JPH0439634Y2 - - Google Patents

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JPH0439634Y2
JPH0439634Y2 JP1986198086U JP19808686U JPH0439634Y2 JP H0439634 Y2 JPH0439634 Y2 JP H0439634Y2 JP 1986198086 U JP1986198086 U JP 1986198086U JP 19808686 U JP19808686 U JP 19808686U JP H0439634 Y2 JPH0439634 Y2 JP H0439634Y2
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switch
diaphragm
pressure
plunger
pressure receiving
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JP1986198086U
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Priority to US07/136,623 priority patent/US4845322A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えばガス圧の計器類に装備され
るような圧力スイツチに関し、さらに詳しくはガ
ス圧等の流体圧を検出する圧力スイツチに関す
る。
(ロ) 従来の技術 一般に、60ミリ水柱(60mmH2O)程度の微圧
で作動するように設計された微圧作動用の圧力ス
イツチは、圧力変化を検出するための受圧素子と
してダイヤフラム、金属ベローズ等を用いたもの
が知られているが、このうちダイヤフラムを用い
た圧力スイツチは、ガス圧の変化に対応するダイ
ヤフラムの反転動作により、これに追従するプラ
ンジヤを介してスイツチング操作している。
このダイヤフラムを反転動作させる際、通常、
ダイヤフラムの受圧面側と反対側の面には、この
面に通じる空気導入用の通路を形成して、ダイヤ
フラムの反転動作を許容している。
しかし、この圧力スイツチの取付方向にあつて
は、ダイヤフラムが反転動作した吸気時に、外部
より塵埃や水滴が、この大気圧導入用の通路を介
して内部に侵入しやすく、この侵入した異物が内
部のスイツチ接点部分に付着して、接触不良を誘
起する原因となつていた。
また、この大気圧導入用の通路に防塵用フイル
タを装着した圧力スイツチも提供されているが、
この場合は、フイルタを装着することで、空気の
導入抵抗が高くなり、この結果、ダイヤフラムの
応答速度が遅れて、スイツチ部の誤動作につなが
る問題を有していた。(ハ) 考案が解決しようとす
る課題 この考案は、ダイヤフラム面への大気の導入を
許容し、スイツチ部への大気の導入を抑制するこ
とで、大気と共に塵埃や水滴が内部に侵入して
も、スイツチ部に接点不良が生じたり或はスイツ
チ部が誤動作することがない安定したスイツチ特
性を維持することができる圧力スイツチの提供を
目的とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 この考案は、流体の圧力変化に対応して変形す
るダイヤフラムを備えた受圧ケースと、この受圧
ケースと対応する中央部に、上記ダイヤフラムの
変形に追従するプランジヤを摺動支持し、このプ
ランジヤの摺動でスイツチング操作されるスイツ
チ部を内蔵したスイツチユニツトとを嵌着し、上
記スイツチユニツトは、スイツチベースと、この
スイツチベースに被着したプランジヤガイド板と
で上記スイツチ部を囲繞し、上記スイツチベース
の外面に設けた連結用フランジを、上記受圧ケー
スの周壁部一端に嵌合し、上記連結用フランジに
大気流入開口部を形成すると共に、上記スイツチ
ユニツトの外面と上記周壁部内面との間には、上
記大気流入開口部とダイヤフラム面との間のみを
連通する大気圧通路を形成した圧力スイツチであ
ることを特徴とする。
(ホ) 作用 この考案は、流体の圧力変化に対応してダイヤ
フラムが変形し、この変形動作に追従するプラン
ジヤの摺動に伴つて、接点部間が接離されてスイ
ツチング操作され、これに基づいて流体の圧力変
化を検知する。
(ヘ) 考案の効果 この考案によれば、スイツチユニツトの外面
と、受圧ケースの周壁部内面との間に、ダイヤフ
ラム面にのみ通じる大気圧通路を形成したので、
上述の大気流入開口部および大気圧通路を介して
外部より空気が流入する。仮に、この大気圧通路
を介して外部より塵埃や水滴を一体に吸気して
も、外部から中央部のプランジヤを介してスイツ
チ部までの距離が長く、しかもプランジヤによつ
て内部のスイツチ部を閉鎖した状態にあつて、吸
気された塵埃や水滴は内部のスイツチ接点部まで
は侵入せず、このためスイツチ接点部には何等悪
影響を及ぼさず、接触信頼性の高いスイツチとな
る。
また、大気圧通路を介して内部に水分が溜つて
も、この水分は大気圧通路より蒸発して容易に抜
ける構造であり、しかも空気の流通抵抗が高まる
ようなフイルタを併用しないため、スイツチの応
答速度が速く、スイツチ誤動作を誘起することも
ない。
このように、大気圧通路を有していても、防塵
構造に優れ、かつ微小の圧力変動に変形対応する
ダイヤフラム構造に適した圧力スイツチとなる。
(ト) 実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は圧力スイツチを示し、第1図および第2
図において、この圧力スイツチ11は、受圧ケー
ス12と、この受圧ケース12に嵌着されたスイ
ツチユニツトAとから構成される。
上述の受圧ケース12は、筒状体に形成され、
この筒状体の上端にスイツチ取付け用のフランジ
14を有し、このフランジ14側の筒状体開口部
に、数個の受圧孔15…を備えた保護円板16を
上方より装着し、下方よりスイツチユニツトAを
受圧ケース12内に臨ませた状態で嵌着し、受圧
ケース12とスイツチユニツトAとの間に上記受
圧孔15が連通する受圧室17が形成され、この
受圧室17に金属製のダイヤフラム18が反転作
動可能にセツトされる。
ダイヤフラム18は、中央部分を反転部18a
とする外周縁側方に段付き部18bを形成し、こ
の段付き部18bを受圧ケース12の上端内周溝
19と保護円板16の周縁部との間に挟み込ん
で、その外側からレーザ溶接20として、受圧ケ
ース12とダイヤフラム18とを一体化し、かつ
上記挟み込み部をシールしている。
また、受圧ケース12の下面側には、周壁部2
1に囲まれた凹所部22が形成され、この凹所部
22の下端内周溝23に、スイツチユニツトAの
スイツチベース13に設けた連結用フランジ24
を嵌着することで、受圧ケース12とスイツチユ
ニツトAとが一体化され、嵌着されたスイツチベ
ース13の上面が、受圧ケース12の凹所部22
内に挿入されて、上述のダイヤフラム18と対向
する受圧室17内に対設される。
上述のスイツチベース13は、受圧ケース12
の凹所部22に挿入可能な円柱形に設けられ、こ
のスイツチベース13に上述した連結用フランジ
24と、一対の対向する第1リード端子25と、
第2リード端子26とをインサート成形し、連結
用フランジ24は外周面に突設させ、、各リード
端子25,26は下面に垂設させ、さらに上面凹
部にはプランジヤガイド板27を装着している。
このプランジヤガイド板27の中心部には、上
下方向の摺動孔28が貫設され、これにプランジ
ヤ29が挿嵌される。また、プランジヤガイド板
27の下面側のスイツチベース13の内部には空
室30を有しており、この空室30内にプランジ
ヤ29の下端が突入すると共に、空室30内に第
1リード端子25の内端部を介して延出された可
動接点片31が、該プランジヤ29と対応してス
イツチング操作される。
プランジヤ29は、該プランジヤ29の頭部を
受圧室17内に位置させ、この頭部はプランジヤ
ガイド板27に挿嵌されている軸部よりも、はる
かに大径の円板部に拡大し、かつ上面の広面周縁
部を上向きに突設して環状の周縁突起32を一体
形成し、この周縁突起32をダイヤフラム18の
反転部18aと接触対応させる。
これにより、ダイヤフラム18の反転時に、周
縁突起32がダイヤフラム18と広範囲で均一に
接触対応して応力分散化を図り、ダイヤフラム1
8に対する接触安定性を高めて、ダイヤフラム1
8の繰返し特性を安定させている。
ところで、上述のスイツチベース13にインサ
ートされた両リード端子25,26は、内端が空
室30内の左右より導出され、第1リード端子2
5の内端には可動接点34を備えた可動接点片3
1が連結され、第2リード端子26の内端には固
定接点33が形成されて、これら可動接点34と
固定接点33とが空室30内の上下方向で対向し
て設けられる。
上述の可動接点片31は、極薄の導電板バネ材
にて形成され、この基端部が第1リード端子25
の内端に弾性支点として連結され、これより延出
する遊端部が上方に付勢されて延出し、この延出
端部がプランジヤ29の下端と対応する押圧対応
部35に設定され、中間部の上面が可動接点34
に設定されている。
そして、プランジヤ29が下動位置にある時、
可動接点片31を押し下げて両接点33,34間
を離間し、両リード端子25,26の導通を絶
つ。一方、プランジヤ29が上動位置にある時、
可動接点片31が上動して両接点33,34間を
接触させ、両リード端子25,26を短絡させ
る。
このとき、可動接点片31の中間部で接離する
接点位置は、遊端部に比べて基端部を弾性支点と
するため、受圧時の撓み量が小さくなり、この結
果、遊端側よりも、この中間位置での弾性抗力が
強く働き、高い接点圧となり、安定したスイツチ
特性が得られる。
このように、プランジヤ29の上下動作に対応
するスイツチ部37がスイツチベース13内に構
成され、このスイツチ部37のオン・オフ動作
は、ガスその他の流体圧力の変化に対応して反転
作動するダイヤフラム18によつてなされる。こ
の際、上下に対向する微小接点33,34部間
は、調整ネジ38によつて、開閉操作に適した間
隔に調整される。
また、上述の連結用フランジ24には、外周縁
の一箇所に、大気流入用の切溝39を形成してお
り、この切溝39を設けることにより、大気がス
イツチベース13の外周部と凹所部22との隙間
を通じて受圧ケース12のダイヤフラム面側の周
縁部側に連通する大気圧通路40が形成され、こ
れによりダイヤフラム18の上面側が流体圧と対
応する受圧面側に設定され、これと反対の下面側
が大気圧通路40と連通する大気圧面側に設定さ
れて、ダイヤフラム18の反転変形動作が許容さ
れる。
このように構成された圧力スイツチは、流体圧
を受けた場合は、ダイヤフラム18の反転部18
aが円弧形に変形し、この変形面に押圧されたプ
ランジヤ29が可動接点片31を押し下げて、両
接点33,34間を離間し、一定の流体圧の負荷
を検知する。
そして、流体圧が降下した場合は、ダイヤフラ
ム18の反転部18aが元の状態に反転復帰し、
これに基づいて可動接点片31の付勢圧でプラン
ジヤ29を上方へ押し上げると共に、この可動接
点片31に形成された可動接点34が上方の固定
接点33に接して導通され、流体圧の降下信号を
出力する。
この場合、ダイヤフラム18が反転復帰した空
気の吸気時に、大気圧通路40を介して空気と一
体的に外部より塵埃や水滴を吸気しても、外部か
ら中央部のプランジヤ29を介したスイツチ部3
7までの距離が長く、しかもプランジヤ29によ
つて内部のスイツチ部37を閉鎖した状態にある
ため、吸気された塵埃や水滴は内部のスイツチ接
点部までは侵入せず、このためスイツチ接点部に
は悪影響を及ぼさず、接触信頼性の高いスイツチ
となる。
また、大気圧通路40を介して内部に水分が溜
つても、この水分は大気圧通路40より蒸発して
容易に抜ける構造であり、しかも空気の流通抵抗
が高まるようなフイルタを併用しないため、スイ
ツチの応答速度が速く、スイツチ誤動作を誘起す
ることもない。
このように、大気圧通路40を有していても、
防塵構造に優れ、かつ微小の圧力変動に変形対応
するダイヤフラム構造に適した圧力スイツチとな
る。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案の大気流入開口部は、実施例の切溝3
9に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は圧
力スイツチの縦断面図、第2図は圧力スイツチの
分解斜視図である。 12……受圧ケース、13……スイツチベー
ス、18……ダイヤフラム、21……周壁部、2
4……連結用フランジ、29……プランジヤ、3
7……スイツチ部、39……切溝、40……大気
圧通路、A……スイツチユニツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流体の圧力変化に対応して変形するダイヤフラ
    ム18を備えた受圧ケース12と、 この受圧ケース12と対応する中央部に、上記
    ダイヤフラム18の変形に追従するプランジヤ2
    9を摺動支持し、このプランジヤ29の摺動でス
    イツチング操作されるスイツチ部37を内蔵した
    スイツチユニツトAとを嵌着し、上記スイツチユ
    ニツトAは、スイツチベース13と、このスイツ
    チベース13に被着したプランジヤガイド板27
    とで上記スイツチ部37を囲繞し、 上記スイツチベース13の外面に設けた連結用
    フランジ24を、上記受圧ケース12の周壁部2
    1に一端に嵌合し、 上記連結用フランジ24に大気流入開口部39
    を形成すると共に、 上記スイツチユニツトAの外面と上記周壁部2
    1内面との間には、上記大気流入開口部39とダ
    イヤフラム18面との間のみを連通する大気圧通
    路40を形成した 圧力スイツチ。
JP1986198086U 1986-12-22 1986-12-23 Expired JPH0439634Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986198086U JPH0439634Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23
EP87119042A EP0276467A3 (en) 1986-12-22 1987-12-22 Pressure sensor and associated switch
US07/136,623 US4845322A (en) 1986-12-22 1987-12-22 Plunger type fluid pressure switch
US07/327,102 US4947544A (en) 1986-12-22 1989-03-22 Method of manufacturing fluid pressure sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986198086U JPH0439634Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63102138U JPS63102138U (ja) 1988-07-02
JPH0439634Y2 true JPH0439634Y2 (ja) 1992-09-17

Family

ID=31158451

Family Applications (1)

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JP1986198086U Expired JPH0439634Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-23

Country Status (1)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586354B2 (ja) * 1975-02-25 1983-02-04 ソニー株式会社 ハンソウイロシンゴウノ イソウヒズミホセイヨウシンゴウノ ケイセイカイロ
JPS6133347B2 (ja) * 1980-09-03 1986-08-01 Nippon Kokuju Tetsudo

Family Cites Families (2)

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Publication number Publication date
JPS63102138U (ja) 1988-07-02

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