JPH0241798Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0241798Y2 JPH0241798Y2 JP1983041010U JP4101083U JPH0241798Y2 JP H0241798 Y2 JPH0241798 Y2 JP H0241798Y2 JP 1983041010 U JP1983041010 U JP 1983041010U JP 4101083 U JP4101083 U JP 4101083U JP H0241798 Y2 JPH0241798 Y2 JP H0241798Y2
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- JP
- Japan
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- switch
- cylindrical member
- plunger
- cylindrical
- switch body
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- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 5
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 22
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N tetrafluoroethene Chemical group FC(F)=C(F)F BFKJFAAPBSQJPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案はプランジヤの摺動変位に応動するスイ
ツチを備えたプランジヤスイツチに関する。
ツチを備えたプランジヤスイツチに関する。
(従来の技術)
従来、この種のスイツチ装置では、スイツチ室
を気密に構成すると、温度変化に伴うケースの膨
脹で内部が負圧になつた時に、スイツチの作動が
円滑に行なわれなかつたり、或いは、シール等か
ら水分を含んだ空気が侵入して接点の部分で結露
を生ずる不具合があるから、この様な不具合を生
じないようにスイツチ室の内外を連通する通気路
を設け、その通気路の部分に通気性及び撥水性を
有するフイルムを設けてスイツチ室の内部に水分
が侵入しないようにすることが行なわれている。
を気密に構成すると、温度変化に伴うケースの膨
脹で内部が負圧になつた時に、スイツチの作動が
円滑に行なわれなかつたり、或いは、シール等か
ら水分を含んだ空気が侵入して接点の部分で結露
を生ずる不具合があるから、この様な不具合を生
じないようにスイツチ室の内外を連通する通気路
を設け、その通気路の部分に通気性及び撥水性を
有するフイルムを設けてスイツチ室の内部に水分
が侵入しないようにすることが行なわれている。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、かかる従来のものでスイツチが
泥水が掛かるような場所で用いられる場合には、
通気路及びフイルムに泥等が付着して通気性が阻
害されてしまうという新たな欠点が生じる。
泥水が掛かるような場所で用いられる場合には、
通気路及びフイルムに泥等が付着して通気性が阻
害されてしまうという新たな欠点が生じる。
従つて、本考案の目的は、スイツチ室に水分が
侵入することを確実に防止するとともに該スイツ
チ室内を常に大気圧に保つてプランジヤの摺動変
位をスムーズに行うことができるようにしたプラ
ンジヤスイツチを提供するにある。
侵入することを確実に防止するとともに該スイツ
チ室内を常に大気圧に保つてプランジヤの摺動変
位をスムーズに行うことができるようにしたプラ
ンジヤスイツチを提供するにある。
[考案の構成]
(課題を解決するための手段)
本考案は、スイツチ本体にプランジヤを摺動可
能に設けるとともに該プランジヤに応動するスイ
ツチを前記スイツチ本体のスイツチ室に内蔵させ
たものにおいて、前記スイツチ本体に外方に向け
て突設され且つ前記スイツチ室内と外部とを連通
させる通気孔が形成された筒部材を設け、前記通
気孔に通気性及び撥水性を有するフイルムを設
け、前記筒部材の周囲に嵌合して該筒部材の先端
部側が閉塞され且つその反対側が開放されて該筒
部材の周囲を囲う複数の筒状部を有するキヤツプ
状のカバーを設け、このカバーの各筒状部に互い
に位置をずらせてスリツト溝を形成し、前記カバ
ーの開放側を前記スイツチ本体に充填剤を介在さ
せて密着状態に固着することにより前記複数の筒
状部の開放端を閉塞したことを特徴とするもので
ある。
能に設けるとともに該プランジヤに応動するスイ
ツチを前記スイツチ本体のスイツチ室に内蔵させ
たものにおいて、前記スイツチ本体に外方に向け
て突設され且つ前記スイツチ室内と外部とを連通
させる通気孔が形成された筒部材を設け、前記通
気孔に通気性及び撥水性を有するフイルムを設
け、前記筒部材の周囲に嵌合して該筒部材の先端
部側が閉塞され且つその反対側が開放されて該筒
部材の周囲を囲う複数の筒状部を有するキヤツプ
状のカバーを設け、このカバーの各筒状部に互い
に位置をずらせてスリツト溝を形成し、前記カバ
ーの開放側を前記スイツチ本体に充填剤を介在さ
せて密着状態に固着することにより前記複数の筒
状部の開放端を閉塞したことを特徴とするもので
ある。
(作 用)
上記した手段によれば、泥水等がスイツチ本体
に掛かるような所で使用されても、筒部材の通気
孔から前記カバーの内部を経由して外部に至る通
気路としては、3次元的(立体的)な複雑の迷路
を簡単に構成することになるので、フイルムに泥
等が直接付着したり通気路が塞がれてしまうこと
が確実に防止されてスイツチ室が常に大気圧に保
たれる。
に掛かるような所で使用されても、筒部材の通気
孔から前記カバーの内部を経由して外部に至る通
気路としては、3次元的(立体的)な複雑の迷路
を簡単に構成することになるので、フイルムに泥
等が直接付着したり通気路が塞がれてしまうこと
が確実に防止されてスイツチ室が常に大気圧に保
たれる。
(実施例)
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1は段付筒状のスイツチ本体で、
これの径小部2の外周部にはねじ部2aが設けら
れている。4は径小部2内に摺動可能に配置され
たプランジヤで、これは先端部を閉塞したガイド
筒体5に移動子6を挿入して構成され、ガイド筒
体5の外周部には突条部5aが突設されている。
そして、ガイド筒体5の先端部には凹部7が形成
されていて、この凹部7にボール8が滑動自在に
嵌込み装着されている。更に、移動子6とガイド
筒体5との間には圧縮コイルスプリング9が介装
されて移動子6を矢印A方向に付勢している。1
0はガイド筒体5の開放端にカシメ固着されたス
トツプリングで、これにより移動子6が抜止め保
持されている。11はスイツチ本体1の段部1a
にカシメにより固着されたリングで、、これと突
条部5aとの間に圧縮コイルばね12が介装さ
れ、これによりプランジヤ4が矢印B方向に付勢
されている。13はダイヤフラムで、これの外周
部はスイツチ本体1内の段部1bに当接されたリ
ング14にて挾持保持されている。15はスイツ
チ本体1の大径部16の内周囲に嵌入され該スイ
ツチ本体1の大径部16の先端をかしめることに
より固着されたインシユレータで、これの外周部
がリング14に当接している。そして、このイン
シユレータ15はダイヤフラム13と対向する面
に凹部15aが形成されて、該凹部15aをダイ
ヤフラム13にて気密に閉塞されたスイツチ室1
8としている。19はインシユレータ15の略中
心部に外方に向けて突設した筒部材で、これにス
イツチ室18内外を連通する通気孔20が設けら
れている。21は段付孔21aを有する略筒状の
ホルダで、これは通気孔20のスイツチ室18側
端部に形成された凹部21aに嵌合されている。
そして、このホルダ21の段付孔21aの一方端
たる通気孔20側の段部21bには例えば多孔質
性四フツ化エチレン樹脂フイルム等からなる通気
性及び撥水性を有するフイルム22が装入されリ
ング23にて挾持保持されている。一方、24は
スイツチ18内にけたスイツチであり、これにつ
いて詳述すれば、25はインシユレータ15を貫
通する一対のターミナル、26は導電体27を介
してターミナル25に接続された一対の固定コン
タクト(いずれも一方のみ図示)であり、また、
28は一対の固定コンタクト26と対向する一対
の接点29(一方のみ図示)を固着した導電材か
らなる可動コンタクトでありる。そして、この可
動コンタクト28の中央部にはダイヤフラム13
方向に膨出された凸部28aが設けられ、この凸
部28aの内面側とホルダ21の段部21cとの
間に圧縮コイルばね29が配設されており、従つ
て、常には圧縮コイルばね29のばね力により可
動コンタクト28が矢印B方向に付勢されて一対
の接点29が一対の固定コンタクト26に夫々接
触してスイツチ24がオン状態を呈している。
がら説明する。1は段付筒状のスイツチ本体で、
これの径小部2の外周部にはねじ部2aが設けら
れている。4は径小部2内に摺動可能に配置され
たプランジヤで、これは先端部を閉塞したガイド
筒体5に移動子6を挿入して構成され、ガイド筒
体5の外周部には突条部5aが突設されている。
そして、ガイド筒体5の先端部には凹部7が形成
されていて、この凹部7にボール8が滑動自在に
嵌込み装着されている。更に、移動子6とガイド
筒体5との間には圧縮コイルスプリング9が介装
されて移動子6を矢印A方向に付勢している。1
0はガイド筒体5の開放端にカシメ固着されたス
トツプリングで、これにより移動子6が抜止め保
持されている。11はスイツチ本体1の段部1a
にカシメにより固着されたリングで、、これと突
条部5aとの間に圧縮コイルばね12が介装さ
れ、これによりプランジヤ4が矢印B方向に付勢
されている。13はダイヤフラムで、これの外周
部はスイツチ本体1内の段部1bに当接されたリ
ング14にて挾持保持されている。15はスイツ
チ本体1の大径部16の内周囲に嵌入され該スイ
ツチ本体1の大径部16の先端をかしめることに
より固着されたインシユレータで、これの外周部
がリング14に当接している。そして、このイン
シユレータ15はダイヤフラム13と対向する面
に凹部15aが形成されて、該凹部15aをダイ
ヤフラム13にて気密に閉塞されたスイツチ室1
8としている。19はインシユレータ15の略中
心部に外方に向けて突設した筒部材で、これにス
イツチ室18内外を連通する通気孔20が設けら
れている。21は段付孔21aを有する略筒状の
ホルダで、これは通気孔20のスイツチ室18側
端部に形成された凹部21aに嵌合されている。
そして、このホルダ21の段付孔21aの一方端
たる通気孔20側の段部21bには例えば多孔質
性四フツ化エチレン樹脂フイルム等からなる通気
性及び撥水性を有するフイルム22が装入されリ
ング23にて挾持保持されている。一方、24は
スイツチ18内にけたスイツチであり、これにつ
いて詳述すれば、25はインシユレータ15を貫
通する一対のターミナル、26は導電体27を介
してターミナル25に接続された一対の固定コン
タクト(いずれも一方のみ図示)であり、また、
28は一対の固定コンタクト26と対向する一対
の接点29(一方のみ図示)を固着した導電材か
らなる可動コンタクトでありる。そして、この可
動コンタクト28の中央部にはダイヤフラム13
方向に膨出された凸部28aが設けられ、この凸
部28aの内面側とホルダ21の段部21cとの
間に圧縮コイルばね29が配設されており、従つ
て、常には圧縮コイルばね29のばね力により可
動コンタクト28が矢印B方向に付勢されて一対
の接点29が一対の固定コンタクト26に夫々接
触してスイツチ24がオン状態を呈している。
さて、30は筒部材19の外周部に嵌合された
カバーとしてのキヤツプで、これには筒部材19
の先端部が閉塞され且つその反対側が開放されて
該筒部材19の周囲を囲う筒状部31乃至33が
円心円状に形成されており、各筒状部31乃至3
3には夫々4個の通気路としてのスリツト溝31
a乃至33aが等間隔で形成され、スリツト31
aと32a及び32aと33aとが夫々45゜の角
度ずらせて形成されている。そして、このキヤツ
プ30は筒部材19の外周部に嵌合された状態で
筒状部31乃至33の各先端部がインシユレータ
15の外面側の凹部15b内に侵入するようにな
つており、該凹部15bに樹脂等の充填材34を
充填することによりスイツチ本体1に固着すると
ともに各筒状部31乃至33の開放端が閉塞され
るようになつている。尚、19aは筒部材19の
先端面から外周面にかけて形成された通気用溝
で、この溝19aを介して通気孔20と筒状部3
1内が連通し、筒状部31内と筒状部32内とは
スリツト溝31aを介して連通し、筒状部32内
と筒状部33内とはスリツト溝32aを介して連
通し、筒状部33内と外部とはスリツト溝33a
を介して連通されている。
カバーとしてのキヤツプで、これには筒部材19
の先端部が閉塞され且つその反対側が開放されて
該筒部材19の周囲を囲う筒状部31乃至33が
円心円状に形成されており、各筒状部31乃至3
3には夫々4個の通気路としてのスリツト溝31
a乃至33aが等間隔で形成され、スリツト31
aと32a及び32aと33aとが夫々45゜の角
度ずらせて形成されている。そして、このキヤツ
プ30は筒部材19の外周部に嵌合された状態で
筒状部31乃至33の各先端部がインシユレータ
15の外面側の凹部15b内に侵入するようにな
つており、該凹部15bに樹脂等の充填材34を
充填することによりスイツチ本体1に固着すると
ともに各筒状部31乃至33の開放端が閉塞され
るようになつている。尚、19aは筒部材19の
先端面から外周面にかけて形成された通気用溝
で、この溝19aを介して通気孔20と筒状部3
1内が連通し、筒状部31内と筒状部32内とは
スリツト溝31aを介して連通し、筒状部32内
と筒状部33内とはスリツト溝32aを介して連
通し、筒状部33内と外部とはスリツト溝33a
を介して連通されている。
而して、第1図に示すようにプランジヤ4に設
けられたボール8がシフトロツド35の溝35a
と対向している時には移動子6がダイヤフラム1
3から離間しており、スイツチ24がオン状態を
呈しているが、、シフトロツド35が矢印C又は
反矢印C方向かに移動されおりボール8が溝35
aから外れて該シフトロツド35の外周部に乗り
上げるとプランジヤ4のガイド筒体5が圧縮コイ
ルばね12に抗して矢印A方向に変位され、移動
子6によりダイヤフラム13を介して可動コンタ
クト28が圧縮コイルばね29に抗して矢印A方
向に移動されてスイツチ24がオフ状態となる。
このようにしてスイツチ24がオン・オフ変化す
ると、それに応じてダイヤフラム13が変形して
スイツチ室18の容積が増減するるが、スイツチ
室18の容積が減少するとそれに見合う空気がホ
ルダ21の段付孔21a,フイルム22及び通気
孔20を介してスイツチ本体1の外部に排出さ
れ、更にキヤツプ30に迷路状に形成された溝3
1a乃至33aを介して外部に排出され、スイツ
チ室18の容積が増加する時には逆の径路でそれ
に見合う空気がスイツチ室18内に取入れられ
る。
けられたボール8がシフトロツド35の溝35a
と対向している時には移動子6がダイヤフラム1
3から離間しており、スイツチ24がオン状態を
呈しているが、、シフトロツド35が矢印C又は
反矢印C方向かに移動されおりボール8が溝35
aから外れて該シフトロツド35の外周部に乗り
上げるとプランジヤ4のガイド筒体5が圧縮コイ
ルばね12に抗して矢印A方向に変位され、移動
子6によりダイヤフラム13を介して可動コンタ
クト28が圧縮コイルばね29に抗して矢印A方
向に移動されてスイツチ24がオフ状態となる。
このようにしてスイツチ24がオン・オフ変化す
ると、それに応じてダイヤフラム13が変形して
スイツチ室18の容積が増減するるが、スイツチ
室18の容積が減少するとそれに見合う空気がホ
ルダ21の段付孔21a,フイルム22及び通気
孔20を介してスイツチ本体1の外部に排出さ
れ、更にキヤツプ30に迷路状に形成された溝3
1a乃至33aを介して外部に排出され、スイツ
チ室18の容積が増加する時には逆の径路でそれ
に見合う空気がスイツチ室18内に取入れられ
る。
[考案の効果]
本考案は以上の説明から明らかなようにスイツ
チ室内と外部とを連通する通気孔に撥水性及び通
気性を有するフイルムを設けるようにしたから該
スイツチ室内に水分が侵入することを確実に防止
でき、また、通気孔を形成した筒部材の周囲に嵌
合されたキヤツプ状のカバーの開放側が前記スイ
ツチ本体に充填剤を介在させて密着状態に固着さ
れており、また、該カバーが前記筒部材の周囲を
囲う複数の筒状部を有しており、これら筒状部に
互いに位置をずらせてスリツト溝を形成するよう
にしているから、前記筒部材の通気孔から前記カ
バーの内部を経由して外部に至る通気路として
は、3次元的(立体的)な複雑な迷路を簡単に構
成することになるので泥水等がスイツチ本体にか
かるような所で使用されてもカバーに設けられた
複雑な迷路状に形成された通気路により泥水等が
筒部材の通気孔に迄侵入してフイルムに直接付着
したり通気路がふさがれてしまうことが確実に防
止されるようになつてスイツチ室は常に大気圧に
保たれることとなり、従つてプランジヤの摺動変
位をスムーズに行つてスイツチの作動が円滑に行
われるという優れた効果を奏するプランジヤスイ
ツチを提供できる。
チ室内と外部とを連通する通気孔に撥水性及び通
気性を有するフイルムを設けるようにしたから該
スイツチ室内に水分が侵入することを確実に防止
でき、また、通気孔を形成した筒部材の周囲に嵌
合されたキヤツプ状のカバーの開放側が前記スイ
ツチ本体に充填剤を介在させて密着状態に固着さ
れており、また、該カバーが前記筒部材の周囲を
囲う複数の筒状部を有しており、これら筒状部に
互いに位置をずらせてスリツト溝を形成するよう
にしているから、前記筒部材の通気孔から前記カ
バーの内部を経由して外部に至る通気路として
は、3次元的(立体的)な複雑な迷路を簡単に構
成することになるので泥水等がスイツチ本体にか
かるような所で使用されてもカバーに設けられた
複雑な迷路状に形成された通気路により泥水等が
筒部材の通気孔に迄侵入してフイルムに直接付着
したり通気路がふさがれてしまうことが確実に防
止されるようになつてスイツチ室は常に大気圧に
保たれることとなり、従つてプランジヤの摺動変
位をスムーズに行つてスイツチの作動が円滑に行
われるという優れた効果を奏するプランジヤスイ
ツチを提供できる。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は縦断面図、第2図は第1図の−線に沿
う断面図である。 図面中、1はスイツチ本体、4はプランジヤ、
13はダイヤフラム、15はインシユレータ、1
8はスイツチ室、、19は筒部材、20は通気孔、
22はフイルム、26は固定コンタクト、28は
可動コンタクト、30はカバー(キヤツプ)、3
1乃至33は筒状部、31a乃至33aはスリツ
ト溝(通気路)、34は充填剤である。
1図は縦断面図、第2図は第1図の−線に沿
う断面図である。 図面中、1はスイツチ本体、4はプランジヤ、
13はダイヤフラム、15はインシユレータ、1
8はスイツチ室、、19は筒部材、20は通気孔、
22はフイルム、26は固定コンタクト、28は
可動コンタクト、30はカバー(キヤツプ)、3
1乃至33は筒状部、31a乃至33aはスリツ
ト溝(通気路)、34は充填剤である。
Claims (1)
- スイツチ本体にプランジヤを摺動可能に設ける
とともに該プランジヤに応動するスイツチを前記
スイツチ本体のスイツチ室に内蔵させたものにお
いて、前記スイツチ本体に外方に向けて突設され
且つ前記スイツチ室内と外部とを連通させる通気
孔が形成された筒部材と、前記通気孔に設けられ
た通気性及び撥水性を有するフイルムと、前記筒
部材の周囲に嵌合して設けられ該筒部材の先端部
側が閉塞され且つその反対側が開放されて該筒部
材の周囲を囲う複数の筒状部を有するキヤツプ状
のカバーと、このカバーの各筒状部に互いに位置
をずらせて形成されたスリツト溝とを具備してな
り、前記カバーの開放側を前記スイツチ本体に充
填剤を介在させて密着状態に固着することにより
前記複数の筒状部の開放端を閉塞した事を特徴と
するプランジヤスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101083U JPS59146829U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | プランジヤスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4101083U JPS59146829U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | プランジヤスイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59146829U JPS59146829U (ja) | 1984-10-01 |
JPH0241798Y2 true JPH0241798Y2 (ja) | 1990-11-07 |
Family
ID=30171611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4101083U Granted JPS59146829U (ja) | 1983-03-22 | 1983-03-22 | プランジヤスイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59146829U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1116030A (en) * | 1966-05-26 | 1968-06-06 | Turatti Mario | Push-button operated switch |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS546837Y2 (ja) * | 1972-07-25 | 1979-03-31 | ||
JPS622673Y2 (ja) * | 1980-12-26 | 1987-01-22 |
-
1983
- 1983-03-22 JP JP4101083U patent/JPS59146829U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1116030A (en) * | 1966-05-26 | 1968-06-06 | Turatti Mario | Push-button operated switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59146829U (ja) | 1984-10-01 |
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