JPS621721Y2 - - Google Patents

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JPS621721Y2
JPS621721Y2 JP10045481U JP10045481U JPS621721Y2 JP S621721 Y2 JPS621721 Y2 JP S621721Y2 JP 10045481 U JP10045481 U JP 10045481U JP 10045481 U JP10045481 U JP 10045481U JP S621721 Y2 JPS621721 Y2 JP S621721Y2
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JP
Japan
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insulator
outer periphery
diaphragm
waterproof cap
switch chamber
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JP10045481U
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JPS586354U (ja
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車エンジンの燃焼空気とか燃料混
合気の吸入圧力などの圧力変化を検知するため、
正若しくは負の圧力をダイヤフラムに作用させ、
圧力増加により変動する前記のダイヤフラムによ
り可動接点を固定接点に接触してオン動作を生じ
させるようにした圧力スイツチに係り、ダイヤフ
ラムにより区劃された絶縁体の気密スイツチ室に
絶縁体の外周に開口する連通孔を設け、その開口
を屈曲通気路を介して大気に連通させ、屈曲通気
路により飛抹水、水滴などの水分が大気連通孔か
ら気密スイツチ室内に浸入して絶縁不良を生じな
いようにしたものである。
自動車エンジンの吸込圧力変化を検出する圧力
スイツチ等は、飛抹水、水滴などが絶縁体の外周
に開口を設けた大気連通孔から気密スイツチ室に
浸入する位置に取付けることがあり、従来は絶縁
体にゴムブーツを嵌めて大気連通孔に入らないよ
うにしているが、振動などにより脱落するおそれ
があり、しかも大気連通孔への水分浸入を確実に
防止することはできなかつた。本考案は従来のゴ
ムブーツの嵌着に代えて絶縁体に防水キヤツプを
密嵌固着し、しかも大気連通孔は、キヤツプ内面
で構成される屈曲通気路を連通させ、浸入水分を
前記屈曲通気路により遮断する構成にしたもので
ある。
本考案の一実施例を説明する。
1は円形断面の絶縁体で、下側から緊密に嵌め
たキヤツプ形のボデイ2の上方を外周にかしめて
固定する。絶縁体1とボデイ2の間にはダイヤフ
ラム3の周縁を挾着する。ボデイ2には下部中心
に前記ダイヤフラム3に作用させる圧力通入孔を
設けた管状嘴4を突出し、外周に取付雌ねじ5を
設け、内周に圧力通入管29を気密に螺着して下
側に突出する。絶縁体1にはダイヤフラム3によ
つて区劃された気密スイツチ室6を形成し、その
スイツチ室6の中心部上方に、上側を上壁9に突
出当てた軸方向の第1大気連通孔7を設け、上壁
9より上側に上方を解放した盲孔15を形成する
とともに、ボデイ2のかしめ付部分より上方に二
段に成形して隔壁12を構成した環溝10,11
を設け、第1大気連通孔7に連通する横孔形の第
2大気連通孔8の開口を上方の環溝10内に設け
る。その環溝10の上方にはOリング嵌合環溝1
3と、防水キヤツプ係止環溝14とを形成する。
ダイヤフラム3には下面中心部にばね受金16
を固着して、そのばね受金16と圧力通入管29
の上端の間に調圧ばね30を掛け、上面中心部に
は気密スイツチ室6内に位置する可動接点17を
取付ける。また、気密スイツチ室6には、その頂
部に第1大気連通孔7を閉じてしまわない取付板
18を固定しその取付板18の下面に前記可動接
点17に対向する固定接点19を設け、該固定接
点19に接続した端子片20を第1大気連通孔7
及び上壁9に通して、盲孔15に密嵌したゴム栓
22に挿通して外部に引出したリード線21に接
続する。絶縁体1には環溝10,11の下方まで
を覆う防水キヤツプ23を嵌め、上方の環溝10
の上部をOリング嵌合環溝13に嵌めたOリング
24によつて気密に閉じる。このキヤツプ23は
上端から内方に突出した係合爪25を防水キヤツ
プ係止環溝14に弾力で歪ませるなどによつて外
れを生じないように嵌め込むものである。防水キ
ヤツプ23の内面と隔壁12の外周の間には環溝
10,11を連通状にする連通溝を設けるもの
で、図面においては隔壁12の外周の四個所に第
2,3図にも示す連通溝26を形成し、環溝1
0,11と連通溝26とにより第3図に拡大して
示す屈曲通気路27を構成し、さらにキヤツプ2
3の裾の内面に絶縁体1(実質的にはボデイ2)
の外周との間の数個所の微隙28を設ける。
本考案の圧力スイツチは、例へば圧力通入管2
9と自動車エンジンのマニホード管とをホース3
1により連結し、マニホード管の吸込みによる負
圧をダイヤフラム3に作用させ、可動接点17を
調圧ばね30に抗して固定接点19から引離すオ
フ動作を生じさせ、エンジンを停止するとか、前
記負圧の異常を感知したとき圧力の高まりでダイ
ヤフラム3を押し、第1図のとおりに可動接点1
7を固定接点19に接触するオン動作を生じさせ
るようにするもので、このスイツチの取付位置は
路上からの飛抹水を浴びる位置になる。また、第
1、第2大気連通孔7,8を大気圧に連通してお
かないと、オフ動作のときに可動接点17がダイ
ヤフラム3と共に固定接点19から離れる方向に
移動し難くなつて、圧力スイツチの動作を不良に
する。
本考案は前記のように絶縁体1にブーツを被せ
る従来構造のものとは異なり、防水キヤツプ23
を嵌合固定し、且つ該キヤツプ23により外周を
覆われた微隙28と屈曲通気路27とを介して、
絶縁体1の気密スイツチ室に連通する大気連通孔
(第1、第2大気連通孔7,8)を該屈曲通気路
27に開口させているものであり、飛抹水等の微
細な水滴群が微隙28から防水キヤツプ23の内
面に少しばかり入つても、屈曲通気路27で分離
され、その分離水は微隙28から外部に落ちるた
め、大気連通孔(第1、第2大気連通孔7,8)
に水分が浸入して気密スイツチ室6の絶縁性を不
良にするおそれが全くなく、しかも微隙28及び
屈曲通気路27は、絶縁体1に分離不能の状態で
嵌められた防水キヤツプ23により保護されるか
ら、キヤツプ23の脱落事故等で大気連通孔の開
口が直接に大気中に露出するおそれが全くなく、
耐久性の極く良好な圧力スイツチを構成し得る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
中心部縦断正面図、第2図は第1図A−A線切断
平面図、第3図は要部の拡大切断正面図である。 1……絶縁体、2……ボデイ、3……ダイヤフ
ラム、4……管状嘴、6……気密スイツチ室、
7,8……大気連通孔、10,11……環溝、1
2……隔壁、17……可動接点、19……固定接
点、23……防水キヤツプ、26……連通溝、2
7……屈曲通気路、28……微隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正若しくは負の圧力を作用させるダイヤフラム
    により区劃された絶縁体の気密スイツチ室に、前
    記ダイヤフラムの内面に取付けた可動接点と、前
    記気密スイツチ室に可動接点と対応する固定接点
    とを設け、前記絶縁体の外周に二段以上の環溝を
    設け、それらの環溝を含む絶縁体外周に防水キヤ
    ツプを密嵌固定し、前記気密スイツチ室には最上
    段の環溝内に開口を有する大気連通孔を設け、各
    環溝の隔壁外周と防水キヤツプの内面との間の数
    個所に下段の環溝に順次連通する微細連通溝を設
    け、前記各環溝と、隔壁と連通溝とにより前記大
    気連通孔の開口に通ずる屈曲通気路を形成し、さ
    らに防水キヤツプの裾と絶縁体の外周間に屈曲通
    気路に通ずる微隙を設けたことを特徴とする圧力
    スイツチ。
JP10045481U 1981-07-06 1981-07-06 圧力スイツチ Granted JPS586354U (ja)

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JP10045481U JPS586354U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 圧力スイツチ

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JP10045481U JPS586354U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 圧力スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS586354U JPS586354U (ja) 1983-01-17
JPS621721Y2 true JPS621721Y2 (ja) 1987-01-16

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ID=29895141

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JP10045481U Granted JPS586354U (ja) 1981-07-06 1981-07-06 圧力スイツチ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439634Y2 (ja) * 1986-12-23 1992-09-17

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Publication number Publication date
JPS586354U (ja) 1983-01-17

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