JPH0744710Y2 - 窓枠サッシの取付け構造 - Google Patents
窓枠サッシの取付け構造Info
- Publication number
- JPH0744710Y2 JPH0744710Y2 JP2285092U JP2285092U JPH0744710Y2 JP H0744710 Y2 JPH0744710 Y2 JP H0744710Y2 JP 2285092 U JP2285092 U JP 2285092U JP 2285092 U JP2285092 U JP 2285092U JP H0744710 Y2 JPH0744710 Y2 JP H0744710Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window frame
- frame sash
- exterior material
- sash
- sash mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、建物の壁に設けた窓枠
サッシ取付け用開口部に窓枠サッシを取付けるための技
術に関する。
サッシ取付け用開口部に窓枠サッシを取付けるための技
術に関する。
【０００２】
【従来の技術】現場で建物の壁１に設けた窓枠サッシ取
付け用開口部２に窓枠サッシ６を取付けるには、従来か
ら図４に示すように窓枠サッシ取付け用開口部２の周部
に木製の枠３を設け、この木製の枠３の外面部に外装材
４の端部を重ねて固着し、この外装材４の上に窓枠サッ
シ６の屋外側縦片７を当てて固着具８により固着してい
た。
付け用開口部２に窓枠サッシ６を取付けるには、従来か
ら図４に示すように窓枠サッシ取付け用開口部２の周部
に木製の枠３を設け、この木製の枠３の外面部に外装材
４の端部を重ねて固着し、この外装材４の上に窓枠サッ
シ６の屋外側縦片７を当てて固着具８により固着してい
た。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な構成の従来例においては、外装材４上に窓枠サッシ６
の屋外側縦片７を当てて固着具８により固着するので、
固着具８により固着する際に外装材４が強く打撃された
りして割れやすく、特に、セメント系の外装材４の場合
にはいっそう割れやすいものである。
な構成の従来例においては、外装材４上に窓枠サッシ６
の屋外側縦片７を当てて固着具８により固着するので、
固着具８により固着する際に外装材４が強く打撃された
りして割れやすく、特に、セメント系の外装材４の場合
にはいっそう割れやすいものである。
【０００４】本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考
案したものであって、その目的とするところは、現場で
窓枠サッシを取付ける際に外装材が割れたりすることが
ない窓枠サッシの取付け構造を提供するにある。
案したものであって、その目的とするところは、現場で
窓枠サッシを取付ける際に外装材が割れたりすることが
ない窓枠サッシの取付け構造を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記した従来例の問題点
を解決して本考案の目的を達成するため本考案の窓枠サ
ッシの取付け構造は、建物の壁１に窓枠サッシ取付け用
開口部２を設け、この窓枠サッシ取付け用開口部２の周
部に木製の枠３を設け、該枠３の屋外側の外面部の外周
部を段落ちさせて外装材４の端部をこの段落ち部５に当
てて固着し、枠３の屋外側の外面部の内周部を外周部の
段落ち部５よりも外部に突出させてこの突出部分の外面
に窓枠サッシ６の屋外側縦片７を当てて固着具８により
固着して成るものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決して本考案の目
的を達成したものである。
を解決して本考案の目的を達成するため本考案の窓枠サ
ッシの取付け構造は、建物の壁１に窓枠サッシ取付け用
開口部２を設け、この窓枠サッシ取付け用開口部２の周
部に木製の枠３を設け、該枠３の屋外側の外面部の外周
部を段落ちさせて外装材４の端部をこの段落ち部５に当
てて固着し、枠３の屋外側の外面部の内周部を外周部の
段落ち部５よりも外部に突出させてこの突出部分の外面
に窓枠サッシ６の屋外側縦片７を当てて固着具８により
固着して成るものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決して本考案の目
的を達成したものである。
【０００６】
【作用】上記のような構成の本考案においては、木製の
枠３の屋外側の外面部の外周部を段落ちさせて外装材４
の端部をこの段落ち部５に当てて固着し、枠３の屋外側
の外面部の内周部を外周部の段落ち部５よりも外部に突
出させてこの突出部分の外面に窓枠サッシ６の屋外側縦
片７を当てて固着具８により固着することで、従来のよ
うに外装材４を介在することなく、窓枠サッシ６の屋外
側縦片７を直接木製の枠３に当てて固着することができ
るようになったものであり、このことにより外装材４に
取付け時の打撃が加わらず、外装材４が割れないように
できたものである。
枠３の屋外側の外面部の外周部を段落ちさせて外装材４
の端部をこの段落ち部５に当てて固着し、枠３の屋外側
の外面部の内周部を外周部の段落ち部５よりも外部に突
出させてこの突出部分の外面に窓枠サッシ６の屋外側縦
片７を当てて固着具８により固着することで、従来のよ
うに外装材４を介在することなく、窓枠サッシ６の屋外
側縦片７を直接木製の枠３に当てて固着することができ
るようになったものであり、このことにより外装材４に
取付け時の打撃が加わらず、外装材４が割れないように
できたものである。
【０００７】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図１乃至図３には本発明の一実施例が示し
てある。建物の壁１には窓枠サッシ取付け用開口部２が
設けてある。この窓枠サッシ取付け用開口部２の周部に
は木製の枠３が設けてある。木製の枠３は屋外側の外面
部の外周部が段落ちさせてあって段落ち部５となり、屋
外側の外面部の内周部は外周部よりも外部に突出してい
て窓枠サッシ固着部９となっている。そして、建物の壁
１の外面を構成する外装材４の端部は上記木製の枠３の
屋外側の外面部のが外周部の段落ち部５に当ててあって
釘等の固着具８により固着してある。ここで、外装材４
の端面と窓枠サッシ固着部９との間に隙間が形成するよ
うに外装材４が取付けられ、この隙間部分にコーキング
材のようなシール材１０が充填されるものである。窓枠
サッシ６は窓枠本体部６ａの外周部の屋外側に屋外側縦
片７を突設して構成してある。つまり、大略断面形状が
Ｌ状をしている。しかして、窓枠サッシ６を窓枠サッシ
取付け用開口部２に屋外よりはめ込み、木製の枠３の屋
外側の外面部の内周部の窓枠サッシ固着部９に窓枠サッ
シ６の屋外側縦片７を当てて固着具８により固着するも
のである。このように窓枠サッシ６の屋外側縦片７を直
接木製の枠３に当てて固着することで、外装材４が割れ
やすいものであっても窓枠サッシ６を固着具９により固
着する取付け作業に当たり、外装材４が割れたりするこ
とがないものである。窓枠サッシ６の屋外側縦片７には
化粧カバー１１が取付けられ、化粧カバー１１は屋外側
縦片７に設けた係止部１２に化粧カバー１１に設けた被
係止部１３を係止することで取付けるものであり、化粧
カバー１１を取付けることで、固着具９の頭部及びシー
ル材１０を隠し、さらに化粧カバー１１の一端を外装材
４の外表面に当てて収まりを良くしている。
て詳述する。図１乃至図３には本発明の一実施例が示し
てある。建物の壁１には窓枠サッシ取付け用開口部２が
設けてある。この窓枠サッシ取付け用開口部２の周部に
は木製の枠３が設けてある。木製の枠３は屋外側の外面
部の外周部が段落ちさせてあって段落ち部５となり、屋
外側の外面部の内周部は外周部よりも外部に突出してい
て窓枠サッシ固着部９となっている。そして、建物の壁
１の外面を構成する外装材４の端部は上記木製の枠３の
屋外側の外面部のが外周部の段落ち部５に当ててあって
釘等の固着具８により固着してある。ここで、外装材４
の端面と窓枠サッシ固着部９との間に隙間が形成するよ
うに外装材４が取付けられ、この隙間部分にコーキング
材のようなシール材１０が充填されるものである。窓枠
サッシ６は窓枠本体部６ａの外周部の屋外側に屋外側縦
片７を突設して構成してある。つまり、大略断面形状が
Ｌ状をしている。しかして、窓枠サッシ６を窓枠サッシ
取付け用開口部２に屋外よりはめ込み、木製の枠３の屋
外側の外面部の内周部の窓枠サッシ固着部９に窓枠サッ
シ６の屋外側縦片７を当てて固着具８により固着するも
のである。このように窓枠サッシ６の屋外側縦片７を直
接木製の枠３に当てて固着することで、外装材４が割れ
やすいものであっても窓枠サッシ６を固着具９により固
着する取付け作業に当たり、外装材４が割れたりするこ
とがないものである。窓枠サッシ６の屋外側縦片７には
化粧カバー１１が取付けられ、化粧カバー１１は屋外側
縦片７に設けた係止部１２に化粧カバー１１に設けた被
係止部１３を係止することで取付けるものであり、化粧
カバー１１を取付けることで、固着具９の頭部及びシー
ル材１０を隠し、さらに化粧カバー１１の一端を外装材
４の外表面に当てて収まりを良くしている。
【０００８】図中１４は額縁材であり、屋内側に取付け
られるものである。なお、添付図面に示す実施例におい
ては、上記のようにして取付けられる窓枠サッシ６には
ガラスをはめ殺し状に取付けてはめ殺し窓を形成してい
るが、はめ殺し窓のみに限定されず、種々の形態の開き
窓となるように障子を開閉自在に取付けてもよいもので
ある。また、図３の実施例では窓枠サッシ６が三角形状
の窓を構成している例を示しているが、矩形状、台形状
等種々の形状の窓であってもよいのはもちろんである。
られるものである。なお、添付図面に示す実施例におい
ては、上記のようにして取付けられる窓枠サッシ６には
ガラスをはめ殺し状に取付けてはめ殺し窓を形成してい
るが、はめ殺し窓のみに限定されず、種々の形態の開き
窓となるように障子を開閉自在に取付けてもよいもので
ある。また、図３の実施例では窓枠サッシ６が三角形状
の窓を構成している例を示しているが、矩形状、台形状
等種々の形状の窓であってもよいのはもちろんである。
【０００９】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように、木製
の枠の屋外側の外面部の外周部を段落ちさせて外装材の
端部をこの段落ち部に当てて固着し、枠の屋外側の外面
部の内周部を外周部の段落ち部よりも外部に突出させて
この突出部分の外面に窓枠サッシの屋外側縦片を当てて
固着具により固着してあるので、従来のように外装材を
介在することなく、窓枠サッシの屋外側縦片を直接木製
の枠に当てて固着することができるものであり、この結
果、外装材に取付け時の打撃が加わらず、外装材が割れ
るおそれがなく、簡単且つ正確に窓枠サッシを取付ける
ことができるものである。
の枠の屋外側の外面部の外周部を段落ちさせて外装材の
端部をこの段落ち部に当てて固着し、枠の屋外側の外面
部の内周部を外周部の段落ち部よりも外部に突出させて
この突出部分の外面に窓枠サッシの屋外側縦片を当てて
固着具により固着してあるので、従来のように外装材を
介在することなく、窓枠サッシの屋外側縦片を直接木製
の枠に当てて固着することができるものであり、この結
果、外装材に取付け時の打撃が加わらず、外装材が割れ
るおそれがなく、簡単且つ正確に窓枠サッシを取付ける
ことができるものである。
【図１】本考案の一実施例の縦断面図である。
【図２】同上の横断面図である。
【図３】同上の正面図である。
【図４】従来例の断面図である。
１ 建物の壁 ２ 窓枠サッシ取付け用開口部 ３ 枠 ４ 外装材 ５ 段落ち部 ６ 窓枠サッシ ７ 屋外側縦片 ８ 固着具
Claims (1)
- 【請求項１】 建物の壁に窓枠サッシ取付け用開口部を
設け、この窓枠サッシ取付け用開口部の周部に木製の枠
を設け、該枠の屋外側の外面部の外周部を段落ちさせて
外装材の端部をこの段落ち部に当てて固着し、枠の屋外
側の外面部の内周部を外周部の段落ち部よりも外部に突
出させてこの突出部分の外面に窓枠サッシの屋外側縦片
を当てて固着具により固着して成る窓枠サッシの取付け
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285092U JPH0744710Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 窓枠サッシの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2285092U JPH0744710Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 窓枠サッシの取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584774U JPH0584774U (ja) | 1993-11-16 |
| JPH0744710Y2 true JPH0744710Y2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=12094197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2285092U Expired - Lifetime JPH0744710Y2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 窓枠サッシの取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744710Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP2285092U patent/JPH0744710Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0584774U (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960326 |