JPH0235997Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0235997Y2 JPH0235997Y2 JP5684384U JP5684384U JPH0235997Y2 JP H0235997 Y2 JPH0235997 Y2 JP H0235997Y2 JP 5684384 U JP5684384 U JP 5684384U JP 5684384 U JP5684384 U JP 5684384U JP H0235997 Y2 JPH0235997 Y2 JP H0235997Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- columnar body
- automatic door
- opening
- building
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 10
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、自動扉の戸当り部材に関し、特に、
自動扉によつて開口部を閉鎖したときに自動扉端
面とこれに対向する戸当り端面との間に形成され
る間隙を介して建物内部と外部との間で空気が連
通することを防止するに好適な自動扉の戸当り部
材に関する。
自動扉によつて開口部を閉鎖したときに自動扉端
面とこれに対向する戸当り端面との間に形成され
る間隙を介して建物内部と外部との間で空気が連
通することを防止するに好適な自動扉の戸当り部
材に関する。
従来の技術
引戸形式の自動扉の戸当り部材として、従来か
ら提案されているものは特別にないので、市販の
アルミ製角パイプ、サツシ材としての枠材又は方
立材、さらには適宜の木材等を釘打ちあるいは木
ネジ止めにして戸当り部材として利用されている
のが現状である。そして、上記のようにして形成
された戸当りと自動扉との間には、自動扉の衝突
による衝撃音の発生や、自動扉の破損を防止する
ために間隙が形成されることとしている。
ら提案されているものは特別にないので、市販の
アルミ製角パイプ、サツシ材としての枠材又は方
立材、さらには適宜の木材等を釘打ちあるいは木
ネジ止めにして戸当り部材として利用されている
のが現状である。そして、上記のようにして形成
された戸当りと自動扉との間には、自動扉の衝突
による衝撃音の発生や、自動扉の破損を防止する
ために間隙が形成されることとしている。
本考案が解決しようとする問題点
閉鎖された自動扉の端面と戸当り部材の端面と
の間に形成される間隙は、建物内部と外部との空
気の連通を惹起するので冷暖戻効率の低下を招来
する不都合がある。
の間に形成される間隙は、建物内部と外部との空
気の連通を惹起するので冷暖戻効率の低下を招来
する不都合がある。
そこで本考案は、自動扉の戸当り部材を提供す
ると共に、閉鎖時の自動扉の端面と戸当り部材の
端面との間に間隙を形成しないようにすることが
できる自動扉の戸当り部材を提供することを目的
とするものである。
ると共に、閉鎖時の自動扉の端面と戸当り部材の
端面との間に間隙を形成しないようにすることが
できる自動扉の戸当り部材を提供することを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、上記問題点を解決するために、建物
の開口縁部に固着される本体と、当該本体の自動
扉端面に対向する一側面に配設された遮蔽体とを
有してなる自動扉の戸当り部材において、上記本
体は断面コ字状に形成されてその内側からの建物
の開口縁部への固着を可とするように形成された
柱状体と、当該柱状体に嵌装されて当該柱状体の
開口を閉塞するように形成された蓋体とからな
り、上記遮蔽体は上記柱状体の外側面あるいは上
記蓋体の外側面のいずれかに複数条形成されてな
ることを特徴とすると構成したものである。
の開口縁部に固着される本体と、当該本体の自動
扉端面に対向する一側面に配設された遮蔽体とを
有してなる自動扉の戸当り部材において、上記本
体は断面コ字状に形成されてその内側からの建物
の開口縁部への固着を可とするように形成された
柱状体と、当該柱状体に嵌装されて当該柱状体の
開口を閉塞するように形成された蓋体とからな
り、上記遮蔽体は上記柱状体の外側面あるいは上
記蓋体の外側面のいずれかに複数条形成されてな
ることを特徴とすると構成したものである。
以下、図示した実施例に基づいて本考案を説明
する。
する。
本考案に係る自動扉の戸当り部材は、第1図お
よび第2図に示すように、柱状体1と蓋体2とか
らなる本体と、当該本体に附設された遮蔽体3と
を有してなる。
よび第2図に示すように、柱状体1と蓋体2とか
らなる本体と、当該本体に附設された遮蔽体3と
を有してなる。
上記柱状体1は、第1図にも示すように、アル
ミ材等の金属材料で断面コ字状を呈するように形
成されており、一側部(図中上方部)に開口10
を有している。そして、他側部(図中下方部)に
取付部11を有しており、本実施例においては、
取付用ネジ4の挿通孔12を有してなるものであ
る。
ミ材等の金属材料で断面コ字状を呈するように形
成されており、一側部(図中上方部)に開口10
を有している。そして、他側部(図中下方部)に
取付部11を有しており、本実施例においては、
取付用ネジ4の挿通孔12を有してなるものであ
る。
また、上記柱状体1の他の一側部すなわち、自
動扉5の端面に対向する側部(図中左方部)に
は、上記遮蔽体3の装着部13を有しており、本
実施例においては、浅い凹状溝を形成してなるも
のである。
動扉5の端面に対向する側部(図中左方部)に
は、上記遮蔽体3の装着部13を有しており、本
実施例においては、浅い凹状溝を形成してなるも
のである。
従つて、上記柱状体1を建物の開口部を構成す
る開口縁部たる方立材6に固着する場合には、上
記開口10を介してドライバ等の工具を挿通し、
ネジ4を螺合することによる。
る開口縁部たる方立材6に固着する場合には、上
記開口10を介してドライバ等の工具を挿通し、
ネジ4を螺合することによる。
上記建物の方立材6に固着される上記柱状体1
の開口10には、上記蓋体2が嵌装される。
の開口10には、上記蓋体2が嵌装される。
上記蓋体2は、上記開口10を閉鎖し、所謂化
粧板として配設されるものであつて、その内側面
には係止片20を有しており、上記開口10縁部
への係止を可としている。
粧板として配設されるものであつて、その内側面
には係止片20を有しており、上記開口10縁部
への係止を可としている。
従つて、上記柱状体1を建物の開口縁部を構成
する方立材6に固着した後に、当該蓋体2を嵌装
することによつて、開口10を閉鎖し、化粧する
ことが可能となる。
する方立材6に固着した後に、当該蓋体2を嵌装
することによつて、開口10を閉鎖し、化粧する
ことが可能となる。
上記遮蔽体3は、上記柱状体1の装着部13内
に挿通され配置される基部30と、当該基部30
に植設された遮蔽部材31とからなる。上記基部
30は、上記遮蔽部材31の植設を可とする材
料、例えば、合成樹脂材からなり、細巾の薄板状
に形成されている。そして、上記遮蔽部材31
は、自動扉5の端面と上記柱状体1の対向端面と
の間の間隙を閉鎖して建物内部と外部との間の空
気の連通を遮断し得るように形成されているもの
で、本実施例にあつては、ブラシ材で形成されて
いるものであるが、これに代えて、弾性に富むゴ
ム材、軟質合成樹脂材、ループ状繊維材等で形成
されているものとしてもよい。
に挿通され配置される基部30と、当該基部30
に植設された遮蔽部材31とからなる。上記基部
30は、上記遮蔽部材31の植設を可とする材
料、例えば、合成樹脂材からなり、細巾の薄板状
に形成されている。そして、上記遮蔽部材31
は、自動扉5の端面と上記柱状体1の対向端面と
の間の間隙を閉鎖して建物内部と外部との間の空
気の連通を遮断し得るように形成されているもの
で、本実施例にあつては、ブラシ材で形成されて
いるものであるが、これに代えて、弾性に富むゴ
ム材、軟質合成樹脂材、ループ状繊維材等で形成
されているものとしてもよい。
上記遮蔽体3は、上記柱状体1に複数条、即
ち、二条配設されているものであるが、これは、
次の理由による。
ち、二条配設されているものであるが、これは、
次の理由による。
先ず、上記柱状体1の一側部に単数条、即ち、
一条のみ配設することとすると、自動扉5の略中
央に配設されることのある鍵部材5aの先端を上
記柱状体1に鍵穴14を形成して係止させること
とするとき、当該遮蔽部材31を相応部位で欠損
しなければならず、当該欠損によつて建物外部と
内部との間における空気の遮断の完全を図ること
ができなくなる虞れがある。しかしながら二条の
遮蔽体3を配設することとすれば、上記鍵部材5
aの係止のためのの鍵穴を形成することとして
も、そのための遮蔽部材31の欠損を招来するこ
とがなく、従つて、建物内部と外部との間におけ
る空気の遮断の完全を図ることが可能となる。
一条のみ配設することとすると、自動扉5の略中
央に配設されることのある鍵部材5aの先端を上
記柱状体1に鍵穴14を形成して係止させること
とするとき、当該遮蔽部材31を相応部位で欠損
しなければならず、当該欠損によつて建物外部と
内部との間における空気の遮断の完全を図ること
ができなくなる虞れがある。しかしながら二条の
遮蔽体3を配設することとすれば、上記鍵部材5
aの係止のためのの鍵穴を形成することとして
も、そのための遮蔽部材31の欠損を招来するこ
とがなく、従つて、建物内部と外部との間におけ
る空気の遮断の完全を図ることが可能となる。
次に、二条の遮蔽体3間の間隔を、例えば、ガ
ラス板、アクリル板等からなる肉厚の薄い自動扉
5′であつてしかも、図中上下いずれかの方向に
芯ズレして配置されてもいずれか一方の遮蔽体3
がその扉5′端面に隣接することとなるようにす
るためである。
ラス板、アクリル板等からなる肉厚の薄い自動扉
5′であつてしかも、図中上下いずれかの方向に
芯ズレして配置されてもいずれか一方の遮蔽体3
がその扉5′端面に隣接することとなるようにす
るためである。
従つて、本考案では、遮蔽体3は複数条、即ち
二条とされているものであるが、三条以上であつ
ても良いこと勿論である。
二条とされているものであるが、三条以上であつ
ても良いこと勿論である。
また、本実施例にあつては、建物の方立材6へ
の取付部11を、上記したように、柱状体1の一
側部(図中下方部)としているが、これに代え
て、第3図に示すように、他側部(図中右方部)
としても良いこと勿論である。この場合、上記蓋
体2は、柱状体1の一側部(図中左方部)に嵌装
されるように形成されることとなり、その場合
に、遮蔽体3は、当該一側部に配設される蓋体2
に合一に形成されることとなる。
の取付部11を、上記したように、柱状体1の一
側部(図中下方部)としているが、これに代え
て、第3図に示すように、他側部(図中右方部)
としても良いこと勿論である。この場合、上記蓋
体2は、柱状体1の一側部(図中左方部)に嵌装
されるように形成されることとなり、その場合
に、遮蔽体3は、当該一側部に配設される蓋体2
に合一に形成されることとなる。
本考案の効果
以上のように構成したから、本体を建物の開口
縁部を構成する方立材への固着に際して、柱状体
内側からその開口を介して取付用ネジ利用によつ
て固着することができると共に、固着後には、蓋
体を嵌装するので、取付用ネジの外部への露出が
なく、外観を損うことがないと共に、風雨にさら
されて腐食することとなる等の不都合がない。
縁部を構成する方立材への固着に際して、柱状体
内側からその開口を介して取付用ネジ利用によつ
て固着することができると共に、固着後には、蓋
体を嵌装するので、取付用ネジの外部への露出が
なく、外観を損うことがないと共に、風雨にさら
されて腐食することとなる等の不都合がない。
また、遮蔽体は本体の装着部に端部から挿通す
るようにすれば足り、しかも遮蔽体は二条とされ
るから、柱状体に自動扉の鍵部材を係止せせる鍵
穴を形成することとしても、その欠損を要せず、
従つて、建物内部と外部との間の空気の遮断の完
全を図ることができることとなる。
るようにすれば足り、しかも遮蔽体は二条とされ
るから、柱状体に自動扉の鍵部材を係止せせる鍵
穴を形成することとしても、その欠損を要せず、
従つて、建物内部と外部との間の空気の遮断の完
全を図ることができることとなる。
第1図は本考案に係る自動扉の戸当り部材の建
物の開口縁部への取付状態を示す横断面図、第2
図は第1図中線−で示す縦断面図、第3図は
本考案に係る他の実施例を第1図と同様に示す横
断面図である。 1……柱状体、2……蓋体、3……遮蔽体、4
……取付用ネジ、5,5′……自動扉、6……方
立材、10……開口、11……取付部、13……
装着部、20……係止片、30……基部、31…
…遮蔽部材。
物の開口縁部への取付状態を示す横断面図、第2
図は第1図中線−で示す縦断面図、第3図は
本考案に係る他の実施例を第1図と同様に示す横
断面図である。 1……柱状体、2……蓋体、3……遮蔽体、4
……取付用ネジ、5,5′……自動扉、6……方
立材、10……開口、11……取付部、13……
装着部、20……係止片、30……基部、31…
…遮蔽部材。
Claims (1)
- 建物の開口縁部に固着される本体と、当該本体
の自動扉端面に対向する一側面に配設された遮蔽
体とを有してなる自動扉の戸当り部材において、
上記本体は断面コ字状に形成されてその内側から
の建物の開口縁部への固着を可とするように形成
された柱状体と、当該柱状体に嵌装されて当該柱
状体の開口を閉塞するように形成された蓋体とか
らなり、上記遮蔽体は上記柱状体の外側面あるい
は上記蓋体の外側面のいずれかに複数条形成され
てなることを特徴とする自動扉の戸当り部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5684384U JPS60168795U (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 自動扉の戸当り部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5684384U JPS60168795U (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 自動扉の戸当り部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168795U JPS60168795U (ja) | 1985-11-08 |
JPH0235997Y2 true JPH0235997Y2 (ja) | 1990-10-01 |
Family
ID=30580824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5684384U Granted JPS60168795U (ja) | 1984-04-18 | 1984-04-18 | 自動扉の戸当り部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168795U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2749498B2 (ja) * | 1993-06-15 | 1998-05-13 | トステム株式会社 | 引戸装置 |
-
1984
- 1984-04-18 JP JP5684384U patent/JPS60168795U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60168795U (ja) | 1985-11-08 |
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