JPH0744048Y2 - 電気導線の保持構造 - Google Patents

電気導線の保持構造

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JPH0744048Y2
JPH0744048Y2 JP1987132327U JP13232787U JPH0744048Y2 JP H0744048 Y2 JPH0744048 Y2 JP H0744048Y2 JP 1987132327 U JP1987132327 U JP 1987132327U JP 13232787 U JP13232787 U JP 13232787U JP H0744048 Y2 JPH0744048 Y2 JP H0744048Y2
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JP
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housing
electric wire
grommet
holding
hole
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JP1987132327U
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英夫 羽田
実 山中
進 荒川
登 野口
伸育 中西
朋彦 細田
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Toyota Motor Corp
Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ハウジングの一端に電気導線を保持するため
の電気導線の保持構造に関し、車両用及び産業用の各種
センサ,各種電磁弁等に利用される。
(従来の技術) 車両用及び産業用の各種センサ,各種電磁弁等において
は、電気信号を印加もしくは引き出すための電気導線の
保持が悪いと振動等が電気導線の接続部に伝わることに
よる電気導線の断線、また電気導線のシールが悪いと各
種センサ,各種電磁弁等の内部への外部よりの水分等の
侵入が生じ、これらにより電気的トラブルの発生が誘発
されるため、電気導線の保持,シールを確実にすること
は重要である。
そのため、従来、実開昭57−5576号公報に示されるよう
にハウジングの一端に筒状のゴムブーツの一端を被装
し、該ゴムブーツの開口部内にエポキシ樹脂を充填して
ゴムブーツ内を貫通する電気導線をエポキシ樹脂により
保持且つそのシールをさせたり、実開昭59−195267号公
報に示されるようにその一端が大きく開口し、その他端
に電気導線が締め代をもつて嵌合される挿通孔が形成さ
れたゴムブーツの一端をハウジングの一端に被装し、該
ゴムブーツ内にエポキシ樹脂を充填させて電気導線をゴ
ムブーツにより保持,シールさせる等の種々の保持構造
が採用されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の保持構造においては、前
者においては比較的硬いエポキシ樹脂により電気導線を
保持しているため、外方へ延びた電気導線に伝わる振動
が吸収されずに接続部へ伝わり、断線する恐れがあるば
かりでなく、エポキシ樹脂は電気導線の被覆材との接着
力が弱いためシールが確実になされずに、防水の面で問
題が残る。また、後者においてはゴムブーツにより電気
導線を保持,シールすることにより、外方へ延びた電気
導線に伝わる振動を吸収し該振動を接続部に伝えないと
いう効果が得られるものの、ゴムブーツの一端をハウジ
ングの一端に被装するため、ハウジングの実質的な外径
が大型化し、組付作業時に工具等でゴムブーツを破損さ
せる恐れがあると共に、ゴムブーツの一端のハウジング
の一端に対する締め代がゴムブーツ及びハウジングの寸
法のバラツキ等により小さいと、エポキシ樹脂が充填時
に洩れる恐れがあるという問題がある。
そこで本考案は、ハウジングの外径が大型化することな
く確実に電気導線の保持及びシールをさせること、をそ
の技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた技術的手段
は、当該電気導線の保持構造を、ハウジングの一端開口
の内周面に環状溝を形成し、該環状溝に内部に電気導線
が貫通挾持される保持孔と複数の貫通孔を有した弾性部
材から成るグロメツトを挿入嵌合し、該グロメツトの内
外側面に前記貫通孔を介して充填硬化剤を充填させる構
造とすることである。
(作用) 上記技術的手段によれば、電気導線を保持孔により挾持
し保持,シールするグロメツトがハウジングの内周面に
形成された環状溝に挿入嵌合されることにより、ハウジ
ングの外径が大型化することはない。またグロメツトは
充填効果剤により挟まれて充填硬化剤と共にハウジング
内周に組付けられ、更に弾性部材から成るグロメットに
より電気導線に伝わる振動が吸収されるので確実に電気
導線の保持,シールをすることができる。
(実施例) 以下、本考案における電気導線の保持構造に従つた一実
施例を図面に基づき説明する。
第1図は、本考案の保持構造を採用した圧力スイツチを
示し、該圧力スイツチは段付状を呈した筒状のハウジン
グ10を有し、該ハウジング10の大径孔10a内には該孔10a
内にOリングを介して気密,液密的に螺合固定されたホ
ルダ11によりマイクロスイツチ12が収容されている。マ
イクロスイツチ12の接点部12aにはハウジング10の小径
孔10b内に軸方向移動可能に収容されたコネクテイング
ロツド13の一端が当接している。ハウジング10の一端に
は段部を介して連通する開口10dが形成されており、該
開口10dには圧力検出部14のボディ15が圧入固定されて
いる。該ボデイ14はアンチスキツド装置のアクチユエー
タ等にハウジング10の小径部10cが螺合固定されること
により、その一端が液測定流体中に露出されるよう挿入
されるため、その外周に環状溝が形成され該溝にはOリ
ングが嵌着されて気密,液密が保持されており、またそ
の内部には通孔が形成されている。該通孔の被測定流体
中に露出される側の一端開口内には、ゴム材からなるダ
イアフラム16が軸方向に移動可能であつて、通孔の開口
端に固定されたキヤツプにより脱落を防止されて収容さ
れており、該ダイアフラム16の軸方向の動きはボデイ14
の通孔内に軸方向移動可能に挿通されてダイアフラム16
にその一端が当接すると共にその他端がボデイ14の通孔
の他端開口内に軸方向移動可能に収容され且つコネクテ
イングロツド13の他端に連結されたストツパ17に当接す
るピストン18により、ストツパ17及びコネクテイングロ
ツド13を介してマイクロスイツチ12に伝わるようになつ
ている。このように、圧力スイツチはダイアフラム16に
圧力を受けることでピストン18,ストッパ17及びコネク
テイングロツド13を介して、マイクロスイツチをON−OF
Fする。なお、ストツパ17はその端面がハウジング10の
段部に当接することでマイクロスイツチ12のオーバース
トロークを防止するものであり、またハウジング10の小
径孔10b内には一端をコネクテイングロツド13に形成さ
れたフランジ部に係止され、他端を該孔10b内に螺合固
定されるアジヤストスクリユ19に係止されたスプリング
20が張設されており、該スプリング20の取付け荷重を圧
力スイツチ組付時にアジヤストスクリユ19により設定す
ることにより圧力スイツチの作動圧力を設定可能として
いる。
上記の圧力スイッチのマイクロスイツチ12の電気信号を
取り出すために、マイクロスイツチ12の所定の接続部21
には、先端の被覆を除去して芯線22を露出させた電気導
線23が接続されている。本実施例においては、電気導線
23は第2,第3図に示すような弾性部材から成るグロメツ
ト24に形成された2つの保持孔25に挿通されると共に、
該保持孔25の内周に形成される複数個の係止突起25aに
よる締め代によって挾持されており、保持孔25に対する
液密,気密が確保されている。
また、ハウジング10の大径孔10aの開口端近傍の内周面
には、環状溝27が形成されており、該溝27内にグロメツ
ト24が嵌合されている。グロメツト24には保持孔25の外
方に複数個の大小径の貫通孔26が形成されていて、該貫
通孔26によりマイクロスイツチ12の所定の接続部21が位
置するホルダ11の外面側とグロメツト24の間及びハウジ
ング10の開口端とグロメツト24の間の形成される両室を
連通しており、該貫通孔26を介して両室内にエポキシ樹
脂28が充填硬化されている。
以上のように、本実施例においては圧力スイツチのマイ
クロスイツチ12の電気信号を取り出す電気導線23がグロ
メツト24の保持孔25内に挿入挾持されているため、電気
導線23はグロメツト24により確実にシールされ、外部よ
りの水分等の侵入するのを防止すると共に、外方へ延び
た電気導線23に伝わる振動が弾性部材から成るグロメツ
ト24により吸収されるため、該振動が接続部に伝わり断
線を誘発させることはない。
また、グロメツト24をハウジング10の大径孔10aに形成
した環状溝27に嵌合しているため、グロメツト24がハウ
ジング10の外方に露出されることはなく、それにより圧
力スイツチを小型化できると共に、車両等への組付けの
際に工具等で損傷されることが皆無であり、更にその作
業性を向上させることができる。また、グロメツト24は
エポキシ樹脂28により挟まれてエポキシ樹脂28と共に一
体となつてハウジング内周に組付けられるため、グロメ
ツト24の組付強度が高く電気導線23を確実に保持できる
と共に、エポキシ樹脂28はハウジング10内に充填される
ため、従来のようにゴムブーツ内に充填させるのに比
し、外部へのエポキシ樹脂の洩れの心配をなくすことが
できる。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば種々の電気
的トラブルを誘発する電気導線の保持及びシールを、ハ
ウジングが大型化しその組付作業性の阻害等を招くこと
なく、確実に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つた電気導線の保持構造の一実施例
を示す断面図、第2図は第1図におけるグロメットの平
面図、第3図は第2図におけるA−B−C断面の断面図
である。 10……ハウジング、21……接続部、23……電気導線、24
……グロメツト、25……保持孔、26……貫通孔、27……
環状溝、28……エポキシ樹脂。
フロントページの続き (72)考案者 野口 登 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 中西 伸育 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 細田 朋彦 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 審査官 中川 隆司 (56)参考文献 実開 昭58−20571(JP,U) 実開 昭59−152785(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内に収納された電気回路に接続
    された電気導線を保持するための保持構造において、前
    記ハウジングの一端開口の内周面に環状溝を形成し、該
    環状溝に内部に電気導線が貫通挾持される保持孔と複数
    の貫通孔を有した弾性部材から成るグロメツトを挿入嵌
    合し、該グロメツトの内外側面に前記貫通孔を介して充
    填硬化剤を充填させたことを特徴とする電気導線の保持
    構造。
JP1987132327U 1987-08-30 1987-08-30 電気導線の保持構造 Expired - Lifetime JPH0744048Y2 (ja)

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JP1987132327U JPH0744048Y2 (ja) 1987-08-30 1987-08-30 電気導線の保持構造

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JPS6437094U JPS6437094U (ja) 1989-03-06
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JP2017157760A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 オムロン株式会社 光学電子機器

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JPS5820571U (ja) * 1981-07-31 1983-02-08 愛三工業株式会社 配線用グロメツト
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