JPH074502Y2 - 走行距離警報装置 - Google Patents

走行距離警報装置

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JPH074502Y2
JPH074502Y2 JP4457190U JP4457190U JPH074502Y2 JP H074502 Y2 JPH074502 Y2 JP H074502Y2 JP 4457190 U JP4457190 U JP 4457190U JP 4457190 U JP4457190 U JP 4457190U JP H074502 Y2 JPH074502 Y2 JP H074502Y2
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JP
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茂樹 戸塚
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車輌等の走行距離計のピニオンに連動し、所
定距離に到達すると警報する走行距離警報装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、車輌の定期点検時期等を知るために、この種の警
報装置が使用されている。例えば第4図に示すように、
積算計からなる走行距離計40のフレーム41とは別体で作
られた平面視コ字状のフレーム31の左右にそれぞれ軸受
31a,31aを設け、ギヤ33を嵌合した軸32を該軸受31a,31a
にて支持させて、該フレーム31を走行距離計40のフレー
ム41にネジ等で装着して使用している。そして、ギヤ33
は走行距離計40に設けられたピニオン45の一と噛合して
いる。
この状態で車輌が走行すると、図示せぬ駆動部が回転し
て走行距離計40のピニオン軸43が回転し、ピニオン45が
回転する。該ピニオン45の回転に伴い文字車42が回転し
走行距離が表示されると共に、前記ギヤ33と噛合するピ
ニオン45が回転すると該ギヤ33が回転して軸32も回転す
る。更に、該軸32に取付けられているギヤ35も同時に回
転するので、該ギヤ35と噛合しているギヤ36も回転し、
これに伴いカム板37も回転し、該カム板37の突出部がマ
イクロスイッチ38に当接することによってスイッチ38が
ONとなる。すると、図示せぬ警報装置が作動して運転者
等により所定距離が経過したことが知覚される。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来の警報装置は走行距離計の
フレームと別体のフレームに軸、ギヤ等を取付けて、該
フレームをネジ等で走行距離計のフレームに装着するの
で、全体的に寸法が大きくなると共に、走行距離計のピ
ニオンと警報装置の軸に取付けられ該ピニオンの回転を
受けるギヤとの係合距離の設定が困難で、このため組立
時のピニオンとギヤの噛合具合によって警報時期に誤差
の生ずるおそれもあった。
そこで、本考案は上述課題を解決した走行距離警報装置
の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図及び第2図を参照して示すと、複数の文字車3…
と、これら文字車3…の外周側に配置された桁送り用の
ピニオン5とを有する積算計1に着脱自在に装着され、
前記ピニオン5の回転を受けて回転する伝動軸12を有
し、該伝動軸12の回転に基づき警報スイッチ手段18が作
動するように構成した走行距離警報装置10において、前
記積算計1側に前記伝動軸12の一端を支持する軸受2aを
設け、更に前記伝動軸12の他端は前記走行距離警報装置
10に設けたブラケット11に片持ち支持させると共に、該
ブラケット11を前記積算計1に着脱自在に構成したこ
と、を特徴としている。
〔作用〕
上述構成に基づき、車輌等の走行によって積算計1のピ
ニオン5が回転し、これに伴い文字車3が次々と桁送り
されていく。また一方、走行距離警報装置10の伝動軸12
は、その一端を積算計1側に設けられた軸受2aに支持さ
れ、かつ他端は積算計1に装着された走行距離警報装置
10のブラケット11に設けられた軸受11aに支持されてい
るので、前記ピニオン5の回転はガタがなく伝動軸12に
伝わり、伝動軸12は回転する。そして、該伝動軸12の回
転に基づき警報スイッチ手段が作動する。
〔実施例〕
以下、図面に沿って本考案の実施例について説明する。
車輌に取付けられている走行距離測定用の積算計1は、
第1図に示すように、フレーム2の中に6個の文字車3
…を有しており、各文字車3にはその表面に「0」から
「9」までの数字が印されている。該文字車3のうち右
から順に一の位、十の位、…十万の位を示し、これらの
文字車3…に対応してその外周側に6個のピニオン5…
が設けられていて、各文字車3は各ピニオン5によって
順に連結されている。尚、符号6はリセット機構付のト
リップメータである。
また、走行距離警報装置10は、第1図に示すように、伝
動軸12を有しており、該伝動軸12の一端は積算計1のフ
レーム2の突起部に設けられた軸受2aに回転自在に支持
されている。また伝動軸12の他端は、走行距離警報装置
10のブラケット11に設けられた軸受11aを貫通した状態
で回転自在に支持されている。そして、該ブラケット11
はネジにより前記積算計1のフレーム2にしっかりと装
着されている。
また、前記伝動軸12の中央部にはスラスト方向摺動可能
なギヤ13が回動固定に取付けられており、該ギヤ13が回
転すると伝動軸12も一体となって回転する。該ギヤ13は
前記積算計1に設けられているピニオン5…の一と噛合
しており、該ピニオン5が回転するとギヤ13及び軸12が
回転する。また、ブラケット11の軸受11aを貫通して延
出する伝動軸12の端部には小ギヤ15が嵌合しており、該
小ギヤ15には大ギヤ16が噛合していて、該大ギヤ16はブ
ラケット11に設けられた軸14に回転自在に支持されてい
る。更に、該軸14には、第2図に示すように、略々楕円
形のカム板17が回転自在に支持されており、該カム板17
は前記大ギヤ16と一体的に回転するように構成されてい
る。
また更に、前記カム板17の下側には前記ブラケット11に
ネジ止めされた状態にてマイクロスイッチ18が設けられ
ており、該カム板17の回転に基づいてマイクロスイッチ
18の接点がON・OFFするようになっている。また、該マ
イクロスイッチ18の外部端子にはリード線19が接続され
ており、第3図に示す回路のように、リード線はランプ
20及び電源21へ接続され、マイクロスイッチ18がONする
とランプ20が点灯し警報するようになっている。
本考案は、以上のように構成されているので、車輌が走
行すると、その走行距離が積算計1によって表示され
る。また、ギヤ13が噛合するピニオン5が回転すると、
ギヤ13及び軸12が一体となって回転する。このため、軸
12に嵌合されている小ギヤ15及び該小ギヤ15に噛合する
大ギヤ16が回転し、これに伴いカム板17も回転する。カ
ム板17の回転によってマイクロスイッチ18の接点がONす
ると、第3図に示す回路に基づきランプ20が点灯して警
報し所定距離走行したことを知らせる。
また一方、この走行距離警報装置10を積算計1に装着す
る場合は、該装置10の伝動軸12の先端を積算計1のフレ
ーム2に設けた軸受2aに差込み支持させると共に、ギヤ
13を摺動させて6個のピニオン5…のうちいずれかに噛
合させて警報を必要とする距離をセットする。そして、
該装置10のブラケット11を積算計1のフレーム2に設け
られているネジ孔を利用してネジ止めすることにより走
行距離警報装置10の積算計1への装着は完了する。
このように、積算計1のフレーム2に走行距離警報装置
10の伝動軸12用の軸受2aが設けられているので、伝動軸
12の一端は該軸受2aにより位置決めされるゆえ、該警報
装置10の積算計1への装着時の位置決めを簡単・正確に
行うことができる。また、このため装着時の位置決めの
相違に基づくギヤ13とピニオン12の噛合具合の相違がな
いので、いずれの装置10にあっても警報を発する距離を
同一の値に設定することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によると、走行距離警報装
置の伝動軸の一端を支持する軸受を積算計側に設けたの
で、走行距離警報装置の積算計への装着が簡単になると
共に、伝動軸の一端が位置決めされるので、伝動軸とピ
ニオンとの係合状態を一定に定めることが容易となり、
いずれの走行距離警報装置においても警報を必要とする
距離の設定を同一の値に定めることが容易となる。
また、走行距離警報装置の伝動軸の両端を支持するフレ
ームが不用となるので装置自体を小型でかつ簡素なもの
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の走行距離警報装置を積算
計に装着した状態の正面図、 第2図はその側面図、 第3図は走行距離警報装置の電気回路図、 第4図は走行距離警報装置の従来例の正面図である。 1……積算計(走行距離計)、2a……軸受、3……文字
車、5……ピニオン、10……走行距離警報装置、11……
ブラケット、12……伝動軸、18……警報スイッチ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文字車と、これら文字車の外周側に
    配置された桁送り用のピニオンとを有する積算計に着脱
    自在に装着され、前記ピニオンの回転を受けて回転する
    伝動軸を有し、該伝動軸の回転に基づき警報スイッチ手
    段が作動するように構成した走行距離警報装置におい
    て、 前記積算計側に前記伝動軸の一端を支持する軸受を設
    け、更に前記伝動軸の他端は前記走行距離警報装置に設
    けたブラケットに片持ち支持させると共に、該ブラケッ
    トを前記積算計に着脱自在に構成したこと、 を特徴とする走行距離警報装置。
JP4457190U 1990-04-27 1990-04-27 走行距離警報装置 Expired - Fee Related JPH074502Y2 (ja)

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JPH044221U JPH044221U (ja) 1992-01-16
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