WO2013122141A1 - 圧力センサモジュール - Google Patents

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沢村 博之
智志 津幡
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北陸電気工業株式会社
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Abstract

 基準圧力室に大気圧を確実に導入することができる圧力センサモジュールを提供する。圧力センサモジュール1の上壁部11に、上壁部11を第1の壁部である底壁部材15から離れる方向に貫通する貫通孔27a,29aと、溝部27b,29bとから構成される大気圧導入通路27,29を形成する。貫通孔27a,29aは、一端を上壁部11の第2の上壁部分11bの外壁面に開口させ、他端を上壁部11の第1の上壁部分11aの内壁面に開口させて基準圧力室S2と連通させる。溝部27b,29bは、第2の上壁部分11bの外壁面に沿って延び、該外壁面及び第2の上壁部分11bの側面に開口し且つ貫通孔27a,29aの端部と連通させる。

Description

圧力センサモジュール
 本発明は、圧力センサモジュールに関するものである。
 測定対象の圧力を検出する圧力センサモジュールとして、基準圧力としての大気圧と測定対象圧力との圧力差を検出する差圧型の圧力センサモジュールが知られている。特開2000-81356号公報(特許文献1)の図5には、測定対象の圧力が導入される測定圧力導入路と、大気圧が導入される大気圧導入路とを、圧力センサモジュールのハウジングから同一方向に延びるように設けた従来の圧力センサモジュールが開示されている。
 特許文献1の図5の従来の圧力センサモジュールでは、測定圧力導入路及び大気圧導入路が貫通するハウジングの壁部には、測定圧力導入路とつながる延長流路を備えた1本のチューブを嵌める筒体が一体に設けられている。大気圧導入路は、ハウジングの壁部の外壁面に開口している。
特開2000-81356号公報(図5)
 特許文献1の圧力センサモジュールでは、大気圧導入路の開口端部に水滴、ゴミ等が付着すると、付着した水滴やゴミにより大気圧の導入が妨げられて、測定対象の圧力を正確に測定することができなくなる問題が生じる。
 またこの構造で、全体をコンパクト化するためには、測定圧力導入路と大気圧導入路との間の距離を短くすることになる。しかしながら測定圧力導入路に対して設けられた筒体にチューブまたはオーリングを装着した場合に、チューブまたはオーリングが必要以上に押し込まれ、チューブまたはオーリングの端部が広がって、隣接する大気圧導入路の端部を塞いでしまうと、測定精度を悪くする問題が生じる。
 本発明の目的は、基準圧力室に大気圧を確実に導入することができる圧力センサモジュールを提供することにある。
 本発明は、大気圧が導入される基準圧力室と測定対象圧力が導入される測定対象圧力導入室とを備えたケースと、基準圧力室と測定対象圧力導入室との間に位置するようにケース内に配置されて大気圧と測定対象圧力との圧力差を検出する感圧部とを備えた圧力センサモジュールを改良の対象とする。ケースは、実装用回路基板と対向する第1の壁部と、第1の壁部と対向する第2の壁部と、第1の壁部と第2の壁部との間に位置する周壁部とを備えている。第2の壁部には、測定対象圧力導入室に測定対象圧力を導入する測定対象圧力導入通路と、基準圧力室に大気圧を導入する1以上の大気圧導入通路とが形成されている。ケースは、1以上の大気圧導入通路以外の部分から基準圧力室に大気が入ることがない気密構造を有している。特に本発明では、大気圧導入通路を、第1の壁部から離れる方向に第2の壁部を貫通する貫通孔と、第2の壁部の外壁面に沿って延びて外壁面に開口し且つ貫通孔の端部と連通する1以上の溝部とから構成する。このように構成すると、大気圧導入通路の貫通孔の外壁面側の端部に水滴やゴミが付着しても、付着した水滴は第2の壁部の外壁面に形成された溝部に沿って移動することができ、またゴミが付着した場合でもこの溝部を通して大気を大気圧導入路に導くことが可能になる。そのため、大気圧導入通路の貫通孔の外壁面側の端部に水滴やゴミが付着しても、付着した水滴やゴミにより大気圧導入通路が塞がれて基準圧力室に大気を導入できなくなって圧力センサの検出精度が悪くなる問題が生じる可能性が低くなる。
 具体的な圧力センサモジュールでは、第2の壁部には、測定対象圧力導入通路を延長する延長通路を内部に備える筒体が一体に設けられている。この筒体の外側には、測定対象案内用チューブまたはオーリングが嵌合される。このような圧力センサモジュールでは、測定対象案内用チューブまたはオーリングを筒体に嵌合させるときに、測定対象案内用チューブまたはオーリングが必要以上に第2の壁部に向かって押し込まれて、測定対象案内用チューブまたはオーリングの端部が筒体から見て外側に広がって、第2の壁部に設けられた貫通孔の端部及び溝部が測定対象案内用チューブまたはオーリングによって覆われてしまうことがある。そこで、筒体に嵌合された測定対象案内用チューブまたはオーリングが第2の壁部側に移動することを阻止するストッパ部を、筒体及び第2の壁部の少なくとも一方に一体に設けることが好ましい。このようにすると、ストッパ部によって測定対象案内用チューブまたはオーリングが第2の壁部側に向かって移動することが制限されるので、測定対象案内用チューブの端部またはオーリングがストッパ部を超えることがない。そのため、大気圧を導入する貫通孔の端部及び溝部が測定対象案内用チューブまたはオーリングによって覆われて塞がれることを防止することができ、測定対象圧力導入室に測定対象圧力を確実に導入することが可能となる。
 圧力センサモジュールの構成によっては、測定対象案内用チューブまたはオーリングがストッパ部を超えて第2の壁部側に向かって移動してしまう場合がある。そのため、1以上の大気圧導入通路の貫通孔の端部及び1以上の溝部は、筒体から見たときにストッパ部よりも外側に位置していることが好ましい。このように構成すると、測定対象案内用チューブまたはオーリングがストッパ部を超えて第2の壁部側に向かって移動しても、貫通孔の端部及び溝部が測定対象案内用チューブまたはオーリングによって覆われて塞がれることがないので、測定対象圧力導入室に測定対象圧力をより確実に導入することが可能となる。
 溝部は、周壁部に開口していることが好ましい。溝部が周壁部に開口していれば、第2の壁部の外壁面が測定対象案内用チューブまたはオーリングにより全体的に塞がれても、大気圧を確実に導入することが可能となる。
 本発明は、上述した圧力センサモジュールが、実装用回路基板上に実装されて、実装用回路基板が絶縁樹脂材料によりモールドされた集積回路として把握することもできる。
(A)乃至(D)はそれぞれ本発明の実施の形態の圧力センサモジュールの平面図、正面図、底面図及び右側面図である。 実装用回路基板に実装され実装用回路基板と一緒に防水用の樹脂によって一部が覆われた圧力センサモジュールを図1(A)のII-II線で切断した断面図である。 オーリングを介して被測定機器の測定対象送出部に筒体を嵌合した図2の圧力センサモジュールを、図1(A)のIII-III線で切断した断面図である。 (A)は本発明の他の実施の形態の圧力センサモジュール101の平面図であり、(B)は図4(A)のV-V線断面図である。 圧力導入管を取り付けた圧力センサモジュールの一部切り欠き側面図である。
 以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例について詳細に説明する。図1(A)乃至図1(D)は、それぞれ本発明の実施の形態の圧力センサモジュール1の平面図、正面図、底面図及び右側面図である。図2は、実装用回路基板SBに実装され実装用回路基板と一緒に防水用の樹脂によって一部が覆われた本実施の形態の圧力センサモジュール1の断面図である(圧力センサモジュール1は、図1(A)のII-II線断面図として示してある)。本実施の形態の圧力センサモジュール1は、防水性能を高めるために実装用回路基板SB(図2)に実装された後に、実装用回路基板SB(図2)と一緒に防水用の絶縁樹脂IR(図2)で一部が被覆されても、圧力の測定が可能な構造を有している。圧力センサモジュール1は、センサケース3と、センサケース3の内部に設けられた感圧部としての半導体圧力センサ素子5と、筒体7と、8本の端子9と、これら端子9の何本かに接続される図示しない信号処理用のICチップとを備えている。なお図1においては、端子9を途中で切断した状態で示してある。センサケース3は、底面側に開口部を有するケース本体10を備えている。ケース本体10は、筒体7が一体に設けられた上壁部11と、一端が上壁部11の外周部と一体に設けられて上壁部11から離れる方向に延びる周壁部13と、周壁部13の他端によって囲まれた開口部に液密に嵌合された底壁部材15とから構成されている。本実施の形態では、上壁部11が第2の壁部を構成しており、底壁部材15が第1の壁部を構成している。なお、図1(C)においては、内部構造を示すために、センサケース3の底壁部材15を取り除いた状態で示している。
 上壁部11は、輪郭が略四角形形状の第1の上壁部分11aと、第1の上壁部分11aの上に一体に設けられて第1の上壁部分11aよりも輪郭形状が小さい輪郭が略四角形形状の第2の上壁部分11bと、第2の上壁部分11bの上に一体に設けられた輪郭が円形形状の第3の上壁部分11cとから構成されている。前述の筒体7は、第3の上壁部分11cの上に一体に設けられている。第3の上壁部分11c内には、筒体7の内部を通る延長通路7aと連通し、延長通路7aよりも小径の連絡通路17aと、連絡通路17aと連通し連絡通路17aよりも大径の円柱状空間17bが形成されている。そして第2の上壁部分11b及び第1の上壁部分11aには、円柱状空間17bと連通し横断面形状の輪郭が四角形状をなす角柱状空間17cが形成されており、第1の上壁部分11aには角柱状空間17cと連通し底壁部材15とほぼ全面的に対向する厚みが薄く平らな空間17dが形成されている。角柱状空間17cの一部を囲む第3の上壁部分11cの内壁面17e上には、半導体圧力センサ素子5を支持するための支持台6が接合されている。この支持台6は、半導体基板を加工して形成されている。支持台6には、円柱状空間17bと連通する貫通孔6Aが形成されている。なお本実施の形態では、連絡通路17a及び円柱状空間17bにより測定対象圧力導入室S1が構成され、角柱状空間17c及び平らな空間17dにより基準圧力室S2が構成されている。
 半導体圧力センサ素子5は、Si半導体基板をベースにして形成されており、ダイアフラム部5aとダイアフラム支持部5bとを備えている。ダイアフラム部5aには、図示しない抵抗素子からなる抵抗ブリッジ回路と抵抗素子からなる抵抗回路とが表面に形成されている。この抵抗ブリッジ回路等が形成されている表面は、防水用の絶縁樹脂IRで覆われている。なお、抵抗回路の詳細な構成は、本発明の要旨とは関係ないので説明を省略する。ダイアフラム支持部5bが、支持台6に気密に接合されている。したがって本実施の形態では、測定対象の流体が、拡散抵抗が形成されている面と接触することはない。
 周壁部13は、対向する2つの周壁部分13a及び13bと、これら周壁部分13a及び13bの対向する端部を接続する2つの周壁部分13c及び13dとを有している。4つの周壁部分13a乃至13dは、周壁部の輪郭がほぼ四角形をなすように構成されている。周壁部13には、上壁部11が位置する側と反対側の端部内に、第1乃至第3の環状段部19~23が形成されている。第1の環状段部19には、周壁部13の開口部13eを塞ぐように底壁部材15が液密に嵌合されている。底壁部材15は、圧力センサモジュール1を実装用回路基板SB(図2)に実装すると、実装用回路基板と対向する。第2の環状段部21からは、後述する大気圧導入通路の端部が開口している。第3の環状段部23には、8本の端子9の一方の端部9aが露出している。
 8本の端子9は、周壁部13にインサート成形により固定されている。8本の端子9の一方の端部9aは、センサケース3の第3の環状段部23内に露出しており、一部は図示しないボンディングワイヤにより半導体圧力センサ素子5の電極部と電気的に接続されている。本実施の形態では、8本の端子9が対向する2つの周壁部分13a及び13bから突出している。
 上壁部11にはさらに、2本の大気圧導入通路27,29が形成されている。大気圧導入通路27,29は、上壁部11を第1の壁部である底壁部材15から離れる方向に貫通する貫通孔27a,29aと、溝部27b,29bとから構成されている。貫通孔27a,29aの一端は、上壁部11の第2の上壁部分11bの外壁面に開口しており、貫通孔27a,29aの他端は、上壁部11の第1の上壁部分11aの内壁面に開口して基準圧力室S2と連通している。溝部27b,29bは、第2の上壁部分11bの外壁面に沿って延び、該外壁面及び第2の上壁部分11bの側面に開口し且つ貫通孔27a,29aの端部と連通している。本実施の形態によれば、上壁部11の第2の上壁部分11bの外壁面に開口する貫通孔27a,29aの端部に水滴が付着しても、溝部27b、29bに沿って水滴が移動できるため、水滴により大気圧導入通路が完全に塞がれる可能性が低くなる。また貫通孔27a,29aの端部にゴミが付着しても、溝部27b、29bに沿って貫通孔27a,29aに大気が導かれるため、大気圧導入通路が完全に塞がれる可能性が低くなる。なお、大気圧導入通路27、29以外からセンサケース3の内部に大気圧が導入されることがないように、センサケースは気密構造を有している。
 以上の構成により、筒体7の通路7a及び上壁部11の第3の上壁部分11cを貫通する連絡通路17a及び円柱状空間17bを通して半導体圧力センサ素子5のダイアフラム部5aの裏面側に測定対象圧力が導入される。そして大気圧導入通路27、29を通して半導体圧力センサ素子5のダイアフラム部5aの表面側に大気圧が導入され、ダイアフラム部5aは測定対象圧力の圧力量と大気圧との圧力差に応じて撓む。その結果、圧力差に応じた信号が半導体圧力センサ素子5から出力される。
 図3は、本実施の形態の圧力センサモジュール1の筒体7をオーリング33を介して被測定機器の測定対象送出部31に嵌合した状態を示すために、図1及び図2に示す圧力センサモジュール1を図1(A)のIII-III線に沿って断面にして示した断面図である。なお、図3では、理解を容易にするために、筒体7に取り付けられた測定対象送出部31及びオーリング33を断面にして示し、端子9の図示を省略している。本実施の形態では、筒体7が突出する上壁部11の第3の上壁部分11cの外面が、ストッパ部を構成している。そのためオーリング33は、上壁部11の第3の上壁部分11cに当接した状態で、被測定機器の測定対象送出部31の内壁部との間に挟持される。
 図4(A)は、本発明の他の実施の形態の圧力センサモジュール101の平面図であり、図4(B)は図4(A)のB-B線断面図である。図5は、圧力導入管131を取り付けた圧力センサモジュール101の一部切り欠き側面図である。図5においては、理解を容易にするために、圧力導入管131を断面で示している。なお図4及び図5においては、図1乃至図3に示した実施の形態と同様の部材には、図1乃至図3に付した符号に100の数を加えた数の符号を付して詳細な説明を省略する。図5に示すように本実施の形態では、筒体107に取り付けられる圧力導入管131は、弾性材料により形成されているため、圧力導入管131と筒体107との気密性が確保される。本実施の形態では、上壁部111は、輪郭が略四角形形状の第1の上壁部分111aと、第1の上壁部分111aの上に一体に設けられて第1の上壁部分111aのほぼ半分の領域に形成され筒体107の下側に位置する第2の上壁部分111bと、第2の上壁部分111bの上に一体に設けられて筒体107の基部のほぼ半分の領域に沿って延びる第3の上壁部分111cとから構成されている。本実施の形態では、第1の上壁部分111a乃至第3の上壁部分111cの全てを貫通するように大気圧導入通路127及び129の一部を構成する貫通孔127a及び129aが形成されており、溝部127b及び129bは第3の上壁部分111cに形成されている。
 そして第2の上壁部分111b及び第3の上壁部分111cの上には、筒体107に沿って延びる4つの角柱形状のストッパ部107bが一体に形成されている。そのため圧力導入管131を筒体107に取り付ける際に、圧力導入管131の先端が第3の上壁部分111c上まで到達することを抑制できる。また本実施の形態のように、大気圧導入通路127及び129を筒体107に近い位置に形成した場合において、圧力導入管131を筒体107に取り付ける際に、誤って必要以上に大きな力で圧力導入管131を押し込み、圧力導入管131の先端がストッパ部107bを越えて第3の上壁部分111cまで達して、圧力導入管131が大気圧導入通路127、129の貫通孔127a,129aの開口端部を覆うことがあっても、溝部127b、129bが存在するために、溝部127b、129bを通して大気を基準圧力室内に導入することができる。
 上記実施の形態では、大気圧と測定対象圧力との圧力差を検出する感圧部として半導体圧力センサ素子を使用しているが、半導体圧力センサ素子以外の圧力センサ素子を感圧部として用いてもよい。
 本発明によれば、大気圧導入通路を、第1の壁部から離れる方向に第2の壁部を貫通する貫通孔と、第2の壁部の外壁面に沿って延びて外壁面に開口し且つ貫通孔の端部と連通する1以上の溝部とから構成したので、大気圧導入通路の貫通孔の外壁面側の端部に水滴が付着しても、付着した水滴が第2の壁部の外壁面に形成された溝部に沿って移動することができる。そのため、大気圧導入通路の貫通孔の外壁面側についた水滴やゴミが大気圧導入通路の一部を塞いでも、基準圧力室に大気圧を確実に導入することができる。
 1 圧力センサモジュール
 3 センサケース
 5 半導体圧力センサ素子
 5a ダイアフラム部
 5b ダイアフラム支持部
 6 支持台
 6A 貫通孔
 7 筒体
 7a 延長通路
 7b ストッパ部
 9 端子
 9a 端部
 10 ケース本体
 11 上壁部
 11a 第1の上壁部分
 11b 第2の上壁部分
 11c 第3の上壁部分
 13 周壁部
 13a~13d 周壁部分
 13e 開口部
 15 底壁部材
 17a 連絡通路
 17b 円柱状空間
 17c 角柱状空間
 17d 平らな空間
 17e 内壁面
 19 第1の環状段部
 21 第2の環状段部
 23 第3の環状段部
 25 ボンディングワイヤ
 27 大気圧導入通路
 29 大気圧導入通路
 31 測定対象送出部
 33 オーリング
 S1 測定対象圧力導入室
 S2 基準圧力室

Claims (6)

  1.  大気圧が導入される基準圧力室と測定対象圧力が導入される測定対象圧力導入室とを備えたケースと、前記基準圧力室と前記測定対象圧力導入室との間に位置するように前記ケース内に配置されて前記大気圧と前記測定対象圧力との圧力差を検出する感圧部とを備えた圧力センサモジュールであって、
     前記ケースは、実装用回路基板と対向する第1の壁部と、該第1の壁部と対向する第2の壁部と、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に位置する周壁部とを備え、
     前記ケースの前記第2の壁部には、前記測定対象圧力導入室に前記測定対象圧力を導入する測定対象圧力導入通路と前記基準圧力室に前記大気圧を導入する1以上の大気圧導入通路とが形成されており、
     前記ケースは、前記1以上の大気圧導入通路以外の部分から前記基準圧力室に大気が入ることがない気密構造を有しており、
     前記大気圧導入通路は、前記第2の壁部を前記第1の壁部から離れる方向に貫通する貫通孔と、前記第2の壁部の外壁面に沿って延び、前記外壁面に開口し且つ前記貫通孔の端部と連通する1以上の溝部とを備えており、
     前記第2の壁部には、内部に前記測定対象圧力導入通路を延長する延長通路を備え且つ測定対象案内用チューブまたはオーリングが外側に嵌合される筒体が一体に設けられており、
     前記筒体及び前記第2の壁部の少なくとも一方には、前記筒体に嵌合された前記測定対象案内用チューブまたはオーリングが前記第2の壁部側に移動することを阻止するストッパ部が一体に設けられており、
     前記1以上の大気圧導入通路の前記貫通孔の端部及び前記1以上の溝部は、前記筒体から見て前記ストッパ部よりも外側に位置しており、
     前記溝部は、前記周壁部に開口していることを特徴とする圧力センサモジュール。
  2.  大気圧が導入される基準圧力室と測定対象圧力が導入される測定対象圧力導入室とを備えたケースと、前記基準圧力室と前記測定対象圧力導入室との間に位置するように前記ケース内に配置されて前記大気圧と前記測定対象圧力との圧力差を検出する感圧部とを備えた圧力センサモジュールであって、
     前記ケースは、実装用回路基板と対向する第1の壁部と、該第1の壁部と対向する第2の壁部と、前記第1の壁部と前記第2の壁部との間に位置する周壁部とを備え、
     前記ケースの前記第2の壁部には、前記測定対象圧力導入室に前記測定対象圧力を導入する測定対象圧力導入通路と前記基準圧力室に前記大気圧を導入する1以上の大気圧導入通路とが形成されており、
     前記ケースは、前記1以上の大気圧導入通路以外の部分から前記基準圧力室に大気が入ることがない気密構造を有しており、
     前記大気圧導入通路は、前記第2の壁部を前記第1の壁部から離れる方向に貫通する貫通孔と、前記第2の壁部の外壁面に沿って延び、前記外壁面に開口し且つ前記貫通孔の端部と連通する1以上の溝部とを備えていることを特徴とする圧力センサモジュール。
  3.  前記第2の壁部には、内部に前記測定対象圧力導入通路を延長する延長通路を備え且つ測定対象案内用チューブまたはオーリングが外側に嵌合される筒体が一体に設けられており、
     前記筒体及び前記第2の壁部の少なくとも一方には、前記筒体に嵌合された前記測定対象案内用チューブまたはオーリングが前記第2の壁部側に移動することを阻止するストッパ部が一体に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の圧力センサモジュール。
  4.  前記1以上の大気圧導入通路の前記貫通孔の端部及び前記1以上の溝部は、前記筒体から見て前記ストッパ部よりも外側に位置している請求項3に記載の圧力センサモジュール。
  5.  前記溝部は、前記周壁部に開口している請求項2乃至4のいずれか1項に記載の圧力センサモジュール。
  6.  請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圧力センサモジュールが、前記実装用回路基板上に実装され、前記実装用回路基板が絶縁樹脂材料によりモールドされていることを特徴とする集積回路。
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