JPH0745010Y2 - 省スペース型スピードメータ - Google Patents

省スペース型スピードメータ

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JPH0745010Y2
JPH0745010Y2 JP14902988U JP14902988U JPH0745010Y2 JP H0745010 Y2 JPH0745010 Y2 JP H0745010Y2 JP 14902988 U JP14902988 U JP 14902988U JP 14902988 U JP14902988 U JP 14902988U JP H0745010 Y2 JPH0745010 Y2 JP H0745010Y2
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JP
Japan
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speedometer
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JP14902988U
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茂樹 戸塚
幸男 大池
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スピード表示板のデザインの自由度向上並び
にコンパクト化を図った車両用スピードメータに関する
ものである。
〔従来の技術〕
第3図は、自動車用スピードメータの内部構造を示す斜
視図である。
図において、A′は計器用ムーブメントであり、コイル
ボビン20の外周にコイル10a,10bをクロス状に巻回する
と共に、該コイルボビン20の四角の支柱22a〜dに対
し、端子23a〜dを挿通して設け、該端子23a〜dの一端
に該コイル21を接続すると共に、他端を底側に配した図
示しないプリント配線板に接続固定して成るものであ
る。
2はトリップメータ、3はオドメータであり、これらは
コイルボビン20の一対の支柱22a,22bに対向してスピー
ドメータの上下に配設され、ギヤ24を介してステップモ
ータ25により駆動される。
第4図は、トリップ、オド各メータ2,3の配置状態を示
す中央縦断面図、第5図は前記計器用ムーブメントA′
を示す斜視図である。
図で、コイルボビン20は、略方形状のコイル巻回部26の
四角に支柱22a〜dを夫々同一高さBで該コイル巻回部2
6と一体の合成樹脂材で成形して成り、コイル巻回部26
の内部にマグネットロータ16を回動自在に支持するため
に、中央に分割部27を設けて分割可能にしてある。
そして、配線板(HPC)13から端子28を介してクロスコ
イル10a,10bに入力される電流に応じて、合成磁界が生
じ、その合成磁界の方向にマグネットロータ16が回転
し、該マグネットロータ16の支軸29に設けた指針30が振
れる仕組みである。
一方、トリップメータ2及びオドメータ3はコイルボビ
ン20に対し、近接して設置してある。即ち、スピードメ
ータの車両側取付けスペースが限られている上に、文字
板31上にトリップ2とオド3の表示窓21a,21bを設ける
ことにより、スピード表示文字(第3図の32)の大きさ
や位置が制約されるのを極力避けるためである。
しかしながら、特に輸出向けについては、キロ、マイル
表示の双方が必要であるため、文字板31における表示文
字32の大きさを小さくせざるを得ず、デザイン的に制約
されてしまうという欠点があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、上記した点に鑑み、スピードメータ自体を肥
大化させることなく、スピード表示文字の大きさやトリ
ップ、オド表示窓の配置等、文字板のデザインの自由度
を向上させ得るスピードメータを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、四方に支柱を有
するコイルボビンと、該支柱に貫通して設けられる四本
の端子と、該コイルボビンの該支柱の間にクロスに巻回
され、該四本の端子の突出先端方に接続するクロスコイ
ルと、該端子の基端方に接続する配線板と、該コイルボ
ビンの内部に収容されるマグネットロータと、該マグネ
ットロータの回転軸に固定された指針と、該指針に対向
する文字板と、該文字板の表示窓に対向する二個の距離
表示輪とを具備するスピードメータにおいて、前記四方
の支柱のうちの二個の距離表示輪に対向する上下一対の
支柱の先端方を高さ方向に切欠し、該四方の支柱のうち
の左右一対の支柱に前記四本の端子を二本づつ分配して
設け、該上下一対の支柱の切欠部上に該二個の距離表示
輪を配置させた省スペース型スピードメータを採用する
ものである。
〔作用〕
距離表示輪に対向するコイルボビンの支柱を切欠し、そ
の切欠部上に距離表示輪が配設されるから、スピードメ
ータ自体を肥大化させることなく、距離表示輪をスピー
ドメータの中央寄りに位置させ、即ち、文字板における
距離表示窓を中央寄りに並列させて、文字板のデザイン
の自由度を増すことができる。
また、距離表示輪がスピードメータの中央寄りに位置す
ることによって、スピードメータ自体のコンパクト化も
可能となる。
〔実施例〕
第1図は、本考案に係る省スペース型スピードメータを
示す中央縦断面図、第2図は第1図における計器用ムー
ブメントAを示す斜視図である。
即ち、従来のコイルボビン(第5図の20)が略方形状の
コイル巻回部26の四角に支柱22a〜dを夫々同一高さB
で形成してあるのに対して、本実施例におけるコイルボ
ビン1は、トリップメータ2とオドメータ3に対向する
上下一対の支柱4a,4bを夫々コイル巻回部5の高さLと
同程度の高さまで短く切欠して成ることを特徴とし、本
考案に係るスピードメータは、その切欠部6a,6b上にト
リップメータ2とオドメータ3を並列に配設して成るも
のである。
ここで、コイルボビン1の切欠部6a,6bの高さHは、コ
イル巻回部5の高さLと同一であっても、或いはまた、
トリップメータ2やオドメータ3の距離表示輪2′,3′
の円弧形状に合わせて切欠した形状としても良く、その
場合、支柱4a,4bの側壁9a,9bがコイル巻回部5よりも張
り出して設けてあるから、コイル10a,10bが外れる心配
はない。
また、この例で、端子11は、切欠部を有しない左右の一
対の支柱12a,12bに対し、二本づつ挿通して設けてあ
り、該端子11の一端11′に一対のクロスコイル10a,10b
の始端並びに終端をハンダ付けで接続すると共に、該端
子11の他端に形成された螺子部11″をプリント配線板13
にナット14で固定して電気的接続を行っている。
また、第1図中15は金属製の遮磁ケースを示し、クロス
コイル10a,10bに生じる合成磁界を外部に対して遮断す
るものである。さらに、コイル巻回部5の内部にマグネ
ットロータ16を回動自在に設けるに伴い、コイルボビン
1の中央に分割部17を設けることや、マグネットロータ
16の回転軸18に設けた指針19が、配線板(HPC)13から
端子11を介してクロスコイル10a,10bに入力された電流
に応じて振れる仕組みは従来と同様である。
以上説明したように、トリップ、オド各メータ2,3はコ
イルボビン1の切欠部6a,6b上に配設されるから、スピ
ードメータの厚さTは従来と変わることはない。そし
て、トリップ2及びオドメータ3の位置は、従来よりも
スピードメータの中央寄りとなり、それに伴い文字板7
上のトリップ及びオドメータ表示窓8a,8bも中央寄りに
設定される。従って、文字板7上にスピード表示文字の
スペースを大きく取ることができる。さらに、該表示窓
8a,8bはスピードメーターの上下に並列に配置されるか
ら、デザイン的にも良好となる。また、トリップ2及び
オドメータ3の位置がスピードメータの中央寄りとなる
に伴い、スピードメータ自体をその分コンパクトにする
こともできる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の如くに、配線板とクロスコイルとを接
続する四本の端子をコイルボビンの左右一対の支柱に分
配して設け、上下一対の支柱に設けた切欠部上に二個の
距離表示輪すなわちトリップメータとオドメータとを配
置させたから、従来に較べて該二個の距離表示輪が高さ
方向(文字板直交方向)の位置を変えることなくスピー
ドメータの中央寄りに位置し、それによりスピードメー
タの上下方向のコンパクト化が達成され、あるいは文字
板の表示窓をスピードメータの中央寄りに位置させるこ
とにより、スピードメータを肥大化させることなく、文
字板のデザインの自由度を向上させることができるもの
である。従って、メータの視認性が向上し、車両運転中
の安全性が高まると共に、メータの商品価値を高めるこ
とが可能となる。
また、スピードメータのコンパクト化によって、車両イ
ンスツルメントパネル側のデザインの自由度も向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の省スペース型スピードメータを示す中
央縦断面図、 第2図は第1図の計器用ムーブメントAを示す斜視図、 第3図は従来のスピードメータを示す斜視図、 第4図は従来のスピードメータを示す中央縦断面図、 第5図は従来の計器用ムーブメントA′を示す斜視図で
ある。 A……計器用ムーブメント、1……コイルボビン、2…
…トリップメータ、3……オドメータ、2′,3′……距
離表示輪、4a,4b,12a,12b……支柱、6a,6b……切欠部、
7……文字板、8a,8b……表示窓、10a,10b……コイル、
16……マグネットロータ、18……回転軸、19……指針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四方に支柱を有するコイルボビンと、該支
    柱に貫通して設けられる四本の端子と、該コイルボビン
    の該支柱の間にクロスに巻回され、該四本の端子の突出
    先端方に接続するクロスコイルと、該端子の基端方に接
    続する配線板と、該コイルボビンの内部に収容されるマ
    グネットロータと、該マグネットロータの回転軸に固定
    された指針と、該指針に対向する文字板と、該文字板の
    表示窓に対向する二個の距離表示輪とを具備するスピー
    ドメータにおいて、 前記四方の支柱のうちの二個の距離表示輪に対向する上
    下一対の支柱の先端方を高さ方向に切欠し、該四方の支
    柱のうちの左右一対の支柱に前記四本の端子を二本づつ
    分配して設け、該上下一対の支柱の切欠部上に該二個の
    距離表示輪を配置させたことを特徴とする省スペース型
    スピードメータ。
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