JPH0247255Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0247255Y2 JPH0247255Y2 JP1984119176U JP11917684U JPH0247255Y2 JP H0247255 Y2 JPH0247255 Y2 JP H0247255Y2 JP 1984119176 U JP1984119176 U JP 1984119176U JP 11917684 U JP11917684 U JP 11917684U JP H0247255 Y2 JPH0247255 Y2 JP H0247255Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- spindle
- retainer
- recess
- bead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボデーとカバーからなるケース内部を
二つの部屋に区画するダイアフラム装置の改良に
関する。
二つの部屋に区画するダイアフラム装置の改良に
関する。
自動車用エアクリーナの自動吸気温度調節装置
に装着されているバキユームモータを例にしてダ
イアフラム装置を説明する。
に装着されているバキユームモータを例にしてダ
イアフラム装置を説明する。
第3図はバキユームモータMの説明用要部系統
図であり、自動吸気温度調整装置付きエアクリー
ナAは、通常エレメントEのクリーン側に設けた
調節バルブvを有する温度センサCにより吸入空
気の温度を感知し、該温度に応じた前記調節バル
ブvの開度によつて、図示しないインテークマニ
ホルド負圧P1を温度センサC内で導通負圧P2に
変換し、その負圧P2を冷気入口管Bに装着した
バキユームモータMに、導管Q、連通管Nを経て
作用させる。
図であり、自動吸気温度調整装置付きエアクリー
ナAは、通常エレメントEのクリーン側に設けた
調節バルブvを有する温度センサCにより吸入空
気の温度を感知し、該温度に応じた前記調節バル
ブvの開度によつて、図示しないインテークマニ
ホルド負圧P1を温度センサC内で導通負圧P2に
変換し、その負圧P2を冷気入口管Bに装着した
バキユームモータMに、導管Q、連通管Nを経て
作用させる。
バキユームモータMはダイアフラムDにより負
圧室Fと大気室Gに二分され、負圧室F内には縮
設されたスプリングSが内装されており、大気室
G側にはダイアフラムDの中央から垂下するスピ
ンドルHと開閉バルブVが接続され、前記スピン
ドルHにより開閉バルブVは回動自在に作動す
る。すなわち前記導通負圧P2によりスピンドル
Hは開閉バルブVを連動し、冷気入口管B側から
冷気J(破線矢印)と暖記パイプK側からの暖気
L(実線ハツチング矢印)を適当比率量吸入し、
最適温度の空気R(縦線矢印)が図示しない気化
器へ吸引されるのである。
圧室Fと大気室Gに二分され、負圧室F内には縮
設されたスプリングSが内装されており、大気室
G側にはダイアフラムDの中央から垂下するスピ
ンドルHと開閉バルブVが接続され、前記スピン
ドルHにより開閉バルブVは回動自在に作動す
る。すなわち前記導通負圧P2によりスピンドル
Hは開閉バルブVを連動し、冷気入口管B側から
冷気J(破線矢印)と暖記パイプK側からの暖気
L(実線ハツチング矢印)を適当比率量吸入し、
最適温度の空気R(縦線矢印)が図示しない気化
器へ吸引されるのである。
上記系統図内の従来のバキユームモータ20の
縦断面図を第4図に、またその丸枠部の拡大図を
第5図に示す。その構成は連通管2を有するカバ
ー1と、冷気入口管(図示せず)へ取付ける位置
決めの立上部4を下方中央に垂設したボデー3と
の間に、ダイアフラム5′の外周を気密に加締め
た加締部14により負圧室15と大気側16に二
分されている。そして第5図に示すように、ダイ
アフラム5′は上部リテーナ7と下部リテーナ8、
紙パツキン9で挾まれ、スピンドル10′に挿貫
してフランジ11′の上面で支持されて固着部1
2により固定されている。なお、第4図の負圧室
15内には前記カバー1と上部リテーナ7間にス
プリング13が縮設され、スピンドル10′の大
気側先端は冷暖気の切換バルブ(図示せず)と連
結している。
縦断面図を第4図に、またその丸枠部の拡大図を
第5図に示す。その構成は連通管2を有するカバ
ー1と、冷気入口管(図示せず)へ取付ける位置
決めの立上部4を下方中央に垂設したボデー3と
の間に、ダイアフラム5′の外周を気密に加締め
た加締部14により負圧室15と大気側16に二
分されている。そして第5図に示すように、ダイ
アフラム5′は上部リテーナ7と下部リテーナ8、
紙パツキン9で挾まれ、スピンドル10′に挿貫
してフランジ11′の上面で支持されて固着部1
2により固定されている。なお、第4図の負圧室
15内には前記カバー1と上部リテーナ7間にス
プリング13が縮設され、スピンドル10′の大
気側先端は冷暖気の切換バルブ(図示せず)と連
結している。
上述の従来のバキユームモータ20のダイアフ
ラム5′のシールに関しては、第5図に示すよう
にダイアフラム孔6′はデイスク状平板の抜き孔
であり、上下リテーナ7,8′で挾みスピンドル
10′のフランジ11′の上面で支持して例えばリ
ベツト加締状の固着部12で固定してもシールが
不完全なので前記下部リテーナ8′とフランジ1
1′上面との間に紙パツキン9をシール用として
使用している。
ラム5′のシールに関しては、第5図に示すよう
にダイアフラム孔6′はデイスク状平板の抜き孔
であり、上下リテーナ7,8′で挾みスピンドル
10′のフランジ11′の上面で支持して例えばリ
ベツト加締状の固着部12で固定してもシールが
不完全なので前記下部リテーナ8′とフランジ1
1′上面との間に紙パツキン9をシール用として
使用している。
しかしながらこのシール構造の場合、加締圧力
の精度が必要であるとともに、紙パツキンの圧縮
永久歪のため、ダイアフラムの加締部分にシール
不良を発生しバキユームモータの機能を低下させ
る不具合がある。
の精度が必要であるとともに、紙パツキンの圧縮
永久歪のため、ダイアフラムの加締部分にシール
不良を発生しバキユームモータの機能を低下させ
る不具合がある。
一方、ダイアフラムのシールに関して実開昭58
−82570号公報に開示されている。このものはダ
イアフラムの中心孔周縁にリング状のビード部を
形成し、さらに下部リテーナの中心孔周縁に形成
された凹部を弁軸に設けられた平らなフランジ上
に載置し、前記ダイアフラムのビード部を下部リ
テーナの凹部に嵌合させるとともに、さらにその
上面に下部リテーナと反対面に凹部を形成した上
部リテーナの凹部の個所をビスで圧着してダイア
フラムを保持したものである。
−82570号公報に開示されている。このものはダ
イアフラムの中心孔周縁にリング状のビード部を
形成し、さらに下部リテーナの中心孔周縁に形成
された凹部を弁軸に設けられた平らなフランジ上
に載置し、前記ダイアフラムのビード部を下部リ
テーナの凹部に嵌合させるとともに、さらにその
上面に下部リテーナと反対面に凹部を形成した上
部リテーナの凹部の個所をビスで圧着してダイア
フラムを保持したものである。
しかしながらこのものは、上部リテーナの凹部
の部分をビスで締付けていくので、特に上部リテ
ーナの内周縁が内側すなわちダイアフラム側に曲
がつてしまい、ダイアフラムのビード部が外周方
向に移動し弁軸とダイアフラムのビード部との間
に〓間が生じ、従つてダイアフラムの中心部から
シール不良を招起してしまう。
の部分をビスで締付けていくので、特に上部リテ
ーナの内周縁が内側すなわちダイアフラム側に曲
がつてしまい、ダイアフラムのビード部が外周方
向に移動し弁軸とダイアフラムのビード部との間
に〓間が生じ、従つてダイアフラムの中心部から
シール不良を招起してしまう。
本考案は、ダイアフラムの中心孔周縁にリング
状のビード部を形成し、スピンドルの軸の周りの
フランジ上面に凹溝を、下部リテーナに凹部を設
けて凹溝と凹部を嵌合し、凹部にダイアフラムの
ビード部を嵌合するとともに、凹部の外径より大
きな径にしたスピンドルの固着部で、上部リテー
ナを圧着させるようにした。
状のビード部を形成し、スピンドルの軸の周りの
フランジ上面に凹溝を、下部リテーナに凹部を設
けて凹溝と凹部を嵌合し、凹部にダイアフラムの
ビード部を嵌合するとともに、凹部の外径より大
きな径にしたスピンドルの固着部で、上部リテー
ナを圧着させるようにした。
これにより、凹部の外径より大きな径にしたス
ピンドルの固着部で、上部リテーナを押圧する
と、ダイアフラム内周縁のビード部には、下部リ
テーナの凹部とフランジの凹溝によつて、スピン
ドルの軸方向である中心に向かう力が加わる。
ピンドルの固着部で、上部リテーナを押圧する
と、ダイアフラム内周縁のビード部には、下部リ
テーナの凹部とフランジの凹溝によつて、スピン
ドルの軸方向である中心に向かう力が加わる。
従つてダイアフラムのビード部はスピンドルの
軸に密着する。
軸に密着する。
第1図、第2図は本考案に係はる構成の一部断
面図で、他の部分については従来品と同一であ
る。第1図のスピンドル10のフランジ11の上
面の中央部の上方に伸びた軸の周りに凹溝が形成
されている。下部リテーナ8の中心孔周縁には、
前記フランジ11の上面の凹溝と整合する凹部が
形成されている。ダイアフラム5は第2図に示す
ように中央部に設けた中心孔周縁にリング状のビ
ード部6が形成されている。
面図で、他の部分については従来品と同一であ
る。第1図のスピンドル10のフランジ11の上
面の中央部の上方に伸びた軸の周りに凹溝が形成
されている。下部リテーナ8の中心孔周縁には、
前記フランジ11の上面の凹溝と整合する凹部が
形成されている。ダイアフラム5は第2図に示す
ように中央部に設けた中心孔周縁にリング状のビ
ード部6が形成されている。
そしてダイアフラム装置は次のようにして組付
けられる。スピンドル10のフランジ11上面に
設けた凹溝に下部リテーナ8の中心孔周縁の凹部
を插入した後、ダイアフラム5のビード部6を下
部リテーナ8の凹部に嵌合し、上部リテーナ7を
押圧しながら固着部12で固定する。するとダイ
アフラム5のビード部6は圧着されて凹部とスピ
ンドルの軸の方向に脹らみ、それらの間を気密的
に封止する。
けられる。スピンドル10のフランジ11上面に
設けた凹溝に下部リテーナ8の中心孔周縁の凹部
を插入した後、ダイアフラム5のビード部6を下
部リテーナ8の凹部に嵌合し、上部リテーナ7を
押圧しながら固着部12で固定する。するとダイ
アフラム5のビード部6は圧着されて凹部とスピ
ンドルの軸の方向に脹らみ、それらの間を気密的
に封止する。
固着部12によりダイアフラム5のビード部6
がスピンドル10の軸の方向に移動するのは、固
着部12の径が下部リテーナ8の凹部およびフラ
ンジ11の凹溝の径より大きくなるように形成し
てあるので(図ではフランジ部11と同径)、上
部リテーナ7が押圧されると凹部によつてダイア
フラム5のビード部6を内周方向即ちスピンドル
の軸の方向に押すような力が働くためである。
がスピンドル10の軸の方向に移動するのは、固
着部12の径が下部リテーナ8の凹部およびフラ
ンジ11の凹溝の径より大きくなるように形成し
てあるので(図ではフランジ部11と同径)、上
部リテーナ7が押圧されると凹部によつてダイア
フラム5のビード部6を内周方向即ちスピンドル
の軸の方向に押すような力が働くためである。
以上のように本考案は、スピンドルの軸の周り
のフランジ上面に凹溝そして下部リテーナの中心
孔周縁に凹部を設け、凹溝に凹部を嵌合し、該凹
部にダイアフラムのビード部を嵌合し、さらに凹
部の外径より大きな径の固着部で上部リテーナを
圧着させたので、ダイアフラムのビード部には凹
部によつて、内周側に向かう力が与えられ、スピ
ンドルの軸に密着され、従つてダイアフラムの中
心孔周縁からシール洩れがなくなり、さらに組付
工数減になるという効果も有する。
のフランジ上面に凹溝そして下部リテーナの中心
孔周縁に凹部を設け、凹溝に凹部を嵌合し、該凹
部にダイアフラムのビード部を嵌合し、さらに凹
部の外径より大きな径の固着部で上部リテーナを
圧着させたので、ダイアフラムのビード部には凹
部によつて、内周側に向かう力が与えられ、スピ
ンドルの軸に密着され、従つてダイアフラムの中
心孔周縁からシール洩れがなくなり、さらに組付
工数減になるという効果も有する。
第1図は本考案によるダイアフラム加締状態を
示す要部断面図、第2図は本考案のダイアフラム
の中央部断面図、第3図はバキユームモータの説
明用要部系統図、第4図は従来のバキユームモー
タの概略縦断面図、第5図はその丸枠内の拡大図
を示す。 1……カバー、3……ボデー、5,5′……ダ
イアフラム、6……ビード部、7……上部リテー
ナ、8,8′……下部リテーナ、10,10′……
スピンドル、11,11′……フランジ、13…
…スプリング、20……バキユームモータ。
示す要部断面図、第2図は本考案のダイアフラム
の中央部断面図、第3図はバキユームモータの説
明用要部系統図、第4図は従来のバキユームモー
タの概略縦断面図、第5図はその丸枠内の拡大図
を示す。 1……カバー、3……ボデー、5,5′……ダ
イアフラム、6……ビード部、7……上部リテー
ナ、8,8′……下部リテーナ、10,10′……
スピンドル、11,11′……フランジ、13…
…スプリング、20……バキユームモータ。
Claims (1)
- カバーとボデーからなるケース内部を、二つの
部屋に区画するダイアフラムの中央部を、上部リ
テーナと下部リテーナで挟持し、これらの中央部
に設けられた中心孔を、スピンドルで固着したダ
イアフラム装置において、ダイアフラムの中心孔
周縁にリング状のビード部を形成し、スピンドル
の軸の周りに設けられたフランジ上面に凹溝をそ
して下部リテーナの中心孔周縁に凹部をそれぞれ
設け、凹溝に凹部を嵌合するとともに、下部リテ
ーナの凹部に前記ダイアフラムのビード部を嵌合
し、さらに前記凹部の外径より大きな径にしたス
ピンドルの固着部で前記上部リテーナを圧着させ
たことを特徴とするダイアフラム装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11917684U JPS6133956U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ダイアフラム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11917684U JPS6133956U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ダイアフラム装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133956U JPS6133956U (ja) | 1986-03-01 |
JPH0247255Y2 true JPH0247255Y2 (ja) | 1990-12-12 |
Family
ID=30678056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11917684U Granted JPS6133956U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ダイアフラム装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133956U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5882570U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | 本田技研工業株式会社 | 負圧制御弁装置 |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11917684U patent/JPS6133956U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133956U (ja) | 1986-03-01 |
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