JPH06550Y2 - 格子部材の固定構造 - Google Patents

格子部材の固定構造

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JPH06550Y2
JPH06550Y2 JP1987116971U JP11697187U JPH06550Y2 JP H06550 Y2 JPH06550 Y2 JP H06550Y2 JP 1987116971 U JP1987116971 U JP 1987116971U JP 11697187 U JP11697187 U JP 11697187U JP H06550 Y2 JPH06550 Y2 JP H06550Y2
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JP
Japan
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glass
lattice member
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lattice
opening
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JP1987116971U
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JPS6424294U (ja
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泰博 中島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、ドアの袖部に格子部材を設けたドアユニッ
ト等において、袖部に格子部材を固定する際に用いる格
子部材の固定構造に関するものである。
〔背景技術〕
従来、ドアの側部に格子部材を設けたドアユニットにお
いて、格子部材およびガラスの開口枠への固定構造とし
て、第3図に示すものがあった。この構造は、ドアユニ
ットを形成する開口枠21の袖部の内周側にガラス支持
部21aを形成し、このガラス支持部21aに屋外側か
らガラス22を当接させ、このガラス22の周縁部に屋
外側から格子部材23を当接させた状態でこの格子部材
23を開口枠21に固着具24で固定し、ガラス22を
挟持したものである。
しかし、この構造では、格子部材23はガラス22の屋
外側に固着具24により固定されていたので、屋外側か
らこの固着具24を外すことにより、格子部材23が容
易に取り外せていた。そのため、袖部から屋内側に手を
入れることにより、ドアの錠をたやすく外すことがで
き、防犯性に劣っていた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、屋外側からの格子部材の取り外しが
できない、防犯性に優れた格子部材の固定構造を提供す
ることである。
〔考案の開示〕
この考案の格子部材の固定構造は、開口枠の開口内周面
の屋外側と屋内側の中間部にガラス支持部を設け、開口
内周面の屋外側の位置に格子部材の格子部材本体を取付
け、格子部材とガラス支持部との間にガラスを挟持した
格子部材の固定構造において、格子部材の格子部材本体
にガラスの屋内側に達する延出板部を設け、この延出板
部を開口内周面のガラスより屋内側の位置に固着具で固
着したことを特徴とするもので、格子部材本体と開口枠
とを固定する固着具が外されても、格子部材を取り外す
ことができない。
実施例 この考案の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。この格子部材の固定構造は、第1図に示すよう
に、開口枠3の内周側にガラス支持部3aを形成し、こ
のガラス支持部3aでガラス4の屋内側周縁部を支持
し、格子部材5で屋外側周縁部を支持することにより、
ガラス4を挟持したものである。格子部材5は、格子部
材本体5aとこの格子部材本体5aからガラス4よりも屋
内側に延出された延出板部5bとからなるもので、開口
枠3の内周側に固着具7,8で固定されている。
開口枠3は、ドア1(第2図参照)とドア1に隣接して
形成した袖部2の外周縁に設けたもので、アルミニウム
等の押出し成形品からなる。この開口枠3の袖部2の内
周部分は、屋外側の見付き幅を小さくすることにより、
屋内側の見付き幅との間に段差を形成し、この段差部分
をガラス支持部3aとしてガラス4の屋内側周縁部が当
接できるようにしてある。この実施例においては、ガラ
ス支持部3aは、屋外側に開口した溝形状に形成されて
おり、その内周側のフランジの先端がガラス4に当接す
る。
ガラス4は、開口枠3のガラス支持部3aと格子部材5
の格子部材本体5aとの間に設置され挟持される。ま
た、ガラス4の周縁部には、ガラス4の固定を確実にす
ると同時に気密性に保持するために合成樹脂等からなる
ビード6が被覆してある。
格子部材5は、アルミニウム等の押出し成形品からな
る。格子部材5の格子部材本体5aは、ガラス4の屋外
側周縁部を支持した状態で開口枠3の内周にビス等の固
着具7で固定してある。格子部材本体5aの屋内側の側
面には、開口枠3の内周面に沿って延出板部5bが形成
されている。この延出板部5bはガラス4よりも屋内側
まで延出され、その先端部が開口枠3のガラス支持部3
aとともにビス等の固着具8により開口枠3に固定され
ている。
この実施例による格子部材5の施工手順を説明する。開
口枠3を建物の開口部に固定する。ガラス4の周縁部に
あらかじめビード6を被覆しておき、このガラス4を開
口枠3のガラス支持部3aに当接させ、手で支持する。
この状態で屋外側から格子部材5をガラス4に押し当て
る。このとき、格子部材5の延出板部5bも開口枠3と
ビード6の間に嵌入する。ガラス支持部3aと格子部材
本体5aとでガラス4を挟持した状態で格子部材本体5
aを開口枠3に固着具7で固定する。延出板部5bをガ
ラス支持部3aとともに開口枠3に固着具8で固定す
る。以上で格子部材5が開口枠3に固定される。
この実施例の構成によると、ガラス4を開口枠3のガラ
ス支持部3aとで固定するための格子部材5にガラス4
よりも屋内側に延出された延出板部5bを形成し、この
延出板部5bをガラス支持部3aとともに固着具8で開
口枠3に固定したので、屋外側の固着具7が外されても
格子部材5は外れない。したがって、格子部材5および
ガラス4を外して屋内側に手を入れ、ドア1の錠を外す
こともできない。そのため、防犯性を高めることができ
る。また、固着具8をガラスよりも屋内側で使用してい
るので、風雨にさらされることなく固着具の腐食を防止
することができる。また、格子部材5の取付けに際して
は、屋外側および屋内側の開口枠3から固着具7,8に
よって簡単に取り付けることができる。
なお、前記実施例においては、格子部材5はドアユニッ
トの袖部2に設けていたが、嵌め殺し窓等に設けてもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案の格子部材の固定構造によると、格子部材の格
子部材本体にガラスの屋内側に達する延出板部を設け、
この延出板部を開口内周面にガラスより屋内側の位置に
固着具で固着したので、格子部材本体と開口枠とを固定
する固着具が外されても、格子部材を取り外すことがで
きない。したがって、袖部から手を入れてドアの錠を外
すこともできないので、防犯性を高めることができると
いう効果がある。また、固着具をガラスよりも屋内側で
使用しているので、風雨にさらされることなく固着具の
腐食を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の部分断面図、第2図はこ
の実施例を用いたドアユニットの全体正面図、第3図は
従来例の部分断面図である。 1…ドア、2…袖部、3…開口枠、3a…ガラス支持
部、4…ガラス、5…格子部材、5a…格子部材本体、
5b…延出板部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口枠の開口内周面の屋外側と屋内側の中
    間部にガラス支持部を設け、前記開口内周面の屋外側の
    位置に格子部材の格子部材本体を取付け、前記格子部材
    と前記ガラス支持部との間にガラスを挟持した格子部材
    の固定構造において、 前記格子部材の格子部材本体にガラスの屋内側に達する
    延出板部を設け、この延出板部を前記開口内周面の前記
    ガラスより屋内側の位置に固着具で固着したことを特徴
    とする格子部材の固定構造。
JP1987116971U 1987-07-28 1987-07-28 格子部材の固定構造 Expired - Lifetime JPH06550Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6424294U JPS6424294U (ja) 1989-02-09
JPH06550Y2 true JPH06550Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=31359987

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813034U (ja) * 1981-07-20 1983-01-27 三菱農機株式会社 結束穀稈の結束装置

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JPS6424294U (ja) 1989-02-09

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