尚、RAM17から
読出される時刻の音声を含む音声データは判別回路28b
にも入力し、無音状態か否かを判別される。そして判別
回路28bが“1"信号を出力するとその信号はワンショッ
ト回路57に入力して1発信号とされ、オアゲート41に与
えられる。
RAM34の時分、月日、音声アドレスの各エリアに書込ま
れた設定時刻、設定月日、先頭アドレスは共に表示デー
タ選択回路10、表示駆動回路11を介し表示部12に送られ
て表示されるほか、上記設定時刻は一致検出回路35aの
一端に、また設定月日は一致検出回路35bの一端に夫
々、時計制御回路9の制御下に1分間隔で供給される。
一致検出回路35aの他端には時刻計時回路3からの時刻
データが供給され、また一致検出回路35bの他端には月
日計時回路4からの日付データが供給される。そして一
致検出回路35a、35bは夫々、両入力端子のデータの一致
検出処理を行い、各一致検出信号をアンドゲート58に与
える。アンドゲート58からは、RAM34内の時刻、日付が
時刻計時回路3、月日計時回路4の時刻、日付と一致し
たとき、即ち、アラーム時刻のときに“1"信号が出力
し、時計制御回路9に供給されると共に、ワンショット
回路59に供給されて1発信号とされ、フリップフロップ
36をセットし、且つカウンタ38をリセットするようにな
っている。フリップフロップ36のセット出力信号はアン
ドゲート53、54、55の各一端に入力し、而してアンドゲ
ート53の他端にはフリッフフロップ37のセット出力信号
が入力し、またアンドゲート54の他端にはフリップフロ
ップ37のリセット出力信号が入力している。そしてアン
ドゲート53の出力信号はオアゲート45、ワンショット回
路52に供給され、またアンドゲート54の出力信号はトラ
ンスファゲート21aにゲート制御信号として供給されて
いる。尚、トランスファゲート21aには警報音発生回路2
0からの警報音信号が入力しており、トランスファゲー
ト21aがアラーム時刻に開成されるとき、この警報音信
号がトランスファゲート21aから出力し、増巾回路22を
介しスピーカ23に送られて警報音が放音されるようにな
っている。
カウンタ38のCK入力端子には分周回路2からの1秒信号
が入力し、カウントされる。そしてカウンタ38の最上位
ビット2Nからのカウントアップ信号はアンドゲート55の
他端に入力し、またアンドゲート55の出力信号はフリッ
プフロップ37をセットする構成となっている。これによ
りアラーム時刻になってからカウンタ38がカウントアッ
プするまでの間、警報音発生回路20からの警報音が放音
され、またカウンタ38がカウントアップする警報音が停
止し、代りにRAM17から読出される時刻の音声を含む音
声データが放音されるようになっている。
動作 次に動作を説明する。発振回路1、分周回路2、時刻計
時回路3、月日計時回路4は通常の計時動作を実行し、
時刻計時回路3、月日計時回路4の時刻データ、日付デ
ータは夫々、表示部12の表示部12a、12bに送られて、時
分、月日が表示されている。また時刻計時回路3からの
時刻データは一致検出回路35aに、月日計時回路4から
の日付データは一致検出回路35bに常時与えられてい
る。
茲で、RAM34にマイクロホン13からの音声入力によって
時分、日付を夫々設定し、RAM17に時刻の音声を含む音
声データを設定する場合、録音スイッチ6をオンする。
このとき録音スイッチ6の入力信号がスイッチ入力回路
8に入力し、フリップフロップ39のD入力端子に“1"信
号が与えられる。そのため録音スイッチ6をオンしてい
る間、フリップフロップ39のセット出力信号が“1"とな
り、アンゲート43、オアゲート44に与えられる。このと
き、アンドゲート43の他端にはインバータ46の出力信号
“1"が入力しているからアンドゲート43の出力信号は
“1"となり、RAM17のリード/ライト制御端子R/に
は、“0"の書込み指令が入力し、またトランスファゲー
ト26a、アンドゲート48が開成される。そのためアドレ
スカウンタ24の+1入力端子にはクロックφが供給さ
れ、カウントアップされるからそのアドレスデータがト
ランスファゲート26aを介しRAM17のADDR端子に与えられ
るようになる。またオアゲート44の出力信号によりアン
ゲート49が開成し、RAM17のCS端子にクロックφが入
力してRAM17がチップセレクトされる。
そこでマイクロホン13からアラーム時刻としての時分、
月日を音声入力すると、A/D変換回路16からのその音声
データが音声認識回路29に送られる。音声認識回路29は
このとき、この音声データを認識用標準パターン・メモ
リ30からの標準パターンデータと比較することによって
時刻、日付のデータであることを識別し、識別した時分
データ、月日データを識別データ・レジスタ32にセット
する。そして時分データはトランスファゲート33aを介
し、また月日データはトランスファゲート33bを介し、R
AM34の時分、月日の各エリアに設定時刻、設定月日とし
て書込まれる。またこのとき、トランスファゲート33c
も開成しており、先頭アドレス・メモリ27内の先頭アド
レスがRAM34の音声アドレスエリアに、上記設定時刻、
設定月日の対データとして書込まれる。尚、トランスフ
ァゲート26cは、前回の時刻の音声を含む音声データ入
力が終了し無音となったときに判別回路28aが出力する
“1"の判別信号がワンショット回路50に入力して1発信
号となったときに開成されることにより、このときのア
ドレスカウンタ24のアドレスデータが先頭アドレス・メ
モリ27にセットされる。そのため、前回入力の時刻の音
声を含む音声データの末尾のアドレスが今回入力の時刻
の音声を含む音声データの先頭アドレスとなって先頭ア
ドレス・メモリ27にセットされることになる。
また、マイクロホン13からの時刻の音声を含む音声デー
タは、RAM17に順次書込まれてゆく。
このようにして、マイクロホン13から時分、日付のアラ
ーム時刻を音声入力し、次いでそのメッセージをマイク
ロホン13から音声入力するだけで、アラーム時刻はRAM3
4に自動的にセットされ、また時刻の音声を含む音声デ
ータがRAM17に自動的にセットされることになり、アラ
ーム時刻と、そのメッセージの設定が極めて簡単に設定
できるものである。
RAM34、RAM17に上述のようにしてアラーム時刻、時刻の
音声を含む音声データを設定したのちに再生スイッチ7
をオンした場合、そのオンの間、フリップフロップ40の
セット出力信号が“1"となり、これによりオアゲート45
の出力信号も“1"となる。したがってこの間、アンドゲ
ート43の出力が“0"となり、RAM17の端子R/には“1"
の読出し指令が与えられる。またオアゲート44の出力
“1"によりRAM17がチップセレクトされる。更にアンド
ゲート56が開成し、クロックφがアドレスカウンタ25
に与えられてそのアドレスデータが、同様に開成中のト
ランスファゲート26bを介しRAM17のADDR端子に与えられ
る。これによりRAM17から時刻の音声を含む音声データ
が読出されてD/A変換回路18、ローパスフィルタ19を介
しトランスファゲート21bに与えられる。而してこのと
きトランスファゲート21bはオアゲート45の出力“1"に
より開成中であり、したがって上記時刻の音声を含む音
声データは更にトランスファゲート21b、増巾回路22を
介しスピーカ23に送られ、放音されることになる。
一方、再生スイッチ7を操作しないときには、RAM34内
の時分データは一致検出回路35aに、また月日データは
一致検出回路35bに夫々、1分間隔で送られて時刻計時
回路3、月日計時回路4の時刻データ、日付データとの
一致検出処理を受けている。そして時刻計時回路3、月
日計時回路4の時刻データ、日付データがRAM34からの
時分データ、月日データと一致すると、即ち、アラーム
時刻になると、アンドゲート58の出力が“1"となり、時
計制御回路9に与えられる共にワンショット回路59に与
えられて1発信号とされる。この1発信号はフリップフ
ロップ36をセットし、またカウンタ38をリセットする。
そのためフリップフロップ36のセット出力信号“1"によ
り、アンドゲート53、54、55が共に開成し、またカウン
タ38はリセット後、1秒信号をカウント開始する。
そこで、カウンタ38がカウントアップし、その最上位ビ
ット2Nの信号が“1"となるまでの間、アンドゲート55は
リセットしており、そのリセット出力信号は“1"となっ
ている。そのためその間アンドゲート54の出力が“1"と
なりトランスファゲート21aを開成するので、このトラ
ンスファゲート21aから警報音発生回路20からの警報音
信号が出力し、増巾回路22を介しスピーカ23に与えら
れ、警報音が放音される。即ち、アラーム時になったこ
とが報知される。
カウンタ38が次いでカウントアップすると、アンドゲー
ト55の出力が“1"となり、フリップフロップ37がセット
される。そのためそのセット出力信号“1"によってアン
ドゲート53の出力が“1"となり、これに応じてRAM17に
は読出し指令が与えられ、またRAM17はチップセレクト
される。更にオアゲート45の出力“1"によってアドレス
カウンタ25がカウント動作を開始し、且つトランスファ
ゲート26bが開成され、またワンショット回路52からの
1発信号の発生によってアドレスカウンタ25が駆動さ
れ、アドレスカウンタ25に上記アラーム時刻の時分デー
タ、月日データに対応するRAM34内の先頭アドレスがRAM
34から読出されてラッチされる。したがって以後、アド
レスカウンタ25はこの先頭アドレスに続くアドレスデー
タをトランスファゲート26bを介しRAM17に供給するよう
になる。そのためRAM17から上記アラーム時刻に対応す
る時刻の音声を含む音声データの読出しが開始され、D/
A変換回路18に与えられるようになる。
一方、このとき、アンドゲート54の出力が“0"に反転す
るため、トランスファゲート21aが閉成し警報音発生回
路20からの警報信号が阻止されるようになる。即ち、ア
ラーム時刻になったとき放音開始された警報信号がカウ
ンタ38がカウントアップするまでの間放音されると、こ
れに続いてRAM17から読出された時刻の音声を含む音声
データが代って放音されるようになるものである。この
音声データがすべて放音されて無音となると、その無音
データが判別回路28bによって検出され、ワンショット
回路57から1発信号が出力し、フリップフロップ36、37
がリセットされる。これによりアドレスカウンタ25のカ
ウント動作が停止し、RAM17からのデータの読出し動作
も終了する。
尚、RAM34内の時分、月日データを時計制御回路9に送
るようにし、またRAM34内には時分、月日データの入力
時これらのデータが時間の経過順に配列するようにして
セットしたアラーム時刻になる都度、その時分、月日デ
ータをRAM34から消去することにより、RAM34の使用効率
を高め、またアラーム時刻の、時刻計時回路3、月日計
時回路4の時刻、日付データとの一致検出をRAM34内の
先頭のアラーム時刻との検出だけで済むようにしてもよ
い。また、RAM34に記憶するアラーム時刻データは月日
時分データから成るものだけではなく、時分データ、月
日データ、曜日データ等の単独の時刻データであっても
良いし、またこれらを任意に組合せた時刻データであっ
ても良い。
[考案の効果] 本考案は以上説明したように、アラーム時刻の設定と、
アラーム時刻に再生する音声データの記憶とを同時に行
なえるようにした録音機能付電子時計であるから、極め
て簡単にアラーム時刻の設定とアラーム時刻に再生する
音声データの記憶とが、短時間のうちに行なえる利点が
ある。また、アラーム時刻に発生される音声の中に時刻
が入っているので、音声を聞いただけで用事、コメント
等と共に時刻を知ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図である。 1……発振回路、3……時刻計時回路、4……月日計時
回路、5……操作スイッチ群、6……録音スイッチ、9
……時計制御回路、12……表示部、13……マイクロホ
ン、14、22……増巾回路、15、19……ローパス・フィル
タ、16……A/D変換回路、17、34……RAM、18……D/A変
換回路、20……警報音発生回路、23……スピーカ、24、
25……アドレスカウンタ、27……先頭アドレス・メモ
リ、29……音声認識回路、30……認識用標準パターン・
メモリ、35a、35b……一致検出回路、38……カウンタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時刻データを計時する計時手段と、 外部からの時刻の音声を含む音声が入力されると共に入
    力された音声を音声データに変換して出力する音声入力
    手段と、 この音声入力手段から出力された前記時刻の音声を含む
    音声データを順次記憶する音声データ記憶手段と、 前記音声入力手段から出力され且つ前記音声データ記憶
    手段に記憶された音声データのうち時刻の音声データを
    認識し時刻データを出力する音声認識手段と、 この音声認識手段によって認識され且つ出力された時刻
    データをアラーム時刻データとして記憶するアラーム時
    刻記憶手段と、 前記計時手段で計時された時刻データが前記アラーム時
    刻記憶手段に記憶されたアラーム時刻データと一致した
    際に前記音声データ記憶手段に記憶された時刻の音声を
    含む音声データを再生して音声出力する再生手段と、 を有することを特徴とする録音機能付電子時計。
JP1987120511U 1987-08-07 1987-08-07 録音機能付電子時計 Expired - Lifetime JPH0745036Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987120511U JPH0745036Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 録音機能付電子時計
GB8818449A GB2207783B (en) 1987-08-07 1988-08-03 Recording/reproducing apparatus with voice recognition function
US07/485,755 US5014317A (en) 1987-08-07 1990-02-26 Recording/reproducing apparatus with voice recognition function
HK57696A HK57696A (en) 1987-08-07 1996-04-03 Recording/reproducing apparatus with voice recognition function

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987120511U JPH0745036Y2 (ja) 1987-08-07 1987-08-07 録音機能付電子時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6427691U JPS6427691U (ja) 1989-02-17
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