JP2002202160A - 計器装置 - Google Patents
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Abstract
供する。 【解決手段】 4つの磁極が着磁されたロータ磁石6
と、このロータ磁石6の周囲に設けられ、その巻回中心
軸C1、C2が直交せずに交わる一対のコイル10、1
1と、ロータ磁石6を駆動源として回転する指針5とを
有し、ロータ磁石6の磁極数をnとし、巻回中心軸C
1、C2が交わって形成する鋭角をrとしたとき、鋭角
rを360/2n(nは4以上で2の倍数)で求まる角
度であり、非磁性材料からなる保護ケース3を備えた計
器本体m1、m2と設けたものである。
Description
本体を備えた計器装置に関する。
は、計器用ムーブメントと呼ばれる計器本体を備えてい
た。特に、速度計、エンジン回転数計、水温計、燃料残
量計などの複数の計測項目を備えたコンビネーションメ
ータと呼ばれる計器装置においては、計測項目毎に計器
本体を備えていた。
の可動磁石式計器本体が一般によく知られている。この
ような可動磁石式計器本体はエアコアムーブメントとも
呼ばれ、そのハウジングに形成した空間内にNとSの2
極着磁されたロータ磁石を収納すると共にロータ磁石に
固定したロータ軸を前記ハウジングにて軸支し、さらに
その一端をハウジングの外部に突出させて指針を装着
し、ハウジングの外周には一対のコイルを直交するよう
に巻回して構成され、各コイルに互いに電気角の異なる
駆動信号、具体的には電気角で90度位相の異なるsi
n波形、cos波形の電圧信号を供給し、この駆動信号
供給にて各コイルによって発生する合成磁界によりロー
タ磁石(指針)を軸回り回転させるもので、各コイルへ
の駆動信号供給を車速やエンジン回転等の被測定量に応
じて制御することで、指針を計測量に応じて角度運動さ
せることができる。
は、2極着磁されたロータ磁石が地磁気などの外乱要因
の影響を受けないように、パーマロイなどの磁性材料か
らなるシールドケースにて、可動磁石式計器本体の主要
部分が覆われていた。可動磁石式計器本体においては、
ロータ磁石などへの磁気干渉や磁気効率などを考慮する
と、パーマロイなどの磁性材料からなるシールドケース
は必要であった。
削減することができず、また、シールドケースを形成す
るパーマロイなどの磁性材料は高価であったため、コス
トを削減することも難しかった。特にコンビネーション
メータと呼ばれる計器装置においては、計器本体を複数
備えているため、計器本体のコストがそのまま計器装置
のコストの更なる上乗せとなり、計器装置のコストアッ
プを招いていた。
り、その主な目的は、コストを削減することが可能な計
器装置を提供せんとするものである。
成するため、少なくとも一つ以上の計器本体を備えた計
器装置において、少なくとも4つ以上の磁極が着磁され
たロータ磁石と、このロータ磁石の周囲に設けられ、そ
の巻回中心軸が直交せずに交わる一対のコイルと、前記
ロータ磁石を駆動源として回転する指針とを有し、前記
ロータ磁石の磁極数をnとし、前記巻回中心軸が交わっ
て形成する鋭角をrとしたとき、鋭角rを360/2n
(nは4以上で2の倍数)で求まる角度であり、磁性材
料からなる保護ケースを備えていない計器本体を、少な
くとも一つ設けたものである。
前記コイルを保護する非磁性材料からなる保護ケースを
設けたものである。
接配置する計器装置において、少なくとも4つ以上の磁
極が着磁されたロータ磁石と、このロータ磁石の周囲に
設けられ、その巻回中心軸が直交せずに交わる一対のコ
イルと、前記ロータ磁石を駆動源として回転する指針と
を有し、前記ロータ磁石の磁極数をnとし、前記巻回中
心軸が交わって形成する鋭角をrとしたとき、鋭角rを
360/2n(nは4以上で2の倍数)で求まる角度で
あり、磁性材料からなる保護ケースを備えていない計器
本体を、少なくとも前記計器本体の一つに用いるととも
に、他の計器本体に磁性材料からなる保護ケースを設け
たものである。
備えていない前記計器本体に、前記コイルを保護する非
磁性材料からなる保護ケースを設けたものである。
指針と前記ロータ磁石との間に前記ロータ磁石の回転を
前記指針に伝達するとともに、前記指針が前記ロータ磁
石よりも減速回転する伝達手段を設けたものである。
による計器装置の実施形態を説明する。
を示し、図1は第1の実施形態の計器装置の正面図であ
り、図2は同実施形態の計器装置に用いられる可動磁石
式計器本体の平面図であり、図3は図2のA−A線に沿
った断面図であり、図4は可動磁石式計器本体に用いら
れる伝達手段を示す平面図であり、図5は可動磁石式計
器の制御手段を示すブロック図であり、図6は可動磁石
式計器のコイルに供給される駆動信号の波形図であり、
図7は可動磁石式計器の磁極数とコイルの巻回中心軸が
なす鋭角の関係を示す説明図である。
の車両に用いられるもので、いわゆるコンビネーション
メータと呼ばれるものであり、1つの計器本体1で複数
の計測項目を指示表示するものである。この計器本体1
は複数の計器本体m1〜m4を備えている。これらの計
器本体m1〜m4はガラスエポキシ樹脂などからなる硬
質の回路基板2に実装されている。計器本体m1はエン
ジン回転数を指示表示するエンジン回転計のものであ
る。また、計器本体m2は車両の速度を指示表示する速
度計のものである。また、計器本体m3はエンジンの冷
却水の温度を指示表示するエンジン水温計のものであ
る。また、計器本体m4は車両のガソリンなどの燃料の
残量を指示表示する燃料計のものである。
おり、この計器本体m3、m4の一群と計器本体m1と
計器本体m2とは互いに離間した状態で配置されてい
る。また、計器本体m1と計器本体m2は同じ種類の計
器本体であり、計器本体m3と計器本体m4は同じ種類
の計器本体であり、かつ、計器本体m1、m2と計器本
体m3、m4とは異なる種類の計器本体である。なお、
図1では、計器本体m1、m2、m3、m4を簡略化し
て図示しており、3は後述するアルミなどの非磁性材料
から形成された保護ケース3であり、4は後述するパー
マロイなどの磁性材料から形成された保護ケースであ
る。なお、5は各計器本体m1〜m4に取り付けられる
指針である。また、通常であれば、指針5の背後には目
盛や目盛に付属する指標部を備えた文字板などが設けて
いるが、本実施形態の説明においては不要であるので、
文字板及びその他の構成部材は図示していない。
m1について説明する。なお、計器本体m2は計器本体
m1と同様の構造であるので、計器本体m2についての
説明は省略する。
互いに離間しており、互いに磁気干渉を起こす虞のない
程度である。計器本体m1は可動磁石式計器本体であ
り、図2、図3に示すように、ロータ磁石6と、このロ
ータ磁石6を支持する第1の軸7と、この第1の軸7と
は所定間隔を空けて並設状態に設けられる第2の軸8
と、これら第1、第2の軸7、8を軸受け支持すると共
に、ロータ磁石6と後述する伝達機構とを収納するハウ
ジング9と、このハウジング9の外側に巻かれる一対の
コイル10、11と、これらコイル10、11の一部を
含んでハウジング9の所要部外周を覆う保護ケース3
と、コイル10、11の各端部が導通接続される複数の
端子Tと、ハウジング9から突出する第2の軸8の先端
に装着される指針5と、ロータ磁石6と指針5との間に
介在し、ロータ磁石6の回転を指針5に伝達する伝達手
段TRとを備えている。
しがN極とS極とで異極となるように合計4極、互いに
等しい1/4づつの面積比にて半径方向に着磁された円
盤状のプラスチックマグネットからなり(図4参照)、
第1の軸7と同体的に回転(連動)するよう第1の軸7
を通じてハウジング9に支持されている。
ロータ磁石6と連動する第1の歯車TR1と、この第1
の歯車TR1に連結噛合されると共に第2の軸8に固定
され、第2の軸8に連動する第2の歯車TR2とからな
り、本実施形態では、第1の歯車TR1は第2の歯車T
R2に対し小径に形成され、その外周には「14」枚の
連続歯(歯)が形成されている。また、第2歯車TR2
は、第1の歯車TR1に対し大径に形成され、その外周
には「56」枚の連続歯(歯)が形成されている。
中、下側に位置する第1の枠体91と上側に位置する第
2の枠体92とに分割形成され、これら第1、第2の枠
体91、92間で空洞部93を形成し、この空洞部93
内にロータ磁石6と伝達手段TRを収納すると共に第
1、第2の軸7、8を軸支し、第2の軸8の一端は、ハ
ウジング9から外部に突出し、その先端には、前記のよ
うに、指針5が装着されている。
2のギヤTR2が配置されないロータ磁石6のラジアル
方向外周に位置して、ロータ磁石6のラジアル周面に対
応する巻回径が第1の軸7に向かって次第に大きくなる
ように設けられており、この際、各コイル10、11の
巻回中心軸C1、C2に沿って第1の軸7側に延びる軸
線は、ロータ磁石6の回転中心RCで交わり(交点C
P)、このときの各巻回中心軸C1、C2が交わって形
成する鋭角rは、本実施例では略45度に設定されてい
る。
2方向は、コイル10、11の発生する磁界発生方向で
ある。
示すように本実施の形態の4極の回転磁石の場合に、コ
イル10に例えば、N極が対向した状態で、反対側のN
極とこの反対側のN極と隣り合うどちらか一方のS極と
で形成される角度90度の中間の角度である45度とな
る。
には、カップ形の保護ケース3が装着されるが、本実施
形態では、第2の歯車TR2に対応する領域を除くハウ
ジング9の所要領域、すなわち、第2の歯車TR2の対
応領域を含まず指針5側とは反対側となるハウジング9
領域のみを保護ケース3により覆っている。計器本体m
1は、磁気干渉を受けるような他の計器本体m2、m
3、m4から離間しているため、保護ケース3は磁気干
渉を防止するために、磁性材料から形成する必要がな
く、非磁性材料であるアルミなどから形成されている。
ただし、図3で示すように、計器本体m1は回路基板2
の下面に取り付けられるため、コイル10、11が露出
するため、製造工程などでコイル10、11に他の物体
が接触することを防止し保護するために保護ケース3が
設けられている。このように高価な磁性材料を用いず
に、保護ケース3を形成するためコストを抑えることが
できる。なお、保護ケース3の材質は、アルミに限定さ
れるものではなく、合成樹脂でも良い。
m1は、図5に示すように、制御部12と駆動処理部1
3とを含む制御手段14によって駆動される。
イコン)からなるもので、制御プログラムを実行するC
PU、制御プログラムを記憶するROM、演算処理され
たデータを一時的に記憶するRAM、外部からの信号を
入力するインターフェイス(I/F)、これらCPU、
ROM、RAM、インターフェイスのそれぞれを接続す
るバスを含み、車体側に設置され、この場合、トランス
ミッションの出力軸の回転を検出し、所定のパルス信号
を出力するセンサ15が接続されている。
量に基づく入力信号)が入力されると、制御部12はそ
のパルス周期を演算し、このパルス周期を前記文字板の
指示位置に換算して、指針5の前記文字板上における指
示角度データを求める処理を行い、この指示角度データ
を後段の駆動処理部13に出力する。
応じた各コイル10、11の通電量データを記憶したR
OM、各ROMの出力値をそれぞれのアナログ量に変換
するD/A変換部、前記アナログ量に対応した駆動電圧
を各コイル10、11に通電供給する駆動出力部をそれ
ぞれ含み、制御部12からの前記指示角度データは、こ
の駆動処理部13によって、電気角(位相角)の異なる
駆動信号、詳しくは図6に示すように電気角で90度位
相の異なるsin波形、cos波形の電圧信号、あるい
はそれに近似する波形の電圧信号に変換されて各コイル
10、11に供給される。
被測定量にみあった合成磁界ベクトルが形成され、この
合成磁界ベクトルに応じてロータ磁石6が被測定量に応
じた角度分回転し、それに応じて指針5も回転し、前記
文字板上で被測定量を指示する。
て、第1の歯車TR1の歯数は「14」枚、第2の歯車
TR2の歯数は「56」枚であり、各歯車TR1、TR
2のギヤ比は、1/4に設定されていることから、伝達
手段TRは減速伝達手段として機能し、これによりロー
タ磁石6に対して指針5は1/4に減速運転されるた
め、指針5を所定の振れ角分回転させるためには、ロー
タ磁石6は指針5の振れ角(回転角)の4倍分の回転角
を必要とする。例えばセンサ15からの入力信号が指針
5の振れ角90度に相当する場合、ロータ磁石6を機械
角で360度回転させる必要があるので、制御手段14
は、ロータ磁石6を機械角で360度回転させるための
駆動信号として、電気角で2π分(一周期)に相当する
駆動信号を2回、繰り返し各コイル10、11に供給す
ることになる。
分に相当する駆動信号供給(以下、2π分の信号供給と
いう)により得られるロータ磁石6の回転角は機械角で
180度、伝達手段TRを通じた指針5の振れ角(回転
角)は、同じく機械角で45度であり、45度よりも大
きい指針5の振れ角、例えば90度、135度、180
度の振れ角を得るためには、2π分の信号供給を連続的
に繰り返し供給することになる。
たことにより、ロータ磁石6が地磁気などによって受け
る影響が、ロータ磁石6が2極着磁の場合よりも小さい
ため、磁性材料からなる高価な保護ケース4を使用する
ことなく、ロータ磁石6を磁性材料で覆わなくても、ロ
ータ磁石6を駆動することができるので、例えば、コイ
ル10、11を物理的な損傷などから保護するなどの目
的のみで、磁性材料ではない安価な材料で保護ケース3
を形成し設けるだけでよく、従来の可動磁石式計器本体
に比べてコストを削減することができる。
3について説明する。なお、計器本体m4は計器本体m
3と同様の構造であるので、計器本体m4についての説
明は省略する。
成であり、異なる点は保護ケース4が磁性材料で形成さ
れている点である。計器本体m3と計器本体m4は互い
に近接した位置に配設されているため、互いのロータ磁
石6の磁界の影響を受けてしまうため、保護ケース4が
磁性材料である。
ケース4を必要としない計器本体m1、m2を計器装置
1に用いることにより、計器装置1の製造コストを低減
することができる。特に、計器本体を多数用いる計器装
置1においては、製造コストをより削減することが可能
となる。
明する。なお、前記実施形態と同一及び相当箇所には同
一符号を付してその詳細な説明は省略する。
態の回路基板2に比べて比較的小型の回路基板2aに前
記実施形態の速度計を構成する計器本体m2と同じ計器
本体m2を一つ備えたものである。このような計器装置
1は、車両の速度のみを指示表示するものであり、比較
的安価な計器装置1に適用されるものである。このよう
な計器装置1においては、計器本体m2が1つである
が、磁性材料からなる高価な保護ケース4を備えていな
いため、本発明を採用することにより、従来の計器本体
を用いるより製造コストを削減することが可能である。
明する。なお、前記各実施形態と同一及び相当箇所には
同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
に前記各実施形態と同じ計器本体m1、m2、m4を備
えたものである。この計器装置1は、スピーカ16など
の磁性材料を使用した部品などを回路基板2に実装して
いる。このような磁性材料を使用した部品などの近傍に
計器本体を配置しなければならない場合には、磁性材料
からなる保護ケース4を備えた計器本体m4を使用すれ
ばよい。なお、本実施形態においては、燃料の残量を指
示表示する燃料計のみを指示表示し、エンジン水温計に
関しては、図示しない光源、例えば発光ダイオードなど
を用いて表示するものであり、計器本体m4のみの構成
となっている。
どの近傍にのみ、磁性材料からなる保護ケース4を備え
た計器本体m3、m4を使用し、磁性材料を使用した部
品から離間した位置に配設される場合には、非磁性材料
からなる保護ケース3を備えた計器本体m1、m2を使
用することにより、計器装置1の製造コストを低減する
ことができる。特に、計器本体を多数用いる計器装置1
においては、製造コストをより削減することが可能とな
る。
説明する。なお、前記各実施形態と同一及び相当箇所に
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
m5〜m7を備えている。これらの計器本体m5〜m7
はガラスエポキシ樹脂などからなる硬質の回路基板2に
実装されている。計器本体m5はエンジン回転数を指示
表示するエンジン回転計のものである。また、計器本体
m6は車両の速度を指示表示する速度計のものである。
また、計器本体m7は車両のガソリンなどの燃料の残量
を指示表示する燃料計のものである。
は、前記各実施形態では保護ケース3を備えていたが、
本実施形態では保護ケース3、4自体を備えていない点
である。計器本体m5〜m7のコイル10、11を保護
する必要がない保護ケース3を設けなくとも良い。この
ように構成すれば、部品点数も削減することが可能とな
り、より一層のコストを削減することも可能となる。
1の変形例として、例えば、図11で示すように6極の
回転磁石の場合の鋭角rは、コイル10に例えば、N極
が対向した状態で、180度反対側のS極とこの反対側
のS極と隣り合うどちらか一方のN極とで形成される角
度60度の中間の角度である30度となる。
軸C1、C2が交わって形成する鋭角rが45度という
角度は、図12で示すようにコイル10、11を交差さ
せることによって形成されるものでも良い。
異なる駆動信号を供給してロータ磁石6を回転駆動する
場合、ロータ磁石6の磁極数nは、4以上(の2の自然
数(N)倍)であればよく、この際、一対のコイル1
0、11に駆動信号を供給することで各々生じる磁界方
向の交わって形成される鋭角rは、磁極数が「4」極の
場合は、図11で示すように本実施形態のごとく略45
度であり、磁極数が「6」極の場合は、図12で示すよ
うに30度に設定すればよく、鋭角rは(360度/磁
極数n)の半分(1/2)に設定すればよい。また、図
示していないが、磁極数が「8」極の場合は、鋭角rは
(360度/磁極数n)の半分(1/2)である22.
5度に設定すればよい。
では、伝達手段TRを2つの歯車TR1、TR2にて構
成したが、伝達手段TRを構成する歯車の数は任意であ
り、例えばさらに他の実施形態として図13に示すよう
に、伝達手段TRを、ロータ磁石6と共に第1の軸7に
対して独立回転可能に保持され、且つロータ磁石6に連
動して回転する第1の歯車TR11と、第2の軸8に固
定され、第2の軸8と共に回転する第2の歯車TR12
と、この第2の歯車TR12と共に第2の軸8に固定さ
れ、第2の歯車TR12と共に回転する第3の歯車TR
13と、第1の歯車TR11と共に第1の軸7に固定さ
れ、第1の軸7と共に回転する第4の歯車TR14とか
ら形成し、ロータ磁石6に連動する第1の歯車TR11
の回転を第2の歯車TR2に伝え、第2の歯車TR2の
回転を第3の歯車TR13を通じて第4の歯車TR14
に伝達し、これにより第1の軸7に装着された指針5を
駆動するように構成してもよい。
設けたことにより、ロータ磁石6が地磁気などによって
受ける影響をさらに抑制し、精度の高い指示を行うこと
ができる可動磁石式計器本体m1を提供することができ
る。
に直接指針5を設けた構成としても良い。
とにより、所期の目的を達成することができ、コストを
削減することが可能な計器装置を提供することができ
る。
により、所期の目的を達成することができ、コストを削
減することが可能な計器装置を提供することができる。
また、物理的な損傷などからコイルを保護することが可
能な計器装置を提供することができる。
により、所期の目的を達成することができ、コストを削
減することが可能な計器装置を提供することができる。
により、所期の目的を達成することができ、コストを削
減することが可能な計器装置を提供することができる。
また、物理的な損傷などからコイルを保護することが可
能な計器装置を提供することができる。
により、所期の目的を達成することができ、コストを削
減することが可能な計器装置を提供することができる。
また、ロータ磁石6の地磁気などの外乱要因によって受
ける影響をさらに抑制し、精度の高い指示を行うことが
できる計器装置を提供することができる。
計器本体の平面図である。
す平面図である。
ある。
の波形図である。
心軸がなす鋭角の関係を示す説明図である。
とコイルの巻回中心軸がなす鋭角の関係を示す説明図で
ある。
とコイルの巻回中心軸がなす鋭角の関係を示す説明図で
ある。
石式計器本体の断面図である。
体 r 鋭角
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも一つ以上の計器本体を備えた
計器装置において、少なくとも4つ以上の磁極が着磁さ
れたロータ磁石と、このロータ磁石の周囲に設けられ、
その巻回中心軸が直交せずに交わる一対のコイルと、前
記ロータ磁石を駆動源として回転する指針とを有し、前
記ロータ磁石の磁極数をnとし、前記巻回中心軸が交わ
って形成する鋭角をrとしたとき、鋭角rを360/2
n(nは4以上で2の倍数)で求まる角度であり、磁性
材料からなる保護ケースを備えていない計器本体を、少
なくとも一つ設けたことを特徴とする計器装置。 - 【請求項2】 少なくとも前記計器本体の一つに、前記
コイルを保護する非磁性材料からなる保護ケースを設け
たことを特徴とする請求項1記載の計器装置。 - 【請求項3】 少なくとも二つ以上の計器本体を隣接配
置する計器装置において、少なくとも4つ以上の磁極が
着磁されたロータ磁石と、このロータ磁石の周囲に設け
られ、その巻回中心軸が直交せずに交わる一対のコイル
と、前記ロータ磁石を駆動源として回転する指針とを有
し、前記ロータ磁石の磁極数をnとし、前記巻回中心軸
が交わって形成する鋭角をrとしたとき、鋭角rを36
0/2n(nは4以上で2の倍数)で求まる角度であ
り、磁性材料からなる保護ケースを備えていない計器本
体を、少なくとも前記計器本体の一つに用いるととも
に、他の計器本体に磁性材料からなる保護ケースを設け
たことを特徴とする計器装置。 - 【請求項4】 前記磁性材料からなる保護ケースを備え
ていない前記計器本体に、前記コイルを保護する非磁性
材料からなる保護ケースを設けたことを特徴とする請求
項3記載の計器装置。 - 【請求項5】 少なくとも前記計器本体の一つに、指針
と前記ロータ磁石との間に前記ロータ磁石の回転を前記
指針に伝達するとともに、前記指針が前記ロータ磁石よ
りも減速回転する伝達手段を設けたことを特徴とする請
求項1から請求項4の何れかに記載の計器装置。
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
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CNB018033253A CN1229628C (zh) | 2000-10-31 | 2001-10-18 | 可动磁铁型计量仪表及使用该可动磁铁型计量仪表的计量装置 |
EP01976754A EP1335191A4 (en) | 2000-10-31 | 2001-10-18 | MOBILE MAGNET TYPE COUNTER AND COUNTER DEVICE USING SAID MOBILE MAGNET TYPE COUNTER |
PCT/JP2001/009170 WO2002037062A1 (fr) | 2000-10-31 | 2001-10-18 | Compteur de type a aimant mobile et dispositif de compteur utilisant ledit compteur de type a aimant mobile |
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KR1020027008436A KR20020067924A (ko) | 2000-10-31 | 2001-10-18 | 가동 자석식 계기와 이 가동 자석식 계기를 이용한 계기장치 |
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JP2000399788A JP2002202160A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 計器装置 |
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Cited By (1)
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-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000399788A patent/JP2002202160A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005265679A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Nippon Seiki Co Ltd | 可動磁石式計器 |
JP4591811B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2010-12-01 | 日本精機株式会社 | 可動磁石式計器 |
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