JPH0511696Y2 - - Google Patents

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JPH0511696Y2
JPH0511696Y2 JP1987051825U JP5182587U JPH0511696Y2 JP H0511696 Y2 JPH0511696 Y2 JP H0511696Y2 JP 1987051825 U JP1987051825 U JP 1987051825U JP 5182587 U JP5182587 U JP 5182587U JP H0511696 Y2 JPH0511696 Y2 JP H0511696Y2
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door
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door weather
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のドアとボデイとの間に介在
させて、車室内を外部と密閉遮断するドアウエザ
ーストリツプの取付構造に関するものである。
[従来の技術] 自動車のドアとボデイとの間には、車室内を外
部と密閉遮断するとともに、ドア開閉時の衝撃や
走行中のドアの振動を緩和させるためにドアウエ
ザーストリツプを介在させている。ドアウエザー
ストリツプは、ボデイのドア開口部の周回やドア
の全周などに接着材等を介して止着される場合も
あるが、ドア等への組付作業の簡便な点などか
ら、例えば、実公昭60−17372号公報に示される
ように、クリツプやリテーナ等により止着する手
法が広く利用されている。
ドアウエザーストリツプをドアに取着する場
合、ボデイとのシール面は出来るだけ滑らかな面
となるように取着するのが望ましい。しかしなが
ら、ドアの後端面の中央部には、ドアの後端上部
に取付けられるドアアウタハンドルに関連してド
アロツクストライカ等のドアロツク装置が配設さ
れる。そのため、ドアフレーム側から延びるドア
ウエザーストリツプをドアアウタハンドルの取付
部近傍から車室側、又は反車室側へと湾曲させる
ことにより、ドアロツク装置付近での急激な湾曲
を避けるようにしている例も少なくない。
ところが、ドアアウタハンドル近傍のドアウエ
ザストリツプaの湾曲部は、第4図a,bに概略
的に示すように、ドアガラスを支えるドアフレー
ムbやドアガラスの後縁がドアc内で近接する箇
所となつている。そのため、かかる湾曲部をリテ
ーナd等により止着する場合には、リテーナ先端
eをカツトしたり、あるいは、短寸に形成された
専用のリテーナ等を利用し、その先端がドアフレ
ームbやドアガラスに干渉するのを避けるように
しており、また、第4図bに示されるように、ド
アウエザーストリツプaを車室側へずらして配置
している例もある。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前者のように、リテーナd等の
先端eをカツトしたり、短寸に形成された専用の
リテーナ等を利用すると、不必要な作業手間を招
いたり、別箇所に利用されるリテーナ等との共通
化が図れず不具合となる。
一方、ドアウエザーストリツプaを車室側へず
らして配置する場合には、ドアガラスやドアフレ
ームb等との兼合いから、車室側へのドアcの肉
厚化を招いたりする。あるいは、ドアフレーム付
近から厚みのある車室側へとドアウエザーストリ
ツプを比較的急激に湾曲させるため、そのシール
面をも急変させることになる。しかも、ドアウエ
ザーストリツプを急激に湾曲させると、かかる箇
所のドアへの密着性を低下させ、ドアの全周にわ
たつて均一なシール性を発揮させることが難しく
なる。
ところで、ドアアウタハンドルの近傍に着目す
ると、該ハンドルは、ドアの内側からねじ止めさ
れるのが普通である。その際、ドアの内側に設け
られた着脱作業穴を通じてねじ締め等の作業を行
い、作業後は着脱作業穴をホールプラグ等の閉塞
部材で塞ぐようにしている。しかして、ドアウエ
ザーストリツプをドアアウタハンドル側に湾曲さ
せたものでは、上記閉塞部材に近接する位置にド
アウエザーストリツプが止着されるにも拘らず、
閉塞部材は専ら着脱作業穴を塞ぐことのみに利用
されているのが実状である。
本考案は、以上のような点に着目してなされた
もので、比較的簡易に上記問題点を解消すること
のできるドアウエザーストリツプの取付構造を提
供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために、ドアと
ボデイとの間に介在させたドアウエザーストリツ
プをドアアウタハンドルの取付部近傍で湾曲させ
てドアの外周に固着するようにしたドアウエザー
ストリツプの取付構造において、前記ドアに穿設
されたドアアウタハンドルの着脱作業穴を塞ぐ閉
塞部材に係止片を設け、この係止片によりドアウ
エザーストリツプの湾曲部をドアに止着させたこ
とを特徴とする。
[作用] このような構成によると、ドアアウタハンドル
の取付部近傍に開口する着脱作業穴に閉塞部材を
装着すれば、この取付部近傍でのドアウエザース
トリツプの湾曲部は上記閉塞部材に設けた係止片
によつてドアに止着されることになる。その結
果、ドアアウタハンドルの取付部近傍での湾曲部
をリテーナ等を用いてドアに止着させることが不
要となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を第1図から第3図を
参照して説明する。
第1図は、自動車用ドアの後部を概略的に示し
た斜視図である。
図面に示すドア1は、アウターパネル2やイン
ナーパネル3等から形成されたドア本体4と、ド
ア本体4の上部に一体に形成されたドアフレーム
5とを具備して構成されている。
ドアフレーム5は、ドアガラス6の昇降を案内
すると共に、ドアガラス6をその周縁から支える
ためのもので、ドア本体4内の前端および後端で
インナーパネル3等に固定されている。
インナーパネル3の後端面の中央部には、アウ
タパネル2後端の上部に取付けられたドアアウタ
ハンドル7に関連して、ドアロツク装置が設けら
れるための取付部8が配置されている。そして、
この取付部8を避けて、ドアウエザーストリツプ
9を固着するための取付面10を形成している。
取付面10は、ドアフレーム5の外周面に形成
されたドアウエザーストリツプ9の保持部5aに
連続させて、インナーパネル3の後端面から下端
面等にかけてドア1の全周に亙つて形成してあ
る。インナーパネル3の後端面においては、前記
ドアアウタハンドル7の取付部近傍11でアウタ
パネル2側に湾曲させ、全体として外向曲面を描
くよう形態となつている。そして、取付面10の
全周に亙り略等間隔を空けて複数の止着孔12を
穿設し、これら止着孔12に嵌着されるリテーナ
(図示せず)を介してドアウエザーストリツプ9
が取付面10に固着されるようになつている。
ドアウエザーストリツプ9は、通常のものと変
りなく、第3図に横断面で示すように、断面中空
の弾性部材で形成されており、上記取付面10等
に密着させる基端9aと、ボデイ13に当接させ
るシール面を形成するシールリツプ9bから構成
されている。
前記、ドアアウタハンドル7は、ドアフレーム
5と前後方向位置を略同じくして、ドア本体4の
内側から螺着されたボルト14,15により、ア
ウタパネル2上部の外面に固定されている。一方
のボルト15の締付け等の作業は、ドア本体4の
内側で後端よりに設けられた着脱作業穴16を通
じて行われ、その着脱作業後は閉塞部材たるホー
ルプラグ17によつて閉じられるようになつてい
る。
ホールプラグ17は、第2図に示すように、キ
ヤツプ状のもので、ドア本体4内に挿入される先
端部17aと外部に表出する頭部17bとの間に
着脱作業穴16に係合する環状溝17cを形成し
てなると共に、ドアウエザーストリツプ9の湾曲
部9cを取付面10に止着させる係止片17dが
形成されている。係止片17dは頭部17bに一
体形成された舌片状のもので、その先端の押え面
17eはドアウエザーストリツプ9の長手方向に
長寸となるように形成し、アウタパネル2側に屈
曲させてある。
このような構成によると、ドアウエザーストリ
ツプ9は、ドアフレーム5側ではその外側の保持
部5aに基端9aが嵌着され、ドア本体4側では
各止着孔12に装着される複数のリテーナによつ
て基端9aが取付面10に密に固着されることに
なる。
そして、ドアアウタハンドル7近傍の湾曲部9
cにおいては、ホールプラグ17の係止片17d
でドアウエザーストリツプ9の基端9aを押えつ
つホールプラグ17を着脱作業穴16に嵌着する
と、着脱作業穴16が閉塞されると同時に、ドア
ウエザーストリツプ9の湾曲部9cが取付面10
に止着されることになる。
したがつて、このような構成であれば、取付面
10との接着性などが低下しがちなドアアウタハ
ンドル7近傍の湾曲部9cは、ホールプラグ17
に設けた係止片17dによつて基端9aが取付面
10に押付けられるようにして圧着されるため、
格別なリテーナ等を利用することなく、かかる箇
所でのドアウエザーストリツプ9と取付面10と
の密着度等を確実に高めることができる。
そのため、ドアロツク装置の取付部8近傍でド
アウエザーストリツプ9をを急激に湾曲させるよ
うなこともないので、シール面が全体に亙つて滑
らかとなり、ドア1とボデイ13との間のシール
性を確実に向上させることができる。
そして、ホールプラグ17をドアアウタハンド
ル7の着脱作業穴16に嵌着すれば、同時にドア
ウエザーストリツプ9の湾曲部9cがドア本体4
に止着されるため、かかる箇所での専用のリテー
ナやクリツプ等が不要となり、部品点数が低減さ
れることと相まつて、ドアウエザーストリツプ等
の組付作業性が改善できる。
なお、ホールプラグ17に設けた係止片17d
は、ドアウエザーストリツプ9の長手方向に若干
長めとなるように設定しておけば、振動等による
ホールプラグの回動が防止され、率いては係止片
が基端9aから外れるようなことが防止される。
以上、本考案の一実施例について述べたが、本
考案は上記実施例に限定されず、また、閉塞部材
の形状も円形のものに限定されず、角形のもので
もよい。
[考案の効果] 本考案によれば、ドアアウタハンドルの着脱作
業穴を塞ぐ閉塞部材に設けた係止片によつて、ド
アアウタハンドル近傍のドアウエザーストリツプ
の湾曲部をドアに確実に止着させることができ
る。その結果、ドアウエザーストリツプのドア中
央部での急激な湾曲によるシール面の急変が回避
されるので、全体として滑らかなシール面とな
り、ボデイとドアとの間のシール性が高められる
と共に、部品点数が低減されてドアウエザースト
リツプのドアへの組付け作業性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は自動車用ドアの一部省略した斜視図、第
2図は閉塞部材の外観を示す斜視図、第3図は第
1図の−線における矢視方向の断面図、第4
図a,bは従来例を示す概略的な平断面図であ
る。 1……ドア、5……ドアフレーム、6……ドア
ガラス、7……ドアアウタハンドル、9……ドア
ウエザーストリツプ、9a……基端、9c……湾
曲部、10……取付面、11……ドアアウタハン
ドルに取付部近傍、13……ボデイ、16……着
脱作業穴、17……閉塞部材(ホールプラグ)、
17a……先端部、17b……頭部、17c……
環状溝、17d……係止片、17e……押え面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドアとボデイとの間に介在させたドアウエザー
    ストリツプをドアアウタハンドルの取付部近傍で
    湾曲させてドアの外周に固着するようにしたドア
    ウエザーストリツプの取付構造において、前記ド
    アに穿設したドアアウタハンドルの着脱作業穴を
    塞ぐ閉塞部材に係止片を設け、この係止片により
    前記ドアウエザーストリツプの湾曲部をドアに止
    着させたことを特徴とするドアウエザーストリツ
    プの取付構造。
JP1987051825U 1987-04-06 1987-04-06 Expired - Lifetime JPH0511696Y2 (ja)

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JP1987051825U JPH0511696Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP1987051825U JPH0511696Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JPS63158414U JPS63158414U (ja) 1988-10-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4631592B2 (ja) * 2005-08-10 2011-02-16 三菱自動車工業株式会社 穴閉鎖プラグ
JP4816943B2 (ja) * 2006-09-11 2011-11-16 三菱自動車工業株式会社 ドア用ウェザーストリップの防水構造

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JPS5633715B2 (ja) * 1971-11-19 1981-08-05

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JPS6313048Y2 (ja) * 1979-08-23 1988-04-14
JPH0356410Y2 (ja) * 1985-05-15 1991-12-18

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JPS5633715B2 (ja) * 1971-11-19 1981-08-05

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