JPH0356984Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0356984Y2 JPH0356984Y2 JP1986095772U JP9577286U JPH0356984Y2 JP H0356984 Y2 JPH0356984 Y2 JP H0356984Y2 JP 1986095772 U JP1986095772 U JP 1986095772U JP 9577286 U JP9577286 U JP 9577286U JP H0356984 Y2 JPH0356984 Y2 JP H0356984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- diaphragm
- outer periphery
- fixed contact
- seal ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 23
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 3
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案はダイヤフラムによつて仕切られる圧力
室及びスイツチ室の気密構造を改良したダイヤフ
ラムスイツチに関する。
室及びスイツチ室の気密構造を改良したダイヤフ
ラムスイツチに関する。
(従来の技術)
従来、ダイヤフラムスイツチにおいては、ダイ
ヤフラムの外周部に一体に環状のシールリング部
を形成し、このシールリング部を、ダイヤフラム
スイツチの本体を夫々構成するインシユレータと
ボデイとで挾持して、該ボデイに形成された圧力
室をダイヤフラムによりインシユレータに形成さ
れたスイツチ室に対して気密に仕切り、更に、イ
ンシユレータとボデイとの継目をOリング用いて
気密に閉塞し、この継目を介して外部からスイツ
チ室内へ水が侵入することを防止するようにして
いる。
ヤフラムの外周部に一体に環状のシールリング部
を形成し、このシールリング部を、ダイヤフラム
スイツチの本体を夫々構成するインシユレータと
ボデイとで挾持して、該ボデイに形成された圧力
室をダイヤフラムによりインシユレータに形成さ
れたスイツチ室に対して気密に仕切り、更に、イ
ンシユレータとボデイとの継目をOリング用いて
気密に閉塞し、この継目を介して外部からスイツ
チ室内へ水が侵入することを防止するようにして
いる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら上記の従来構成では、インシユレ
ータとボデイの継目を気密に閉塞するためにダイ
ヤフラムとは別のOリングが必要で部品数が多く
なり、従つて、組付工数が増加すると共に部品管
理のコストが嵩む欠点があつた。
ータとボデイの継目を気密に閉塞するためにダイ
ヤフラムとは別のOリングが必要で部品数が多く
なり、従つて、組付工数が増加すると共に部品管
理のコストが嵩む欠点があつた。
従つて、本考案の目的は、組付工数の減少及び
部品管理のコストの低廉化をなし得るダイヤフラ
ムスイツチを提供するにある。
部品管理のコストの低廉化をなし得るダイヤフラ
ムスイツチを提供するにある。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
本考案はインシユレータに設けられたスイツチ
室と、ボデイに設けられた圧力室とを仕切るダイ
ヤフラムの外周部に、スイツチ室に設けられた固
定コンタクトの外周部とボデイの端面との間に挾
持される環状のシールリング部を設けるととも
に、このシールリング部の外周部にひれ状部を一
体成形し、このひれ状部を前記シールリング部が
前記インシユレータ及び固定コンタクト間に挾持
された状態で上記インシユレータの開口内周面に
圧接したところに特徴を有する。
室と、ボデイに設けられた圧力室とを仕切るダイ
ヤフラムの外周部に、スイツチ室に設けられた固
定コンタクトの外周部とボデイの端面との間に挾
持される環状のシールリング部を設けるととも
に、このシールリング部の外周部にひれ状部を一
体成形し、このひれ状部を前記シールリング部が
前記インシユレータ及び固定コンタクト間に挾持
された状態で上記インシユレータの開口内周面に
圧接したところに特徴を有する。
(作用)
上記手段によればインシユレータとボデイの接
合端部間を気密に閉塞するためのひれ状部をダイ
ヤフラムの外周に設けられたシールリング部の外
側に一体に設けているから、ダイヤフラムと別個
のOリングを用いる従来のものに比べて部品数が
減少し、従つて、組付工数の減少及び部品管理の
コストの低廉化をなし得る。
合端部間を気密に閉塞するためのひれ状部をダイ
ヤフラムの外周に設けられたシールリング部の外
側に一体に設けているから、ダイヤフラムと別個
のOリングを用いる従来のものに比べて部品数が
減少し、従つて、組付工数の減少及び部品管理の
コストの低廉化をなし得る。
(実施例)
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。1は側方にコネクタ部2が一体成形され
たプラスチツク製のインシユレータで、これの図
示上面にスイツチ室3が陥没形成され、図示下面
に後述するようにしてスイツチ室3に連通する凹
部4が形成されている。5及び6はインシユレー
タ1にインサート成形された接続端子で、これら
はコネクタ部2に配設されたターミナル7,8と
一体に形成されている。そして、接続端子5には
スイツチ室3と凹部4とを連通する通気孔5aが
形成されている。9は凹部4に嵌着されたゴム製
の栓体で、これの略中心部に通気孔5aを介して
スイツチ室3内に連通するように形成された通気
孔9aには通気性及び撥水性を有するフイルム1
0が筒状の通気口体10aで押え付けて配設され
ている。そして、この栓体9には図示下方より防
水及び防塵用のカバー11が被せられている。ま
た、スイツチ室3の開口縁には段部3aが設けら
れ、ここに環状の固定コンタクト12の外周部が
当接されている。13は固定コンタクト12と接
続端子6との間に配設されたコイルばねである。
14は圧力室15が形成されたプラスチツク製の
ボデイで、これは外周部に形成された係合爪16
をインシユレータ1に設けられた係合鍔部17に
係合させることによつてインシユレータ1に一体
化されている。このボデイ14の下端外周部即
ち、インシユレータ1及びボデイ14の接合端部
にはインシユレータ1の内周に対向するテーパ状
の面取部18が形成されている。19はスイツチ
室3と圧力室15とを仕切るダイヤフラムで、こ
れの外周部には環状のシールリング部20が設け
られ、このシールリング部20の外周部に環状の
ひれ状部21が設けられている。そして、シール
リング部20は固定コンタクト12の外周部とボ
デイ14の端面との間に挾持されており、また、
ひれ状部21はボデイ14の面取部18と該面取
部18と対向するインシユレータ1の開口内周面
に圧接しており、このひれ状部21によりインシ
ユレータ1とボデイ14との継目より水がスイツ
チ室3内に侵入することを防止している。22は
ダイヤフラム19の中央部に設けられた孔19a
を貫通させるようにして該ダイヤフラム18に固
着されたコンタクトホルダで、これにスイツチ室
3内に位置させて形成された径小部22aに第1
図に実線で示す可動コンタクト23が装着され、
この可動コンタクト23が図示下方より固定コン
タクト12に対向している。24は可動コンタク
ト23と接続端子5との間に配設されたコイルば
ねである。一方、22bはコンタクトホルダ22
のうち圧力室15内に形成されたばね受部で、こ
れと圧力室15内に配設されたスプリングプレー
ト25との間にコイルばね26が配設されてい
る。27はボデイ14のねじ孔28に螺着された
調整ねじで、これの螺進退によりスプリングプレ
ート25を図示上下方向に移動させてダイヤフラ
ム18に作用するコイルばね26のばね力を調整
し得るようにしている。尚、29は調整ねじ27
の調整後にねじ孔28に充填された液体パツキ
ン、30は圧力室15に連通する接続筒体で、こ
れに圧力源に連通するチューブ(図示せず)が接
続される。
明する。1は側方にコネクタ部2が一体成形され
たプラスチツク製のインシユレータで、これの図
示上面にスイツチ室3が陥没形成され、図示下面
に後述するようにしてスイツチ室3に連通する凹
部4が形成されている。5及び6はインシユレー
タ1にインサート成形された接続端子で、これら
はコネクタ部2に配設されたターミナル7,8と
一体に形成されている。そして、接続端子5には
スイツチ室3と凹部4とを連通する通気孔5aが
形成されている。9は凹部4に嵌着されたゴム製
の栓体で、これの略中心部に通気孔5aを介して
スイツチ室3内に連通するように形成された通気
孔9aには通気性及び撥水性を有するフイルム1
0が筒状の通気口体10aで押え付けて配設され
ている。そして、この栓体9には図示下方より防
水及び防塵用のカバー11が被せられている。ま
た、スイツチ室3の開口縁には段部3aが設けら
れ、ここに環状の固定コンタクト12の外周部が
当接されている。13は固定コンタクト12と接
続端子6との間に配設されたコイルばねである。
14は圧力室15が形成されたプラスチツク製の
ボデイで、これは外周部に形成された係合爪16
をインシユレータ1に設けられた係合鍔部17に
係合させることによつてインシユレータ1に一体
化されている。このボデイ14の下端外周部即
ち、インシユレータ1及びボデイ14の接合端部
にはインシユレータ1の内周に対向するテーパ状
の面取部18が形成されている。19はスイツチ
室3と圧力室15とを仕切るダイヤフラムで、こ
れの外周部には環状のシールリング部20が設け
られ、このシールリング部20の外周部に環状の
ひれ状部21が設けられている。そして、シール
リング部20は固定コンタクト12の外周部とボ
デイ14の端面との間に挾持されており、また、
ひれ状部21はボデイ14の面取部18と該面取
部18と対向するインシユレータ1の開口内周面
に圧接しており、このひれ状部21によりインシ
ユレータ1とボデイ14との継目より水がスイツ
チ室3内に侵入することを防止している。22は
ダイヤフラム19の中央部に設けられた孔19a
を貫通させるようにして該ダイヤフラム18に固
着されたコンタクトホルダで、これにスイツチ室
3内に位置させて形成された径小部22aに第1
図に実線で示す可動コンタクト23が装着され、
この可動コンタクト23が図示下方より固定コン
タクト12に対向している。24は可動コンタク
ト23と接続端子5との間に配設されたコイルば
ねである。一方、22bはコンタクトホルダ22
のうち圧力室15内に形成されたばね受部で、こ
れと圧力室15内に配設されたスプリングプレー
ト25との間にコイルばね26が配設されてい
る。27はボデイ14のねじ孔28に螺着された
調整ねじで、これの螺進退によりスプリングプレ
ート25を図示上下方向に移動させてダイヤフラ
ム18に作用するコイルばね26のばね力を調整
し得るようにしている。尚、29は調整ねじ27
の調整後にねじ孔28に充填された液体パツキ
ン、30は圧力室15に連通する接続筒体で、こ
れに圧力源に連通するチューブ(図示せず)が接
続される。
而して、圧力源の圧力が低下して圧力室15内
が負圧になると、コイルばね26のばね力に抗し
てダイヤフラム19がコンタクトホルダ22と共
に圧力室15に向う方向に変位し、これに伴つて
可動コンタクト23がコイルばね24のばね力に
より固定コンタクト12に接触してダイヤフラム
スイツチが閉成される。
が負圧になると、コイルばね26のばね力に抗し
てダイヤフラム19がコンタクトホルダ22と共
に圧力室15に向う方向に変位し、これに伴つて
可動コンタクト23がコイルばね24のばね力に
より固定コンタクト12に接触してダイヤフラム
スイツチが閉成される。
上記構成によれば、ひれ状部21をダイヤフラ
ム18の外周部に設けられたシールリング部20
の外周部に一体に設けてインシユレータ1の開口
内周面をシールするようにしているから、従来別
途に設けられたOリングが不要になり、部品数が
減少し、その分組付工数の減少及び部品管理のコ
ストの低廉化をなし得る。
ム18の外周部に設けられたシールリング部20
の外周部に一体に設けてインシユレータ1の開口
内周面をシールするようにしているから、従来別
途に設けられたOリングが不要になり、部品数が
減少し、その分組付工数の減少及び部品管理のコ
ストの低廉化をなし得る。
尚、可動コンタクト23の代りに第1図に破線
で示す可動コンタクト31を設け、圧力室15内
が負圧になつた時に固定コンタクト12から離間
してオフとなるようにしてもよい。
で示す可動コンタクト31を設け、圧力室15内
が負圧になつた時に固定コンタクト12から離間
してオフとなるようにしてもよい。
[考案の効果]
本考案は以上の説明から明らかなように、ダイ
ヤフラムの外周に設けられたシールリング部の外
周にインシユレータの開口内周面に圧接するひれ
状部を一体成形したから、従来構成で必要であつ
た別体のOリングを不要にできて部品点数を減少
化でき、従つて、組付工数の減少及び部品管理の
コストの低廉化をなし得るという優れた効果を奏
する。
ヤフラムの外周に設けられたシールリング部の外
周にインシユレータの開口内周面に圧接するひれ
状部を一体成形したから、従来構成で必要であつ
た別体のOリングを不要にできて部品点数を減少
化でき、従つて、組付工数の減少及び部品管理の
コストの低廉化をなし得るという優れた効果を奏
する。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は縦断側面図、第2図は側面図、第3図は第2図
と異なる方向から見た側面図、第4図はダイヤフ
ラム単体の縦断面図である。 図面中、1はインシユレータ、3はスイツチ
室、12は固定コンタクト、14はボデイ、15
は圧力室、19はダイヤフラム、20はシールリ
ング部、21はひれ状部、23は可動コンタクト
である。
は縦断側面図、第2図は側面図、第3図は第2図
と異なる方向から見た側面図、第4図はダイヤフ
ラム単体の縦断面図である。 図面中、1はインシユレータ、3はスイツチ
室、12は固定コンタクト、14はボデイ、15
は圧力室、19はダイヤフラム、20はシールリ
ング部、21はひれ状部、23は可動コンタクト
である。
Claims (1)
- スイツチ室を有するインシユレータと、圧力源
に連通する圧力室を有するボデイと、前記スイツ
チ室内に設けられ外周部が前記スイツチ室の開口
縁に装着された固定コンタクトと、前記スイツチ
室と圧力室とを仕切るように前記インシユレータ
とボデイとの間に配設され外周部に前記固定コン
タクトの外周部と前記ボデイの端面との間に挾持
される環状のシーリング部が一体成形されたダイ
ヤフラムと、このシールリング部の外周部に一体
成形され上記シールリング部が前記インシユレー
タ及び前記固定コンタクト間に挾持された状態で
上記インシユレータの開口内周面に圧接する環状
のひれ状部と、前記ダイヤフラムの変位に応動し
て前記固定コンタクトに接離するように前記スイ
ツチ室内に配設される可動コンタクトとを具備し
てなるダイヤフラムスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986095772U JPH0356984Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986095772U JPH0356984Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632345U JPS632345U (ja) | 1988-01-08 |
JPH0356984Y2 true JPH0356984Y2 (ja) | 1991-12-25 |
Family
ID=30960744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986095772U Expired JPH0356984Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0356984Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132836U (ja) * | 1979-03-13 | 1980-09-20 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP1986095772U patent/JPH0356984Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632345U (ja) | 1988-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6111571Y2 (ja) | ||
JPH0356984Y2 (ja) | ||
JPH0356983Y2 (ja) | ||
JPS6323744U (ja) | ||
JPH0427070Y2 (ja) | ||
JPH0427069Y2 (ja) | ||
JPS635807Y2 (ja) | ||
JPS5824695Y2 (ja) | 給油口開閉装置 | |
JPH0447883Y2 (ja) | ||
JPH047363Y2 (ja) | ||
JPH0123411Y2 (ja) | ||
JPS644210Y2 (ja) | ||
JPH0228304Y2 (ja) | ||
JP2522377Y2 (ja) | エアーポットのエアーポンプの吸気弁 | |
JPH0114306Y2 (ja) | ||
JPH0241798Y2 (ja) | ||
JPH0449761Y2 (ja) | ||
JPS642357Y2 (ja) | ||
JPH0289339U (ja) | ||
JPH041494Y2 (ja) | ||
JPH0568768U (ja) | キャップ | |
JPH066415Y2 (ja) | 水中投光器における防水シール構造 | |
JPS62186037U (ja) | ||
JPH071084Y2 (ja) | ポット | |
JP2595146Y2 (ja) | プラグキャップ装置 |