JPH0427070Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0427070Y2
JPH0427070Y2 JP18446687U JP18446687U JPH0427070Y2 JP H0427070 Y2 JPH0427070 Y2 JP H0427070Y2 JP 18446687 U JP18446687 U JP 18446687U JP 18446687 U JP18446687 U JP 18446687U JP H0427070 Y2 JPH0427070 Y2 JP H0427070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
chamber
sealing material
opening
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18446687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0188439U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18446687U priority Critical patent/JPH0427070Y2/ja
Publication of JPH0188439U publication Critical patent/JPH0188439U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0427070Y2 publication Critical patent/JPH0427070Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧力を検知して変位するダイヤフラム
及び該ダイヤフラムの変位に応動するスイツチを
備えた圧力スイツチに係り、特に圧力スイツチ室
の通気孔に設けられたフイルタの保持機構に関す
る。
〔従来の技術〕
圧力スイツチにおいては、スイツチ室を有する
スイツチ本体に該スイツチ室の内外を連通する通
気孔を設けてそのスイツチ室が常に大気圧になる
ようにしている。一方、自動車のエンジンルーム
のようにゴミ、ホコリ、水等が掛かり易い場所に
圧力スイツチを設ける場合に、その通気孔を介し
てスイツチ室にゴミ、ホコリ、水等が浸入しない
ように、その通気孔に通気性を有するフイルタを
取付けたものが供されている。そして、従来のも
のは第3図に示すように通気性フイルタがゴム製
のフイルタサポートとブツシユでサンドイツチ状
に挾持される構成であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の通気性フイルタ取付方法は、通気性
フイルタをフイルタサポートとゴムブツシユとの
相互の弾性によつて挾持しているため通気性フイ
ルタの挾持性が安定しにくく、貫通孔、通気筒
体、通気性フイルタ各々の接触面からゴミ、ホコ
リ、水等が浸入しやすく、挾持力を増せば増す
程、それぞれの弾性変形が大きくなり部品の挾持
性が確保できず、また挾持力を下げると、隙間の
発生やシール性が低下するという問題があつた。
本考案の目的は、スイツチ本体に設けられた通
気孔に通気性フイルタを確実に取付けシール性を
確保した圧力スイツチを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題は、スイツチ本体内にダイヤフラムに
よつて仕切られた圧力室とスイツチ室を形成し、
該スイツチ室内にダイヤフラムの変位に応動して
オン・オフするスイツチを配設し前記スイツチ内
の外側端面に開孔を有する圧力スイツチにおい
て、前記スイツチ室の端面の外側方向に設けた第
1囲壁の内壁面で開口部を形成し、前記端面と対
向する頂板を有し該頂板に前記開孔と連通する第
1通気孔を備える筒状の弾性を有する高分子材料
からなり前記開口部に内挿されるシール材と、前
記シール材の頂板の前記端面と反対面前記第1通
気孔を覆うようにして配設される通気性を有する
通気性フイルタと、前記第1通気孔に前記通気性
フイルタを介して連通する第2通気孔を有し、前
記通気性フイルタを押圧すると共に前記シール材
の筒状の内壁と嵌合し、前記スイツチと係合する
剛性を有する高分子材料からなるキヤツプと、を
有する圧力スイツチを提供することによつて解決
される。
〔作用〕
上記構成において、通気性フイルタを弾性を有
するシール材の端面へ剛性を有するキヤツプの頂
部面で押圧保持することによりシール性が確保さ
れ通気孔からゴミ、ホコリ、水等が浸入すること
はなく、スイツチ室の外側方向に設けた第1囲壁
とキヤツプの壁面で延長されたシール材を押圧保
持することにより外部とスイツチ室とのシール性
が確保され外部からスイツチ室へゴミ、ホコリ、
水等が浸入することはない。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例につき第1図を参照して
説明する。スイツチ本体1は側方にコネクタ部2
が一体成形されたプラスチツク製で、これの図示
中央にスイツチ室3が陥没形成され、図示下部に
後述するようにしてシール材には通気孔31が形
成されている。5及び6はスイツチ本体1にイン
サート成形された接続端子で、これらはコネクタ
部2に配設されたターミナル7,8と一体に形成
されている。そして、接続端子5にはスイツチ室
3と通気孔31とを連通する開孔5aが形成され
ている。一方、スイツチ室3の開口縁には段部3
aが設けられ、この上面にOリング9を介して環
状の固定コンタクト10の外周部が当接されてい
る。11は固定コンタクト10と接続端子6との
間に配設されたコイルばねである。12は圧力室
13が形成されたプラスチツク製のボデイで、こ
れは外周部に形成された係合爪14をスイツチ本
体1に設けられた係合段部15に係合させること
によつて該スイツチ本体1に一体化されている。
16はスイツチ室3と圧力室13とを仕切るダイ
ヤフラムで、これの外周部には環状のシールリン
グ部17が設けられ、このシールリング部17は
固定コンタクト10の外周部とボデイ12の端面
との間に挾持されている。18はダイヤフラム1
6の図示下面に当接されたコンタクトホルダで、
これに下方に向けて突設された径小部18aに可
動コンタクト19が装着され、この可動コンタク
ト19が図示下方より固定コンタクト10に対向
している。20は可動コンタクト19と接続端子
5との間に配設されたコイルはねである。21は
圧力室13内に位置させてダイヤフラム16の上
面に当接されたばね受けで、これの中心部に形成
された孔部21aにダイヤフラム16の上面に突
設された凸部19aが嵌合されている。22はコ
イルばねで、これはばね受け21と圧力室13内
に配設されたスプリングプレート23との間に配
設されている。24はボデイ12のねじ孔25に
螺着された調製ねじで、これの螺進退によりスプ
リングプレート23を図示上下方向に移動させて
ダイヤフラム16に作用するコイルばね22のば
ね力を調整し得るようにしている。26は調節ね
じ24の調整後にねじ孔25に充填される固定の
為の液体パツキンで、27は圧力室13に連通す
る接続筒体で、これに圧力源に連通するチユーブ
(図示せず)が接続される。
28は通気孔31を有し弾性体からなりスイツ
チ本体のスイツチ室の端面と直交する方向に第1
壁面を有する開口部に内挿されるシール材であ
る。29はシール材28に設けられた通気孔31
へ吸入される気体に含まれるゴミ、ホコリ、水等
を排除する通気性フイルタである。30はシール
材28通気性フイルタ29を保持するキヤツプで
通気孔31に対向する面に通気孔32を設けてい
る。
第2図に本考案を具現した通気性フイルタ29
の装着方法を示す。先ずシール材28をスイツチ
本体のスイツチ室側の開口部に接続端子の開口5
aとシール材の通気孔31とを一致させて内挿す
る。次に通気孔31を覆うように通気性フイルタ
29をシール材28に当てる。最後にキヤツプ2
8の端面と壁面とその段部をシール材28に当て
周囲の爪36をスイツチ本体に係合する。
このように本実施例によれば、スイツチ室3へ
の通気をフイルタして水滴や塵埃の進入を防止す
る通気性フイルタ29を弾性体であるシール材と
剛性のあるキヤツプで挾持し、通気性フイルタ2
9を変形させその性能を損なうような力は加わら
ず良好な挾持状態を保ちさらに延長されたシール
材をスイツチ本体の開口部の壁とキヤツプ28の
壁で挾持し外からの水分に対しシール性を確実な
ものとしている。部品数もシール材28、通気性
フイルタ29、キヤツプ30、と少なく組立作業
性にも優れている。
〔考案の効果〕
本考案によれば、圧力スイツチの通気孔に、弾
力のあるシール材と剛性のあるキヤツプで挾持し
て通気性フイルタを嵌合しているので、通気性フ
イルタの性能を損なうような力が加わらず良好な
フイルタ特性を保持でき、延長されたシール材
が、外から直接スイツチ室に浸入するゴミ、ホコ
リ、水等に対してシール性を高めている。さらに
部品数も少なくかつ組立作業性の優れた圧力スイ
ツチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の圧力スイツチ縦断
面図、第2図は第1図の部分拡大縦断面図、第3
図は従来の圧力スイツチの部分拡大縦断面図であ
る。 1……スイツチ本体、3……スイツチ室、13
……圧力室、16……ダイヤフラム、28……シ
ール材、29……通気性フイルタ、30……キヤ
ツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチ本体内にダイヤフラムによつて仕切ら
    れた圧力室とスイツチ室を形成し、該スイツチ室
    内にダイヤフラムの変位に応動してオン・オフす
    るスイツチを配設し前記スイツチ室の外側端面に
    開孔を有する圧力スイツチにおいて、前記スイツ
    チ室の端面の外側方向に設けた第1囲壁の内壁面
    で開口部を形成し、前記端面と対向する頂板を有
    し該頂板に前記開孔と連通する第1通気孔を備え
    る筒状の弾性を有する高分子材料からなり前記開
    口部に内挿されるシール材と、前記シール材の頂
    板の前記端面と反対面前記第1通気孔を覆うよう
    にして配設される通気性を有するフイルタと、前
    記第1通気孔に前記通気性フイルタを介して連通
    する第2通気孔を有し前記通気性フイルタを押圧
    すると共に前記シール材の筒状の内壁と嵌合し前
    記スイツチ本体と係合する剛性を有する高分子材
    料からなるキヤツプと、を有することを特徴とす
    る圧力スイツチ。
JP18446687U 1987-12-03 1987-12-03 Expired JPH0427070Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18446687U JPH0427070Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18446687U JPH0427070Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0188439U JPH0188439U (ja) 1989-06-12
JPH0427070Y2 true JPH0427070Y2 (ja) 1992-06-29

Family

ID=31475825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18446687U Expired JPH0427070Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0427070Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5499260B2 (ja) * 2009-06-18 2014-05-21 Smc株式会社 流体圧シリンダのピストン位置検出装置
JP6388439B2 (ja) * 2014-10-31 2018-09-12 株式会社ユーシン オイル圧検出用の圧力スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0188439U (ja) 1989-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6111571Y2 (ja)
KR20010110742A (ko) 전자기 밸브 지지기
US4800244A (en) Pressure switch
JPH068134U (ja) マスタシリンダ用リザーバのキャップ
JPH0427070Y2 (ja)
JPS5827871Y2 (ja) ダイアフラム式密封リザ−バ
JPS594844Y2 (ja) ダイアフラム式密封リザ−バ
JPH0447883Y2 (ja)
JPH0427069Y2 (ja)
JPS5819499B2 (ja) 密封式液体リザ−バ
JPS6323744U (ja)
JPH0356984Y2 (ja)
JPH0356983Y2 (ja)
JPS642357Y2 (ja)
JPH0619771Y2 (ja) 内燃機関におけるオイル圧力スイッチ
JPS642356Y2 (ja)
JPH0712291Y2 (ja) 通気弁
CN217301768U (zh) 一种透气阀,控制器壳体及控制器
JP4064501B2 (ja) 水蒸気移動制御装置
JPH0744048Y2 (ja) 電気導線の保持構造
JPS593002Y2 (ja) 密封リザ−バ
CN220470742U (zh) 一种透气阀
JPS621721Y2 (ja)
JPH0436976Y2 (ja)
JPH051459Y2 (ja)