JP2562233Y2 - 後付け網戸用アタッチメントの取付構造 - Google Patents
後付け網戸用アタッチメントの取付構造Info
- Publication number
- JP2562233Y2 JP2562233Y2 JP3523793U JP3523793U JP2562233Y2 JP 2562233 Y2 JP2562233 Y2 JP 2562233Y2 JP 3523793 U JP3523793 U JP 3523793U JP 3523793 U JP3523793 U JP 3523793U JP 2562233 Y2 JP2562233 Y2 JP 2562233Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はロール型網戸を後付け
する場合のアタッチメントを開口枠に取り付ける、後付
け網戸用アタッチメントの取付構造に関するものであ
る。
する場合のアタッチメントを開口枠に取り付ける、後付
け網戸用アタッチメントの取付構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】ロール型
網戸を既設の開口枠に後付けする場合、開口枠は網戸が
取付可能な形状をしていないことから、開口枠へは網の
昇降を案内する縦框を接着するためのアタッチメントを
取り付ける必要があるが、アタッチメントは従来、実開
昭56-86299号等のように見込み方向の規制がない開口枠
の枠材に直接ビスにより取り付けられるため、開口枠に
対する見込み方向の位置決め作業を要し、また開口枠に
はビスを止めるための孔が明いていないことから、図7
に示すようにアタッチメントを開口枠に対して位置決め
した状態で両者を貫通するビス孔を明ける必要があるた
め取付精度の確保が難しく、取付完了までに時間を要す
る。
網戸を既設の開口枠に後付けする場合、開口枠は網戸が
取付可能な形状をしていないことから、開口枠へは網の
昇降を案内する縦框を接着するためのアタッチメントを
取り付ける必要があるが、アタッチメントは従来、実開
昭56-86299号等のように見込み方向の規制がない開口枠
の枠材に直接ビスにより取り付けられるため、開口枠に
対する見込み方向の位置決め作業を要し、また開口枠に
はビスを止めるための孔が明いていないことから、図7
に示すようにアタッチメントを開口枠に対して位置決め
した状態で両者を貫通するビス孔を明ける必要があるた
め取付精度の確保が難しく、取付完了までに時間を要す
る。
【0003】またビスを用いる場合にはビスの貫通孔を
塞ぐキャップを必要とし、使用部品数が多くなってい
る。
塞ぐキャップを必要とし、使用部品数が多くなってい
る。
【0004】この考案はロール型網戸を後付けする場合
の施工性に着目してなされたもので、施工性のよい取付
構造を提案しようとするものである。
の施工性に着目してなされたもので、施工性のよい取付
構造を提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案ではアタッチメン
トをスナップ式に縦枠に取り付けることによりビスの使
用を取り止め、ビスを使用することに伴う縦枠への孔明
けを不要にし、取付作業性を高めると同時に、使用部品
数を削減する。
トをスナップ式に縦枠に取り付けることによりビスの使
用を取り止め、ビスを使用することに伴う縦枠への孔明
けを不要にし、取付作業性を高めると同時に、使用部品
数を削減する。
【0006】縦枠の内周側には対向する面に被係合片を
持つ取付溝が予め形成され、アタッチメントは取付溝の
各被係合片に係合する係合片と、網戸の縦框が接着され
る取付片を持ち、取付溝内に差し込まれるのみで縦枠に
対して位置決めされ、被係合片に保持された状態で取り
付けられる。
持つ取付溝が予め形成され、アタッチメントは取付溝の
各被係合片に係合する係合片と、網戸の縦框が接着され
る取付片を持ち、取付溝内に差し込まれるのみで縦枠に
対して位置決めされ、被係合片に保持された状態で取り
付けられる。
【0007】アタッチメントの縦枠への取付時に位置決
めを要せず、取付が単一の作業が完了することにより作
業時間が短縮され、施工性が高まる。
めを要せず、取付が単一の作業が完了することにより作
業時間が短縮され、施工性が高まる。
【0008】
【実施例】以下本考案を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0009】この考案は図1に示すように開口枠1に後
付けされる網戸3の縦框31が接着されるアタッチメント
2を開口枠1の縦枠10に取り付けるものである。
付けされる網戸3の縦框31が接着されるアタッチメント
2を開口枠1の縦枠10に取り付けるものである。
【0010】縦枠10の見込み片11の内周側には、アタッ
チメント2の後付けに対応するために予め並列する見付
け片12,12からなる取付溝13が形成される。各見付け片
12の対向する面にはアタッチメント2が縦枠10の内周側
へ係合し、これを保持するための被係合片121, 121が突
設される。
チメント2の後付けに対応するために予め並列する見付
け片12,12からなる取付溝13が形成される。各見付け片
12の対向する面にはアタッチメント2が縦枠10の内周側
へ係合し、これを保持するための被係合片121, 121が突
設される。
【0011】アタッチメント2は縦枠10の両見付け片1
2,12間距離に対応した間隔を隔て、取付溝13内に差し
込まれる脚片21,21と、網戸3側を向き、その縦框31が
接着される取付片22を持ち、各脚片21の先端に取付溝13
の各被係合片121, 121に係合する係合片211, 211が形成
される。
2,12間距離に対応した間隔を隔て、取付溝13内に差し
込まれる脚片21,21と、網戸3側を向き、その縦框31が
接着される取付片22を持ち、各脚片21の先端に取付溝13
の各被係合片121, 121に係合する係合片211, 211が形成
される。
【0012】アタッチメント2は図3に示すように両脚
片21,21が取付溝13内に差し込まれ、係合片211, 211が
被係合片121, 121に弾性的に係合することにより縦枠10
に保持された状態で取り付けられる。具体的には室外側
の係合片211 が被係合片121に開口枠1の内周側へ係合
すると同時に、脚片21の弾性によって見付け片12に室外
側へ係合しながら、見込み片11に接触し、室内側の係合
片211 が被係合片121に開口枠1の内周側と室内側へ係
合することによりアタッチメント2は取付溝13内で安定
する。アタッチメント2が取り付けられた状態では、図
1に示すようにアタッチメント2と縦枠11の見込み片11
との間に見付け方向に間隔が空くが、この間隔は開口枠
1が横方向に連続し、連窓になる場合のカバーの取付に
利用される。
片21,21が取付溝13内に差し込まれ、係合片211, 211が
被係合片121, 121に弾性的に係合することにより縦枠10
に保持された状態で取り付けられる。具体的には室外側
の係合片211 が被係合片121に開口枠1の内周側へ係合
すると同時に、脚片21の弾性によって見付け片12に室外
側へ係合しながら、見込み片11に接触し、室内側の係合
片211 が被係合片121に開口枠1の内周側と室内側へ係
合することによりアタッチメント2は取付溝13内で安定
する。アタッチメント2が取り付けられた状態では、図
1に示すようにアタッチメント2と縦枠11の見込み片11
との間に見付け方向に間隔が空くが、この間隔は開口枠
1が横方向に連続し、連窓になる場合のカバーの取付に
利用される。
【0013】網戸3の縦框31はアタッチメント2の取付
片22の室内側の面に接着され、アタッチメント2に支持
される。
片22の室内側の面に接着され、アタッチメント2に支持
される。
【0014】図1,図2は開口枠1に1枚の障子4を収
納した単窓の場合の実施例を、図4は下側に開閉する障
子4を、上側に嵌殺しの障子4を収納した段窓の場合の
実施例を示している。後者の場合、網戸3は従来、開閉
する障子4の区間にのみ配置されるため無目5の室内側
に網戸3のケーシング32を固定するための枠材を取り付
ける必要があり、またケーシング32が開口枠1を上下に
仕切る形になるため見栄えが悪くなるが、本考案では図
5に示すようにアタッチメント2の一部を切り欠くこと
により図4,図6に示すように無目5との衝突を回避し
ながらアタッチメント2を開口枠1の全高に亘って通す
ことが可能になっている。
納した単窓の場合の実施例を、図4は下側に開閉する障
子4を、上側に嵌殺しの障子4を収納した段窓の場合の
実施例を示している。後者の場合、網戸3は従来、開閉
する障子4の区間にのみ配置されるため無目5の室内側
に網戸3のケーシング32を固定するための枠材を取り付
ける必要があり、またケーシング32が開口枠1を上下に
仕切る形になるため見栄えが悪くなるが、本考案では図
5に示すようにアタッチメント2の一部を切り欠くこと
により図4,図6に示すように無目5との衝突を回避し
ながらアタッチメント2を開口枠1の全高に亘って通す
ことが可能になっている。
【0015】
【考案の効果】この考案は以上の通りであり、アタッチ
メントをスナップ式に縦枠に取り付けることによりビス
の使用を取り止めたものであるため、ビスを使用するこ
とに伴う縦枠への孔明けと縦枠に対する位置決めが不要
となり、取付作業性が高まり、また使用部品数を削減す
ることができる。
メントをスナップ式に縦枠に取り付けることによりビス
の使用を取り止めたものであるため、ビスを使用するこ
とに伴う縦枠への孔明けと縦枠に対する位置決めが不要
となり、取付作業性が高まり、また使用部品数を削減す
ることができる。
【図1】開口枠へのアタッチメントと網戸の取付状態を
示した横断面図である。
示した横断面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】アタッチメントの取付要領を示した横断面図で
ある。
ある。
【図4】段窓の場合の開口枠への網戸の取付状態を示し
た縦断面図である。
た縦断面図である。
【図5】図4の場合のアタッチメントの形状を示した立
面図である。
面図である。
【図6】図4の場合のアタッチメントの取付要領を示し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図7】従来のアタッチメントの取付要領を示した縦断
面図である。
面図である。
1……開口枠、10……縦枠、11……見込み片、12……見
付け片、121 ……被係合片、13……取付溝、2……アタ
ッチメント、21……脚片、211 ……係合片、22……取付
片、3……網戸、31……縦框、32……ケーシング、4…
…障子、5……無目。
付け片、121 ……被係合片、13……取付溝、2……アタ
ッチメント、21……脚片、211 ……係合片、22……取付
片、3……網戸、31……縦框、32……ケーシング、4…
…障子、5……無目。
Claims (1)
- 【請求項1】 開口枠1に後付けされる網戸3の縦框31
が取り付けられるアタッチメント2を開口枠1の縦枠10
に取り付ける取付構造であり、縦枠10の内周側には対向
する面に被係合片121, 121を持つ取付溝13が形成されて
おり、アタッチメント2はこの取付溝13の各被係合片12
1, 121に係合する係合片211, 211と、網戸3の縦框31が
接着される取付片22を持ち、取付溝13内に差し込まれ、
被係合片121, 121に保持された状態で縦枠10に取り付け
られていることを特徴とする後付け網戸用アタッチメン
トの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3523793U JP2562233Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 後付け網戸用アタッチメントの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3523793U JP2562233Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 後付け網戸用アタッチメントの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH076494U JPH076494U (ja) | 1995-01-31 |
JP2562233Y2 true JP2562233Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=12436242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3523793U Expired - Fee Related JP2562233Y2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 後付け網戸用アタッチメントの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562233Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5263827B2 (ja) * | 2009-02-19 | 2013-08-14 | Ykk Ap株式会社 | 網戸付き建具 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP3523793U patent/JP2562233Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH076494U (ja) | 1995-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |