JPH08240495A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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JPH08240495A
JPH08240495A JP4380795A JP4380795A JPH08240495A JP H08240495 A JPH08240495 A JP H08240495A JP 4380795 A JP4380795 A JP 4380795A JP 4380795 A JP4380795 A JP 4380795A JP H08240495 A JPH08240495 A JP H08240495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
housing
pressure
atmosphere
pressure sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4380795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Matsumoto
一良 松本
Shinichi Yamaguchi
真市 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH08240495A publication Critical patent/JPH08240495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ハウジング3に外側大気導入孔12と内側大気
導入孔13を設け、水や塵の浸入防止のための外側大気
導入孔12と内側大気導入孔13を隔てる仕切り板14
を設けた圧力センサ。 【効果】外側大気導入部の空間から水が浸入しても、水
が仕切り板よりも先に入ることのない大気圧基準の相対
圧型圧力センサを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体圧力センサに係
り、特に、塵,埃の浸入や、センサが被水した場合にセ
ンサ内部へ水が浸入するのを防止し、厚膜混成基板を腐
食させないための大気圧を基準とする自動車用圧力セン
サに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の圧力センサの構造は、実開平1−1
65439 号公報に示されたようにセンサ内部が密閉された
構造となっている。
【0003】真空基準の絶対圧型圧力センサに対し、大
気圧基準の相対圧型圧力センサは、圧力検出部に測定圧
力と大気圧を導入する必要があるため、絶対圧型圧力セ
ンサと同じ構造では、大気をセンサ内部に導入できない
欠点があった。
【0004】また、カバーなどに大気導入孔を設けた場
合、大気導入孔に水がつき、温度差で水をセンサ内部に
吸い込み、内部を腐食するという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、大
気導入孔が設けられておらず、相対圧型圧力センサには
適していなかった。センサの基準である大気をセンサ内
部に導入でき、かつ、大気導入部から水や塵がセンサ内
部に入り込まず、センサ内部の腐食を防止する構造の圧
力センサを供給することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ハウジングに大気導入部を設けた。ハウジングに設
けた大気導入部は、ハウジングの外側大気導入孔と内側
大気導入孔からなり、外側大気導入孔と内側大気導入孔
の間に空間を設け、センサが急冷され、センサ内部の空
気が収縮し、外側大気導入孔に付着した水や塵は、前記
空間に浸入することがあっても、内側大気導入孔には届
かず、センサ内部(厚膜混成基板)には浸入せず、ま
た、センサが激しく被水した場合には、外側大気導入孔
と内側大気導入孔の間に仕切り板を設けることで、たと
え外側大気導入孔から水が浸入しても仕切り板で水を防
ぎ、内側大気導入孔に水が付着しない構造とした。
【0007】
【作用】センサハウジングに大気導入部内を設け、大気
導入部は外側大気導入孔と内側大気導入孔と、これらの
間に空間を設け、かつ、この空間に外側大気導入孔と内
側大気導入孔を隔てる仕切り板を設けることで、センサ
内部に水や塵の浸入を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に示す圧力セン
サの断面図により説明する。
【0009】ゲージ1と厚膜混成基板2がハウジング3
に取り付けられ、カバー4をハウジング3に接着するこ
とで隔離される。
【0010】圧力センサが測定する圧力は、圧力導入管
5からガラス受け6,ゲージ1を支持するガラス台7に
設けた孔を通り、圧力検知部であるゲージ1に導かれゲ
ージ1を変形させる。
【0011】ゲージ1には、拡散抵抗でブリッジが形成
されており、変形によるブリッジのアンバランスで電気
信号を出力する。この電気信号は金線8からリードフレ
ーム9,ニッケル線10を通り厚膜混成基板2に導か
れ、増幅され、ニッケル線10を通り、センサ出力とし
ターミナル11から出力される。
【0012】また、圧力センサの基準となる大気圧は、
外側大気導入孔12から、ハウジング3内側に設けた空
間、そして、ハウジング3の内側大気導入孔13を通
り、センサ内部に導かれゲージ1に至る。
【0013】尚、ゲージ1は、ガラス台7に陽極接合さ
れ、ガラス台7は、接着剤によりガラス受け6に接着さ
れ、更に、ガラス受け6は、ハウジング3に接着剤で接
着されており圧力導入孔から導かれる測定圧力と、セン
サ基準の大気圧はゲージ1によって隔てられているた
め、大気圧と測定圧力の差圧がゲージ1の変形となるた
め、大気圧基準の圧力を測定することができる。
【0014】圧力センサが自動車に取り付けられた場
合、センサが被水することでセンサ全体が冷却され、セ
ンサ内部の空気が収縮し、センサ外部の大気をセンサ内
部に引き込む。この時、センサの大気導入孔に水が付着
していると、水をセンサ内部に引き込み、厚膜混成基板
2やニッケル線10とターミナル11の接合部を腐食さ
れる。これを防止するための構造を、図1を用い説明す
る。
【0015】ハウジング3の外側と内側に大気導入孔を
設け、その間に空間を設け、外側大気導入孔12に水が
付着し、センサが冷され、内部の空気が収縮し、外部大
気を内部に引き込む際、付着した水を吸い込んでも、吸
い込まれた水は、外側大気導入孔12と内側大気導入孔
13の間の空間に溜り、センサ内の厚膜混成基板2や前
記接合部に届かない。また、空間に溜った水は、外側大
気導入孔12よりセンサ外部に排出される。なお、外側
大気導入孔12に埃が付着した場合も、水と同様に浸入
を防止できる。
【0016】ところが、センサが著しく激しい疲水を受
け、外側大気導入孔12から内側大気導入孔13へ水が
届き、内側大気導入孔13に付着した場合、センサ内部
へ水を吸い込む。そこで、空間に仕切り板14を設け、
センサが著しく激しい疲水を受けても、内側大気導入孔
13には、水が付着しない構造とした。
【0017】また、図2は、センサに雪などが付着し、
凍結したり、水を含む塵,埃が付着乾燥し、外側大気導
入孔12を塞ぎセンサを密閉した場合、大気を導入でき
なくなる。この時、ハウジング3のコネクタ15内部に
設けた大気導入孔16を通し、大気導入を図る構造であ
る。但し、自動車に取り付けられるセンサは、コネクタ
15が、防水タイプであり、大気は相手側コネクタのリ
ード線を通し導入されるため、応答性が遅くなり、頻繁
に圧力を測定するシステムには適さないが、診断などの
用に時間を置いて数度の圧力測定を行い、それら圧力の
チェックの値を比較検討する様な場合には、大気導入孔
の塞ぎによる誤測定を防止することができる。
【0018】
【発明の効果】ハウジングに外側大気導入孔と内側大気
導入孔を設け、これら大気導入孔の間に空間を設け、か
つ、この空間に二つの大気導入孔を隔てる仕切り板を設
けることにより、水や埃がセンサ内部に浸入しない、自
動車用大気圧基準の相対圧型圧力センサを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧力センサの断面図。
【図2】本発明の一実施例の圧力センサの断面図。
【符号の説明】
1…ゲージ、2…厚膜混成基板、3…ハウジング、4…
カバー、5…圧力導入管、6…ガラス受け、7…ガラス
台、8…金線、9…リードフレーム、10…ニッケル
線、11…ターミナル、12…外側大気導入孔、13…
内側大気導入孔、14…仕切り板、15…コネクタ、1
6…大気導入孔、17…シールドケース、18…キャッ
プ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大気圧を基準とした相対圧型圧力センサに
    於いて、圧力を電気信号に変換する半導体歪ゲージと,
    前記半導体ゲージの出力を増幅する厚膜混成基板を、樹
    脂モールドハウジングに内臓する圧力センサの構造で、
    前記ハウジングにセンサの基準圧となる大気圧を、前記
    ゲージに大気を導入する大気導入部を前記ハウジングに
    設けることを特徴とする半導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】樹脂モールドのハウジングに、センサの基
    準圧となる大気圧導入部を設けた相対圧型圧力センサに
    於いて、前記ハウジングの外側と前記ハウジングの内側
    部に大気導入孔を、また、前記大気導入孔の間に、空間
    を設け、前記センサが急冷された場合、前記ハウジング
    外側の前記大気導入孔の周辺、もしくは、入り口に付着
    している水,塵などを前記センサの厚膜混成基板上に浸
    入させないことを特徴とする半導体圧力センサ。
  3. 【請求項3】相対圧型圧力センサに於いて、ハウジング
    に設けた大気導入部のハウジング外側の大気導入孔と内
    側の大気導入孔の間に設けた空間に、仕切りを設け、セ
    ンサが被水した場合、水滴が前記ハウジングの内側に設
    けた前記大気導入孔に付着することを防止することを特
    徴とする半導体圧力センサ。
JP4380795A 1995-03-03 1995-03-03 半導体圧力センサ Pending JPH08240495A (ja)

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JP4380795A JPH08240495A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 半導体圧力センサ

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JP4380795A JPH08240495A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 半導体圧力センサ

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JPH08240495A true JPH08240495A (ja) 1996-09-17

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ID=12674025

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JP4380795A Pending JPH08240495A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 半導体圧力センサ

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JP (1) JPH08240495A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8869623B2 (en) 2010-12-13 2014-10-28 Panasonic Corporation Pressure sensor mounting structure
KR20140127823A (ko) * 2012-02-16 2014-11-04 호쿠리쿠 덴키 고교 가부시키가이샤 압력 센서 모듈

Cited By (2)

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US8869623B2 (en) 2010-12-13 2014-10-28 Panasonic Corporation Pressure sensor mounting structure
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